JPH0837254A - 電子回路装置 - Google Patents

電子回路装置

Info

Publication number
JPH0837254A
JPH0837254A JP17132094A JP17132094A JPH0837254A JP H0837254 A JPH0837254 A JP H0837254A JP 17132094 A JP17132094 A JP 17132094A JP 17132094 A JP17132094 A JP 17132094A JP H0837254 A JPH0837254 A JP H0837254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
circuit device
wiring board
pad electrode
bump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17132094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ebitani
隆 戎谷
Seisaburo Shimizu
征三郎 清水
Tatsuaki Uchida
竜朗 内田
Masayuki Saito
雅之 斉藤
Takashi Togasaki
隆 栂嵜
Yukio Kizaki
幸男 木崎
Miki Mori
三樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17132094A priority Critical patent/JPH0837254A/ja
Publication of JPH0837254A publication Critical patent/JPH0837254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73253Bump and layer connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】信頼性に優れた電子回路装置を提供する。 【構成】配線基板と、この配線基板上にバンプを介して
電気的に接続された回路部品とを有する電子回路装置で
ある。前記バンプは、実装温度で溶融する第1の金属か
ら構成され、かつ、前記第1の金属より高い融点を有す
る第2の金属からなる層を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品、モジュー
ル基板、及びパッケージ等の回路部品が、配線基板上に
実装された電子回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクスの急速な発展に
伴なって電子機器の小型化、電子部品や素子のチップ化
も進められ、実装領域が微細化すると共に、高密度の実
装部品が起用されつつある。そこで、近年、IC、LS
Iなどに対して開発が進められているハンダバンプを用
いた実装構造を、チップ部品に適用することにより、実
装密度を向上させる方法が研究されている。
【0003】従来の電子回路装置は、図17に示すよう
に、ハンダバンプ103によって、配線基板101上の
部品搭載用ランド102に、チップ部品104のチップ
電極105が接続されている。
【0004】図17に示すように、チップ部品を配線基
板にバンプ実装した電子回路装置においては、使用時に
スイッチのオンオフを繰り返すことによって熱サイクル
が生じる。したがって、チップ部品と基板の熱膨脹係数
の違いによりバンプに熱応力が加わり、長時間の使用に
より、バンプの割れ等の不良が生じてしまう。この問題
を解消し装置の信頼性の向上を図るためには、バンプの
高さを高くして、バンプにかかる熱応力を低減すればよ
いことが知られている。
【0005】また、半導体素子やチップ部品などの電子
部品を小さな基板に高密度に実装し、ひとつの機能をも
たせるモジュール化も進められている。電子機器など
は、複数個のモジュールをマザーボードにバンプにより
実装して得られるものであり、図18に示すような構造
を有する。
【0006】図18に示すように、電子回路装置107
においては、マザーボード108上の部品搭載用ランド
109に、ハンダバンプ110を介してモジュール基板
111が実装されている。モジュール基板111上の部
品搭載用ランド113には、チップ電極105を有する
チップ部品104が、ハンダバンプ103を介して実装
されている。また、部品搭載用ランド114には、下面
にLSIパッド電極116を有するLSI115がバン
プ117を介して実装されており、部品搭載用ランド1
18には、ハンダフィレット119を介してチップ部品
104が実装されている。
【0007】図18に示すようなモジュール基板をマザ
ーボードに実装した電子回路装置においても、使用時に
スイッチのオンオフを繰り返すことにより熱サイクルが
生じる。特に、樹脂製のマザーボードの上にセラミック
ス製のモジュール基板を実装した場合には、熱膨脹係数
の違いによりバンプに加わる熱応力の影響が大きく、長
時間使用しているとバンプの割れ等の不良が生じてしま
う。このような不良は、装置の信頼性を低下させてしま
う。
【0008】バンプにかかる熱応力を低減させるために
は、チップ部品の場合と同様にバンプの高さを高くする
ことが有用であることが知られている。バンプを高くす
る方法としては、特開平2−109358号公報及び特
開平2−294056号公報に記載されているようなも
のがある。これらの方法では、モジュール基板又はマザ
ーボードのいずれか一方に突起物を設け、この突起物の
高さを制御することによってバンプ高さを制御してい
る。
【0009】またさらに、LSIチップは、絶縁体から
なるパッケージに封入した後、図19に示すように配線
基板に実装して使用されることがある。図19に示す電
子回路装置120においては、配線基板121上の部品
搭載用ランド122に、ハンダバンプ123を介して絶
縁体からなるパッケージ124が実装されている。パッ
ケージ124内においては、LSI115が、LSIパ
ッド116及びバンプ117を介してパッケージ基板の
LSI搭載用ランド126に実装されている。さらに、
パッケージ基板のLSI搭載用ランド126は内部配線
128によりパッケージ電極125に接続されている。
なお、LSIチップ115の上にはヒートシンク127
が設けられている。
【0010】絶縁体からなるパッケージを配線基板にバ
ンプ実装した電子回路装置においても、モジュール基板
を実装した電子回路装置と同様に、使用時のスイッチの
オンオフを繰り返すことによって熱サイクルが生じる。
特にパッケージ側の基板としてセラミックスを使用する
ことが多いことから、モジュール基板を配線基板上に実
装した場合と同様の理由により、長時間使用している
と、バンプの割れ等の不良が生じてしまう。この場合
も、前述のモジュール基板の場合と同様に、バンプの高
さを高くすることによってバンプにかかる熱応力を低減
することができ、装置の信頼性の向上を図ることが可能
になることが知られている。
【0011】また、突起物を用いる方法以外には、バン
プ内に導電性ポールを入れることによってバンプの高さ
を確保することが特開昭60−57957号公報に記載
されている。
【0012】また、絶縁体からなるパッケージは、図2
0に示すように、リードピンによって配線基板2に実装
されることもある。電子回路装置129においては、パ
ッケージ基板130の下面に設けられたパッケージパッ
ド電極132に、パッケージピン133が取り付けられ
ており、このリードピンがハンダ134によって、配線
基板121の部品搭載用ランド122に実装されてい
る。
【0013】特開平3−120740号公報には、パッ
ケージリードの先端を折り曲げて実装する方法が記載さ
れている。しかしながら、多くの場合、パッケージリー
ドピンはパッケージにロウ付けされているので、ストレ
ートな形状のリードピンが用いられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のチップ部品のバ
ンプ実装では、信頼性を確保するためにバンプの高さを
高くすると、リフロー時にハンダバンプが横方向に広が
るためバンプ同士が接触するという問題があった。特
に、バンプのファインピッチ化に伴い、この問題が顕著
になる。また、モジュール基板やパッケージを回路基板
へバンプ実装する際は、従来のクリームハンダを用いた
印刷法では、バンプの高さ制限が難しいという問題を有
していた。
【0015】また、モジュール基板とマザーボードとの
間に突起物を設けてバンプを高くする方法は、チップ部
品より自重のあるモジュール基板の実装には有効である
ものの、スクリーン印刷を用いて高いバンプを形成する
ことができないという問題が生じた。即ち、モジュール
基板又はマザーボードのいずれか一方に突起物が設けら
れているために、印刷用マスクがモジュール基板又はマ
ザーボードから浮き上がってしまう。したがって、モジ
ュール基板及びマザーボードの双方にクリームハンダを
印刷して、実装時に高いバンプを形成することが困難と
なり、新たなバンプ形成方法を開発しなければならな
い。
【0016】さらに、絶縁体からなるパッケージを配線
基板上に実装した電子回路装置においても、モジュール
基板を実装した場合と同様の方法によってバンプの高さ
を高くすることができるが、同様の理由から、スクリー
ン印刷法を適用することができず、新たなバンプ形成方
法を開発しなければならない。
【0017】また、リードピンを用いてパッケージ等を
配線基板上に実装した場合にも、使用時に発生する熱応
力に対し接続部が柔軟に対処できず、信頼性が低下する
という問題があった。
【0018】そこで、本発明は、チップ部品を電子回路
基板に高密度で実装することを可能とし、高い信頼性を
有する電子回路装置を提供することともに、特別なバン
プ形成方法を使用することなく、モジュール基板や絶縁
体からなるパッケージをバンプにより実装することを可
能とする、高い信頼性を有する電子回路装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、使用時に発生する
熱応力に対しリードを含む接続部が柔軟に対処でき、十
分な信頼性が得られる電子回路装置を提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明(請求項1)は、配線基板と、この配線
基板上にバンプを介して電気的に接続された回路基板と
を有し、前記バンプは、実装温度で溶融する第1の金属
から構成され、かつ、前記第1の金属より高い融点を有
する第2の金属からなる層を含有することを特徴とする
電子回路装置を提供する。
【0020】また、第2の発明(請求項5)は、表面に
パッド電極が形成された配線基板と、前記電極に対向し
てパッド電極を有する回路部品とが、導電性弾性体から
なる接続部材を介して電気的に接続されていることを特
徴とする電子回路装置を提供する。
【0021】以下、第1の発明を詳細に説明する。第1
の発明において、回路部品としては、チップ部品、モジ
ュール基板および絶縁体からなるパッケージ等を使用す
ることができる。
【0022】バンプに含まれる第1の金属としては、ハ
ンダを使用することができ、第2の金属としては、実装
温度では溶融せず、ハンダとぬれ性の良い金属又は合金
箔等を使用することができる。具体的には、Cu、N
i、Fe、Au、Ag、Pd、黄銅、および、42アロ
イ等が挙げられる。この第2の金属からなる層は、コア
の作用を有し、これによってバンプの高さが維持され
る。
【0023】バンプの構成としては、例えば、層状に形
成した2枚のハンダで、高融点の金属からなる層を挟ん
だ構造とすることができる。この構成の基本となる例
を、図1に示す。
【0024】図1に示すように、配線基板2のパッド電
極3と、回路部品4のパッド電極5とを接続するバンプ
9は、第1の低融点金属層6、コアとなる高融点金属層
7、及び第2の低融点金属層8が順次形成されている。
なお、第2の低融点金属層7は、第1の低融点金属層6
とは異なる材料で構成してもよい。例えば、パッド電極
材料との接着性が良好であって、実装温度で溶融する材
料を使用することができる。
【0025】なお、コアとなる層を構成する金属又はそ
の合金箔の比重は、その上下に存在する低融点金属6,
8の比重と異なってもよい。例えば、低融点金属の比重
より小さければ、高融点金属層7は図2(a)に示すよ
うに、リフロー中にバンプ上部に浮き上がり、一方、低
融点金属の比重より大きい場合には、図2(b)に示す
ように、バンプの下部に沈むことが考えられる。いずれ
の場合であっても、バンプの高さを制御することができ
る。
【0026】また、コアとなる高融点金属層7がリフロ
ー中に図3に示すように傾き、層構造を成さないバンプ
となってもよい。この場合であっても、バンプ中にコア
が存在することによってバンプの高さが維持されるの
で、本発明の効果が得られる。
【0027】さらに、第1の発明の電子回路装置のバン
プは、図4に示すように、前述の基本構成を2段形成し
て、所望の高さとすることもできる。ただし、いずれの
構成とした場合も、製造のしやすさを考慮すると、バン
プ中における高融点金属層の厚みは、これ以外の部分の
厚みより小さいことが好ましい。
【0028】以上、バンプ中のコアとなる高融点金属層
の断面の大きさが、配線基板および回路部品のパッド電
極の断面と等しい場合を例に挙げて説明したが、第1の
発明の電子回路装置の構造は、これに限定されるもので
はない。例えば、図5に示すように、高融点金属層7の
断面は、各パッド電極3、5の断面より小さくすること
ができる。また、図6に示すように、各パッド電極3、
5の断面より大きくしてもよい。このような形状の場合
も、基本構成を2段形成して、図5(b)及び図6
(b)に示すようなバンプを形成してもよい。
【0029】特に、コアとなる高融点金属層7の断面
は、パッド電極3、5の断面より小さいことが好まし
く、バンプの高さを維持するためにスペーサー効果を有
する粒子をハンダ中に分散させてもよい。この場合、ハ
ンダ中に分散させる粒子としては、Cu、黄銅、Ni、
Fe等を使用することができる。
【0030】第1の発明の電子回路装置は、シート状に
成形したハンダシートと、コアとなる高融点金属のシー
トとを打ち抜いた後転写する、いわゆるハンダシート打
ち抜き転写方法を用いて製造することができる。
【0031】以下、第2の発明の電子回路装置を詳細に
説明する。第2の発明において、回路部品としては、チ
ップ部品、モジュール基板および絶縁体からなるパッケ
ージ等を使用することができるが、好ましくは、モジュ
ール基板およびパッケージである。
【0032】配線基板に回路部品を実装する弾性体は、
導電性を有し、ハンダにぬれ性が良好なものであれば、
その材質は特に限定されない。例えば、Cu、Ni、F
e、Au、Agおよびその合金等を使用することができ
る。また、前記金属および合金に、Snまたはハンダメ
ッキを施して使用してもよい。
【0033】また、弾性体からなる接続部材の形状は特
に限定されず、例えば、先端の折れ曲がった形状、コイ
ル状等の形状とすることができる。第2の発明の電子回
路装置において、導電性弾性体によって接続された配線
基板および回路部品のパッド電極の中心は、同一鉛直線
上に存在する必要はなく、任意の方向にずれていてもよ
い。この場合、ずれの大きさは、パッド電極の2ピッチ
以内であることが好ましい。なお。パッド電極1ピッチ
