JPH0836073A - ラップタイム計測装置 - Google Patents

ラップタイム計測装置

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JPH0836073A
JPH0836073A JP16960694A JP16960694A JPH0836073A JP H0836073 A JPH0836073 A JP H0836073A JP 16960694 A JP16960694 A JP 16960694A JP 16960694 A JP16960694 A JP 16960694A JP H0836073 A JPH0836073 A JP H0836073A
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JP
Japan
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radio wave
station
time
frequency
moving body
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Pending
Application number
JP16960694A
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English (en)
Inventor
Seizaburo Ito
精三郎 伊藤
Taiji Taki
泰治 滝
Eizo Hamazaki
榮藏 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II H CO KK
KYORITSU DENPA KK
SEIKO SYST KK
Original Assignee
II H CO KK
KYORITSU DENPA KK
SEIKO SYST KK
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Publication date
Application filed by II H CO KK, KYORITSU DENPA KK, SEIKO SYST KK filed Critical II H CO KK
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体からの電波の周波数のドップラシフト
の0点を検出することにより、高精度のラップタイム計
測装置を提供する。 【構成】 移動体に装着された移動局21からの識別情
報を識別用固定局22で受信して上記移動体を識別し、
移動体ごとにそれぞれ異なる周波数の電波を割り当て、
上記割り当てられた電波の周波数のドップラシフトの0
点を計測用固定局niおよびゴール固定局24で検出し
た時刻を記録し、これらの各時刻とスタートセンサ23
で測定したスタート時刻とから、移動体のラップタイム
をホストコンピュータ25で算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、競走馬等の移動体のラ
ップタイム計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、競走馬等の移動体が所望の区
間を通過するラップタイムを計測する装置があった。こ
れは、所望の電波を発信する発信機を移動体に装着し、
この発信機からの電波を受信する受信機を移動体の走路
沿いの計測地点に設置し、その受信機で上記発信機から
の電波を受信し、その受信レベルが所望レベルに達した
ときに移動体が計測地点を通過したものとみなして、そ
の通過時刻をラッチすることにより所望区間のラップタ
イムを測定するものであった。
【0003】また、複数の移動体のラップタイムを計測
する場合は、各移動体に発信機を装着し、その各移動体
を識別するために、各発信機からはそれぞれ互いに異な
った固有の周波数の電波を発信するようにし、各発信機
と対応する受信機を用意していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、移
動体から発信される電波の受信レベルに基づいて、計測
地点における移動体の通過を検出するので、電波のゆら
ぎ等により受信レベルにずれが生じ、計測精度が不安定
であった。
【0005】また、移動体ごとに発信機と受信機を設け
るため、ラップタイム計測対象となる移動体数が増える
にしたがって、装置を大型化しなければならない。例え
ば、馬が100頭いる場合は、発信機と受信機を100
組用意しなければならない。数組の発信機と受信機を1
00頭の馬に順次付け換えて計測を行なうことも考えら
れるが、いちいち付け換えるのは煩しいし、1組の発信
機と受信機で複数種類の移動体の計測を行なうので、装
置と移動体との対応関係および移動体と計測結果との対
応関係を使用者が直接管理しなければならない。
【0006】本発明は、移動体のラップタイムを高精度
かつ容易に計測することができるラップタイム計測装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、固有の識別情
報を有する移動体を識別する識別手段と、この識別手段
で識別した移動体にそれぞれ固有の計測用条件を割り当
てる割当て手段と、この割当て手段で割り当てた条件に
基づいて上記移動体のラップタイムを計測する計測手段
とを設けることにより、上記課題を解決するものであ
る。
【0008】また、本発明は、固有の識別情報を有する
移動体を識別する識別手段と、この識別手段で識別した
移動体にそれぞれ固有の計測用条件を割り当てる割当て
手段と、この割当て手段で割り当てた条件に基づいて上
記移動体のラップタイムを計測する計測手段と、上記識
別手段で識別済みの移動体を認識した際に、その移動体
に対する上記計測用条件の割当てを解除する解除手段と
を設けることにより、上記課題を解決するものである。
【0009】なお、上記識別手段は移動体から発信され
る識別情報を含む電波を受信することにより識別を行な
うものであり、上記割当て手段は電波を用いて移動体に
対する計測用条件の割当てを行なうものであり、上記計
測手段は電波を用いて移動体のラップタイムを計測する
ものであることが望ましい。
【0010】また、本発明は、移動体の走路沿いに所望
間隔で設置され、移動体から発信される電波を受信する
複数の受信局と、この各受信局で受信した電波の周波数
のドップラシフトの0点をそれぞれ検出する検出手段
と、この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時
刻をそれぞれ記憶する時刻記憶手段と、この時刻記憶手
段に記憶された各時刻に基づいて、上記移動体のラップ
タイムを算出する算出手段とを設けることにより、上記
課題を解決するものである。
【0011】さらに、本発明は、移動体に装着され、所
望の電波を発信する移動局と、上記移動体の走路沿いに
所望間隔で設置され、上記移動局からの電波を受信する
複数の受信局と、この各受信局で受信した電波の周波数
のドップラシフトの0点をそれぞれ検出する検出手段
と、この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時
刻をそれぞれ記憶する時刻記憶手段と、この時刻記憶手
段に記憶された各時刻に基づいて、上記移動体のラップ
タイムを算出する算出手段とを設けることにより、上記
課題を解決するものである。
【0012】さらに、本発明は、所望の電波を発信する
発信局と、移動体に装着され、上記発信局からの電波の
受信に応じて、所望の電波を発信する移動局と、上記移
動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記移動局から
の電波を受信する複数の受信局と、この各受信局で受信
した電波の周波数のドップラシフトの0点をそれぞれ検
出する検出手段と、この検出手段でドップラシフトの0
点を検出した時刻をそれぞれ記憶する時刻記憶手段と、
この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
移動体のラップタイムを算出する算出手段とを設けるこ
とにより、上記課題を解決するものであり、特に、上記
移動局は上記発信局から発信された電波を受信し、この
受信した電波の周波数をn倍し、このn倍した周波数の
電波を発信するものであり、上記検出手段は上記受信局
で受信した電波の周波数を1/n倍した周波数のドップ
ラシフトの0点を検出するものであることが望ましい。
【0013】さらに、本発明は、移動体に装着され、予
め記憶してある固有の識別情報を含む電波を発信する移
動局と、この移動局からの電波を受信する識別用受信局
と、この識別用受信局で受信した電波に含まれる識別情
報により移動体を識別する識別手段と、上記移動体の走
路沿いに所望間隔で設置され、上記移動局からの電波を
受信する複数の計測用受信局と、この各計測用受信局で
受信した電波の周波数のドップラシフトの0点をそれぞ
れ検出する検出手段と、この検出手段でドップラシフト
の0点を検出した時刻をそれぞれ記憶する時刻記憶手段
と、この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、
上記移動体のラップタイムを算出する算出手段と、この
