JPH083855Y2 - 空調機の凍結防止装置 - Google Patents

空調機の凍結防止装置

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JPH083855Y2
JPH083855Y2 JP959790U JP959790U JPH083855Y2 JP H083855 Y2 JPH083855 Y2 JP H083855Y2 JP 959790 U JP959790 U JP 959790U JP 959790 U JP959790 U JP 959790U JP H083855 Y2 JPH083855 Y2 JP H083855Y2
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JP
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air
intake port
air conditioner
air intake
chamber
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JP959790U
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勲 水谷
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、暖房空調を行なうため、温水コイルを放熱
源として用いる空調機の凍結防止装置に関する。
[従来の技術] 寒冷地の暖房空調を行なう空調機には、温水循環を利
用した温水コイルを放熱源として設けたものがある。こ
の温水コイルを装備した空調機では、外気を取入れて暖
房する際に、温水コイルを循環する温水水量が0又は少
なくなっていると、温水コイル内に滞留した温水が外気
による冷却で凍結したり、ひどいときには温水コイルが
破損したりする。
従来、このような温水コイルの凍結を防止する装置と
しては、第3図、第4図に示すチャンバー11,15を空調
機20の外気取入れ口21に連通させている。
第3図の空調機の凍結防止装置は、外気取入れ口12か
ら取入れる外気を予熱する外気予熱コイル13(例えば、
電気ヒータや温水コイル)をチャンバー11内部の外気取
入れ側に装備したものであり、第4図の空調機の凍結防
止装置は、外気を供給可能にさせたり遮断するため、外
気取入れ口12に開閉ダンパー16を設けたものである。こ
れらの空調機の凍結防止装置は、図を省略したが、サー
モスタットによって、温水コイル22を循環する温水水量
が0又は少なくなった時に外気予熱コイル13や開閉ダン
パー16を作動させている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べた空調機の凍結防止装置では、空調
機の温水コイルの凍結を防止するためにサーモスタット
によって電気制御する必要がある。このため、設備が複
雑となり、設備費及び保守費が余分にかかるという問題
がある。
この考案は、これらの問題を解決するものであり、機
器的な装備を必要とせず、設備費及び保守費を低コスト
化した空調機の凍結防止装置を提供する。
[課題を解決するための手段] 本考案の空調機の凍結防止装置は、筒状のチャンバー
に、外気を取入れる外気取入れ口と、室内環り空気を取
入れる内気取入れ口と、空調機に連通させる連通口とを
設けるとともに、チャンバー内に外気取入れ口からの空
気と内気取入れ口からの空気とを混流させる気流案内板
を設け、前記チャンバーの連通口を空調機の外気取入れ
口に接続して、混流空気を空調機は供給可能にしたもの
である。
また、チャンバー内には、外気取入れ口からの空気を
内気取入れ口側に案内する気流案内板と、内気取入れ口
からの空気を前記案内板先端側に案内する気流案内板と
を設けると良い。
[作用] 上記手段の空調機の凍結防止装置は、連通口を空調機
の外気取入れ口に接続し、さらにチャンバーの外気取入
れ口を屋外に連通させた外気管等に接続して使用する。
空調機の凍結防止装置は、空調機に装備されたファン
等の吸引力によって、チャンバーの外気取入れ口や内気
取入れ口から外気や室内環り空気をチャンバー内部に取
入れる。このように取入れられた外気は、チャンバー内
に設けられた気流案内板に沿って流れ、このときに生じ
る回流等によって内気と混流される。したがって、冷た
い外気は、内気との混流により暖められて、連通口を通
り空調機に供給されるので、温水コイルの凍結がなくな
る。
[実施例] 以下、本考案に係る空調機の凍結防止装置の一実施例
を第1図、第2図(a),(b)を使用して説明する。
空調機の凍結防止装置は、温水コイル22を利用して暖
房を行なう空調機20に、チャンバーを連通させ、外気と
内気の混流気を供給するもので、略筒状に形成される。
筒状のチャンバー1には、空調機20に対向する外面に外
気を取入れる外気取入れ口2が設けられ、この外気取入
れ口2と直交するチャンバー1の外面に室内環り空気を
取入れる内気取入れ口3が設けられ、さらに空調機20に
連通させるための外気取入れ口2に対向した位置に連通
口4が設けられている。なお、外気取入れ口2は、図を
省略したが、屋外に連通させた外気管等に接続する。
略角筒状のチャンバー1内の縦横の大きさと連通口4
の大きさは、空調機20の外気取入れ口21と同じ大きさに
形成し、外気取入れ口2と内気取入れ口3の縦横長さ
を、チャンバー1内部の高さの約1/4にした。なお、チ
ャンバー1の形状及び外気取入れ口2等の縦横長さは、
これに限定するものではない。
チャンバー1の内壁面には、2枚の気流案内板5、6
が設けられており、一方の気流案内板5は、外気取入れ
口2と連通口4との間の壁面に設けられ、気流案内板5
の下端から上端付近までを連通口4側へ向けて緩やかな
曲線状に傾斜させ、その上端が外気取入れ口2の上端位
置となるようにして、チャンバー1内の高さの約1/3に
され、外気取入れ口2からの空気を内気取入れ口3側に
案内させるようになっている。他方の気流案内板6は、
チャンバー1の内壁上面側からチャンバー1内の高さの
約1/5にされ、内気取入れ口3と連通口4との間の内側
壁面に垂直に設けられ、内気取入れ口3の空気を前記気
流案内板5に案内された空気に当たるようにされる。
このチャンバー1から構成された凍結防止装置を利用
する空調機20は、角柱状をした筒からなり、一端面をチ
ャンバー1の連通口4に接続させてチャンバー1から外
気を取入れる外気取入れ口21になっており、この外気取
入れ口の付近にフィルター23が設けられ、そして空調機
20の中央内部には温水コイル22が装備され、外気取入れ
口21と対面する他端付近にファン24が設けられ、ファン
24の送気側に送気チャンバー25が連通されている。この
送気チャンバー25には、空調機20から送られた暖気等を
室内に送気する送気口26が設けられている。
[考案の効果] 本考案の空調機の凍結防止装置によれば、前記の通り
内部に気流案内板を設けたチャンバーを空調機に取付け
る構成だけからなるので、機器的な装備を必要としな
い。このため、空調機の凍結防止を行なう設備費及び保
守費が低コストですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空調機の凍結防止装置の構成説明図、
第2図(a),(b)は同装置のチャンバーの説明図、
第3図及び第4図は従来の空調機の凍結防止装置の説明
図である。 1;チャンバー、2;外気取入れ口 3;内気取入れ口、4;連通口、5,6;気流案内板 20;空調機、21;外気取入れ口 22;温水コイル、23;フィルター、24;ファン 25;送気チャンバー、26;送気口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のチャンバーに、外気を取入れる外気
    取入れ口と、室内環り空気を取入れる内気取入れ口と、
    空調機に連通させる連通口とを設けるとともに、チャン
    バー内に外気取入れ口からの空気と内気取入れ口からの
    空気とを混流させる気流案内板を設け、前記チャンバー
    の連通口を空調機の外気取入れ口に接続して、混流空気
    を空調機へ供給可能にすることを特徴とする空調機の凍
    結防止装置。
  2. 【請求項2】チャンバー内には、外気取入れ口からの空
    気を内気取入れ口側に案内する気流案内板と、内気取入
    れ口からの空気を前記案内板先端側に案内する気流案内
    板とを設けた請求項1記載の空調機の凍結防止装置。
JP959790U 1990-02-02 1990-02-02 空調機の凍結防止装置 Expired - Lifetime JPH083855Y2 (ja)

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JP959790U JPH083855Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 空調機の凍結防止装置

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JPH03100723U JPH03100723U (ja) 1991-10-21
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JP959790U Expired - Lifetime JPH083855Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 空調機の凍結防止装置

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