JPH08339686A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08339686A
JPH08339686A JP7145987A JP14598795A JPH08339686A JP H08339686 A JPH08339686 A JP H08339686A JP 7145987 A JP7145987 A JP 7145987A JP 14598795 A JP14598795 A JP 14598795A JP H08339686 A JPH08339686 A JP H08339686A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続するメモリ領域に対する読みだし時にお
けるプリチャージ回数低減を可能とし,低消費電力化を
実現する。 【構成】 連続して読みだされるワード数をフラグレジ
スタに格納し,このフラグとサイクルカウンタの値によ
って,アクセス制御回路によりワード線制御回路,プリ
チャージ回路を制御する。連続読みだし期間中はアクセ
スの対象とならないビット線電位はプリチャージレベル
にあるので,アクセス制御回路によりプリチャージ動作
を停止することができる。アクセスするメモリセルをサ
ブワード線,ビット線を切り替え,順次出力制御回路と
接続することによって,連続するメモリ領域の読みだし
を実現する。このため,プリチャージ回数が低減され低
消費電力化が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続するメモリ領域へ
のアクセスを要求される半導体記憶装置、特に高速なア
クセス実現のためにビット線をプリチャージする方式の
半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理の高速化への要求と共
に、メモリアクセスの低消費電力化への要求が高まって
きている。しかしながら、メモリの高速性を維持しなが
ら低消費電力化を実現することは容易でない。そこで、
連続するメモリ領域をアクセスする場合には、開始アド
レス情報をデコードし、そのデコード結果から時間的に
順次アクセスの対象となるワード線、ビット線を選択す
ることによってデータを出力する半導体記憶装置が考案
され、メモリ本体への外部からのアクセス回数を低減し
メモリの高速化と低消費電力化を実現している。
【0003】以下図面を参照しながら、その半導体記憶
装置の一例について説明する。図5は従来の半導体記憶
装置の概略構成図を示すものであり、図6は従来例にお
けるタイミング図である。図5において、500はデー
タを記憶するメモリセル100をM×N個マトリックス状
に配置したメモリセルアレイであり、それぞれのメモリ
セルにはデータを読み出すビット線BLと、データの出
力を制御するワード線WLが接続されており、行デコー
ダ501、ワード線制御回路507によって制御され
る。ビット線はそれぞれカラムセレクタ510、ビット
線を所定のプリチャージ電位まで充電するプリチャージ
回路509に接続され、その出力部には外部への出力の
ために出力回路511が接続されている。504はワー
ド線制御回路507を制御するアクセス制御回路、50
8はカラムセレクタ510を制御する出力制御回路であ
る。
【0004】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作についてカラム数(N)が4であ
り連続する3アドレスのデータを読みだす場合を想定し
て説明する。メモリに対するアクセスが開始されていな
い時刻T0においては全てのビット線BLはプリチャージ
状態にあり、プリチャージレベル(この例の場合、電源
電圧VDD)に充電されている。時刻T1において連続メモ
リ領域に対するアクセス命令が発行され、開始アドレス
情報に従ってワード線WLが選択され活性化される。活
性化したワード線に接続されたメモリセルからはビット
線上にデータが読みだされる。この時、アクセスが開始
されたアクセスサイクル1では開始アドレス情報にした
がってカラム0が選択されビット線BL1が出力回路5
11に接続されカラムアドレス0に相当するデータが外
部へ出力される。この時、全てのビット線上にはメモリ
セルから出力されたデータが読みだされているため、次
