JPH0429306Y2 - - Google Patents

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JPH0429306Y2
JPH0429306Y2 JP1986128374U JP12837486U JPH0429306Y2 JP H0429306 Y2 JPH0429306 Y2 JP H0429306Y2 JP 1986128374 U JP1986128374 U JP 1986128374U JP 12837486 U JP12837486 U JP 12837486U JP H0429306 Y2 JPH0429306 Y2 JP H0429306Y2
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JP
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room
heat exchanger
air
ceiling
outlet
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JP1986128374U
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JPS6334924U (ja
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Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は室内の天井に据付けられる天井設置形
空気調和機に関する。
(ロ) 従来の技術 天井設置形空気調和機の構造例としては、実開
昭60−125424号公報に示されたようなものが開示
されている。
この公報に示されている空気調和機は、中央に
吸込口があり、この吸込口の両側に夫々細長い吹
出口がある。
そしてこの機内には調温用の熱交換器と、送風
機とが内蔵されていて、送風機の回転によつて室
内空気が吸込口より吸込まれ熱交換器で調温した
後2つの吹出口から調温された空気を吐出させる
ようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような空気調和機が例えば室内の中央の天
井面に据付けられた場合は、2つの吹出口から吐
出された空気は室内の全体に広がり室内の温度む
らは生じにくい。しかしながら一般家庭において
は、室内の天井面の中央にシヤンデリア等の照明
器具が取付けられているため、空気調和機は室内
の壁面に近接した天井面に据付けられることが多
く、この場合、空気調和機から吐出された空気は
室内の中央へゆきわたりにくく、室内の温度むら
が大きくなるおそれがあつた。
本考案は、室内の壁面に近接した天井面に据付
けられたとしても、室内の温度むらを小さく抑え
るようにしたことを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は、化粧パ
ネルの対向する2辺に沿つて夫々吹出口を設け、
これら吹出口につながる夫々の通風路に夫々熱交
換器を配置し、夫々の熱交換器を配管で直列につ
ないで熱媒体を一方の熱交換器から他方の熱交換
器へ流す通路を形成し、この一方の熱交換器が配
置された通風路の吹出口を室内の中央側に、又他
方の熱交換器が配置された通風路の吹出口を室内
の壁側に位置させるように空気調和機を天井に取
り付けるようにしたものである。
(ホ) 作用 空気調和機に吸い込まれて室の中央側の吹出口
から吹き出される空気を第2熱交換器で高温に
又、壁側の吹出口から吹き出される空気を第1熱
交換器で低い温度に加熱されて、夫々室内へ送出
するようにしたものである。
(ヘ) 実施例 第1図において、1は天井内に埋め込まれた空
気調和機で、下向きに開口が位置するよう略コ字
状に曲げられた外板2と、この外板の折り曲げ部
3に沿つて配設された2つのクロスフローフアン
4,5と、両フアン間に配設され略ハの字形に組
み合せられた2つのプレートフイン型熱交換器
6,7とが内蔵されている。この両熱交換器6,
7は冷却器と温水コイルとを一体にしたもので、
冷房時には熱交換器の左右両側に設けた冷媒パイ
プ8に実線矢印のように冷媒を流し、又暖房時に
は中央の温水パイプ9(暖房側管路)に破線矢印
のように液体(熱媒体)を流すようにしている。
10はこの両熱交換器の下方に配設されたドレン
パン、11は外板2の開口を閉塞させる化粧パネ
ルで、中央に吸込グリル12が、又この吸込グリ
ルの両側には細長い吹出口13,14が夫々形成
されている。そして吸込グリルは2つの熱交換器
6,7の間の空間15に対向し、吹出口13,1
4は外板2内の送風路16につながる。17は一
方の吹出口13の長手方向に沿つて配設された第
1の風案内板で手で任意の方向に動かせるよう支
持されている。18はこの一方の吹出口13の短
手方向に沿つて配設された第2の風案内板で、こ
の風案内板は長手方向に多数設けられている。
19は他方の吹出口14の長手方向に配設され
たルーバーで、このルーバーの上片20の中央に
は切り込み21が設けられており、この切り込み
には電動モータ22の偏心軸23が挿入されてい
る。そして電動モータ22の回転によつて偏心軸
23が回動すると、ルーバー19が支点24を軸
にして揺動されるようになつている。
そして、一般家庭の家の室内の天井面の中央に
は照明器具が取り付けられている場合が多く、こ
のため上述した空気調和機は第2図に示すように
天井面25の中央より外れた位置すなわち壁面2
6に近ずけて設置されることが多い。この場合、
一方の吹出口13が壁側に、他方の吹出口14が
室の中央側となるよう天井面25にこの空気調和
機1を据付ける。このように据付けられた空気調
和機1において、暖房運転時はクロスフローフア
ン4,5を共に1800rpmで回転させて第3図破線
矢印のように空気を流す。又、この機内の両熱交
換器6,7にはボイラ等で加熱された液体(熱媒
体)を送り込む。すなわち第3図実線矢印のよう
に加熱された液体(熱媒体)を第2熱交換器7の
温水パイプ9の下方から上方へ流し、次に配管2
8を介して第1熱交換器6の温水パイプ9へ導び
いて、ここで再び下方から上方へ流す。このよう
に液体(熱媒体)を流すと、この液体(熱媒体)
の温度は第2熱交換器7の入口地点Aで約77℃、
第2熱交換器の出口地点B並びに第1熱交換器の
入口地点Cで約60℃、第2熱交換器の出口地点D
で約50℃となつた。そして第2吹出口から吐出さ
れる温風の温度は約53℃、第1吹出口から吐出さ
れる温風の温度は約41℃となつた。このように機
内に吸込まれて第2吹出口14から吹き出す空気
の温度を第1吹出口13から吹き出す空気の温度
と比較して約10℃高くして室内の中央を暖房する
ようにしたものである。第4図はこの空気調和機
で高さ2.5m、巾9.0mの室内を暖房した時の温度
分布を示すので、床面27に近い居住空間におい
ては約28℃前後となり、特に室の中央においては
30℃近くまで室温を上げることができた。
第5図は冷房運転時の冷媒の流れ(実線矢印)
と風の流れ(破線矢印)を示したもので、冷房ユ
ニツト(図示せず)での圧縮機と凝縮器とで放熱
液化された冷媒液を2つの熱交換器6,7の冷媒
パイプ8へ均等に流して吸熱気化させることによ
り、この熱交換器6,7を通る空気を冷やして室
内を冷房するようにしている。
(ト) 考案の効果 このように本考案の天井設置形空気調和機では
送風機による送風量の強弱の条件や室温の条件に
かかわらず、室内の中央側吹出口から吹き出され
る空気の温度を室内の壁面側吹出口から吹き出さ
れる空気の温度よりも高くできる(約10℃)もの
であり、この空気調和機が室の壁側に据付けられ
ても、室内温度のむらを小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の空気調和機の一実施例を示すも
ので、第1図は同機の要部縦断面図、第2図は同
機から室内へ吐出される風の流れを示す説明図、
第3図は同機の暖房運転時の温水と風の流れを示
す説明図、第4図は同機を用いて室内を暖房した
時の温度分布図、第5図は同機の冷房運転時の冷
媒と風の流れを示す説明図である。 1……空気調和機、6……第1熱交換器、7…
…第2熱交換器、9……温水パイプ、13,14
……吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、この本体と組み合せられる略矩形状の
    化粧パネルとを有し、この化粧パネルの対向する
    2辺に沿つて夫々吹出口が設けられ、これら吹出
    口の夫々の通風路に個々に熱交換器が配置された
    天井設置形空気調和機において、前記複数の熱交
    換器を熱媒体が第2の熱交換器から第1の熱交換
    器へ流れるよう配管で直列につなぐと共に、この
    第2の熱交換器が配置された通風路の吹出口を室
    内の中央側に、又第1の熱交換器が配置された通
    風路の吹出口を室内の壁側に位置させるようにこ
    の室内の天井に配設したことを特徴とする天井設
    置形空気調和機。
JP1986128374U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0429306Y2 (ja)

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JP1986128374U JPH0429306Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JPS6334924U JPS6334924U (ja) 1988-03-07
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