JPH0837485A - バーストパターン発生装置 - Google Patents

バーストパターン発生装置

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JPH0837485A
JPH0837485A JP6169674A JP16967494A JPH0837485A JP H0837485 A JPH0837485 A JP H0837485A JP 6169674 A JP6169674 A JP 6169674A JP 16967494 A JP16967494 A JP 16967494A JP H0837485 A JPH0837485 A JP H0837485A
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JP
Japan
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data
crc
bit
designated
pattern
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JP6169674A
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English (en)
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Yasunori Yamada
康典 山田
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1伝送フレームを構成する複数のタイムスロ
ットにバーストパターン20を組込んだ試験用のバース
ト信号を作成する場合に、ユーザ側でバーストパターン
の設定情報を簡単に変更できる。 【構成】 順次出力されるバーストパターンを構成する
各データをユーザ側が関知しないPNパターンデータ等
の巡回パターンデータを含む固定データのCRCと、試
験対象装置の仕様やタイムスロット数等の変更に起因し
てユーザが変更可能なユーザ指定データのCRCとを異
なるデータメモリに指定し、バーストパターンにはそれ
ぞれ個別にCRCを組込むようにしている。さらに、ユ
ーザ指定データU1 〜Un が入力されると、自動的に各
ユーザ指定データのCRCを算出して記憶保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バースト信号を送受信
する送受信装置に対して試験用のバースト信号を送出す
るための試験用のバーストパターンを出力するバースト
パターン発生装置に関わり、特に、誤り検出.訂正のた
めにバーストパターンに組込むCRC(巡回冗長検査:
cyclic redundancy check )データの付加手法を改良し
たバーストパターン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動電話システムにおいては、図3に示
すように、基地局から複数の移動局(携帯電話機)へ同
一フレーム構成の下り信号1が送信される。この下り信
号1のフレーム周期TF 内に形成された複数の時間幅
(ビット長)TS を有する各タイムスロット2内に各移
動局へ送信するデジタルデータが組込まれている。すな
わち、下り信号1はバースト信号で構成されている。
【0003】このようような下り信号1を受信した各移
動局は、下り信号1の同一フレーム周期TF 内の自己局
に割当てられた別のタイムスロット3に基地局へのデジ
タルデータを組込んだバースト信号からなる上り信号4
を基地局へ送信する。
【0004】したがって、基地局は、図4に示すよう
に、同一フレーム周期TF の後半部分に各移動局から各
タイムスロット3に割当てられた複数のバーストが組込
まれたバースト信号5を受信する。
【0005】各移動局に割当てられた例えば240ビッ
トの一定ビット長TS を有するタイムスロット3内に
は、図5に示すように、過渡応答用ランプタイム3a,
スタートシンボル3b,同期ワード3d,チャンネル種
別3e,SACCH(同期割当制御)3f、伝送すべき
データが設定される情報チャンネル3g,CRC3h,
過渡応答用ガードタイム3iが設定される。
【0006】基地局を新設したり、または定期的な点検
保守時においては、基地局が正常にこの伝送フレーム1
の各タイムスロット3に組込まれた各移動局からの上り
信号4の各データを受信しているか否かを試験する必要
がある。
【0007】一般に、このような基地局に対する試験に
おいては、複数の移動局の代りに試験信号発生装置でも
って周期TF 内の各移動局に割当てられている各タイム
スロット3に試験用のバーストパターンを組込んでバー
スト信号として基地局へ送信する。基地局には誤り測定
装置が接続されており、この誤り測定装置でもって基地
局が正しく試験用のバースト信号を受信して、正しくデ
