JPH0835517A - 熱ローラ軸用断熱組立体及び断熱部材 - Google Patents
熱ローラ軸用断熱組立体及び断熱部材Info
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- JPH0835517A JPH0835517A JP25551594A JP25551594A JPH0835517A JP H0835517 A JPH0835517 A JP H0835517A JP 25551594 A JP25551594 A JP 25551594A JP 25551594 A JP25551594 A JP 25551594A JP H0835517 A JPH0835517 A JP H0835517A
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Abstract
によって付与される応力に対して敏感に反応しない断熱
組立体を得ることを目的する。 【構成】 ローラの軸(3) の内部に設けられ軸(3) に加
熱媒体を通すための少なくとも1つの長手方向のチャン
ネル(6, 7)を有し、ローラの軸(3) から軸受(5)への熱
の伝達を低減し熱ローラ軸の軸受への熱伝導を低減する
組立体において、第1の壁部(11)が軸の外周部と長手方
向の通路の間に配置され該長手方向の通路(6, 7)を囲う
とともに軸(3) の長手方向の少なくとも該軸受け(5) の
長さにわたって延在しており、かつ第2の壁部(12)が第
1の壁部(11)と軸(3) の外周部との間に配置されてお
り、密閉されかつ該長手方向のチャンネル(6, 7)を囲う
キャビティ(14)を該第1の壁部(11)と一緒に区画してい
ることを特徴とする組立体。
Description
れ軸に加熱媒体を通すための少なくとも1つの長手方向
のチャンネルを有し、ローラ軸から軸受への熱の伝達を
低減し熱ローラ軸の軸受への熱伝導を阻止し断熱を行う
組立体に関するもので、該組立体は、熱ローラ軸からの
軸受点に搭載されかつ目的に合わせて作製した断熱エレ
メントを有する。また、本発明は熱ローラ軸内部に延び
る熱媒体のチャンネルの断熱を行う断熱エレメントに関
するものである。
を除去し、特にウェブの表面性状を変える為に用いられ
る種々の加熱可能なローラが使用されている。今日のニ
ップ圧力はむしろ高目にされているので、種々の形式の
光沢機のローラには最大の機械的負荷がかかるであろ
う。より幅が広くかつより高速度の光沢機を必要とする
ようなより大きな処理量を狙っているので、装置の大き
さは非常に高い負荷に耐えるように製作しなければなら
ない。加熱可能なローラ、すなわち熱ローラの軸受は、
加熱媒体によって加熱されるローラの軸からの熱が伝わ
ることによって加熱されるので、これらの軸受には特に
大きな負荷がかかる。
用いられる。軟質光沢機は製紙機械のライン上に搭載し
た形で用いられるので、光沢機は製紙機械それ自体と同
一の稼働速度で作動させなければならない。このような
光沢機は軟質ポリマー被覆ローラ及び金属被覆熱ローラ
とで構成される偶数個のニップを有する。ニップが複数
個あるということ及びそれに対応して軟質ローラ及び金
属ローラが複数個あるということは、各ポリマー被覆ロ
ーラは2個のニップによって付与される変形及び温度上
昇を受け止めることができないので、各ポリマー被覆ロ
ーラは1個の光沢機ニップのみと駆動させることができ
るという事実からくるものである。従って、対称的にウ
ェブの両面に光沢仕上げを行うには偶数個のニップが必
要である。しばしば、ウェブの片面のみにより高度な光
沢仕上げを行うので、この場合には、1対のローラで十
分であろう。軟質ポリマー被覆ローラの温度は正確にモ
ニターする必要があるので、ウェブが破れた場合であっ
ても該ローラは高温の熱ローラの表面に接触するように
してはならない。
熱され、場合によっては、水あるいは蒸気等の他の適当
な熱伝導媒体を用いることによって加熱されることもあ
る。加熱された油は、ローラの端部から長手方向の孔を
通ってローラの内部を通され、ローラの端部フランジに
形成された半径方向の孔に分配され、そこから油はさら
にローラのシェル部に形成された長手方向の孔に通され
る。油は、まずローラの対向する端部に流れ、そこから
上記長手方向孔と平行な孔に沿って油がシェルに始めに
導入された端部に戻されるようにローラのシェル部で油
が循環される。還流された油は、端部フランジ及びロー
ラ軸の第2の孔を通って戻り加熱を行う。
速で移動するウェブに極めて大きな熱的影響を与える為
に熱ローラの表面はかなり高温に加熱されている。ロー
ラを加熱するために油を使用する場合には、ローラの表
面温度は200℃より高くすることも可能である。その
場合、ローラに通される加熱ローラの温度は280℃〜
300℃という高温なる場合もあり、軸受には極めて苛
酷な熱負荷がかかることは明らかである。ローラ軸受に
大きな熱負荷がかかるので、ローラ軸に大型の軸受を設
けなければならず、実際今日の装置の軸受の内径は約
0.5mで、外径は約1mとなっている。定格負荷及び
直径のより大きい軸受を用いる場合、軸受の価格は増大
し、軸受を選択する場合の費用の問題が非常に大きくな
る。さらに、軸受及びそのハウジングは熱ローラとポリ
マー被覆ローラの軸とによって区画される空間内に収ま
らなくてはならないことは明らかなので、ローラの直径
が軸受を選択するうえでの制約となる。軸受の負荷が大
きくなって、要求されるサイズの軸受の直径の計算値が
ローラ端部で利用できる空間より大きくなってしまう場
合には、冷却軸受を用いることによって軸受の負荷を低
減しなければならない。しかし、このようにすると、冷
媒を循環しかつ機械を冷却する必要があり、装置構造コ
ストが高くなる。軸受の冷媒循環システムは、製紙機械
の油循環システムに連結することもできるし、あるいは
光沢機に粘度のより高い潤滑油を用いることが可能な別
個の油循環システムを設けることもできる。
ラ軸を通過させる加熱油の加熱効果を除去するためにい
くつかの試みがなされている。オイルダクトの回りの開
空間によって空気ギャプを形成するが、この区間はロー
ラのオイル供給路及び還流路を囲んでおり、空気ギャプ
を換気するために周囲の空気と連通するように配置され
ている。しかしながら、空気ギャプの断熱能力は良好で
あることは認められているが、上記配置にはいくつかの
問題点がある。加熱オイルが該ギャプに漏れてそこでオ
イルの熱分解により油煙が発生したりオイル炭化を防止
するのが困難で空気ギャプを目詰まりを起こすというこ
とが最大の問題である。油煙が形成されると、空気ギャ
プは、工場ホール外部の排気部を有する換気ダクトある
いは排気ファンに連結しなければならない。このように
構成すると、油煙が発生することによる上記問題は解決
できるかもしれないが、空気ギャプの換気を行っても、
炭化を低減はしない。炭化がおこると、目詰まりをした
空気ギャプの断熱能力は劣化するので、空気ギャプによ
って得られる効果は予想された効果よりも小さくなる。
熱ローラの端部は複雑な油チャンネルシステムを有し、
オイルが空気ギャプに漏洩するのを防止するために該シ
ステムを密閉するのに非常に労力を要するので、炭化の
問題は解決するのが非常に難しい。
熱伝導性が低い材料から作製したブッシュあるいは皮膜
によって熱伝導を低減することが試みられた。用いられ
た皮膜材料は酸化ジルコニウムを含み断熱ブッシュはポ
リテトラフルオロエタン(PTFE)から作製られていた。断
熱ブッシュ及び皮膜はセラミック及びポリマー材料等の
種々の材料で作製することができることは明らかであ
る。このような断熱ブッシュ及び皮膜を作製することは
比較的簡単であり、該ブッシュ及び皮膜は加熱油チャン
ネルの回りに容易に適合させることができる。しかしな
がら、例えば、PTFEは空気の熱伝導率の10倍の熱
伝導率を有するので、固体材料から形成した断熱部では
十分良好な断熱性は得られない。用いられた断熱部は同
時に機械的負荷がかけられた状態で、300℃の温度に
耐えなくてはならないので、ローラ軸の構造を極めて複
雑にするという不利益なしには、従来からの断熱材料を
用いることはできないという欠点がある。
技術に比較して、優れた断熱能力を提供するとともに稼
働環境によって付与される応力に対して敏感に反応しな
い断熱組立体を得ることを目的する。本発明は、気密ギ
ャプを含む熱ローラ軸のオイルチャンネルの回りにブッ
シュ形状をした断熱エレメントを配置することを特徴と
する。
本発明の組立体は、ローラ軸内部に設けられ軸に加熱媒
体を通すための少なくとも1つの長手方向のチャンネル
を有し、ローラ軸から軸受への熱の伝達を低減し熱ロー
ラ軸の軸受への熱伝導を阻止し断熱をする組立体におい
て、第1の壁部が該長手方向チャンネルを囲うとともに
軸の外周部と長手方向チャンネルの間に配置されかつ軸
の長手方向の少なくとも該軸受の長さにわたって延在し
ており、かつ第2の壁部が第1の壁部と軸外周部との間
に配置されており、密閉されかつ該長手方向チャンネル
を囲うキャビティを該第1の壁部と一緒に区画している
ことを特徴とする。
ーラの軸内部に延びる加熱媒体のチャンネルの断熱を行
うものであって、閉止された第1の包状(エンクロージ
ャー:enclosure)表面部材と、該第1の包状表面部材か
ら所定の距離離反させた第2の閉止包状表面部材と、第
1の包状表面部材と第2の包状表面部材とを連結し第1
及び第2の包状表面部材と一緒に密閉されたキャビティ
を区画する部材とからなることを特徴とする。
られる。即ち、本発明によれば、非常に大きな断熱能力
が得られる。 最大の断熱能力が真空に排気した断熱キ
ャビティを有するブッシュによって発揮されるが、空
気、あるいは窒素等の適当な不活性ガス、あるいは他の
ガスによっても所定の要件は満たすいずれの固体断熱材
料よりも良好な断熱能力が付与される。気密溶接部材ブ
ッシュは必然的に溶接する間に溶接装置の真空チェンバ
ー内を支配する真空と等しい真空に保持されるので、本
発明の真空に排気したブッシュは、電子ビーム溶接装置
を用いることによって容易に作製することができる。同
様に、ガス充填型のブッシュも不活性ガス雰囲気中にお
いて例えばレーザ溶接を用いることによって作製するこ
とができる。
用いられている材料と同じ構造スチールとすることがで
き、ブッシュに十分な強度を有するよう作製することに
よって、組み立てる間あるいは使用中に損傷を受けにく
くすることも可能である。ブッシュは気密に密閉されて
いるので、その断熱能力は使用中に劣化することはな
い。
細に例示する。本出願は、図3に示す断熱エレメントを
使用する熱ローラの軸のための断熱組立体を記載するも
のである。第4図に示す断熱エレメントを使用する熱ロ
ーラのシェルのための別の断熱組立体が、本出願人が一
緒出願しともに係属している出願に記載されている。図
1から明らかなように、熱ローラは、これらの組立体を
両方組み合わせて用いる場合に好適に適合される。
2,3とを有する。従来、油がその代表的なものである
が、加熱媒体はローラの1端部のみからローラに通さ
れ、ローラから取り出される。図1に示す構造は、オイ
ル潤滑手段を備えるローラの上記供給端部を示す。熱ロ
ーラのシェル1は、壁厚型の中空シリンダーであって、
その袋状体にはオイルチャンネル4が設けられている。
端部部材は、端部フランジ2と軸3とからなる。ローラ
は、端部部材の軸3を軸受5によって支持することによ
って軸受に搭載される。軸3の中心には加熱オイルの供
給チャンネル6が設けられており、供給チャンネルをと
ってオイルが端部フランジ2に形成された半径方向に延
びるチャンネル8に導かれる。供給チャンネルは、軸の
端部に配置されたオイル支持手段によって端部フランジ
の中心のキャビティに支持されている。このオイル支持
手段は図示していない。加熱オイルは、これらの半径方
向のチャンネルを通ってシェル1の長手方向のチャンネ
ル4に導かれ、シェル内部でシェル1の対向端部に導か
れ、そこで上記チャンネル4と平行なチャンネル4を通
って還流させられる。ローラの供給端部で、加熱オイル
は半径方向に穿孔したチャンネル9により再度還流チャ
ンネル7に集められ、還流チャンネル7は、軸の中心に
配置され同軸状にオイル供給チャンネル6を囲うととも
にオイルを軸3の端部から排出し再加熱回路に送る働き
をする。ローラ中オイルの循環を別の方法でもできる
が、その場合ローラのシェル内の往路チャンネルと復路
チャンネルとを近接して交互に配置してもよく、各往路
流れチャンネルに対し2つの復路チャンネルを用いるか
あるいは他の配置のものを介して戻るようにしてもよ
い。同様に、種々の方法で軸3を介して端部フランジ2
内に加熱オイルを供給することができる。本発明は、オ
イル供給チャンネルシステムに関するものではないの
で、このようなことなった代替え方法のさらに詳細な記
載は省く。オイル供給チャンネル6には、放射チャンネ
ル8に通ずる孔が端部に設けられれおり、一方オイル還
流チャンネルには復路チャンネル9に通ずる孔が端部に
設けられている。
6を及び還流チャンネル7の周囲に設けられている。断
熱エレメント10は、加熱オイル還流チャンネル7の外
壁として機能する内側円筒ブッシュ11と断熱エレメン
トの端部部材13と一緒に密閉キャビティ14を区画す
る外側ブッシュ12とを有する。端部部材13は、真空
チェンバー内で電子ビーム溶接によってブッシュと11
と12の端部に接合される。断熱エレメント10の密閉
キャビティは、典型的には10Pa(1×10-4 bar) のオー
ダーである溶接装置の真空チェンバーの稼働中の真空状
態と同じ真空状態を維持する。この真空は、比較的高い
真空であり、このような真空で密閉されたキャビティに
は良好な断熱能力が付与される。該真空のレベルは、実
験室で使用するための排気したフラスコの真空レベルと
ほぼ等しく、飲食物を保存するための真空ビンの真空レ
ベルよりも高い。
に、軸3の端部から端部フランジ2に穿孔した放射状の
チャンネル8と9の直前まで延ている。従って、断熱エ
レメントのほぼ全長にわたって軸3をオイルチャンネル
を流れるオイルの熱から遮断している。それによって、
断熱エレメント10での軸を3に対する熱の伝導をエレ
メントの端部部材13に限って可能としている。端部部
材13は非常に小さい横断面を有するので、該端部部材
を介しての熱の流動速度は低く、従って、断熱エレメン
ト10に対し良好な断熱能力を付与するとともに軸受の
熱負荷を低いレベルに低減する。断熱エレメント10
は、軸の孔部に締め嵌めによって組まれる。該エレメン
トは、溶接あるいはたの適当な固定手段によって軸孔部
の適所に固定することができる。
15がローラ1のチャンネル4の端部に挿入されており、
紙ウェブ16がローラ上を走行している状態が図示され
ている。前述のもののほか、本発明は他の代案の実施態
様も含み得る。断熱エレメントは、電子ビーム溶接によ
って特に好適に製造することができ、その場合にはエレ
メントの内部は必然的に断熱能力の高い真空レベルに維
持される。排気した断熱エレメントの断熱能力をガス充
填型エレメントの断熱能力よりも本質的に優れたものと
するためには、エレメントの内部の真空度を1kPa未満、
好ましくは100kPa未満とすべきである。前述の製造上の
利点により、断熱エレメント内部の真空状態が溶接装置
の真空チェンバーの稼働真空度に等しい状態に容易に維
持できる。なお、ガス充填型の断熱エレメントによって
も比較的良好な断熱能力が得られる。このようなガス充
填型のエレメントは、不活性ガス雰囲気の中で例えばレ
ーザ溶接を行うことによって製造することができ、その
場合は、エレメント内部はガスで満たされたままとな
る。その場合、充填ガスは二酸化炭素、窒素、希ガス等
の不活性ガスとすることができる。しかしながら、本発
明の要旨は、特定の製造方法によって製造される製品に
限定されるものではない。
れることを意図しているので、エレメントの形状は円筒
形であることが好ましい。しかし、他の形も可能であ
り、事実、例えばエレメントを穿孔を有する軸の内表面
に係止するために部分的にテーパーをつけた形状を用い
ることもできる。断熱エレメントは、取り外し可能に軸
のオイルチャンネルを覆うべく取り付けることもできる
し、あるいはエレメントを例えば溶接によって軸の一体
化した部分として固定することもできる。エレメント
は、軸の端部の全長に渡って延在している必要は必ずし
もなく、むしろローラの構成上必要であれば、軸受の箇
所のみ断熱を行うようにしてもよい。
熱部材により、ローラ軸の軸受に対し、優れた断熱能力
が得られるとともに稼働環境によって付与される応力に
対して敏感には反応しないという効果を有する。
つ本発明の断熱組立体を組み込んだ熱ローラの半分を断
面で示す側面図である。
図である。
細な横断側面図である。
の詳細な横断側面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 ローラの軸(3) の内部に設けられ軸(3)
に加熱媒体を通すための少なくとも1つの長手方向のチ
ャンネル(6, 7)を有し、ローラの軸(3) から軸受(5) へ
の熱の伝達を低減し熱ローラ軸の軸受への熱伝導を低減
する組立体において、第1の壁部(11)が軸の外周部と長
手方向チャンネル(6, 7)の間に配置され該長手方向のチ
ャンネル(6, 7)を囲うとともに軸(3) の長手方向の少な
くとも該軸受(5) の長さにわたって延在しており、かつ
第2の壁部(12)が第1の壁部(11)と軸(3) の外周部との
間に配置されており、密閉されかつ該長手方向のチャン
ネル(6, 7)を囲うキャビティ(14)を該第1の壁部(11)と
一緒に区画することを特徴とする組立体。 - 【請求項2】 シェル(1) とシェル(1) の端部に取付け
た端部部材(2, 3)を有し、その端部部材の少なくとも1
方の端部部材には軸(3) の前記チャンネル(6, 7)からロ
ーラのシェル(1) に形成されたチャンネル(4) に延在す
る放射方向に伸びる孔部(8, 9)が設けられているフラン
ジ部を有し、前記第1の壁(11)と前記第2の壁(12)とに
よって区画されるキャビティ(14)が軸(3) の端部及び半
径方向孔部(8, 9)の領域まで延在していることを特徴と
する請求項1記載の熱ローラ用熱伝導低減組立体。 - 【請求項3】 前記第1の壁(11)と前記第2の壁(12)に
よって区画される前記キャビティ(14)が、円筒状の中空
シェル形状を有することを特徴とする上記請求項いずれ
かに記載の熱ローラ用熱伝導低減組立体。 - 【請求項4】 前記軸(3) 内に延在するチャンネル(6,
7)が、円形の横断面を有する2個のチャンネル(6, 7)と
からなり、前記第1の壁(11)は外側チャンネル(7) の外
壁を形成していることを特徴とする上記請求項いずれか
に記載の熱ローラ用熱伝導低減組立体。 - 【請求項5】 熱ローラの軸(3) 内部に延びる加熱媒体
のチャンネルの断熱を行う断熱エレメント(10)であっ
て、閉止された第1の包状表面部材(11)と、該第1の包
状表面部材(11)から所定の距離離間させた第2の閉止包
状表面部材(12)と、第1の包状表面部材(11)と第2の包
状表面部材(12)とを連結し第1及び第2の包状表面部材
(11, 12)と一緒に密閉されたキャビティ(14)を区画する
エレメント(13)とからなることを特徴とする。 - 【請求項6】 前記第1の包状表面部材(11)と前記第2
の包状表面部材(12)によって区画される前記キャビティ
(14)が、その長手方向の軸芯に関して回転対称のエレメ
ントであることを特徴とする請求項5に記載の断熱エレ
メント。 - 【請求項7】 前記密閉キャビティ(14)内の絶対圧力が
1kPa未満であり、好ましくは100Pa未満であることを
特徴とする請求項5又は6に記載の断熱エレメント。 - 【請求項8】 前記密閉キャビティ(14)内の絶対圧力が
約10Pa未満であることを特徴とする請求項5又は6に記
載の断熱エレメント。 - 【請求項9】 前記密閉キャビティ(14)内の絶対圧力が
充填ガスの圧力であることを特徴とする請求項5又は6
に記載の断熱エレメント。 - 【請求項10】 前記密閉キャビティ(14)内の絶対圧力
が不活性ガスの圧力であることを特徴とする請求項5又
は6に記載の断熱エレメント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI934635 | 1993-10-20 | ||
FI934635A FI100200B (fi) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | Termotelan akselin eristyssovitelma ja eristyskappale |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0835517A true JPH0835517A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=8538810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25551594A Pending JPH0835517A (ja) | 1993-10-20 | 1994-10-20 | 熱ローラ軸用断熱組立体及び断熱部材 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0835517A (ja) |
AT (1) | AT297U1 (ja) |
DE (1) | DE9416865U1 (ja) |
FI (1) | FI100200B (ja) |
SE (1) | SE512375C2 (ja) |
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