JPH08404A - 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット - Google Patents

遠赤外線放射機能を有する寝具用マット

Info

Publication number
JPH08404A
JPH08404A JP16061294A JP16061294A JPH08404A JP H08404 A JPH08404 A JP H08404A JP 16061294 A JP16061294 A JP 16061294A JP 16061294 A JP16061294 A JP 16061294A JP H08404 A JPH08404 A JP H08404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
synthetic resin
ceramic
net
far
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16061294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kobayashi
康博 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZUMI KK
Original Assignee
AZUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AZUMI KK filed Critical AZUMI KK
Priority to JP16061294A priority Critical patent/JPH08404A/ja
Publication of JPH08404A publication Critical patent/JPH08404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型くずれを防止し、且つ遠赤外線放射効果を
十分に発揮できる寝具マットを提供する。 【構成】 上層の表面に波状の凹凸部を配列形成したス
ポンジ状を呈する合成樹脂製マットの表面に架橋性合成
樹脂接着剤を以てセラミック粉末を層状に付着すると共
に、該マットの所望の凹部内にセラミックス焼成チップ
を嵌着固定するとともに、下層に該マットと同質材で形
成した平面マットを下層に配し、両マットの間にヒータ
を配し、且つ布地に封じ込んだネットを配して上層マッ
トと下層マットを接着剤で一体に接着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セラミックスを配す
る遠赤外線放射機能を有するセラミック焼成チップを散
在した寝具用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種、従来の寝具用マットは、例え
ば、上面側に凹凸部を形成した弾性に富むスポンジ状に
形成した合成樹脂製マットを基材とすると共に、該スポ
ンジ状に形成した合成樹脂製マットの上記凹凸部の所望
凹部にセラミックス微粉末を混合した合成樹脂チップを
接着剤で接着していたにすぎなかった。
【0003】従って、上述した従来例の寝具用マットに
よれば、弾性に富むスポンジ状に形成した合成樹脂製マ
ットの上面側に形成された凹部の所望凹部にセラミック
ス微粉末を混合した合成樹脂チップを接着した構成であ
ったから、該マットとに人間が就寝したときの人体と該
マットの関係は、伏臥した人体の体重により、マットが
大巾に圧縮されて人間の背中と該マットの両者間に空隙
が存在せず人間の背中が該マット密着状態となり、上記
セラミックス微粉末を混合した合成樹脂チップより放射
される遠赤外線が人体に十分に作用されなかった。即ち
セラミックス微粉末を混合した合成樹脂チップと接して
いる人体の部分には該セラミックスから放射される遠赤
外線の効果が発揮されるが、その他セラミックス微粉末
を混合した合成樹脂チップと接していない人体の部分に
はその効果が発揮されないと云う大きな問題があった。
更に、従来例のスポンジ状に形成した合成樹脂製マット
によれば、成形品そのままであるから、スポンジ状に形
成した合成樹脂製マットの長期使用によるヘタリが早
く、この点からも上記問題点を助長すると云う問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の各問題点を解決するために、スポンジ状に
形成した表面凹凸部を配列して形成された合成樹脂製マ
ットの表面にセラミックス微粉末を混入した合成樹脂層
を、上記マットの全表面に層状に付着して、スポンジ状
に形成した表面凹凸部を配列して形成された合成樹脂製
マットの表面硬度を多少硬化し、人間が就寝したとき、
その体重による必要以上に圧縮されるのを阻止すると共
に、上記加工を施したスポンジ状の形成した合成樹脂製
マットの凹凸にセラミックス焼成チップをはめ込んで、
人体に対して一様にセラミックスによる遠赤外線放射効
果が発揮するように構成した寝具用マットを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上層の表面に波状の凹凸
部を配列形成したスポンジ状を呈する合成樹脂製マット
の表面に架橋性合成樹脂接着剤を以てセラミック粉末を
層状に付着すると共に、該マットの所望の凹部内にセラ
ミックス焼成チップを嵌着固定するとともに、下層に該
マットと同質材で形成した平面マットを下層に配し、両
マットの間にヒータを配し、且つ布地に封じ込んだネッ
トを配して上層マットと下層マットを接着剤で一体に接
着した。
【0006】
【作用】本発明の寝具用マットは、上述したように、表
面波状の凹凸部を配列して形成したスポンジ状合成樹脂
製マットの表面に架橋性合成樹脂によりセラミックス粉
末を付着し更にスポンジ状に形成した合成樹脂製平面マ
ットをその下に二層に配し、その間に補強材を介在して
配置することによって、表面波状の凹凸部を配列して形
成したスポンジ状合成樹脂製マットの表面を必要な硬さ
に形成する事により、その上に人間が伏臥してもスポン
ジ状に形成した合成樹脂製マット上面側に形成した凹凸
部の凸部が体重を支え表面が若干圧縮変形する程度にと
どまって、背中の部分と他の部分との間には空気を対流
する空隙が形成されて、表面に層状に付着したセラミッ
クス粉末及びセラミックス焼成チップの遠赤化線放射効
果を遺憾なく発揮することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の寝具用マットの構成を一実施
例として示した図面につき説明する。図1は本発明にか
かる寝具用マット全体の縦断面を示す。同寝具用マット
1は次の基材より構成されている。即ち、弾性に富むス
ポンジ状を呈する合成樹脂製の下層マット2と、同下層
マットの上面側に敷設された例えば折畳み可能のヒータ
3と、ヒータ3の上面側に敷設され、且つ上記寝具用マ
ット1を折畳む際の折畳み線に合せて分割されたネット
4と、同ネット4の上面に敷設された表面が波型の凹凸
部を配列して形成された弾性に富み且つ断面波型に形成
した凹凸部を配列したスポンジ状を呈する合成樹脂製上
層マット5と、これらを包み込む布地6とからなるもの
である。
【0008】本発明は、上記上層マット5並にネット4
に特徴を有するものである。この上層マット5の具体的
な構成は図2及び図3に示すように、上面側には凹部5
aと凸部5bとが規則正しく又は不規則に配列され波型
に形成されている。このように形成された上層マット5
の表面に遠赤外線放射良好なセラミックス粉末7を混合
した架橋性合成樹脂接着剤を例えば、塗布、或は吹付け
操作等により層状に付着し、その層を形成する。この層
を形成する上記架橋性合成樹脂硬化性接着剤の付着量に
よって、上記上層マット5の表面弾性が加減される。
又、この層を形成する上記架橋性合成樹脂接着剤の付着
は好ましくは上層マット5の上面ばかりでなく端面、下
面を含む全表面に施こすことであるが、場合によっては
上面の必要最小限の部分にのみ施こすこともできる。上
記上層マット5に形成された凹部5a内には上記セラミ
ックス粉末を合成樹脂により混練して焼成したセラミッ
クスチップ8が接着剤により嵌着固定されている。この
セラミックスチップ8の嵌着固定に用いられる接着剤
は、上記上層マット5に塗布した或いは吹付けた架橋性
合成樹脂接着剤と親和性のある接着剤を用いることは当
然である。またこのセラミックスチップ8の形状は好ま
しくは凹部5aの底部分の形状と同形に形成することで
あるが、これに限定されることなく例えば、異形であっ
ても良い。又、このセラミックスチップ8の凹部5aに
対する嵌着位置は好ましくは人体に接しないように凹部
5aの底所部分に嵌入することである。
【0009】尚、上記構成において、下層に配するマッ
ト2の表面には上層マット5に施したような凹凸部を形
成せず平坦状に形成する。この下層マット2の大きさは
上層マット5と略々同じに形成される。ヒータ3は例え
ば17℃〜43℃の範囲内において温度調整可に既知の
手段が施されている。このヒータ3の大きさは上層マッ
ト5の大きさと略々同じ大きさに形成されて後記ネット
4と共に上層マットと下層マットの間に配される。ネッ
ト4は上層マット5と下層マット2の間に介在されて敷
設されているが、該ネット4は、就寝時の人体の重みが
そのまま下層マット2にかかったのでは寝具用マットそ
のものが、人体の重みのかかる部分だけが重圧で扁平に
なり、長時間の使用によって、型くずれをおこし、或い
はその部分の弾性を喪失していまう寝ごこちの悪い寝具
となってしまうのを防止し下層マット2にかたよった重
さがかからないよう重さを分散させるものである。そし
て、このネット4は金網或いは合成樹脂型にて形成され
ているので、これが一枚ものとすると折畳むことができ
ない。そこで、同ネット4を三つ折りに畳めるように3
枚に分割されている例を示したが、二枚に分割して二つ
折り用とすることもできる。
【0010】更に、ネット4は、上層マット5と下層マ
ット2の間に何らの手段を講じないで介在させたとき
は、経時的に上層マット5と下層マット2の間でづれて
寝具用マットの型くずれを生じると言う不都合がある。
そこでその不都合を解消するため、上層マット5と下層
マット2を接着剤で接着しなければならないが、金網或
いは合成樹脂型であるネット4を介在させるため、両マ
ット5、2を完全に接着することはできなかった。本発
明はこの不都合を解消するため、ネット4両面に布地を
張設し、この布地の両面に接着剤を塗布した。これによ
りネット4は布地の間に封じ込まれる。
【0011】この布地に封じ込まれたネット4を上層マ
ット5と下層マット2の間に介在させ、両マットを接着
するときは、両マット5、2はネット4に張設した布地
を介在させて接着剤で接着されることになり、両マット
5、2間のずれを防止される。従って、寝具用マットの
型くずれをおこすことを防止される。
【0012】
【発明の効果】本発明の寝具用マットは上述したように
構成したから、上層マットの凸部は体重によって多少圧
縮変形される程度であって、凹部内に嵌着固定されたセ
ラミックスチップ8に人体が接することはない。従っ
て、人体は凸部によってのみ支えられるので、上層マッ
トと人体との接触状態は恰も点接触となり、同上層マッ
トと人体との間には空気が対流する空隙が形成される。
この結果、セラミックス粉末、セラミックスチップより
放射される遠赤外線による温熱効果は凸部と接している
人体の部分にとどまることなく、対流によって上層マッ
トの凸部に接していない人体の部分にも作用される。
又、人体がセラミックスチップに接したとしても上層マ
ット表面に付着されたセラミックス粉末によって人体へ
の作用が阻害されることはない。又、冬期において、ヒ
ータを利用した場合に、上記空隙によりヒータからの放
熱は直接人体に作用することなく、セラミックスを介し
て間接的に作用する。又、夏期においても、上記空隙で
の対流により、体温で温められた上層マットを冷やし、
この結果、人体に涼しさを与える。又、上記空隙内にお
ける空気の対流とセラミックスとにより、体温及び上層
マットの体温による加温を分散吸収し、この結果、人体
に涼しさを与える。総じて。本発明によれば、熟睡、安
眠が得られ、従来の寝具用マットの問題点を解決しうる
ものである。更に、ネットを実施例記載のように上層マ
ットと下層マットの間に介在させるので、寝具用マット
の弾性維持と型くずれ防止に役立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の寝具用マットの一実施例を示し、
【図1】寝具用マットの一部を切欠した縦断面図
【図2A〜C】A乃至Cは上層マットの構成工程図、A
は表面を波型の凹凸部を配列して形成した弾性に富むス
ポンジ状に形成した合成樹脂製のそのままの上層マット
の一部の拡大断面図、Bは同マットの表面にセラミック
ス粉末を付着した上層マットの一部の拡大断面図、Cは
同マットの所望の凹部にセラミックスチップを嵌着した
上層マットの一部の拡大断面図
【図3】 セラミックスチップの拡大斜視図
【図4】 ネットの一部の拡大斜視図
【符号の説明】
1 寝具用マット 5 上層マット 5a 凹部 5b 凸部 7 セラミックス粉末 8 セラミックスチップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層の表面に波状の凹凸部を配列形成し
    たスポンジ状を呈する合成樹脂製マットの表面に架橋性
    合成樹脂接着剤を以てセラミック粉末を層状に付着する
    と共に、該マットの所望の凹部内にセラミックス焼成チ
    ップを嵌着固定するとともに、該マットと同質材で形成
    した平面マットを下層に配し、両マットの間にヒータを
    配し、且つ布地に封じ込んだネットを配して上層マット
    と下層マットを接着剤で一体に接着したことを特徴とす
    る遠赤外線放射機能を有する寝具用マット。
JP16061294A 1994-06-20 1994-06-20 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット Pending JPH08404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16061294A JPH08404A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16061294A JPH08404A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08404A true JPH08404A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15718705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16061294A Pending JPH08404A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08404A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332531B1 (ko) * 1999-11-13 2002-04-13 진방호 건강매트
KR100722241B1 (ko) * 2005-09-22 2007-05-29 이승우 황토형 난방장치
CN106175262A (zh) * 2016-07-08 2016-12-07 林立伟 一种不发烫、耐高温、会呼吸、可水洗的家居用品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332531B1 (ko) * 1999-11-13 2002-04-13 진방호 건강매트
KR100722241B1 (ko) * 2005-09-22 2007-05-29 이승우 황토형 난방장치
CN106175262A (zh) * 2016-07-08 2016-12-07 林立伟 一种不发烫、耐高温、会呼吸、可水洗的家居用品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4680822A (en) Bedding incorporating far infrared radiator
JPH08404A (ja) 遠赤外線放射機能を有する寝具用マット
JPH09294654A (ja) 寝具敷物
JPS6292841A (ja) 柔軟性加保温シ−ト
JP3719905B2 (ja) 身体表層部の床ずれ防止用シート状マット体
KR20040025239A (ko) 매트리스용 시트지
JP2556843Y2 (ja) 球形遠赤外線放射体を封入した遠赤外線放射マット
JPH0742357Y2 (ja) 寝 具
KR20240047510A (ko) 기능성 침대
KR200372633Y1 (ko) 기능성부재가 내장된 매트
JPH0889376A (ja) パッド
JP3015456U (ja) 敷ふとん
JPH0325799Y2 (ja)
JP2531422Y2 (ja) 保温具
KR200372634Y1 (ko) 침대커버용 기능성 매트
JPH0742353Y2 (ja) マットレス
KR200336334Y1 (ko) 돌 침대용 매트리스
KR200309481Y1 (ko) 건강매트
JPS6228745B2 (ja)
KR200317339Y1 (ko) 침대용 매트리스로도 사용이 가능한 온열매트
JP3031572U (ja) 寝具用放湿マット
KR200180866Y1 (ko) 건강증진용 침대
JPH01305908A (ja) マット
KR19980014290U (ko) 침구의 내장재 구조
KR200317320Y1 (ko) 난방 및 원적외선 방사가 가능한 침대 매트리스

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518