回のアクセスサイクルではビット線のプリチャージ動作
が必要となる。そして、アクセスサイクル2ではサイク
ルカウンタ506の値が更新されこの値と開始アドレス
情報から出力制御信号によってカラム1が選択されビッ
ト線BL2が出力回路511に接続されカラムアドレス
1に相当するデータが出力される。以下同様にカラム2
のデータが出力される。この過程において外部からの入
力アドレスが更新されるのはアクセスサイクル1の期間
中のみであり、以降の2サイクル目以降はアクセス制御
回路504とワード線制御回路507により選択するワ
ード線、ビット線を切り替えただけであり、この期間中
はアドレスを更新するためにアドレスを生成する部分で
の電流は発生しない。連続する3アドレスのデータをワ
ード線、ビット線を切り替え順次出力することにより、
アクセススピードを阻害することなく低消費電力化を実
現する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にお
いては、ワード線制御回路507によりアクセスするワ
ード線を活性化しメモリセルを順次選択し出力制御部で
外部出力回路511に接続するビット線を切り替えるこ
とによって連続したメモリ空間へのアクセスを実現す
る。このため、上記のような構成では、アクセスする度
に選択されたワード線に接続されたメモリセルからのア
クセスにより全てのビット線の電位は引き落とされる可
能性があり(メモリセル内のデータに依存する)、連続
してメモリ領域にアクセスする場合には、ビット線電位
をアクセスする毎にプリチャージする必要があり、プリ
チャージに要する消費電力が増大するという問題点を有
していた。
【0006】本発明の目的は上記問題点に鑑み、簡単な
回路を付加するだけで連続するメモリ領域に対するアク
セスを実現し、ビット線プリチャージの回数を削減する
ことにより連続読みだし動作時の消費電力を低減する半
導体記憶装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体記憶装置は、連続するアドレス空間
をアクセスしている期間中はワード線制御回路により読
みだされるアドレスに相当する主ワード線を活性化状態
に維持し、アクセス制御回路によりアクセスするビット
線を選択すると同時にメモリセルに接続されたサブワー
ド線の活性化状態を制御することにより、アクセスする
メモリセルを順次選択しビット線上にデータを出力し、
この出力を所定の制御信号により順次出力回路に接続す
るものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、小規模な回路
の追加により開始アドレスに関係なく連続するメモリ領
域へのアクセス時のプリチャージで消費される電力を低
減することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体記憶装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施例における半導体記憶装置の概略構成図である。図
1においては、それぞれ複数のメモリセルからなるメモ
リブロック101a、101bを列方向に2つ配置した場
合を示す。同図において、100はデータを格納するメ
モリセルであり、データを出力するビット線BLと、メ
モリブロックごとに設けられたサブワード線SWLに接
続されている。102は行アドレス情報を解読する行デ
コーダである。行デコーダ102の出力端子には複数の
メモリブロック101a、101bに亘る主ワード線MW
Lが接続されている。110はアクセスすべきビット線
を選択するカラムセレクタ回路であり、カラムセレクト
信号線とビット線BLが接続される。103は主ワード
線MWLとメモリブロック選択信号に接続されサブワー
ド線のうち選択されたメモリブロックのサブワード線の
みを活性化するサブデコーダである。ビット線はそれぞ
れカラムセレクタ110に入力され、その出力部には外
部への出力のために出力回路111が接続されている。
また、109はビット線を所定のプリチャージレベルに
充電するプリチャージ回路であり、104は行デコー
ダ、プリチャージ回路を制御するアクセス制御回路、1
08はアクセスするカラムアドレス情報を解読しカラム
セレクタ110、サブデコーダ103を制御する出力制
御回路である。また、105は連続して読みだすデータ
の数(最大カラム数分)を示す連続読みだしフラグを格
納するフラグレジスタであり、106はフラグレジスタ
105の値を参照しクロックに同期してカウントアップ
またはカウントダウン(本実施例の場合はカウントアッ
プ)するサイクルカウンタである。
【0010】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下図1及び図2を用いてその動作を説明す
る。ここで、図2は上記半導体記憶装置のタイミング図
である。本実施例においてはカラム数を2とし、連続す
る2アドレスを連続して読みだす場合について説明す
る。本発明半導体記憶装置では、初期状態T0において
は、全てのビット線BLはプリチャージレベルにプリチ
ャージされている。
【0011】まず、アクセスの開始アドレスがカラムア
ドレス0を示していた場合について説明する。いま、時
刻T1において連続メモリ領域に対するアクセス命令が発
行され、開始アドレス情報に従って該当する主ワード線
MWL1が活性化される。この時、連続する2アドレス
のデータを読みだすことがフラグレジスタ105中に書
き込まれ、サイクルカウンタ106がクリアされ、開始
アドレスにより初期値が設定される。この場合、カラム
アドレスが0であるから0が設定される。活性化された
主ワード線MWL1に接続されているサブデコーダ10
3のうち、開始アドレス情報とサイクルカウンタの値に
より選択されたメモリブロックのサブワード線に対して
のみ出力制御回路108からブロック選択信号が出力さ
れ、サブワード線SWL1が活性化される。これにより
メモリセルからは記憶されたデータがビット線BL上に
読みだされる。アクセスが開始されたアクセスサイクル
1では開始アドレス情報にしたがってカラム0が選択さ
れておりメモリデータがカラムセレクタ110を通して
出力回路111に接続されカラムアドレス0に相当する
データが外部へ出力される。
【0012】次のアクセスサイクル2ではサイクルカウ
ンタ106の値が更新されこの値と開始アドレス情報か
ら出力制御回路108によってメモリブロック101b
内のサブワード線SWL2が活性化され、同時にこのメ
モリブロック中のビット線が出力回路111に接続され
カラムアドレス1に相当するデータが出力される。この
ときフラグレジスタ内の連続読みだしフラグは更新され
ておらず、このフラグを参照するアクセス制御回路10
4によりワード線制御回路はメモリサイクル1と同一の
主ワード線MWL1を活性化状態で保持している。ま
た、同時にこのフラグが立っている期間中はアクセス制
御回路によってプリチャージは停止される。フラグレジ
スタはサイクルカウンタの値が(連続読みだしワード数
ー1)の値になる迄クリアされない。サイクルカウンタ
の値が1(即ち、連続読みだしワード数ー1)になる
と、フラグレジスタの値はクリアされる。このフラグを
参照しサイクル2にはいると、主ワード線MWL1の活
性化状態は解除され、次のメモリアクセスの準備にはい
り、プリチャージ回路によりビット線のプリチャージが
開始される。この過程においてメモリサイクル1の期間
はプリチャージ動作は行われておらず、このサイクル期
間はアクセスすべきメモリブロック、ビット線を切り替
えただけであり、ビット線のプリチャージ、外部からの
アドレス更新で消費される電流は発生しない。連続する
2アドレスのデータを外部からアドレス更新することな
く順次出力することにより、アクセススピードを阻害す
ることなく低消費電力化を実現する。
【0013】本実施例ではメモリ領域が異なるワード線
にまたがらない場合、最大カラム数分のデータを外部か
らアドレス更新することなく順次出力することが可能で
あり、アクセススピードを阻害することなく低消費電力
化を実現する。
【0014】上記の説明では開始アドレスが0の場合に
ついて説明したが、開始アドレスは0でなくてもよく、
その時はフラグレジスタに設定される初期値が相当する
カラムアドレスに対応する値に設定される。即ち、開始
アドレスがカラム1を示している場合ではフラグレジス
タには1が設定され、ここからサイクルカウンタの値が
更新されていき、この値が(連続読みだしワード数ー
1)になるまで上記の説明と同様な課程で連続読みだし
