JPH083999Y2 - タイヤ保温カバー - Google Patents

タイヤ保温カバー

Info

Publication number
JPH083999Y2
JPH083999Y2 JP1991030198U JP3019891U JPH083999Y2 JP H083999 Y2 JPH083999 Y2 JP H083999Y2 JP 1991030198 U JP1991030198 U JP 1991030198U JP 3019891 U JP3019891 U JP 3019891U JP H083999 Y2 JPH083999 Y2 JP H083999Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
peripheral wall
cover
warmer
cover half
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991030198U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04124791U (ja
Inventor
豊彦 高槻
比呂志 西納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP1991030198U priority Critical patent/JPH083999Y2/ja
Publication of JPH04124791U publication Critical patent/JPH04124791U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083999Y2 publication Critical patent/JPH083999Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • B60C99/003Tyre heating arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カーレース等におい
て使用されるタイヤ保温カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車や自動二輪車の速さを競うカーレ
ースにおいては、スタート時或いはレース途中における
タイヤ交換時において、予めタイヤを所定温度に加熱・
保温するタイヤウォーマーが使用される。タイヤを予め
加熱するのは、走行開始の初期においてはタイヤが比較
的硬いことにより、路面に対するグリップ性やコーナリ
ング性が劣るためである。タイヤを予め加熱しておけ
ば、走行開始時にタイヤが柔軟化しているため、走行性
が向上する利点がある。
【0003】このような目的で使用される従来のタイヤ
ウォーマーは、帯状シートの内部にヒータを取付けたも
のであり、これをタイヤの外周面に巻付け、ヒータに通
電することによりタイヤを加熱・保温するようになって
いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
タイヤウォーマーによりタイヤを加熱・保温する場合、
タイヤの外周面は幅方向にわん曲しているのに対し、タ
イヤウォーマーは平坦な帯状のものであってそれ自体の
柔軟性のみでタイヤのわん曲面に沿わせるようにしてい
る。このためタイヤに対する密着性が悪い欠点があっ
た。タイヤウォーマーの密着性が悪いと、熱伝達率が低
いと共に、冷気や風雨の影響を受け易いため保温性が悪
く、加熱効率が低い。
【0005】そこで、この出願の各請求項に記載の考案
の共通の課題は、タイヤに与えた熱の放散を防止する保
温カバーを提供することである。
【0006】更に、請求項1に記載の考案は、タイヤ加
熱時の帯状タイヤウォーマーの密着性を良好にして、加
熱効率を向上させること、及び請求項2に記載の考案
は、加熱完了後車体に取付けたタイヤの冷却を防ぐこと
をそれぞれ個別の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の考案はタイヤの外周面の片面を覆う周
壁の一側辺に、タイヤの一側面を覆う側壁を設けて皿形
に形成してなる一対のカバー半体を組合せて、ケース形
に形成したものである。
【0008】また、上記の課題を解決するために、請求
項2の考案はタイヤ外周面の一部を残して他の部分を覆
う周壁と、その周壁の両側にそれぞれ側壁を一体に設
け、上記周壁の両端と両側壁とにより開口部を形成した
構成とした。この場合、周壁の内面に自己発熱体を取付
けてもよい。
【0009】
【作用】上記の請求項1の考案に係るタイヤ保温カバー
は、車体から外したタイヤにタイヤウォーマーを装着し
た際に、そのタイヤウォーマーの上から嵌めることによ
りタイヤウォーマーをタイヤの外周面に密着させる。ま
た、請求項2の考案に係るタイヤ保温カバーは、タイヤ
ウォーマーにより予め加熱したタイヤを車体に取付けレ
ーン上でスタートを待つまでの間タイヤに被せ、タイヤ
の冷却を防止する。
【0010】
【実施例】図1に示す第1実施例は、車体から外したタ
イヤ1にタイヤウォーマー2を装着して加熱する際に、
そのタイヤウォーマー2の外側に被せる場合のタイヤ保
温カバーである。
【0011】このタイヤ保温カバーは、2つのカバー半
体11、11’により構成される。これらのカバー半体
11、11’はタイヤ1の外周面の片面(タイヤ1の幅
方向の中心線を含む面で二分した場合の半分)を覆う周
壁9の一側辺に、タイヤ1の一側面を覆う側壁10を設
けて皿形に形成され、その側壁10の中央部分に孔12
が設けられる。
【0012】両方のカバー半体11は、周壁9の一部に
おいてヒンジ7により開閉自在に結合される。
【0013】なお、一方のカバー半体11’の周壁9の
周縁には、他方のカバー半体11の周壁9の周縁に係合
する係合部13が設けられる。
【0014】上記のタイヤ保温カバーは、ヒンジ7の部
分で一方のカバー半体11’を開き、タイヤウォーマー
2を装着したタイヤ1を他方のカバー半体11内に入
れ、しかるのちに両方のカバー半体11、11’を閉
じ、カバー半体11’の係合部13を他方のカバー半体
11の周縁に係合させると、孔12にタイヤホイールの
ハブ8が露出する。
【0015】このようにすると、タイヤウォーマー2が
タイヤ1の外周面に押し当てられると共に、タイヤ1及
びタイヤウォーマー2を冷気や風雨などから保護して保
温し、タイヤウォーマー2による加熱効率を高めること
ができる。
【0016】なお、各カバー半体11、11’をヒンジ
7により結合することなく、単に係合部13のみで両者
を結合するようにしてもよい。この場合は一方のカバー
半体11に他方のカバー半体11’を同じ向きにスタッ
キングできる寸法関係に形成することが望ましい。
【0017】次に、図2及び図3に示した第2実施例の
タイヤ保温カバーは、予め加熱した自動二輪車の前輪タ
イヤ15を車体に取付けたのち、そのタイヤ15に部分
的に被せて保温を行なうものであって、レーン上でスタ
ートを待つ間に使用される。
【0018】この実施例のタイヤ保温カバーは、タイヤ
15の前フェンダー16から露出した部分を覆う約半周
強の周壁17と、その周壁17の両側に一体に設けた半
円板形の側壁18とにより、開口部28を有する扁平な
ケース形に形成したものである。開口部28の両側辺の
中央部分から各側壁18の中央部にわたり膨出部19が
形成される。この膨出部19には前フォーク20が嵌合
される。
【0019】上記のタイヤ保温カバーは、図3に示すよ
うに、自動二輪車の前輪タイヤ15を持ち上げ、前フェ
ンダー16から露出したタイヤ15の部分に開口部28
が嵌合し、予め加熱されたタイヤ15に風等が当たるこ
とを防ぎ保温する。スタート直前にはこれを外し、タイ
ヤ15を通常の状態に露出させる。
【0020】なお、周壁17の内面に反応熱型又は潜熱
型の自己発熱体21を装着すると、一層保温効果が向上
する。
【0021】図4に示す第3実施例も、前述の第2実施
例と同様に、予め加熱した自動二輪車の前輪タイヤ15
に取付け、その保温を行なうものである。
【0022】この場合の保温カバーは、タイヤ15の右
側半分を覆う右カバー半体22と、左側半分を覆う左カ
バー半体22’との組合せから成るケース形のものであ
る。右カバー半体22は、前フェンダー16から露出し
たタイヤ15の右側半分を覆う半周強の周壁23と、そ
の周壁23の外周辺と一体に設けられた円板状の側壁2
4とから成る。側壁24には、上端辺から中央部分にわ
たり前フォーク20が嵌る膨出部25が形成される。
【0023】左カバー半体22’も同様の構成である
が、この場合は周壁23の内側係合部26に、右カバー
半体22の周壁23の内側縁に係合する係合部26’が
設けられる。
【0024】上記の各カバー半体22、22’は、前フ
ェンダー16から露出したタイヤ15の右側面と左側面
に、それぞれの膨出部25を前フォーク20に嵌め、左
カバー半体22’の係合部26’を右カバー半体22の
周壁23の係合部26に係合する。そうすると、周壁2
3、23’の両端間の間隙29、29’と両側壁24が
開口部を形成し、前フェンダー16の部分がその開口部
に嵌る。
【0025】なお、この場合も各カバー半体22、2
2’の周壁23の内周面に第2実施例の場合と同様の自
己発熱体21を装着する場合がある。
【0026】
【考案の効果】以上のように、請求項1の考案は、タイ
ヤの外周面に装着された帯状のタイヤウォーマーのまわ
りに嵌めることにより、タイヤウォーマーのタイヤに対
する密着性が良好になり、同時にタイヤを風雨から保護
して保温し、タイヤウォーマーの加熱効率を向上させる
効果がある。
【0027】また、請求項2の考案は、予め加熱したタ
イヤを車体に取付けたのち、スタート待ちの状態におい
てそのタイヤに嵌めることにより、タイヤを冷気や風雨
から保護し冷却を防ぎ保温する効果がある。更に、請求
項3の考案は、電源の無いところでもタイヤを加熱保温
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の使用状態の分解斜視図
【図2】第2実施例の斜視図
【図3】同上の使用状態の斜視図
【図4】第3実施例の使用状態の分解斜視図
【符号の説明】
1 タイヤ 2 タイヤウォーマー 7 ヒンジ 8 ハブ 9 周壁 10 側壁 11、11’ カバー半体 12 孔 13 係合部 15 タイヤ 16 前フェンダー 17 周壁 18 側壁 19 膨出部 20 前フォーク 21 自己発熱体 22 右カバー半体 22’ 左カバー半体 23 周壁 24 側壁 25 膨出部 26、26’ 係合部 28 開口部 29、29’ 間隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの外周面の片面を覆う周壁の一側
    辺に、タイヤの一側面を覆う側壁を設けて皿形に形成し
    てなる一対のカバー半体を組合せてケース形に形成して
    なるタイヤ保温カバー。
  2. 【請求項2】 タイヤ外周面の一部を残して他の部分を
    覆う周壁と、その周壁の両側にそれぞれ側壁を一体に設
    け、上記周壁の両端と両側壁とにより開口部を形成して
    なるタイヤ保温カバー。
  3. 【請求項3】 周壁の内面に自己発熱体を取付けてなる
    請求項2に記載のタイヤ保温カバー。
JP1991030198U 1991-04-30 1991-04-30 タイヤ保温カバー Expired - Lifetime JPH083999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030198U JPH083999Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 タイヤ保温カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030198U JPH083999Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 タイヤ保温カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124791U JPH04124791U (ja) 1992-11-13
JPH083999Y2 true JPH083999Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31913854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991030198U Expired - Lifetime JPH083999Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 タイヤ保温カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083999Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01125704U (ja) * 1988-02-22 1989-08-28
JPH02101494U (ja) * 1989-01-31 1990-08-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04124791U (ja) 1992-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH083999Y2 (ja) タイヤ保温カバー
JP3058921U (ja) 紙製断熱カップ
JPS624075Y2 (ja)
JPS6131913Y2 (ja)
CN208306736U (zh) 一种具有导热及保温机构的方向盘套
JPH0422301U (ja)
JPH0634166Y2 (ja) 自動車用ドアベルトモ−ル
JPH0735352Y2 (ja) タイヤウォーマー
JP3003286U (ja) 形状記憶合金つきタイヤ用チェーン
KR200393449Y1 (ko) 에어 통로가 형성된 핸들커버
JP3082301U (ja) 円弧状u字型傷防止カバー
JPH04128992U (ja) ヒータ内蔵ハンドルグリツプ
JP3022008U (ja) インナーカップを設けたアイスペール
JPS6348626U (ja)
KR200258306Y1 (ko) 모터 사이클용 핸들 히팅 장치
JPS6036739Y2 (ja) 車両用消音器
JPS641749Y2 (ja)
JPH051502Y2 (ja)
JPS6132411Y2 (ja)
JPH0526775U (ja) 自動二輪車用ヒータ内蔵グリツプ
JPS6375776U (ja)
JPS6393201U (ja)
JPS61201851U (ja)
JPS6375777U (ja)
JPH0655836U (ja) 鍵付自動車用窓覆い