JPH083835B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH083835B2 JPH083835B2 JP61021015A JP2101586A JPH083835B2 JP H083835 B2 JPH083835 B2 JP H083835B2 JP 61021015 A JP61021015 A JP 61021015A JP 2101586 A JP2101586 A JP 2101586A JP H083835 B2 JPH083835 B2 JP H083835B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- circuit
- output
- binarized
- bright spot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、イメージ増倍管の発生する一つの光電子の
２次元的な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光
像を映像化する画像処理装置に関する。
２次元的な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光
像を映像化する画像処理装置に関する。
（従来の技術） 従来のイメージ増倍管の発生する一つの光電子の２次
元的な発生位置情報の蓄積等を行う技術は、単一光子レ
ベルの微弱な画像処理技術に係るものであるから、ホト
ンカウンティングと言われることがある。
元的な発生位置情報の蓄積等を行う技術は、単一光子レ
ベルの微弱な画像処理技術に係るものであるから、ホト
ンカウンティングと言われることがある。
第３図および第４図は、従来の２次元ホトンカウンテ
ィングの構成例である。
ィングの構成例である。
微弱光源である被写体１からの光は微弱光撮像カメラ
２により撮像される。
２により撮像される。
この微弱光撮像カメラ２は、第４図に示されているよ
うに形成されている。
うに形成されている。
被写体１からの光は対物レンズ20を介して、イメージ
増倍管21の光電陰極201に入射され、光電陰極201により
光電子を放出させる。
増倍管21の光電陰極201に入射され、光電陰極201により
光電子を放出させる。
この光電子は加速電極202で加速され、電子レンズ20
3、アパーチャ電極204を介してマイクロチャンネルプレ
ート205に入射される。
3、アパーチャ電極204を介してマイクロチャンネルプレ
ート205に入射される。
マイクロチャンネルプレート205は光電陰極からのひ
とつの光電子を多数の電子（例えば〜106）に増倍す
る。
とつの光電子を多数の電子（例えば〜106）に増倍す
る。
増倍された電子はさらに加速されて、螢光面206に衝
突させられ、ここに単一光電子ごとの輝点を形成する。
この輝点は撮像レンズ22を介してテレビジョン撮像管23
により撮像される。
突させられ、ここに単一光電子ごとの輝点を形成する。
この輝点は撮像レンズ22を介してテレビジョン撮像管23
により撮像される。
テレビジョン撮像管23からの映像信号は第３図に示す
２値化回路で２値化される。
２値化回路で２値化される。
その２値化像を画像メモリ４上に、一定時間加算蓄積
することにより、被写体１を画像化することができる。
することにより、被写体１を画像化することができる。
画像メモリ４より出力されるディジタル信号をD/A変
換器５でアナログ信号に変換することによりテレビモニ
タ６で被写体１の画像を観察することができる。
換器５でアナログ信号に変換することによりテレビモニ
タ６で被写体１の画像を観察することができる。
（発明が解決しようとする問題点） この２値化は雑音のレベルと、一つの光電子に原因す
る輝度レベルを分ける閾値レベルにより行われる。しか
し現実には、その領域がテレビジョン信号の１画素以上
に分布することが多い。
る輝度レベルを分ける閾値レベルにより行われる。しか
し現実には、その領域がテレビジョン信号の１画素以上
に分布することが多い。
本来１光電子の発生を確認して画像化を図るものである
から、一つの輝点が複数の画素を占有してしまうことは
解像を損なうことになる。
から、一つの輝点が複数の画素を占有してしまうことは
解像を損なうことになる。
本発明の目的は、螢光面上の一つの輝点をテレビジョ
ン信号の１画素に対応させて微弱光像を映像化する画像
処理装置を提供することにある。
ン信号の１画素に対応させて微弱光像を映像化する画像
処理装置を提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明による画像処理装置
は、イメージ増倍管の発生する一つの光電子の２次元的
な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光像を映像