動作が継続される。この場合にもフラグレジスタの値が
クリアされるまではアクセス制御回路によってプリチャ
ージ動作は停止されており低消費電力化が実現される。
【0015】図3は本発明の請求項2の一実施例におけ
る半導体記憶装置の概略構成図を示すものである。図3
においては、一例としてそれぞれ複数のメモリセルから
なるメモリブロック301a、301bを列方向に2つ配
置した場合を示す。同図において、100はデータを格
納するメモリセルであり、データを出力するビット線B
Lと、メモリブロックごとに設けられたサブワード線S
WLに接続されている。302は行デコーダである。3
07はワード線制御回路である。307の出力端子には
複数のメモリブロック301a、301bに亘る主ワード
線MWLが接続されている。308はアクセスするコラ
ム情報を解読しカラムセレクタ回路を制御する出力制御
回路である。310はアクセスすべきビット線を選択す
るカラムセレクタ回路であり、カラムセレクト信号線と
ビット線BLが接続される。303は主ワード線MWL
とメモリブロック選択信号に接続されサブワード線のう
ち選択されたメモリブロックのサブワード線のみを活性
化するサブデコーダである。309はワード線制御回
路、プリチャージ回路を制御するアクセス制御回路であ
る。また、305は連続して読みだすデータの数を示す
連続読みだしフラグを格納するフラグレジスタであり、
306はフラグレジスタの値を参照しクロックに同期し
てカウントアップまたはカウントダウン(この例の場合
はカウントアップ)するサイクルカウンタである。
【0016】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下図3及び図4を用いてその動作を説明す
る。ここで、図4は上記半導体記憶装置のタイミング図
である。本実施例においてはカラム数を2とし、連続す
る2アドレスを連続して読みだす場合について説明す
る。本発明半導体記憶装置では、初期状態T0において
は、全てのビット線BLはプリチャージレベルにプリチ
ャージされている。
【0017】まず、アクセスの開始アドレスがメモリブ
ロック0(カラムアドレス0)を示していた場合につい
て説明する。いま、時刻T1において連続メモリ領域に対
するアクセス命令が発行され、開始アドレス情報に従っ
て主ワード線MWL1が活性化される。この時、連続す
る2アドレスのデータを読みだすことがフラグレジスタ
中に書き込まれ、サイクルカウンタがクリアされる。活
性化された主ワード線MWL1に接続されているサブデ
コーダのうち、開始アドレス情報とサイクルカウンタの
値により選択されたメモリブロックのサブワード線に対
してのみ出力制御回路からブロック選択信号が出力さ
れ、サブワード線SWL1が活性化される。メモリセル
からは記憶されたデータがビット線BL上に読みだされ
る。アクセスが開始されたアクセスサイクル1では開始
アドレス情報にしたがってカラム0が選択されておりメ
モリデータがカラムセレクタ310を通して出力回路3
11に接続されカラムアドレス0に相当するデータが外
部へ出力される。
【0018】次のアクセスサイクル2ではサイクルカウ
ンタの値が更新されこの値と開始アドレス情報から出力
制御回路によってメモリブロック301bが選択され、
サブワード線SWL2が活性化され、同時にこのメモリ
ブロック内のビット線が出力回路311に接続されカラ
ムアドレス1に相当するデータが出力される。このとき
フラグレジスタ内の連続読みだしフラグは更新されてお
らず、このフラグを参照するアクセス制御回路304に
よりワード線制御回路はメモリサイクル1と同一の主ワ
ード線MWL1を活性化状態で保持している。また、同
時にこのフラグが立っている期間中はアクセス制御回路
によってプリチャージは停止される。フラグレジスタは
サイクルカウンタの値が(連続読みだしワード数ー1)
の値になる迄クリアされない。サイクルカウンタの値が
1(即ち、連続読みだしワード数ー1)になると、フラ
グレジスタの値はクリアされる。これによりサイクル2
にはいると、主ワード線MWL1の活性化状態はワード
線制御回路307によって解除され、次のメモリアクセ
スの準備にはいり、プリチャージ回路によりビット線の
プリチャージが開始される。この過程においてメモリサ
イクル1の期間はプリチャージ動作は行われておらず、
このサイクル期間はアクセスすべきメモリブロック、ビ
ット線を切り替えただけであり、ビット線のプリチャー
ジ、外部からのアドレス更新で消費される電流は発生し
ない。連続する2アドレスのデータを外部からアドレス
更新することなく順次出力することにより、アクセスス
ピードを阻害することなく低消費電力化を実現する。
【0019】次に、開始アドレスがメモリブロック1を
示す場合について説明する。時刻T1において連続メモリ
領域に対するアクセス命令が発行され、開始アドレス情
報に従って主ワード線MWL1が活性化される。この
時、連続する2アドレスのデータを読みだすことがフラ
グレジスタ中に書き込まれ、サイクルカウンタがクリア
される。活性化された主ワード線に接続されているサブ
デコーダのうち、開始アドレス情報とサイクルカウンタ
の値により選択されたメモリブロック301bのサブデ
コーダに対してのみ出力制御回路からブロック選択信号
が出力され、サブワード線SWL2が活性化される。こ
の場合にはアクセスが開始されたアクセスサイクル1で
は開始アドレス情報にしたがってメモリブロック301
bが選択されており、このメモリブロック内のメモリデ
ータがカラムセレクタ310を通して出力回路311に
接続されカラムアドレス1に相当するデータが外部へ出
力される。
【0020】次のアクセスサイクル2ではサイクルカウ
ンタの値が更新されこの値と開始アドレス情報から出力
制御回路によってメモリブロック301aが選択されビ
ット線BLが出力回路311に接続されカラムアドレス
0に相当するデータが出力される。このとき、開始アド
レス情報とカウンタの値によりアドレスが次の主ワード
線MWL2に移ったことが判定され、出力制御回路から
ワード線制御回路にワード線の更新を促す信号が発行さ
れ、主ワード線MWL2が活性化され、これにもとづき
サブワード線SWL3が活性化される。この期間中は連
続読みだしフラグは更新されておらず、このフラグが立
っている期間中アクセス制御回路によってプリチャージ
は停止される。フラグレジスタは、次の連続読みだし要
求がくるか、サイクルカウンタの値が(連続読みだしワ
ード数ー1)の値になる迄クリアされない。サイクルカ
ウンタの値が1(即ち、連続読みだしワード数ー1)に
なると、フラグレジスタの値はクリアされる。これによ
りサイクル2にはいると、主ワード線MWL2の活性化
状態はワード線制御回路307によって解除され、次の
メモリアクセスの準備にはいり、プリチャージ回路によ
りビット線のプリチャージが開始される。
【0021】本実施例によれば、連続するメモリ領域を
読み出す場合、メモリ領域が異なる2ワード線にまたが
った場合でも最大カラム数分(この場合2アドレス分)
のデータを1回のプリチャージ動作でアクセスすること
が出来る。
【0022】以上のように本実施例によれば、連続ワー
ド数フラグを格納するフラグレジスタと、前記連続ワー
ド数フラグに応じてカウントするサイクルカウンタと、
前記フラグレジスタの値に基づいてワード線制御回路、
プリチャージ回路を制御するアクセス制御回路と、前記
サイクルカウンタの値と開始アドレス情報に応じてカラ
ム選択信号を出力する出力制御回路を設け、選択する主
ワード線、サブワード線、ビット線を時間的に切り替
え、順次出力することによってハードウェア量をほとん
ど増加することなく連続メモリ領域アクセス時のプリチ
ャージに要する低消費電力化を実現する半導体記憶装置
を構成することができる。また、本発明の第2の実施例
では、メモリブロックを分割し、そのブロックごとのサ
ブワード線をワード線制御回路からの主ワード線出力と
アクセス制御回路からのブロック選択信号を用いて制御
し、主ワード線を行アドレスデコーダ出力とアクセス制
御回路からの制御信号を入力とするワード線制御回路を
用いて制御することによりアクセス空間が2つのワード
線にまたがった場合でも最大カラム数分のデータを1回
のプリチャージサイクルで実現すると言う効果を有す
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は連続するメモリ領
域へのアクセス時に、連続して読みだすワード数(N)
に応じて、読みだされる領域に対応する主ワード線を該
当する期間中活性化状態に保持し、主ワード線の選択情
