JPH0840049A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0840049A
JPH0840049A JP6183293A JP18329394A JPH0840049A JP H0840049 A JPH0840049 A JP H0840049A JP 6183293 A JP6183293 A JP 6183293A JP 18329394 A JP18329394 A JP 18329394A JP H0840049 A JPH0840049 A JP H0840049A
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heating
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悟 兒玉
Yasuo Kondo
靖男 近藤
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晋一 真下
Akira Isaji
晃 伊佐治
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼式ヒータにより暖房を行うものにあっ
て、熱媒体が過熱状態となることを防止して暖房用温風
を安定して供給する。 【構成】 温水ヒータコア5、ウォーターポンプ12、
走行用モータ及びインバータ装置の冷却器13、第1の
開閉弁14、燃焼式ヒータ15を閉ループに接続した温
水循環路11を設ける。温水循環路11の途中部位に温
度センサ16を設ける。温水循環路11に、第2の開閉
弁27及びラジエータ26を有する放熱用流路25を接
続する。暖房運転時において、ECUは、温度センサ1
6の検出温度T0 が放熱用設定温度Tr未満のときに
は、第2の開閉弁27を閉塞すると共にラジエータファ
ン28をオフし、温度センサ16の検出温度T0 が放熱
用設定温度Tr以上となったときに、第2の開閉弁27
を開放すると共にラジエータファン28をオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼式ヒータにより加
熱された熱媒体を加熱用熱交換器に循環供給するように
した車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気自動車の空気調和装置にあっ
ては、暖房用のヒータに、電気エネルギーを用いたもの
が採用される。ところが、特に寒冷地などにおいて電気
エネルギーのみで十分な暖房能力を得ようとすると、大
きな電力を必要としてバッテリーの消耗が大きくなって
しまうといった、電気自動車として好ましくない事態を
招くことになる。
【0003】一方、エンジン車においては、一般にエン
ジンの冷却用水路をヒータコアに導く構成としてエンジ
ンの発熱により暖められた温水から暖房用温風を得るよ
うにしているが、例えば大型バスや輸送車などのディー
ゼルエンジン車においては、燃料を燃焼させてエンジン
の冷却水を加熱するようにした燃焼式ヒータを、補助ヒ
ータとして設けるようにしたものがある。
【0004】この燃焼式ヒータを補助ヒータとして設け
ることにより、冬季あるいは寒冷地にあっても、エンジ
ン冷却水を早期に暖めてエンジン始動を容易に行うこと
ができ、また、補助熱源として燃焼式ヒータを使用する
ことができて暖房効果を高めることが可能となるのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、電気自動車の
空気調和装置において電気エネルギーによらない暖房を
行うため、上述のような燃焼式ヒータを用いて暖めた温
水をヒータコアに導いて暖房用温風を得る構成が考えら
れる。ところが、この場合には、上記のディーゼルエン
ジン車のように補助熱源として使うことにはならないた
め、次のような不具合の発生が予測される。
【0006】即ち、車両の空気調和装置にあっては、例
えば乗員が暖房風量や温度の設定を行い、それに基づい
てヒータコア部分のダンパの開度やブロア風量が切換え
られ、もってヒータコアからの放熱量が調整されるよう
になっている。これに対し、燃焼式ヒータの発熱量(燃
焼強度)は、燃焼の安定性から下限があり、例えばヒー
タコアからの放熱量が微少あるいは零となったときに
は、温水が過熱状態となる事態を招いてしまう。
【0007】このように温水が過熱状態となってしまう
と、燃焼式ヒータや配管等を保護するため、燃焼式ヒー
タを停止せざるをえなくなる。ところが、燃焼式ヒータ
を一旦停止させると、温水の温度ひいては車内温度が急
激に低下するため、再び燃焼式ヒータを駆動させる必要
が生ずるのに対し、燃焼式ヒータは立上りが遅い(停止
後の再着火に時間がかかる)事情があり、その間は必要
な温度の温水を供給できなくなってしまうことになる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、燃焼式ヒータにより暖房用温風を得る
ようにしたものにあって、熱媒体が過熱状態となること
を極力防止することができ、暖房用温風を安定して供給
することができる車両用空気調和装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の車両
用空気調和装置は、燃焼式ヒータにより加熱された熱媒
体を加熱用熱交換器に循環供給することにより暖房用温
風を得るようにしたものであって、前記熱媒体の温度を
検出する温度検出手段と、この温度検出手段による検出
温度が所定温度以上となったときにその熱媒体の熱を車
外へ放出する放熱手段とを具備するところに特徴を有す
るものである。
【0010】本発明の請求項2の車両用空気調和装置
は、送風機による車内への送風経路中に加熱用熱交換器
を備えた本体ユニットと、前記加熱用熱交換器に熱媒体
を循環供給する熱媒体循環路と、この熱媒体循環路中に
設けられ前記熱媒体を加熱する燃焼式ヒータと、入口部
及び出口部が前記熱媒体循環路に接続された放熱用流路
と、この放熱用流路に設けられ該放熱用流路を通る熱媒
