JPH0841037A - シアノイソオキサゾール、その合成方法、これを含有する除草剤、およびこれを使用する望ましくない植物の防除方法 - Google Patents

シアノイソオキサゾール、その合成方法、これを含有する除草剤、およびこれを使用する望ましくない植物の防除方法

Info

Publication number
JPH0841037A
JPH0841037A JP7038638A JP3863895A JPH0841037A JP H0841037 A JPH0841037 A JP H0841037A JP 7038638 A JP7038638 A JP 7038638A JP 3863895 A JP3863895 A JP 3863895A JP H0841037 A JPH0841037 A JP H0841037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
formula
halogen
alkoxy
alkylthio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7038638A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Muenster
ペーター、ミュンスター
Klaus Ditrich
クラウス、ディトリッヒ
Gerhard Hamprecht
ゲールハルト、ハムプレヒト
Matthias Gerber
マティアス、ゲルバー
Karl-Otto Westphalen
カール−オットー、ヴェストファレン
Helmut Dr Walter
ヘルムート、ヴァルター
Rudolf Dr Karl
ルドルフ、カール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH0841037A publication Critical patent/JPH0841037A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D261/00Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
    • C07D261/02Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D261/06Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D261/10Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D261/18Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/80Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,2

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた除草効果を有すると共に、ことに文献
に開示された遊離カルボン酸に親脂性の化合物に比べて
優れた生物学的特性を有する化合物を提供すること。 【構成】 一般式IaおよびIb 【化1】 で示され、式中R1 が水素、アルキル、シクロアルキ
ル、フェニルを、R2 が水素、アルキル、シクロアルキ
ルを、R3 がアルコキシ、アルキル、シクロアルキル、
シクロアルケニル、アルケニル、アルキニル、フェニル
を意味し、このR1−R3 がそれぞれ有機基により置換
されてもよいシアノイソオキサゾール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は式IaまたはIb
【0002】
【化11】 で示されるシアノイソオキサゾールに関する。
【0003】更に本発明は、有効物質として式Iaおよ
び/または式Ibの化合物を含有する除草剤、およびこ
れらの物質の製造方法に関する。
【0004】
【従来技術】除草効果を有するイソオキサゾールカルボ
ン酸アミドは、例えばヨーロッパ特許出願公開第337
263号、同第418667号、同第503410号各
公報により公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】優れた除草効果を有す
ると共に、ことに上記引用文献に開示された遊離カルボ
ン酸に親脂性の化合物に比べて優れた生物学的特性を有
する化合物を合成することを本発明の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による上記課題
は、一般式IaおよびIb
【0007】
【化12】 で示され、式中R1 が水素、5個までのハロゲン原子お
よび/または1個のシアノ基および/または2個までの
1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロゲンアルコキ
シ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロゲンアル
キルチオ、C3 −C6 シクロアルキルを有してもよく、
これらが更に3個までのハロゲンまたはC1 −C4 アル
キル基に置換されてもよいC1 −C6 アルキル、または
3個までのシアノ、ハロゲン、ニトロ、C1 −C6 アル
キル、C1 −C6 ハロゲンアルキル、C1 −C6 アルコ
キシ、C1 −C6 ハロゲンアルコキシ、C1 −C6 アル
キルチオ、C1 −C6 ハロゲンアルキルチオを有しても
よいフェニルを有してもよいC1 −C6 アルキル、3個
までのC1 −C4 アルキルおよび/またはハロゲンによ
り置換されてもよいC3 −C8 シクロアルキル、または
3個までのシアノ、ニトロ、ハロゲン、C1 −C6 アル
キル、C1 −C6 ハロゲンアルキル、C1 −C6 アルコ
キシ、C1 −C6 ハロゲンアルコキシ、C1 −C6 アル
キルチオ、C1 −C6 ハロゲンアルキルチオを有しても
よいフェニルを示し、R2 が水素(ことに好ましい)、
3個までのヒドロキシ、ハロゲン、C1 −C4 アルコキ
シおよび/またはC1−C4 アルキルチオを有してもよ
いC1 −C6 アルキル、または1−3個のハロゲン、C
1 −C4 アルキルおよび/またはC1 −C4 ハロゲンア
ルキルにより置換されてもよいC3 −C8 シクロアルキ
ルを示し、R3 がC1 −C4 アルコキシ基、3個までの
ハロゲン、シアノ、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4
ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1
4 ハロゲンアルキルチオ、C3 −C8 シクロアルキル
またはフェニルを有し、このフェニル環が3個までのハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、C1 −C4 アルキル、C1
4 ハロゲンアルキル、C1−C4 アルコキシ、C1
4 ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオおよ
び/またはC1 −C4 ハロゲンアルキルチオを有しても
よいC1 −C6 アルキル基、3個までのハロゲンまたは
1 −C4 アルキルにより置換されてもよいC3 −C6
シクロアルケニル基、3個までのハロゲン、ニトロ、シ
アノ、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロゲンアルキ
ル、C1 −C4 アルコキシおよび/またはC1 −C4
ロゲンアルコキシを有してもよいC3 −C8 シクロアル
キル基、それぞれ3個までのハロゲンにより、および/
