JPH0836771A - 光学ピックアップ - Google Patents

光学ピックアップ

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JPH0836771A
JPH0836771A JP19356894A JP19356894A JPH0836771A JP H0836771 A JPH0836771 A JP H0836771A JP 19356894 A JP19356894 A JP 19356894A JP 19356894 A JP19356894 A JP 19356894A JP H0836771 A JPH0836771 A JP H0836771A
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JP
Japan
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base
optical
biaxial
biaxial actuator
optical pickup
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JP19356894A
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Inventor
Koji Mimori
幸治 三森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造により、XY方向調整及びスキュ
ー調整が行われると共に、信頼性を向上させるようにし
た、光学ピックアップを提供すること。 【構成】 固定部24が光学ベース21に一体的に取り
付けられた二軸アクチュエータ22と、この二軸アクチ
ュエータの可動部25に取り付けられた対物レンズ25
aとを含んでいる、光学ピックアップ20において、上
記光学ベース21が、板金加工によって形成されている
と共に、二軸アクチュエータの固定部24が、XY方向
調整及びスキュー調整の後に、光学ベースに対して直接
にハンダ付けによって固定されているように、光学ピッ
クアップ10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二軸アクチュエータに
より支持された対物レンズを含む光学ピックアップに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学ピックアップは、例
えば図22に示すように構成されている。図において、
光学ピックアップ1は、光学ベース2と、この光学ベー
ス2に対してスキュー調整整可能に支持された二軸アク
チュエータ3とを含んでいる。
【0003】上記光学ベース2は、寸法精度を確保する
ために、例えば亜鉛ダイカスト,マグネシウム合金,プ
ラスチック等により形成されており、その中央には上下
に貫通する光路2aが形成されている。さらに、光学ベ
ース2の光路2aの下端には、発光素子及び受光素子か
ら成るフォトカプラ4を実装した基板5が取り付けられ
ている。
【0004】また、この光学ベース2は、光路2aの上
端に、光路2aの光軸に一致した凹状の球面から成る球
面座部であるスキュー面2bを備えている。
【0005】他方、二軸アクチュエータ3は、固定部で
ある二軸ベース6と、この二軸ベース6に対してトラッ
キング方向及びフォーカシング方向に関して移動可能に
支持された可動部であるレンズホルダー7とを有してい
る。
【0006】上記レンズホルダー7は、先端即ち図22
にて右端に対物レンズ7aを支持している。また、レン
ズホルダー7は、例えば一端がこのレンズホルダー7の
両側に、また他端が二軸ベース6上に取り付けられた取
付部6aに固定された二対の板バネ(図示せず)によっ
て、二軸ベース6に対して垂直な二方向、即ち紙面に垂
直なトラッキング方向及び図において上下の方向である
フォーカシング方向に移動可能に支持されている。
【0007】さらに、上記レンズホルダー7に対して、
コイルボビン7bが接着等により取り付けられている。
このコイルボビン7bには、図示しないフォーカシング
用コイル及びトラッキング用コイルが巻回されている。
これにより、各コイルに通電することにより、各コイル
に発生する磁束が、上記二軸ベース6上に取り付けられ
たヨーク8及びそれに取り付けられたマグネット9によ
る磁束と相互に作用するようになっている。
【0008】また、二軸ベース6は、その底面6bが、
球面形状に形成されていて、前記光学ベース2のスキュ
ー面2bに載置されることにより、このスキュー面2b
により保持され、且つ底面6bが、スキュー面2bに沿
って摺動することより、スキュー調整整されるようにな
っている。
【0009】このように構成された光学ピックアップ1
においては、組立後に先づ対物レンズ7aのXY方向調
整及びスキュー調整が行なわれる。この場合、XY方向
調整は、二軸アクチュエータ3のヨーク8を二軸ベース
6に対して、符号X−Yで示すように、X方向またはY
方向に向かって水平移動させることにより、行なわれ
る。
【0010】また、スキュー調整は、二軸ベース6bを
光学ベース2のスキュー面2bに沿って、符号SKEW
で示すように、互いに垂直な二方向に摺動させることに
より、行なわれる。かくして、対物レンズ7aが、フォ
トカプラ4の光軸に対して、正確に位置決めされること
になる。
【0011】この状態にて、外部から、コイルボビン7
bに巻回された各コイルに駆動電圧が供給されることに
より、各コイルに発生する磁束が、ヨーク8及びマグネ
ット9による磁束と相互に作用して、このコイルボビン
7bが、トラッキング方向及びフォーカシング方向Fc