体の熱を車外に放出する放熱器と、前記放熱用流路を開
閉する開閉手段と、前記熱媒体循環路中の熱媒体の温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出温
度が放熱用設定温度以上となったときに前記開閉手段を
開放させる開閉制御手段とを具備するところに特徴を有
する。
【0011】そして、上記請求項2の車両用空気調和装
置において、放熱用流路及び放熱器を、車両の動力源を
冷却するために設けられる冷却装置と少なくとも一部を
兼用するように構成すれば、より効果的である(請求項
3の発明)。また、前記温度検出手段の検出温度が前記
放熱用設定温度よりも高い保護用設定温度以上となった
ときには、前記燃焼式ヒータを停止させるように構成し
ても良い(請求項4の発明)。さらには、前記放熱用流
路における熱媒体の循環と、前記熱媒体循環路における
熱媒体の循環とを、1個のポンプにより行うように構成
することもできる(請求項5の発明)。
【0012】
【作用】本発明の請求項1の車両用空気調和装置によれ
ば、燃焼式ヒータにより加熱された熱媒体の温度が、温
度検出手段によって検出され、その検出温度が所定温度
以上となったときには、放熱手段によって熱媒体の熱が
車外へ放出されるようになる。従って、加熱用熱交換器
からの放熱量が少ないときでも、燃焼式ヒータを停止さ
せることなく熱媒体の温度を下げることができ、熱媒体
が過熱状態となることを未然に防止することができる。
【0013】本発明の請求項2の車両用空気調和装置に
よれば、車内の暖房を行う際には、熱媒体循環路中に設
けられた燃焼式ヒータが駆動されて熱媒体が加熱され、
その熱媒体が本体ユニットに設けられた加熱用熱交換器
に供給され、送風機の送風により熱交換され、もって車
内に温風が供給されるようになる。ここで、熱媒体の温
度が温度検出手段により検出され、その検出温度が放熱
用設定温度以上となると、開閉制御手段により、熱媒体
循環路に接続された放熱用流路を開閉する開閉手段が開
放され、これにて、熱媒体循環路中の熱媒体が放熱用流
路の放熱器を通り、その熱が車外に放出されるようにな
る。従って、加熱用熱交換器からの放熱量が少ないとき
でも、燃焼式ヒータを停止させることなく熱媒体の温度
を下げることができ、熱媒体が過熱状態となることを未
然に防止することができる。
【0014】そして、上記請求項2の車両用空気調和装
置において、放熱用流路及び放熱器を、車両の動力源を
冷却するために設けられる冷却装置と少なくとも一部を
兼用するように構成すれば(請求項3の車両用空気調和
装置)、別途に冷却装置を設ける場合に比較して、構成
を簡単に済ませることができる。
【0015】また、前記温度検出手段の検出温度が前記
放熱用設定温度よりも高い保護用設定温度以上となった
ときには、前記燃焼式ヒータを停止させるように構成す
れば(請求項4の車両用空気調和装置)、燃焼式ヒータ
や熱媒体循環路の配管等の保護をより効果的に行うこと
ができる。
【0016】さらには、前記放熱用流路における熱媒体
の循環と、前記熱媒体循環路における熱媒体の循環と
を、1個のポンプにより行うように構成すれば(請求項
5の車両用空気調和装置)、放熱用流路と熱媒体循環路
との双方に夫々ポンプを設ける場合に比較して、構成を
簡単に済ませることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を電気自動車用の空気調和装置
に適用したいくつかの実施例について、図面を参照しな
がら説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1〜5に対応)に
ついて、図1乃至図5を参照して述べる。
【0018】図1は本実施例に係る空気調和装置1の概
略的なシステム構成を、冷房装置(冷凍サイクル)部分
を省略して示している。ここで、本体ユニット2は、送
風経路の一部を構成するエアダクト3内に、その上流部
に位置して送風機たるブロア4を備えると共に、その下
流に位置して冷却用熱交換器としての蒸発器(図示せ
ず)及び加熱用熱交換器としての温水ヒータコア5を備
えて構成されている。
【0019】また、前記エアダクト3の最上流部には、
内外気切換ダンパ6により内気,外気が切換えられる導
入口7が設けられており、エアダクト3の下流部には、
送風口ダンパ8により開閉され車内の各吹出口(図示せ
ず)に連通される複数の送風口9が形成されている。さ
らに、前記温水ヒータコア5の近傍には、該温水ヒータ
コア5に対する通過風量を調整するためのエアミックス
ダンパ10が設けられている。
【0020】前記温水ヒータコア5には、熱媒体この場
合温水(水)が熱媒体循環路たる温水循環路11を通し
て循環供給されるようになっている。この温水循環路1
1は、温水ヒータコア5、温水を循環させるためのウォ
ーターポンプ12、電気自動車の動力源たる走行用モー
タ及びインバータ装置の冷却器13、電磁弁からなる第
1の開閉弁14、加熱源となる燃焼式ヒータ15を、配
管によりその順に閉ループに接続して構成されている。
また、温水循環路11の途中部位この場合燃焼式ヒータ
15と温水ヒータコア5との間には、温水の温度を検出
するための温度検出手段たる温度センサ16が設けられ
ている。尚、温度センサ16は、温水循環路11中であ
れば冷却器13の近傍等どこに設けても良い。
【0021】前記燃焼式ヒータ15は、燃焼室17,燃
焼用ファンモータ18や図示しない点火用のグロープラ
グ等を有する本体19に、燃料ポンプ20を介して燃料
タンク21を接続して構成され、燃焼用ファンモータ1
8により、前記燃料ポンプ20から吐出された燃料(例
えば軽油)と外部から取入れた空気と混合し、燃焼室1
7内に噴霧して燃焼させるように構成されている。これ
にて、前記温水循環路11中の温水が、前記燃焼室17
の周囲部分を通る際に加熱されるようになっている。燃
焼室17からの排気は、排気マフラ22により行われ
る。
【0022】そして、この燃焼式ヒータ15は、例えば
車内のコントロールパネルに設けられた燃焼式ヒータス
イッチ23がオン操作されることに基づき、ECU(El
ect-ric Control Unit)24によって運転制御されるよ
うになっている。本実施例では、この燃焼式ヒータ15
は、燃料ポンプ20による燃料の供給量及び燃焼用ファ
ンモータ18の回転数を2段階に変化させることによ
り、発熱量(燃焼強度)をHI,LOの2段階に切換え
ることができるようになっている。後の作用説明でも述
べるように、ECU24は、前記温度センサ16の検出
温度T0 に基づいて、燃焼式ヒータ15のHI運転,L
O運転及び停止の自動切換えを行うように構成されてい
る。
【0023】さて、前記温水循環路11には、放熱用流
路25が設けられている。この放熱用流路25は、入口
側が前記冷却器13と第1の開閉弁14との間に接続さ
れ、出口側が前記温水ヒータコア5とウォーターポンプ
15との間に接続されている。そして、この放熱用流路
25の途中部位には放熱器たるラジエータ26が設けら
れていると共に、電磁弁からなる開閉手段としての第2
の開閉弁27が設けられている。前記ラジエータ26
は、ラジエータファン28が駆動されることにより、冷
却用通路25を通る温水の熱を車外に放出するように構
成されている。これにて、冷却用通路25,ラジエータ
26,第2の開閉弁27,ラジエータファン28等から
放熱手段が構成されているのである。
【0024】図2は前記ECU24を中心とした前記燃
焼式ヒータ15に関連する部分の電気的構成を概略的に
示しており、ECU24は、上述のように燃焼式ヒータ
スイッチ23及び温度センサ16の信号が入力され、こ
れと共に、前記燃焼式ヒータ15,ラジエータファン2
8,ウォーターポンプ12,第1の開閉弁14及び第2
の開閉弁27を制御するようになっている。
【0025】このとき、詳しくは後の作用説明にて述べ
るように、ECU24は、そのソフトウエア的構成によ
り、暖房運転時(燃焼式ヒータスイッチ23のオン時)
において、通常時(温度センサ16の検出温度T0 が放
熱用設定温度Tr未満のとき)には、ウォーターポンプ
12をオンすると共に1の開閉弁14を開放し、第2の
開閉弁27を閉塞すると共にラジエータファン28をオ
フするように構成されている。
【0026】そして、ECU24は、温水の温度が上昇
して過熱状態となる虞があるとき(温度センサ16の検
出温度T0 が放熱用設定温度Tr以上となったとき)
に、第2の開閉弁27を開放すると共にラジエータファ
ン28をオンするように構成されている。従って、前記
ECU24が本発明にいう開閉制御手段としての機能を
果たすようになっている。
【0027】さらに、本実施例では、ECU24は、も
し温度センサ16の検出温度T0 が放熱用設定温度Tr
よりも高い保護用設定温度Tu以上となったならば、燃
焼式ヒータ15をオフ(停止)するように構成されてい
るのである。尚、図示及び詳しい説明は省略するが、前
記ECU24は、車内のコントロールパネルの操作や各
種センサの検出に基づいて、前記ブロア4や各ダンパ
6,8,10並びに冷凍サイクルのコンプレッサ等も制
御するようになっている。
【0028】また、暖房時以外は、前記第1の開閉弁1
4が閉塞され、第2の開閉弁27が開放されるのである
が、必要に応じて、ウォーターポンプ12及びラジエー
タファン28が駆動されるようになっている。これに
て、放熱用流路25及びラジエータ26等が、動力源た
る走行用モータやインバータ装置を冷却するための冷却
装置としての機能を果たすようになっている。
【0029】次に、上記構成の作用について、図3乃至
図5も参照して述べる。図3のフローチャートは、暖房
時における燃焼式ヒータ15及びその周辺部分に対して
ECU24が実行する制御の内容を示している。また、
図4は、その際の温度センサ16の検出温度T0 (水
温)と、燃焼式ヒータ15の発熱量(HI,LOの切
換)及び第2の開閉弁27の開閉との関係を示してい
る。
【0030】まず、ステップS1では初期設定が行わ
れ、燃焼式ヒータ15が停止していると共に第1の開閉
弁14が閉塞している。また、このときには、第2の開
閉弁27は開放しており、ウォーターポンプ12及びラ
ジエータファン28はオフしている。尚、これらウォー
ターポンプ12及びラジエータファン28は、暖房時以
外の場合においても、必要に応じて(インバータ装置や
走行用モータの冷却が必要なとき)オンされるようにな
っている。
【0031】この後、燃焼式ヒータスイッチ23がオン
されると(ステップS2にてYes)、第1の開閉弁1
4が開放されると共に第2の開閉弁27が閉塞され、さ
らにウォーターポンプ12がオンされるようになる(ス
テップS3)。次のステップS4では、温度センサ16
の検出温度T0 が保護用設定温度Tu(例えば93℃)
以上であるかどうかが判断され、保護用設定温度Tu未
満であれば(No)、燃焼式ヒータ15が既にオンされ
ている場合を除いて(ステップS5にてYes)、燃焼
式ヒータ15がオン(HI運転)される(ステップS
6)。
【0032】これにて、図1に矢印Aで示すように、温
水循環路11中の温水は、燃焼式ヒータ15により加熱
されて温水ヒータコア5に流れ込んだ後、ウォーターポ
ンプ12及び冷却器13を通って燃焼式ヒータ15に至
るという循環を繰返すようになり、ブロア4により生成
された風が温水ヒータコア5部分を通って加熱され、も
って車内に温風が供給されるのである。尚、図示はしな
いが、このとき、コントロールパネルの操作による暖房
風量や温度の設定等に基づいて、前記ブロア4の送風量
や各ダンパ6,8,10の開閉等が制御されるようにな
っている。
【0033】そして、この燃焼式ヒータ15の運転時に
は、ステップS7〜ステップS10にて温度センサ16
の検出温度T0 に基づいて燃焼式ヒータ15のHI運
転,LO運転の切換制御が行われるのであるが、これ
は、検出温度T0 が温度Th(例えば80℃)以上とな
ると(ステップS7にて)、LO運転に切換え(ステッ
プS8)、その後検出温度T0 が温度Tl(例えば70
℃)以下に低下すると(ステップS9にてYes)、H
I運転に切換える(ステップS10)というようにして
行われる。これにて、温水の温度が、70〜80℃に安
定して維持されるのである。
【0034】しかして、温水ヒータコア5からある程度
の放熱量があれば、このような燃焼式ヒータ15のHI
運転,LO運転の切換えにより、温水の温度を維持する
ことができるのであるが、燃焼の安定性といった燃焼式
ヒータ15特有の事情により、例えばブロア4からの送
風量が小さい場合など温水ヒータコア5からの放熱量が
微少(あるいは零)となると、LO運転をしても、温水
の温度が温度Thを越えて上昇してしまい、遂には過熱
状態となる虞がある。
【0035】そこで、本実施例では、ステップS11に
おいて、温度センサ16の検出温度T0 を放熱用設定温
度Trと比較し、放熱用設定温度Tr以上となったとき
には(Yes)、第2の開閉弁27を開放すると共に、
ラジエータファン28をオンするようになっている(ス
テップS12)。前記放熱用設定温度Trは、前記温度
Thよりも高く且つ保護用設定温度Tuよりも低い温
度、例えば80〜93℃のいずれかに設定されるように
なっている。
【0036】これにて、図1に矢印Bで示すように、冷
却器13を出た温水の一部が、放熱用流路25を通って
ラジエータ26に至りここで放熱された後、再びウォー
ターポンプ12に至るという循環が、矢印Aに示す循環
に併せて行われるようになり、冷却用通路25を通る温
水の熱を車外に放出して温度を下げることができるよう
になっているのである。尚、このときの温水循環路11
側と冷却用通路25側との温水の流量の比率は、ラジエ
ータ26の能力等に応じて、温水の温度を十分に下げる
ことができるように設定される。この後、温度センサ1
6の検出温度T0 がTrを下回ると(ステップS11に
てNo)、第2の開閉弁27が閉塞され、ラジエータフ
ァン28もオフされる(ステップS13)。
【0037】さらに、万一、故障等なんらかの原因で、
放熱用流路25及びラジエータ26によっても水温が低
下しないような事態を招いた場合でも、温度センサ16
の検出温度T0 が保護用設定温度Tu以上となると(ス
テップS4にてYes)、燃焼式ヒータ15がオフされ
るようになっている(ステップS14)。従って、いか
なる場合でも、温水が過熱状態となることはないのであ
る。
【0038】このようにして燃焼式ヒータ15や第2の
開閉弁27及びラジエータファン28等が制御されるこ
とにより、図4に示すように、温水ヒータコア5からの
放熱量が少ないときでも、燃焼式ヒータ15を停止させ
ることなく温水の温度を下げることができ、温水循環路
11中の温水が過熱状態となることを未然に防止できる
のである。従って、燃焼式ヒータ15が停止後の再着火
に時間がかかる事情があっても、温水の温度を維持させ
ることができて安定した暖房を行うことができる。
【0039】ちなみに、図5は本実施例と同等の燃焼式
ヒータを採用しながらも放熱用流路25等を設けない場
合の空気調和装置における、温水の温度と燃焼式ヒータ
の発熱量との関係を参考のために示している。この図5
ではヒータコアの放熱量が少なくなると、保護のため燃
焼式ヒータを停止せざるをえず、水温が急激に低下して
安定した暖房ができなくなる不具合があるのに対し、本
実施例(図4)では、そのような燃焼式ヒータ15の停
止を行わずに保護を図ることができ、安定した暖房を行
うことができることが理解できる。
【0040】このように本実施例によれば、走行用モー
タやインバータ装置から十分な発熱量が得られない事情
がある電気自動車において、燃焼式ヒータ15を採用し
たことにより、冬季や寒冷地にあっても電気エネルギー
によらずに十分な暖房用温風を得ることができる。そし
て、放熱用流路25,第2の開閉弁27,ラジエータ2
6及びラジエータファン28を設けたことにより、温水
ヒータコア5からの放熱量が小さいときでも、燃焼式ヒ
ータ15を停止させることなく温水の過熱状態を未然に
防止することができ、暖房用温風を安定して供給するこ
とができるという優れた実用的効果を得ることができる
ものである。
【0041】また、本実施例では、万一、温度センサ1
6の検出温度T0 が放熱用設定温度Trよりも高い保護
用設定温度Tu以上となったときには、燃焼式ヒータ1
5を停止させるように構成したので、燃焼式ヒータ15
や温水循環路11の配管等の保護をより効果的に行うこ
とができるものである。
【0042】そして、特に本実施例では、前記放熱用流
路25やラジエータ26等が、走行用モータ及びインバ
ータ装置の冷却装置を兼用する構成としたので、別途に
冷却装置を設ける場合に比較して、構成を簡単に済ませ
ることができ、さらには、温水循環路11及び放熱用流
路25における温水の循環を、1個のウォーターポンプ
12により行うように構成したので、夫々にポンプを設
ける場合に比較して、構成を簡単に済ませることができ
るといった利点を得ることができる。
【0043】尚、上記実施例では、温度センサ16の検
出温度T0 が放熱用設定温度Tr以上となったときに、
検出温度T0 が放熱用設定温度Trを下回るまで放熱用
流路25を使用(第2の開閉弁27を開放)してラジエ
ータ26による放熱を行わせるようにしたが、例えば水
温が別の設定温度以下に下がるまでラジエータ26によ
る放熱を行わせたり、あるいは一定時間ラジエータ26
による放熱を行わせるように構成することもできる。ま
た、各設定温度Tu,Tr,Th.Tlは、実施例中に
示した具体例に限定されるものではなく、その具体的数
値は要旨に適合する範囲内で適宜に変更することができ
るものである。さらには、冷却装置は、走行用モータ及
びインバータ装置の双方を冷却するものでなく、走行用
モータを空冷式とし、発熱量の多いインバータ装置のみ
を冷却する構成としても良い。
【0044】(2)第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例について、図6乃至図9を
参照して説明する。尚、本実施例においても、本体ユニ
ット3や燃焼式ヒータ15等の構成については上記第1
の実施例と共通するので、上記第1実施例と同一部分に
ついては、詳しい説明を省略することとする。
【0045】図6乃至図8は本実施例に係る空気調和装
置31の概略的なシステム構成を示しており、上記第1
の実施例と異なるところは、温水循環路32における温
水の循環と、放熱用流路を兼用する冷却装置33におけ
る温水の循環とを、別系統で行うようにした点にある。
即ち、温水循環路32は、温水ヒータコア5、第1の開
閉弁34、第1のウォーターポンプ35、燃焼式ヒータ
15を順に閉ループに接続して構成されている。また、
燃焼式ヒータ15の近傍には温度検出手段たる第1の温
度センサ36が設けられている。
【0046】これにて、暖房運転時においては、第1の
開閉弁34が開放されると共に、燃焼式ヒータ15及び
第1のウォーターポンプがオンされ、図6に矢印Cで示
すように、温水循環路31中の熱媒体(温水)が、燃焼
式ヒータ15により加熱されて温水ヒータコア5に流れ
込んだ後、第1のウォーターポンプ35を通って燃焼式
ヒータ15に至るという循環を繰返すようになる。これ
により、ブロア4により生成された風が温水ヒータコア
5部分を通って加熱され、もって車内に温風が供給され
るようになっている。また、第1の温度センサ36の検
出温度T1 に基づいて、燃焼式ヒータ15のHI運転,
LO運転の自動切換えなどが行われるようになってい
る。
【0047】一方、前記冷却装置33は、電気自動車の
動力源たる走行用モータ及びインバータ装置の冷却器1
3、第2のウォーターポンプ37、逆止弁38、放熱器
たるラジエータ39を、冷却水路40により順に接続し
て構成されている。そして、前記冷却器13部分には冷
却水の温度を検出するための第2の温度センサ41が設
けられている。また、前記ラジエータ39は、ラジエー
タファン42が駆動されることにより、冷却水路40を
通る冷却水の熱を車外に放出するように構成されてい
る。尚、ラジエータ39にはリザーブタンク43が添設
されている。
【0048】これにて、例えば夏季などの暖房運転がな
されていないときには、第2のウォーターポンプ37が
オンされると共に、第2の温度センサ41の検出温度T
2 が高いときにはラジエータファン42が駆動され、図
7に矢印Dで示すように、冷却水路40中の冷却水(温
水)が、冷却器13を通って走行用モータ及びインバー
タ装置の熱を奪った後、第2のウォーターポンプ37及
び逆止弁38を順に通ってラジエータ39に流れ込み、
ここでその熱が車外に放熱され、再び冷却器13に至る
という循環が繰返され、もって、走行用モータ及びイン
バータ装置の冷却が行われるのである。
【0049】そして、前記温水循環路32と冷却水路4
0とは、入口側連結路44及び出口側連結路45により
2か所で接続されるようになっている。このうち入口側
連結路44は、温水循環路32の温水ヒータコア5と第
1の開閉弁34との間部分と、冷却水路40の逆止弁3
8とラジエータ39との間部分とを接続するように設け
られ、その途中部には開閉手段たる第2の開閉弁46が
設けられている。また、前記出口側連結路45は、温水
循環路32の第1の開閉弁34と第1のウォーターポン
プ35との間部分と、冷却水路40の冷却器13と第2
のウォーターポンプ37との間部分とを接続するように
設けられている。
【0050】前記第2の開閉弁46は、開閉制御手段た
るECU47により、前記第1の温度センサ36の検出
温度T1 が放熱用設定温度Tr以上となったときに開放
されるようになっている。これにより、図8に矢印Eで
示すように、温水循環路32中の温水の一部が、入口側
連結路44から冷却水路40に流れ込み、ラジエータ3
9を通って車外へ放熱され、冷却器13を通って出口側
連結路45から温水循環路32に戻るようになってい
る。これにて、冷却水路40のほぼ半部並びに入口側連
結路44及び出口側連結路45から放熱用流路が構成さ
れ、その放熱用流路及び放熱器(ラジエータ39)が、
冷却装置33と兼用するように構成されているのであ
る。
【0051】上記構成においても、ECU47により、
図9のフローチャートに示す制御が行われる。まず、ス
テップS21の初期設定では、第1のウォーターポンプ
35,燃焼式ヒータ15及びラジエータファン42はオ
フされ、また、第1の開閉弁34及び第2の開閉弁46
は共に閉塞しており、第2のウォーターポンプ37のみ
がオンされている。これにて冷却水が冷却水路40を矢
印Dで示すように循環するのであるが、この状態では、
未だラジエータファン42はオフされているので、ラジ
エータ39からの放熱はさほど行われない。
【0052】ここで、例えば夏季などの暖房運転が行わ
れないときつまり燃焼式ヒータスイッチ23がオンされ
ないときには(ステップS22にてNo)、第2の温度
センサ41が検出する冷却器13部分の温度に基づい
て、ラジエータファン42のオンオフ制御が行われる。
即ち、第2の温度センサ41の検出温度T2 が冷却設定
温度(例えば80℃)以上となると(ステップS31に
てYes)、ラジエータファン42がオンされ(ステッ
プS32)、第2の温度センサ41の検出温度T2 が冷
却設定温度未満のときは(ステップS31にてNo)、
ラジエータファン42がオフされるのである(ステップ
S33)。
【0053】一方、燃焼式ヒータスイッチ23がオンさ
れると(ステップS22にてYes)、第1の開閉弁3
4が開放されると共に第1のウォーターポンプ35がオ
ンされて(ステップS23)暖房運転が行われるのであ
るが、以下のステップS24からステップS30まで
は、温度センサ16が第1の温度センサ36に代わるだ
けで、上記第の1実施例の図3のフローチャートにおけ
るステップS4からステップS10と同様の処理が行わ
れる。また、第1の温度センサ36の検出温度T1 が保
護用設定温度Tu以上となると(ステップS24にてY
es)、やはり燃焼式ヒータ15がオフされるようにな
っている(ステップS34)。
【0054】そして、ステップS35においては、第1
の温度センサ36の検出温度T1 が放熱用設定温度Tr
と比較され、放熱用設定温度Tr以上となったときには
(Yes)、第2の開閉弁46が開放されると共に、ラ
ジエータファン42がオンされるようになっている(ス
テップS36)。これにて、図8に矢印Eで示すよう
に、温水ヒータコア5を出た温水の一部が、入口側連結
路44を通ってラジエータ39に至りここで強制的に放
熱された後、冷却器13及び出口側連結路45を通って
第1のウォーターポンプ35に至るという循環が、併せ
て行われるようになり、冷却水路40を通る温水の熱を
車外に放出して温度を下げるようになっているのであ
る。尚、この第2の開閉弁46の開放時には、第2のウ
ォーターポンプ37はオフしても良い。
【0055】この後、第1の温度センサ36の検出温度
T1 がTrを下回ると(ステップS35にてNo)、ス
テップS37にて第2の開閉弁46が閉塞されるように
なる。このときには、上記ステップS31と同様に、第
2の温度センサ41の検出温度T2 に基づいて、ラジエ
ータファン42のオン(ステップS39),オフ(ステ
ップS33)が制御されるのである。
【0056】かかる実施例によれば、上記第1の実施例
と同様に、温水ヒータコア5からの放熱量が小さいとき
でも、燃焼式ヒータ15を停止させることなく温水の過
熱状態を未然に防止することができ、暖房用温風を安定
して供給することができる等の優れた実用的効果を得る
ことができる。
【0057】そして、特に本実施例では、独立で運転可
能な冷却装置33(冷却水路40)に対して温水循環路
32を接続する構成として、必要時にその冷却水路40
の一部を放熱用流路として使用するようにしたので、温
水循環路32及び冷却水路40に夫々第1及び第2のウ
ォーターポンプ35及び37を要するやや複雑な構成と
はなるものの、温水循環路32と冷却装置33とを別系
統で動作させることができ、例えば冬季の暖房開始時に
おいて冷却器13に熱を奪われることなく温水の温度上
昇を早く行うことができる等の利点を得ることができる
ものである。
【0058】(3)第3の実施例 図10及び図11は本発明の第3の実施例を示し、その
うち図10は本実施例に係る空気調和装置51のシステ
ム構成を示している。ここでは、燃焼式ヒータ15によ
る暖房装置に加えて、冷房用の冷凍サイクル52が組込
まれ、本体ユニット2内に蒸発器(エバポレータ)53
が設けられた様子を示している。そして、本実施例で
は、水−冷媒熱交換器54が、冷凍サイクル52の凝縮
器(コンデンサ)としての役割を果たすようになってい
る。
【0059】この場合、温水ヒータコア5に温水を循環
供給する温水循環路11は、上記第1の実施例と同様
に、温水ヒータコア5、ウォーターポンプ12、走行用
モータ及びインバータ装置の冷却器13、第1の開閉弁
14、燃焼式ヒータ15を、順に閉ループに接続して構
成されている。温水循環路11の燃焼式ヒータ15の近
傍には温度検出手段たる温度センサ16が設けられてい
る。
【0060】そして、温水循環路11には熱交換水路5
5が接続されている。この熱交換水路55は、入口側が
前記冷却器13と第1の開閉弁14との間に接続され、
出口側が前記温水ヒータコア5の上流部に接続されてい
る。そして、この熱交換水路55の途中部に前記水−冷
媒熱交換器54が設けられていると共に、それよりも出
口側に位置して第3の開閉弁56が設けられている。
【0061】一方、前記冷凍サイクル52は、コンプレ
ッサ57、前記水−冷媒熱交換器54、膨張弁58、前
記蒸発器53、アキュームレータ59を、冷媒管路60
により順に閉ループに接続して構成され、内部に所要量
の冷媒が封入されている。前記水−冷媒熱交換器54に
おいては、熱交換水路55を通る水と冷媒管路60を通
る冷媒との熱交換が行われ、冷媒が凝縮される一方、水
が加熱されるようになっている。尚、前記コンプレッサ
57は、電源61に接続されたインバータ装置62によ
り駆動されるようになっている。
【0062】さて、前記熱交換水路55の水−冷媒熱交
換器54と第3の開閉弁56との間の部分と、温水循環
路11のウォーターポンプ12の上流側部分との間に
は、ラジエータ水路63が接続されている。このラジエ
ータ水路63には、開閉手段たる第2の開閉弁64及び
放熱器たるラジエータ65が設けられている。ラジエー
タ65にはラジエータファン66により送風が行われる
ようになっている。これにて、熱交換水路55及びラジ
エータ水路63から放熱用流路が構成されているのであ
る。
【0063】かかる構成において、燃焼式ヒータ15,
ウォーターポンプ12,第1の開閉弁14,第2の開閉
弁64,第3の開閉弁56,ラジエータファン66,コ
ンプレッサ57は、図示しないECUにより、図11に
示すように制御されるようになっている。尚、図示して
はいないが、暖房時に燃焼式ヒータ15のHI,LO運
転の切換えが行われることは勿論である。
【0064】これにより、夏季等における冷房モード時
には、コンプレッサ57の駆動により高温,高圧の気体
となった冷媒が、水−冷媒熱交換器54にて液化され、
膨張弁58により霧状となって蒸発器53に至り、外部
の熱を奪って蒸発した後、アキュームレータ59を介し
てコンプレッサ57に戻るといった循環が繰返し行わ
れ、ブロア4により生成された風が蒸発器53部分を通
って冷却され、もって車内に冷風が供給される。また、
このときには、ウォーターポンプ12の駆動により、冷
却器13を通った温水が、熱交換水路55の水−冷媒熱
交換器54を通り、第2の開閉弁64からラジエータ水
路63へ入り、ラジエータ65により冷却されてウォー
ターポンプ12に戻るといった循環が行われる。
【0065】そして、冬季等における暖房モード時に
は、温水循環路11中の温水が、燃焼式ヒータ15によ
り加熱されて温水ヒータコア5に流れ込んだ後、ウォー
ターポンプ12及び冷却器13を通って燃焼式ヒータ1
5に至るという循環を繰返すようになると共に、冷却器
13の下流にて、一部の温水が熱交換水路55側に分岐
し、水−冷媒熱交換器54を通り、さらに第3の開閉弁
56を通って温水ヒータコア5の手前で温水循環路11
に合流するようになっている。
【0066】さらに、この暖房時において、温水ヒータ
コア5からの放熱量が小さくなって温度センサ16の検
出温度T0 が放熱用設定温度Tr以上となったときに
は、第2の開閉弁64が開放されると共に第3の開閉弁
56が閉塞され、また、ラジエータファン66がオンさ
れる。これにて、熱交換水路55中を水−冷媒熱交換器
54を通った温水が、ラジエータ水路63を通ってラジ
エータ65に至りここで放熱された後、再びウォーター
ポンプ12に至るという循環が行われるようになるので
ある。尚、このとき、第3の開閉弁56を開放させてお
いても良い。
【0067】かかる実施例においても、上記第1の実施
例等と同様に、温水ヒータコア5からの放熱量が小さい
ときでも、燃焼式ヒータ15を停止させることなく温水
の過熱状態を未然に防止することができ、暖房用温風を
安定して供給することができる等の優れた効果を得るこ
とができるものである。
【0068】(4)第4の実施例 最後に、図12は本発明の第4の実施例に係る空気調和
装置71のシステム構成を示している。本実施例が上記
第3の実施例と異なる点は、冷凍サイクル72に除湿モ
ードの機能を付加したところにある。
【0069】即ち、この冷凍サイクル72は、コンプレ
ッサ57、水−冷媒熱交換器54、第2の膨張弁(キャ
ピラリ)73、室外熱交換器74、膨張弁58、蒸発器
53、アキュームレータ59を、冷媒管路60により順
に閉ループに接続して構成されると共に、前記第2の膨
張弁73をバイパスするバイパス路75に第1の電磁弁
76を設け、さらに、前記膨張弁58及び蒸発器53を
バイパスするバイパス路77に第2の電磁弁78を設け
て構成されている。また、前記室外熱交換器74に向け
て送風を行うファン装置79が設けられている。
【0070】この場合、冷房モード時には、第1の電磁
弁76が開放されると共に、第2の電磁弁78が閉塞さ
れ、またファン装置79がオンされた状態で、コンプレ
ッサ57が駆動されるようになっている。これにて、上
記第3の実施例と同様に、蒸発器53部分にて冷風が生
成されて車内に供給される。また、このときには、冷却
器13を通った温水が水−冷媒熱交換器54を通りラジ
エータ65により冷却されるといった同様の循環が行わ
れる。
【0071】そして、除湿モード時においては、コンプ
レッサ57が駆動されると共に、第1の電磁弁76及び
第2の電磁弁78が共に閉塞され、また、ファン装置7
9はオフされる。一方、このときには、ウォーターポン
プ12が駆動されると共に、第2の開閉弁64が閉塞さ
れ、第3の開閉弁56が開放される。これにて、水−冷
媒熱交換器54により加熱された温水が温水ヒータコア
5に供給されるようになり、以て、蒸発器53部分にて
乾燥した冷風が生成されると共にその冷風が温水ヒータ
コア5にて加熱された状態で車内に供給されるようにな
るのである。この際、第1の開閉弁14を開放させても
良く、さらに、燃焼式ヒータ15を駆動すれば除湿暖房
を行うことができる。
【0072】なお、暖房モード時においては、上記第3
の実施例と同様の動作が行われ、やはり、温度センサ1
6の検出温度T0 が放熱用設定温度Tr以上となったと
きには、ラジエータ65により放熱が行われ、燃焼式ヒ
ータ15を停止させずに温水の温度を下げるようになっ
ている。
【0073】また、この構成においては、冷凍サイクル
72をヒートポンプとして利用した暖房も可能となる。
その際には、コンプレッサ57が駆動され、第1の電磁
弁76が閉塞されると共に第2の電磁弁78が開放され
る一方、ウォーターポンプ12が駆動されると共に、第
2の開閉弁64が閉塞され、第3の開閉弁56が開放さ
れる。これにて、室外熱交換器74を蒸発器(エバポレ
ータ)として機能させて蒸発器53に冷媒を通さないよ
うにし、水−冷媒熱交換器54にて加熱された温水を温
水ヒータコア5に供給することができるのである。
【0074】尚、上記各実施例では、燃焼式ヒータの熱
媒体として水(温水)を採用したが、例えば不凍液等を
用いるようにしても良い。そして、燃焼式ヒータ15を
発熱量をHI,LOの2段階に切換える構成としたが、
3段階以上の多段階に切換え得るように構成することも
できる。さらには、ラジエータ(放熱器)が例えば車両
の走行に伴う通風のみでも十分な放熱能力を有するもの
であれば、ラジエータファンは必ずしも設けなくても良
い。
【0075】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えば電気自動車に限らずエンジ
ン車に適用することが可能であり、この場合エンジンが
車両の動力源となる。また、放熱用流路及び放熱器を走
行用モータ等の冷却装置とは別途に設けるようにしても
良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものである。
【0076】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
即ち、請求項1の車両用空気調和装置によれば、燃焼式
ヒータにより暖房用温風を得るようにしたものにあっ
て、熱媒体の温度を検出する温度検出手段と、この温度
検出手段による検出温度が所定温度以上となったときに
その熱媒体の熱を車外へ放出する放熱手段とを設けたの
で、加熱用熱交換器からの放熱量が少ないときでも、燃
焼式ヒータを停止させることなく熱媒体の温度を下げる
ことができ、もって熱媒体が過熱状態となることを極力
防止することができて暖房用温風を安定して供給するこ
とができるものである。
【0077】請求項2の車両用空気調和装置によれば、
送風機による車内への送風経路中に加熱用熱交換器を備
えた本体ユニットと、前記加熱用熱交換器に熱媒体を循
環供給する熱媒体循環路と、この熱媒体循環路中に設け
られ前記熱媒体を加熱する燃焼式ヒータと、入口部及び
出口部が前記熱媒体循環路に接続された放熱用流路と、
この放熱用流路に設けられ該放熱用流路を通る熱媒体の
熱を車外に放出する放熱器と、前記放熱用流路を開閉す
る開閉手段と、前記熱媒体循環路中の熱媒体の温度を検
出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出温度が
放熱用設定温度以上となったときに前記開閉手段を開放
させる開閉制御手段とを具備するので、加熱用熱交換器
からの放熱量が少ないときでも、燃焼式ヒータを停止さ
せることなく熱媒体の温度を下げることができ、熱媒体
が過熱状態となることを防止することができ、暖房用温
風を安定して供給することができるものである。
【0078】そして、上記請求項2の車両用空気調和装
置において、放熱用流路及び放熱器を、車両の動力源を
冷却するために設けられる冷却装置と少なくとも一部を
兼用するように構成すれば(請求項3の車両用空気調和
装置)、別途に冷却装置を設ける場合に比較して、構成
を簡単に済ませることができる。
【0079】また、前記温度検出手段の検出温度が前記
放熱用設定温度よりも高い保護用設定温度以上となった
ときには、前記燃焼式ヒータを停止させるように構成す
れば(請求項4の車両用空気調和装置)、いかなる場合
でも熱媒体が過熱状態となることがなくなり、燃焼式ヒ
ータや熱媒体循環路の配管等の保護をより効果的に行う
ことができる。
【0080】さらには、前記放熱用流路における熱媒体
の循環と、前記熱媒体循環路における熱媒体の循環と
を、1個のポンプにより行うように構成すれば(請求項
5の車両用空気調和装置)、放熱用流路と熱媒体循環路
との双方に夫々ポンプを設ける場合に比較して、構成を
簡単に済ませることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、全体のシ
ステム構成を示す図
【図2】要部の電気的構成を示すブロック図
【図3】暖房時の制御内容を示すフローチャート
【図4】水温と燃焼式ヒータの発熱量及び第2の開閉弁
の開閉の関係を示す図
【図5】従来の空気調和装置における水温と燃焼式ヒー
タの発熱量との関係を比較のために示す図
【図6】本発明の第2の実施例に係る空気調和装置のシ
ステム構成を示す図であり、暖房時の温水の流れを説明
する図
【図7】冷却装置の水の流れを説明するための図6相当
【図8】放熱時における温水の流れを説明するための図
6相当図
【図9】暖房時の制御内容を示すフローチャート
【図10】本発明の第3の実施例に係る空気調和装置の
全体のシステム構成を示す図
【図11】冷暖房のモードにおける各装置のオン,オフ
の関係を示す図
【図12】本発明の第4の実施例に係る空気調和装置の
全体のシステム構成を示す図
【符号の説明】
図面中、1,31,51,71は空気調和装置、2は本
体ユニット、4はブロア(送風機)、5は温水ヒータコ
ア(加熱用熱交換器)、11,32は温水循環路(熱媒
体循環路)、12はウォーターポンプ(ポンプ)、13
は冷却器、14,31は第1の開閉弁、15は燃焼式ヒ
ータ、16は温度センサ(温度検出手段)、24,47
はECU(開閉制御手段)、25は放熱用流路、26,
39,65はラジエータ(放熱手段)、27,46,6
4は第2の開閉弁(開閉手段)、28,42,66はラ
ジエータファン、33は冷却装置、35は第1のウォー
ターポンプ(ポンプ)、37は第2のウォーターポンプ
(ポンプ)、36は第1の温度センサ(温度検出手
段)、40は冷却水路、52,72は冷凍サイクル、5
3は蒸発器、54は水−冷媒熱交換器、55は熱交換水
路、56は第3の開閉弁、63はラジエータ水路を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊佐治 晃 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼式ヒータにより加熱された熱媒体を
    加熱用熱交換器に循環供給することにより暖房用温風を
    得るようにしたものであって、 前記熱媒体の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段による検出温度が所定温度以上となっ
    たときに、その熱媒体の熱を車外へ放出する放熱手段と
    を具備することを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 送風機による車内への送風経路中に加熱
    用熱交換器を備えた本体ユニットと、 前記加熱用熱交換器に熱媒体を循環供給する熱媒体循環
    路と、 この熱媒体循環路中に設けられ前記熱媒体を加熱する燃
    焼式ヒータと、 入口部及び出口部が前記熱媒体循環路に接続された放熱
    用流路と、 この放熱用流路に設けられ該放熱用流路を通る熱媒体の
    熱を車外に放出する放熱器と、 前記放熱用流路を開閉する開閉手段と、 前記熱媒体循環路中の熱媒体の温度を検出する温度検出
    手段と、 この温度検出手段の検出温度が放熱用設定温度以上とな
    ったときに前記開閉手段を開放させる開閉制御手段とを
    具備してなる車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱用流路及び放熱器は、車両の動
    力源を冷却するために設けられる冷却装置と少なくとも
    一部を兼用するように構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段の検出温度が前記放熱
    用設定温度よりも高い保護用設定温度以上となったとき
    には、前記燃焼式ヒータを停止させるように構成されて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の車両用空気
    調和装置。
  5. 【請求項5】 前記放熱用流路における熱媒体の循環
    と、前記熱媒体循環路における熱媒体の循環とが、1個
    のポンプにより行われるように構成されていることを特
    徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の車両用空気
    調和装置。
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