とは、パッド電極の幅の寸法を表わす。
【0034】パッド電極の2ピッチを越えると、前記弾
性体からなるリード(導電性弾性体)の長さが、配線基
板と回路部品との間の間隔より長くなりすぎ、実装に支
障をきたしてしまう。また、実装部(部品搭載用パッド
電極)が、回路部品よりはみだしてしまうので、高密度
実装ができなくなる。
【0035】なお、配線基板および回路部品のパッド電
極は、実装後の弾性体リードが、回路部品からはみださ
ないように設けることが好ましく、たとえば、ずれの寸
法は、パッド電極の1/2〜1ピッチであることがより
好ましい。
【0036】回路部品としてパッケージを例に挙げて、
このパッド電極と配線基板のパッド電極との配置の一例
を説明する。配線基板上に、この配線基板と同寸法のパ
ッケージ(図示せず)が実装された電子回路装置の平面
透視図を図7に示す。
【0037】図7中、36は配線基板35のパッド電極
を表わし、38はパッケージのパッド電極を表わす。図
示するように、配線基板35のパッド電極は、これが接
続されるパッケージのパッド電極38の外側に位置して
いることが好ましい。
【0038】図7(a)においては、配線基板35の外
周に沿って直線的に配線基板35のパッド電極36が設
けられており、その内側に同様に直線的に、パッド電極
1ピッチのずれをもってパッケージのパッド電極38が
位置している。この場合、配線基板35の任意の一辺に
沿ったパッド電極を接続しているリードは、それぞれ平
行に存在する。
【0039】また、図7(b)に示すように、各パッド
電極36、38を接続する弾性体リードが放射状となる
ように、配線基板のパッド電極36の内側にパッケージ
のパッド電極38を配置してもよい。
【0040】第2の発明の電子回路装置において、前記
導電性弾性体からなる接続部材は、ハンダを用いてそれ
ぞれのパット電極に接続することができる。この場合、
ハンダ塗布量を、例えば双方共200μm以上と多くし
て前記接続部材全体を覆い、導電性弾性体をコアとする
バンプ実装としてもよい。
【0041】第2の発明の電子回路装置は、例えば、導
電性弾性体材料をシート状に成形し、これを所定の形状
に打ち抜いた後転写する、いわゆる打ち抜き転写方法を
用いて製造することができる。
【0042】
【作用】第1の発明の電子回路装置においては、配線基
板と回路部品とを接続するバンプ中に、実装温度で溶融
しない物質をコアとして含有させている。この高融点の
物質は、スペーサー効果を有するので、チップ部品等の
回路部品を配線基板に実装する際に高いバンプを形成す
ることが可能となる。さらに、ハンダの溶融時に表面張
力のバランスが崩れても、バンプ中には高融点の物質が
存在して高さを維持しているので、バンプ同士の接触を
避けることができる。したがって、バンプに係る熱応力
を低減して信頼性を図るとともに、実装密度を増加させ
た電子回路装置を得ることができる。
【0043】前記バンプは、ハンダシートおよびコアと
なる材料のシートを打ち抜くことによって形成できるの
で、特に、モジュール基板やパッケージを配線基板上に
実装する場合には、容易に高いバンプを形成することが
できる。
【0044】また、打ち抜かれるシートの膜厚を変えた
り、コアとなる物質の層数を増加させることによって、
所望の高さのバンプを得ることが可能である。第2の発
明の電子回路装置においては、導電性を有する弾性体に
よって、配線基板と回路部品とを電気的に接続してい
る。
【0045】本発明者らは、導電性弾性体により接続部
材を構成し、バネ効果を付与して配線基板と回路部品と
接続することにより、使用時に発生する熱応力に対し柔
軟に対処できることを見出だした。第2の発明は、この
ような知見のもとに成されたものである。
【0046】すなわち、導電性弾性体からなるリードを
用いて、配線基板と回路部品とを接続しているので、使
用時に発生する熱応力を緩和でき、信頼性の高い電子回
路装置を提供することができる。
【0047】なお、前記リードの全体をハンダで覆った
場合には、柔軟性とともに剛性が加わるという利点があ
る。また本発明者らは、導電性弾性体からなるリードを
用いて配線基板と回路部品とを接続する場合、各電極パ
ッドの中心がずれることによって、接続部に発生する応
力が小さくなることを見出だした。したがって、前記導
電線弾性体からなる接続部材により接続される配線基板
および回路部品のパッド電極の中心を、パッド電極の2
ピッチ以内の範囲でずらして設けることによって、所定
の位置における応力を緩和することができる。
【0048】また、配線基板のパッド電極と回路部品の
パッド電極とをずらして設けた場合には、得られる電子
回路装置は、その側面からの目視検査を容易に行なえる
という利点がある。
【0049】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の具体的な実施
例に係る電子回路装置について説明する。 (実施例I)図8は、チップ部品をバンプにより配線基
板に実装した、第1の発明の電子回路装置の一例を示す
断面図である。
【0050】図8に示すように、チップ部品17は、ハ
ンダより融点の高い金属からなるコア7を含むバンプ9
によって配線基板2上に実装されている。バンプ9は、
配線基板2の部品搭載用パッド電極3とチップ電極(パ
ッド電極)18とを接続している。
【0051】図9に、第1の発明の電子回路装置の他の
例を示す。図9に示すように、電子回路装置27におい
ては、モジュール基板19が、金属コア入りバンプ9に
よって配線基板2に実装されている。バンプ9は、配線
基板2の部品搭載用パッド電極3と、モジュール基板の
パッド電極20とを接続している。また、モジュール基
板19上のモジュール基板部品搭載用パッド電極21a
には、チップ部品17が、バンプ23およびチップ電極
18を介して接続されている。モジュール基板部品搭載
用パッド電極21bには、LSI22に設けられたLS
Iパッド電極26が、バンプ24により実装されてい
る。さらに、モジュール基板部品搭載用パッド電極21
cには、チップ部品17に設けられたチップ電極18
が、フィレット25により接続されている。
【0052】図10に、第1の発明のさらに他の実施例
に係る電子回路装置を示す。図10に示すように、電子
回路装置28においては、絶縁物で構成されたパッケー
ジ29が、金属コア入りバンプ9により配線基板2上に
実装されている。なお、バンプ9は、配線基板2の部品
搭載用パッド電極3と、パッケージ29のパッケージの
パッド電極30とを接続している。また、パッケージ2
9内部では、LSI22に設けられたLSIパッド電極
26が、バンプ24により、パッケージのLSI搭載用
パッド電極31に実装されている。LSI搭載用パッド
電極31は、パッケージ内の内部配線33により、バン
プ9を介して配線基板2に接続されている。また、LS
I22の上部には、ヒートシンク32が設けられてい
る。
【0053】第1の発明の電子回路装置は、ハンダシー
ト打ち抜き転写方法を用いて製造することができる。図
8に示した電子回路装置を例に挙げて、ハンダシート打
ち抜き転写方法について説明する。
【0054】まず、ハンダシートの上に、金属コアとな
る箔を、その粗化面(M面)が下向きになるように重
ね、さらにその上にハンダシートを重ねて、バンプ原料
となるシートを得る。この際、前記箔の表面にロジン系
フラックスをを塗布すると、リフロー工程で、コアとな
る金属とハンダとのぬれ性を良好にすることができる。
また、2枚のハンダシートおよびその間に挟まれる箔の
膜厚は、所望のバンプ高さに応じて、適宜選択すること
ができる。コアとなる金属の箔の層数を増加させて、バ
ンプの高さを高くしてもよい。
【0055】続いて、コアとなる箔をサンドイッチ状に
挟んだハンダシートを、樹脂フィルム上に載せ、プレス