報と出力制御回路の制御信号出力によりサブワード線の
制御、ビット線の選択を行ない順次データを出力し、ア
クセス領域が異なるワード線にまたがった場合には、異
なるワード線にアドレスがさしかかった時点で主ワード
線を切り替え、サブワード線、ビット線の選択を行い順
次データを出力する。アクセスフラグレジスタの値によ
り連続アクセス期間が終了したことを判定しプリチャー
ジ回路を制御してやることにより、連続するメモリ領域
に対するアクセス時のプリチャージ回数を低減し低消費
電力化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例における半導体記憶
装置の概略構成図
【図2】同実施例における動作説明のためのタイミング
【図3】本発明の請求項2の実施例における半導体記憶
装置の概略構成図
【図4】同実施例における動作説明のためのタイミング
【図5】従来の半導体記憶装置の概略構成図
【図6】同従来例における動作説明のためのタイミング
【符号の説明】
100 メモリセル 101a〜101b メモリセルアレイ 102 行デコーダ 103 サブデコーダ 104 アクセス制御回路 105 フラグレジスタ 106 サイクルカウンタ 108 出力制御回路 109 プリチャージ回路 110 カラムセレクタ回路 111 出力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルをマトリクス状に配置し構成す
    るメモリセルアレイを複数に分割したメモリブロック
    と、 行アドレス情報を解読し主ワード線を制御する行デコー
    ダと、 前記主ワード線と前記メモリセルに接続されデータの入
    出力を制御するサブワード線を制御するサブデコーダ
    と、 前記メモリセルに接続され格納されているデータを読み
    だすビット線と、 前記ビット線とデータ入出力線を電気的に接続するカラ
    ムセレクタと、 前記ビット線を所定の電位まで充電するプリチャージ回
    路と、 連続して読みだすワード数を表す連続ワード数フラグを
    格納するフラグレジスタと、 前記フラグレジスタの値に応じて前記行デコーダと前記
    プリチャージ回路に制御信号を出力するアクセス制御回
    路と、 前記フラグレジスタに格納された値に応じてサイクル数
    をカウントするサイクルカウンタと、 前記サイクルカウンタのカウント数とカラムアドレス情
    報に応じてメモリブロック選択信号を出力し前記カラム
    セレクタを切り替える出力制御回路と、 前記カラムセレクタを介してデータを外部へ出力する出
    力回路とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】メモリセルをマトリクス状に配置し構成す
    るメモリセルアレイを複数に分割したメモリブロック
    と、 行アドレス情報を解読する行デコーダと、 前記主ワード線と前記メモリセルに接続されデータの入
    出力を制御するサブワード線を制御するサブデコーダ
    と、 前記メモリセルに接続され格納されているデータを読み
    だすビット線と、 前記ビット線とデータ入出力線を電気的に接続するカラ
    ムセレクタと、 前記ビット線を所定の電位まで充電するプリチャージ回
    路と、 連続して読みだすワード数を表す連続ワード数フラグを
    格納するフラグレジスタと、 前記行デコーダに接続され前記主ワード線を制御するワ
    ード線制御回路と、 前記フラグレジスタの値に応じて前記ワード線制御回路
    と前記プリチャージ回路に制御信号を出力するアクセス
    制御回路と、 前記フラグレジスタに格納された値に応じてサイクル数
    をカウントするサイクルカウンタと、 前記サイクルカウンタのカウント数とカラムアドレス情
    報に応じてメモリブロック選択信号を出力し前記カラム
    セレクタを切り替える出力制御回路と、 前記カラムセレクタを介してデータを外部へ出力する出
    力回路とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
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