s方向に対して移動される。
【0012】このようにして、レンズホルダー7に取り
付けられた対物レンズ7aが、フォーカシング方向及び
トラッキング方向に対して適宜に移動され、フォーカシ
ング及びトラッキングが行われるようになっている。
【0013】従って、フォトカプラ4の発光素子から射
出した光ビームは、対物レンズ7aを通過し、その際こ
の対物レンズ7aの作用によって屈折されることによ
り、光ディスク(図示せず)の表面の所定トラックに対
して集束することになる。この光ディスクの表面からの
戻り光ビームは、再び上記対物レンズ7aを介して、フ
ォトカプラ4に向かって進み、フォトカプラ4の受光素
子に入射することになる。これにより、この受光素子
は、戻り光ビームを受光することによって、フォーカシ
ング制御用信号,トラッキング制御用信号及び再生用信
号を検出する。
【0014】図23は、従来の光学ピックアップの他の
構成例を示している。図23において、光学ピックアッ
プ11は、光学ベース12と、この光学ベース12に対
して螺着される二軸アクチュエータ13とを含んでい
る。
【0015】上記光学ベース12は、図22の光学ピッ
クアップ1と同様に、アルミダイカストにより形成され
ており、その中央には上下に貫通する光路12aが形成
されている。さらに、光学ベース12の光路12aの下
端には、発光素子及び受光素子から成るフォトカプラ1
4を実装した基板15が取り付けられている。
【0016】この場合、この光学ベース12は、その上
面12bが、平坦に形成されている。
【0017】他方、二軸アクチュエータ13は、固定部
である二軸ベース16と、この二軸ベース16に対して
トラッキング方向及びフォーカシング方向に関して移動
可能に支持された可動部であるレンズホルダー17とを
有している。
【0018】上記レンズホルダー17は、先端即ち図2
3にて右端に対物レンズ17aを支持している。また、
レンズホルダー17は、例えば一端がこのレンズホルダ
ー17の両側に、また他端が二軸ベース16上に取り付
けられた取付部16aに固定された二対の板バネ(図示
せず)によって、二軸ベース16に対して垂直な二方
向、即ち紙面に垂直なトラッキング方向及び図において
上下の方向であるフォーカシング方向に移動可能に支持
されている。
【0019】さらに、上記レンズホルダー17に対し
て、コイルボビン17bが接着等により取り付けられて
いる。このコイルボビン17bには、図示しないフォー
カシング用コイル及びトラッキング用コイルが巻回され
ている。これにより、各コイルに通電することにより、
各コイルに発生する磁束が、上記二軸ベース16に一体
に形成されたヨーク18及びそれに取り付けられたマグ
ネット19による磁束と相互に作用するようになってい
る。
【0020】また、二軸ベース16は、その底面16b
が、平坦に形成されていて、前記光学ベース12の上面
12bに載置され、光学ベース12に対するXY方向調
整及びスキュー調整を行なった後、ネジ16cにより、
光学ベース12に対して固定保持されるようになってい
る。
【0021】このように構成された光学ピックアップ1
1においては、対物レンズ7aのXY方向調整及びスキ
ュー調整が、光学ベース12に対して二軸ベース16を
組み立てた際に行なわれる。この場合、XY方向調整
は、二軸アクチュエータ13の二軸ベース16を光学ベ
ース12に対して、符号X−Yで示すように、X方向ま
たはY方向に向かって水平移動させることにより、行な
われる。また、スキュー調整は、二軸ベース6bを光学
ベース2に対して互いに垂直な二方向に関して適宜に傾
斜させることにより、行なわれる。かくして、対物レン
ズ7aが、フォトカプラ4の光軸に対して、正確に位置
決めされることになる。この状態で、二軸ベース16
は、光学ベース12に対して、ネジ16cによって強固
に固定保持される。
【0022】また、上記光学ピックアップ1,11にお
いては、マグネット9,19とヨーク8,18による磁
束をコイルボビン7b,17bに巻回されたコイルに効
率よく作用するように、ほぼU字形に形成され上端が開
放したヨーク8,18は、その開放端部が、ブリッジに
よって閉塞されている。
【0023】図24は、ヨーク8の場合について示して
おり、ブリッジ8aは、その両端の中央が下方に延びた
突起8b,8cを備えており、この突起8b,8cが、
ヨーク8の二つの上端の中央付近に設けられた切欠部8
d,8eに係合され、接着剤により固定されるようにな
っている。
【0024】これにより、ヨーク8を通る磁束は、上端
にてこのブリッジ8aを通過することになるので、各コ
イルに作用する磁束の効率が向上することになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の光学ピックアップ1,11においては、以下
のような問題がある。
【0026】光学ピックアップ1においては、二軸アク
チュエータ3は、ヨーク8が二軸ベース6を介して、光
学ベース2に固定されることになる。従って、薄型化が
困難である。さらに、部品点数が多く、組立が複雑にな
ると共に、基準となる光学ベース2に対して、複数部品
を介して、姿勢のトレランスの狭い対物レンズ7aが支
持される構造であることから、光学ピックアップ1の信
頼性が低くなってしまうという問題があった。
【0027】また、光学ピックアップ11においては、
ヨーク18が、二軸アクチュエータ13の二軸ベース1
6に一体成形されているので、光学ピックアップ1に比
べて、部品点数は少なくなるものの、二軸ベース16の
光学ベース12への固定は、XY方向調整及びスキュー
調整を行なった状態で、ネジ16cにより螺着するよう
になっている。このため、コストが高くなると共に、ネ