または1個のフェニルにより置換されてもよく、このフ
ェニル基が3個までのC1 −C4 アルキル、C1 −C4
ハロゲンアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4
ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1
4 ハロゲンアルキルチオ、ハロゲン、シアノまたはニ
トロを有してもよいC3 −C6 アルケニルまたはC3
6 アルキニル、または3個までのシアノ、ニトロ、ハ
ロゲン、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロゲンアル
キル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロゲンアル
コキシ、C1 −C6 アルキルチオおよび/またはC1
6 ハロゲンアルキルチオを有してもよいフェニルを示
すことを特徴とする、シアノイソオキサゾールにより解
決されることが本発明者等により見いだされた。
【0008】本発明による式IaおよびIbのカルボン
酸アミドは以下の2つの方法により製造される。方法11 、R2 、R3 が上述の意味を有する場合の、本発明
のイソオキサゾールカルボン酸アミドIaの合成方法に
よると、式IIのイソオキサゾールカルボン酸を、それ
自体公知の方法でカルボン酸ハロゲン化物X、または他
の活性形態のカルボン酸に転換し(A)、次いでアンモ
ニアを使用して、これをアミドIIIに転換する(B)
が、これを脱水剤との反応により、式Iaのニトリルに
転換することもできる(C)。
【0009】
【化13】 この方法に必要とされるイソオキサゾールカルボン酸は
公知である。
【0010】活性形態のカルボン酸には、ことに塩化
物、臭化物などのハロゲン化物の他に、例えばイミダゾ
ライドが挙げられる。一般的には上記ハロゲン化物が好
ましい。
【0011】ハロゲン化物は、カルボン酸IIをハロゲ
ン化剤、例えば塩化チオニル、臭化チオニルウ、ホスゲ
ン、オキシ塩化燐、オキシ臭化燐、三塩化燐、四塩化
燐、四臭化燐、ならびに元素としての、塩素および臭素
と反応させることにより得られる。
【0012】上記ハロゲン化剤は、1−5モル当量、好
ましくは1−4当量使用される。
【0013】反応は、20℃−ハロゲン化物の沸点で進
行し、不活性有機溶剤の存在下に反応を行う場合には沸
点において進行する。
【0014】溶剤としては、例えば炭化水素およびハロ
ゲン炭化水素、例えはベンゼン、トルエン、ジクロロメ
タンが好適である。
【0015】活性カルボン酸誘導体は一般的方法で、例
えばハロゲン化剤の分留により単離され、溶剤が存在す
る場合には、アンモニアと反応させることにより単離さ
れる。
【0016】このような場合、−20−50℃、好まし
くは0−30℃の温度で、不活性中性極性溶媒中でアミ
ド化を遂行する。
【0017】上記反応に使用される溶媒としては、こと
にジクロロメタンなどのハロゲン炭化水素類、およびジ
エチルエーテルおよびtert−ブチルメチルエーテル
などのエーテル類が好適である。
【0018】酸ハロゲン化物のアミド化に際して、ハロ
ゲン化水素が形成されるが、この時出発原料に対して過
剰量の、例えば2−5等量、好ましくは2−3モル当量
のアンモニアを添加するとよい。
【0019】第二反応工程で使用される脱水剤として
は、他の文献公知の試薬のうち、PCl3 、PCl5
POCl3 、SOCl2 、P25 、無水酢酸、トリフ
ルオロ酢酸無水物が適している。反応は希釈せずに、ま
たは溶媒中で行われる。好ましい溶媒には、エーテル
類、例えばジエチルエーテル、tert−ブチルメチル
エーテル、テトラヒドロフランまたはジオキサン、ハロ
ゲン化炭化水素、例えばことにメチレンクロライドまた
は1,2−ジクロロエタン、脂肪族または芳香族炭化水
素またはジメチルホルムアミドがある。
【0020】反応は−20℃から反応溶液の沸点の温度
範囲において遂行される。脱水剤は、ジアミドに対して
当モル量または過剰量で使用される。
【0021】本発明の化合物Ibは、上記と完全に同様
の方法で、以下の反応式により得られる。
【0022】
【化14】 方法2a 化合物Ibの更なる合成方法によると、式VIのイソオ
キサゾール−4,5−ジカルボン酸エステルを公知方法
によりモノエステルVIIにケン化し、これを活性化し
た後、反応させてアミドVIIIと成し、次いで更なる
加水分解工程の後、酸IXをジアミドに転換し、これを
更にニトリルIbに転換する。
【0023】
【化15】
【0024】反応工程B、C、Gは上述の方法1におい
て記載したと同様の条件下で遂行される。反応Eも、方
法1において記載した条件と同様の条件に従い行うこと
ができるが、この場合は活性化剤を脱水剤と同時に使用
することが可能な場合には、その比率を0.95−1.
2モル当量として使用するのが好ましい。
【0025】反応工程Aは、通常ジカルボン酸ジアルキ
ルエステルVIを0−80℃、好ましくは0−40℃の
温度において、メタノールまたはエタノールなどの有機
溶媒中、例えばNaOH、KOH、Ca(OH)2 など
のアルカリ水酸化物またはアルカリ土類水酸化物の強塩
基で処理することにより実施される。この際、一般的に
約1当量(例えば0.8−1.05当量)の塩基が水溶
液中、使用される。反応後、これを冷却し、強酸、例え
ば塩酸または硫酸などの鉱酸により酸化する。対応する
カルボン酸VIIを慣用の技術および方法、例えば吸引
または有機溶剤の使用による抽出により単離する。
【0026】第二のエステル加水分解(反応工程D)は
同様の方法で行われ、5倍まで過剰の塩基を使用すると
有利である。
【0027】カルボン酸アミドXはカルボン酸ハロゲン
化物から(反応工程F)アミンXIVとの反応により得
られる。ここで、目的により、カルボン酸ハロゲン化物
を不活性溶剤、例えばジクロロエタン、またはエーテ
ル、例えばジエチルエーテルまたはメチル−tert−
ブチルエーテル中で、好ましくは同様の有機溶剤に溶解
してアミンXIVとの反応が実施される。この際、得ら
れるハロゲン化水素を結合するために、目的に応じて2
−5倍モルの量の、好ましくは2−3モル倍の量のアミ
ンを使用する。また、助剤、例えばトリエチルアミンな
どの第三アミンの存在下に処理することも可能である。
この場合、1−1.5モル当量のアミンVIXで十分で
ある。反応温度は0−50℃、好ましくは0−20℃の
範囲とされる。反応は一般的に1−12時間後に終了す
る。反応混合物は、通常の方法、例えば水による加水分
解または有機溶剤を使用してのジアミドVの抽出およ
び、有機溶剤による濃縮により処理される。ジアミドV
を、例えば際結晶、クロマトグラフィーに付し、精製す
る。
【0028】方法2b 化合物Ibの他の合成法において、式IXのアミドを1
0倍までのモル量の過剰の塩化チオニルを使用し、不活
性有機溶剤、例えばトルエンまたは塩化チオニル中で処
理する。反応は0℃−混合物の沸点までの温度において
遂行される。次いで、この様に得られた酸塩化物XVを
上述(F)のようにアミンXIVと反応させ、生成物I
bを得る。
【0029】
【化16】
【0030】本発明における除草効果、および同時に良
好な生物学的反応、例えば土壌中における分解の可能性
を考慮すると、化合物IaおよびIbにおける置換基は
例えば以下の意味を有する。すなわち、R1 は水素、ま
たは非分岐状または分岐状のC1 −C6 アルキル、例え
ばメチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチ
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1
−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−
メチルブチル、3−メチルブチル、1,1−ジメチルプ
ロピル、1、2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチル
プロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1−メチル
ペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、
4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2
−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−
ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジ
メチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、
1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメ
チルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−
エチル−2−メチルプロピル、ことにメチル、エチル、
プロピル、1−メチルエチルおよび1,1−ジメチルエ
チルを示し、これらは5個までのハロゲン原子、例えば
弗素、塩素、臭素、沃素、ことに弗素および塩素、およ
び/または1個のシアノ基、および/または2個までの
以下の基を有してもよい、すなわちC1 −C4 アルコキ
シ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、1−メチ
ルエトキシ、ブトキシ、1−メチルプロポキシ、2−メ
チルプロポキシ、および1,1−ジメチルエトキシ、こ
とにメトキシ、エトキシ、1−メチルエトキシおよび
1,1−ジメチルエトキシ、部分的にまたは完全にハロ
ゲン化されたC1 −C4 アルコキシ、例えばジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロジフルオロメ
トキシ、ジクロロフルオロメトキシ、1−フルオロエト
キシ、2−フルオロエトキシ、2,2−ジフルオロエト
キシ、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2,
2,2−トリフルオロエトキシ、2−クロロ−1,1,
2−トリフルオロエトキシおよびペンタフルオロエトキ
シ、ことにトリフルオロメトキシおよびペンタフルオロ
エトキシ、C1 −C4 アルキルチオ、例えばメチルチ
オ、エチルチオ、プロピルチオ、1−メチルエチルチ
オ、n−ブチルチオ、1−メチルプロピルチオ、2−メ
チルプロピルチオおよび1,1−ジメチルエチルチオ、
ことにメチルチオおよびエチルチオ、部分的にまたは完
全にハロゲン化されたC1 −C4 アルキルチオ、例えば
ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルウチオ、ク
ロロジフルオロメチルチオ、1−フルオロエチルチオ、
2−フルオロエチルチオ、2,2−ジフルオロエチルチ
オ、2,2,2−トリフルオロエチルチオ、2−クロロ
−2,2−ジフルオロエチルチオ、2,2−ジクロロ−
2−フルオロエチルチオ、2,2,2−トリクロロエチ
ルチオおよびペンタフルオロエチルチオ、ことにトリフ
ルオロメチルチオおよびペンタフルオロエチルチオ、C
3 −C8 シクロアルキル基、例えばシクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチルおよびシクロオクチル、ことにシクロプロピ
ル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル(これらの環
状基は更に3個までの、例えば上述のC1 −C4 アルキ
ル、ことにメチル、エチル、またはハロゲン、例えば弗
素、塩素、臭素、沃素、ことに弗素、塩素により置換さ
れてもよい)を意味し、または3個までの以下の基、す
なわちシアノ、ニトロ、ハロゲン、例えば弗素、塩素、
臭素、および沃素、ことに弗素および、塩素、上述のよ
うなC1 −C6 アルキル、ことにメチル、エチル、1−
メチルエチル、上述のような、部分的にまたは完全にハ
ロゲン化されたC1 −C4 アルキル、ことにトリフルオ
ロメチル、トリクロロメトキシおよびクロロジフルオロ
メチル、上述のようなC1 −C6 アルコキシ、ことにト
リフルオロメトキシ、トリクロロメトキシおよびペンタ
フルオロエトキシ、上述のようなC1 −C4 アルキルチ
オ、ことにメチルチオおよびエチルチオおよび/または
上述のような部分的にまたは完全にハロゲン化されたC
1−C6 アルキルチオ、ことにジフルオロメチルチオ、
トリフルオロメチルチオおよびペンタフルオロメチルチ
オを有してもよいフェニル。
【0031】更に、R1 はC3 −C8 シクロアルキル
基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオ
クチル、ことにシクロプロピル、シクロペンチルおよび
シクロヘキシルを示し、この際上記環状基は3個までの
上述のようなC1 −C4 アルキル、ことにメチル、エチ
ル、またはハロゲン、例えば弗素、塩素、臭素、沃素、
ことに弗素、塩素に置換されてもよいか、あるいはR1
は3個までの以下の置換基、すなわち、シアノ、ニト
ロ、ハロゲン、例え弗素、塩素、臭素、沃素、ことに弗
素、塩素、上述のようなC1 −C6 アルキル、ことにメ
チル、エチルおよび1−メチルエチル、上述のような部
分的にまたは完全にハロゲン化されたC1 −C6 アルキ
ル、ことにトリフルオロメチル、クロロジフルオロメチ
ル、上述のようなC1 −C6 アルコキシ、ことにメトキ
シ、エトキシ、上述のような、部分的にまたは完全にハ
ロゲン化されたC1 −C6 アルコキシ、ことにトリフル
オロメトキシ、トリクロロメトキシおよびペンタフルオ
ロエトキシ、上述のようなC1 −C4 アルキルチオ、こ
とにメチルチオおよびエチルチオ、および/または上述
のような、部分的にまたは完全にハロゲン化されたC1
−C6 アルキルチオ、ことにジフルオロメチルチオ、ト
リフルオロメチルチオ、およびペンタフルオロメチルチ
オを有してもよいフェニルを示す。
【0032】R2 は水素、C1 −C6 アルキル、好まし
くはC1 −C4 アルキル、例えばメチル、エチル、te
rt−ブチルを示し、これらは3個までの以下の置換基
を有してもよい、すなわちヒドロキシ、ハロゲン、例え
ば弗素、塩素、臭素、C1 −C4 アルコキシ、例えばメ
トキシ、tert−ブトキシ、C1 −C4 アルキルチ
オ、例えばメチルチオおよびtert−ブチルチオ、あ
るいはC3 −C8 シクロアルキル、好ましくはC5 −C
6 シクロアルキル、例えばシクロペンチルおよびシクロ
ヘキシルを示し、これらは3個までのハロゲン、例えば
弗素、塩素、臭素、C1 −C4 アルキル、例えばメチ
ル、tert−ブチル、部分的にまたは完全にハロゲン
化されたC1 −C4 アルキル、例えばフルオロメチル、
トリフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ペンタ
フルオロエチルおよび2−クロロ−1,1,2−トリフ
ルオロエチルにより置換されてもよい。
【0033】R3 は上述のようなC1 −C4 アルコキ
シ、ことにメトキシ、エトキシおよびイソプロポキシ、
または分岐または非分岐のC1 −C6 アルキル、好まし
くはC3 −C4 アルキル、イソプロピルおよびtert
−ブチルを示し、これらは3個までのハロゲン、例えば
弗素、塩素、臭素、シアノ、C1 −C4 アルコキシ、例
えばメトキシ、tert−ブトキシ、部分的にまたは完
全にハロゲン化されたC1 −C4 アルコキシ、例えばフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、トリクロロメ
トキシ、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエトキ
シおよびペンタフルオロエトキシ、C1−C4 アルキル
チオ、例えばメチルチオ、tert−ブチルチオ、C1
−C4 ハロゲンアルキルチオ、例えばフルオロメチルチ
オ、トリクロロメチルチオ、2−クロロ−1,1,2−
トリフルオロエチルチオおよびペンタフルオロエチルチ
オ、C3 −C8 シクロアルキル、ことにC3 −C6 シク
ロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロペンチルお
よびシクロヘキシル、または3個までの以下の置換基、
すなわちハロゲン、例えば弗素、、塩素、臭素、シア
ノ、ニトロ、C1 −C4 アルキル、例えばメチル、te
rt−ブチル、C1 −C4 ハロゲンアルキル、例えばフ
ルオロメチル、トリクロロメチル、2−クロロ−1,
1,2−トリフルオロエチルおよびペンタフルオロエチ
ル、C1 −C4 アルコキシ、例えばメトキシおよびte
rt−ブトキシ、部分的にまたは完全にハロゲン化され
たC1 −C4 アルコキシ、例えばトリフルオロメトキ
シ、トリクロロメトキシ、2−クロロ−1,1,2−ト
リフルオロエトキシおよびペンタフルオロエトキシ、C
1 −C4 アルキルチオ、例えばメチルチオ、およびte
rt−ブチルチオ、またはC1 −C4 ハロゲンアルキル
チオ、例えばトリフルオロエメチルチオ、トリクロロメ
チルチオ、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエチ
ルチオおよびペンタフルオロエチルチオを有してもよい
フェニルを示し、更にR3 はC3 −C8 シクロアルキ
ル、好ましくはC3 −C6 シクロアルキル、ことにシク
ロプロピル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを示
し、これらはそれぞれ3個までのハロゲン、例えば弗
素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、C1 −C6 アルキ
ル、好ましくはC1 −C4 アルキル、例えばメチル、t
ert−ブチル、部分的にまたは完全にハロゲン化され
たC1 −C6 アルキル、好ましくはC1 −C4 ハロゲン
アルキル、例えばトリフルオロメチル、トリクロロメチ
ル、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエチル、ペ
ンタフルオロエチル、C1−C4 アルコキシ、例えば、
メトキシ、tert−ブトキシ、または部分的にまたは
完全ハロゲン化されたC1 −C4 アルコキシ、例えばト
リフルオロエメトキシ、トリクロロメトキシ、2−クロ
ロ−1,1,2−トリフルオロエトキシおよびペンタフ
ルオロエトキシを有してよく、更にC3 −C6 シクロア
ルケニル基、好ましくはC5 −C6 シクロアルケニル基
を示し、これらは3個までのハロゲン、例えば弗素、塩
素、臭素、沃素、ことに弗素、塩素、またはC1 −C4
アルキル、例えばメチル、エチル、tert−ブチルに
より置換されてもよく、更にR3 は、C3 −C6 アルケ
ニルまたはC3 −C6 アルキニル、好ましくはC3 −C
4 アルケニル、例えば2−プロペニル、2−ブテニル、
2−プロピニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、
および3−ブチニルを示し、これらはそれぞれ3個まで
のハロゲン、例えば弗素、塩素、臭素および/または1
個のフェニルにより置換されてもよく、フェニル基は3
個までの、ハロゲン、ことに弗素、塩素、シアノ、ニト
ロ、C1 −C4 アルキル、例えばメチル、tert−ブ
チル、部分的にまたは完全にハロゲン化されたC1 −C
4 アルキル、例えばフルオロメチル、トリフルオロメチ
ル、トリクロロメチル、2−クロロ−1,1,2−トリ
フルオロエチルおよびペンタフルオロエチル、C1 −C
4 アルコキシ、例えばメトキシ、tert−ブトキシ、
1 −C4 ハロゲンアルコキシ、例えばフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、2−
クロロ−1,1,2−トリフルオロエトキシおよびペン
タフルオロエトキシ、C1 −C4 アルキルチオ、例えば
メチルチオ、tertブチルチオ、部分的にまたは完全
にハロゲン化されたC1 −C4 アルキルチオ、例えばフ
ルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、トリクロ
ロメチルチオ、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロ
エチルチオおよびペンタフルオロエチルチオを有しても
よく、更に、3個までのシアノ、ニトロ、ハロゲン、例
えば弗素、塩素、臭素、沃素、ことに弗素、塩素、上述
のようなC1 −C6 アルキル、ことにメチル、エチル、
1−メチルエチル、上述のような、部分的にまたは完全
にハロゲン化されたC1 −C6 アルキル、ことにトリフ
ルオロメチルおよびクロロジフルオロメチル、上述のよ
うなC1 −C6 アルコキシ、ことにメトキシおよびエト
キシ、上述のような部分的にまたは完全にハロゲン化さ
れたC1 −C6 アルコキシ、ことにトリフルオロメトキ
シ、トリクロロメトキシおよびペンタフルオロエトキ
シ、上述のようなC1 −C4 アルキルチオ、ことにメチ
ルチオ、エチルチオおよび/または部分的にまたは完全
にハロゲン化されてもよいC1 −C6 アルキルチオ、こ
とにジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオお
よびペンタフルオロエチルチオを有してもよいフェニル
を示す。
【0034】化合物IaまたはIb、これを含有する薬
剤は、栽培植物に害を与えることなく、除草剤として小
麦、稲、とうもろこし、大豆、綿花などの栽培植物にお
ける雑草および有害な草を非常に良好に防除する。
【0035】本発明の化合物Ia、Ib、またはこれを
含有する除草剤は、例えば直接的に噴霧可能な溶液、粉
末、懸濁液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液
または分散液、エマルジョン、油性分散液、ペースト、
ダスト剤、散布剤または顆粒の形で噴霧、ミスト法、ダ
スト法、散布法または注入法によって適用することがで
きる。適用形式は、完全に使用目的に基づいて決定され
る。いずれの場合にも、本発明の有効物質の可能な限り
の微細分が保証されるべきである。
【0036】直接噴霧可能の溶液、乳濁液、ペーストま
たは油分散液を製造するために、一般的には化合物Ia
またはIbが好ましく使用される。不活性添加剤として
は、中位乃至高位の沸点の鉱油留分、例えば燈油または
ディーゼル油、更にコールタール油等、並びに植物性ま
たは動物性産出源の油、脂肪族、環状および芳香族炭化
水素、例えばパラフィン、テトラヒドロナフタリン、ア
ルキル置換ナフタリンまたはその誘導体、アルキル置換
ベンゼンまたはその誘導体、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シク
ロヘキサノン、強極性溶剤、例えばN−メチルピロリド
ン、水が使用される。
【0037】水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト、ま
