JPH08340267A - 背景雑音低減機能付き送受信機 - Google Patents
背景雑音低減機能付き送受信機Info
- Publication number
- JPH08340267A JPH08340267A JP7169335A JP16933595A JPH08340267A JP H08340267 A JPH08340267 A JP H08340267A JP 7169335 A JP7169335 A JP 7169335A JP 16933595 A JP16933595 A JP 16933595A JP H08340267 A JPH08340267 A JP H08340267A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】背景雑音の多い環境下に設置された送受信機か
らの送話音声に重畳される背景雑音を、通信相手側の送
受信機で軽減して受話者が受話音声の品質を向上させる
ことができるようにする。 【構成】相手側の送受信機の音声CODEC108とD
/A変換器109との間に、スペクトル強調フィルタ1
と、その出力を手動スイッチ3で切替えられる切替器2
を設ける。スペクトル強調フィルタ1は、受信復号され
たディジタルベースバンド信号cの音声信号スペクトル
のみのを強調した信号dを出力する。受話者は受話音声
を聞きながらスイッチ3を操作して聞きとり易い方を選
択できるようにした。
らの送話音声に重畳される背景雑音を、通信相手側の送
受信機で軽減して受話者が受話音声の品質を向上させる
ことができるようにする。 【構成】相手側の送受信機の音声CODEC108とD
/A変換器109との間に、スペクトル強調フィルタ1
と、その出力を手動スイッチ3で切替えられる切替器2
を設ける。スペクトル強調フィルタ1は、受信復号され
たディジタルベースバンド信号cの音声信号スペクトル
のみのを強調した信号dを出力する。受話者は受話音声
を聞きながらスイッチ3を操作して聞きとり易い方を選
択できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響的な雑音(騒音)
の多い環境下で送受信通話を行う場合の背景雑音を打ち
消す装置に関し、特に、受信側で受信信号に重畳された
背景雑音を低減させる機能を有する送受信機に関するも
のである。
の多い環境下で送受信通話を行う場合の背景雑音を打ち
消す装置に関し、特に、受信側で受信信号に重畳された
背景雑音を低減させる機能を有する送受信機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ヘリコプタの操縦士と地上の係
官とが無線機で交信する場合、ヘリコプタの操縦席は音
響雑音が多く、特に、ロータの回転音が大きく操縦士の
音声に周囲の雑音(背景雑音)が重畳されるため、地上
の送受信機の通話者である係官は操縦士の声を聞きとり
難い状態が多い。図4は従来の無線交信の説明ブロック
図である。ヘリコプタ局,地上局ともに同様構成の送受
信機が配置されており、それぞれ、音声入力を符号化及
び受信ディジタル信号を復号出力する音声符復号器(音
声CODEC)103,108、モデム104,10
7、無線部105,106が備えられている。101は
無指向性マイクロホン、102,111はスピーカ、1
09はディジタル/アナログ変換器(D/A)、11
0,113は増幅器、112はマイクロホン、114は
アナログ/ディジタル変換器(A/D)である。
官とが無線機で交信する場合、ヘリコプタの操縦席は音
響雑音が多く、特に、ロータの回転音が大きく操縦士の
音声に周囲の雑音(背景雑音)が重畳されるため、地上
の送受信機の通話者である係官は操縦士の声を聞きとり
難い状態が多い。図4は従来の無線交信の説明ブロック
図である。ヘリコプタ局,地上局ともに同様構成の送受
信機が配置されており、それぞれ、音声入力を符号化及
び受信ディジタル信号を復号出力する音声符復号器(音
声CODEC)103,108、モデム104,10
7、無線部105,106が備えられている。101は
無指向性マイクロホン、102,111はスピーカ、1
09はディジタル/アナログ変換器(D/A)、11
0,113は増幅器、112はマイクロホン、114は
アナログ/ディジタル変換器(A/D)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘリコプタ局から地上
局への通話の場合、無指向性マイクロホン101から送
話音声aと騒音(背景雑音)bとが入力されて送信さ
れ、地上局送受信機のスピーカ111から受話音声aに
騒音bが重畳されて受話内容が聞き取り難いので確認を
繰り返しながら通話が続けられている。しかも、ヘリコ
プタの中ではこのような雑音の発生源を遮蔽物で覆うこ
ともできない。
局への通話の場合、無指向性マイクロホン101から送
話音声aと騒音(背景雑音)bとが入力されて送信さ
れ、地上局送受信機のスピーカ111から受話音声aに
騒音bが重畳されて受話内容が聞き取り難いので確認を
繰り返しながら通話が続けられている。しかも、ヘリコ
プタの中ではこのような雑音の発生源を遮蔽物で覆うこ
ともできない。
【0004】上記のような問題点を解決するため、本発
明者は、平成7年4月28日提出の特許願(整理番号P
070059)で背景雑音打消し装置を提案した。この
背景雑音打消し装置は、ヘリコプタ局側の送受信機のマ
イクロホン101と音声CODEC103との間に挿入
接続される装置である。通話用の無指向性マイクロホン
101の他に、背景雑音の音源方向に向けて指向性マイ
クロホンを設け、背景雑音を電気信号に変換した後ディ
ジタル信号に変換し、一定区間毎にその雑音電力を算出
してしきい値と比較し、しきい値より大きい区間の雑音
の位相を反転させて別に設けたスピーカから出力させて
音響的に背景雑音を打消すようにしたものである。さら
に、他の実施例として、上記位相反転させた信号を、無
指向性マイクロホンから入力される背景雑音と音声が重
畳された信号に電気的に加算して背景雑音成分を抑圧す
るように構成したものである。
明者は、平成7年4月28日提出の特許願(整理番号P
070059)で背景雑音打消し装置を提案した。この
背景雑音打消し装置は、ヘリコプタ局側の送受信機のマ
イクロホン101と音声CODEC103との間に挿入
接続される装置である。通話用の無指向性マイクロホン
101の他に、背景雑音の音源方向に向けて指向性マイ
クロホンを設け、背景雑音を電気信号に変換した後ディ
ジタル信号に変換し、一定区間毎にその雑音電力を算出
してしきい値と比較し、しきい値より大きい区間の雑音
の位相を反転させて別に設けたスピーカから出力させて
音響的に背景雑音を打消すようにしたものである。さら
に、他の実施例として、上記位相反転させた信号を、無
指向性マイクロホンから入力される背景雑音と音声が重
畳された信号に電気的に加算して背景雑音成分を抑圧す
るように構成したものである。
【0005】しかしながら、上記提案の装置では、背景
雑音の発生側つまりヘリコプタ局側で、送話信号に重畳
される背景雑音を打ち消し軽減してから地上局に対して
送信する方法であり、ヘリコプタの送話側では雑音の打
ち消し効果を判断することができないため、送話相手の
地上局からその効果を聞いて装置を動作させるか止める
かを決めなければならないという問題がある。しかも、
地上局の受話者の判断は、人によって聴感上の差があっ
てその程度が異なる。
雑音の発生側つまりヘリコプタ局側で、送話信号に重畳
される背景雑音を打ち消し軽減してから地上局に対して
送信する方法であり、ヘリコプタの送話側では雑音の打
ち消し効果を判断することができないため、送話相手の
地上局からその効果を聞いて装置を動作させるか止める
かを決めなければならないという問題がある。しかも、
地上局の受話者の判断は、人によって聴感上の差があっ
てその程度が異なる。
【0006】この問題点を解決するには、地上局の送受
信機からヘリコプタ局の送受信機に対して背景雑音打消
し装置をオン/オフさせる制御信号を送る方法、また
は、ヘリコプタ局側の通話用の無指向性マイクロホンと
背景雑音用の指向性マイクロホンの両方の電気信号を地
上局側へ送出し、受信側で雑音を抑圧する方法がある
が、その分、両方の送受信機の回路が複雑になり、原価
が上昇するという欠点がある。
信機からヘリコプタ局の送受信機に対して背景雑音打消
し装置をオン/オフさせる制御信号を送る方法、また
は、ヘリコプタ局側の通話用の無指向性マイクロホンと
背景雑音用の指向性マイクロホンの両方の電気信号を地
上局側へ送出し、受信側で雑音を抑圧する方法がある
が、その分、両方の送受信機の回路が複雑になり、原価
が上昇するという欠点がある。
【0007】本発明の目的は、上述の欠点を解決するた
めに、地上局の受話側でヘリコプタ局からの受話音声を
聞きながら、背景雑音抑圧度を操作することができ、か
つ、双方の送受信機の原価上昇を極力回避した背景雑音
低減機能付き送受信機を提供することにある。
めに、地上局の受話側でヘリコプタ局からの受話音声を
聞きながら、背景雑音抑圧度を操作することができ、か
つ、双方の送受信機の原価上昇を極力回避した背景雑音
低減機能付き送受信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の背景雑音低減機
能付き送受信機は、無線信号を送受信する無線部と、該
受信信号を復調するとともに変調した送信信号を出力す
るモデムと、該モデムの出力を復号してディジタルベー
スバンド信号を出力するとともに送信ディジタルベース
バンド信号を符号化して前記モデムに入力する音声CO
DECと、該音声CODECから出力される受信ディジ
タルベースバンド信号をアナログ変換するD/A変換器
と、該D/A変換器の出力を増幅してスピーカから出力
させる受信増幅器と、マイクロホンからの送話信号を増
幅する送信増幅器と、該送信増幅器の出力をディジタル
信号に変換して前記音声CODECに入力するA/D変
換器とを備えた送受信機において、前記音声CODEC
の受信出力側と前記D/A変換器との間に、該音声CO
DECからの出力信号の音声スペクトル電力のみを強調
して出力するスペクトル強調フィルタと、該スペクトル
強調フィルタの入力信号と出力信号のいずれかを切替え
て前記D/A変換器に入力する切替器と、該切替器の切
替えを手動操作するためのスイッチとが備えられたこと
を特徴とするものである。
能付き送受信機は、無線信号を送受信する無線部と、該
受信信号を復調するとともに変調した送信信号を出力す
るモデムと、該モデムの出力を復号してディジタルベー
スバンド信号を出力するとともに送信ディジタルベース
バンド信号を符号化して前記モデムに入力する音声CO
DECと、該音声CODECから出力される受信ディジ
タルベースバンド信号をアナログ変換するD/A変換器
と、該D/A変換器の出力を増幅してスピーカから出力
させる受信増幅器と、マイクロホンからの送話信号を増
幅する送信増幅器と、該送信増幅器の出力をディジタル
信号に変換して前記音声CODECに入力するA/D変
換器とを備えた送受信機において、前記音声CODEC
の受信出力側と前記D/A変換器との間に、該音声CO
DECからの出力信号の音声スペクトル電力のみを強調
して出力するスペクトル強調フィルタと、該スペクトル
強調フィルタの入力信号と出力信号のいずれかを切替え
て前記D/A変換器に入力する切替器と、該切替器の切
替えを手動操作するためのスイッチとが備えられたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、地上局の送受信機を示すものである。図において、
106〜114は図4の従来例と同じ部分を示す符号で
ある。1はスペクトル強調フィルタ、2は切替器、3は
手動スイッチ(SW)であり、本発明で付加した部分あ
る。無線部106に入力されるヘリコプタ局からの受信
信号はモデム107で復調され、音声CODEC108
で復号されてベースバンドのディジタル信号cとなって
出力される。このディジタル信号cは、スペクトル強調
フィルタ1と、切替器2の一方の端子とに入力される。
り、地上局の送受信機を示すものである。図において、
106〜114は図4の従来例と同じ部分を示す符号で
ある。1はスペクトル強調フィルタ、2は切替器、3は
手動スイッチ(SW)であり、本発明で付加した部分あ
る。無線部106に入力されるヘリコプタ局からの受信
信号はモデム107で復調され、音声CODEC108
で復号されてベースバンドのディジタル信号cとなって
出力される。このディジタル信号cは、スペクトル強調
フィルタ1と、切替器2の一方の端子とに入力される。
【0010】スペクトル強調フィルタ1は、入力ディジ
タル信号cの音声各語の特徴を表している周波数成分を
強調して信号dを出力し、切替器2の他方の端子に与え
る。
タル信号cの音声各語の特徴を表している周波数成分を
強調して信号dを出力し、切替器2の他方の端子に与え
る。
【0011】図2は本発明の要部をなすスペクトル強調
フィルタ1の詳細ブロック図(A)と動作フローチャー
ト(B)である。図において、4はスペクトル強調部、
5は明瞭度向上部、6はパワー補正部、〜はステッ
プ番号である。このスペクトル強調フィルタ1はディジ
タル・シグナル・プロセッサ(DSP)を用いて実際の
処理が行われ、スペクトル強調フィルタ処理はプログラ
ムで行われる。スペクトル強調部4ではステップ〜
が行われる。ステップにおいて、音声CODEC10
8で再生信号cを再生する際に使用するスペクトルパラ
メータ(例えば、LPC係数)から、スペクトルを強調
するスペクトル強調パラメータの算出を行う。ステップ
において、スペクトル強調パラメータをタップ係数と
し、CODEC再生信号cのスペクトルを強調するフィ
ルタを構成する。次に、ステップにおいて、スペクト
ルを強調するフィルタに再生信号cを通し、スペクトル
強調信号fを得る。
フィルタ1の詳細ブロック図(A)と動作フローチャー
ト(B)である。図において、4はスペクトル強調部、
5は明瞭度向上部、6はパワー補正部、〜はステッ
プ番号である。このスペクトル強調フィルタ1はディジ
タル・シグナル・プロセッサ(DSP)を用いて実際の
処理が行われ、スペクトル強調フィルタ処理はプログラ
ムで行われる。スペクトル強調部4ではステップ〜
が行われる。ステップにおいて、音声CODEC10
8で再生信号cを再生する際に使用するスペクトルパラ
メータ(例えば、LPC係数)から、スペクトルを強調
するスペクトル強調パラメータの算出を行う。ステップ
において、スペクトル強調パラメータをタップ係数と
し、CODEC再生信号cのスペクトルを強調するフィ
ルタを構成する。次に、ステップにおいて、スペクト
ルを強調するフィルタに再生信号cを通し、スペクトル
強調信号fを得る。
【0012】明瞭度向上部5では、ステップに示すよ
うに、スペクトル強調信号fの明瞭度を高める明瞭度向
上部5に信号を通す。明瞭度向上部5からは明瞭度が向
上したスペクトル強調信号gが得られる。パワー補正部
6では、ステップでスペクトル強調部4に通す前のC
ODEC再生信号cと明瞭度向上部5の出力信号fとの
パワー利得が1となるようにするパワー補正値を算出す
る。次に、ステップでパワー補正部6は明瞭度向上部
5の出力gを通すと、算出したパワー補正値により、パ
ワーの変化を伴わず、スペクトルが強調され、明瞭度が
向上した再生音声信号dが得られる。
うに、スペクトル強調信号fの明瞭度を高める明瞭度向
上部5に信号を通す。明瞭度向上部5からは明瞭度が向
上したスペクトル強調信号gが得られる。パワー補正部
6では、ステップでスペクトル強調部4に通す前のC
ODEC再生信号cと明瞭度向上部5の出力信号fとの
パワー利得が1となるようにするパワー補正値を算出す
る。次に、ステップでパワー補正部6は明瞭度向上部
5の出力gを通すと、算出したパワー補正値により、パ
ワーの変化を伴わず、スペクトルが強調され、明瞭度が
向上した再生音声信号dが得られる。
【0013】図3は本発明の要部となすスペクトル強調
フィルタ1の作用説明図である。図において、aは入力
される音声信号スペクトル、bは入力される背景雑音の
スペクトル、eは入力音声信号aが強調された音声信号
スペクトルである。入力信号cが音声信号aに背景雑音
bが重畳された(a+b)の信号のとき、スペクトル強
調フィルタ1の出力信号dは、音声信号aのみが強調さ
れて(e+b)となることを示している。
フィルタ1の作用説明図である。図において、aは入力
される音声信号スペクトル、bは入力される背景雑音の
スペクトル、eは入力音声信号aが強調された音声信号
スペクトルである。入力信号cが音声信号aに背景雑音
bが重畳された(a+b)の信号のとき、スペクトル強
調フィルタ1の出力信号dは、音声信号aのみが強調さ
れて(e+b)となることを示している。
【0014】切替器2は手動スイッチ3で切替えられ、
スピーカ111から出力される受話音声を受話者が聞
き、背景雑音が少ないときは切替器2を信号cの方へ接
続し、背景雑音が多いときは信号dの方へ切替えて、受
話者が聞き取り易い方を選択操作することができる。
スピーカ111から出力される受話音声を受話者が聞
き、背景雑音が少ないときは切替器2を信号cの方へ接
続し、背景雑音が多いときは信号dの方へ切替えて、受
話者が聞き取り易い方を選択操作することができる。
【0015】以上の実施例は、ヘリコプタ局と地上局相
互の通信の場合について説明したが、通信の一方、また
は両方が背景雑音の多い環境下にあるとき、通話相手側
の受信機に本発明を実施すれば同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
互の通信の場合について説明したが、通信の一方、また
は両方が背景雑音の多い環境下にあるとき、通話相手側
の受信機に本発明を実施すれば同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施すれば、背景雑音の多い環境下で通信を行う場合、そ
の相手側に本発明の送受信機を設備することにより通話
を円滑に続けることができる。さらに、本発明装置は安
価に実現することができるので原価の上昇を抑えること
ができる。
施すれば、背景雑音の多い環境下で通信を行う場合、そ
の相手側に本発明の送受信機を設備することにより通話
を円滑に続けることができる。さらに、本発明装置は安
価に実現することができるので原価の上昇を抑えること
ができる。
【図1】本発明の実施例を示す送受信機のブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の要部のブロック図とフローチャートで
ある。
ある。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】従来の通信のブロック図である。
1 スペクトル強調フィルタ 2 切替器 3 手動スイッチ 4 スペクトル強調部 5 明瞭度向上部 6 パワー補正部 101,112 マイクロホン 102,111 スピーカ 103,108 音声CODEC 104,107 モデム 105,106 無線部 109 D/A変換器 110,113 増幅器 114 A/D変換器
Claims (1)
- 【請求項1】 無線信号を送受信する無線部と、該受信
信号を復調するとともに変調した送信信号を出力するモ
デムと、該モデムの出力を復号してディジタルベースバ
ンド信号を出力するとともに送信ディジタルベースバン
ド信号を符号化して前記モデムに入力する音声CODE
Cと、該音声CODECから出力される受信ディジタル
ベースバンド信号をアナログ変換するD/A変換器と、
該D/A変換器の出力を増幅してスピーカから出力させ
る受信増幅器と、マイクロホンからの送話信号を増幅す
る送信増幅器と、該送信増幅器の出力をディジタル信号
に変換して前記音声CODECに入力するA/D変換器
とを備えた送受信機において、 前記音声CODECの受信出力側と前記D/A変換器と
の間に、該音声CODECからの出力信号の音声スペク
トル電力のみを強調して出力するスペクトル強調フィル
タと、該スペクトル強調フィルタの入力信号と出力信号
のいずれかを切替えて前記D/A変換器に入力する切替
器と、該切替器の切替えを手動操作するためのスイッチ
とが備えられたことを特徴とする背景雑音低減機能付き
送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169335A JPH08340267A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 背景雑音低減機能付き送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169335A JPH08340267A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 背景雑音低減機能付き送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08340267A true JPH08340267A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15884654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7169335A Pending JPH08340267A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 背景雑音低減機能付き送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08340267A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100356799C (zh) * | 2003-03-29 | 2007-12-19 | Lg电子株式会社 | 改进移动通信终端的多功能设备的音质的系统和方法 |
KR101302493B1 (ko) * | 2012-04-23 | 2013-09-02 | 국방과학연구소 | 소음 제거 기능을 구비한 헬리콥터용 인터콤 장치 및 방법 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP7169335A patent/JPH08340267A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100356799C (zh) * | 2003-03-29 | 2007-12-19 | Lg电子株式会社 | 改进移动通信终端的多功能设备的音质的系统和方法 |
KR101302493B1 (ko) * | 2012-04-23 | 2013-09-02 | 국방과학연구소 | 소음 제거 기능을 구비한 헬리콥터용 인터콤 장치 및 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |