JPH0834979A - サスペンジョンの分離システム - Google Patents

サスペンジョンの分離システム

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JPH0834979A
JPH0834979A JP6256005A JP25600594A JPH0834979A JP H0834979 A JPH0834979 A JP H0834979A JP 6256005 A JP6256005 A JP 6256005A JP 25600594 A JP25600594 A JP 25600594A JP H0834979 A JPH0834979 A JP H0834979A
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cyclone
separator
riser
fluid
catalyst
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JP6256005A
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Jose M Fusco
モザート フスコ ホセ
Jose Geraldo F Ramos
ゲラルド フルタド ラモス ホセ
Valmor N Vieira
ネベス ビエイラ バルモア
Eduardo Cardoso De Melo Guerra
カルドソ デ メロ グエラ エドゥアルド
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Petroleo Brasileiro SA Petrobras
Original Assignee
Petroleo Brasileiro SA Petrobras
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/14Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 触媒粒子と反応済み炭化水素混合物とのサス
ペンジョンの分離システムと接触分解プロセスとを提供
すること。 【構成】 非限定式サイクロン分離装置が立上り管(ラ
イザー)に直接接続する、接触分解プロセスにおける触
媒粒子と炭化水素反応済み混合物とのサスペンジョンの
分離系において、通常の第1サイクロン(8)に同心管
(6、7、30、31、40、41)によって直接接続
したディプレッグレスサイクロン(4)を含み、前記サ
イクロン(4)が下部口(19)によって下方に開き、
同心管(6、7、30、31、40、41)の周囲の環
状スペースによって上方に開き、各開口が大容積の分離
器(21)に直接連通する前記分離システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスから固体を分離す
るシステムと、高沸点炭化水素の添加の有無に拘わら
ず、炭化水素供給原料の接触分解プロセスとに関する。
さらに詳しくは、本発明は反応済み炭化水素混合物から
接触分解プロセスにおける触媒サスペンジョン(sus
pension:懸濁物)からの粒子を分離するシステ
ムに関する。このシステムの新規で画期的な概念は粒状
(particulated)サスペンジョンのガス相
のより効果的な分離を可能にする。本発明はまた、この
ようなシステムの操作と、このような系に基づく新規な
流動接触分解プロセス(FCC)にも関する。
【0002】
【従来の技術】流動接触分解プロセス(FCC)では、
その目的は高沸点炭化水素を例えば液化石油ガスのよう
な軽炭化水素留分に転化することである。FCCに用い
る触媒は非常に微細な粉末であり、その粒子はスチーム
又は空気中で流動化されると液体と同様に作用する。流
動化FCC触媒は反応帯と再生帯との間を連続的に循環
する。これらの最初の帯では、分解反応と共に、触媒の
表面に炭素質付着物(コークス)が形成され、触媒の活
性と選択性とを低下させる。第2帯では、このような付
着物が空気中で燃焼されることによって、このような付
着物の除去が行われ、触媒の活性と選択性とが再び高く
なる。触媒はまた、再生帯から反応帯への熱の転移のた
めの媒体としても作用する。
【0003】高い反応温度の使用及び立上り管(ris
er:ライザー)反応器内での短い滞留時間による分解
と共に、ゼオライト、特に超安定性ゼオライトを含む接
触分解触媒が紹介されるや否や、このようなゼオライト
触媒の高い活性と選択性との利用を可能にする方法を開
発する、新しい分野が出現した。通常の方法は、分解反
応が行われる立上り管中への炭化水素小滴の吹込みと共
に、高温サスペンジョンとしての触媒混合物を供給する
ことから成る。反応混合物の滞留時間は485℃を越え
る反応温度において0.5〜8秒間である。分解反応に
関して上述したように、触媒の表面に有害な炭素質付着
物(コークス)が発生して、これが活性と選択性とを低
下させる。
【0004】立上り管通過後に、コークス付着(cok
ed)触媒粒子を分解済み炭化水素サスペンジョンから
迅速に分離することが、過分解(overcracki
ng)として知られる副反応の発生を惹起する、ガスと
粒子相との長時間の(lengthy)触媒を避けるた
めに特に望ましい。例えばガソリンのような不活性な
(noble)生成物を発熱性(heating)ガ
ス、コークス及び液化ガス(LPG)の留分に転化させ
る、このような好ましくない過分解反応は、本質的に熱
によってもたらされ、反応済み混合物のガス相と触媒の
粒状固体相との長時間の接触時間のために或いは単に、
反応済み混合物のガス相の分離帯での高温における長す
ぎる耐久性のために生ずる。
【0005】通常の方法では、立上り管からの触媒と分
解済み炭化水素とのサスペンジョンを、一般に下向きジ
ェット(descending jet)として、分離
器(separating vessel)中に供給
し、そこで触媒の大部分が重力によって分離される。触
媒の一部を同伴(entraining)するストリッ
ピング用流体中の分解済み炭化水素は分離器の上部中に
流入し、そこでサイクロン分離器が粒子相を分離し、最
終的にガス相が生成物留分系(fractioning
system)に進行する。サイクロンのディプレッ
グ(dipleg)の基部(base)と外部環境との
圧力が等しくなった後に、サイクロン中で分離された触
媒はサイクロンのディプレッグ中に落下し、緻密な固体
カラムになり、ストリッパー中に流入する。この周知の
操作下で、サイクロン内部の圧力は常に圧力容器におけ
るよりも低く、サイクロンディプレッグは、ストリッパ
ーの流動触媒床中への浸漬か又はその底端部に配置され
たある種の封止弁の使用によって、封止されなければな
らない。分離器の底部(lower part)におい
て、消費された流動床触媒が付着し、ストリッピング流
体と共にストリップされる。
【0006】このストリッピングプロセスは粒内又は粒
間スペースを占める反応済みガス相を除去し、若干の吸
着された重炭化水素をも除去し、それによって同重炭化
水素が再生器に運ばれるのを阻止して、再生器の温度を
大きく上昇させる同重炭化水素の不必要な燃焼を回避す
る。
【0007】FCCプロセスのこの通常の実施方法で
は、立上り管端部、固体の分離室、サイクロン分離器と
それらの各ディプレッグを備えるために分離器のサイズ
が大きく、大きい容積と、そのためのこのような分離器
内での反応済みガス相の長すぎる滞留時間とを生じ、さ
らにそれに起因する上記有害な影響を生ずる。他方で
は、非常に大きいスペースは利点でもある;例えば、こ
のような研究に従事した人は、立上り管が均一に作用せ
ず、例えば炭化水素供給原料に伴うエアーポケットの同
伴によるような、ユニットの操作の変化によってもたら
される、圧力、触媒質量流量及び体積流量の2〜20倍
程度の急激な上昇が起こりうることを周知であるが、こ
のような変動は分離器内の大きい空間度(great
amountof room)によって容易に吸収され
て、留分系中への触媒の同伴のような、好ましくない結
果を生ずることがない。
【0008】処理済みガスと粒状固体段階との長時間の
接触又は単に前記反応済みガス相の分離器内での滞留に
よってもたらされる、立上り管通過後の過分解によって
生ずる反応を最小にするために、種々の方法及び手段が
既に示唆されている。これらの中で最も効果的な方法の
一つは、サイクロン分離器に直接結合した立上り管とい
う概念に基づく“閉鎖サイクロン”系として一般に知ら
れる系である。このようなラインに沿って、現在の最先
端技術で幾つかの代替え方法が提案されている。
【0009】ラリーダブリュ.クルース(Larry
W.Kruse)の米国特許第5171423号明細書
は、バッフル付き下部室とストリッピング用流体注入装
置とを備え、若干の粒子を含む反応済みガス相サスペン
ジョンを分離器に供給し、この分離器ではサイクロンが
同伴された固体を通常のやり方で最終的に分離する、大
きいサイズの外部サイクロン分離器を述べている。分離
器中に回収された固体はこのような目的のための管路に
よってサイクロン分離器に流入する。このような外部サ
イクロン分離器は、分離器に導入される固体装入量(c
harge)の方を抑制し、同時にストリッピングプロ
セスを開始することを意味する。この発明者は、この配
置が立上り管の不連続操作の影響を最小にするために特
に有用であると述べている。この発明を実施するための
好ましい配置では、温度を低下させ、過分解の効果を最
小にするために、分離器に供給される反応済みガス流を
炭化水素の低温流によって急冷する。
【0010】ウェスレイ エイ.パーカー(Wesle
y A.Parker)等の米国特許第4455220
号明細書は、うず安定装置(vortex stabi
lizer)と、ストリッピング用流体の注入のための
下部室とを内部に備えたサイクロン分離器を述べてい
る。この分離器では、触媒、炭化水素及びストリッピン
グ用流体がサイクロン内部を完全に通過する。うず破壊
及び停止装置は、サイクロン底部へのストリッピング用
流体の侵入によって惹起される回収粒子のドラッギング
(dragging)の効果を減ずることを意味する。
ティ.ガウシール(T.Gauthier)のヨーロッ
パ特許第0545771号明細書は上記装置に非常に似
た装置を述べている。その違いはサイクロン分離器のガ
ス排出流が下方に流れ、供給ガスと放出ガスとが平行に
流れることができることにある。
【0011】シャッツ(Schatz)、エイ.ウィル
ヘルム(A.Wilhelm)の米国特許第45812
05号明細書はサイクロンと立上り管との間への小容器
の適用を述べており、この小容器は立上り管の不安定な
操作に起因する圧力と流量の急激な変動(surge)
を調節することを意味する。分離器に適合する、この小
容器はその底部において触媒をストリップするための流
体注入を備える。小容器を立上り管に結合させる管、小
容器自体の管及びサイクロンの管における側面窓(si
de window)はガスの突然の膨張の処理を可能
にする。これらの窓の頂部はヒンジ(hinged)に
よって作動し、窓を開放して、圧力を弛緩させることが
できる。炭化水素とストリップ用流体との流れは若干の
触媒と共に、小容器からサイクロン中に流れる。分離し
た触媒は逆止め弁を備えたサイクロンのディプレッグに
沿って流れ、ガスは分別系中に流入する。
【0012】ハッダド(Haddad)、ジェームス
エッチ.(James H.)等の米国特許第4502
947号明細書は、立上り管と、第1及び第2段階サイ
クロンとに直接結合したサイクロン分離器を提供する。
同心管(concentric pipes)が立上り
管サイクロンのガス排出口を第1段階サイクロン供給口
に結合させる。ストリッピング用スチームは若干の同伴
触媒と共に同心管の間の環状スペース中に流入する。こ
の好ましい配置では、立上り管サイクロン レッグ(l
eg)とライイング(lying)の底端部の直径より
も大きい直径のポットがサイクロンの包囲と、その中に
集められた触媒のそれからのオーバーフローを可能にす
る。同心管を組み立てて、整列させると、環状スペース
内にストリッピング用スチームが流れるための若干の空
間を残すことによって、該環状スペース内に種々な種類
の充填材(filler)が入ることが示唆される。
【0013】米国特許第4623446号明細書中に述
べられている、この装置(appliance)の他の
配置は、立上り管サイクロン レッグ内のシーリングポ
ット(sealing pot)を除去し、それによっ
てストリッピング用スチームがそれを通って流れること
を可能にし、立上り管サイクロンを第1段階サイクロン
に結合させる同心管が不要になる。立上り管サイクロン
レッグのサイズは0.03〜0.30m/秒の速度で
操作するための大きさであり、これはサイクロン中への
触媒同伴を最小にして、効率低下を阻止するために充分
である。
【0014】カム(Kam)、アントニー ユクーイイ
ム(Anthony Yuk−Yim)等の米国特許第
4588558号明細書は、立上り管を立上り管サイク
ロンに結合させる管とサイクロン第1段階への中間結合
管(inter connecting pipe)と
にヒンジ式(hinged)窓を設けることによって、
圧力の急激な上昇を処理する代替え方法を提供する。サ
イクロン ディプレッグにはヒンジ式逆止め弁を備え
る。サイクロン結合の上流の立上り管中の窓は、ストリ
ッピング用スチームが分離器から分別系中に流れるため
の通路を提供する。
【0015】ヴァン デン アッカー(Van den
Akker)、ヘンドリックスイー.エイ.(Hen
drikus E.A.)等の米国特許第496186
3号明細書は、サイクロンと立上り管との間の、このよ
うな装置の軸が相互に直角になるような、代替え配置を
提供する。従って、サイクロンの曲面は立上り管の開放
上端部に接して存在する。この装置は固体の流動のため
に密閉されたディプレッグと、ガス相の流動のための、
サイクロンと同軸上に横たわる少なくとも1個の管とを
備える。ストリッピング用スチームはサイクロン中、デ
ィプレッグの上端部中に注入され、ディプレッグは粒子
相を排出させる。
【0016】FCCプロセスにおいて過分解反応を最小
にする方向への進歩がなされたが、それにも拘わらず、
上記の全ての“閉鎖サイクロン”系代替え手段では、分
離された固体相の閉じ込めを特徴とするサイクロン分離
装置のみが立上り管排出口サイクロン分離段階に提供さ
れているにすぎない。場合によっては、サイクロン分離
器は、回収された多量の固体を密閉流動(enclos
ed flow)させるためのディプレッグ、及び立上
り管サイクロン内へのストリッピング用流体の流入とそ
の結果の触媒粒子の再同伴とによって生ずる立上り管サ
イクロンの効率低下を避けるために前記レッグの下部を
密閉する同様な手段を備える。
【0017】他の場合には、サイクロンがストリッピン
グ室を包囲する容器であり、この中で分離とストリッピ
ングの両方が行われ、サイクロン分離器内で既知の回収
効率の低下が生ずる。閉鎖サイクロン分離器の使用は、
分離器の効率を低下させ、そのために触媒サスペンジョ
ンと反応するガス相の同伴(entrainment)
による好ましくない過分解反応を生じさせる、立上り管
の不安定な操作を処理することを困難にし、更に、生成
物留分系とその補助装置への重度な触媒損失を生じさせ
る同不安定な操作についても同様である。
【0018】この欠点を解消しようと試みて、ファーン
スワース(Farnsworth)、カール ディ.
(Carl D.)の米国特許第4478708号明細
書は、立上り管からのサスペンジョン中粒子の流出物
が、その下部が開放し、その上部が密閉半径方向路(e
nclosed radial path)によって該
立上り管に周辺において結合した円筒帯によって分離さ
れ、該密閉半径方向路が前記円筒帯に接線方向において
結合し、前記円筒帯がその上端部において小直径共軸管
(Small diameter coaxial p
ipe)を除いて閉鎖され、前記共軸管に沿ってガスが
抽出される方法を提供する。固体は該円筒帯の開放部か
ら放出される。分離は遠心作用によって行われ;円筒帯
への密閉供給路は遠心分離を開始/進行させるために水
平に湾曲することができる。
【0019】再び、ファーンスワースの米国特許第46
66586号明細書は最初の方法と同様な、もう一つの
方法を提供する、この方法によると、逆カップ状の形状
の単一帯において分離が行われる。これらの方法と前記
方法との主な相違は、ディプレッグによって回収される
固体を閉じ込める必要がもはやないように考えられた、
サイクロン分離装置の立上り管への直接結合にある、す
なわち、サイクロンはディプレッグを備えない非限定式
サイクロンであり、その底部の半分は分離器に対して直
接開き、それによってこのサイクロンは立上り管の操作
の不連続性を吸収するために分離器の大きい容積を利用
する。
【0020】ファーンスワースによって考案された非限
定式(non−confining)サイクロンは、通
常の閉鎖サイクロン系に見られる立上り管の不安定な操
作の制御という問題の処理を助けるが、ストリッピング
用ガスの全てが上方に、粒子流に逆らってサイクロンを
通過しなければならないという事実によって重大な欠点
を有し、この欠点のためにこのような粒子が再同伴され
て、その結果、効率が低下する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】FCCプロセス(既に
使用中のFCCプロセスであっても)への使用を特に意
図し、このようなシステム(system:系)に適し
た、オリジナルで、新規な、低コストの概念から成る、
新しい分離系をここに提供する。この系の主な新規性
は、サイクロン分離装置が立上り管に直接接続し、下部
と上部の両方において同時に分離器に直接開放する、デ
ィプレッグを有さないサイクロンを含むことにあり、こ
れによって、この装置はかなり効果的な分離を達成し、
活性と選択性とが低下した触媒粒子サスペンジョンから
の反応済みガス相の迅速な分離に起因する利得と、立上
り管の不安定な操作の処理による利得とを保持する。こ
のような分離系の使用によって達成される、新規なプロ
セスをここに述べるが、特にプロセス変数の制御に関し
て、技術的に詳しく説明する。
【0022】当業者が本発明の利点をより良く理解でき
るように、図面を添付する。図1は流体接触分解プロセ
スに用いられ、本発明による系を構成する1方法である
分離器の側面図である。図2と3及び図4と5は、本発
明による装置の上部である結合管を他の分離の第1段階
に集成する方法の、それぞれ側面図と横断面図とであ
る。図6と7は本発明による系の他の代替え系を表す。
本明細書の一部である図面は本発明を限定するものでは
なく、本発明を説明し、本発明の理解を容易にすること
を意図するにすぎない。それ故、ここに説明する装置の
範囲内でなされる応用又は変更は本発明に包含されると
みなすべきである。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1を一瞥すると、本発
明による系が、立上り管(ライザー:(2))に直接結
合し、主要サイクロン(8)に同心管(6、7)によっ
て直接結合したディプレッグレス(diplegles
s)サイクロン(4)から成ること、及び本発明による
系が高沸点炭化水素を添加した又はしない炭化水素の流
動接触分解プロセス(FCC)に関連することが分か
る。このプロセスは小滴状の炭化水素の噴霧装入量(s
prayed charge)を接触分解帯(1)で加
熱された触媒粒子サスペンジョンと共に密接に混合し;
立上り管(2)内での上記装入量の分解を続け;触媒粒
子と分解済み炭化水素とのかなり富化した(consi
derably rich)サスペンジョンを、立上り
管(2)に直接結合した方形横断面管(3)によって、
本発明による分離装置中に直接供給し;ディプレッグレ
スサイクロン(4)内の粒子相からガスを迅速に分離
し;若干の触媒を含むガス流を第1サイクロン(8)内
で後に分離するために同心管(6、7)によって供給
し;次に、連結管(connection)(9)によ
って第2サイクロン(10)に供給し;そこから、実質
的に触媒粒子を含まないガス流が分離器(21)の排出
管(11)に沿って分別系に流入する工程を含む。
【0024】サイクロン(4、8、10)によって分離
される触媒の全ては分離器(21)の底部に存在する小
直径容器(5)に回収され、そこから再生帯(図示せ
ず)に流入する。前記分離器では、触媒の下向き流にス
トリッピング用流体を向流で注入することによって、炭
化水素ガス相は粒間及び粒内ストリッピングにより除去
され(ストリップされ)、若干の重炭化水素の一部が吸
着される。好ましい形式では、ストリッピング用流体の
全てがストリップされた物質と共に、口(19)からデ
ィプレッグレス サイクロン(4)に循環する分解済み
炭化水素流に合流する。第1サイクロン(8)と第2サ
イクロン(10)の両方で分離され、レッグ(15、1
6)に回収された触媒は固体カラムを形成し、系内での
平衡のために必要な圧力に達した後に逆止め弁(17、
18)を通って流出する。
【0025】パージ流体注入装置(12、13)によっ
て、分離器(21)の停滞部分のパージを実施する。最
も適した方法は、このようなパージ流体の一部を同心管
(6、7)の間の環状スペース中に供給し、残りの部分
をストリッピング用流体と共に、ディプレッグレス サ
イクロン(4)の口(19)から流出する固体に対して
向流で供給することである。本発明では、分離器(2
1)の内部からサイクロン(4)の内部へ口(19)を
通して流入する物質は、排出管(11)に沿って流れる
全量の0.1〜20%を成す。残りの物質は分離器の内
部から同心管(6、7)の間の環状スペースによって流
出する。
【0026】本発明を実施するための代替え手段は、必
要に応じて、ディプレッグレス サイクロン(4)の下
部口(19)から粒子と反応済み混合物とのサスペンジ
ョンを抽出することである。これは本発明による分離装
置内での固体の回収において大きな効率を得るのに非常
に役立つ。分離器(21)からサイクロン(4)内への
ガス流のブロッキングでは触媒粒子の再同伴が防止され
る、このことは非限定式(unconfined)サイ
クロンの処理における大きな問題である。分別系への流
出量の3〜20%を占める抽出(bled off)炭
化水素は分離器(21)からストリッピング用流体、パ
ージ用流体及び触媒粒子と共に、ディプレッグレス サ
イクロン(4)又は同心管(6、7)間の環状スペース
を通して生ずる。
【0027】この他の操作形式を実施するために、図4
と5に示した装置を用いることができる、これらの図は
図1の同心管のアセンブリの細部を示し、管(41)を
管(40)に結合させる円錐ストレッチに設けた小窓
(48)が抽出流体を第1段階サイクロンの入口まで流
すのに役立つ。本発明のこの第2操作代替え手段は、パ
ージ流体注入装置(12、13)から注入された流体の
流れが小さくなると常に、作動する。
【0028】これは本発明によるプロセスの最大の利
益:パージ流体とストリッピング用流体及び分離器(2
1)内部から流出する一部の分解済み炭化水素蒸気に対
するアウトレッド(outled)制御の柔軟性を明示
するのに役立つ。この制御はディプレッグレス サイク
ロン(4)の固体放出口(19)によって、又は前記サ
イクロンの同心管(6、7)間の環状スペースを通し
て、作用中のユニットによって実施することができる。
【0029】本発明の多くの配置から、適当な配置の2
例を図6と7として、すなわち、ディプレッグレス サ
イクロン(4)において分離される粒子の下方流のため
のディストリビューター(22)の設置と;第1サイク
ロン(8)に接続させる同心管(26、27)を備えた
同種サイクロンの設計とを図示する。上記説明から、容
易に認められる、本発明の他の利点の例を以下に挙げ
る:
【0030】(a)立上り管に直接接続したサイクロン
にレッグが存在しないので、反応流から分離された触媒
粒子の大部分がサイクロンの下部開口から直接流出し、
パージ流体とストリッピング用流体によって飽和された
環境中を滑らかに希釈されて落下して、分離器の底部に
達する。この区間に沿って、物質の粒内移動(intr
aparticle transfer of mas
s)が非常に容易に行われるので、触媒の大きなストリ
ッピング度が既に達成され、このことは、通常の操作方
法では生ずるような、濃厚相中でのストリッピングの必
要性を大きく減じ、特にこのような目的のための流体の
注入の必要性をも除去し、それによってこのようなプロ
セスの設計と操作とをかなり簡単化する。
【0031】(b)その炭化水素の一部を石油化学供給
原料として用いることができる、ガス及びLPGの収率
を高めるために、パージ流体の流量を単に調節すること
による、従来のプロセスの通常の条件に近づくような調
整(comeback)と共に、1操作形式から他の操
作形式への変更の容易さ、操作条件を季節に応じて経済
的に魅力あるものにすることができる。
【0032】既に設置された装置に最小の変更を加える
のみで既存ユニットに本発明の系を導入することが容易
であるという事実、唯一の必要なことは系のサイズを使
用する予定のユニットに合わせて調節することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体接触分解プロセスに用いられ、本発明によ
る系を構成する1方法である分離器の側面図。
【図2】本発明による装置の上部である結合管を他の分
離の第1段階に集成する方法の側面図。
【図3】本発明による装置の上部である結合管を他の分
離の第1段階に集成する方法の横断面図。
【図4】本発明による装置の上部である結合管を他の分
離の第1段階に集成する方法の側面図。
【図5】本発明による装置の上部である結合管を他の分
離の第1段階に集成する方法の横断面図。
【図6】本発明による系の他の代替え系。
【図7】本発明による系の他の代替え系。
【符号の説明】
2 立上り管(ライザー) 4 ディプレッグレス サイクロン 6 同心管 7 同心管 8 第1サイクロン 9 連結管 10 第2サイクロン 12 パージ流体注入装置 13 パージ流体注入装置 15 レッグ 16 レッグ 19 下部口 22 ディストリビューター 48 小窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月5日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図4】
【図1】
【図5】
【図6】
【図7】
フロントページの続き (72)発明者 ホセ ゲラルド フルタド ラモス ブラジル国リオ デ ジャネイロ(アール ジェイ),ルア マレシャル ラモン カ スティラ 265/903 (72)発明者 バルモア ネベス ビエイラ ブラジル国エス.マテウス ド スル(ピ ーアール),ルア グイルヘルメ カント ー,456/122 (72)発明者 エドゥアルド カルドソ デ メロ グエ ラ ブラジル国ペトロポリス(アールジェ イ),ルア クリストバオ コロンボ, 900

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非限定式サイクロン分離装置がライザー
    (riser:立上り管)に直接接続する、接触分解プ
    ロセスにおける触媒粒子及び反応済み炭化水素混合物と
    のサスペンジョンの分離システムにおいて、通常の第1
    サイクロン(8)に同心管(6、7、30、31、4
    0、41)によって直接接続したディプレッグレスサイ
    クロン(4)を含み、前記サイクロン(4)が下部口
    (19)によって下方に開き、同心管(6、7、30、
    31、40、41)の周囲の環状スペースによって上方
    に開き、各開口が大容積の分離器(21)に直接連通す
    る前記分離システム。
  2. 【請求項2】 上記サイクロン(4)が、分離した固体
    粒子の下方への流れを良好に制御するために、その下部
    口(19)内にディストリビューター(22)を備える
    ことができる請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 上記サイクロン(4)がその構造に組み
    込まれた同心管(26、27)を有する請求項1記載の
    システム。
  4. 【請求項4】 同心管(40、41)を結合する円錐ス
    トレッチに小窓(48)を設けることができる請求項1
    記載のシステム。
  5. 【請求項5】 分離器内に1個以上のパージ流体注入装
    置(12、13)が含まれる請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 下記工程: a.接触分解帯(1)において炭化水素供給原料に触媒
    粒子のサスペンジョンを混合する工程と; b.上記供給原料を立上り管(2)中で分解する工程
    と; c.反応済みサスペンジョンをサイクロン分離系に供給
    し、ガスを粒子相から分離させて、このガス流を排出管
    (11)から留分系中に導く工程と; d.分離器(21)の底部に存在する小直径器(5)中
    に粒子相を回収し、そこから粒子相を再生帯に流入させ
    る工程と; e.パージ流体注入装置(12、13)を通してパージ
    流体を注入することによって、分離器(21)の停滞部
    分(stangnated parts)をパージする
    工程と; f.触媒下方流中にストリッピング用流体を向流で注入
    することによって触媒を分離器(21)にストリッピン
    グする工程とを含む、炭化水素の接触分解方法におい
    て、反応済みサスペンジョンの前記供給工程(c)が、
    立上り管(12)から直接に、口(19)において下方
    へかつ同心管(6、7、30、31、40、41、2
    6、27)間の環状スペースにおいて上方へ分離器(2
    1)中に開放したディプレッグレスサイクロン(4)を
    含む非限定式サイクロン装置へ行われ、かつ前記工程
    (e)においてパージされる物質の全てがストリッピン
    グ用流体と共に分離器(21)の内部から同心管(6、
    7、30、31、40、41、26、27)間の環状ス
    ペースを通って流出することができるように、パージ流
    体(fluid)注入装置(12、13)からのパージ
    流が調節される前記方法。
  7. 【請求項7】 パージされる物質の大部分が分離器(2
    1)の内部から同心管(6、7、30、31、40、4
    1、26、27)間の環状スペースを通って流出するこ
    とができ、ストリッピング用流体の全てと注入されるパ
    ージ流体の少ない部分とが、ストリッピング済みガスと
    共に、固体流に対して向流に、サイクロン(4)の下部
    口(19)を通って流れるように、パージ流体注入装置
    (12、13)からのパージ流が調節される請求項6記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 サイクロン(4)の下部口(19)に流
    入する放出ガスが排出管(11)に沿って流れる全物質
    の体積の0.1〜20%を占める請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 サイクロン(4)の下部口(19)から
    粒子サスペンジョンと反応済み混合物とを抽出し、これ
    らがその後、同心管(40、41)間の環状スペース
    (49)とこのような管を収容する円錐ストレッチ中の
    小窓(48)とを通して、ストリッピング用流体とパー
    ジ用流体の一部と共に流れることによって、工程(e)
    の一部が実施される請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記抽出された物質が排出管(11)
    に沿った、留分系中への放出物の体積の3〜20%を占
    める請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 適当なストリッピング用流体を注入せ
    ずに、前記工程(f)が実施される請求項6記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 サイクロン(4)の下部口(19)
    が、大きいサイズである分離器(21)中へ開口するこ
    とによって、立上り管内での操作の変更が自動的に相殺
    (offset)される請求項6記載の方法。
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