たは湿潤可能の粉末、水分散可能の粉末より水を添加し
て製造することができる。乳濁液、ペーストまたは油分
散液を製造するためには、物質をそのまま、または油ま
たは溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着剤、分散剤または
乳化剤により水中に均質に溶解することができる。しか
も有効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤、お
よび場合により溶剤または油よりなる濃縮物を製造する
こともでき、これは水にて希釈するのに適する。
【0038】表面活性物質としては次のものが挙げられ
る:芳香族スルフォン酸、たとえばリグニンスルフォン
酸、フェノールスルフォン酸、ナフタリンスルフォン
酸、ジブチルナフタリンスルフォン酸の各アルカリ塩、
アルカリ土類塩、アンモニウム塩、並びに脂肪酸、アル
キルスルフォネート、アルキルアリールスルフォネー
ト、アルキルスルフェート、ラウリルエーテルスルフェ
ート、脂肪アルコールスルフェートのアルカリ塩、アル
カリ土類塩、アンモニウム塩、並びに硫酸化ヘキサデカ
ノール、ヘプタデカノールおよびオクタデカノールの
塩、並びに脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、ス
ルフォン化ナフタリンおよびナフタリン誘導体とフォル
ムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフタリ
ンスルフォン酸とフェノールおよびフォルムアルデヒド
との縮合生成物、ポリオキシエチレン−オクチルフェノ
ールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、
オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェ
ノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポ
リグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテル
アルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコー
ルエチレンオキサイド−縮合物、エトキシル化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、またはポリ
オキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコール
エーテルアセテート、ソルビットエステル、リグニン−
亜硫酸廃液およびメチルセルロース。
【0039】粉末、散布剤および振りかけ剤は有効物質
と固状担体物質とを混合または一緒に磨砕することによ
り製造することができる。
【0040】粒状体例えば被覆−、含浸−および均質粒
状体は、有効物質を固状担体物質に結合することにより
製造することができる。固状担体物質は例えば鉱物土、
例えばシリカゲル、珪酸、珪酸ゲル、珪酸塩、滑石、カ
オリン、石灰石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘
土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグ
ネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成樹脂、肥料、例
えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモ
ニウム、尿素および植物性生成物、例えば穀物粉、樹
皮、木材およびクルミ穀粉、繊維素粉末および他の固状
担体物質である。使用形は有効物質を通常0.01乃至
95重量%、ことに0.5乃至90重量%含有する。こ
の際有効物質は純度90〜100%、ことに95〜10
0%(NMRスペクトルによる)で使用される。
【0041】本発明における化合物Iの製剤例は以下の
通りである。
【0042】I.20重量部の化合物No.2.009
を、アルキル化ベンゼン80重量部、エチレンオキサイ
ド8乃至10モルをオレイン酸−N−モノエタノールア
ミド1モルに付加した付加生成物10重量部、ドデシル
ベンゼンスルフォン酸のカルシウム塩5重量部およびエ
チレンオキサイド40モルをヒマシ油1モルに付加した
付加生成物5重量部よりなる混合物中に溶解する。この
溶液を水100000重量部に注入しかつ細分布するこ
とにより有効物質0.02重量%を含有する水分散液が
得られる。
【0043】II.20重量部の化合物No.2.00
9を、シクロヘキサノン40重量部、イソブタノール3
0重量部、エチレンオキサイド7モルをイソオクチルフ
ェノール1モルに付加した付加生成物20重量部、エチ
レンオキサイド40モルをヒマシ油1モルに付加した付
加生成物10重量部よりなる混合物中に溶解する。この
溶液を水100000重量部に注入し、細分散すること
により有効成分0.02重量%を含有する水分散液が得
られる。
【0044】III.20重量部の化合物No.2.0
09を、シクロヘキサノン25重量部、沸点210乃至
280℃の鉱油留分65重量部およびエチレンオキサイ
ド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物10
重量部よりなる混合物中に溶解する。この溶液を水10
0000重量部に注入し、細分散することにより有効物
質0.02重量%を含有する水分散液が得られる。
【0045】IV.20重量部の化合物N0.2.00
9を、ジイソブチル−ナフタリン−α−スルフォン酸の
ナトリウム塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンス
ルフォン酸のナトリウム塩17重量部および粉末状珪酸
ゲル60重量部と充分に混和し、かつハンマーミル中に
おいて磨砕する。この混合物を水20000重量部に細
分布することにより有効物質0.1重量%を含有する噴
霧液が得られる。
【0046】V.3重量部の化合物No.2.009を
細粒状カオリン97重量部と混和する。かくして有効物
質3重量%を含有するダスト剤が得られる。
【0047】VI.20重量部の化合物No.2.00
9を、ドデシルベンゼンスルフォン酸のカルシウム塩2
重量部、脂肪アルコールポリグリコールエーテル8重量
部、フェノール−尿素−フォルムアルデヒド−縮合物の
ナトリウム塩2重量部およびパラフィン系鉱油68重量
部と密に混和する。安定な油状分散液が得られる。
【0048】除草剤またはその有効物質は事前法または
事後法により施用される。有効物質がある種の栽培植物
にうまく適合しない場合は、下部に成長している雑草ま
たは露出している土壌には付着しても、敏感な栽培植物
の葉にできるだけ影響を与えないように、噴霧装置によ
り除草剤を噴霧するとができる(後直接撒布、レイーバ
イ)。
【0049】有効物質の使用量は施与目的、季節、目的
の植物および成長段階に応じて、ヘクタールあたりの有
効物質(a.S)0.001−3.0kg、好ましくは
0.01−2.0kgである。
【0050】施用法の多様性を考慮して、本発明の化合
物Iおよびこれを含有する薬剤を、栽培植物における望
ましくない植物を防除するという更なる目的に使用する
ことができ、例えば以下の栽培植物に使用される。
【0051】タマネギ(Allium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officina
lis) フダンソウ(Beta vulgaris spp.a
ltissima) サトウジシヤ(Beta vulgaris spp.
rapa) アブラナ(変種カブラ)(Brassica napu
s var.napus) カブカンラン(変種ナポプラシーカ)(Brassic
a napus var.napobrassica) テンサイ(変種シルベストリス)(Brassica
rapa var.silvestris) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctoriu
s) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illin
oinensis) レモン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒー〔Coffea arabica(Coffe
a canephora,Coffea liberi
ca)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(Cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤシ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉〔Gossypium hirsutum(Gos
sypium arboreum、Gossypium
herbaceum、Gossypiumvitif
olium)〕 ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopers
icum) リンゴ属(Malus spp.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativ
a) バシヨウ属(Musa spp.) タバコ〔Nicotiana tabacum(N.r
ustica)〕 オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgari
s) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spp.) シロエンドウ(Pisum sativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus Persica) ナシ(Pyrus communis) スグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinar
um) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ〔Sorghum bicolor(s.vu
lgare)〕 カカオ(Theobroma cacao) ムラサキツメクサ(Trifolium praten
se) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカム、ドラム(Triticum duru
m) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)
【0052】有効作用範囲を拡張し、相乗効果を達成す
るために、シアノイソオキサゾールIaまたはIbは、
多様な他の除草剤ないし生長抑制有効物質と混合され、
同時に施与される。その混合対称物質としては、例えば
ジアジン、4H−3,1−ベンズオキサジン誘導体、ベ
ンゾチアジアジノン、2,6−ジニトロアニリン、N−
フェニルカルバメート、チオカルバメート、ハロゲンカ
ルボン酸、トリアジン、アミド、尿素、ジフェニルエー
テル、トリアジノン、ウラシル、ベンゾフラン誘導体、
2−位に例えばカルボキシ基、カルボイミノ基を有する
シクロヘキサン−1,3−ジオン誘導体、キノリンカル
ボン酸誘導体、イミダゾリノン、スルホンアミド、スル
ホニル尿素、アリールオキシ−ならびにヘテロアリール
オキシ−フェノキシプロピオン酸ならびにこれらの塩、
エステル、アミドなどが挙げられる。
【0053】更に、化合物Iは、単独でまたは他の除草
剤または生長抑制剤と、また更なる植物保護剤と組み合
わせ、混合し、例えば殺害虫剤または植物殺菌剤または
殺バクテリア剤と共に施用することができるという利点
を有する。苗栄養不足、希元素欠乏などの症状治癒のた
めに使用されるミネラル塩溶液と混合し得ること、植物
に無害の油類、油濃縮物類に添加し得ることも重要であ
る。
【0054】
【実施例】製造実施例1 4−カルボキシアミド−3−イソプロピルイソオキサゾ
ール−5−カルボン酸シクロプロピルアミド 9.9gの5−シクロプロピルアミノカルボニル−3−
イソプロピルイソオキサゾール−4−カルボン酸および
9.9gの塩化チオニルを150mlのトルエン中で
1.5時間加熱還流した。過剰量の塩化チオニルを分離
するために、濃縮乾燥し、次いで残渣を再び50ミリリ
ットルのトルエン中に取り入れ、この溶液を5.7ミリ
リットルの濃度25%のアンモニア水溶液と同時に、室
温で、100ミリリットルのトルエンを含む受け器中に
滴下した。これを14時間攪拌し、次いで水を添加し、
沈殿物を吸引した。収率:2.1g、融点152−15
6℃。
【0055】同様の方法で、表1中の中間生成物III
を合成した。
【0056】
【表1】
【0057】4−シアノ−3−イソプロピルイソオキサ
ゾール−5−カルボン酸シクロプロピルアミド 2.1gの4−カルボキシアミド−3−イソプロピルイ
ソオキサゾール−5−カルボン酸シクロプロピルアミド
および3.7gの炭酸カリウムの、150ミリリットル
のアセトニトリル中の溶液に60℃で2.7gのオキシ
三塩化燐を滴下した。次いで、これを70℃で、4時間
攪拌した。更に処理を行うために、この溶液を200ミ
リリットルの氷水に注入し、酢酸エチルエステルで抽出
し、有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化ナト
リウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥させ、溶剤を除去した。収率:1.9g、融点10
7−108℃(実施例No.2.009)。
【0058】同様の方法で、以下の表2に記載の化合物
Iaを得た。
【0059】
【表2】
【0060】3−イソプロピルイソオキサゾール−4,
5−ジカルボン酸−4−メチルエステル 40gの3−イソプロピルイソオキサゾール−4,5−
ジカルボン酸ジメチルエステルを200ミリリットルの
メタノールに溶解した。更に、0℃で7.05gの水酸
化ナトリウム溶液を50ミリリットルの水に滴下した。
これを14時間攪拌し、室温に加熱した。反応溶液を水
で希釈し、酢酸エチルエステルで2度抽出した。このア
ルカリ性溶液を濃塩酸で酸性と成し、酢酸エチルエステ
ルで複数回抽出し、有機層を乾燥、濃縮した。更に精製
せずに33.7gの油状生成物を得た。
【0061】5−カルボキシアミド−3−イソプロピル
イソオキサゾール−4−カルボン酸メチルエステル 33.6gの3−イソプロピルイソオキサゾール−4,
5−ジカルボン酸−4−メチルエステルおよび37.5
gの塩化チオニルを150ミリリットルのトルエン中で
2時間加熱還流した。次いで、真空下で濃縮し、乾燥さ
せた。
【0062】この様に得られた26.8gの油状物質を
75ミリリットルのトルエンに溶解し、同時に濃縮した
アンモニア(161ミリリットル)の溶液を100ミリ
リットルのトルエンを含有する受け器に0−10℃で滴
下した。これを室温にて14時間攪拌し、次いで水を添
加し、得られた沈殿物を吸引した。収率15.6g、融
点229−231℃。
【0063】5−カルボキシアミド−3−イソプロピル
イソオキサゾール−4−カルボン酸 15.6gの5−カルボキシアミド−3−イソプロピル
イソオキサゾール−4−カルボン酸メチルエステルの2
00ミリリットルのメタノール中の溶液に、0−10℃
で2.9gの水酸化ナトリウムの50ミリリットルの水
溶液を滴下した。これを14時間攪拌し、水で希釈し、
酢酸エチルエステルで2度抽出し、水溶液を酸性と成し
た。沈殿した油状物質を酢酸メチルエステル中に導入し
た。有機層を濃縮した後、所望の生成物を得た。収率
9.1g、融点150−152℃。
【0064】5−シアノ−3−イソプロピルイソオキサ
ゾール−4−カルボン酸シクロプロピルアミドおよび5
−カルボキシアミド−3−イソプロピルイソオキサゾー
ル−4−カルボン酸シクロプロピルアミド 9.1gのカルボキシアミド−3−イソプロピルイソオ
キサゾール−4−カルボン酸および21.9gの塩化チ
オニルを200ミリリットルのトルエン中で2時間加熱
還流した。濃縮し、乾燥状態とした後、5−シアノ−3
−イソプロピルイソオキサゾール−4−カルボン酸クロ
ライドおよび5−カルボキシアミド−3−イソプロピル
−4−カルボン酸クロライドを含有する油状物質10.
6gを得た。
【0065】上記油状物質3.5gを、150ミリリッ
トルのトルエン中に導入し、0−10℃で、これに2.
0gのシクロプロピルアミンを添加した。室温で14時
間攪拌した後、水で希釈し、有機層を分離し、これを炭
酸水素ナトリウム水溶液で抽出した。有機層を濃縮、乾
燥し、シリカゲルクロマトグラフィー(溶離剤:シクロ
ヘキサン/酢酸エチルエステル)により融点105−1
08℃の5−シアノ−3−イソプロピルイソオキサゾー
ル−4−カルボン酸シクロプロピルアミドを1.8g、
および融点130−134℃の5−カルボキシアミド−
3−イソプロピルイソオキサゾール−4−カルボン酸シ
クロプロピルアミドを0.6g単離した。
【0066】5−カルボキシアミド化合物をトルエン
中、塩化チオニルで処理し、還流温度で5−シアノ化合
物中に給送した。
【0067】同様の方法で、中間生成物V′(表3)お
よび最終生成物Ib(表4)を合成した。
【0068】
【表3】
【0069】
【表4】
【0070】使用実施例 式IaおよびIbのシアノイソオキサゾールの除草効果
を温室実験で示した。
【0071】栽培容器として使用するプラスッチック植
木鉢において、約3.0%腐食したローム質の砂を培養
基とした。試験用植物の種子を種類に応じて別々に植え
た。出芽前の処理として、水中に懸濁または乳化させた
有効物質を、種子を撒いた後に、細分布したノズルを使
用して直接撒布した。出芽と生長を促進するために容器
を軽く灌水し、次いで植物が根付くまで透明のプラスチ
ックの覆いを被せた。有効物質により害が与えられない
限り、この覆いが、試験用植物の同様の出芽を促進し
た。
【0072】出芽後の処理を行う目的で、発育型によ
り、試験用植物が草丈3−15cmとなって初めて、水
中に懸濁または乳化させた有効物質で処理した。この目
的のために被験植物を再び直接播種し、上記と同様の容
器で栽培するか、またはまず実生として別々に植え、処
理を行う2−3日前に実験容器に移植するものとした。
【0073】各被験植物を種類ごとに10−25℃およ
び20−35℃に保った。実験期間は2−4週間に亙っ
た。この間、植物を管理し、個々の処理に対する反応を
評価した。
【0074】評価は0−100の段階を基準とした。こ
の場合、100は植物が全く出芽しないか、或は少なく
とも植物の地上に出ている部分のすべてが破壊してしま
ったことを示し、0は被害が全くなく、正常に成長した
ことを示す。
【0075】本発明のシアノ置換化合物IaおよびIb
は非常に良好な除草効果を示すと同時に、土壌中におい
て驚くほど優れた分解率を示す。従って、例えば化合物
No.2.009における、半減期DT50はわずか1−
2週間であることがわかっている。これに対して、先端
技術における構造の類似した化合物、例えば比較物質A
がヨーロッパ特許出願公開第337263号公報により
公知であるが、これは明らかに分解が遅いことが示され
ている。比較物質Aの物質交代実験により、DT50が1
0週よりも長いことが明らかになった。
【0076】
【化18】
【0077】分解率を求めるために、本発明の化合物
を、シクロヘキサン70%、Nekanil(登録商
標)LN(エトキシル化イソオクチルフェノール)20
%、およびEmulphor(登録商標)EC(エトキ
シル化ヒマシ油)10%から成る混合物に添加し、有効
物質含有率を1リットル中100gまでとした。この様
な組成の有効物質の113.4μlを100ミリリット
ルの2回蒸留した水中に溶解し、ここから各1ミリリッ
トルを、プラスチックの袋で計量した一定量の(乾燥状
態の土壌100gごとに基づく1袋あたりの定量)植物
活性耕地土壌(特性、ローム層土、pH=6.1、腐食
土1.2%、土壌100gあたりKAK=4.8mva
l Ba)に付与した。この場合の有効物質使用量は1
ヘクタールあたり0.6kgであった。一定量の水を添
加し、最大水容量40%に調整し、有効物質、耕地土
壌、水から成る、この様に得られた資料を十分攪拌し、
20℃に保持した。実験期間中(93年9月30日−9
4年1月6日)土壌試料をメタノールで抽出し、物質交
代率をHPLCで求めた。実験結果を図1、2に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用実施例による、比較物質Aの分解
率を示すグラフである。
【図2】本発明の使用実施例による、本発明の化合物N
o.2009の分解率を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト、ハムプレヒト ドイツ、69469、ヴァインハイム、ローテ −トゥルム−シュトラーセ、28 (72)発明者 マティアス、ゲルバー ドイツ、67117、リムブルガーホーフ、ブ ランデンブルガー、シュトラーセ、24 (72)発明者 カール−オットー、ヴェストファレン ドイツ、67346、シュパイァ、マウスベル クヴェーク、58 (72)発明者 ヘルムート、ヴァルター ドイツ、67283、オブリッヒハイム、グリ ューンシュタッター、シュトラーセ、82 (72)発明者 ルドルフ、カール ドイツ、67112、ムターシュタット、メダ ルドゥスリング、39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式IaおよびIb 【化1】 で示され、式中R1 が水素、 5個までのハロゲン原子および/または1個のシアノ基
    および/または2個までのC1 −C4 アルコキシ、C1
    −C4 ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、
    1 −C4 ハロゲンアルキルチオ、C3 −C6 シクロア
    ルキルを有してもよく、これらが更に3個までのハロゲ
    ンまたはC1 −C4 アルキル基に置換されてもよいC1
    −C6 アルキル、または3個までのシアノ、ハロゲン、
    ニトロ、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロゲンアル
    キル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロゲンアル
    コキシ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロゲン
    アルキルチオを有してもよいフェニルを有してもよいC
    1 −C6 アルキル、 1−3個のC1 −C4 アルキルおよび/またはハロゲン
    により置換されてもよいC3 −C8 シクロアルキル、ま
    たは3個までのシアノ、ニトロ、ハロゲン、C1 −C6
    アルキル、C1 −C6 ハロゲンアルキル、C1 −C6
    ルコキシ、C1 −C6 ハロゲンアルコキシ、C1 −C6
    アルキルチオ、C1 −C6 ハロゲンアルキルチオを有し
    てもよいフェニルを示し、 R2 が水素、 3個までのヒドロキシ、ハロゲン、C1 −C4 アルコキ
    シおよび/またはC1-C4 アルキルチオを有してもよい
    1 −C6 アルキル、または3個までのハロゲン、C1
    −C4 アルキルおよび/またはC1 −C4 ハロゲンアル
    キルにより置換されてもよいC3 −C8 シクロアルキル
    を示し、 R3 がC1 −C4 アルコキシ基、 3個までのハロゲン、シアノ、C1 −C4 アルコキシ、
    1 −C4 ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキルチ
    オ、C1 −C4 ハロゲンアルキルチオ、C3 −C8 シク
    ロアルキルまたはフェニルを有し、このフェニル環が3
    個までのハロゲン、シアノ、ニトロ、C1 −C4 アルキ
    ル、C1 −C4 ハロゲンアルキル、C1−C4 アルコキ
    シ、C1 −C4 ハロゲンアルコキシ、C1 −C4 アルキ
    ルチオおよび/またはC1 −C4 ハロゲンアルキルチオ
    を有してもよいC1 −C6 アルキル基、 3個までのハロゲンまたはたはC1 −C4 アルキルによ
    り置換されてもよいC3 −C6 シクロアルケニル基、 3個までのハロゲン、ニトロ、シアノ、C1 −C6 アル
    キル、C1 −C6 ハロゲンアルキル、C1 −C4 アルコ
    キシおよび/またはC1 −C4 ハロゲンアルコキシを有
    してもよいC3 −C8 シクロアルキル基、 それぞれ3個までのハロゲンにより、および/または1
    個のフェニルにより置換されてもよく、このフェニル基
    が3個までのC1 −C4 アルキル、C1 −C4ハロゲン
    アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロゲン
    アルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロ
    ゲンアルキルチオ、ハロゲン、シアノまたはニトロを有
    してもよいC3 −C6 アルケニルまたはC3 −C6 アル
    キニル、または3個までのシアノ、ニトロ、ハロゲン、
    1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロゲンアルキル、C
    1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロゲンアルコキシ、
    1 −C6 アルキルチオおよび/またはC1 −C6 ハロ
    ゲンアルキルチオを有してもよいフェニルを示すことを
    特徴とする、シアノイソオキサゾール。
  2. 【請求項2】 一般式Iaで示される化合物の合成方法
    であって、式II 【化2】 で示され、式中R1 、R2 、R3 が請求項1において記
    載の意味を有するイソオキサゾール−4,5−ジカルボ
    ン酸モノアミドをアミド化し、次いで式III 【化3】 のジアミドを脱水し、ニトリルIaを得ることを特徴と
    する、合成方法。
  3. 【請求項3】 一般式Ibで示される化合物の合成方法
    であって、式IV 【化4】 で示され、式中R1 、R2 、R3 が請求項1において記
