JPH0836122A - 導波路結合モジュール - Google Patents
導波路結合モジュールInfo
- Publication number
- JPH0836122A JPH0836122A JP17070594A JP17070594A JPH0836122A JP H0836122 A JPH0836122 A JP H0836122A JP 17070594 A JP17070594 A JP 17070594A JP 17070594 A JP17070594 A JP 17070594A JP H0836122 A JPH0836122 A JP H0836122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- optical
- semiconductor laser
- optical waveguide
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体レーザと光ファイバの結合を安定化す
る。 【構成】 半導体レーザ１と光ファイバ２の位置ずれを
検出し、駆動部６にフィードバックして位置ずれを補正
する。 【効果】 安定な光結合が実現できる。
る。 【構成】 半導体レーザ１と光ファイバ２の位置ずれを
検出し、駆動部６にフィードバックして位置ずれを補正
する。 【効果】 安定な光結合が実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信におけ
る光導波路間の光結合に関する。
る光導波路間の光結合に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光ファイバ通信における光導波路
間の光結合においては、一方の光導波路と他方の光導波
路、あるいは、両者に介在するレンズや回折格子などの
光学素子はそれぞれ、基板上に固定されており、それぞ
れの機械的位置精度の範囲で実装されていた。この制約
のため、通常用いられる光ファイバは光の広がりの比較
的大きいマルチモードファイバやマルチモード半導体レ
ーザが用いられていた。
間の光結合においては、一方の光導波路と他方の光導波
路、あるいは、両者に介在するレンズや回折格子などの
光学素子はそれぞれ、基板上に固定されており、それぞ
れの機械的位置精度の範囲で実装されていた。この制約
のため、通常用いられる光ファイバは光の広がりの比較
的大きいマルチモードファイバやマルチモード半導体レ
ーザが用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、導波路近傍で
の光の広がりがミクロンオーダーとなる横基本単一モー
ドの光ファイバ同士や横基本単一モードの半導体レーザ
との結合では、温度変動、機械的衝動、湿度変化などの
外乱があると、位置ずれを起し、結合効率に変動を生じ
るという困難な課題があった。
の光の広がりがミクロンオーダーとなる横基本単一モー
ドの光ファイバ同士や横基本単一モードの半導体レーザ
との結合では、温度変動、機械的衝動、湿度変化などの
外乱があると、位置ずれを起し、結合効率に変動を生じ
るという困難な課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光導波路間の位置ずれを検出し、いずれか一方、あるい
は、双方を動かし、位置ずれがなくなるような閉ループ
を構成するものである。
光導波路間の位置ずれを検出し、いずれか一方、あるい
は、双方を動かし、位置ずれがなくなるような閉ループ
を構成するものである。
【０００５】
【作用】位置ずれの検出方法としては、一方の導波路か
ら射出された光の一部を位置ずれ検出用の光検知器に導
き、ずれの量を光量から電気量に変換し、ボイスコイ
ル、あるいは、圧電効果などを利用して、ずれの電気量
に応じて他方の導波路を機械的に移動し、ずれを補正す
るものである。
ら射出された光の一部を位置ずれ検出用の光検知器に導
き、ずれの量を光量から電気量に変換し、ボイスコイ
ル、あるいは、圧電効果などを利用して、ずれの電気量
に応じて他方の導波路を機械的に移動し、ずれを補正す
るものである。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明の第一の実施例を示すもので
ある。すなわち、半導体レーザ１からのビームは光ファ
イバなどの光導波路２に効率良く結合され、導波路中を
伝播する。この時、光導波路の端面で反射した光４は光
検知器３−ａ、あるいは、３−ｂに至る。
ある。すなわち、半導体レーザ１からのビームは光ファ
イバなどの光導波路２に効率良く結合され、導波路中を
伝播する。この時、光導波路の端面で反射した光４は光
検知器３−ａ、あるいは、３−ｂに至る。
【０００７】光検知器３−ａは、図３に示すように、Ａ
とＢに二分割されており、静止状態では、該反射光４の
光強度分布から、差信号Ａ−Ｂは一定の値をとる。今、
半導体レーザ１と光導波路２との相対位置がずれると、
差信号Ａ−Ｂは、もとの一定の値から変化する。変化が
増加する場合と減少する場合で、図の面内でのずれの方
向を認知することができる。位置ずれの補正には両者の
光導波路の相対位置を動かすために、図１に示すよう
に、永久磁石５−ａを光導波路２に貼りつけ、ボイスコ
イル６−ａに流す電流によって駆動する。該駆動に伴
い、差信号Ａ−Ｂ、がもとの値になるようにすれば、ず
れは補正されたことになる。図面に垂直方向について
は、光検知器３−ｂで図面に垂直方向のずれを同様に検
知するものである。
とＢに二分割されており、静止状態では、該反射光４の
光強度分布から、差信号Ａ−Ｂは一定の値をとる。今、
半導体レーザ１と光導波路２との相対位置がずれると、
差信号Ａ−Ｂは、もとの一定の値から変化する。変化が
増加する場合と減少する場合で、図の面内でのずれの方
向を認知することができる。位置ずれの補正には両者の
光導波路の相対位置を動かすために、図１に示すよう
に、永久磁石５−ａを光導波路２に貼りつけ、ボイスコ
イル６−ａに流す電流によって駆動する。該駆動に伴
い、差信号Ａ−Ｂ、がもとの値になるようにすれば、ず
れは補正されたことになる。図面に垂直方向について
は、光検知器３−ｂで図面に垂直方向のずれを同様に検
知するものである。
【０００８】補正は、図２に示したように、永久磁石５
−ｂ、ボイスコイル６−ｂにより、差信号Ｃ−Ｄにもと
ずいて行う。
−ｂ、ボイスコイル６−ｂにより、差信号Ｃ−Ｄにもと
ずいて行う。
【０００９】図４は、サーボループのブロックダイアグ
ラムである。光モジュール７からの、ＸおよびＹ方向、
（図面に平行、および垂直）のずれを検出し、演算回路
８を経て駆動回路９、１０を動作させ、ボイスコイル
（あるいはピエゾ素子）を動かすものである。
ラムである。光モジュール７からの、ＸおよびＹ方向、
（図面に平行、および垂直）のずれを検出し、演算回路
８を経て駆動回路９、１０を動作させ、ボイスコイル
（あるいはピエゾ素子）を動かすものである。
【００１０】
【発明の効果】以上の過程を常に作動させておれば、サ
ーボループが閉じることになり、半導体レーザと光ファ
イバなど、光導波路間での結合を、常に安定したものと
することができる。とくに、今後のマルチメディア光ネ
ットワーク、ファイバーツーザホームシステムでなくて
はならない低コストかつ高い信頼性を必要とする光モデ
ュールを実現するものである。
ーボループが閉じることになり、半導体レーザと光ファ
イバなど、光導波路間での結合を、常に安定したものと
することができる。とくに、今後のマルチメディア光ネ
ットワーク、ファイバーツーザホームシステムでなくて
はならない低コストかつ高い信頼性を必要とする光モデ
ュールを実現するものである。
【図１】本発明の平面図。
【図２】本発明の側面図。
【図３】光検知器の構造の例の概念図。
【図４】サーボループのブロック図。
１…半導体レーザ、２…光ファイバ、３…光検知器、４
…反射光、５…永久磁石、６…ボイスコイル、７…光モ
ジュール、８…演算回路、９…駆動回路、１０…駆動回
路。
…反射光、５…永久磁石、６…ボイスコイル、７…光モ
ジュール、８…演算回路、９…駆動回路、１０…駆動回
路。
Claims (4)
- 【請求項１】光導波路からの射出光を他の光導波路内へ
結合する光回路素子において、上記光導波路の位置ずれ
を検出し、該検出信号量に応じて、いずれか一方の光導
波路位置を動かし、位置ずれ検出信号がゼロ、あるい
は、一定の値となるようにサーボループを閉じることを
特徴とする導波路結合モジュール - 【請求項２】該光導波路の一方を半導体レーザ、他方を
光ファイバとすることを特徴とする請求項１記載の導波
路結合モジュール - 【請求項３】該光導波路の一方を光検知器、他方を光フ
ァイバとすることを特徴とする請求項１記載の導波路結
合モジュール - 【請求項４】第１及び第２の導波路を結合する導波路結
合モジュールであって、上記第１の導波路から射出され
た光の一部を位置ずれ検出用の光検知器に導き、ずれの
量を光量から電気量に変換し、ボイスコイル、あるい
は、圧電効果などを利用して、ずれの電気量に応じて上
記第２の導波路を機械的に移動し、ずれを補正するフィ
ードバックループを備えた導波路結合モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17070594A JPH0836122A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 導波路結合モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17070594A JPH0836122A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 導波路結合モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836122A true JPH0836122A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15909873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17070594A Pending JPH0836122A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 導波路結合モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836122A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035411A1 (en) * | 1997-02-07 | 1998-08-13 | Coherent, Inc. | Laser diode integrating enclosure and detector |
| US6027256A (en) * | 1997-02-07 | 2000-02-22 | Coherent, Inc. | Composite laser diode enclosure and method for making the same |
| US7009692B2 (en) | 1999-08-06 | 2006-03-07 | Lumenis Inc. | Arrangement for monitoring the power delivery of a photon channeling element |
| US8078017B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-12-13 | Ibiden Co., Ltd. | Method for manufacturing optical interface module and optical interface module |
| US8107776B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-01-31 | Ibiden Co., Ltd. | Optical interconnect device and method for manufacturing the same |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17070594A patent/JPH0836122A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035411A1 (en) * | 1997-02-07 | 1998-08-13 | Coherent, Inc. | Laser diode integrating enclosure and detector |
| US6027256A (en) * | 1997-02-07 | 2000-02-22 | Coherent, Inc. | Composite laser diode enclosure and method for making the same |
| US6061374A (en) * | 1997-02-07 | 2000-05-09 | Coherent, Inc. | Laser diode integrating enclosure and detector |
| US7009692B2 (en) | 1999-08-06 | 2006-03-07 | Lumenis Inc. | Arrangement for monitoring the power delivery of a photon channeling element |
| US8107776B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-01-31 | Ibiden Co., Ltd. | Optical interconnect device and method for manufacturing the same |
| US8157456B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-04-17 | Ibiden Co., Ltd. | Optical interconnect device and method for manufacturing the same |
| US8705907B2 (en) | 2006-09-19 | 2014-04-22 | Ibiden Co., Ltd. | Optical interconnect device and method for manufacturing the same |
| US8078017B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-12-13 | Ibiden Co., Ltd. | Method for manufacturing optical interface module and optical interface module |
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