JPH0840888A - ミエローマ系腫瘍抗癌剤 - Google Patents
ミエローマ系腫瘍抗癌剤Info
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- JPH0840888A JPH0840888A JP17687994A JP17687994A JPH0840888A JP H0840888 A JPH0840888 A JP H0840888A JP 17687994 A JP17687994 A JP 17687994A JP 17687994 A JP17687994 A JP 17687994A JP H0840888 A JPH0840888 A JP H0840888A
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- Japan
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- nac
- myeloma
- antitumor agent
- tumor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミエローマ系腫療抗癌剤を開発し、提供する
こと。 【構成】 有効成分としてN−アセチル−L−システイ
ンを含有することを特徴とするミエローマ系腫瘍抗癌剤
こと。 【構成】 有効成分としてN−アセチル−L−システイ
ンを含有することを特徴とするミエローマ系腫瘍抗癌剤
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗癌剤に関し、さらに
詳細に言えば、N−アセチル−L−システイン(以下、
NACと略記することがある)を有効成分として含有す
ることを特徴とするミエローマ系腫瘍抗癌剤に関する。
詳細に言えば、N−アセチル−L−システイン(以下、
NACと略記することがある)を有効成分として含有す
ることを特徴とするミエローマ系腫瘍抗癌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】癌の薬物療法においては、化学療法剤が
しばしば使用されているが、その多くは抗癌作用はある
が副作用も強く、副作用発現により投与が制限される場
合がある。そのため、癌化学療法剤の効果が不十分であ
ったり、全く効果を示さない場合もある。
しばしば使用されているが、その多くは抗癌作用はある
が副作用も強く、副作用発現により投与が制限される場
合がある。そのため、癌化学療法剤の効果が不十分であ
ったり、全く効果を示さない場合もある。
【0003】特に、ミエローマは予後の悪い癌として知
られており、臨床ではメルファラン、シクロフォスファ
ミド、プレドニゾロンなどが治療に用いられているが、
十分な治療効果が得られていないというのが現状であ
る。
られており、臨床ではメルファラン、シクロフォスファ
ミド、プレドニゾロンなどが治療に用いられているが、
十分な治療効果が得られていないというのが現状であ
る。
【0004】本発明の抗癌剤に有効成分として含有され
るNACは、活性酸素のスカベンジャーとして作用し、
また、細胞内に取り込まれ、システインに変わり、グル
タチオン(以下、GSHと略記することがある)の材料
となるという2つの主な活性があると考えられている。
したがって、NACは、何らかの理由で低下した細胞内
GSH濃度を回復させる。エイズ患者では、血中のシス
テイン含量が低下していることが観察されている。NA
Cは、腫瘍壊死因子(TNF;tumor necrosisfactor)
やホルボールエステル(TPA)刺激によるヒトT細胞
におけるHIV(Human Immunodeficiency Virus)の増
殖を抑制し、その理由として、核内転写因子NF−kB
の活性化を抑制することが示唆されている。以上のこと
から、NACはエイズ患者に症状改善のための治療薬と
して投与されている。
るNACは、活性酸素のスカベンジャーとして作用し、
また、細胞内に取り込まれ、システインに変わり、グル
タチオン(以下、GSHと略記することがある)の材料
となるという2つの主な活性があると考えられている。
したがって、NACは、何らかの理由で低下した細胞内
GSH濃度を回復させる。エイズ患者では、血中のシス
テイン含量が低下していることが観察されている。NA
Cは、腫瘍壊死因子(TNF;tumor necrosisfactor)
やホルボールエステル(TPA)刺激によるヒトT細胞
におけるHIV(Human Immunodeficiency Virus)の増
殖を抑制し、その理由として、核内転写因子NF−kB
の活性化を抑制することが示唆されている。以上のこと
から、NACはエイズ患者に症状改善のための治療薬と
して投与されている。
【0005】NACに関しては、次のことも知られてい
る。(1) 1つは、エールリッヒ腹水癌を移植されたマウ
スに関するものである。DOX(doxorubicin) は、この
ようなマウスを顕著に延命するが心臓毒性を示すとこ
ろ、NACは、DOXの心臓毒性からマウスを保護する
が、DOXに併用された場合でもまた併用されずに単独
で投与された場合でも、延命効果を呈さず、従って抗腫
瘍効果もない、ということである(Olson RD,Stroo WE a
nd Boerth RC, Dept. Pediatrics, Univ. SouthAlabama
Sch. Medicine, Mobile, AL; INFLUENCE OF N-ACETYLC
YSTEINE ON THEANTITUMOR ACTIVITY OF DOXORUBICIN (S
emin Oncol; 10(1, Suppl 1); 29-34(1983). (2) ま
た、特開昭58−118595(1983)には、NA
Cは化学療法剤と併用することにより化学療法剤の毒性
を軽減しうることが開示されているものの、しかし、N
ACが単独で抗癌剤として使用可能であることは開示さ
れていない。(3) さらに、ヒトメラノーマ(黒色腫)細
胞に関するものがある。NACがin vitroでこ
のような腫瘍細胞に対して癌増殖抑制作用を示すことは
報告されている(Eszter Karg et al., Pigment Cell Re
search 3: 11〜15(1990)。
る。(1) 1つは、エールリッヒ腹水癌を移植されたマウ
スに関するものである。DOX(doxorubicin) は、この
ようなマウスを顕著に延命するが心臓毒性を示すとこ
ろ、NACは、DOXの心臓毒性からマウスを保護する
が、DOXに併用された場合でもまた併用されずに単独
で投与された場合でも、延命効果を呈さず、従って抗腫
瘍効果もない、ということである(Olson RD,Stroo WE a
nd Boerth RC, Dept. Pediatrics, Univ. SouthAlabama
Sch. Medicine, Mobile, AL; INFLUENCE OF N-ACETYLC
YSTEINE ON THEANTITUMOR ACTIVITY OF DOXORUBICIN (S
emin Oncol; 10(1, Suppl 1); 29-34(1983). (2) ま
た、特開昭58−118595(1983)には、NA
Cは化学療法剤と併用することにより化学療法剤の毒性
を軽減しうることが開示されているものの、しかし、N
ACが単独で抗癌剤として使用可能であることは開示さ
れていない。(3) さらに、ヒトメラノーマ(黒色腫)細
胞に関するものがある。NACがin vitroでこ
のような腫瘍細胞に対して癌増殖抑制作用を示すことは
報告されている(Eszter Karg et al., Pigment Cell Re
search 3: 11〜15(1990)。
【0006】しかしながら、NACがミエローマ系腫瘍
に対して抗癌作用を有することについては、示唆さえも
されるところがない。
に対して抗癌作用を有することについては、示唆さえも
されるところがない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、抗癌剤、特
にミエローマ系腫瘍に対して顕著な抗癌作用を有する抗
癌剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、in vit
ro実験系において、NACがミエローマ系腫瘍細胞の
増殖を抑制すること、また、in vivo実験系にお
いて、ミエローマ系腫瘍を移植したマウスの腫瘍増殖を
抑制し、生存期間を延長させることを見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
にミエローマ系腫瘍に対して顕著な抗癌作用を有する抗
癌剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、in vit
ro実験系において、NACがミエローマ系腫瘍細胞の
増殖を抑制すること、また、in vivo実験系にお
いて、ミエローマ系腫瘍を移植したマウスの腫瘍増殖を
抑制し、生存期間を延長させることを見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、NACを有効成分と
して含むことを特徴とするミエローマ系腫瘍に対する抗
癌剤に関する。
して含むことを特徴とするミエローマ系腫瘍に対する抗
癌剤に関する。
【0009】まず、本発明の抗癌剤による治療の対象と
なるミエローマ系腫瘍とは抗体産生細胞が腫瘍化したも
ので、ミエローマと他の細胞が融合したハイブリドーマ
等も含まれる。患者としては、多発性骨髄腫、形質細胞
腫などの悪性腫瘍患者のほか、良性のM蛋白血症、高ガ
ンマグロブリン血症、キャッスルマン症候群などの免疫
グロブリン異常症患者なども含まれる。
なるミエローマ系腫瘍とは抗体産生細胞が腫瘍化したも
ので、ミエローマと他の細胞が融合したハイブリドーマ
等も含まれる。患者としては、多発性骨髄腫、形質細胞
腫などの悪性腫瘍患者のほか、良性のM蛋白血症、高ガ
ンマグロブリン血症、キャッスルマン症候群などの免疫
グロブリン異常症患者なども含まれる。
【0010】因みに、ミエローマ系腫瘍の多くはIL−
6などのサイトカインに依存的増殖をすることから、こ
れらのサイトカイン依存的増殖をin vitro、i
nvivoで抑制する物質はミエローマ系腫瘍に対して
抗癌作用を持つと考えられる。
6などのサイトカインに依存的増殖をすることから、こ
れらのサイトカイン依存的増殖をin vitro、i
nvivoで抑制する物質はミエローマ系腫瘍に対して
抗癌作用を持つと考えられる。
【0011】本発明の抗癌剤の有効成分として用いられ
るNACは公知の物質として周知であり、その製造法に
制限されるものでないことはもちろんである。
るNACは公知の物質として周知であり、その製造法に
制限されるものでないことはもちろんである。
【0012】本発明の抗癌剤を使用するにあたり、投与
量、投与部位、投与間隔、投与期間などは投与対象の患
者の性別、年齢、体重、病状、併用することもある他の
薬物や治療法の種類などを考慮して決定される。また、
本発明の抗癌剤の剤形には特別の制限はなく、有効成分
であるNACは、公知の製剤学的製造法に準じ、ヒトの
医薬用に適した医薬製剤としての形態を取るために必要
な製剤担体や賦形剤を、さらには必要に応じて安定剤、
吸着防止剤などを含ませた製剤の形とすることができ
る。
量、投与部位、投与間隔、投与期間などは投与対象の患
者の性別、年齢、体重、病状、併用することもある他の
薬物や治療法の種類などを考慮して決定される。また、
本発明の抗癌剤の剤形には特別の制限はなく、有効成分
であるNACは、公知の製剤学的製造法に準じ、ヒトの
医薬用に適した医薬製剤としての形態を取るために必要
な製剤担体や賦形剤を、さらには必要に応じて安定剤、
吸着防止剤などを含ませた製剤の形とすることができ
る。
【0013】本発明の抗癌剤は、例えば、注射剤の形で
投与する場合、通常成人1回当たりNACに換算して
0.2〜10,000mg、好ましくは、10〜1,0
00mgを1日1回連日乃至1週間に1〜7回の頻度で
投与すればよい。
投与する場合、通常成人1回当たりNACに換算して
0.2〜10,000mg、好ましくは、10〜1,0
00mgを1日1回連日乃至1週間に1〜7回の頻度で
投与すればよい。
【0014】投与は、例えば、静脈内、皮下、腹腔内、
経口投与などによることができ、投与法にも特別の制限
はない。
経口投与などによることができ、投与法にも特別の制限
はない。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳しく
説明するが、本発明の範囲は以下の実施例によってなん
ら限定されるものではない。
説明するが、本発明の範囲は以下の実施例によってなん
ら限定されるものではない。
【0016】実施例1(ミエローマ系細胞に対するin
vitro抗腫瘍試験) (1) 供試細胞: (a) MH60−BSF2:IL−6依存性マウスハイブ
リドーマで、マウスミエローマとマウスリンパ節細胞を
融合して作成したもの(Matsuda et al,Eur.J.Immunol.,
18, 951-955(1988))。
vitro抗腫瘍試験) (1) 供試細胞: (a) MH60−BSF2:IL−6依存性マウスハイブ
リドーマで、マウスミエローマとマウスリンパ節細胞を
融合して作成したもの(Matsuda et al,Eur.J.Immunol.,
18, 951-955(1988))。
【0017】(b) 2C10:IL−6非依存性マウスハ
イブリドーマで、マウスミエローマとマウス脾細胞を融
合して作成したもの。
イブリドーマで、マウスミエローマとマウス脾細胞を融
合して作成したもの。
【0018】(c) 4D5:IL−6非依存性マウスハイ
ブリドーマで、マウスミエローマとマウス脾細胞を融合
して作成したもの。
ブリドーマで、マウスミエローマとマウス脾細胞を融合
して作成したもの。
【0019】(d) PAI:IL−6非依存性マウスミエ
ローマ。
ローマ。
【0020】(2) 試験方法:10%牛胎児血清を含むR
PMI 1640培養液(供試細胞MH60−BSF2
の場合はIL−6を20pg/ml含む)に浮遊させた
細胞を96穴平底マイクロプレートの各穴に1×104
個(0.05ml)播き、さらにNACをRPMI 1
640培地に溶解し、10%牛胎児血清を含むRPMI
1640で種々の濃度に希釈した溶液を各穴0.05
ml加えて、5%炭酸ガス含有培養器中37℃で3日間
培養した。
PMI 1640培養液(供試細胞MH60−BSF2
の場合はIL−6を20pg/ml含む)に浮遊させた
細胞を96穴平底マイクロプレートの各穴に1×104
個(0.05ml)播き、さらにNACをRPMI 1
640培地に溶解し、10%牛胎児血清を含むRPMI
1640で種々の濃度に希釈した溶液を各穴0.05
ml加えて、5%炭酸ガス含有培養器中37℃で3日間
培養した。
【0021】培養後、各穴に[3H]−チミジンを0.
5μCi(0.01ml)加え、4時間培養し、各穴の
細胞に取り込まれた[3H]−チミジンをシンチレーシ
ョンカウンターで測定した。
5μCi(0.01ml)加え、4時間培養し、各穴の
細胞に取り込まれた[3H]−チミジンをシンチレーシ
ョンカウンターで測定した。
【0022】(3) 試験結果:試験結果を図1〜4に示
す。
す。
【0023】これらの図から理解されるように、MH6
0−BSF2、2C10、4D5およびPAIのいずれ
の細胞においても、NACは有効濃度0.83、0.4
5、0.5および0.25mM以上でそれぞれ抗癌作用
を示した。
0−BSF2、2C10、4D5およびPAIのいずれ
の細胞においても、NACは有効濃度0.83、0.4
5、0.5および0.25mM以上でそれぞれ抗癌作用
を示した。
【0024】実施例2(4D5(供試細胞(c) )に対す
るin vivo抗腫瘍試験) Balb/cマウス(6週齢、雌)の腹腔内に2.8×
106 個の4D5細胞を移植した。NACをリン酸緩衝
生理食塩水(PBS)に溶解し、移植した翌日より1日
1回所定量(NAC換算で、0.2、2および20m
g)を連日腹腔内投与した。比較のために、溶媒のPB
Sを腹腔内投与する試験も行なった(対照群)。対照群
および薬剤投与群はともに1群4匹で実験を行った。
るin vivo抗腫瘍試験) Balb/cマウス(6週齢、雌)の腹腔内に2.8×
106 個の4D5細胞を移植した。NACをリン酸緩衝
生理食塩水(PBS)に溶解し、移植した翌日より1日
1回所定量(NAC換算で、0.2、2および20m
g)を連日腹腔内投与した。比較のために、溶媒のPB
Sを腹腔内投与する試験も行なった(対照群)。対照群
および薬剤投与群はともに1群4匹で実験を行った。
【0025】腫瘍移植後1日もしくは2日おきに体重を
測定し、腹腔内の腫瘍増殖を測定した。その結果を下記
第1表に示す。
測定し、腹腔内の腫瘍増殖を測定した。その結果を下記
第1表に示す。
【0026】
【表1】
【0027】腫瘍移植後11日目からNAC2mg投与
群の腹腔内の腫瘍増殖は明らかに抑制された。また、
0.2mgおよび20mg投与群でも同様の効果が認め
られた。
群の腹腔内の腫瘍増殖は明らかに抑制された。また、
0.2mgおよび20mg投与群でも同様の効果が認め
られた。
【0028】さらに、各薬剤投与群においてマウス延命
効果も認められた。
効果も認められた。
【0029】
【発明の効果】本発明の抗癌剤は、in vitroに
おいてミエローマ系腫瘍細胞に対し抗癌作用をもち、i
n vivoでミエローマ系腫瘍細胞を移植された哺乳
動物の腫瘍増殖抑制及び延命に著効を示し、ミエローマ
系腫瘍の治療薬として有用である。現在、ミエローマに
対しては有効な薬物がないことを考慮すると、本発明の
意義は極めて大である、と言える。
おいてミエローマ系腫瘍細胞に対し抗癌作用をもち、i
n vivoでミエローマ系腫瘍細胞を移植された哺乳
動物の腫瘍増殖抑制及び延命に著効を示し、ミエローマ
系腫瘍の治療薬として有用である。現在、ミエローマに
対しては有効な薬物がないことを考慮すると、本発明の
意義は極めて大である、と言える。
【図1】実施例1における試験結果を示す。
【図2】実施例1における試験結果を示す。
【図3】実施例1における試験結果を示す。
【図4】実施例1における試験結果を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 有効成分としてN−アセチル−L−シス
テインを含有することを特徴とするミエローマ系腫瘍抗
癌剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176879A JP3064815B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ミエローマ系腫瘍抗癌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176879A JP3064815B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ミエローマ系腫瘍抗癌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840888A true JPH0840888A (ja) | 1996-02-13 |
JP3064815B2 JP3064815B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16021374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176879A Expired - Fee Related JP3064815B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ミエローマ系腫瘍抗癌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064815B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999001118A3 (en) * | 1997-07-01 | 1999-04-22 | Atherogenics Inc | Antioxidant enhancement of therapy for hyperproliferative conditions |
WO2002051405A1 (en) * | 2000-12-27 | 2002-07-04 | Nactilus Ab | New clinical treatment |
WO2004093995A2 (en) * | 2003-04-17 | 2004-11-04 | St George's Enterprises Limited | Use of antioxidants to treat bone loss disorders |
WO2011110838A3 (en) * | 2010-03-08 | 2012-05-18 | Procure Therapeutics Limited | Therapeutic treatments and screening methods using p63 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176879A patent/JP3064815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999001118A3 (en) * | 1997-07-01 | 1999-04-22 | Atherogenics Inc | Antioxidant enhancement of therapy for hyperproliferative conditions |
US7071158B2 (en) | 1997-07-01 | 2006-07-04 | Atherogenics, Inc. | Antioxidant enhancement of therapy for hyperproliferative conditions |
WO2002051405A1 (en) * | 2000-12-27 | 2002-07-04 | Nactilus Ab | New clinical treatment |
WO2004093995A2 (en) * | 2003-04-17 | 2004-11-04 | St George's Enterprises Limited | Use of antioxidants to treat bone loss disorders |
WO2004093995A3 (en) * | 2003-04-17 | 2005-04-21 | St Georges Entpr Ltd | Use of antioxidants to treat bone loss disorders |
WO2011110838A3 (en) * | 2010-03-08 | 2012-05-18 | Procure Therapeutics Limited | Therapeutic treatments and screening methods using p63 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3064815B2 (ja) | 2000-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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