ジ止めの際に、二軸ベース16が光学ベース12に対し
てずれてしまうことがあり、同様に光学ピックアップ1
1の信頼性が損なわれるという問題があった。
【0028】さらに、上記光学ピックアップ1,11に
おいては、何れも、ヨーク8,18の上端の開放部分
が、ブリッジ8a,18aを接着剤により固定すること
により、閉塞されている。従って、ブリッジ8a,18
aのヨーク8,18に対する強度が弱く、例えば光学ピ
ックアップ1,11特にヨーク8,18に衝撃が加えら
れた場合等に、上記ブリッジ8a,18aがヨーク8,
18から外れてしまうことがあった。
【0029】また、ブリッジ8a,18aのヨーク8,
18の上端への接着の際に、接着部分から接着剤が、図
24及び図25に示すように、はみだしてしまうことが
ある。これにより、はみだした接着剤が、二軸アクチュ
エータ3,13のレンズホルダー7,17に接触するこ
とにより、レンズホルダー7,17が、ヨーク8,18
に対して接着されてしまう。また、このはみだした接着
剤が、光ディスクの記録または再生の際に、光ディスク
表面に飛んで、光ディスクを汚してしまうコトがある。
さらに、上記はみだした接着剤は、レンズホルダー7,
17のトラッキング方向またはフォーカシング方向のス
トロークを制限してしまうことにより、光ディスクの記
録・再生が適正に行なわれ得なくなる等の問題があっ
た。
【0030】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、簡単な構造により、XY方向調
整及びスキュー調整が行われる光学ピックアップを提供
することにある。また、本発明の第2の目的は、マグネ
ットヨークの構造を改良して、信頼性を向上させるよう
にした、光学ピックアップを提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、本発
明によれば、固定部が光学ベースに一体的に取り付けら
れた二軸アクチュエータと、この二軸アクチュエータの
可動部に取り付けられた対物レンズとを含んでいる、光
学ピックアップにおいて、前記光学ベースが、板金加工
によって形成されており二軸アクチュエータの固定部
が、XY方向調整及びスキュー調整の後に、光学ベース
に対して直接にハンダ付けによって固定されている、光
学ピックアップにより、達成される。
【0032】本発明による光学ピックアップは、好まし
くは、前記光学ベースが、二軸アクチュエータの固定部
を挟むように垂直に延びる一対の取付片を備えていると
共に、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベースの取
付片に対向するように垂直に延びる一対の取付片を備え
ており、二軸アクチュエータの各取付片が、それぞれ対
向する光学ベースの取付片に対してハンダ付けされるこ
とにより、二軸アクチュエータの固定部が光学ベースに
対して固定される。
【0033】本発明による光学ピックアップは、好まし
くは、前記光学ベース及び二軸アクチュエータの取付片
が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に垂直な平
面から成る。
【0034】本発明による光学ピックアップは、好まし
くは、前記光学ベース及び二軸アクチュエータの取付片
が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に平行な平
面から成る。
【0035】本発明による光学ピックアップは、好まし
くは、前記光学ベース及び二軸アクチュエータの取付片
が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に対して斜
めに延びる平面から成る。
【0036】また、上記第2の目的は、本発明によれ
ば、固定部が光学ベースに一体的に取り付けられた二軸
アクチュエータと、この二軸アクチュエータの可動部に
取り付けられた対物レンズと、この可動部に取り付けら
れたトラッキング用コイル及びフォーカシング用コイル
が巻回されるコイルボビンと、二軸アクチュエータの固
定部に対して固定され且つ前記コイルボビンの各コイル
を通過する磁路を構成するU字形のヨーク及びマグネッ
トと、このヨークの開放端を閉鎖するブリッジとを備
え、且つ前記光学ベースが、板金加工によって形成され
ていると共に、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベ
ースに対して直接にハンダ付けによって固定されてい
て、前記ヨークが、光学ベースに対して直接に形成され
ている、光学ピックアップにより、達成される。
【0037】
【作用】上記構成によれば、光学ベース自体が板金加工
によって形成されているので、簡単に且つ短時間で形成
される。また、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベ
ースに対してXY方向調整及びスキュー調整された状態
で、光学ベースに対して直接にハンダ付けによって固定
されている。従って、二軸アクチュエータは、光学ベー
スに対して、球面座部を介しての支持もネジ止めも必要
もなく、簡単な構成によって、固定される。
【0038】光学ベースが、二軸アクチュエータの固定
部を挟むように垂直に延びる一対の取付片を備えている
と共に、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベースの
取付片に対向するように垂直に延びる一対の取付片を備
えており、二軸アクチュエータの各取付片が、それぞれ
対向する光学ベースの取付片に対してハンダ付けされる
ことにより、二軸アクチュエータの固定部が光学ベース
に対して固定される場合には、二軸アクチュエータの各
取付片を、それぞれ対向する光学ベースの取付片に対し
てハンダ付けすることにより、二軸アクチュエータの固
定部は、光学ベースに対して確実に固定される。その
際、互いに対向する取付片を、互いにずらすことによっ
て、二軸アクチュエータの固定部の光学ベースに対する
XY方向調整及びスキュー調整が行われることになる。
【0039】光学ベース及び二軸アクチュエータの取付
片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に垂直な
平面から成る場合には、二軸アクチュエータの取付片
が、光学ベースの取付片に対して、その平面に沿って摺
動されることにより、容易にX方向の調整及びスキュー
調整整が行われると共に、対向する取付片の間隔を調整
することにより、Y方向の調整が行われる。
【0040】光学ベース及び二軸アクチュエータの取付
片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に平行な
平面から成る場合には、二軸アクチュエータの取付片
が、光学ベースの取付片に対して、その平面に沿って摺
動されることにより、容易にY方向の調整及びスキュー
調整整のうち半径方向の調整が行われると共に、対向す
る取付片の間隔を調整することにより、X方向の調整及
びスキュー調整整のうち接線方向の調整が行われる。
【0041】光学ベース及び二軸アクチュエータの取付
片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に対して
斜めに延びる平面から成る場合には、それぞれ対向する
取付片を互いに平面に沿って摺動し且つ間隔を調整する
ことにより、XY方向調整及びスキュー調整の全ての方
向に関する調整が、比較的容易に行われることになる。
【0042】また、マグネットヨークの開放端部を閉塞
するブリッジが、ヨーク上端に対してカシメにより固定
されていれば、ブリッジのヨークへの接続領域にて、接
着剤がはみだしてしまうようなことはない。
【0043】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
21を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0044】図1乃至図3は、本発明による光学ピック
アップの一実施例を示している。光学ピックアップ20
は、光学ベース21と、この光学ベース21に対してX
Y方向調整及びスキュー調整により固定保持される二軸
アクチュエータ22と、この光学ベース21上に固定さ
れる光学ユニット23とを含んでいる。
【0045】上記光学ベース21は、板金加工により形
成されたシェルベース21aと、このシェルベース21
aの一端に取り付けられたスライドブロック21bから
構成されている。このスライドブロック21bは、光学
ピックアップ20を横方向即ちトラッキング方向に移動
させるための送り軸が挿通されるようになっている。さ
らに、光学ベース21は、上記スライドブロック21b
とは反対側に、光学ユニット23が前以て取り付けられ
ている。
【0046】二軸アクチュエータ22は、固定部である
二軸ベース24と、この二軸ベース24に対してトラッ
キング方向及びフォーカシング方向に関して移動可能に
支持された可動部であるレンズホルダー25とから構成
されている。
【0047】上記レンズホルダー25は、先端に対物レ
ンズ25aを支持している。図示の場合、このレンズホ
ルダー25は、一端がこのレンズホルダー25の両側
に、また他端が二軸ベース24上に取り付けられた取付
部24aに固定された二対の板バネ26によって、二軸
ベース24に対して垂直な二方向、即ちトラッキング方
向及びフォーカシング方向に移動可能に支持されてい
る。
【0048】さらに、上記レンズホルダー25に対し
て、コイルボビン25bが接着等により取り付けられて
いる。このコイルボビン25bには、図示しないフォー
カシング用コイル及びトラッキング用コイルが巻回され
ている。これにより、各コイルに通電することにより、
各コイルに発生する磁束が、光学ベース21のシェルベ
ース21a上に一体に形成されたヨーク27及びそれに
取り付けられたマグネット28による磁束と相互に作用
するようになっている。
【0049】また、図3に示すように、二軸ベース24
は、その底面24bが、平坦に形成されていると共に、
その両側から互いに対向して上方に立ち上がる取付片2
4c,24dを備えている。これに対して、光学ベース
21のシェルベース21aには、この取付片24c,2
4dに対して、外側から対向するように、シェルベース
21aの両側から上方に立ち上がった取付片21c,2
1dを備えている。これにより、二軸ベース24の光学
ベース21に対するXY方向調整及びスキュー調整を行
なった後、二軸ベース24の取付片24c,24dが、
それぞれ対向する光学ベース21のシェルベース21a
の取付片21c,21dに対してハンダ付けされること
により、二軸ベース24が、光学ベース21に対して固
定保持されるようになっている。
【0050】尚、シェルベース21aは、好ましくは、
上記ハンダ付けが容易に行われるように、少なくとも取
付片21c,21dの部分が、ハンダメッキ,Niメッ
キ,金メッキ等のハンダ付け容易な材料によりメッキさ
れている。
【0051】さらに、上記光学ユニット23は、対物レ
ンズ25aの光軸に対して45度傾斜して配置されるプ
リズム反射面29aを有するプリズム29と、このプリ
ズム29により反射された対物レンズ25aの光軸上に
配設された発光素子及び受光素子から成るフォトカプラ
30とから構成されている。この場合、フォトカプラ3
0は、光学ユニット23の本体に対して、図3に示すよ
うに矢印EF方向に移動可能である。これにより、フォ
トカプラ30の受光素子が、光軸合わせされるようにな
っている。
【0052】本実施例による光学ピックアップ20は、
以上のように構成されており、先づ光学ユニット23及
びスライドブロック21bを光学ベース21のシェルベ
ース21a上の所定位置に固定しておく。その後、二軸
アクチュエータ22をシェルベース21aの所定位置に
載置し、XY方向調整及びスキュー調整を行なった後、
二軸ベース24の取付片24c,24dを、それぞれ対
向する光学ベース21のシェルベース21aの取付片2
1c,21dに対してハンダ付けする。そして、光学ブ
ロック23のフォトカプラ30をEF方向に調整するこ
とにより、光学ピックアップ20の組立が完了する。
【0053】ここで、二軸ベース24の取付片24c,
24dと、シェルベース21aの取付片21c,21d
とは、互いに、図4に図式的に示すような関係にある。
従って、二軸ベース24のXY方向調整のうち、Y方向
調整は、図5に示すように、シェルベース21aの取付
片21c,21dの間で、二軸ベース24をY方向に移
動させる。これにより、この二軸ベース24は、シェル
ベース21aの取付片21c,21dの間の間隙内で、
Y方向に調整される。この場合、上記間隙は、XY方向
調整及びスキュー調整の後、ハンダ付けの際に、ハンダ
31が充填されることによって、埋められることにな
る。
【0054】また、二軸ベース24のXY方向調整のう
ち、X方向調整は、図6に示すように、シェルベース2
1aの取付片21c,21dの間で、二軸ベース24を
この取付片21c,21dの面に沿って、X方向に移動
させる。これにより、この二軸ベース24は、シェルベ
ース21aの取付片21c,21dの間で、X方向に調
整される。
【0055】これに対して、二軸ベース24のスキュー
調整のうち、半径方向の調整即ちRAD方向調整は、図
7に示すように、シェルベース21aの取付片21c,
21dの間で、二軸ベース24をRAD方向に傾斜させ
る。これにより、この二軸ベース24は、シェルベース
21aの取付片21c,21dの間で、RAD方向にス
キュー調整整される。
【0056】また、二軸ベース24のスキュー調整のう
ち、接線方向の調整即ちTAN方向調整は、図8に示す
ように、シェルベース21aの取付片21c,21dの
間で、この取付片21c,21dの面に沿って、二軸ベ
ース24をTAN方向に傾斜させる。これにより、この
二軸ベース24は、シェルベース21aの取付片21
c,21dの間で、TAN方向にスキュー調整整され
る。
【0057】さらに、上記ヨーク27は、光学ベース2
1のシェルベース21aに対して一体に形成されている
ので、シェルベース21aの板金加工の際に、ヨーク2
7が同時に打抜き加工されることになり、容易に形成さ
れる。
【0058】図9は、本発明による光学ピックアップの
第二の実施例の要部を示している。光学ピックアップ4
0は、その二軸ベース24が、その両側から同一面内に
て上方に立ち上がる取付片24e,24fを備えてい
る。これに対して、光学ベースのシェルベース21aに
は、この取付片24e,24fに対して、一側から対向
するように、シェルベース21aの両側から同様に同一
面内にて上方に立ち上がった取付片21e,21fを備
えている。これにより、二軸ベース24の光学ベース2
1に対するXY方向調整及びスキュー調整を行なった
後、二軸ベース24の取付片24e,24fが、それぞ
れ対向する光学ベース21のシェルベース21aの取付
片21e,21fに対してハンダ付けされることによ
り、二軸ベース24が、光学ベース21に対して固定保
持されるようになっている。
【0059】この場合、二軸ベース24のXY方向調整
のうち、Y方向調整は、図10に示すように、シェルベ
ース21aの取付片21e,21fの間で、この取付片
21e,21fの表面に沿って、二軸ベース24をY方
向に移動させる。これにより、この二軸ベース24は、
シェルベース21aに対して、Y方向に調整される。
【0060】また、二軸ベース24のXY方向調整のう
ち、X方向調整は、図11に示すように、シェルベース
21aの取付片21e,21fに対して、二軸ベース2
4を接近または離反せしめるように、X方向に移動させ
る。これにより、この二軸ベース24は、シェルベース
21aに対して、X方向に調整される。この場合、上記
取付片21e,21fと取付片24e,24fとの間隙
は、XY方向調整及びスキュー調整の後、ハンダ付けの
際に、ハンダが充填されることによって、埋められるこ
とになる。
【0061】これに対して、二軸ベース24のスキュー
調整のうち、半径方向の調整即ちRAD方向調整は、図
12すように、二軸ベース24の取付片24e,24f
をシェルベース21aの取付片21e,21fの表面に
沿って摺動させることにより、二軸ベース24をRAD
方向に傾斜させる。これにより、この二軸ベース24
は、シェルベース21aの取付片21e,21fの間
で、RAD方向にスキュー調整整される。
【0062】また、二軸ベース24のスキュー調整のう
ち、接線方向の調整即ちTAN方向調整は、図13に示
すように、シェルベース21aの取付片21e,21f
の間で、この取付片21e,21fに対して、二軸ベー
ス24をTAN方向に傾斜させる。これにより、この二
軸ベース24は、シェルベース21aの取付片21e,
21fの間で、TAN方向にスキュー調整整される。
【0063】図14は、本発明による光学ピックアップ
の第三の実施例の要部を示している。図14において、
光学ピックアップ50は、その二軸ベース24が、その
両側から互いに斜めに上方に立ち上がる取付片24g,
24hを備えている。これに対して、光学ベースのシェ
ルベース21aには、この取付片24g,24hに対し
て、一側から対向するように、シェルベース21aの両
側から同様に同一面内にて上方に立ち上がった取付片2
1g,21hを備えている。
【0064】これにより、二軸ベース24の光学ベース
21に対するXY方向調整及びスキュー調整を行なった
後、二軸ベース24の取付片24g,24hが、それぞ
れ対向する光学ベース21のシェルベース21aの取付
片21g,21hに対してハンダ付けされることによ
り、二軸ベース24が、光学ベース21に対して固定保
持されるようになっている。
【0065】この場合、二軸ベース24のXY方向調整
及びスキュー調整は、それぞれ光学ベース21のシェル
ベース21aに対して、二軸ベース24をX方向,Y方
向またはRAD方向,TAN方向に傾斜させることによ
り行なわれる。その後、二軸ベース24の取付片24
g,24hが、それぞれ対向する光学ベース21のシェ
ルベース21aの取付片21g,21hに対してハンダ
付けされ、間隙がハンダによって充填されることによ
り、二軸ベース24が、光学ベース21に対して固定保
持される。
【0066】図15は、本発明による光学ピックアップ
の第四の実施例の要部を示している。図15において、
光学ピックアップ60は、その二軸ベース24が、その
両側から互いに反対方向に向かって外側に延びる取付片
61a,61b,61c,61dを備えている。これに
対して、光学ベースのシェルベース21aには、この取
付片61a,61b,61c,61dに対して、下方か
ら対向するように、シェルベース21aの両側から同様
に互いに反対方向に向かって外側に延びる取付片62
a,62b,62c,62dを備えている。
【0067】これにより、二軸ベース24の光学ベース
21に対するXY方向調整及びスキュー調整を行なった
後、二軸ベース24の取付片61a,61b,61c,
61dが、それぞれ対向する光学ベース21のシェルベ
ース21aの取付片62a,62b,62c,62dに
対してハンダ付けされることにより、二軸ベース24
が、光学ベース21に対して固定保持されるようになっ
ている。
【0068】この場合、二軸ベース24のXY方向調整
及びスキュー調整は、それぞれ光学ベース21のシェル
ベース21aに対して、二軸ベース24をX方向,Y方
向またはRAD方向,TAN方向に傾斜させることによ
り行なわる。その後、二軸ベース24の取付片61a,
61b,61c,61dが、それぞれ対向する光学ベー
ス21のシェルベース21aの取付片62a,62b,
62c,62dに対してハンダ付けされ、且つ間隙がハ
ンダによって充填されることにより、二軸ベース24
が、光学ベース21に対して固定保持される。
【0069】この構成によれば、二軸ベース24及びシ
ェルベース21aの取付片61a乃至61d及び62a
乃至62dは、それぞれ打抜き加工のみによって、容易
に形成されることになる。
【0070】図16は、本発明による光学ピックアップ
の第五の実施例の要部を示している。図16において、
光学ピックアップ70は、その二軸ベース24が、その
両側から互いに反対方向に向かって外側に延びる取付片
71a,71bを備えている。
【0071】これに対して、光学ベースのシェルベース
21aには、この取付片71a,71bに対して、下方
から対向するように、シェルベース21aの両側から同
様に互いに反対方向に向かって外側に延びる取付片72
a,72bを備えている。これにより、二軸ベース24
の光学ベース21に対するXY方向調整及びスキュー調
整を行なった後、二軸ベース24の取付片71a,71
bが、それぞれ対向する光学ベース21のシェルベース
21aの取付片72a,72bに対してハンダ付けされ
ることにより、二軸ベース24が、光学ベース21に対
して固定保持されるようになっている。
【0072】この場合、二軸ベース24のXY方向調整
及びスキュー調整は、それぞれ光学ベース21のシェル
ベース21aに対して、二軸ベース24をX方向,Y方
向またはRAD方向,TAN方向に傾斜させることによ
り行なわる。その後、二軸ベース24の取付片71a,
71bが、それぞれ対向する光学ベース21のシェルベ
ース21aの取付片72a,72bに対してハンダ付け
され、且つ間隙がハンダによって充填されることによ
り、二軸ベース24が、光学ベース21に対して固定保
持される。
【0073】この構成の場合にも、第四の実施例による
光学ピックアップ60の場合と同様に、二軸ベース24
及びシェルベース21aの取付片71a,71b及び7
2a,72bは、それぞれ打抜き加工のみによって、容
易に形成されることになる。
【0074】ところで、図1乃至図3に示した光学ピッ
クアップ20においては、光学ベース21のシェルベー
ス21aに対して一体に形成されたヨーク27は、好ま
しくは、図17に示すように、そのU字形の開放端部
が、ブリッジ32によって閉塞されている。この場合、
ブリッジ32は、その両側にて長手方向に突出した凸部
32a,32b,32c,32dが、それぞれヨーク2
7の二つの上端の両側に設けられた切欠部27a,27
b,27c,27dに対して、係合され、且つ図18に
示すように、カシメにより固定される。
【0075】ここで、上記切欠部27a,27b,27
c,27dは、その側面が図示のようにオーバーハング
状に傾斜して形成されている。これにより、各凸部32
a,32b,32c,32dは、対応する切欠部27
a,27b,27c,27d内で、図18で矢印Aで示
すように押圧されることにより、それぞれ下端が、それ
ぞれ内側に向かって傾斜するように、塑性変形され、こ
の切欠部27a,27b,27c,27dに係合する。
かくして、ブリッジ32がヨーク27に対して固定保持
されるようになっている。
【0076】このように構成されたヨーク27及びブリ
ッジ32によれば、従来の接着剤による固定に比較し
て、大幅に強度が向上され、二軸アクチュエータ22の
可動部即ちレンズホルダー25及びコイルボビン25b
が当接した場合にも、ブリッジ32が外れてしまうよう
なことはない。
【0077】また、ブリッジ32を固定するために接着
剤を使用していないことから、接着剤がはみだして、二
軸アクチュエータ22の可動部が、ヨーク27及びブリ
ッジ32の接続領域に貼付いたり、二軸アクチュエータ
22の可動部のストロークが制限されてしまうようなこ
とはなく、また光ディスクの表面が接着剤により汚され
ることもない。
【0078】さらに、ブリッジ32は、その上面32e
が、ヨーク27の上端より高さhだけ上方に突出するよ
うに形成されている。これにより、ヨーク27の上端
が、光ディスク表面に当たって、光ディスク表面を傷つ
けないようになっている。
【0079】図19は、ブリッジの変形例を示してい
る。ブリッジ33は、その中央付近にて長手方向に突出
した凸部33a,33b,33c,33dが、それぞれ
ヨーク27の二つの上端の中央付近に設けられた対応す
る切欠部27e,27f,27g,27hに対して、係
合され、且つ図20及び図21に示すように、カシメに
より固定される。
【0080】ここで、上記切欠部27e,27f,27
g,27hは、その外側の側面が図示のようにオーバー
ハング状に傾斜して形成されている。これにより、各凸
部33a,33b,33c,33dは、図20に示すよ
うに対応する切欠部27e,27f,27g,27h内
に挿入された後、図21に示すように、それぞれ下端
が、外側に向かって傾斜するように、塑性変形され、こ
の切欠部27e,27f,27g,27hに係合する。
かくして、ブリッジ32がヨーク27に対して固定保持
されるようになっている。
【0081】このように構成されたヨーク27及びブリ
ッジ33によれば、従来の接着剤による固定に比較し
て、大幅に強度が向上され、二軸アクチュエータ22の
可動部即ちレンズホルダー25及びコイルボビン25b
が当接した場合にも、ブリッジ33が外れてしまうよう
なことはない。
【0082】また、ブリッジ33を固定するために接着
剤を使用していないことから、接着剤がはみだして、二
軸アクチュエータ22の可動部が、ヨーク27及びブリ
ッジ33の接続領域に貼付いたり、二軸アクチュエータ
22の可動部のストロークが制限されてしまうようなこ
とはなく、また光ディスクの表面が接着剤により汚され
ることもない。
【0083】さらに、ブリッジ33は、その上面が、ヨ
ーク27の上端より上方に突出するように形成されてい
る。これにより、ヨーク27の上端が、光ディスク表面
に当たって、光ディスク表面を傷つけないようになって
いる。
【0084】このように、以上の実施例では、光学ベー
ス自体が板金加工によって形成されているので、簡単に
且つ短時間で形成されると共に、二軸アクチュエータの
固定部が、光学ベースに対して直接にハンダ付けによっ
て固定されている。従って、二軸アクチュエータは、簡
単な構成によって、容易に光学ベースに対して固定され
ることになる。これにより、コストが低減されると共
に、対物レンズの取付精度が向上し、信頼性が高められ
得ることになる。
【0085】光学ベースが、二軸アクチュエータの固定
部を挟むように垂直に延びる一対の取付片を備えている
と共に、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベースの
取付片に対向するように垂直に延びる一対の取付片を備
えており、二軸アクチュエータの各取付片が、それぞれ
対向する光学ベースの取付片に対してハンダ付けされる
ことにより、二軸アクチュエータの固定部は、光学ベー
スに対して確実に固定される。その際、互いに対向する
取付片を、互いにずらすことによって、二軸アクチュエ
ータの固定部の光学ベースに対するXY方向調整及びス
キュー調整が行われることになる。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構造により、XY方向調整及びスキュー調整が行わ
れる光学ピックアップを提供することができる。また、
マグネットヨークの開放端部を閉塞するブリッジが、ヨ
ーク上端に対してカシメにより固定されていれば、ブリ
ッジのヨークへの接続領域にて、接着剤がはみだしてし
まうようなことはなく、動作特性等の信頼性を向上させ
るようにした、光学ピックアップを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ピックアップの第一の実施例
の構成を示す概略断面図である。
【図2】図1の光学ピックアップの斜視図である。
【図3】図1の光学ピックアップの分解斜視図である。
【図4】図1の光学ピックアップにおける二軸ベースと
光学ベースの取付片の関係を示す概略斜視図である。
【図5】図4の取付片によるXY方向調整のX方向調整
を示す正面図である。
【図6】図4の取付片によるXY方向調整のY方向調整
を示す側面図である。
【図7】図4の取付片によるスキュー調整の半径方向調
整を示す正面図である。
【図8】図4の取付片によるスキュー調整の接線方向調
整を示す側面図である。
【図9】本発明による光学ピックアップの第二の実施例
における二軸ベースと光学ベースの取付片の関係を示す
概略斜視図である。
【図10】図9の取付片によるXY方向調整のX方向調
整を示す正面図である。
【図11】図9の取付片によるXY方向調整のY方向調
整を示す側面図である。
【図12】図9の取付片によるスキュー調整の半径方向
調整を示す正面図である。
【図13】図9の取付片によるスキュー調整の接線方向
調整を示す側面図である。
【図14】本発明による光学ピックアップの第三の実施
例における二軸ベースと光学ベースの取付片の関係を示
す概略斜視図である。
【図15】本発明による光学ピックアップの第四の実施
例における二軸ベースと光学ベースの取付片の関係を示
す概略斜視図である。
【図16】本発明による光学ピックアップの第五の実施
例における二軸ベースと光学ベースの取付片の関係を示
す概略斜視図である。
【図17】本発明による光学ピックアップの各実施例に
おけるヨーク及びブリッジの第一の構成例を示す分解斜
視図である。
【図18】図17のブリッジのヨークに対するカシメ状
態を示す部分拡大正面図である。
【図19】本発明による光学ピックアップの各実施例に
おけるブリッジの第二の構成例を示す斜視図である。
【図20】図17のブリッジのヨークに対するカシメ状
態を示す部分拡大正面図である。
【図21】図17のブリッジのヨークに対するカシメ後
の状態を示す部分拡大正面図である。
【図22】従来の光学ピックアップの一例を示す概略断
面図である。
【図23】従来の光学ピックアップの他の例を示す概略
断面図である。
【図24】従来の光学ピックアップにおけるヨークとブ
リッジの一例を示す斜視図である。
【図25】図24のヨーク及びブリッジの側面図であ
る。
【符号の簡単な説明】
20 光学ピックアップ 21 光学ベース 21a シェルベース 21c,21d,21e,21f,21g,21h 取
付片 22 二軸アクチュエータ 23 光学ユニット 24 二軸ベース 24c,24d,24e,24f,24g,24h 取
付片 25 レンズホルダー 25a 対物レンズ 26 板バネ 27 ヨーク 27a,27b,27c,27d 切欠部 27e,27f,27g,27h 切欠部 28 マグネット 29 プリズム 30 フォトカプラ 31 ハンダ 32 ブリッジ 32a,32b,32c,32d 凸部 33 ブリッジ 40 光学ピックアップ 41 ハンダ 50 光学ピックアップ 60 光学ピックアップ 61a,61b,61c,61d 取付片 62a,62b,62c,62d 取付片 70 光学ピックアップ 71a,71b 取付片 72a,72b 取付片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部が光学ベースに一体的に取り付け
    られた二軸アクチュエータと、この二軸アクチュエータ
    の可動部に取り付けられた対物レンズとを含んでいる、
    光学ピックアップにおいて、 前記光学ベースが、板金加工によって形成されており、 前記二軸アクチュエータの固定部が、XY方向調整及び
    スキュー調整の後に、光学ベースに対して直接にハンダ
    付けによって固定されていることを特徴とする光学ピッ
    クアップ。
  2. 【請求項2】 前記光学ベースが、二軸アクチュエータ
    の固定部を挟むように垂直に延びる一対の取付片を備え
    ており、 前記二軸アクチュエータの固定部が、光学ベースの取付
    片に対向するように垂直に延びる一対の取付片を備えて
    いて、 前記二軸アクチュエータの各取付片が、それぞれ対向す
    る光学ベースの取付片に対してハンダ付けされることに
    より、二軸アクチュエータの固定部が光学ベースに対し
    て固定されることを特徴とする請求項1に記載の光学ピ
    ックアップ。
  3. 【請求項3】 前記光学ベース及び二軸アクチュエータ
    の取付片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に
    垂直な平面から成ることを特徴とする請求項2に記載の
    光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記光学ベース及び二軸アクチュエータ
    の取付片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に
    平行な平面から成ることを特徴とする請求項2に記載の
    光学ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記光学ベース及び二軸アクチュエータ
    の取付片が、それぞれ対物レンズのトラッキング方向に
    対して斜めに延びる平面から成ることを特徴とする、請
    求項2に記載の光学ピックアップ。
  6. 【請求項6】 固定部が光学ベースに一体的に取り付け
    られた二軸アクチュエータと、 この二軸アクチュエータの可動部に取り付けられた対物
    レンズと、 この可動部に取り付けられたトラッキング用コイル及び
    フォーカシング用コイルが巻回されるコイルボビンと、 二軸アクチュエータの固定部に対して固定され且つ前記
    コイルボビンの各コイルを通過する磁路を構成するU字
    形のヨーク及びマグネットと、 このヨークの開放端を閉鎖するブリッジとを備え、 且つ前記光学ベースが、板金加工によって形成されてい
    ると共に、二軸アクチュエータの固定部が、光学ベース
    に対して直接にハンダ付けによって固定されていて、 前記ヨークが、光学ベースに対して直接に形成されてい
    ることを特徴とする光学ピックアップ。
  7. 【請求項7】 前記ブリッジが、ヨーク上端に対してカ
    シメにより取り付けられていることを特徴とする請求項
    6に記載の光学ピックアップ。
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