JPH08339878A - コネクタハウジングへの端子挿入方法および端子挿入装置 - Google Patents

コネクタハウジングへの端子挿入方法および端子挿入装置

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JPH08339878A
JPH08339878A JP14331095A JP14331095A JPH08339878A JP H08339878 A JPH08339878 A JP H08339878A JP 14331095 A JP14331095 A JP 14331095A JP 14331095 A JP14331095 A JP 14331095A JP H08339878 A JPH08339878 A JP H08339878A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの端子挿入から次の端子挿入までに要
する時間が短縮された、効率の良いコネクタハウジング
への端子挿入方法を提供する。 【構成】 電線クランプ竿に係止した電線付端子を、
端子移送機構を介してコネクタハウジングの端子収納室
内に挿入する端子挿入方法において、端子移送機構を、
電線クランプ竿付近の電線付端子引き離し位置と電線付
端子受渡位置との間で往復動可能な端子供給ヘッドと、
該受渡位置と端子挿入位置との間で往復動可能な端子挿
入ヘッドとの2つから構成し、この間で電線付端子の受
け渡しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスの製
造における電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方
法及び装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図18及び図19に電線付端子をコネク
タハウジングへの挿入するための端子従来の挿入装置を
示す(特公平3−66790号公報)。セット台aの上
に多数の端子収納室を有する複数のコネクタハウジング
fが適宜間隔をおいて配置されている。搬送台cには、
これらハウジングfと対向して配置された電線クランプ
竿dがセットされており、これにはクリップeが所定の
ピッチで多数並設されていて、各クリップeには端子k
を圧着した電線wが係止されている。
【0003】挿入装置Fはフレームbによってその長手
方向に沿って自在に移動でき、また挿入装置F自体が持
つ機構によって、上下方向及びコネクタ挿入軸方向に電
線把持爪j及び端子把持爪iを有する取付ヘッドgが自
在に移動できるようになっている。この挿入装置は次の
ようにして、電線付端子kをハウジングfに挿入する。
すなわち、電線把持爪j及び端子把持爪iは、目的の電
線付端子kを係止した電線クランプd近傍に移動して、
この電線付端子kを把持した後クリップeから引き離
し、次いで目的のハウジングfの所定の端子収納室前ま
でこれを搬送し、電線付端子kを端子収納室に挿入しな
がら端子把持の解除と電線把持の解除とをこの順で行う
ことにより挿入動作を終了し、再度次の電線付端子kを
係止した電線クランプd近傍に移動して上記の動作を繰
り返す。
【0004】以上のように、この挿入装置において、電
線クランプ竿dに係止された電線付端子kをハウジング
fに挿入するまでの工程における移動をすべて取付ヘッ
ドgの移動動作によって行うようにしているため、取付
ヘッドの移動距離が長くなり、電線付端子kのハウジン
グfへの挿入までの所要時間の短縮が困難となって挿入
工程の生産性の向上を阻害する要因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決し、1つの端子挿入から次の端子挿入までに要する
時間が短縮された、効率の良いコネクタハウジングへの
端子挿入方法、及び斯かる装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の端子挿入方法は請求項1に記載のように、
電線クランプ竿に係止した電線付端子を、端子移送機構
を用いてコネクタハウジングの端子収納室内に挿入させ
る端子挿入方法において、前記端子移送機構が、電線ク
ランプ竿付近の電線付端子引き離し位置と電線付端子受
渡位置との間で往復動可能な端子供給ヘッドと、該受渡
位置と端子挿入位置との間で往復動可能な端子挿入ヘッ
ドとの2つから構成されており、引き離し位置にある電
線クランプ竿のクリップに係止された電線付端子が、電
線把持具と端子把持具とを有する端子供給ヘッドによっ
て、該クリップから引き離されて受渡位置へ搬送された
後、端子挿入ヘッドに設けられた電線把持具に受渡さ
れ、次いで、端子供給ヘッドが電線クランプ竿へ復帰さ
れるのと同時に、該電線付端子は前記端子挿入ヘッドに
よって端子挿入位置へ搬送され、ハウジングの所定の端
子収納室に誘導、挿入されながら電線把持が解除されて
挿入動作が終了した後、該端子挿入ヘッドが前記受渡位
置に復帰される構成を有する。
【0007】本発明の端子挿入装置は、請求項11に記
載のように、電線クランプ竿に係止された電線付端子
を、端子移送機構を用いてコネクタハウジングの端子収
納室内に挿入する端子挿入装置において、 前記端子移
送機構が、電線クランプ竿付近の電線付端子引き離し位
置と電線付端子受渡位置との間で往復動可能な端子供給
ヘッドと、該受渡位置と端子挿入位置との間で往復動可
能な端子挿入ヘッドとからなる構成を有する。
【0008】
【作用】本発明においては、電線クランプ竿と電線付端
子受渡位置との間で往復動可能な端子供給ヘッドと、該
受渡位置と端子挿入位置との間で往復動可能な端子挿入
ヘッドから端子移送機構が構成されている。ここで、端
子挿入ヘッドが受渡位置で電線付端子を端子供給ヘッド
から受け取った後、コネクタハウジングの所定の端子収
納室に挿入して再び受渡位置に戻る間に、端子供給ヘッ
ドが次の電線付端子を受渡位置に搬送して待機してい
る。そのため、多数の電線付端子を連続的に挿入する場
合において、端子の挿入に要する時間が短縮されて挿入
工程の生産性が格段に向上する。
【0009】ここで請求項2にあるように、電線付端子
の受渡しの際に、端子供給ヘッドの上下位置を調整する
ことにより、端子挿入ヘッドに設けた電線把持具による
電線の把持位置を調整すると、端子挿入ヘッドの上下位
置は調整不要となり、また、端子挿入ヘッド駆動機構は
軽量化できるので、ヘッド自体の急加速、急減速が可能
となり、端子挿入作業の迅速化が可能となる。ここで端
子供給ヘッドを、複動式エアーシリンダによる一定距離
の往復動と、移動距離の微調整が可能なサーボ制御モー
ターによる往復動とを組み合せて上下動可能とした時、
迅速でかつ調節自在な上下動が可能となり、端子挿入作
業の迅速性が向上する。
【0010】また、請求項3にあるように、端子挿入ヘ
ッドが端子挿入後受渡位置に復帰して新たな電線付端子
を受け取り再び端子挿入位置に戻るまでの間に、コネク
タハウジングが水平移動してその新たな端子に対応した
端子収納室を挿入可能位置に移動すると、端子挿入ヘッ
ドの移動距離が減少するので端子挿入作業の作業速度を
向上させることが可能となり、また、端子挿入ヘッド駆
動機構を単純化させることが可能となる。
【0011】なお、請求項4の記載のように、コネクタ
ハウジングがハウジングホルダーを介して、水平移動可
能なコネクタパレットに着脱可能に装着されている場
合、1つのパレットで複数個、複数種のハウジングに対
応できて端子挿入作業の生産性が向上し、かつ、ホルダ
ーの交換だけで多種のハウジングに対応できるので、1
種のハウジングパレットで多種のハウジングに対応でき
る。
【0012】請求項5のように、コネクタパレットを端
子挿入作業位置に搬入し、このパレット上のハウジング
への端子挿入作業が終了した後コネクタハウジング交換
位置へ搬出し、次いで新たなコネクタハウジングを装着
した他のコネクタパレットをパレット待機位置から搬入
して再び端子挿入作業を開始すると共に、前記パレット
上の端子挿入作業の終了したハウジングを新たなハウジ
ングと交換してから、パレット待機位置に搬送すれば、
端子挿入作業は途切れることなく連続的に行われるの
で、生産性が向上する。
【0013】ここで、請求項6の記載のように、コネク
タハウジング交換位置で新たなハウジングを装着したコ
ネクタパレットを、遷車台式のパレット入換機及びパレ
ット回送用側線を用いてパレット待機位置に搬送した場
合、装置自体がコンパクトとなり、かつ、パレット待機
位置へのパレットの移動距離も小さくなるため、少数の
パレットで効率良く運用することが可能である。
【0014】一方、請求項7に示されているように、電
線クランプ竿に係止された電線付端子の引き離し時から
端子供給ヘッドの復帰時までの間に、新たな電線付端子
が引き離し可能な位置になるように電線クランプ竿が移
動するならば、端子供給ヘッドの移動距離が短くなり、
かつ、その駆動機構が単純化して軽量化して急加速、急
減速が可能となって端子挿入作業の迅速化が可能とな
る。
【0015】また、請求項8にあるように、端子挿入作
業で電線付端子を供給して空となった電線クランプ竿を
端子係止作業位置へ搬出し、次いで電線付端子を係止し
た新たな電線クランプ竿を竿待機位置から端子挿入作業
位置に搬入して再び端子挿入作業を開始すると共に、前
記の空となった電線クランプ竿に新たな電線付端子を係
止した後、竿待機位置に搬送するようにすれば、端子挿
入作業は途切れることなく連続的に行われるので、生産
性が向上する。このとき、請求項9の記載のように遷車
台式の竿入換機及び竿回送用側線を用いて竿待機位置に
搬送するならば、装置自体がコンパクトとなり、かつ、
竿待機位置への竿の移動距離も小さくなるため、少数の
竿で効率良く運用することができる。
【0016】一方、請求項10に記載されているよう
に、一対の閉じたガイドアームを、コネクタハウジング
の挿入位置にある端子収納室の隔壁に沿って電線間に挿
入させ、次いでガイドアームを開いて電線をかき分け
て、端子収納室の開口部を確保した後、端子を挿入する
場合、端子挿入作業が確実に行われ、かつ、すでに端子
収納室に挿入されている他の電線付端子の電線部がこの
挿入作業によって傷つけられることもない。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係る端子挿入装置の概観斜
視図である。この装置は大別すると端子挿入作業部A、
ハウジングパレット回送機構部B及び竿回送機構部Cを
備えている。まず、このうち、フレーム基盤1の張り出
し部及びその下付近の端子挿入作業部Aに設けられた端
子挿入機構について図2乃至図9を用いて説明する。図
2はこの装置の端子挿入機構の要部側面図である。すな
わち、電線クランプ竿2に係止された電線付端子3をコ
ネクタハウジング4の端子収納室4aに挿入する機構が
示してある。
【0018】ここで、電線クランプ竿2にはクリップ2
aが連続して多数設けられていて、クリップ2aに電線
付端子3が係止されている(図3参照。なお、図3中符
号2bは竿駆動機構と嵌合するための嵌合孔であり、電
線クランプ竿2はこの竿駆動機構によって図中両矢印方
向(端子挿入方向に直角でかつ水平な方向)に移動可能
である。また、コネクタハウジング4は、ハウジングホ
ルダー5を介してハウジングパレット6に着脱可能に装
着されている。ハウジングパレット6は、パレット台7
に接続するパレット駆動機構によって電線クランプ竿2
と平行な方向(端子挿入方向に直角でかつ水平な方向)
に移動できる。
【0019】端子移送機構8は端子供給部10及び端子
挿入部20からなり、まず端子供給部10について説明
する。端子供給部10において、支持フレーム11はフ
レーム基盤1に設けられた復動式エアシリンダー12に
よって端子挿入方向前後に迅速に往復動が可能である。
また、この支持フレーム11によって支持される挿入ヘ
ッド台13はサーボモーター14によって上下方向の位
置が正確に微調整される。端子供給ヘッド15は、挿入
ヘッド台13に設けられた復動式エアシリンダー16に
よって迅速に上下方向に移動できるので、端子挿入方向
に対して前後に迅速な移動が可能である。このような構
成によって、端子供給ヘッド15は、上下方向の任意の
位置に迅速に移動し、かつ、端子挿入方向に迅速に移動
できるので、端子引き離し位置(電線クランプ竿付近)
と受渡位置の間の迅速な往復動が可能となっている。な
お、端子供給ヘッド15には電線把持具17が設けられ
ており、これは開閉可能な一対の電線把持爪17aを有
している(図4( a) 参照)。
【0020】また、この端子供給ヘッド15には、端子
把持具18(図4( b) 参照)が設けられていて、これ
には爪18a1、爪18a2及び爪18a3からなる1
組の端子把持爪18aを有する。この端子把持具18は
端子付電線の端子部を図4(c) に示したように把持し
て、端子挿入ヘッドへの受渡時の端子のぶれやねじれを
防ぎ、確実に挿入されるようにする。
【0021】次に端子挿入部20について説明する。端
子挿入ヘッド21にはカム22が突設されており、基盤
フレーム1に固定されたカム板23のカム溝24に係入
しているので、端子挿入ヘッド21は復動式エアーシリ
ンダ25のロッド25aの伸縮に応じてカムレバー26
及びその溝27の働きで、カム溝24のパターンに従っ
て動く。この機構により、端子挿入ヘッド21は受渡位
置と端子挿入位置との間の迅速な往復動が可能となって
いる。また、この端子挿入ヘッド21には、電線把持具
28(図5参照)が設けられていて、これは開閉可能な
1対の電線把持爪28aを有する。なお、この電線把持
爪は肩部28bを介して電線把持具28に連結されてい
る。これは、端子付電線の受渡の際の、端子供給ヘッド
15との衝突を避けるためである。なお、図2中符号3
0はガイドアーム、31はレールである。
【0022】この装置による、本発明に係る端子挿入方
法を図6乃至図9を用いて説明する。まず、図6におい
て端子供給ヘッドが電線クランプ竿2付近の電線付端子
3の引き離し位置に移動し、電線クランプ竿2のクリッ
プ2aが係止する電線付端子3の電線部をその電線把持
具17の1対の電線把持爪17aが把持する。また、同
時に端子把持具18の1組の端子把持爪18aが端子部
を把持する。
【0023】次いで、端子供給ヘッド15がエアーシリ
ンダー16の働きによって上に引き上げられて、電線付
端子3は電線クランプ竿2のクリップ2aから引き離さ
れる。この後、電線付端子3は、エアシリンダー12の
働きによって受渡位置まで搬送される(図7参照)。な
お、電線クランプ竿2は、端子供給ヘッド15が再び端
子引き離し位置に復帰するまでの間に前述の竿駆動機構
により移動して、新たな電線付端子が引き離し位置に準
備される。このため、待ち時間がなくなり、結果として
端子挿入作業が迅速となる。
【0024】図8は受渡位置における、端子供給ヘッド
15の電線把持爪17a 、端子把持爪18a1、18a
2と18a3、及び端子挿入ヘッド21の電線把持爪2
8aの位置関係を示した斜視図である。端子供給ヘッド
15の電線把持爪17aは電線付端子3の電線部を、ま
た、同じく端子供給ヘッド15の1組の端子把持爪18
aは電線付端子3の端子部を把持している。なお、この
受渡の際(図7参照)には、端子供給ヘッド15の電線
把持爪17aの高さが前述のサーボモーター14により
調整され、対象のハウジング4の端子収納室4aへの挿
入に適した上下位置で電線付端子3の受渡しが行われ
る。
【0025】すなわち、端子挿入ヘッド21の電線把持
爪28a が閉じて電線付端子3の電線部を適切な上下位
置で把持する。次いで端子供給ヘッド15の電線把持爪
17a、及び端子把持爪18a1、18a2及び18a
3からなる1組の端子把持爪18aが開いて電線付端子
3の受渡し動作が完了する。
【0026】その後、図9に示すように、端子挿入ヘッ
ド21は前述のカム機構によって、端子挿入位置に電線
付端子3を搬送し、所定のハウジング4の端子収納室4
aに搬送した電線付端子を挿入しながら、電線把持の解
除を行う。
【0027】なお、この端子挿入工程直前に、この時す
でに端子収納室4aに挿入されている電線付端子の電線
部によって目的の端子収納室への挿入が妨げられること
を防止するために、1対の閉じたガイドアーム30が端
子収納室の隔壁に沿って上昇して(図10(a)参
照)、目的の端子収納室入り口部付近の電線をかき分け
(図10(b )参照)、ガイドアームの一方が開く(図
10(c)参照)動作を行う。このようにして、目的の
端子収納室4aへの挿入経路が確保された後、図11に
示されるように、電線付端子3が挿入されるので、端子
挿入作業が確実に行われ、かつ、すでに端子収納室に挿
入されている他の電線付端子の電線部がこの端子の挿入
作業によって傷つけられることもない。
【0028】図9のように端子挿入が終了すると端子挿
入ヘッド21は再び端子受渡位置まで復帰するが、この
端子挿入動作が行われている間に、端子供給ヘッド15
は端子受渡位置から端子引き離し位置に移動し、電線ク
ランプ竿のクリップ2aが係止する新たな電線付端子3
を端子受渡位置まで搬送しているので、端子挿入ヘッド
21の復帰後即座に端子の受渡が再び行われる。なお、
この端子受渡時に、前述のパレット駆動機構によって、
ハウジング4の新たな端子収納室4aが端子挿入可能位
置になるようハウジングパレット6が移動する。以上の
一連の動作を繰り返すことにより、連続的にコネクタハ
ウジング4に電線付端子3が挿入される。
【0029】このように端子挿入作業が繰り返し行われ
て、ハウジングパレット6に装着されたすべてのコネク
タハウジング4の端子挿入作業が終了すると、パレット
駆動機構によって、このパレット6が搬出され、新たな
コネクタハウジング4を装着している別のハウジングパ
レット6が挿入作業位置に搬入される。
【0030】以上、端子挿入作業部の要部およびその動
作について説明したが、次にハウジングホルダー5及び
ハウジングパレット6について説明する。図12にハウ
ジングホルダー5の例を示した。(a)は上方からの斜
視図、(b)は下方からの斜視図である。このハウジン
グホルダー5には、ハウジング4を着脱可能に保持する
バネ押さえ部5a、ハウジング3の凸部や凹部に嵌合し
てハウジング4のずれを防止するハウジング嵌合部5b
及び、ハウジングパレット6と嵌合し、ホルダー自体を
パレット上で着脱可能に固定するパレット嵌合部5cを
有する。
【0031】一方、図13にはハウジングパレット6の
例を示した。(a)は上方からの斜視図、(b)は下方
からの斜視図である。ハウジングパレット6上面には、
ハウジングホルダー5のパレット嵌合部5cに対応する
ホルダー嵌合部6cが複数設けられていて、必要に応
じ、同種或いは異種のハウジングを保持する複数のホル
ダーを着脱可能に装着させることが可能であり、端子挿
入作業の生産性を向上させることが可能となり、また、
ホルダーの交換だけでハウジングパレット6は多種のハ
ウジングに対応できるので、パレットを多種用意する必
要がなく、コストの上昇を招かない。また、ハウジング
パレット6には、パレット駆動及び回送時に必要な、引
手部6a、位置出し部6b及び駆動機構嵌合部6dが設
けられている。
【0032】次に端子挿入作業部のパレット駆動機構及
びハウジングパレット回送部及びその働きについて説明
する。この装置のパレット駆動機構及びパレット回送部
を図14に示した。図中αは端子挿入作業位置、βはコ
ネクタハウジング交換位置、γはパレット回送部、δは
パレット待機位置、εはパレット受渡位置である。ま
た、図中符号7はパレット台であり、ハウジングパレッ
ト6の駆動機構嵌合部6d(図13(b) 参照)と嵌合す
るようになっている。
【0033】パレット台7はパレットサーボモータ32
により、図14中矢印方向に精密に制御されて移動可能
で、また、リフト装置33によって、上下方向に可動で
ある。符号34及び35はそれぞれ第1パレット入換
機、第2パレット入換機である。これらは鉄道等で一般
に用いられる遷車台とおなじ原理で、それぞれ、コネク
タハウジング交換位置βとパレット回送部γの間及び、
パレット待機位置δとパレット受渡位置εとの間でパレ
ット6の入れ換えを行う。
【0034】なお、第1パレット入換機34には、ハウ
ジングパレット6の引手部6a(図13(b) 参照)と対
応する把持部34aを有するパレット移載機構34bが
設けられており、ハウジングパレット6の第1パレット
入換機34への受け入れ、払い出しを可能としている。
第2パレット入換機35にはハウジングパレット6の位
置出し部6bに対応し、これに当接する位置出し部35
bが設けられている。
【0035】一方、パレット回送部γにはパレット回送
用側線36があり、これにはパレット送載機36aおよ
びパレットコンベア36bが付属している。端子挿入作
業位置αにある端子挿入対象コネクタハウジングを装着
したパレット6は、その駆動機構嵌合部6dによってパ
レット台7と嵌合し、サーボモータ32の動きにより、
目的の端子収納室4aが端子挿入位置になるよう正確に
制御されて移動し端子挿入作業が行われる。なお、この
とき、リフト装置33により、パレット台7は持ち上げ
られており、これによりパレット6とレール31とは接
触しない(図2参照)。
【0036】このパレット6上のコネクタハウジングに
ついての端子挿入作業が終了した後、パレット6はリフ
ト装置33によってレール31上に降ろされる。次いで
パレット移載機構34bの把持部34aがハウジングパ
レット6の引手部6aを把持した後、このパレット移載
機構34bによって、コネクタハウジング交換位置βに
ある第1パレット入換機34上に移載される。ここで、
パレット6上の端子挿入済みのコネクタハウジングは、
新たなハウジングと交換される。
【0037】交換作業終了後、この新たなコネクタハウ
ジングを装着されたハウジングパレット6を搭載した第
1パレット入換機34はコネクタハウジング交換位置β
からパレット回送部γに移動し、その後、第1パレット
入換機31上のハウジングパレット5はパレット移載送
機構34aの働きによりパレット回送用側線36上に移
載される。このときのパレット回送部γの要部の状態に
ついてその側面図を図15(a) に示す。
【0038】図15(a)にあるように、パレット回送
用側線36に付属するパレット送載機36aのアーム3
6a1*のフック36a2*がパレット6下面の駆動機
構嵌合部6dと当接した後、アームa1*が伸長してパ
レット6を駆動し、この駆動機構嵌合部6dの一部をパ
レットコンベア36b上に乗せる(図15(b) 参照)。
パレットコンベア36bはこのパレット6を、パレット
待機位置δにある第2パレット入換機35上に移載す
る。このとき、パレット6の位置出し部6bは第2パレ
ット入換機35の位置出し部35bと当接し、パレット
6の位置決めがなされる(図15(c) 参照)。
【0039】このように新たなコネクタハウジング3を
装着したパレット6を搭載した第2パレット入換機35
はパレット待機位置δで待機する。その後、端子挿入作
業が進行し、待機中のパレット6上のハウジングが必要
になったときには、パレット入換機35はパレット待機
部δから移動し、パレット6をパレット受渡位置εへ搬
送する。次いでパレット台7がこのパレット6の下まで
移動し、リフト装置33の働きでパレット台7を第2パ
レット入換機35から持ち上げる。このとき、パレット
6下面の駆動機構嵌合部6dとパレット7とは嵌合する
が、この嵌合は、前述の位置出し部6bと位置出し部3
5bとの当接によってパレット6の位置が定められてい
るので容易にかつ確実になされる。ついで、パレット台
は移動し、パレット6は端子挿入作業位置αに搬入さ
れ、端子挿入作業が再開される。
【0040】このような2乃至3のパレット6の循環移
動により、パレット待機位置δには常に新たなコネクタ
ハウジングが用意されているため、端子挿入作業はとぎ
れることなく、連続的に行うことができる。なお、遷車
台式のパレット入換機を用いることによって、これら装
置は例えばコンベア式のシステムを用いた場合に比べ、
きわめてコンパクトなものとすることができる。
【0041】次に端子挿入作業部の竿駆動機構及び竿回
送部その働きについて説明する。図16は竿駆動機構及
び竿回送部の斜視図である。端子挿入作業位置αにある
電線クランプ竿2は端子移送機構に電線付端子を供給す
るが、このとき、竿1は所定の端子が端子引き離し位置
に来るようにサーボモータ41の働きにより制御され
る。すなわち、図17において竿2の嵌合孔2bに竿制
御部42の嵌合部42bが嵌合し、サーボモータ41に
よる竿制御部42の移動に従って電線クランプ竿2が駆
動される。なお嵌合部42bは竿制御部42内のシリン
ダーによって、図17中両矢印方向に可動であり、嵌合
孔2bとの嵌合が解除できる。
【0042】ここで、この実施例の端子挿入装置の竿回
送部は前述のパレット回送部と同様に遷車台式の入換機
2台を用いるものである。ただし、パレット駆動機構で
は水平に動く入換機を用いたが、ここでは、上下方向に
動く入換機を用いている。端子挿入作業によって、空に
なった電線クランプ竿2は竿駆動制御部42との嵌合を
解除された後、竿台43の内部のベルト装置43aによ
り端子係止作業位置εにある第1竿入換機44に搬出さ
れ、次いで竿待機位置θの第2竿入換機45に待機中の
電線付端子を係止した新たな電線クランプ竿2が第2竿
入換機45内のベルト装置45aにより端子挿入作業位
置αに搬入され、この新たな竿2の嵌合孔2bと竿駆動
制御部42の嵌合部42bとが嵌合し、これらにより制
御されて移動して、端子挿入作業が再開する。
【0043】第1竿入換機44上の空の電線クランプ竿
1は端子係止作業位置ζで再び電線付端子が係止された
後、第1竿入換機44のリフト装置44bによって竿回
送部ηに移送され、その後、ベルト装置44a、46a
及び45aによって、竿回送側線46を通って、すでに
竿回送部ηに移動している第2竿入換機45に移載され
る。次いで、第2竿入換機45のリフト装置45bによ
って竿待機位置θまで昇って、そこで待機する。
【0044】このような2乃至3の電線クランプ竿1の
循環移動により、竿待機位置θには常に電線付端子を係
止した新たな電線クランプ竿2が用意されているため、
端子挿入作業はとぎれることなく、連続的に行うことが
できる。なお、遷車台式の竿入換機を用いることによっ
て、これら装置は例えばベルトコンベア式のシステムを
用いた場合に比べ、きわめてコンパクトなものとするこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】本発明において、電線クランプ竿と電線
付端子受渡位置との間で往復動可能な端子供給ヘッド
と、該受渡位置と端子挿入位置との間で往復動可能な端
子挿入ヘッドから端子移送機構が構成されているので、
端子挿入ヘッドが受渡位置で電線付端子を端子供給ヘッ
ドから受け取った後、コネクタハウジングの所定の端子
収納室に挿入して再び受渡位置に戻る間に、端子供給ヘ
ッドが次の電線付端子を受渡位置に搬送して待機してい
るので、そのため、多数の電線付端子を連続的に挿入す
る場合において、端子の挿入に要する時間が短縮されて
挿入工程の生産性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子挿入装置の例である。
【図2】本発明に係る端子挿入装置の端子挿入機構の要
部側面図である。
【図3】電線クランプ竿の斜視図である。
【図4】(a) 端子供給ヘッド部の電線把持具の斜視
図である。 (b) 端子供給ヘッド部の端子把持具の斜視図であ
る。 (c) 端子供給ヘッド部の端子把持具の端子把持状態
を示した図である。
【図5】端子挿入ヘッド部の電線把持具の斜視図であ
る。
【図6】端子引き離し時における要部の側面図である。
【図7】端子受渡時における要部の側面図である。
【図8】受渡位置における各爪の状態を示す斜視図であ
る。
【図9】端子挿入時における要部の側面図である。
【図10】ガイドアームの状態を示した図である。それ
ぞれ、(a)上昇途中、(b)電線かき分け時、(c)
開いたときを示す。
【図11】端子を挿入する時の斜視図(ガイドアームの
状態を示す)である。
【図12】(a) ハウジングホルダーの上方からの斜
視図である。 (b) ハウジングホルダーの下方からの斜視図であ
る。
【図13】(a) ハウジングパレットの上方からの斜
視図である。 (b) ハウジングパレットの下方からの斜視図であ
る。
【図14】パレット駆動機構部及びパレット回送機構部
のみを示した図である。
【図15】パレット回送側線の説明図であって、(a)
送載動作開始時、(b)送載動作終了時、(c)第2パ
レット入換機への移載終了時を示す。
【図16】竿駆動機構部及び竿回送部のみを示した図で
ある。
【図17】竿駆動部のみを拡大した斜視図である。
【図18】電線付端子をコネクタハウジングへの挿入す
るための従来の装置の例である。
【図19】電線付端子をコネクタハウジングへの挿入す
るための従来の装置の側面図である。
【符号の説明】
2 電線クランプ竿 3 電線付端子 4 コネクタハウジング 4a 端子収納室 5 ハウジングホルダー 6 ハウジングパレット 30 ガイドアーム 15 端子供給ヘッド 17 電線把持具 17a 電線把持爪 18 端子把持具 18a 1組の端子把持爪 21 端子挿入ヘッド 28 電線把持具 28a 電線把持爪 34 第1パレット入換機 35 第2パレット入換機 44 第1竿入換機 45 第2竿入換機

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線クランプ竿に係止した電線付端子
    を、端子移送機構を用いてコネクタハウジングの端子収
    納室内に挿入させる端子挿入方法であって、 前記端子移送機構が、電線クランプ竿付近の電線付端子
    引き離し位置と電線付端子受渡位置との間で往復動可能
    な端子供給ヘッドと、該受渡位置と端子挿入位置との間
    で往復動可能な端子挿入ヘッドとの2つを有しており、 引き離し位置にある電線クランプ竿のクリップに係止さ
    れた電線付端子が、電線把持具と端子把持具とを有する
    端子供給ヘッドによって、該クリップから引き離されて
    受渡位置へ搬送された後、端子挿入ヘッドに設けられた
    電線把持具に受渡され、 次いで、端子供給ヘッドが電線クランプ竿へ復帰される
    のと同時に、該電線付端子は前記端子挿入ヘッドによっ
    て端子挿入位置へ搬送され、ハウジングの所定の端子収
    納室に誘導、挿入されながら電線把持が解除されて挿入
    動作が終了した後、該端子挿入ヘッドが前記受渡位置に
    復帰されることを特徴とする端子挿入方法。
  2. 【請求項2】 電線付端子の受渡しの際の端子供給ヘッ
    ドの上下位置が調整されることにより、端子挿入ヘッド
    に設けた電線把持具による電線の把持位置が調整される
    ことを特徴とする請求項1記載の端子挿入方法。
  3. 【請求項3】 端子挿入ヘッドが端子挿入終了後、受渡
    位置に復帰し新たな電線付端子と共に再び端子挿入位置
    に戻るまでの間に、コネクタハウジングが水平移動され
    てその新たな端子に対応した端子収納室が挿入可能位置
    に移動することを特徴とする請求項1或いは請求項2に
    記載の端子挿入方法。
  4. 【請求項4】 1個乃至複数個のコネクタハウジングが
    ハウジングホルダーを介して、水平移動可能なコネクタ
    パレットに着脱可能に装着されていることを特徴とする
    請求項3に記載の挿入方法。
  5. 【請求項5】 1個乃至複数個のコネクタハウジングが
    着脱可能に装着されているコネクタパレットを端子挿入
    作業位置に搬入され、これらハウジングへの端子挿入作
    業の終了後、該コネクタパレットがコネクタハウジング
    交換位置へ搬出され、次いで新たなコネクタハウジング
    を装着したコネクタパレットがパレット待機位置から搬
    入されて再び端子挿入作業が開始されると共に、前記端
    子挿入作業の終了したハウジングが新たなハウジングと
    交換されたのち、パレット待機位置に搬送されたことを
    特徴とする請求項4に記載の端子挿入方法。
  6. 【請求項6】 コネクタハウジング交換位置で新たなハ
    ウジングが装着されたコネクタパレットが、遷車台式の
    パレット入換機及びパレット回送用側線を用いてパレッ
    ト待機位置に搬送されることを特徴とする請求項5に記
    載の端子挿入方法。
  7. 【請求項7】 電線クランプ竿に係止された電線付端子
    の引き離し時から端子供給ヘッドの復帰時までの間に、
    新たな電線付端子が引き離し可能な位置になるように前
    記電線クランプ竿が移動されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6に記載の端子挿入方法。
  8. 【請求項8】 端子挿入作業で電線付端子を供給して空
    となった該電線クランプ竿が端子係止作業位置へ搬出さ
    れ、次いで電線付端子が係止された新たな電線クランプ
    竿が竿待機位置から端子挿入作業位置に搬入されて再び
    端子挿入作業が開始されると共に、前記の空となった電
    線クランプ竿に新たな電線付端子が係止されたのち、竿
    待機位置に搬送されることを特徴とする請求項1乃至請
    求項7に記載の端子挿入方法。
  9. 【請求項9】 端子係止位置で新たな電線付端子を係止
    された電線クランプ竿が遷車台式の竿入換機及び竿回送
    用側線を用いて竿待機位置に搬送されることを特徴とす
    る請求項8に記載の端子挿入方法。
  10. 【請求項10】 一対の閉じたガイドアームが、コネク
    タハウジングの挿入位置にある端子収納室の隔壁に沿っ
    て電線間に挿入され、次いでガイドアームの一方が開い
    て電線をかき分けて、端子収納室の開口部が確保された
    後、対応する端子が挿入されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項9に記載の端子挿入方法。
  11. 【請求項11】 電線クランプ竿に係止された電線付端
    子を、端子移送機構を用いてコネクタハウジングの端子
    収納室内に挿入する端子挿入装置において、 前記端子移送機構が、電線クランプ竿付近の電線付端子
    引き離し位置と電線付端子受渡位置との間で往復動可能
    な端子供給ヘッドと、該受渡位置と端子挿入位置との間
    で往復動可能な端子挿入ヘッドとからなることを特徴と
    する端子挿入装置。
  12. 【請求項12】 複動式エアーシリンダによる一定距離
    の往復動と、移動距離の微調整が可能なサーボ制御モー
    ターによる往復動とを組み合せた、端子供給ヘッドが上
    下に移動できる機構を有することを特徴とする請求項に
    11記載の端子挿入装置。
  13. 【請求項13】 端子挿入作業位置において、コネクタ
    ハウジングを端子挿入方向に垂直でかつ水平な方向に移
    動する機構を有していることを特徴とする請求項11ま
    たは請求項12に記載の端子挿入装置。
  14. 【請求項14】 コネクタハウジングを着脱可能に装着
    できるハウジングホルダーと、このハウジングホルダー
    1個乃至複数個を着脱可能に装着できるコネクタパレッ
    トを有することを特徴とする請求項13に記載の端子挿
    入装置。
  15. 【請求項15】 ハウジングを装着したコネクタパレッ
    トを端子挿入作業位置で適切な位置に移動させるパレッ
    ト駆動機構と、端子挿入作業終了後、このパレットがコ
    ネクタハウジング交換位置に搬出され、端子挿入済みの
    コネクタハウジングが新たなハウジングと交換されたの
    ち、このパレットをパレット回送側線を経てパレット待
    機位置に回送するパレット回送機構とを有することを特
    徴とする請求項14に記載の端子挿入装置。
  16. 【請求項16】 前記パレット回送機構が、2つの遷車
    台式のパレット入換機とパレット回送用側線とからなる
    ことを特徴とする請求項15に記載の端子挿入装置。
  17. 【請求項17】 端子挿入作業位置において、電線クラ
    ンプ竿をハウジングと平行に移動する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の端
    子挿入装置。
  18. 【請求項18】 電線付端子を係止した電線クランプ竿
    を端子挿入作業位置で適切な位置に移動させるパレット
    駆動機構と、端子挿入作業によって空となった電線クラ
    ンプ竿を端子係止作業位置位置へ搬出し、ここで新たな
    電線付端子が係止された後、この電線クランプ竿を竿回
    送側線を経て竿待機位置に回送する竿回送機構とを有す
    ることを特徴とする請求項11乃至請求項17に記載の
    端子挿入装置。
  19. 【請求項19】 前記竿回送機構が、2つの遷車台式の
    竿入換機と竿回送用側線とからなることを特徴とする請
    求項18に記載の端子挿入装置。
  20. 【請求項20】 コネクタハウジングの挿入位置にある
    端子収納室の隔壁に沿って往復動可能で、かつ、開閉可
    能の一対の電線付端子誘導用ガイドアームを有すること
    を特徴とする請求項11乃至請求項19に記載の端子挿
    入装置。
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