    載の意味を有するイソオキサゾール−4,5−ジカルボ
    ン酸モノアミドをアミド化し、次いで式V 【化5】 のジアミドを脱水し、ニトリルIbを得ることを特徴と
    する、合成方法。
  4. 【請求項4】 一般式Ibで示される化合物の合成方法
    であって、式VI 【化6】 で示され、式中R1 が請求項1において記載の意味を有
    し、RがC1 −C4 アルキル基を示すイソオキサゾール
    −4,5−ジカルボン酸エステルを式VII 【化7】 のモノカルボン酸VIIに転換し、これを式VIII 【化8】 のアミドに変換し、次いで更なる加水分解処理の後に式
    IX 【化9】 の酸をアミド化し、式V′ 【化10】 のジアミドを脱水してニトリルIbを得ることを特徴と
    する、合成方法。
  5. 【請求項5】 不活性担体および請求項1による式Ia
    または式Ibの少なくとも一種の除草有効量のシアノイ
    ソオキサゾールを含有することを特徴とする、除草剤。
  6. 【請求項6】 望ましくない植物および/またはその生
    長圏を、請求項1による式Iaまたは式Ibの少なくと
    も一種の除草有効量のシアノイソオキサゾールで処理す
    ることを特徴とする、望ましくない植物の防除方法。
JP7038638A 1994-02-25 1995-02-27 シアノイソオキサゾール、その合成方法、これを含有する除草剤、およびこれを使用する望ましくない植物の防除方法 Withdrawn JPH0841037A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4406209A DE4406209A1 (de) 1994-02-25 1994-02-25 Cyanoisoxazole
DE4406209.5 1994-02-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0841037A true JPH0841037A (ja) 1996-02-13

Family

ID=6511244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7038638A Withdrawn JPH0841037A (ja) 1994-02-25 1995-02-27 シアノイソオキサゾール、その合成方法、これを含有する除草剤、およびこれを使用する望ましくない植物の防除方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5543416A (ja)
EP (1) EP0669326B1 (ja)
JP (1) JPH0841037A (ja)
DE (2) DE4406209A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0761654B1 (en) * 1995-08-24 2003-06-18 Basf Aktiengesellschaft Isoxazole- and isothiazole-5-carboxamide derivatives, their preparation and their use as herbicides

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0002881A1 (en) * 1977-11-02 1979-07-11 FISONS plc 5-Isoxazolylurea derivatives, their preparation, their use and compositions containing them
DE3812225A1 (de) 1988-04-13 1989-10-26 Basf Ag Isoxazol(isothiazol)-5-carbonsaeureamide
DE59009528D1 (de) 1989-09-22 1995-09-21 Basf Ag Carbonsäureamide.
DE4108181A1 (de) 1991-03-14 1992-09-17 Basf Ag Isoxazol- und isothiazol-5-carbonsaeureamide
DE4108183A1 (de) 1991-03-14 1992-09-17 Basf Ag Isoxazol- und isothiazol-5-carbonsaeureamide

Also Published As

Publication number Publication date
DE59507451D1 (de) 2000-01-27
DE4406209A1 (de) 1995-08-31
EP0669326B1 (de) 1999-12-22
US5543416A (en) 1996-08-06
EP0669326A1 (de) 1995-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1145748A (en) 4h-3,1-benzoxazine derivatives
US5276009A (en) Dicarboximides and their use as herbicides
US5538939A (en) Acylamino-substituted isoxazole or isothiazole derivatives, their preparation and their use
CS227322B2 (en) Herbicide and method of preparing active substance thereof
US5034049A (en) Thiophene-2-carboxylic acid derivatives, their preparation and their use for controlling undesirable plant growth
JP4291773B2 (ja) 3−ヘテロシクリル置換安息香酸誘導体
CA2045253C (en) Dicarboximides
CS226733B2 (en) Herbicide and method of preparing active component thereof
JPH0841037A (ja) シアノイソオキサゾール、その合成方法、これを含有する除草剤、およびこれを使用する望ましくない植物の防除方法
JPH0586039A (ja) イソオキサゾール−及びイソチアゾール−5−カルボン酸アミド並びに該化合物を含有する除草剤
DE4424791A1 (de) Substituierte Zimtoxim- und Zimthydroxamid-Derivate
HU207204B (en) Herbicide compositions containing esters of cinnamonic acid and process for producing esters of cinnamonic acid
EP0169521A2 (de) Cyclohexenonderivate, Verfahren zur ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Bekämpfung unerwünschten Pflanzenwuchses
US5698494A (en) Substituted N-phenylglutarimides and N-phenylglutaramides, their preparation and use
EP0144800B1 (de) Herbizide Diphenylether, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Bekämpfung unerwünschten Pflanzenwuchses
EP0777654B1 (en) N-phenyltetrahydroindazoles, their preparation, and their use as crop protection agents
US5356860A (en) Styrene derivatives useful as herbicides and defoliants
JPH10503775A (ja) サッカリン誘導体
HU217460B (hu) 3-Aril-uracil-származékok, előállításuk és alkalmazásuk, ezeket a vegyületeket tartalmazó herbicid készítmények és az utóbbiak előállítása
US5840904A (en) Fluoro-pyridine-2,3-dicarboxylic anhydrides which are intermediates for herbicidal pyridine-2,3-dicarboximides
US5576270A (en) Isoxazolecarboxamides, their preparation and their use
US5160365A (en) Herbicidal 1,3,5-triazin-2-ylureidosulfonylbenzoic esters
JPH04226975A (ja) N−アリールテトラヒドロフタルイミド
JPH08501279A (ja) 置換イソインドロン
EP0013111A2 (en) 3'-(substituted phenyl)-spiro(isobenzofuran-1(3H),5'(4'H)-isoxazol)-3-ones, process for their preparation, their use as herbicides and plant growth regulants and their application to the preparation of isoxazole derivatives

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507