算出手段で算出したラップタイムを上記識別手段で識別
した移動体と対応させて記憶するラップタイム記憶手段
とを設けることにより、上記課題を解決するものであ
る。
【0014】さらに、本発明は、所望の電波を発信する
発信局と、移動体に装着され、上記発信局からの電波の
受信に応じて、予め記憶してある固有の識別情報を含む
電波を発信する移動局と、この移動局からの電波を受信
する識別用受信局と、この識別用受信局で受信した電波
に含まれる識別情報により移動体を識別する識別手段
と、上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記
移動局からの電波を受信する複数の計測用受信局と、こ
の各計測用受信局で受信した電波の周波数のドップラシ
フトの0点をそれぞれ検出する検出手段と、この検出手
段でドップラシフトの0点を検出した時刻をそれぞれ記
憶する時刻記憶手段と、この時刻記憶手段に記憶された
各時刻に基づいて、上記移動体のラップタイムを算出す
る算出手段と、この算出手段で算出したラップタイムを
上記識別手段で識別した移動体と対応させて記憶するラ
ップタイム記憶手段とを設けることにより、上記課題を
解決するものであり、特に、上記移動局は上記発信局か
ら発信された電波を受信し、この受信した電波の周波数
をn倍し、このn倍した周波数の電波を発信するもので
あり、上記検出手段は上記計測用受信局で受信した電波
の周波数を1/n倍した周波数のドップラシフトの0点
を検出するものであることが望ましい。
【0015】さらに、本発明は、移動体に装着され、予
め固有の識別情報を記憶してあり、所望の電波の受信に
応じて所望の電波を発信する移動局と、この移動局に対
して上記識別情報の送信を要求する要求信号を含む電波
を発信する発信局と、この発信局からの電波の受信に応
じて、上記移動局から上記識別情報を含む電波を発信せ
しめる識別用制御手段と、上記移動局からの電波を受信
する識別用受信局と、この識別用受信局で受信した電波
に含まれる識別情報により移動体を識別する識別手段
と、この識別手段で移動体を識別した際に、その移動体
に対して、移動体ごとにそれぞれ異なる周波数の電波を
割り当てる周波数割当て手段と、この周波数割当て手段
により割り当てられた周波数の電波を発信する第2の発
信局と、上記移動局に対し、上記第2の発信局からの電
波を受信せしめるとともに、その受信に応じて所望の電
波を発信せしめる受信制御手段と、上記移動体の走路沿
いに所望間隔で設置され、上記第2の発信局からの電波
の受信に応じて上記移動局から発信された電波を受信す
る複数の計測用受信局と、この各計測用受信局で受信し
た電波の周波数のドップラシフトの0点をそれぞれ検出
する検出手段と、この検出手段でドップラシフトの0点
を検出した時刻をそれぞれ記憶する時刻記憶手段と、こ
の時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記移
動体のラップタイムを算出する算出手段と、この算出手
段で算出したラップタイムを上記識別手段で識別した移
動体と対応させて記憶するラップタイム記憶手段とを設
けることにより、上記課題を解決するものであり、特
に、上記移動局は上記第2の発信局から発信された電波
を受信し、この受信した電波の周波数をn倍し、このn
倍した周波数の電波を発信するものであり、上記検出手
段は上記計測用受信局で受信した電波の周波数を1/n
倍した周波数のドップラシフトの0点を検出するもので
あることが望ましい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本例では移動体を馬としてラップタイム計測を
行なうものとする。
【0017】まず、本装置による計測地点の移動体通過
検出の原理について説明する。図1に示したように、計
測地点に受信機1を設置し、予め決められた周波数の電
波を発信する発信機2を移動体に取り付ける。この場
合、ドップラ周波数をFd、電波の波長をλ、発信機2
の移動速度をv、発信機2から受信機1への方向aと発
信機2の移動方向bとのなす角度をθとすると、 Fd=(2v/λ)×cosθ……(1) となることはよく知られている。式(1)からわかるよ
うに、移動体が計測地点に近づいてくる場合(0°<θ
<90°)は、Fdは正の値で次第に小さくなり、θ=
90°のときにFd=0となり、移動体が計測地点から
遠ざかっていく場合(90°<θ<180°)は、Fd
は負の値で次第に大きくなっていく。したがって、Fd
=0となる点を検出することにより移動体が計測地点を
通過したことを検出できる。本装置では、発信機2から
発信する電波の周波数を基準周波数として受信機1に予
め記憶しておき、受信機1で受信した電波の周波数と上
記基準周波数との差分を検出し、この差分が0となった
とき、すなわちドップラシフトの0点を検出したときの
時刻を計測地点における移動体の通過時刻として記憶す
る。
【0018】つぎに、本装置の構成を説明する。図2に
示したように、本装置は大きく分けて、移動体である馬
に装着され、それぞれその馬固有の識別情報を予め記憶
してある移動局21と、その識別情報を受信して各馬を
識別するとともに、各馬にそれぞれ異なった周波数の電
波を割り当てるための識別用固定局22と、馬のラップ
タイムを計測するためのスタートセンサ23、i個の計
測用固定局n1〜niおよびゴール固定局24と、識別
用固定局22、スタートセンサ23、計測用固定局ni
およびゴール固定局24とそれぞれ通信線で接続され、
それらからのデータに基づいて馬の識別、ラップタイム
計測等を行なうホストコンピュータ25とからなる。識
別用固定局22、計測用固定局n1〜ni、ゴール固定
局24は、それぞれ移動局21と電波により通信を行な
う。
【0019】図2に示した構成の本装置の設置状態を図
3に示す。移動局21は馬に装着されて走路Aを移動す
る。スタート地点にスタートセンサ23が設置され、識
別用固定局22は走路A沿いのスタート地点手前に設置
され、計測用固定局n1〜niは走路A沿いに所望間隔
で設置され、ゴール固定局24はゴール地点に設置され
る。識別用固定局22、計測用固定局n1〜niおよび
ゴール固定局24は、それぞれ互いに干渉せず、かつ走
路Aの幅をカバーする範囲に電波を発信する。また、本
例では、スタートセンサ23は超音波を利用して馬を検
出するものとし、スタートセンサ23、計測用固定局n
1〜niおよびゴール固定局24の間隔は1ハロン(2
00m)とする。
【0020】つぎに、移動局21と、計測用固定局ni
の内部構成を説明する。
【0021】まず移動局21は、図4に示したように、
アンテナ21aと、受信回路21bと、送信回路21c
と、通信制御回路21dと、装着される馬固有の識別情
報を記憶してある識別情報記憶回路21eと、受信電波
の周波数を他の周波数に変換する周波数変換回路21f
と、ラップタイム計測時以外は周波数f0の電波で送受
信せしめ、ラップタイム計測時に識別用固定局22から
の指令に応じて送受信電波の周波数を互いに異なる3つ
の周波数f1,f2,f3の送受信用チャンネル1,
2,3のいずれかに切り換える周波数切換え回路21g
とを有する制御回路21hからなる。
【0022】なお、本例では周波数変換回路21fは受
信電波の周波数を1/2倍するものとする。また、周波
数切換え回路21gは信号線s41,s42の論理レベ
ルを切り換え、この論理レベルの組合わせにより周波数
f0,f1,f2,f3の4つのチャンネル1,2,
3,4を切り換える。
【0023】一方、計測用固定局niは、図5に示した
ように、アンテナ51と、受信回路52と、送信回路5
3と、通信制御回路54と、受信電波の周波数を2倍し
てドップラシフトの0点を検出する0点検出回路55
と、計測用固定局24全体の制御を行なう制御回路56
と、計時回路57と、計時回路57からの時刻情報をラ
ッチするラッチ回路58からなる。
【0024】なお、0点検出回路55からの信号線s5
1,s52,s53はそれぞれ周波数f1,f2,f3
と対応しており、ドップラシフトの0点を検出した周波
数に対応した信号線から検出信号を発生する。
【0025】識別用固定局22は、0点検出回路55を
具備していない点、移動局21にチャンネル設定された
か否かを示すインジケータを有している点で計測用固定
局niと構成が異なり、周波数f0の電波のみで送受信
を行なう。
【0026】ゴール固定局24は、ラップタイム計測が
終了したことを示すインジケータを有している点で計測
用固定局niと構成が異なる。
【0027】以上の構成により、移動局21は、識別用
固定局22、計測用固定局niおよびゴール固定局24
からの電波を受信し、その周波数を1/2倍した電波を
折り返し送信する。
【0028】つぎに、図6のフローチャートに沿って本
装置によるラップタイム計測動作を説明する。
【0029】移動局21は電源を入れるとまずチャンネ
ル0に設定される。
【0030】移動局21を装着した馬xが識別用固定局
22による周波数f0の電波送信エリア内に入ると、移
動局21はその電波を受信し、周波数変換回路21fに
より受信電波の周波数f0を1/2倍した周波数の電波
により識別情報記憶回路21eに記憶されている識別情
報を送信する。
【0031】識別用固定局22は移動局21からの識別
情報を含む電波を受信し、この識別情報、時刻情報をホ
ストコンピュータ25に送信する。ホストコンピュータ
25は、識別用固定局22からの識別情報と時刻情報を
受けて馬xのファイルを作成し、馬xが何時に走路Aに
入場したかを記録する(ステップA)。
【0032】つぎに、ホストコンピュータ25は、チャ
ンネル1,2,3のうち使用していないチャンネルがあ
るか否かを検出し(ステップB)、空チャンネルがある
場合は、空チャンネルのうち最も古く空チャンネルにな
ったもののチャンネル番号および移動局21から送られ
てきた識別情報を識別用固定局22に送信する(ステッ
プC)。いま、周波数f1のチャンネル1が割り当てら
れたものとする。
【0033】識別用固定局22は、上記チャンネル番号
を受けてインジケータを数秒間点灯するとともに、チャ
ンネル番号“1”および識別情報を周波数f0の電波に
より送信する。騎手は識別用固定局22のインジケータ
の点灯により、自分が騎乗している馬xにラップタイム
計測用のチャンネルが割り当てられたことを知る。
【0034】移動局21は、識別用固定局22からのチ
ャンネル番号“1”および識別情報を受信すると、その
識別情報が自分のものと一致するか否かを判定し、一致
すれば周波数f0の1/2の周波数の電波によりチャン
ネル番号“1”および識別情報を送信し、この送信後
に、周波数切換え回路21gにより、チャンネル1の周
波数f1によって送受信を行なうように通信制御回路2
1dに指令を送る。これ以降、移動局21はチャンネル
1の周波数f1の電波を受信する。
【0035】識別用固定局22は、移動体21からのチ
ャンネル番号“1”および識別情報を受信すると、これ
をホストコンピュータ25に送信する。これにより、ホ
ストコンピュータ25は馬xに装着された移動局21が
チャンネル1に設定されたものと判断する。
【0036】一方、ステップBにおいて空チャンネルが
ない場合には、ホストコンピュータ25は、空チャンネ
ル無しの情報を送信し、これが識別用固定局22から移
動局21へ送信される(ステップD)。
【0037】つぎに、スタート地点に設置してあるスタ
ートセンサ23により馬を検出すると、ホストコンピュ
ータ25はそのときの時刻をスタート時刻として記録す
る(ステップE)。このとき、各チャンネルに割り当て
られている馬(本例では3頭まで)を1グループとし
て、上記スタート時刻をそのグループの各馬に共通に記
録する。
【0038】つぎに、スタート地点から1ハロンの地点
に設置してある計測用固定局n1を馬xが通過し、計測
用固定局n1により馬xの通過が検出されると、計測用
固定局n1からホストコンピュータ25へチャンネル番
号“1”とその通過時刻情報が送信される。これを受け
てホストコンピュータ25では、その通過時刻と上記ス
タート時刻とから1ハロンのラップタイムを算出して記
録するとともに、馬xに割り当てられているチャンネル
1を空チャンネルとして設定する(ステップF)。すな
わち、チャンネルを割り当てられた馬が1ハロンを通過
したら、そのチャンネルを別の馬に割当て可能とするの
である。
【0039】ここで計測用固定局niによる馬の通過検
出動作について詳しく説明する。計測用固定局niから
は周波数f1,f2,f3の電波が送信されている。移
動局21が計測用固定局niの電波送信エリア内に入る
と、予め割り当てられているチャンネルの周波数の電波
を受信し、その受信電波の周波数を1/2倍に変換し、
その変換後の周波数の電波を折り返し送信する。すなわ
ち、受信電波の周波数の1/2の周波数の電波を発信す
るのである。計測用固定局niは移動局21からの電波
を受信し、その周波数を0点検出回路55で2倍し、送
信回路53から送信している電波の周波数f1,f2,
f3との差分をそれぞれ検出する。そして、差分が0に
なった周波数に対応する信号線から検出信号を発生し、
ラッチ回路58でそのときの時刻を馬の通過時刻として
ラッチする。このようにして馬の通過を検出する。そし
て、差分が0になった周波数に対応するチャンネル番号
とそのときの時刻情報をホストコンピュータ25へ送信
する。ホストコンピュータ25は計測用固定局niから
送られてきたチャンネル番号に基づいて、そのチャンネ
ルが割り当てられている馬のファイルを検索し、そのフ
ァイルに記録されている時刻情報と計測用固定局niか
ら送信されてきた時刻情報とから、その馬のラップタイ
ムを算出してファイルに記録する。
【0040】なお、1つのチャンネルに複数の馬が割り
当てられている場合があるが、ホストコンピュータ25
は、各馬の前回の計測地点通過時刻から予想した次の計
測地点の通過時刻と、どの計測用固定局niで計測され
た通過時刻かにより、その時刻情報がどの馬のものであ
るかを判定する。
【0041】ところで、上記のように計測用固定局ni
から発信した電波を移動局21で受信し、その周波数を
1/2に変換した電波を移動局21から発信し、移動局
21からの電波を計測用固定局niで受信し、その周波
数を2倍にして基準周波数との差分を検出することによ
り、計測用固定局niから発信する電波の周波数と移動
局21の基準周波数とを高精度で合わせ込む手間が不要
となる。
【0042】つづいて、馬が各計測用固定局niを通過
するごとに、上記のようにして通過時刻が順次ホストコ
ンピュータ25に送られ、ホストコンピュータ25でラ
ップタイムが算出される(ステップG)。
【0043】つぎに、馬がゴール固定局24を通過する
と、上記と同様にしてホストコンピュータ25でラップ
タイムを算出する(ステップH)。また、ゴール固定局
24からはチャンネルリセット指令が発信されているの
で、この指令を受けて馬xに装着されている移動局21
は周波数f1の1/2の周波数の電波により識別情報を
送信した後、周波数切換え回路21gによってチャンネ
ル0に切り換わる(ステップI)。
【0044】なお、ホストコンピュータ25はゴール固
定局24から送られてきた識別情報に応じてその馬のラ
ップタイム計測動作を終了するとともに、ゴール固定局
24にラップタイム計測終了信号を送信する。
【0045】ゴール固定局24は上記終了信号を受けて
インジケータを数秒間点灯させる。このインジケータの
点灯により、騎手は自分が騎乗している馬のラップタイ
ム計測が終了したことを知る。
【0046】以上のようにして、ラップタイム計測が行
なわれる。
【0047】なお、上記実施例では移動体に割り当てる
チャンネル数すなわち電波の周波数を3種類としたが、
これに限らず任意の数に設定してよい。
【0048】また、移動体は馬に限ることなく、自転車
や自動車等として各種レースに本装置を使用することも
可能である。
【0049】また、上記実施例では、周波数変換回路2
1fは受信電波の周波数を1/2倍するものとし、0点
検出回路55は受信電波の周波数を2倍するものとした
が、これに限らず、受信電波の周波数を任意の周波数に
変換するものとしてよい。つまり、移動局は固定局から
の電波を受信し、その周波数をn倍した周波数の電波を
発信するもので、固定局は移動局からの電波を受信し、
その周波数を1/n倍した周波数のドップラシフトの0
点を検出するものであればよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、移動体に装着された移
動局から送信される識別情報により自動的に移動体を識
別し、そのラップタイムを計測することができる。
【0051】さらに、所望の周波数の電波を複数の移動
体に割り当てるので、移動体と同じ数だけ移動体検出手
段を設ける必要がなく、受信手段を小型化および低コス
ト化することができる。
【0052】さらに、移動体の計測地点の通過を移動体
から送信される電波のドップラ周波数の0点を検出する
ことにより判定するので、電波のゆらぎ、受信レベルの
変動、天候、ほこり等に影響されず、かつ複数の移動体
が同時に同じ計測地点を通過してもそれぞれのラップタ
イムを高精度で測定することができる。
【0053】さらに、移動局は固定局からの電波を受信
し、その周波数をn倍した周波数の電波を発信し、固定
局は移動局からの電波を受信し、その周波数を1/n倍
した周波数のドップラシフトの0点を検出するので、固
定局の基準周波数と移動局の発信周波数とを合せ込む必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置による移動体の通過検出の原理を説明す
るための説明図
【図2】本装置の構成を示したブロック図
【図3】本装置の設置状態を示した説明図
【図4】本装置要部の内部構成を示したブロック図
【図5】本装置要部の内部構成を示したブロック図
【図6】本装置によるラップタイム計測動作を説明する
ためのフローチャート
【符号の説明】
21 移動局 21a アンテナ 21b 受信回路 21c 送信回路 21d 通信制御回路 21e 識別情報記憶回路 21f 周波数変換回路 21g 周波数切換え回路 21h 制御回路 22 識別用固定局 23 スタートセンサ 24 ゴール固定局 25 ホストコンピュータ ni 計測用固定局 51 アンテナ 52 受信回路 53 送信回路 54 通信制御回路 55 0点検出回路 56 制御回路 57 計時回路 58 ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 精三郎 東京都日野市旭が丘6−7−8 日野平山 台住宅201号 (72)発明者 滝 泰治 東京都墨田区太平四丁目1番1号 セイコ ーシステム株式会社内 (72)発明者 濱崎 榮藏 東京都調布市入間町3丁目22番地20号

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の識別情報を有する移動体を識別す
    る識別手段と、 この識別手段で識別した移動体にそれぞれ固有の計測用
    条件を割り当てる割当て手段と、 この割当て手段で割り当てた条件に基づいて上記移動体
    のラップタイムを計測する計測手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  2. 【請求項2】 固有の識別情報を有する移動体を識別す
    る識別手段と、 この識別手段で識別した移動体にそれぞれ固有の計測用
    条件を割り当てる割当て手段と、 この割当て手段で割り当てた条件に基づいて上記移動体
    のラップタイムを計測する計測手段と、 上記識別手段で識別済みの移動体を認識した際に、その
    移動体に対する上記計測用条件の割当てを解除する解除
    手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のラップタイム
    計測装置において、上記識別手段は、移動体から発信さ
    れる識別情報を含む電波を受信することにより識別を行
    なうものであることを特徴とするラップタイム計測装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のラップタイム
    計測装置において、上記割当て手段は、電波を用いて移
    動体に対する計測用条件の割当てを行なうものであるこ
    とを特徴とするラップタイム計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のラップタイム
    計測装置において、上記計測手段は、電波を用いて移動
    体のラップタイムを計測するものであることを特徴とす
    るラップタイム計測装置。
  6. 【請求項6】 移動体の走路沿いに所望間隔で設置さ
    れ、移動体から発信される電波を受信する複数の受信局
    と、 この各受信局で受信した電波の周波数のドップラシフト
    の0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  7. 【請求項7】 移動体に装着され、所望の電波を発信す
    る移動局と、 上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記移動
    局からの電波を受信する複数の受信局と、 この各受信局で受信した電波の周波数のドップラシフト
    の0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  8. 【請求項8】 所望の電波を発信する発信局と、 移動体に装着され、上記発信局からの電波の受信に応じ
    て、所望の電波を発信する移動局と、 上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記移動
    局からの電波を受信する複数の受信局と、 この各受信局で受信した電波の周波数のドップラシフト
    の0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のラップタイム計測装置
    において、上記移動局は、上記発信局から発信された電
    波を受信し、この受信した電波の周波数をn倍し、この
    n倍した周波数の電波を発信するものであり、上記検出
    手段は、上記受信局で受信した電波の周波数を1/n倍
    した周波数のドップラシフトの0点を検出するものであ
    ることを特徴とするラップタイム計測装置。
  10. 【請求項10】 移動体に装着され、予め記憶してある
    固有の識別情報を含む電波を発信する移動局と、 この移動局からの電波を受信する識別用受信局と、 この識別用受信局で受信した電波に含まれる識別情報に
    より移動体を識別する識別手段と、 上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記移動
    局からの電波を受信する複数の計測用受信局と、 この各計測用受信局で受信した電波の周波数のドップラ
    シフトの0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 この算出手段で算出したラップタイムを上記識別手段で
    識別した移動体と対応させて記憶するラップタイム記憶
    手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  11. 【請求項11】 所望の電波を発信する発信局と、 移動体に装着され、上記発信局からの電波の受信に応じ
    て、予め記憶してある固有の識別情報を含む電波を発信
    する移動局と、 この移動局からの電波を受信する識別用受信局と、 この識別用受信局で受信した電波に含まれる識別情報に
    より移動体を識別する識別手段と、 上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記移動
    局からの電波を受信する複数の計測用受信局と、 この各計測用受信局で受信した電波の周波数のドップラ
    シフトの0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 この算出手段で算出したラップタイムを上記識別手段で
    識別した移動体と対応させて記憶するラップタイム記憶
    手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のラップタイム計測
    装置において、上記移動局は、上記発信局から発信され
    た電波を受信し、この受信した電波の周波数をn倍し、
    このn倍した周波数の電波を発信するものであり、上記
    検出手段は、上記計測用受信局で受信した電波の周波数
    を1/n倍した周波数のドップラシフトの0点を検出す
    るものであることを特徴とするラップタイム計測装置。
  13. 【請求項13】 移動体に装着され、予め固有の識別情
    報を記憶してあり、所望の電波の受信に応じて所望の電
    波を発信する移動局と、 この移動局に対して上記識別情報の送信を要求する要求
    信号を含む電波を発信する発信局と、 この発信局からの電波の受信に応じて、上記移動局から
    上記識別情報を含む電波を発信せしめる識別用制御手段
    と、 上記移動局からの電波を受信する識別用受信局と、 この識別用受信局で受信した電波に含まれる識別情報に
    より移動体を識別する識別手段と、 この識別手段で移動体を識別した際に、その移動体に対
    して、移動体ごとにそれぞれ異なる周波数の電波を割り
    当てる周波数割当て手段と、 この周波数割当て手段により割り当てられた周波数の電
    波を発信する第2の発信局と、 上記移動局に対し、上記第2の発信局からの電波を受信
    せしめるとともに、その受信に応じて所望の電波を発信
    せしめる受信制御手段と、 上記移動体の走路沿いに所望間隔で設置され、上記第2
    の発信局からの電波の受信に応じて上記移動局から発信
    された電波を受信する複数の計測用受信局と、 この各計測用受信局で受信した電波の周波数のドップラ
    シフトの0点をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段でドップラシフトの0点を検出した時刻を
    それぞれ記憶する時刻記憶手段と、 この時刻記憶手段に記憶された各時刻に基づいて、上記
    移動体のラップタイムを算出する算出手段と、 この算出手段で算出したラップタイムを上記識別手段で
    識別した移動体と対応させて記憶するラップタイム記憶
    手段と、 を具備することを特徴とするラップタイム計測装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のラップタイム計測
    装置において、上記移動局は、上記第2の発信局から発
    信された電波を受信し、この受信した電波の周波数をn
    倍し、このn倍した周波数の電波を発信するものであ
    り、上記検出手段は、上記計測用受信局で受信した電波
    の周波数を1/n倍した周波数のドップラシフトの0点
    を検出するものであることを特徴とするラップタイム計
    測装置。
JP16960694A 1994-07-21 1994-07-21 ラップタイム計測装置 Pending JPH0836073A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4797116B1 (ja) * 2010-12-14 2011-10-19 株式会社日立製作所 通過タイム計測装置、システムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4797116B1 (ja) * 2010-12-14 2011-10-19 株式会社日立製作所 通過タイム計測装置、システムおよび方法

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