化する画像処理装置において、 前記イメージ増倍管の螢光面を撮像する撮像カメラ
と、 前記撮像カメラの映像信号を２値化する２値化回路
と、 前記２値化像を１水平走査時間だけ遅延させる遅延回
路と、 前記２値化回路からの出力よりその走査線上の輝点の
存在位置を示す位置アドレス発生回路と、 前記２値化回路の出力と遅延回路からの出力を比較
し、前記輝点の２値化像の垂直方向の連続性を判別する
比較判別回路と、 前記２値化像の連続性の判別により輝点の２値化像の
水平方向の長さと垂直方向の長さを得てその中心のアド
レスを演算する演算装置と、 前記演算装置で演算された中心のアドレスに相当する
位置に輝点の発生を記録する画像カメラから構成されて
いる。
は、イメージ増倍管の発生する一つの光電子の２次元的
な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光像を映像
化する画像処理装置において、 前記イメージ増倍管の螢光面を撮像する撮像カメラ
と、 前記撮像カメラの映像信号を２値化する２値化回路
と、 前記２値化像を１水平走査時間だけ遅延させる遅延回
路と、 前記２値化回路からの出力よりその走査線上の輝点の
存在位置を示す位置アドレス発生回路と、 前記２値化回路の出力と遅延回路からの出力を比較
し、前記輝点の２値化像の垂直方向の連続性を判別する
比較判別回路と、 前記２値化像の連続性の判別により輝点の２値化像の
水平方向の長さと垂直方向の長さを得てその中心のアド
レスを演算する演算装置と、 前記演算装置で演算された中心のアドレスに相当する
位置に輝点の発生を記録する画像カメラから構成されて
いる。
（実施例） 以下、図面等を参照して、本発明をさらに詳しく説明
する。
する。
第１図は、本発明による画像処理装置の実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
被写体１は微弱光撮像カメラ２により撮像される。微
弱光撮像カメラ２はさきに第４図に示したものと同一で
あるから、説明を省略する。
弱光撮像カメラ２はさきに第４図に示したものと同一で
あるから、説明を省略する。
微弱光撮像カメラ２からの映像信号は２値化回路３に
より２値化される。
より２値化される。
この２値化は、１光電子に原因する映像信号と、背景雑
音（例えば、マイクロチャンネルプレートの発生する熱
雑音に原因する輝点）とを区別するための閾値を用いて
行われる。
音（例えば、マイクロチャンネルプレートの発生する熱
雑音に原因する輝点）とを区別するための閾値を用いて
行われる。
ここで、得られた２値化出力は、遅延回路10、比較回
路11、位置アドレス発生回路12に接続される。位置アド
レス発生回路12は信号と確認されたものに対してそのア
ドレス（画素の位置）を発生する。
路11、位置アドレス発生回路12に接続される。位置アド
レス発生回路12は信号と確認されたものに対してそのア
ドレス（画素の位置）を発生する。
２値化出力は遅延回路10により１水平走査時間遅延さ
れる。
れる。
遅延回路10は、１水平走査期間の画素を512であると
すると、512ビットのシフトレジスタで構成され、比較
回路11には、位置水平走査期間経過後から、連続する走
査線上の同一水平位置上のデータが逐次供給されて垂直
方向の継続性が判別される。
すると、512ビットのシフトレジスタで構成され、比較
回路11には、位置水平走査期間経過後から、連続する走
査線上の同一水平位置上のデータが逐次供給されて垂直
方向の継続性が判別される。
垂直方向の継続性の判別原理を第２図に示す。
第２図において（ａ）は、１水平走査時間だけ遅延さ
れた２値化された映像信号を示し、（ｂ）は現在の２値
化信号を示す。
れた２値化された映像信号を示し、（ｂ）は現在の２値
化信号を示す。
Ｘの位置の先の走査線（ａ）になかったものが次の走
査線（ｂ）にあるため、新しい輝点の〔発生〕を意味す
ることになる。
査線（ｂ）にあるため、新しい輝点の〔発生〕を意味す
ることになる。
Ｙの位置の先の走査線（ａ）にあり、（ｂ）にもある
ため、１つの輝点が垂直方向に〔継続〕していることを
示す。
ため、１つの輝点が垂直方向に〔継続〕していることを
示す。
Ｚの位置では２値化された信号が先の走査線（ａ）に
あり、（ｂ）にはないため、垂直方向の継続が断たれ、
１つの輝点の〔終了〕を示す。
あり、（ｂ）にはないため、垂直方向の継続が断たれ、
１つの輝点の〔終了〕を示す。
前述のように、比較回路11により輝点の継続性（発
生，継続，終了）を判別した情報により、位置アドレス
発生回路12および位置メモリ13は次の動作を行う。
生，継続，終了）を判別した情報により、位置アドレス
発生回路12および位置メモリ13は次の動作を行う。
（輝点の発生）位置アドレス発生回路12により出力され
る垂直方向座標と水平方向の左端の座標および右端の座
標を位置メモリ13へ記憶させる。（輝点継続）位置検出