用雄型により打ち抜いてバンプを得る。図11に、この
打ち抜きの状態を示す。
【0056】図11に示すように、ハンダシート12、
コアとなる金属箔13、およびハンダシート14を含む
サンドイッチ状のシートを、樹脂フィルム11上に設置
し、プレス用雄型15で打ち抜く。なお、樹脂フィルム
11の下方には、これを支持するための当て金10を設
置しておく。プレスによって樹脂フィルム11は、図1
1に示すように変形し、前記3層構造のシートを周囲か
ら加え込み、雌型として作用する。
【0057】打ち抜かれたバンプ原料シートを、マウン
ターを用いて配線基板2の部品搭載用パッド電極3に転
写してチップ部品17を搭載した後、所定の雰囲気中で
リフローを行なう。
【0058】以上の工程により、図8に示した電子回路
装置1が得られる。なお、この工程を用いて、図9およ
び図10に示したようなモジュール基板およびパッケー
ジを搭載した電子回路装置を製造することもできる。
【0059】ここでは、2枚のハンダシートでコアとな
る金属箔を挟み込んだ後に打ち抜いてバンプを形成した
が、別々に打ち抜いて順に転写し、リフローにより金属
コア入りバンプを形成することもできる。
【0060】以下に、具体的な製造例を示して、第1の
発明の電子回路装置をより詳細に説明する。 (実施例I−1)本実施例においては、ガラスエポキシ
製配線基板2の部品搭載用パッド電極3に、通称100
5と呼ばれるチップ部品17(1mm×0.5mm)を
実装して、電子回路装置を製造した。
【0061】チップ部品17の実装に当たっては、ま
ず、市販の0.05mm厚のSn−Pb共晶系のハンダ
シート12上に、市販の0.035mm厚の電解銅箔1
3を重ね、さらに電解銅箔13上に前記0.05mm厚
のハンダシート14を重ね合わせて樹脂フィルム11上
に載せ、配線基板の部品搭載用パッド電極3と同一の寸
法を有するプレス用雄型15を用いて打ち抜いた。
【0062】次に、マウンターを用い、配線基板の部品
搭載用パッド電極3に転写し、チップマウンターにより
チップ部品17を搭載した。最後に、窒素雰囲気中、2
20℃でリフローを行なうことにより、チップ部品17
を配線基板2上に実装して電子回路装置を得た。得られ
た電子回路装置を実施例11とした。
【0063】さらに、ハンダシート厚の変更によって、
バンプの高さを変える以外は同様の方法を用いてチップ
部品を配線基板にバンプにより実装し、実施例12〜1
5の電子回路装置1を製造した。
【0064】また、従来のクリームハンダを用いた印刷
法により、同様のチップ部品を配線基板の部品搭載用パ
ッド電極上に実装し、得られた電子回路装置を比較例
(11〜13)とした。
【0065】得られた電子回路装置(実施例11〜1
5、比較例11〜13)について、バンプの高さを測定
するとともに、実装後の短絡の有無を調べた。さらに、
熱サイクル試験(−55〜+125℃、1サイクル/1
時間)を1000サイクル行ない、チップ部品と配線基
板との接続の有無を調べ、バンプの破断を確認し、信頼
性を評価した。測定結果を、下記表1にまとめる。
【0066】
【表1】
【0067】前記表1に示すように、ハンダより高融点
の金属コアを有するバンプを用いて、チップ部品を配線
基板に実装することによって、高いバンプを形成し、実
装後の短絡を完全に防止することができる。さらに、熱
サイクル後の破断も生じていないことから、隣接するバ
ンプは互いに接触することなく、所定の位置で配線基板
とチップ部品とを接続していることがわかる。このよう
なバンプで実装した場合には、バンプの高さを維持し、
信頼性にも優れた電子回路装置が得られる。
【0068】これに対し、市販のクリームハンダのみで
チップ部品を配線基板に実装した場合には、熱サイクル
試験により破断する割合も高く、信頼性に乏しいことが
わかる。なお、この場合には、高いバンプを形成するこ
とができなかったので、実装後の短絡は生じなかった。
【0069】(実施例I−2)本実施例においては、ガ
ラスエポキシ製配線基板2の部品搭載用パッド電極3
に、アルミナ製モジュール基板19を実装して、電子回
路装置を製造した。
【0070】モジュール基板19の実装に当たっては、
まず、市販の0.15mm厚のSn−Pb共晶系13の
ハンダシート12上に、市販の0.35mm厚の電解銅
箔13を重ね、さらに電解銅箔13上に前記0.15m
m厚のハンダシート14を重ね合わせて樹脂フィルム1
1上に載せ、配線基板2の部品搭載用パッド電極3と同
一の寸法を有するプレス用雄型15を用いて打ち抜い
た。
【0071】次に、マウンターを用い、モジュール基板
19の部品搭載用パッド電極3上に転写し、窒素雰囲気
中、230℃でリフローを行なうことにより、金属コア
7入りバンプ9付きモジュール基板19を作成し、この
金属コア7入りバンプ9付きモジュール基板19を、マ
ウンターを用いて配線基板2の部品搭載用パッド電極3
に搭載した。最後に、窒素雰囲気中、222℃でリフロ
ーを行なうことにより、モジュール基板19を配線基板
2上に実装して電子回路装置27を得た。得られた電子
回路装置を実施例25とした。
【0072】さらに、ハンダシート厚の変更によって、
バンプの高さを変える以外は同様の方法を用いてモジュ
ール基板を配線基板にバンプにより実装し、実施例21
〜24の電子回路装置を製造した。
【0073】また、従来のクリームハンダを用いた印刷
法により、同様のモジュール基板を配線基板の部品搭載
用パッド電極上に実装し、得られた電子回路装置を比較
例(21〜23)とした。
【0074】得られた電子回路装置(実施例21〜2
5、比較例21〜23)について、バンプの高さを測定
するとともに、実装後の短絡の有無を調べた。さらに、
熱サイクル試験(−55〜+125℃、1サイクル/1
時間)を1000サイクル行ない、モジュール基板と配
線基板との接続の有無を調べ、バンプの破断を確認し、
信頼性を評価した。測定結果を、下記表2にまとめる。
【0075】
【表2】
【0076】前記表2に示すように、ハンダより高融点
の金属コアを有するバンプを用いて、モジュール基板を
配線基板に実装することによって、高いバンプを形成
し、実装後の短絡を完全に防止することができる。さら
に、熱サイクル後の破断も生じていないことから、隣接
するバンプは互いに接触することなく、所定の位置で配
線基板とモジュール基板とを接続していることがわか
る。このようなバンプで実装した場合には、バンプの高
さを維持し、信頼性にも優れた電子回路装置が得られ
る。
【0077】これに対し、市販のクリームハンダのみで
モジュール基板を配線基板に実装した場合には、熱サイ
クル試験により破断する割合も高く、信頼性に乏しいこ
とがわかる。なお、この場合には、高いバンプを形成す
ることができなかったので、実装後の短絡は生じなかっ
た。
【0078】(実施例I−3)本実施例においては、窒
化珪素製のパッケージ29をガラスエポキシ製の配線基
板2に実装して、絶縁体からなるパッケージ29と配線
基板2とのバンプを用いた実装における信頼性を評価し
た。
【0079】窒化珪素製パッケージ29の実装に当たっ
ては、まず、市販の0.15mm厚のSn−Pb共晶系
のハンダシート12上に、市販の0.35mm厚の電解
銅箔13を重ね、さらに電解銅箔13上に前記0.15
mm厚のハンダシート14を重ね合わせて樹脂フィルム
11上に載せ、配線基板2の部品搭載用パッド電極3と
同一の寸法を有するプレス用雄型15を用いて打ち抜い
た。
【0080】次に、マウンターを用い、窒化珪素製パッ
ケージ29の部品搭載用パッド電極3上に転写し、窒素
雰囲気中、230℃でリフローを行なうことにより、金
属コア7入りバンプ9付きパッケージ29を作成し、こ
の金属コア7入りバンプ9付きパッケージ29を、マウ
ンターを用いて、配線基板2の部品搭載用パッド電極3
に搭載した。最後に、窒素雰囲気中、220℃でリフロ
ーを行なうことにより、パッケージ29を配線基板2上
に実装して電子回路装置28を得た。得られた電子回路
装置を実施例34、35とした。
【0081】さらに、ハンダシート厚の変更によって、
バンプの高さを変える以外は同様の方法を用いてパッケ
ージを配線基板にバンプにより実装し、実施例31〜3
3の電子回路装置を製造した。
【0082】また、従来のクリームハンダを用いた印刷
法により、同様の窒化珪素製パッケージを配線基板の部
品搭載用パット上に実装し、得られた電子回路装置を比
較例(31〜33)とした。
【0083】得られた電子回路装置(実施例31〜3
5、比較例31〜33)について、バンプの高さを測定
するとともに、実装後の短絡の有無を調べた。さらに、
熱サイクル試験(−55〜+125℃、1サイクル/1
時間)を1000サイクル行ない、パッケージと配線基
板との接続の有無を調べ、バンプの破断を確認し、信頼
性を評価した。測定結果を、下記表3にまとめる。
【0084】
【表3】
【0085】前記表3に示すように、ハンダより高融点
の金属コアを有するバンプを用いて、パッケージを配線
基板に実装することによって、高いバンプを形成し、実
装後の短絡を完全に防止することができる。さらに、熱
サイクル後の破断を生じていないことから、隣接するバ
ンプは互いに接触することなく、所定の位置で配線基板
とパッケージとを接続していることがわかる。このよう
なバンプで実装した場合には、バンプの高さを維持し、
信頼性にも優れた電子回路装置が得られる。
【0086】これに対し、市販のクリームハンダのみで
パッケージを配線基板に実装した場合には、熱サイクル
試験により破断する割合も高く、信頼性に乏しいことが
わかる。なお、この場合には、高いバンプを形成するこ
とができなかったので、実装後の短絡は生じなかった。 (実施例II)図12に、第2の発明の電子回路装置の一
例を表わす断面図を示す。
【0087】図12に示すように、電子回路装置34に
おいては、絶縁物で構成されパッケージキャップ39で
覆われたパッケージ基板37が、導電性弾性体からなる
リード40により配線基板35に実装されている。な
お、リード40は、先端が折れ曲がっており、ハンダ4
1および42により、それぞれ、配線基板35の部品搭
載用パッド電極36と、パッケージ基板37のパッケー
ジパッド電極38とを接続している。
【0088】なお、電子回路装置34においては、接続
されている配線基板35の部品搭載用パッド電極36の
中心と、パッケージ基板37のパッケージパッド電極3
8の中心とは同一鉛直線上に存在していない。配線基板
のパット36は、パッケージの中心線(直線A−A´)
の右側では右へ、左側では左へ、それぞれパッド電極1
ピッチずれるように設けられている。
【0089】また、パッケージ基板37上のパッケージ
基板部品搭載用パッド電極43には、LSI46に設け
られたLSIパッド電極44が、バンプ45により実装
されている。搭載用パッド電極43は、パッケージ基板
37内の内部配線48を介して配線基板35に接続され
ている。また、LSI46の上部には、ヒートシンク4
7が設けられている。
【0090】図13に、第2の発明の電子回路装置の他
の例を示す。図13に示すように、電子回路装置50に
おいては、モジュール基板51が、導電性弾性体からな
るリード40により配線基板35に実装されている。な
お、リード40は、ハンダ41および42により、それ
ぞれ、配線基板35の部品搭載用パッド電極36と、モ
ジュール基板51のモジュール基板パッド電極52とを
接続している。
【0091】なお、電子回路装置50においては、接続
されている配線基板35の部品搭載用パッド電極36の
中心と、モジュール基板51のモジュール基板パッド電
極52の中心とは同一鉛直線上に存在していない。配線
基板のパッド電極36は、モジュール基板51の中心線
(直線B−B´)の右側では右へ、左側では左へ、それ
ぞれパッド電極1ピッチずれるように設けられている。
【0092】また、モジュール基板51上のモジュール
基板部品搭載用パッド電極53aには、チップ部品54
に設けられたチップ電極55が、フィレット56により
実装されている。モジュール基板51上のモジュール基
板部品搭載用パッド電極53bには、LSI46に設け
られたLSIパッド電極44が、バンプ45により接続
されている。搭載用パッド電極53は、モジュール基板
51内の内部配線57を介して配線基板35に接続され
ている。
【0093】なお、上述の図12および図13に示した
電子回路装置において、配線基板35の部品搭載用パッ
ド電極36と、パッケージ基板37またはモジュール基
板51のパッド電極とを接続する導電性弾性体からなる
リード40は、図14および図15に示すように、その
全体がハンダによって覆われていてもよい。
【0094】なお、このような構造とする場合には、配
線基板35の部品搭載用パッド電極36の中心と、パッ
ケージ基板またはモジュール基板のパッド電極の中心と
のずれは、前述の構造の場合よりも小さくすることがで
きる。図14および図15においては、それぞれのパッ
ド電極36、38は、パッド電極1/2ピッチのずれを
もって設けられている。
【0095】第2の発明の電子回路装置における導電性
弾性体からなるリードは、ハンダシート打ち抜き転写方
法を使用して製造することができる。図12に示した電
子回路装置を例に挙げて、ハンダシート打ち抜き転写方
法について説明する。
【0096】図16に、ハンダ打ち抜き転写方法の工程
図を示す。まず、図16(a)に示すように、導電性弾
性体シート65を、プレス雄型61と雌型として用いる
樹脂シート62との間に設置してプレスする。なお、樹
脂シート62の表面には、接着剤63を塗布しておき、
樹脂シートの下方には、これを支持するための当て金6
4を設置する。プレスにより、樹脂シート62は変形
し、導電性弾性体シート65を加え込むため、先端の折
れ曲がったリードの打ち抜きができる。得られたリード
40は、図16(b)に示すように、接着剤によってプ
レス雄型61を除去した後も樹脂シート62上に固定さ
れている。
【0097】打ち抜かれた導電性弾性体からなるリード
40を、予めハンダ42を塗布したパッケージ基板37
のパッケージ部品搭載用パッド電極38に転写し、さら
に、配線基板35の部品搭載用パッド電極36に塗布さ
れたハンダ41に位置合わせした後、所定の雰囲気中で
リフローを行なう。
【0098】以上の工程により、図12に示した電子回
路装置34が得られる。なお、この工程を用いて、図1
3に示したモジュール基板51を搭載した電子回路装置
50を製造することもできる。
【0099】また、上述の方法において、パッケージ基
板37のパッケージパッド電極38、および配線基板3
5の部品搭載用パッド電極36に予め塗布するハンダ量
を多くすることによって、図14に示す電子回路装置5
8を製造することができる。
【0100】以下に、具体的な製造例を示して、第2の
発明の電子回路装置をより詳細に説明する。 (実施例II−1)本実施例においては、ガラスエポキシ
製配線基板35の部品搭載用パッド電極に、窒化アルミ
ニウム製パッケージ39を実装して、電子回路装置58
を製造した。
【0101】なお、パッケージ39の寸法は一辺が21
mmであり、パッケージパッド電極38は、1mmピッ
チで324個設けられている。本実施例では、配線基板
35の部品搭載用パッド電極36は、その中心が、接続
される各パッケージパッド電極38の中心と同一鉛直線
上に存在するように形成した。
【0102】パッケージの実装に当たっては、まず、銅
箔のシート65を打ち抜いて、先端の折れ曲がったリー
ド40を作製した。これを、クリームハンダを塗布した
パッケージ基板37のパッケージパッド電極38に転写
し、さらに、配線基板35の部品搭載用パッド電極36
に位置合わせした。各パッド電極36、38上へのクリ
ームハンダ塗布量は、いずれも150μm厚とした。そ
の後、窒素雰囲気中、230℃でリフローを行なうこと
により、パッケージ39を配線基板35上に実装して、
電子回路装置34を得た。得られた電子回路装置34を
実施例41とした。
【0103】さらに、配線基板35の部品搭載用パッド
電極36の位置と、パッケージ基板37のパッケージパ
ッド電極38の位置とをずらす以外は、同様の方法を用
いてパッケージ39を配線基板35に実装し、実施例4
2〜46の電子回路装置34を製造した。
【0104】なお、配線基板35のパッド電極36の位
置は、パッケージ39の中心線より右側では右へ、左側
では左へ、その中心をそれぞれ所定寸法ずらした。ま
た、導電性弾性体からなるリードを用いずに、同様のパ
ッケージを配線基板の部品搭載用パッド電極にハンダバ
ンプのみで実装して比較例41の電子回路装置を得た。
さらに、ポール状の非弾性体をコアとして用いる以外
は、前述の実施例と同様に、パッケージを配線基板の部
品搭載用パッド電極に実装して比較例42の電子回路装
置を得た。非弾性体としては、金メッキを施したコバー
ル(54%Pe−29%Ni−17%Co)チューブ
(φ0.3×3mm)を使用し、各パッド電極に塗布し
たハンダの量は、実施例と同様に150μmとした。
【0105】得られた電子回路装置(実施例41〜4
6、比較例41〜42)について、実装後の最外周部の
抵抗を測定した。さらに、熱サイクル試験(−55℃〜
+125℃、1サイクル/1時間)を1000サイクル
行ない、試験後の抵抗変化率が初期値より10%以上増
加したものを不良し、信頼性を評価した。測定結果を、
パットの中心線のずれとともに下記表4にまとめる。
【0106】
【表4】
【0107】前記表4に示すように、導電性弾性体から
なるリードを用いてパッケージを配線基板に実装するこ
とによって、熱サイクル後の不良を完全に防止し、電子
回路装置の信頼性を確保することができる。
【0108】これに対し、導電性弾性体からなるリード
を用いずにパッケージを配線基板に実装した場合には、
熱サイクル試験により不良となる割合が高く、信頼性に
乏しいことがわかる。 (実施例II−2)本実施例においては、ガラスエポキシ
製配線基板35の部品搭載用パッド電極36に、酸化ア
ルミニウム製モジュール基板51を実装して、電子回路
装置50を製造した。
【0109】なお、モジュール基板51の寸法は一辺が
21mmであり、パッド電極52は、1mmピッチで3
24個設けられている。本実施例では、配線基板35の
部品搭載用パッド電極36は、その中心が、接続される
各モジュール基板パッド電極52の中心と同一鉛直線上
に存在するように形成した。
【0110】モジュール基板51の実装に当たっては、
まず、銅箔のシート65を打ち抜いて、先端の折れ曲が
ったリード40を作製した。これを、クリームハンダを
塗布したモジュール基板51のパッド電極52に転写
し、さらに、配線基板35の部品搭載用パッド電極36
に位置合わせした。各パッド電極36、52上へのクリ
ームハンダ塗布量は、いずれも150μm厚とした。そ
の後、窒素雰囲気中、230℃でリフローを行なうこと
により、モジュール基板51を配線基板35上に実装し
て、電子回路装置60を得た。得られた電子回路装置6
0を実施例51とした。
【0111】さらに、配線基板35の部品搭載用パッド
電極36の位置と、モジュール基板51のパッド電極5
2の位置とをずらす以外は、同様の方法を用いてモジュ
ール基板51を配線基板35に実装し、実施例52〜5
6の電子回路装置60を製造した。
【0112】なお、配線基板35のパッド電極36の位
置は、モジュール基板51の中心線より右側では右へ、
左側では左へ、その中心をそれぞれ所定寸法ずらした。
また、導電性弾性体からなるリードを用いずに、同様の
モジュール基板を配線基板の部品搭載用パッド電極にハ
ンダバンプのみで実装して比較例51の電子回路装置を
得た。さらに、ポール状の非弾性体をコアとして用いる
以外は、前述の実施例と同様に、モジュール基板を配線
基板の部品搭載用パッド電極に実装して比較例52の電
子回路装置を得た。非弾性体としては、金メッキを施し
たコバール(54%Pe−29%Ni−17%Co)チ
ューブ(φ0.3×3mm)を使用し、各パッド電極に
塗布したハンダの量は、実施例と同様に150μmとし
た。
【0113】得られた電子回路装置(実施例51〜5
6、比較例51〜52)について、実装後の最外周部の
抵抗を測定した。さらに、熱サイクル試験(−55℃〜
+125℃、1サイクル/1時間)を1000サイクル
行ない、試験後の抵抗変化率が初期値より10%以上増
加したものを不良とし、信頼性を評価した。測定結果
を、パッド電極の中心線のずれとともに下記表5にまと
める。
【0114】
【表5】
【0115】前記表5に示すように、導電性弾性体から
なるリードを用いてモジュール基板を配線基板に実装す
ることによって、熱サイクル後の不良の発生を完全に防
止し、電子回路装置の信頼性を確保することができる。
【0116】これに対し、導電性弾性体からなるリード
を用いずにモジュール基板を配線基板に実装した場合に
は、熱サイクル試験による不良率が高く、信頼性に乏し
いことがわかる。 (実施例II−3)本実施例においては、各パッド電極に
塗布するクリームハンダの厚さを250μmとした以外
は、実施例II−1と同様の配線基板に同様のパッケージ
を実装して、電子回路装置(実施例61〜66)を製造
した。
【0117】さらに、導電性弾性体からなるリードを用
いずにパッケージを実装した電子回路装置、およびポー
ル状の非弾性体からなるリードを用いてパッケージを実
装した電子回路装置を製造して、それぞれ比較例61お
よび62とした。非弾性体としては、金メッキを施した
コバール(54%Pe−29%Ni−17%Co)チュ
ーブ(φ0.3×3mm)を使用し、各パッド電極に塗
布したクリームハンダの厚さは、実施例と同様に250
μmとした。
【0118】得られた電子回路装置(実施例61〜6
6、比較例61〜62)について、実装後の最外周部の
抵抗を測定した。さらに、熱サイクル試験(−55℃〜
+125℃、1サイクル/1時間)を1000サイクル
行ない、試験後の抵抗変化率が初期値より10%以上増
加したものを不良とし、信頼性を評価した。測定結果
を、パッド電極の中心線のずれとともに下記表6にまと
める。
【0119】
【表6】
【0120】前記表6に示すように、導電性弾性体をコ
アとして用いて、パッケージを配線基板に実装すること
によって、熱サイクル後の不良の発生を完全に防止し、
電子回路装置の信頼性を確保することができる。
【0121】これに対し、導電性弾性体を用いずにパッ
ケージを配線基板に実装した場合には、熱サイクル試験
による不良率が高く、信頼性に乏しいことがわかる。 (実施例II−4)本実施例においては、各パッド電極に
塗布するハンダの厚さを250μmとした以外は、実施
例II−2と同様の配線基板に同様のモジュール基板を実
装して、電子回路装置(実施例71〜76)を製造し
た。
【0122】さらに、導電性弾性体からなるリードを用
いずにモジュール基板を実装した電子回路装置、および
ポール状の非弾性体からなるリードを用いてモジュール
基板を実装した電子回路装置を製造して、それぞれ比較
例71および72とした。ポール状の非弾性体として
は、金メッキを施したコバール(54%Pe−29%N
i−17%Co)チューブ(φ0.3×3mm)を使用
し、各パッド電極に塗布したハンダの厚さは、実施例と
同様に250μmとした。
【0123】得られた電子回路装置(実施例71〜7
6、比較例71〜72)について、実装後の最外周部の
抵抗を測定した。さらに、熱サイクル試験(−55℃〜
+125℃、1サイクル/1時間)を1000サイクル
行ない、試験後の抵抗変化率が初期値より10%以上増
加したものを不良とし、信頼性を評価した。測定結果
を、パッド電極の中心線のずれとともに下記表7にまと
める。
【0124】
【表7】
【0125】前記表7に示すように、導電性弾性体をコ
アとして用いて、モジジュール基板を配線基板に実装す
ることによって、熱サイクル後の不良の発生を完全に防
止し、電子回路装置を確保することができる。
【0126】これに対し、導電性弾性体を用いずにモジ
ュール基板を配線基板に実装した場合には、熱サイクル
試験による不良率が高く、信頼性に乏しいことがわか
る。以上、具体例を挙げて、第2の発明の電子回路装置
を説明したが、配線基板と回路部品とを接続する導電性
弾性体からなるリードの形状は、先端が折れ曲がったも
のに限定されない。例えば、コイル状にすることもでき
る。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低融点の金属と高融点の金属とを積層してバンプを構成
しているので、バンプが横方向に広がらず、チップ部品
を高密度で実装することができる。また、モジュール基
板や、絶縁物で構成されたパッケージのバンプ実装の場
合にも、バンプの高さを確保することができ、かつ、そ
の高さ制御は容易に行なうことができる。したがって、
信頼性の高い電子回路装置を容易に提供することができ
る。
【0128】また、リードを用いて配線基板に回路部品
を実装する場合には、リードの材質を導電性弾性体とし
ているので、使用時に接続部で発生する熱応力を緩和し
て実装後の割れ防止することが可能である。したがっ
て、信頼性の高い電子回路装置を得ることができる。か
かる接続部材を用いた本発明の適用範囲は広く、その産
業上の利用効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の一例を示す拡大断面図。
【図2】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の拡大断面図。
【図3】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の拡大断面図。
【図4】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の拡大断面図。
【図5】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の拡大断面図。
【図6】第1の発明の電子回路装置における配線基板と
回路部品とのバンプ実装部の拡大断面図。
【図7】第2の発明の電子回路装置におけるパットの位
置の例を示す平面図。
【図8】第1の発明の電子回路装置の一例を示す断面
図。
【図9】第1の発明の電子回路装置の他の例を示す断面
図。
【図10】第1の発明の電子回路装置の他の例を示す断
面図。
【図11】第1の発明の電子回路装置におけるバンプの
打ち抜きを示す図。
【図12】第2の発明の電子回路装置の一例を示す断面
図。
【図13】第2の発明の電子回路装置の他の例を示す断
面図。
【図14】第2の発明の電子回路装置の他の例を示す断
面図。
【図15】第2の発明の電子回路装置の他の例を示す断
面図。
【図16】第2の発明の電子回路装置におけるリードの
打ち抜きを示す図。
【図17】従来の電子回路装置を示す断面図。
【図18】従来の電子回路装置を示す断面図。
【図19】従来の電子回路装置を示す断面図。
【図20】従来の電子回路装置を示す断面図。
【符号の説明】
1…電子回路装置,2…配線基板,3…パッド電極,4
…回路部品 5…パッド電極,6…ハンダ,7…金属コア,8…ハン
ダ,9…バンプ 10…当て金,11…樹脂フィルム,12…ハンダシー
ト,13…金属箔 14…ハンダシート,15…プレス雄型,17…チップ
部品 18…チップ電極,19…モジュール基板,20…モジ
ュール基板パット 21…部品搭載用パッド電極,22…LSI,23…バ
ンプ,24…バンプ 25…フィレット,26…LSIパッド電極,27…電
子回路装置 28…電子回路装置,29…パッケージ,30…パッケ
ージパッド電極 31…搭載用パッド電極,32…ヒートシンク,33…
内部配線 34…電子回路装置,35…配線基板,36…部品搭載
用パッド電極 37…パッケージ基板,38…パッケージパッド電極,
39…キャップ 40…導電性弾性体リード,41…ハンダ,42…ハン
ダ 43…部品搭載用パッド電極,44…LSIパッド電
極,45…バンプ 46…LSI,47…ヒートシンク,48…内部配線,
50…電子回路装置 51…モジュール基板,52…モジュール基板パッド電
極 53…部品搭載用パッド電極,54…チップ部品,55
…チップ電極 56…フィレット,57…内部配線,58…電子回路装
置,59…ハンダ 60…電子回路装置,61…プレス雄型,62…樹脂シ
ート,63…接着剤 64…当て金,65…金属箔 100…電子回路装置,101…配線基板,102…部
品搭載用ランド 103…バンプ,104…チップ部品,105…チップ
電極 107…電子回路装置,108…マザーボード,109
…部品搭載用ランド 110…バンプ,111…モジュール基板 112…モジュール基板パッド電極,113…部品搭載
用ランド 114…部品搭載用ランド,115…LSI,116…
LSIパッド電極 117…バンプ,118…部品搭載用ランド,119…
フィレット 120…電子回路装置,121…配線基板,122…部
品搭載用ランド 123…バンプ,124…パッケージ,125…パッケ
ージ基板電極 126…LSI搭載用ランド,127…ヒートシンク,
128…内部配線 129…電子回路装置,130…パッケージ基板,13
1…キャップ 132…パッケージパッド電極,133…リードピン,
134…ハンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 雅之 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 栂嵜 隆 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 木崎 幸男 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 森 三樹 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板と、この配線基板上にバンプを
    介して電気的に接続された回路部品とを有し、前記バン
    プは、実装温度で溶融する第1の金属から構成され、か
    つ、前記第1の金属より高い融点を有する第2の金属か
    らなる層を含有することを特徴とする電子回路装置。
  2. 【請求項2】 前記バンプ中に、第2の金属からなる層
    が少なくとも2層存在する請求項1に記載の電子回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バンプ中の第2の金属からなる層の
    断面が、バンプが接続された配線基板および回路部品の
    電極の断面より小さい請求項1に記載の電子回路装置。
  4. 【請求項4】 前記バンプ中の第2の金属からなる層の
    厚みが、前記バンプ中の第1の金属により構成される部
    分の厚みより小さい請求項1に記載の電子回路装置。
  5. 【請求項5】 表面にパッド電極が形成された配線基板
    と、前記パッド電極に対向してパッド電極を有する回路
    部品とが、導電性弾性体からなる接続部材を介して電気
    的に接続されていることを特徴とする電子回路装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性弾性体によって互いに接続さ
    れた配線基板および回路部品のパッド電極の中心が、前
    記パッド電極の2ピッチ以内のずれをもって設けられて
    いる請求項5に記載の電子回路装置。
  7. 【請求項7】 前記導電性弾性体からなる接続部材と、
    前記配線基板および回路部品のパッド電極とが、ハンダ
    により接続されている請求項5に記載の電子回路装置。
  8. 【請求項8】 前記ハンダが、前記導電性弾性体からな
    る接続部材の全体を覆う請求項7に記載の電子回路装
    置。
JP17132094A 1994-07-22 1994-07-22 電子回路装置 Pending JPH0837254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17132094A JPH0837254A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 電子回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17132094A JPH0837254A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 電子回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0837254A true JPH0837254A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15921066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17132094A Pending JPH0837254A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 電子回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0837254A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0921716A1 (en) * 1997-12-04 1999-06-09 Ford Global Technologies, Inc. Reinforced solder joints for printed circuit boards
JP2003149073A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Nikka Kensa Kikai Kk 包装シール不良品検出方法および装置
JPWO2020017582A1 (ja) * 2018-07-20 2021-06-24 株式会社村田製作所 モジュール
CN114554729A (zh) * 2020-11-27 2022-05-27 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板的制作方法以及电路板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0921716A1 (en) * 1997-12-04 1999-06-09 Ford Global Technologies, Inc. Reinforced solder joints for printed circuit boards
JP2003149073A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Nikka Kensa Kikai Kk 包装シール不良品検出方法および装置
JPWO2020017582A1 (ja) * 2018-07-20 2021-06-24 株式会社村田製作所 モジュール
US11419215B2 (en) 2018-07-20 2022-08-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Module
US11716813B2 (en) 2018-07-20 2023-08-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Module
CN114554729A (zh) * 2020-11-27 2022-05-27 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板的制作方法以及电路板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5969424A (en) Semiconductor device with pad structure
US7557307B2 (en) Electronic component and its manufacturing method
JP4310467B2 (ja) 複合多層基板及びその製造方法
KR100201036B1 (ko) 범프, 범프를 갖는 반도체 칩 및 패키지 그리고 실장 방법 및 반도체 장치
EP0473929A1 (en) Method of forming a thin film electronic device
EP0889512A2 (en) Method for controlling solder bump shape and stand-off height
JP2015026822A (ja) プリント回路板、半導体装置の接合構造及びプリント回路板の製造方法
JP3000975B2 (ja) 半導体素子の実装構造
JPH0245357B2 (ja) Kibannosetsuzokukozo
JP2004266074A (ja) 配線基板
JP2004140195A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3660663B2 (ja) チップパッケージの製造方法
JP2001210749A (ja) バンプ電極付き配線基板およびその製造方法
US7390732B1 (en) Method for producing a semiconductor device with pyramidal bump electrodes bonded onto pad electrodes arranged on a semiconductor chip
JPH0817972A (ja) 部品の接続構造及びその製造方法
US6326239B1 (en) Mounting structure of electronic parts and mounting method of electronic parts
JPH0837254A (ja) 電子回路装置
EP0631461B1 (en) Electronic circuit device
JP4667154B2 (ja) 配線基板、電気素子装置並びに複合基板
JPH05218133A (ja) 半導体素子実装基板および実装方法
JP4013339B2 (ja) バンプを有する電子部品の製造方法
TW475245B (en) Semiconductor device, external connecting terminal body structure and method for producing semiconductor devices
JP2011061179A (ja) 印刷回路基板及び印刷回路基板の製造方法
US20200077512A1 (en) Wiring board
JP3585806B2 (ja) ピン付き配線基板