ータを解読した否かを調べる。
【0008】このような試験に用いる1タイムスロット
分のバーストパターン6内において、例えば図5に示す
ように、前述した通過応答用ランプタイム3aには全部
0が設定され([0000])、次のスタートシンボル3bに
は[10] が設定され、6ビットのプリアンプル3cには
[011001]が設定される。同様に、同期ワード3d,チャ
ンネル種別3e,SACCH3f,CRC3hおよび過
応答用ランプタイム3iにおいてもそれぞれ予め指定さ
れた所定データが設定される。
【0009】そして、本来伝送すべきデータが設定され
た160ビット(TE =160 )の情報チャンネル3gに
は、PN(擬似ランダム信号)パターンが設定される。
Nを例えばPNパターン発生回路のシフトレジスタの段
数とすると、このPNパターンは(2N −1)のビット
周期(巡回周期)を有する。
【0010】このPNパターンにおいて、例えばN=9
の場合ビット周期TPNは511 となり、N=15の場合ビ
ット周期TPNは32767 となる。したがって、この1ビッ
ト周期TPN分のPNパターンを図5における160ビッ
ト長(TE =160 )の情報チャンネル3gに一度に設定
できないので、図6に示すように複数フレームの各タイ
ムスロット3に亘って異なる種類のPNパターンを設定
する必要がある。
【0011】なお、同一のPNパターンが設定される情
報チャンネル3gが現れるバーストパターン6の周期は
PNパターンのビット周期TPNと情報チャンネル3gの
ビット数との最小公倍数Nmで定まる。
【0012】基地局は順次受信する各バーストパターン
6に組込まれた情報チャンネル3gに含まれるデータを
順次抽出して出力する。誤り測定装置は各バーストパタ
ーン6の最終位置又はその近傍に組込まれているCRC
を用いて誤り測定を行う。
【0013】なお、図5に示すバーストパターン6の先
頭の通過応答用ランプタイム3a,SACCH3f,及
び最後の過応答用ランプタイム3iは、全ての試験装置
及び全てのバーストパターン6に亘って固定された規定
データである。
【0014】また、図5に示すバーストパターン6のう
ちのスタートシンボル3b,プリアンプル3c,同期ワ
ード3d,チャンネル種別3eは、試験対象の基地局の
仕様や各移動局の仕様によって変化するデータある。し
たがて、これらの値はこの試験装置の実際の使用者(ユ
ーザ)が自己のシステムに合わせて設定するデータであ
る。
【0015】したがって、これらのデータを図5に示す
ようにユーザ指定データと称する。このユーザ指定デー
タは当然各移動局毎に異なる値が設定される。よって、
図6に示すように、タイムスロット数nに対応する種類
のユーザ指定データU1 〜Un が存在する。
【0016】一方、情報チャンネル3gに設定されるP
Nパターンは移動局数や基地局の仕様に依存しない値で
ある。そして、このPNパターンの種類数は前述したよ
うにNm個存在する。このNm個のPNパターンを前記
n個のユーザ指定データに対して固定データと称する。
したがって、図6に示すように、バーストパターン6は
Nm種類存在する。よって、CRCもNm種類存在す
る。
【0017】図7は各バーストパターン6にそれそれC
RCを組込む一つの手法を示す模式図である。データメ
モリ7内には、各タイムスロット3に組込むユーザ指定
データと固定データとからなるNm種類のデータ8が記
憶されている。各データ8は順番にデータ読出回路9で
読出されて、次のCRC付加回路10へ送出される。C
RC付加回路10は、例えば複数段のシフトレジスタと
排他的論理和素子等の論理回路で構成されており、順次
入力される各データ8に対するCRCの算出をハード的
に実行して、CRCを各データ8の末尾に付加して、バ
ーストパターン6として出力する。なお、CRC付加回
路10にハード回路を採用する理由は、最終のバースト
信号において高い伝送速度を得るためである。
【0018】図8は各バーストパターン6にそれそれC
RCを組込む他の手法を示す模式図である。図7と同一
構成のデータメモリ7の他に、Nm種類のデータ8の各
CRCが予め算出されてCRCメモリ11に記憶されて
いる。そして、データメモリ7及びCRCメモリ11か
ら一つのデータ8及び一つのCRCが順番に読出され
て、信号合成回路12で信号合成されて、それぞれバー
ストパターン6として出力される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7及
び図8に示すバーストパターンに対するCRCの組込み
手法を採用したバーストパターン発生装置においても、
まだ改良すべき次の課題があった。
【0020】すなわち、近年、一つの基地局が管理する
移動局の数が増加し、1伝送フレームに含まれるタイム
スロット数が増大し、かつタイムスロットに設定するバ
ースパターンのデータ数が増加している。
【0021】また、近年、移動電話システムにおいて、
種々の形態のシステムが開発され、かつ実際に運用され
ている。したがって、試験対象の基地局の仕様や各移動
局の仕様が複数種類存在し、かつ必要に応じて仕様変更
される。
【0022】よって、試験信号に採用する図5に示した
バーストパターン6のユーザ指定データも測定対象の仕
様に応じて、この試験装置のユーザ側で任意にかつ簡単
に変更できることが要求されている。
【0023】しかし、ユーザ指定データU1 〜Un の数
やデータそのものが変化すると、ユーザ指定データと固
定データとからなる各データ8の構成及びデータそのも
のが変化する。
【0024】よって、図7,図8におけるデータメモリ
7に記憶しているタイムスロット数nを大幅に越えるN
m個のデータ8を全て書替える必要がある。このデータ
メモリ7の記憶内容の書替え作業は、各ユーザ指定デー
タと各PNデータとの組合わせを考慮しながら実施する
必要があるので、多大の労力と作業時間を必要とする。
【0025】図8の手法においては、データメモリ7の
他に、Nm個のCRCが記憶されたCRCメモリ11の
全部の記憶内容を書替える必要がある。よって、さら
に、書替え作業が煩雑になる。
【0026】また、図7の手法においては、各データ8
の構成が変化すると、ハード回路で構成されたCRC付
加回路10を取替える必要がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたものであり、固定データ及び指定
データに対してそれぞれ個別にCRCを設けることによ
って、たとえ指定データが変更になったとしても、固定
データや指定データ及びCRCデータを記憶するデータ
メモリの変更量を最小限に抑制でき、簡単にユーザ指定
データやタイムスロット数をユーザ側で変更でき、試験
適用範囲を大幅に拡張できるバーストパターン発生装置
を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、複数タイムスロットを有する一定周期の伝
送フレームの各タイムスロットに対して、外部から入力
されたタイムスロットを指定した指定ビットデータを順
番に組込み、さらに各タイムスロットに対して所定の巡
回周期を有する巡回ビットパターンを所定ビット長づつ
固定ビットデータとして順番に組込んだバーストパター
ンを発生するバーストパターン発生装置において、外部
から入力され、伝送フレームの1周期を構成する各タイ
ムスロットに組込む各指定ビットデータを記憶する指定
データメモリと、各指定ビットデータが外部から指定デ
ータメモリに書込まれる毎に、各指定ビットデータのC
RCデータを算出するCRC演算手段と、CRC演算手
段にて算出された各指定ビットデータ用のCRCデータ
を記憶するCRCデータメモリと、巡回ビットパターン
の1巡回周期分のビットデータ及び巡回ビットパターン
用のCRCデータを記憶する固定データメモリと、各デ
ータメモリから各データが読出される毎に更新されるデ
ータ種類毎の各読出開始アドレスを記憶する読出アドレ
ス記憶部と、読出アドレス記憶部に記憶された各読出開
始アドレスに基づいて各データメモリから各データを読
出すデータ読出手段と、伝送フレームに同期して、デー
タ読出手段へ読出すべき各データのビット長を出力し
て、所定のシーケンスで各データメモリから各データを
順次読出しさせるシーケンス制御部とを備えている。
【0028】
【作用】このように構成されたバーストパターン発生装
置においては、伝送フレームを構成する各タイムスロッ
トに指定ビットデータと固定ビットデータとが組込まれ
たバーストパターンが設定される。
【0029】PNパターンで代表される巡回ビットパタ
ーン等の固定ビットデータが記憶される固定データメモ
リには、巡回ビットパターン自体のCRCデータも記憶
されている。
【0030】一方、各バーストパターン毎の指定ビット
データは、固定データメモリに対して独立に設けられた
指定データメモリ内に記憶保持されている。そして、こ
の指定データメモリの記憶内容は操作者が外部からタイ
ムスロットを指定して任意に書替え可能である。
【0031】外部から各指定ビットデータが書替えられ
ると、CRC演算手段にて新規に書替えられた各指定ビ
ットデータに対してそれぞれCRCデータが自動的に算
出される。算出された各CRCデータはCRCメモリに
指定ビットデータ毎に記憶保持される。
【0032】そして、バーストパターン信号を発生する
時にはシーケンス制御部が起動される。シーケンス制御
部は、伝送フレームに同期して、データ読出手段へ読出
すべき各データのビット長を出力して、所定のシーケン
スで各データメモリから各データを順次読出しさせる。
よつて、指定ビットデータ,該当指定ビットデータのC
RCデータ,固定ビットデータ,及び該当固定ビットデ
ータのCRCデータが組込まれたバーストパターンが順
番に出力される。
【0033】この場合、指定ビットデータ変更に伴って
変更されるのは、該当指定ビットデータのCRCデータ
のみである。すなわち、タイムスロット数であるn個の
指定ビットデータ及びn個のCRCデータのみである。
この変更後の指定ビットデータと組合わされる巡回ビッ
トデータのCRCデータは何等変更する必要がない。ま
た、指定ビットデータのCRCデータの演算は、バース
トパターン出力とは独立して実施されるので、特に高速
に実行する必要はない。
【0034】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のバーストパターン発生装置の概略構
成を示すブロック図である。また、図2(a)(b)は
実施例装置で作成されるバーストパターンを示すビット
構成図である。
【0035】図2(b)において、一つのバーストパタ
ーン20は、大きく分けて、図5に示す過渡応答用ラン
プタイム3a,SACCH3f,過渡応答カードタイム
3iに相当する各規定データが設定される領域20a
と、スタートシンボルSSからチャネル種別3eに相当
するユーザ指定ビットデータが設定される領域20b
と、ユーザ指定ビットデータのCRC(U)が設定され
る領域20cと、巡回ビットパターンとしてのPNパタ
ーン等の固定ビットデータが設定される領域20dと、
固定ビットデータのCRC(P)が設定される領域20
eとで構成されている。
【0036】この実施例装置においては、1伝送フレー
ム(TF )にはn個のタイムスロットが形成され、領域
20dに設定されるPNパターンの巡回周期(ビット周
期)は(2N −1)であり、領域20dに同一のPNパ
ターンが現れる周期は(Nm+1)スロット目である。
【0037】よって、領域20dに設定されるPNパタ
ーンの種類はNm個あり、かつ領域20eに設定される
CRC(P)の種類数もNmである。図1において、指
定データメモリ21内には、タイムスロット数に相当す
るn個のユーザ指定ビットデータU1 〜Un が記憶され
る。また、CRCデータメモリ22内には、各ユーザ指
定ビットデータU1 〜Un に対応するn個のCRC(U
1 )〜CRC(Un )が記憶されている。
【0038】固定データメモリ23内には、[全0]の
データを記憶する領域23a,[全1]のデータを記憶
する領域23b,1ビット周期(巡回周期)分のPNパ
ターンを記憶する領域24c,PNパターンに対応する
CRC(P)を記憶する領域23dが形成されている。
【0039】また、データ入力装置部25は、例えばキ
ーボードと表示器とで構成されており、このパーストパ
ターン発生装置が組込まれた試験装置の操作者が、被試
験システムの仕様変更やタイムスロット数n変更等に起
因して、タイムスロットを指定したユーザ指定ビットデ
ータU1 〜Un を入力する装置である。
【0040】このデータ入力装置部25から入力された
n個のユーザ指定ビットデータU1〜Un は指定データ
設定部26でもって、前記指定データメモリ21に書込
まれる。すなわち、指定データメモリ21のユーザ指定
ビットデータU1 〜Un が変更される。
【0041】指定データメモリ21に新規のユーザ指定
ビットデータU1 〜Un が書込まれると、CRC演算部
27が起動される。CRC演算部27は、例えばマイク
ロコンピュータで構成されており、指定データメモリ2
1に記憶されている各ユーザ指定ビットデータU1 〜U
n を順番に読出して、所定のCRC算出演算を実行し
て、算出した各指定ビットデータU1〜Un 毎のCRC
(U1 )〜CRC(Un )をCRCデータメモリ22へ
書込む。すなわち、CRCデータメモリ22の各CRC
(U1 )〜CRC(Un )も、指定データメモリ21の
各ユーザ指定ビットデータU1 〜Un の変更に伴って書
替えられる。
【0042】なお、データ入力装置25を介して入力さ
れた入力データがユーザ指定ビットデータU1 〜Un 以
外の例えば各データのデータ長DLを変更するデータの
場合は、新規のデータ長DLをシーケンス制御部28へ
設定する。
【0043】読出アドレス記憶部29は、1個の規定デ
ータ読出アドレス指定部29a、1個のユーザ指定デー
タ読出アドレス指定部29b,同じく1個の指定データ
用CRC読出アドレス指定部29c、前記最小公倍数N
mに等しい数のPNデータ読出アドレス指定部29d,
同一数のPNパターン用CRCデータ読出アドレス指定
部29eが形成されている。
【0044】規定データ読出アドレス指定部29aに
は、全てのバーストパターン20に共通する規定データ
を記憶する領域23aの開始アドレスSA,最終アドレ
スEA及び該当規定データを読出開始する場合の読出開
始アドレスCAが記憶されている。したがって、新規バ
ーストパターン20に対する所定ビット長を有する規定
データの読出が終了すると、読出開始アドレスCAは所
定ビット長に対応する値だけ更新されており、次のバー
ストパターン20における規定データの読出処理時の読
出開始アドレスとなる。
【0045】ユーザ指定データ読出アドレス指定部29
bには、指定データメモリ21の先頭アドレスSAと最
終アドレスEAが設定されると共に、対応するバースト
パターン20に設定すべき各ユーザ指定データU1 〜U
n を読出す場合の読出開始アドレスCAが記憶されてい
る。
【0046】指定データ用CRC読出アドレス指定部2
9cには、CRCデータメモリ22の先頭アドレスSA
と最終アドレスEAが設定されると共に、対応するバー
ストパターン20に設定すべき各ユーザ指定データのC
RC(U1 )〜CRC(Un)を読出す場合の読出開始
アドレスCAが記憶されている。
【0047】Nm個の各PNデータ読出アドレス指定部
29dには、固定データメモリ23の領域23cの先頭
アドレスSAと最終アドレスEAが設定されると共に、
Nm個の各バーストパターン20の情報チャンネル3g
に設定すべき所定ビット長のPNビットデータを読出す
場合の各読出開始アドレスCAが記憶されている。
【0048】Nm個の各PNパターン用CRCデータ読
出アドレス指定部29eには、固定データメモリ23の
領域23dの先頭アドレスSAと最終アドレスEAが設
定されると共に、Nm個の各バーストパターン20の領
域20eに設定すべき所定ビット長のCRCビットデー
タを読出す場合の各読出開始アドレスCAが記憶されて
いる。
【0049】そして、シーケンス制御部28,データ読
出部30及びデータ出力回路31によって、各データメ
モリ21,22,23に記憶された各ビットデータを読
出してバーストパターン20として出力する。
【0050】すなわち、シーケンス制御部28は、外部
からバースト開始信号が入力されると、予め記憶されて
いる図2(b)のバーストパターン20を構成する各領
域20a〜20eの各データ種類,各データの出力順
序,各データ長DL等を用いて、データ読出部30に対
して読出指令を送出する。
【0051】データ読出部30は、読出指令を受領する
と、読出アドレス記憶部29内のシーケンス制御部28
から指定されたデータ種類に対応する読出アドレス指定
部29a〜29eの読出開始アドレスCAを読出して、
指定データメモリ21,CRCデータメモリ22,又は
固定データメモリ23の該当読出開始アドレスCAから
指定データ長DL分のビットデータを読出して、データ
出力回路31へ送出する。この場合、読出アドレスCA
が最終アドレスEAに達した場合は先頭アドレスSAへ
戻る。
【0052】一つのデータに対応する各データメモリ2
1,22,23からの指定データ,CRC(U),固定
データ,又はCRC(P)の読出処理が終了すると、デ
ータ読出部30はシーケンス制御部28へ読出終了信号
を送出する。
【0053】シーケンス制御部28は読出終了信号を受
領すると、次の出力順序のデータ種類の指定するデータ
長DLを読出して、データ読出部30に対して読出指令
を送出する。
【0054】このように、シーケンス制御部28は、バ
ースト信号開始信号が入力する毎に、データ読出部30
に対してバーストパターン20を構成する規定データ,
ユーザ指定データ,CRC(U),PNデータ.CRC
(P)の各データに対する読出指令を送出して、図2に
示すように、各バーストパターン20を順番に出力させ
る。
【0055】このように構成されたバーストパターン発
生装置においては、操作者がデータ入力装置25を介し
て、1伝送フレームを構成するn個の各タイムスロット
毎に異なるユーザ指定ビットデータU1 〜Un を入力す
ると、この新規のユーザ指定ビットデータU1 〜Un は
指定データメモリ21へ書込まれる。同時に、CRC演
算部27によって、各ユーザ指定ビットデータU1 〜U
n のCRC(U1 )〜CRC(Un )が自動的に算出さ
れて、CRCデータメモリ22へ書込まれる。そして、
新たに書込まれたユーザ指定ビットデータU1 〜Un 及
びCRC(U1)〜CRC(Un )が新規のバーストパ
ターン20に組込まれて出力される。
【0056】この場合、PNパターン及びPNパターン
のCRC(P)が記憶されている固定データメモリ23
の記憶内容を全く変更する必要がない。すなわち、バー
ストパターン20の領域20eに組込むNm種類の固定
ビットデータのCRC(P1 )〜CRC(PNm) と、バ
ーストパターン20の領域20bに組込むn種類のユー
ザ指定ビットデータのCRC(U1 )〜CRC(Un )
とを分離して管理している。よって、試験対象のシステ
ムの仕様変更やタイムスロット数の変更に起因して、簡
単にユーザ指定ビットデータU1 〜Un をユーザ側で変
更できる。
【0057】また、指定ビットデータU1 〜Un のCR
Cビットデータの演算は、この指定ビットデータU1 〜
Un が新たに入力された時点で、CRC演算部27によ
って自動的に実施される。このようにCRC演算処理が
バーストパターン20の出力処理とは独立して実施され
るので、CRC算出処理を特に高速に実行する必要はな
い。よって、図7に示したハード部材で構成されたCR
C付加回路10を採用する必要が無い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバーストパ
ターン発生装置においては、固定データ及び指定データ
とでそれぞれ個別にCRCを記憶してバーストパターン
に設定している。また、外部から指定データが入力され
ると、自動的に入力さた指定データに対するCRCを算
出して記憶保持してる。
【0059】したがって、たとえ測定対象の装置やシス
テムの仕様変更に起因して指定データが変更になったと
しても、固定データや指定データ及びCRCデータを記
憶するデータメモリの変更量を最小限に抑制でき、簡単
にユーザ指定データやタイムスロット数をユーザ側で変
更でき、試験適用範囲を大幅に拡張できるとともに操作
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるバーストパターン
発生装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施例装置内のバーストパターン発生部か
ら出力されるバーストパターンのビット構成図
【図3】 一般的な基地局と移動局との間で送受信され
る上り信号と下り信号との関係を示すタイムチャート
【図4】 基地局の受信信号の信号波形図
【図5】 前記各信号に含まれるバーストパターンのビ
ット構成図
【図6】 試験信号に含まれる各バーストパターンのビ
ット構成図
【図7】 バーストパターンにCRCを付加する従来手
法を示す模式図
【図8】 バーストパターンにCRCを付加する他の従
来手法を示す模式図
【符号の説明】
20…バーストパターン、21…指定データメモリ、2
2…CRCデータメモリ、23…固定データメモリ、2
5…テータ入力装置、26…指定データ設定部、27…
CRC演算部、28…シーケンス制御部、29…読出ア
ドレス記憶部、30…データ読出部、31…データ出力
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数タイムスロットを有する一定周期の
    伝送フレームの各タイムスロットに対して、外部から入
    力されたタイムスロットを指定した指定ビットデータを
    順番に組込み、さらに前記各タイムスロットに対して所
    定の巡回周期を有する巡回ビットパターンを所定ビット
    長づつ固定ビットデータとして順番に組込んだバースト
    パターン(20)を発生するバーストパターン発生装置にお
    いて、 外部から入力され、前記伝送フレームの1周期を構成す
    る各タイムスロットに組込む各指定ビットデータを記憶
    する指定データメモリ(21)と、 前記各指定ビットデータが外部から前記指定データメモ
    リに書込まれる毎に、前記各指定ビットデータのCRC
    データを算出するCRC演算手段(27)と、 このCRC演算手段にて算出された各指定ビットデータ
    用のCRCデータを記憶するCRCデータメモリ(22)
    と、 前記巡回ビットパターンの1巡回周期分のビットデータ
    及び前記巡回ビットパターン用のCRCデータを記憶す
    る固定データメモリ(23)と、 前記各データメモリから各データが読出される毎に更新
    されるデータ種類毎の各読出開始アドレスを記憶する読
    出アドレス記憶部(29)と、 この読出アドレス記憶部に記憶された各読出開始アドレ
    スに基づいて前記各データメモリから各データを読出す
    データ読出手段(30)と、 前記伝送フレームに同期して、前記データ読出手段へ読
    出すべき各データのビット長を出力して、所定のシーケ
    ンスで前記各データメモリから前記各データを順次読出
    しさせるシーケンス制御部(28)とを備えたバーストパタ
    ーン発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061394A (en) * 1996-11-28 2000-05-09 Anritsu Corporation Digital communication system modulated signal generation apparatus incorporating fading simulator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061394A (en) * 1996-11-28 2000-05-09 Anritsu Corporation Digital communication system modulated signal generation apparatus incorporating fading simulator

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