回路により出力される水平方向の座標および右端の座標
を前水平走査時に記憶した位置メモリ13の内容と比較
し、輝点の外接四角形の左辺，右辺を求めるべく左端お
よび右端の座標を選択し、位置メモリ13へ記憶させる。
（輝点終了）位置検出回路12より出力される垂直座標よ
り１水平走査前の垂直座標を位置メモリ13へ記憶させ
る。
る垂直方向座標と水平方向の左端の座標および右端の座
標を位置メモリ13へ記憶させる。（輝点継続）位置検出
回路により出力される水平方向の座標および右端の座標
を前水平走査時に記憶した位置メモリ13の内容と比較
し、輝点の外接四角形の左辺，右辺を求めるべく左端お
よび右端の座標を選択し、位置メモリ13へ記憶させる。
（輝点終了）位置検出回路12より出力される垂直座標よ
り１水平走査前の垂直座標を位置メモリ13へ記憶させ
る。
このようにして、位置メモリ13には各輝点の外接四角
形の４辺の水平および垂直の座標が記憶されたことにな
る。
形の４辺の水平および垂直の座標が記憶されたことにな
る。
この４辺の座標をCPU（演算装置）14が位置メモリ13
より読み出し、輝点外接四角形の中心を計算し、その座
標に対応する画像メモリ４の画素の内容に“1"を加算す
る。
より読み出し、輝点外接四角形の中心を計算し、その座
標に対応する画像メモリ４の画素の内容に“1"を加算す
る。
このようにして、微弱光撮像カメラ２により撮像された
輝点の外接四角形の中心座標を計算し、その座標に対応
した画像メモリ４の画素に１を加える。
輝点の外接四角形の中心座標を計算し、その座標に対応
した画像メモリ４の画素に１を加える。
一定時間蓄積を行った後、画像メモリから出力される
ディジタル信号D/A変換器５によりアナログ信号に変換
され、テレビモニタ６より表示される。
ディジタル信号D/A変換器５によりアナログ信号に変換
され、テレビモニタ６より表示される。
（発明の効果） 以上詳しく説明したように、本発明による画像処理装
置は、イメージ増倍管の発生する一つの光電子の２次元
的な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光像を映
像化する画像処理装置において、前述イメージ増倍管の
螢光面を撮像する撮像カメラと、前記撮像カメラの映像
信号を２値化する２値化回路と、前記２値化像を１水平
走査時間だけ遅延させる遅延回路と、前記２値化回路か
らの出力より輝点の存在位置を示す位置アドレス発生回
路と、前記２値化回路の出力と遅延回路からの出力を比
較し、前記輝点の２値化像の垂直方向の連続性を判別す
る比較判別回路と、前記２値化像の連続性の判別により
輝点の２値化像の水平方向の長さと垂直方向の長さを得
てその中心のアドレスを演算する演算装置と、前記演算
装置で演算された中心のアドレスに相当する位置に輝点
の発生を記録する画像メモリから構成されている。
置は、イメージ増倍管の発生する一つの光電子の２次元
的な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光像を映
像化する画像処理装置において、前述イメージ増倍管の
螢光面を撮像する撮像カメラと、前記撮像カメラの映像
信号を２値化する２値化回路と、前記２値化像を１水平
走査時間だけ遅延させる遅延回路と、前記２値化回路か
らの出力より輝点の存在位置を示す位置アドレス発生回
路と、前記２値化回路の出力と遅延回路からの出力を比
較し、前記輝点の２値化像の垂直方向の連続性を判別す
る比較判別回路と、前記２値化像の連続性の判別により
輝点の２値化像の水平方向の長さと垂直方向の長さを得
てその中心のアドレスを演算する演算装置と、前記演算
装置で演算された中心のアドレスに相当する位置に輝点
の発生を記録する画像メモリから構成されている。
したがって、従来は複数の画素領域に渡って記録され
た輝点の発生位置を単一の画素に対応させることができ
る。
た輝点の発生位置を単一の画素に対応させることができ
る。
そのため、解像度の高いホトンカウンティング撮像が行
え、正しく光の量を定量することができる。
え、正しく光の量を定量することができる。
第１図は、本発明による画像処理装置の実施例を示すブ
ロック図である。 第２図は、輝点の継続性を判別する原理を示す波形図で
ある。 第３図は、従来の画像処理装置の例を示すブロック図で
ある。 第４図は、微弱光撮像カメラの構成例を示す略図であ
る。 １…被写体 ２…微弱光撮像カメラ ３…２値化回路 ４…画像メモリ ５…D/A変換器 ６…テレビモニタ 10…遅延回路 11…比較回路 12…位置検出回路 13…位置メモリ 14…CPU（演算装置）
ロック図である。 第２図は、輝点の継続性を判別する原理を示す波形図で
ある。 第３図は、従来の画像処理装置の例を示すブロック図で
ある。 第４図は、微弱光撮像カメラの構成例を示す略図であ
る。 １…被写体 ２…微弱光撮像カメラ ３…２値化回路 ４…画像メモリ ５…D/A変換器 ６…テレビモニタ 10…遅延回路 11…比較回路 12…位置検出回路 13…位置メモリ 14…CPU（演算装置）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 茂 静岡県浜松市市野町1126番地の１ 浜松ホ トニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−102078（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−105651（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】イメージ増倍管の発生する一つの光電子の
２次元的な発生位置情報の蓄積を行うことにより微弱光
像を映像化する画像処理装置において、 前記イメージ増倍管の螢光面を撮像する撮像カメラと、 前記撮像カメラの映像信号を２値化する２値化回路と、 前記２値化像を１水平走査時間だけ遅延させる遅延回路
と、 前記２値化回路からの出力よりその走査線上の輝点の存
在位置を示す位置アドレス発生回路と、 前記２値化回路の出力と遅延回路からの出力を比較し、
前記輝点の２値化像の垂直方向の連続性を判別する比較
判別回路と、 前記２値化像の連続性の判別により輝点の２値化像の水
平方向の長さと垂直方向の長さを得てその中心のアドレ
スを演算する演算装置と、 前記演算装置で演算された中心のアドレスに相当する位
置に輝点の発生を記録する画像メモリから構成した画像
処置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61021015A JPH083835B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61021015A JPH083835B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179067A JPS62179067A (ja) | 1987-08-06 |
| JPH083835B2 true JPH083835B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=12043219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61021015A Expired - Fee Related JPH083835B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083835B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2594622B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1997-03-26 | 浜松ホトニクス 株式会社 | 特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法 |
| US5136373A (en) * | 1989-06-22 | 1992-08-04 | Hamamatsu Photonics K. K. | Image processing apparatus |
| JPH0820916B2 (ja) * | 1989-09-25 | 1996-03-04 | セイコー電子工業株式会社 | 光学的座標変換装置 |
| US7769540B2 (en) * | 2003-02-26 | 2010-08-03 | Tomtom International B.V. | Navigation device and method for displaying simulated navigation data |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58105651U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-18 | 株式会社島津製作所 | パタ−ンの中心位置検出装置 |
| JPS60102078A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-06 | Hamamatsu Photonics Kk | 微弱な映像を撮像する撮像装置 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP61021015A patent/JPH083835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62179067A (ja) | 1987-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |