JPH0834316A - バックル装置 - Google Patents
バックル装置Info
- Publication number
- JPH0834316A JPH0834316A JP6192048A JP19204894A JPH0834316A JP H0834316 A JPH0834316 A JP H0834316A JP 6192048 A JP6192048 A JP 6192048A JP 19204894 A JP19204894 A JP 19204894A JP H0834316 A JPH0834316 A JP H0834316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed contacts
- contact
- buckle
- tongue
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Buckles (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スイッチ作動の信頼性の高いバックル装置を提
供する。 【構成】バックル本体10と、バックル本体内に配設し
たフレーム40と、フレームに沿って摺動可能で端面が
タングプレート80と当接すると共にタングプレートを
バックル本体外に排出する方向に付勢されたエジェクタ
50と、エジェクタに取り付けた可動接点32と、バッ
クル本体内に支持され可動接点と接触する一対の固定接
点30と、フレームに揺動可能に支持せしめられ且つタ
ングプレートと係合するロックプレート60と、タング
プレートとロックプレートとの係合を解離するボタン7
0とを備え、固定接点の間隔をタング係合方向又は解離
方向に向けて漸次狭くなるようにしてある。
供する。 【構成】バックル本体10と、バックル本体内に配設し
たフレーム40と、フレームに沿って摺動可能で端面が
タングプレート80と当接すると共にタングプレートを
バックル本体外に排出する方向に付勢されたエジェクタ
50と、エジェクタに取り付けた可動接点32と、バッ
クル本体内に支持され可動接点と接触する一対の固定接
点30と、フレームに揺動可能に支持せしめられ且つタ
ングプレートと係合するロックプレート60と、タング
プレートとロックプレートとの係合を解離するボタン7
0とを備え、固定接点の間隔をタング係合方向又は解離
方向に向けて漸次狭くなるようにしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の乗員保護用シー
トベルトに使用するバックル装置に係り、特にタングプ
レートの係合、解離を検知するスイッチ付のバックル装
置に関するものである。
トベルトに使用するバックル装置に係り、特にタングプ
レートの係合、解離を検知するスイッチ付のバックル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タングプレートをバックル本体に
係合することにより、スイッチがON、OFF作動し
て、乗員のウエビング装着を検知できるようにしたスイ
ッチ付のバックル装置が提供されている。
係合することにより、スイッチがON、OFF作動し
て、乗員のウエビング装着を検知できるようにしたスイ
ッチ付のバックル装置が提供されている。
【0003】かかるバックル装置として、実開平3−5
1658号公報に記載のものが知られている。このもの
は、バックルベースにスイッチ本体を固定し、該スイッ
チ本体には、バックルベースに係合したエジェクタの移
動と平行に移動可能なアクチュエータを設け、該アクチ
ュエータとエジェクタとを連結してなるものである。そ
して、タングプレートをバックルベースに挿入すること
により、エジェクタの移動と共にアクチュエータが移動
して、スイッチ本体に内装した摺動子を押圧し、摺動子
が一対のリードを電気的に導通接触させて、スイッチ本
体が作動するようにしたものである。
1658号公報に記載のものが知られている。このもの
は、バックルベースにスイッチ本体を固定し、該スイッ
チ本体には、バックルベースに係合したエジェクタの移
動と平行に移動可能なアクチュエータを設け、該アクチ
ュエータとエジェクタとを連結してなるものである。そ
して、タングプレートをバックルベースに挿入すること
により、エジェクタの移動と共にアクチュエータが移動
して、スイッチ本体に内装した摺動子を押圧し、摺動子
が一対のリードを電気的に導通接触させて、スイッチ本
体が作動するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、摺動子とリードとの接点が相互に当接することによ
りスイッチ本体を作動させるようにしただけであるた
め、接点相互の接触不良を起こしやすく、耐久性に問題
があった。また、スイッチ機構は非常に小さな部品によ
り構成されているので、取り扱いに注意を要するばかり
でなく、部品自体も高価なものであった。
は、摺動子とリードとの接点が相互に当接することによ
りスイッチ本体を作動させるようにしただけであるた
め、接点相互の接触不良を起こしやすく、耐久性に問題
があった。また、スイッチ機構は非常に小さな部品によ
り構成されているので、取り扱いに注意を要するばかり
でなく、部品自体も高価なものであった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スイッチ作動の信頼性が高く、小型で低価格の
スイッチ付のバックル装置を提供しようとするものであ
る。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スイッチ作動の信頼性が高く、小型で低価格の
スイッチ付のバックル装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるバックル装置は、バックル本体と、
バックル本体内に配設したフレームと、フレームに沿っ
て摺動可能で端面がタングプレートと当接すると共にタ
ングプレートをバックル本体外に排出する方向に付勢さ
れたエジェクタと、エジェクタに取り付けた可動接点
と、バックル本体内に支持され可動接点と接触する一対
の固定接点と、フレームに揺動可能に支持せしめられ且
つタングプレートと係合するロックプレートと、タング
プレートとロックプレートとの係合を解離するボタンと
を備え、固定接点の間隔をタング係合方向又は解離方向
に向けて漸次狭くなるようにしてある。
に、本発明におけるバックル装置は、バックル本体と、
バックル本体内に配設したフレームと、フレームに沿っ
て摺動可能で端面がタングプレートと当接すると共にタ
ングプレートをバックル本体外に排出する方向に付勢さ
れたエジェクタと、エジェクタに取り付けた可動接点
と、バックル本体内に支持され可動接点と接触する一対
の固定接点と、フレームに揺動可能に支持せしめられ且
つタングプレートと係合するロックプレートと、タング
プレートとロックプレートとの係合を解離するボタンと
を備え、固定接点の間隔をタング係合方向又は解離方向
に向けて漸次狭くなるようにしてある。
【0007】
【作用】本発明のバックル装置においては、タングプレ
ートをバックル本体に係合させると、固定接点の間隔を
タングプレート係合方向又は解離方向に向けて漸次狭く
なるようにしてあるので、エジェクタと共に移動する可
動接点は、所定位置に達するまで固定接点と摺動しなが
ら移動するため、万一ダスト等の付着物が接点に付着し
ても掻き落とすことができる。また、固定接点の間隔を
漸次狭くなるようにしてあるので、可動接点と固定接点
との接触圧力を高くすることができる。
ートをバックル本体に係合させると、固定接点の間隔を
タングプレート係合方向又は解離方向に向けて漸次狭く
なるようにしてあるので、エジェクタと共に移動する可
動接点は、所定位置に達するまで固定接点と摺動しなが
ら移動するため、万一ダスト等の付着物が接点に付着し
ても掻き落とすことができる。また、固定接点の間隔を
漸次狭くなるようにしてあるので、可動接点と固定接点
との接触圧力を高くすることができる。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明に係るバックル装置の要部断面正面図、図2
は図1のX−X線断面図、図3は本発明の要部分解斜視
図、図4はスイッチ・オン時のバックルカバー20を外
した状態の平面図、図5はスイッチ・オフ時のバックル
カバー20を外した状態の平面図である。
1は本発明に係るバックル装置の要部断面正面図、図2
は図1のX−X線断面図、図3は本発明の要部分解斜視
図、図4はスイッチ・オン時のバックルカバー20を外
した状態の平面図、図5はスイッチ・オフ時のバックル
カバー20を外した状態の平面図である。
【0009】10はバックル本体であり、バックル本体
10はバックルベース11とバックルカバー20を有す
る。バックルベース11とバックルカバー20は、リベ
ット12を用いて締結できるようにしてある。
10はバックルベース11とバックルカバー20を有す
る。バックルベース11とバックルカバー20は、リベ
ット12を用いて締結できるようにしてある。
【0010】バックルベース11は、底面板13と底面
板13の両側縁部より立設した側壁14を有する。底面
板13には、フレーム40を支持固定するために、支持
突片15,15…を突出形成してある。また、底面板1
3には、一対の固定接点30,30及びリード線31,
31を固定するために、凹欠部16,16…を形成して
ある。17は、車体に固定するための固定部材(図示せ
ず)を取着するために、底面板13の一端部に穿設した
長孔である。
板13の両側縁部より立設した側壁14を有する。底面
板13には、フレーム40を支持固定するために、支持
突片15,15…を突出形成してある。また、底面板1
3には、一対の固定接点30,30及びリード線31,
31を固定するために、凹欠部16,16…を形成して
ある。17は、車体に固定するための固定部材(図示せ
ず)を取着するために、底面板13の一端部に穿設した
長孔である。
【0011】バックルカバー20は、上面板21と、上
面板21の周縁部より折曲延成した前面板22、側面板
23,23及び後面板24を有する。上面板21の中央
部には、プッシュボタン70を挿通するためのボタン用
孔25を穿設してある。前面板22は、タングプレート
80を挿入しやすくするために、断面く字状に後面板2
4に向けて屈曲して形成してある。そして、前面板22
の中央部には、タングプレート80を挿入するための挿
入孔26を設けてある。後面板24には、前記底面板1
3の長孔17に対応する部位に、固定部材取着用の長孔
27を穿設してある。
面板21の周縁部より折曲延成した前面板22、側面板
23,23及び後面板24を有する。上面板21の中央
部には、プッシュボタン70を挿通するためのボタン用
孔25を穿設してある。前面板22は、タングプレート
80を挿入しやすくするために、断面く字状に後面板2
4に向けて屈曲して形成してある。そして、前面板22
の中央部には、タングプレート80を挿入するための挿
入孔26を設けてある。後面板24には、前記底面板1
3の長孔17に対応する部位に、固定部材取着用の長孔
27を穿設してある。
【0012】一対の固定接点30,30はばね性を有
し、夫々バックルベース11の凹欠部16,16で固定
されて、相対向して配設されている。そして、これら固
定接点30,30は、タングプレート80挿入口側が狭
く、固定部材取着側に向けて、固定接点30,30間の
間隔が漸次大きくなるように配されており、固定接点3
0,30間の最短間隔は可動接点32の長さよりも狭く
してある。尚、固定接点30,30に連結する一対のリ
ード線31,31も、夫々バックルベース11の他の凹
欠部16,16…で固定されている。
し、夫々バックルベース11の凹欠部16,16で固定
されて、相対向して配設されている。そして、これら固
定接点30,30は、タングプレート80挿入口側が狭
く、固定部材取着側に向けて、固定接点30,30間の
間隔が漸次大きくなるように配されており、固定接点3
0,30間の最短間隔は可動接点32の長さよりも狭く
してある。尚、固定接点30,30に連結する一対のリ
ード線31,31も、夫々バックルベース11の他の凹
欠部16,16…で固定されている。
【0013】可動接点32は、棒状を呈し、両端部が一
対の固定接点30,30と夫々接触する。可動接点32
は、その両端部が臨出するように、エジェクタ50に取
り付けられている。そして、可動接点32は、バックル
本体10へのタングプレート80の係合、解離操作に応
じて、エジェクタ50と共にバックル本体10内を往復
移動する。即ち、タングプレート80をバックル本体1
0へ装着していない状態においては、固定接点30,3
0と可動接点32とは接触しており、タングプレート8
0をバックル本体10へ装着すると、可動接点32はエ
ジェクタ50と共にバックル本体10内を移動し、固定
接点30,30と可動接点32との接触状態が解かれ
る。この固定接点30,30と可動接点32との接触、
接触解除に応じて、スイッチがオン或いはオフとなるよ
うにしてある。
対の固定接点30,30と夫々接触する。可動接点32
は、その両端部が臨出するように、エジェクタ50に取
り付けられている。そして、可動接点32は、バックル
本体10へのタングプレート80の係合、解離操作に応
じて、エジェクタ50と共にバックル本体10内を往復
移動する。即ち、タングプレート80をバックル本体1
0へ装着していない状態においては、固定接点30,3
0と可動接点32とは接触しており、タングプレート8
0をバックル本体10へ装着すると、可動接点32はエ
ジェクタ50と共にバックル本体10内を移動し、固定
接点30,30と可動接点32との接触状態が解かれ
る。この固定接点30,30と可動接点32との接触、
接触解除に応じて、スイッチがオン或いはオフとなるよ
うにしてある。
【0014】フレーム40は、基板41と基板41の両
側縁部より立設した側板42,42を有し、支持突片1
5,15…に支持固定されて、バックル本体10内に配
設されている。基板41の中央部には、長溝43を穿設
してある。そして、この長溝43により、タングプレー
ト80挿入口側にエジェクタ50に貫挿しエジェクタ5
0をフレーム40上を案内移動させる案内突起44を、
ウエビンング装着側にコイルばね51を係止するための
係止突起45を形成してある。尚、46は、バックル本
体10の長孔17,27と対応する部位に穿設した、固
定部材に連結するための長孔である。
側縁部より立設した側板42,42を有し、支持突片1
5,15…に支持固定されて、バックル本体10内に配
設されている。基板41の中央部には、長溝43を穿設
してある。そして、この長溝43により、タングプレー
ト80挿入口側にエジェクタ50に貫挿しエジェクタ5
0をフレーム40上を案内移動させる案内突起44を、
ウエビンング装着側にコイルばね51を係止するための
係止突起45を形成してある。尚、46は、バックル本
体10の長孔17,27と対応する部位に穿設した、固
定部材に連結するための長孔である。
【0015】側板42の中央部には、ロックプレート6
0を揺動可能に係合せしめる係合孔47を穿設してあ
る。また、側板33のタングプレート80挿入側上端に
は、プッシュボタン70を係止するための凹欠48を設
けてある。
0を揺動可能に係合せしめる係合孔47を穿設してあ
る。また、側板33のタングプレート80挿入側上端に
は、プッシュボタン70を係止するための凹欠48を設
けてある。
【0016】エジェクタ50は、中空孔を有し、前記案
内突起44に套嵌してフレーム40に沿って摺動可能と
してある。エジェクタ50は、その前端面が装着時のタ
ングプレート80と当接する面であり、後端面において
前記コイルばね51の一端を係止している。そして、こ
のコイルばね51により、タングプレート80をバック
ル本体10外に排出する方向に付勢されている。エジェ
クタ50の下端部には、エジェクタ50と共に移動する
ように、可動接点32を取り付けてある。
内突起44に套嵌してフレーム40に沿って摺動可能と
してある。エジェクタ50は、その前端面が装着時のタ
ングプレート80と当接する面であり、後端面において
前記コイルばね51の一端を係止している。そして、こ
のコイルばね51により、タングプレート80をバック
ル本体10外に排出する方向に付勢されている。エジェ
クタ50の下端部には、エジェクタ50と共に移動する
ように、可動接点32を取り付けてある。
【0017】ロックプレート60は、縦断面がややS字
状を呈するように形成してある。ロックプレート60の
両側部には突片61,61を突成してあり、この突片6
1は前記フレーム40の係合孔47に揺動可能に係合す
る。また、ロックプレート60の下端部に設けた係止爪
62はタングプレート80の係合孔81と係合し、タン
グプレート80がバックル本体10より外れないように
作用する。
状を呈するように形成してある。ロックプレート60の
両側部には突片61,61を突成してあり、この突片6
1は前記フレーム40の係合孔47に揺動可能に係合す
る。また、ロックプレート60の下端部に設けた係止爪
62はタングプレート80の係合孔81と係合し、タン
グプレート80がバックル本体10より外れないように
作用する。
【0018】プッシュボタン70の一端には、横軸71
を設けてある。この横軸71は前記フレーム40の凹欠
48,48と係合し、フレーム40に揺動可能に支持せ
しめられる。また、プッシュボタン70の横軸71には
板ばね72の上端部を取り付けてある。そして、この板
ばね72は、その下端部がロックプレート60の係止爪
62と当接し、ロックプレート60をタングプレート8
0と係合する方向に付勢している。73は、バックルカ
バー20に突設した支持突起28を挿通して、バックル
本体10内でプッシュボタン70が支持されるように穿
設した透孔である。
を設けてある。この横軸71は前記フレーム40の凹欠
48,48と係合し、フレーム40に揺動可能に支持せ
しめられる。また、プッシュボタン70の横軸71には
板ばね72の上端部を取り付けてある。そして、この板
ばね72は、その下端部がロックプレート60の係止爪
62と当接し、ロックプレート60をタングプレート8
0と係合する方向に付勢している。73は、バックルカ
バー20に突設した支持突起28を挿通して、バックル
本体10内でプッシュボタン70が支持されるように穿
設した透孔である。
【0019】タングプレート80は、舌状挿入部82と
その基端部より連続した操作部83を有する。舌状挿入
部82の先端部には係合孔81を穿設してあり、操作部
83にはウエビングを挿入するための長孔84を穿設し
てある。
その基端部より連続した操作部83を有する。舌状挿入
部82の先端部には係合孔81を穿設してあり、操作部
83にはウエビングを挿入するための長孔84を穿設し
てある。
【0020】タングプレート80をバックル本体10と
係合せしめるには、タングプレート80をバックル本体
10の挿入孔26より挿入する。タングプレート80を
強く挿入すると、タングプレート80の舌状挿入部82
はエゼクタ50を押し込み、ロックプレート60の係止
爪62が舌状挿入部82の係合孔81と係合し、タング
プレート80をバックル本体10に係止せしめることが
できる。エジェクタ50の移動に応じて、可動接点32
はバックル本体10内を移動し、固定接点30,30と
可動接点32との接触状態が解かれ、タングプレート8
0の装着が確実になされていることを感知することがで
きる。
係合せしめるには、タングプレート80をバックル本体
10の挿入孔26より挿入する。タングプレート80を
強く挿入すると、タングプレート80の舌状挿入部82
はエゼクタ50を押し込み、ロックプレート60の係止
爪62が舌状挿入部82の係合孔81と係合し、タング
プレート80をバックル本体10に係止せしめることが
できる。エジェクタ50の移動に応じて、可動接点32
はバックル本体10内を移動し、固定接点30,30と
可動接点32との接触状態が解かれ、タングプレート8
0の装着が確実になされていることを感知することがで
きる。
【0021】タングプレート80をバックル本体10よ
り外すときは、プッシュボタン70を押せばよい。即
ち、プッシュボタン70を押すと、プッシュボタン70
に設けた板ばね72がロックプレート60を押圧し、ロ
ックプレート60の係止爪62とタングプレート80の
係合孔81との係合が外れる。そして、タングプレート
80はコイルばね51により付勢されているエジェクタ
50により、バックル本体10外に排出されることにな
る。また、エジェクタ50の移動に応じて可動接点32
も移動し、可動接点32は固定接点30,30と接触す
ることとなり、タングプレート80の解除が確実になさ
れたことを感知することができる。
り外すときは、プッシュボタン70を押せばよい。即
ち、プッシュボタン70を押すと、プッシュボタン70
に設けた板ばね72がロックプレート60を押圧し、ロ
ックプレート60の係止爪62とタングプレート80の
係合孔81との係合が外れる。そして、タングプレート
80はコイルばね51により付勢されているエジェクタ
50により、バックル本体10外に排出されることにな
る。また、エジェクタ50の移動に応じて可動接点32
も移動し、可動接点32は固定接点30,30と接触す
ることとなり、タングプレート80の解除が確実になさ
れたことを感知することができる。
【0022】尚、本実施例では、タングプレート80の
解離状態のエジェクタ50位置を検知する構成としてい
るが、係合状態のエジェクタ50位置を検知する構成と
してもよい。即ち、固定接点30,30を図6に示すよ
うに配置してもよい。
解離状態のエジェクタ50位置を検知する構成としてい
るが、係合状態のエジェクタ50位置を検知する構成と
してもよい。即ち、固定接点30,30を図6に示すよ
うに配置してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり、固定接
点の間隔を漸次狭くなるようにしてあるため、エジェク
タと共に移動する可動接点は、所定位置に達するまで固
定接点と摺動しながら移動し、接点に付着物が付着して
も除去することができ、可動接点と固定接点の接触を良
好な状態に維持することができる。そして、エジェクタ
の移動距離に応じた接点移動距離を得ることができ、接
点の高信頼性を得ることができる。また、可動接点と固
定接点との接触圧力を高くすることができ、部品の製造
公差を緩和することができる。更にまた、バックル組立
時においても、電線を有するスイッチ部品はバックルベ
ースに取り付けられているため、バックル組立が容易に
でき、組立コストの低減も図ることができる。
点の間隔を漸次狭くなるようにしてあるため、エジェク
タと共に移動する可動接点は、所定位置に達するまで固
定接点と摺動しながら移動し、接点に付着物が付着して
も除去することができ、可動接点と固定接点の接触を良
好な状態に維持することができる。そして、エジェクタ
の移動距離に応じた接点移動距離を得ることができ、接
点の高信頼性を得ることができる。また、可動接点と固
定接点との接触圧力を高くすることができ、部品の製造
公差を緩和することができる。更にまた、バックル組立
時においても、電線を有するスイッチ部品はバックルベ
ースに取り付けられているため、バックル組立が容易に
でき、組立コストの低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックル装置の要部断面正面図で
ある。
ある。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の要部分解斜視図である。
【図4】スイッチ・オン時のバックルカバーを外した状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図5】スイッチ・オフ時のバックルカバーを外した状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図6】他の実施例におけるスイッチ・オフ時のバック
ルカバーを外した状態の平面図である。
ルカバーを外した状態の平面図である。
10 バックル本体 30 固定接点 32 可動接点 40 フレーム 50 エジェクタ 60 ロックプレート 70 プッシュボタン 80 タングプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 バックル本体と、バックル本体内に配設
したフレームと、フレームに沿って摺動可能で端面がタ
ングプレートと当接すると共にタングプレートをバック
ル本体外に排出する方向に付勢されたエジェクタと、エ
ジェクタに取り付けた可動接点と、バックル本体内に支
持され可動接点と接触する一対の固定接点と、フレーム
に揺動可能に支持せしめられ且つタングプレートと係合
するロックプレートと、タングプレートとロックプレー
トとの係合を解離するボタンとを備え、固定接点の間隔
をタング係合方向又は解離方向に向けて漸次狭くなるよ
うにしたことを特徴とするバックル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192048A JPH0834316A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | バックル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192048A JPH0834316A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | バックル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834316A true JPH0834316A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16284750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192048A Pending JPH0834316A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | バックル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834316A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100490101B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2005-05-17 | 델파이코리아 주식회사 | 안전벨트의 버클장치 |
KR100490100B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2005-05-17 | 델파이코리아 주식회사 | 안전벨트용 홀스위치 |
KR100738154B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2007-07-10 | 현대자동차주식회사 | 시트벨트 록 커버 |
WO2012035860A1 (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | タカタ株式会社 | バックル及びシートベルト装置 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6192048A patent/JPH0834316A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100738154B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2007-07-10 | 현대자동차주식회사 | 시트벨트 록 커버 |
KR100490101B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2005-05-17 | 델파이코리아 주식회사 | 안전벨트의 버클장치 |
KR100490100B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2005-05-17 | 델파이코리아 주식회사 | 안전벨트용 홀스위치 |
WO2012035860A1 (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | タカタ株式会社 | バックル及びシートベルト装置 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |