JPH0835295A - 棟飾り - Google Patents
棟飾りInfo
- Publication number
- JPH0835295A JPH0835295A JP16973294A JP16973294A JPH0835295A JP H0835295 A JPH0835295 A JP H0835295A JP 16973294 A JP16973294 A JP 16973294A JP 16973294 A JP16973294 A JP 16973294A JP H0835295 A JPH0835295 A JP H0835295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- roof
- plate
- main body
- rain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は家屋内への雨の侵入を確実に防止し
得る棟飾りを提供することを目的とする。 【構成】 天上板１と換気窓11を穿設した左右側板２と
で棟飾り本体３を形成し、この棟飾り本体３の左右側板
２の下部に屋根４の棟に載置する左右の取付板５を付設
し、この左右の取付板５の左右側板２に対する角度を屋
根勾配に合わせて可変し得るように構成し、棟飾り本体
３の少なくとも片側の端部開口を閉塞蓋板７で閉塞し、
この閉塞蓋板７に∧状の屋根勾配表示８を形成し、天上
板１の裏面に重合板19を止着し、この重合板19に左右側
板２の換気窓11に対して所定の間隙を介存せしめて雨雪
侵入防止板17を垂下せしめたものである。
得る棟飾りを提供することを目的とする。 【構成】 天上板１と換気窓11を穿設した左右側板２と
で棟飾り本体３を形成し、この棟飾り本体３の左右側板
２の下部に屋根４の棟に載置する左右の取付板５を付設
し、この左右の取付板５の左右側板２に対する角度を屋
根勾配に合わせて可変し得るように構成し、棟飾り本体
３の少なくとも片側の端部開口を閉塞蓋板７で閉塞し、
この閉塞蓋板７に∧状の屋根勾配表示８を形成し、天上
板１の裏面に重合板19を止着し、この重合板19に左右側
板２の換気窓11に対して所定の間隙を介存せしめて雨雪
侵入防止板17を垂下せしめたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の棟に付設する棟
飾りに関するものである。
飾りに関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は実開平２−１５０３１６号として任意の勾配の屋根に
付設し得る棟飾り(以下従来例という。)を提案してい
る。
は実開平２−１５０３１６号として任意の勾配の屋根に
付設し得る棟飾り(以下従来例という。)を提案してい
る。
【０００３】しかし、種々試してみたところ、この従来
例は未だ雨，雪の家屋内への侵入が完全に防止されてい
ないという欠点があることを確認した。本発明はこの欠
点を解決した棟飾りを提供するものである。
例は未だ雨，雪の家屋内への侵入が完全に防止されてい
ないという欠点があることを確認した。本発明はこの欠
点を解決した棟飾りを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００５】天上板１と換気窓11を穿設した左右側板２
とで棟飾り本体３を形成し、この棟飾り本体３の左右側
板２の下部に屋根４の棟に載置する左右の取付板５を付
設し、この左右の取付板５の左右側板２に対する角度を
屋根勾配に合わせて可変し得るように構成し、棟飾り本
体３の少なくとも片側の端部開口を閉塞蓋板７で閉塞
し、この閉塞蓋板７に∧状の屋根勾配表示８を形成し、
天上板１の裏面に重合板19を止着し、この重合板19に左
右側板２の換気窓11に対して所定の間隙を介存せしめて
雨雪侵入防止板17を垂下せしめたことを特徴とする棟飾
りに係るものである。
とで棟飾り本体３を形成し、この棟飾り本体３の左右側
板２の下部に屋根４の棟に載置する左右の取付板５を付
設し、この左右の取付板５の左右側板２に対する角度を
屋根勾配に合わせて可変し得るように構成し、棟飾り本
体３の少なくとも片側の端部開口を閉塞蓋板７で閉塞
し、この閉塞蓋板７に∧状の屋根勾配表示８を形成し、
天上板１の裏面に重合板19を止着し、この重合板19に左
右側板２の換気窓11に対して所定の間隙を介存せしめて
雨雪侵入防止板17を垂下せしめたことを特徴とする棟飾
りに係るものである。
【０００６】
【作用】取付板５の左右側板２に対する角度を屋根勾配
に合致させ、取付板５を屋根４の棟に載置し、該棟飾り
本体３を屋根４の棟に付設する。
に合致させ、取付板５を屋根４の棟に載置し、該棟飾り
本体３を屋根４の棟に付設する。
【０００７】この際、閉塞蓋板７に形成された∧状の屋
根勾配表示８の中から棟飾り本体３を付設する屋根４の
勾配に合致する屋根勾配表示８を選択し、該屋根勾配表
示８の頂点まで切開し、該切開部を押し開いて屋根勾配
に合致する折曲鍔片９を有する開口部28を形成し、この
状態で屋根４の棟に棟飾り本体３を載置すると、屋根４
の勾配に合致する折曲鍔片９が棟に当接する為、棟との
間に隙間が生じない状態で棟飾り本体３は棟に付設さ
れ、雨雪の侵入は生じない。
根勾配表示８の中から棟飾り本体３を付設する屋根４の
勾配に合致する屋根勾配表示８を選択し、該屋根勾配表
示８の頂点まで切開し、該切開部を押し開いて屋根勾配
に合致する折曲鍔片９を有する開口部28を形成し、この
状態で屋根４の棟に棟飾り本体３を載置すると、屋根４
の勾配に合致する折曲鍔片９が棟に当接する為、棟との
間に隙間が生じない状態で棟飾り本体３は棟に付設さ
れ、雨雪の侵入は生じない。
【０００８】換気窓11の内側には所定の間隙を介存せし
めて垂下される雨雪侵入防止板17が存する為、棟飾り本
体３内に雨，雪が侵入しない。
めて垂下される雨雪侵入防止板17が存する為、棟飾り本
体３内に雨，雪が侵入しない。
【０００９】
【実施例】図面の本実施例は左右側板２に複数の雨雪侵
入防止鍔10付換気窓11を穿設し、棟飾り本体３内に天上
板１の頂部へ向けて２枚の雨水滴下板12を斜設し、雨水
滴下板12の先端を上方に折曲して立上片13を形成し、こ
の立上片13の頂部に外方へ向けて折曲形成した換気長窓
11からの雨，雪の吹き込みを防止する為の雨雪吹き込み
防止板27を形成した場合を図示している。
入防止鍔10付換気窓11を穿設し、棟飾り本体３内に天上
板１の頂部へ向けて２枚の雨水滴下板12を斜設し、雨水
滴下板12の先端を上方に折曲して立上片13を形成し、こ
の立上片13の頂部に外方へ向けて折曲形成した換気長窓
11からの雨，雪の吹き込みを防止する為の雨雪吹き込み
防止板27を形成した場合を図示している。
【００１０】対向する２枚の立上片13により形成される
上部開口部には家屋内に虫等の侵入を防ぐメッシュ14が
被嵌されている。
上部開口部には家屋内に虫等の侵入を防ぐメッシュ14が
被嵌されている。
【００１１】更に、天上板１の内面には重合板19がリベ
ット20により止着され、この重合板19には、換気長窓11
に対して所定の間隙を介存せしめて対設される雨雪侵入
防止板17が垂下されている。この重合板19により換気窓
11からの雨，雪の家屋内への侵入が防止される。また、
この雨雪侵入防止板17は、棟飾り本体３と相似形状の板
材（雨雪侵入防止板17と重合板19）を天上板１の裏面に
付設するだけであるからこの雨雪侵入防止板17の付設は
非常に簡単に行えることになる。この雨雪侵入防止板17
と前記雨雪吹き込み防止板27、更に雨雪侵入防止鍔10と
により、家屋内への雨，雪等の侵入が完全に防止され
る。
ット20により止着され、この重合板19には、換気長窓11
に対して所定の間隙を介存せしめて対設される雨雪侵入
防止板17が垂下されている。この重合板19により換気窓
11からの雨，雪の家屋内への侵入が防止される。また、
この雨雪侵入防止板17は、棟飾り本体３と相似形状の板
材（雨雪侵入防止板17と重合板19）を天上板１の裏面に
付設するだけであるからこの雨雪侵入防止板17の付設は
非常に簡単に行えることになる。この雨雪侵入防止板17
と前記雨雪吹き込み防止板27、更に雨雪侵入防止鍔10と
により、家屋内への雨，雪等の侵入が完全に防止され
る。
【００１２】図中符号15は止桟、16はメッシュ止桟であ
る。
る。
【００１３】また、本実施例は左右側板２の下縁と取付
板５とを蝶番18を用いて枢着し、取付板５の左右側板２
に対する角度を任意に可変し得るように構成した角度可
変機構６を採用した場合である。
板５とを蝶番18を用いて枢着し、取付板５の左右側板２
に対する角度を任意に可変し得るように構成した角度可
変機構６を採用した場合である。
【００１４】図中号21は雨水侵入防止折り返し部、22は
補強凸条である。
補強凸条である。
【００１５】また、本実施例は棟飾り本体３の閉塞蓋板
７の表面に屋根勾配表示８として４本の∧状勾配切り込
み凹条８'をを形成した場合を図示した場合である。
７の表面に屋根勾配表示８として４本の∧状勾配切り込
み凹条８'をを形成した場合を図示した場合である。
【００１６】本実施例を付設する屋根４の勾配に合致す
る∧状勾配切り込み凹条８'を選択し、∧状勾配切り込
み凹条８'の頂点まで閉塞蓋板７を鋏などで切り込んで
左右２枚の折曲鍔片９を形成し、各々の折曲鍔片９を∧
状勾配切り込み凹条８'を境にして閉塞蓋板７面に対し
て略直角に外側へ折曲することで閉塞蓋板７に、付設す
る屋根４の屋根勾配に合致する開口縁を有する開口部28
を形成する。
る∧状勾配切り込み凹条８'を選択し、∧状勾配切り込
み凹条８'の頂点まで閉塞蓋板７を鋏などで切り込んで
左右２枚の折曲鍔片９を形成し、各々の折曲鍔片９を∧
状勾配切り込み凹条８'を境にして閉塞蓋板７面に対し
て略直角に外側へ折曲することで閉塞蓋板７に、付設す
る屋根４の屋根勾配に合致する開口縁を有する開口部28
を形成する。
【００１７】従って、閉塞蓋板７に屋根勾配に適合する
折曲鍔片９が形成され、取付板５の傾斜角度も屋根勾配
に合致せしめることができるから、本実施例は屋根４の
棟との間に隙間のない状態で確実に適合付設し得ること
になる。
折曲鍔片９が形成され、取付板５の傾斜角度も屋根勾配
に合致せしめることができるから、本実施例は屋根４の
棟との間に隙間のない状態で確実に適合付設し得ること
になる。
【００１８】図中符号23は樌、24は止鋲、25はたる木、
26は棟木、29は鬼飾り、30は取付板５を止める止め桟で
ある。
26は棟木、29は鬼飾り、30は取付板５を止める止め桟で
ある。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、ど
んな勾配の屋根の棟にも簡単且つ容易に付設でき、且つ
雨，雪が内部に侵入しない棟飾りとなる。
んな勾配の屋根の棟にも簡単且つ容易に付設でき、且つ
雨，雪が内部に侵入しない棟飾りとなる。
【図１】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図２】本実施例の分解斜視図である。
【図３】本実施例の使用状態を示す断面図である。
【図４】本実施例の斜視図である。
【図５】本実施例の閉塞蓋板の使用状態を示す斜視図で
ある。
ある。
１ 天上板 ２ 左右側板 ３ 棟飾り本体 ４ 屋根 ５ 取付板 ７ 閉塞蓋板 ８ 屋根勾配表示 11 換気窓 17 雨雪侵入防止板 19 重合板
Claims (1)
- 【請求項１】 天上板と換気窓を穿設した左右側板とで
棟飾り本体を形成し、この棟飾り本体の左右側板の下部
に屋根の棟に載置する左右の取付板を付設し、この左右
の取付板の左右側板に対する角度を屋根勾配に合わせて
可変し得るように構成し、棟飾り本体の少なくとも片側
の端部開口を閉塞蓋板で閉塞し、この閉塞蓋板に∧状の
屋根勾配表示を形成し、天上板の裏面に重合板を止着
し、この重合板に左右側板の換気窓に対して所定の間隙
を介存せしめて雨雪侵入防止板を垂下せしめたことを特
徴とする棟飾り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16973294A JP2670602B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 棟飾り |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16973294A JP2670602B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 棟飾り |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835295A true JPH0835295A (ja) | 1996-02-06 |
| JP2670602B2 JP2670602B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=15891829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16973294A Expired - Fee Related JP2670602B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 棟飾り |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2670602B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16973294A patent/JP2670602B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2670602B2 (ja) | 1997-10-29 |
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