JPH08338474A - アクティブ制振制御装置 - Google Patents
アクティブ制振制御装置Info
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- JPH08338474A JPH08338474A JP14756695A JP14756695A JPH08338474A JP H08338474 A JPH08338474 A JP H08338474A JP 14756695 A JP14756695 A JP 14756695A JP 14756695 A JP14756695 A JP 14756695A JP H08338474 A JPH08338474 A JP H08338474A
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- Japan
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- sensor
- signal
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】センサ信号中の長周期誤差成分を除去可能で且
つ入力信号と出力信号との間の位相差を最小限に抑える
ことが可能な長周期成分除去手段を備えたアクティブ制
振制御装置を提供することを目的としている。 【構成】状態量がセンサにより検出されA/D変換器を
介してフィルタ5に供給される。フィルタ5は、入力し
たセンサ信号Xi から長周期成分を除去した後のセンサ
信号Yi をコントローラに供給する。フィルタ5は、対
象とする時刻直前でのセンサ信号Xi の平均値Ei を算
出する平均値算出部5bと、長周期成分を除去した後の
センサ信号Yi を求める演算部5cと、を備える。平均
値算出部5bは、それまでのセンサ信号Xi の平均値E
i と新たに供給された対象時刻のセンサ信号Xi (k)
とに基づき加重平均によって平均値Ei を更新する。
つ入力信号と出力信号との間の位相差を最小限に抑える
ことが可能な長周期成分除去手段を備えたアクティブ制
振制御装置を提供することを目的としている。 【構成】状態量がセンサにより検出されA/D変換器を
介してフィルタ5に供給される。フィルタ5は、入力し
たセンサ信号Xi から長周期成分を除去した後のセンサ
信号Yi をコントローラに供給する。フィルタ5は、対
象とする時刻直前でのセンサ信号Xi の平均値Ei を算
出する平均値算出部5bと、長周期成分を除去した後の
センサ信号Yi を求める演算部5cと、を備える。平均
値算出部5bは、それまでのセンサ信号Xi の平均値E
i と新たに供給された対象時刻のセンサ信号Xi (k)
とに基づき加重平均によって平均値Ei を更新する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物及び土木構築物等
の構造物や機械等に発生している揺れをアクティブに制
振するアクティブ制振制御装置に係り、特に、制御対象
の状態量を検出するセンサからの出力信号中に含まれる
長周期誤差成分の除去手段に特徴を有するアクティブ制
振制御装置に関するものである。
の構造物や機械等に発生している揺れをアクティブに制
振するアクティブ制振制御装置に係り、特に、制御対象
の状態量を検出するセンサからの出力信号中に含まれる
長周期誤差成分の除去手段に特徴を有するアクティブ制
振制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブ制振制御装置は、例え
ば、図8に示すような構成となっている。即ち、制振対
象である建物1に複数のセンサ2が配設され、その各セ
ンサ2は、建物1の変位、速度、加速度等の状態量を検
出してA/D変換器4に供給可能となっている。該A/
D変換器4は、供給されたセンサ信号をデジタル化して
コントローラ6に供給可能となっている。コントローラ
6は、供給されたセンサ信号に基づいて駆動指令電圧を
算出し、その駆動指令電圧を、D/A変換器7を介して
駆動装置制御回路8に供給可能となっている。駆動装置
制御回路8では、供給された駆動指令電圧に応じた制御
信号を制振装置3に供給し、該制振装置3によって、上
記建物1の揺れを制振可能となっている。
ば、図8に示すような構成となっている。即ち、制振対
象である建物1に複数のセンサ2が配設され、その各セ
ンサ2は、建物1の変位、速度、加速度等の状態量を検
出してA/D変換器4に供給可能となっている。該A/
D変換器4は、供給されたセンサ信号をデジタル化して
コントローラ6に供給可能となっている。コントローラ
6は、供給されたセンサ信号に基づいて駆動指令電圧を
算出し、その駆動指令電圧を、D/A変換器7を介して
駆動装置制御回路8に供給可能となっている。駆動装置
制御回路8では、供給された駆動指令電圧に応じた制御
信号を制振装置3に供給し、該制振装置3によって、上
記建物1の揺れを制振可能となっている。
【0003】そして、コントローラ6が、時々刻々、セ
ンサ2から供給されるセンサ信号に基づいて駆動指令電
圧を算出し、その駆動指令電圧に応じた制御力によって
制御対象である建物1の揺れを制振する。このとき、上
記センサ2から出力されるセンサ信号には、ドリフト成
分等の長周期の誤差成分が含まれている可能性が高い。
そして、この誤差信号である長周期成分を含んだセンサ
信号に基づいて制振制御を実施すると、制御力が同一方
向に入力され続ける恐れがあり、例えば、制振装置3と
してアクティブマスダンパーを使用した場合には、マス
が一方向にのみずれ、ストローク量が許容量を越えてし
まうおそれがある。
ンサ2から供給されるセンサ信号に基づいて駆動指令電
圧を算出し、その駆動指令電圧に応じた制御力によって
制御対象である建物1の揺れを制振する。このとき、上
記センサ2から出力されるセンサ信号には、ドリフト成
分等の長周期の誤差成分が含まれている可能性が高い。
そして、この誤差信号である長周期成分を含んだセンサ
信号に基づいて制振制御を実施すると、制御力が同一方
向に入力され続ける恐れがあり、例えば、制振装置3と
してアクティブマスダンパーを使用した場合には、マス
が一方向にのみずれ、ストローク量が許容量を越えてし
まうおそれがある。
【0004】このため、従来のアクティブ制振制御装置
では、上記センサ信号に含まれるドリフト成分等の長周
期の誤差成分を除去するために、センサ2とA/D変換
器4との間にそれぞれアナログ式のハイパスフィルタ2
0を介挿し、このハイパスフィルタ20によって、コン
トローラ6に供給されるセンサ信号中の上記誤差成分を
除去している。
では、上記センサ信号に含まれるドリフト成分等の長周
期の誤差成分を除去するために、センサ2とA/D変換
器4との間にそれぞれアナログ式のハイパスフィルタ2
0を介挿し、このハイパスフィルタ20によって、コン
トローラ6に供給されるセンサ信号中の上記誤差成分を
除去している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
アクティブ制振制御装置においては、センサ2からのセ
ンサ信号中に含まれる長周期成分を除去するために、ア
ナログ式のハイパスフィルタ20を使用しているが、上
記ハイパスフィルタ20は、それ自体,動特性を持って
いるため、当該ハイパスフィルタ20を通過したセンサ
信号は、通過前のセンサ信号に比べて位相差が生じる。
例えば、図9に示すように、ハイパスフィルタ20通過
後のセンサ信号は、センサ2への入力信号(制御対象の
振動)と比較し実測上,時間遅れが生じて、同一時刻に
おける振幅の符号が逆転する場合がある。ここで、図9
(a)がセンサによる観測波形を示し、図9(b)がハ
イパスフィルタ20通過後のセンサ信号を示している。
アクティブ制振制御装置においては、センサ2からのセ
ンサ信号中に含まれる長周期成分を除去するために、ア
ナログ式のハイパスフィルタ20を使用しているが、上
記ハイパスフィルタ20は、それ自体,動特性を持って
いるため、当該ハイパスフィルタ20を通過したセンサ
信号は、通過前のセンサ信号に比べて位相差が生じる。
例えば、図9に示すように、ハイパスフィルタ20通過
後のセンサ信号は、センサ2への入力信号(制御対象の
振動)と比較し実測上,時間遅れが生じて、同一時刻に
おける振幅の符号が逆転する場合がある。ここで、図9
(a)がセンサによる観測波形を示し、図9(b)がハ
イパスフィルタ20通過後のセンサ信号を示している。
【0006】このため、ハイパスフィルタ20からの出
力信号を直接使用してアクティブに制振制御を行うと、
制御力の出力に時間進みが生じ、制御対象の揺れを抑制
する方向に制御力を加えるべきところが、加振する方向
に加える場合があるなど、制振が不安定化するおそれが
ある。この問題を避けるためには、従来では、例えば、
コントローラ6においてハイパスフィルタ20の動特性
を考慮した制御演算を行い駆動指令電圧を求める等の特
別な対処が必要となるなど、上記ハイパスフィルタ20
を通過したセンサ信号に基づいて直接,制振制御をする
ことができないという問題がある。
力信号を直接使用してアクティブに制振制御を行うと、
制御力の出力に時間進みが生じ、制御対象の揺れを抑制
する方向に制御力を加えるべきところが、加振する方向
に加える場合があるなど、制振が不安定化するおそれが
ある。この問題を避けるためには、従来では、例えば、
コントローラ6においてハイパスフィルタ20の動特性
を考慮した制御演算を行い駆動指令電圧を求める等の特
別な対処が必要となるなど、上記ハイパスフィルタ20
を通過したセンサ信号に基づいて直接,制振制御をする
ことができないという問題がある。
【0007】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、センサ信号中のドリフト成分等の長周
期成分を除去可能で且つ入力信号と出力信号との間の位
相差を最小限に抑えることが可能な長周期成分除去手段
を備えたアクティブ制振制御装置を提供することを目的
としている。
なされたもので、センサ信号中のドリフト成分等の長周
期成分を除去可能で且つ入力信号と出力信号との間の位
相差を最小限に抑えることが可能な長周期成分除去手段
を備えたアクティブ制振制御装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアクティブ制振制御装置は、制御対象の状
態量を検出し該状態量に応じたセンサ信号を出力するセ
ンサと、上記センサのセンサ信号に基づいて制御量を演
算するコントローラと、コントローラが算出した制御量
に基づいて制御対象に制御力を入力するアクチュエータ
と、を備えるアクティブ制振制御装置において、上記セ
ンサとコントローラとの間に長周期成分除去手段を介挿
し、その長周期成分除去手段は、対象とする時刻前の所
定時間中に入力した上記センサ信号の平均値を求める平
均値算出部と、対象とする時刻に入力したセンサ信号か
ら上記平均値算出部で算出した平均値を引いた値を求め
る演算部とから構成されること特徴としている。
に、本発明のアクティブ制振制御装置は、制御対象の状
態量を検出し該状態量に応じたセンサ信号を出力するセ
ンサと、上記センサのセンサ信号に基づいて制御量を演
算するコントローラと、コントローラが算出した制御量
に基づいて制御対象に制御力を入力するアクチュエータ
と、を備えるアクティブ制振制御装置において、上記セ
ンサとコントローラとの間に長周期成分除去手段を介挿
し、その長周期成分除去手段は、対象とする時刻前の所
定時間中に入力した上記センサ信号の平均値を求める平
均値算出部と、対象とする時刻に入力したセンサ信号か
ら上記平均値算出部で算出した平均値を引いた値を求め
る演算部とから構成されること特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の作用について説明する。上記平均値算
出部で算出される、対象とする時刻の直前の所定時間に
おけるセンサ信号の平均値は、対象時刻におけるセンサ
信号中のドリフト成分等の長周期成分と見なせるので、
対象とする時刻のセンサ信号から上記平均値を差し引く
ことで、対象時刻のセンサ信号から上記長周期成分が除
去される。
出部で算出される、対象とする時刻の直前の所定時間に
おけるセンサ信号の平均値は、対象時刻におけるセンサ
信号中のドリフト成分等の長周期成分と見なせるので、
対象とする時刻のセンサ信号から上記平均値を差し引く
ことで、対象時刻のセンサ信号から上記長周期成分が除
去される。
【0010】また、本発明の長周期成分除去手段では、
上記のように引き算によってセンサ信号から長周期成分
を除去するので、本長周期成分除去手段における入力信
号と出力信号との間の位相差は小さく抑えられる。
上記のように引き算によってセンサ信号から長周期成分
を除去するので、本長周期成分除去手段における入力信
号と出力信号との間の位相差は小さく抑えられる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて説明
する。まず構成について説明すると、図1に示すよう
に、制御対象である構造物1の地上階、最上階、及び中
間の階等にそれぞれセンサ2が配設されている。また、
上層の階にはアクティブマスダンパーやアクティブテン
ドン等からなる制振装置3が配設されている。
する。まず構成について説明すると、図1に示すよう
に、制御対象である構造物1の地上階、最上階、及び中
間の階等にそれぞれセンサ2が配設されている。また、
上層の階にはアクティブマスダンパーやアクティブテン
ドン等からなる制振装置3が配設されている。
【0012】上記センサ2は、それぞれ設置位置での変
位量、速度、加速度等の外乱や制振の結果による状態量
を検出する変位計や加速度計等のセンサ2であって、検
出した状態量に応じたセンサ信号Xi をそれぞれA/D
変換器4に供給可能となっている。各A/D変換器4
は、入力したセンサ信号Xi をデジタル化して、長周期
成分除去手段を構成するフィルタ5に供給可能となって
いる。フィルタ5は、入力したセンサ信号Xi から長周
期成分を除去したセンサ信号Yi を求め、そのセンサ信
号Yi をコントローラ6に供給可能となっている。
位量、速度、加速度等の外乱や制振の結果による状態量
を検出する変位計や加速度計等のセンサ2であって、検
出した状態量に応じたセンサ信号Xi をそれぞれA/D
変換器4に供給可能となっている。各A/D変換器4
は、入力したセンサ信号Xi をデジタル化して、長周期
成分除去手段を構成するフィルタ5に供給可能となって
いる。フィルタ5は、入力したセンサ信号Xi から長周
期成分を除去したセンサ信号Yi を求め、そのセンサ信
号Yi をコントローラ6に供給可能となっている。
【0013】上記コントローラ6は、入力したセンサ信
号Yi に基づいて制御量である駆動指令電圧Uを求め、
その求めた駆動指令電圧UをD/A変換器7に供給可能
となっている。ここで、コントローラ6による駆動指令
電圧Uの算出は、例えば、供給された各状態量に応じた
センサ信号Yi に所定の制御ゲインを掛け合わせること
などによって行われる。
号Yi に基づいて制御量である駆動指令電圧Uを求め、
その求めた駆動指令電圧UをD/A変換器7に供給可能
となっている。ここで、コントローラ6による駆動指令
電圧Uの算出は、例えば、供給された各状態量に応じた
センサ信号Yi に所定の制御ゲインを掛け合わせること
などによって行われる。
【0014】D/A変換器7は、入力した駆動指令電圧
Uをアナログ化して駆動装置制御回路8に供給可能とな
っている。該駆動装置制御回路8は、供給された駆動指
令電圧Uに応じた制御信号(制御電流)を制振装置3に
供給可能となっている。制振装置3は、駆動装置制御回
路8からの制御信号に応じた制御力を上記構造物1に入
力可能となっている。
Uをアナログ化して駆動装置制御回路8に供給可能とな
っている。該駆動装置制御回路8は、供給された駆動指
令電圧Uに応じた制御信号(制御電流)を制振装置3に
供給可能となっている。制振装置3は、駆動装置制御回
路8からの制御信号に応じた制御力を上記構造物1に入
力可能となっている。
【0015】ここで、上記フィルタ5は、図2に示すよ
うに、A/D変換器4からセンサ信号Xi を入力する信
号入力部5aと、対象とする時刻前の所定時間中、つま
り対象時刻直前でのセンサ信号Xi の平均値Ei を算出
する平均値算出部5bと、対象時刻に入力したセンサ信
号Xi から上記平均値算出部5bが算出した平均値E i
を引き算して、長周期成分を除去したセンサ信号Yi を
求める演算部5cと、演算部5cが算出したセンサ信号
Yi を出力する信号出力部5dと、から構成されてい
る。
うに、A/D変換器4からセンサ信号Xi を入力する信
号入力部5aと、対象とする時刻前の所定時間中、つま
り対象時刻直前でのセンサ信号Xi の平均値Ei を算出
する平均値算出部5bと、対象時刻に入力したセンサ信
号Xi から上記平均値算出部5bが算出した平均値E i
を引き算して、長周期成分を除去したセンサ信号Yi を
求める演算部5cと、演算部5cが算出したセンサ信号
Yi を出力する信号出力部5dと、から構成されてい
る。
【0016】次に、上記フィルタ5における処理を、図
3に示す流れ図に基づいて説明する。まず、作動開始時
(制振開始時)に、各平均値Ei に初期平均応答値E
iinitを設定する(ステップ1)。通常は、上記初期応
答値Eiinit はゼロとすればよい。
3に示す流れ図に基づいて説明する。まず、作動開始時
(制振開始時)に、各平均値Ei に初期平均応答値E
iinitを設定する(ステップ1)。通常は、上記初期応
答値Eiinit はゼロとすればよい。
【0017】次に、所定時間間隔の平均値Ei を求める
ためのカウンタkをゼロクリアする(ステップ2)。こ
のカウンタkは、定数Mとなる度にゼロクリアされる。
次に、上記カウンタkに1を加算すると共に(ステップ
3)、信号入力部5aが、対象時刻のセンサ信号X
i (k)を入力して(ステップ4)、そのセンサ信号X
i (k)を平均値算出部5b及び演算部5cに供給す
る。
ためのカウンタkをゼロクリアする(ステップ2)。こ
のカウンタkは、定数Mとなる度にゼロクリアされる。
次に、上記カウンタkに1を加算すると共に(ステップ
3)、信号入力部5aが、対象時刻のセンサ信号X
i (k)を入力して(ステップ4)、そのセンサ信号X
i (k)を平均値算出部5b及び演算部5cに供給す
る。
【0018】次に、平均値算出部5bにおいて、それま
でに入力したセンサ信号Xi の平均値Ei と、新たに供
給された対象時刻のセンサ信号Xi (k)とにより当該
平均値Ei を更新する(ステップ5)。この平均値Ei
の更新は、下記(1)式のような加重平均の式によって
算出する。 ここで、上記Jは、kに定数Mを加算した値である。
でに入力したセンサ信号Xi の平均値Ei と、新たに供
給された対象時刻のセンサ信号Xi (k)とにより当該
平均値Ei を更新する(ステップ5)。この平均値Ei
の更新は、下記(1)式のような加重平均の式によって
算出する。 ここで、上記Jは、kに定数Mを加算した値である。
【0019】本実施例のフィルタ5では、カウンタkが
定数Mまで加算される度に当該カウンタkをゼロクリア
するようにし、連続して入力されるM個のセンサ信号X
i を平均値を求める単位として、センサ信号Xi (k)
を入力する度に平均値Ei を更新する。このとき、新た
に入力したセンサ信号Xi (k)の値によって更新する
平均値Ei が敏感に反応することを回避するために、上
記のように前回の平均値で重み付けをして当該平均値E
i を更新している。
定数Mまで加算される度に当該カウンタkをゼロクリア
するようにし、連続して入力されるM個のセンサ信号X
i を平均値を求める単位として、センサ信号Xi (k)
を入力する度に平均値Ei を更新する。このとき、新た
に入力したセンサ信号Xi (k)の値によって更新する
平均値Ei が敏感に反応することを回避するために、上
記のように前回の平均値で重み付けをして当該平均値E
i を更新している。
【0020】また、上記定数Mの値は、「平均値Ei を
評価する時間長さ」をシステムに設定されているサンプ
リング時間で割ることで求められる値である。また、上
記「平均値Ei を評価する時間長さ」は、制御対象の周
期に応じて決定される適当な時間長さである。次に、演
算部5cにおいて、下記(2)式に基づいて、対象時刻
のセンサ信号Xi (k)から平均値Ei を引き算して、
長周期誤差成分を除去したセンサ信号Yi を求める(ス
テップ6)。
評価する時間長さ」をシステムに設定されているサンプ
リング時間で割ることで求められる値である。また、上
記「平均値Ei を評価する時間長さ」は、制御対象の周
期に応じて決定される適当な時間長さである。次に、演
算部5cにおいて、下記(2)式に基づいて、対象時刻
のセンサ信号Xi (k)から平均値Ei を引き算して、
長周期誤差成分を除去したセンサ信号Yi を求める(ス
テップ6)。
【0021】 Yi = Xi (k)−Ei ・・・(2) 次に、信号出力部5dにおいて、上記演算部5cが算出
したセンサ信号Yi をコントローラ6に出力する(ステ
ップ7)。ここで、上記ステップ3からステップ7の処
理は、センサ信号Xi を入力する度、つまりサンプリン
グ時間毎に実施される。
したセンサ信号Yi をコントローラ6に出力する(ステ
ップ7)。ここで、上記ステップ3からステップ7の処
理は、センサ信号Xi を入力する度、つまりサンプリン
グ時間毎に実施される。
【0022】なお、上記フィルタ5での処理は、各セン
サ信号Xi 単位に実施される。次に、上記のようなフィ
ルタ5を備えたアクティブ制振制御装置における作動に
ついて説明する。地震や風等による外乱が構造物1に入
力され当該構造物1が揺れると、上記外乱に対する構造
物1の各状態量がセンサ2によって検出され、検出され
た状態量が、センサ信号Xi として順次、A/D変換器
4に供給されてデジタル化されつつ、フィルタ5に供給
される。
サ信号Xi 単位に実施される。次に、上記のようなフィ
ルタ5を備えたアクティブ制振制御装置における作動に
ついて説明する。地震や風等による外乱が構造物1に入
力され当該構造物1が揺れると、上記外乱に対する構造
物1の各状態量がセンサ2によって検出され、検出され
た状態量が、センサ信号Xi として順次、A/D変換器
4に供給されてデジタル化されつつ、フィルタ5に供給
される。
【0023】このとき、制御対象である構造物1の実際
の状態量の時刻歴は、図4(a)に示すような観測波形
となっているが、センサ2によって出力される上記状態
量に応じたセンサ信号Xi は、図4(b)に示すよう
に、ドリフト等の長周期誤差成分を含んだ波形となって
いる。上記センサ信号Xi が供給された上記フィルタ5
では、上記説明したように、対象時刻直前の所定時間間
隔におけるセンサ信号Xi の平均値Ei を対象時刻のセ
ンサ信号Xi (k)から差し引いて、つまりドリフト等
の長周期誤差成分を除去したセンサ信号Yi を求め、当
該センサ信号Yi をコントローラ6に供給する。
の状態量の時刻歴は、図4(a)に示すような観測波形
となっているが、センサ2によって出力される上記状態
量に応じたセンサ信号Xi は、図4(b)に示すよう
に、ドリフト等の長周期誤差成分を含んだ波形となって
いる。上記センサ信号Xi が供給された上記フィルタ5
では、上記説明したように、対象時刻直前の所定時間間
隔におけるセンサ信号Xi の平均値Ei を対象時刻のセ
ンサ信号Xi (k)から差し引いて、つまりドリフト等
の長周期誤差成分を除去したセンサ信号Yi を求め、当
該センサ信号Yi をコントローラ6に供給する。
【0024】このとき、フィルタ5の平均値算出部5b
で算出する平均値Ei は、図4(c)に示す時刻歴のよ
うに、センサ信号Xi に含まれる長周期成分に対応する
値が算出される。そして、該フィルタ5は、図4(b)
に示すような、長周期成分を含むセンサ信号Xi を入力
して、図5(a)に示すような、長周期成分を除去した
センサ信号Yi をコントローラ6に出力している。
で算出する平均値Ei は、図4(c)に示す時刻歴のよ
うに、センサ信号Xi に含まれる長周期成分に対応する
値が算出される。そして、該フィルタ5は、図4(b)
に示すような、長周期成分を含むセンサ信号Xi を入力
して、図5(a)に示すような、長周期成分を除去した
センサ信号Yi をコントローラ6に出力している。
【0025】コントローラ6では、供給された各センサ
信号Yi に基づいて駆動指令電圧Uを求め、求めた駆動
指令電圧UをD/A変換器7を介して駆動装置制御回路
8に供給する。駆動装置制御回路8では、供給された駆
動指令電圧Uに基づいて制振装置3を駆動し、上記駆動
指令電に応じた制御力を構造物1に入力して当該構造物
1を制振する。
信号Yi に基づいて駆動指令電圧Uを求め、求めた駆動
指令電圧UをD/A変換器7を介して駆動装置制御回路
8に供給する。駆動装置制御回路8では、供給された駆
動指令電圧Uに基づいて制振装置3を駆動し、上記駆動
指令電に応じた制御力を構造物1に入力して当該構造物
1を制振する。
【0026】このように、本実施例では、センサ信号X
i からのドリフト等の長周期成分を除去するために、従
来のようなハイパスフィルタを使用することなく、引き
算によって対象時刻のセンサ信号Xi (k)から長周期
成分を除去しているので、センサ2での入力信号に対す
るコントローラ6に供給されるセンサ信号Yi の位相差
は小さく抑えられる。従って、上記フィルタ5から供給
されるセンサ信号Yiを直接使用して駆動指令電圧Uを
求めても位相遅れ又は位相進みによる制御の不安定化を
防止することができる。
i からのドリフト等の長周期成分を除去するために、従
来のようなハイパスフィルタを使用することなく、引き
算によって対象時刻のセンサ信号Xi (k)から長周期
成分を除去しているので、センサ2での入力信号に対す
るコントローラ6に供給されるセンサ信号Yi の位相差
は小さく抑えられる。従って、上記フィルタ5から供給
されるセンサ信号Yiを直接使用して駆動指令電圧Uを
求めても位相遅れ又は位相進みによる制御の不安定化を
防止することができる。
【0027】実際に、計算によってフィルタ5の出力信
号とセンサ2に入力される制御対象の振動の時刻歴を求
めてみると、図5に示すような結果となっている。図5
(a)はフィルタ5の出力信号であり、図5(b)はセ
ンサ2の配設位置における制御対象の観測波形である。
この図5から分かるように、センサ2に入力される制御
対象の振動に対して、フィルタ5通過後のセンサ信号Y
i の時間進みは小さく、また、位相差による振幅の符号
の逆転が生じていない。即ち、上記フィルタ5を通過し
たセンサ信号Y i によって制御を行っても、常に制振方
向に制御力を入力可能なことが分かる。
号とセンサ2に入力される制御対象の振動の時刻歴を求
めてみると、図5に示すような結果となっている。図5
(a)はフィルタ5の出力信号であり、図5(b)はセ
ンサ2の配設位置における制御対象の観測波形である。
この図5から分かるように、センサ2に入力される制御
対象の振動に対して、フィルタ5通過後のセンサ信号Y
i の時間進みは小さく、また、位相差による振幅の符号
の逆転が生じていない。即ち、上記フィルタ5を通過し
たセンサ信号Y i によって制御を行っても、常に制振方
向に制御力を入力可能なことが分かる。
【0028】また、上記フィルタ5における出力信号と
入力信号との振幅比及び位相差を求めて見ると、図6に
示すようになった。この図6からも分かるように、位相
差が小さいことが分かる。比較のために、アナログ式の
ハイパスフィルタにおける出力信号と入力信号との振幅
比及び位相差を示すと、図7に示すようになっており、
本実施例のようなフィルタ5を採用した方が、入力信号
からドリフト成分等の長周期誤差成分を除去し、且つ、
入力信号と出力信号との間の位相差を小さく抑えること
が可能となることが分かる。
入力信号との振幅比及び位相差を求めて見ると、図6に
示すようになった。この図6からも分かるように、位相
差が小さいことが分かる。比較のために、アナログ式の
ハイパスフィルタにおける出力信号と入力信号との振幅
比及び位相差を示すと、図7に示すようになっており、
本実施例のようなフィルタ5を採用した方が、入力信号
からドリフト成分等の長周期誤差成分を除去し、且つ、
入力信号と出力信号との間の位相差を小さく抑えること
が可能となることが分かる。
【0029】ここで、上記フィルタ5における、平均値
Ei を求める際に使用される定数Mの設定について補足
する。制御信号の主要周期成分がT秒であるとすると、
通常、平均値を評価する時間長さはT秒よりも長く設定
するのが適切である。そして、例えばフィルタ5のサン
プリング周期を256HZ 、平均値を評価する時間長さ
を1秒とすると、上記定数Mは256に設定される。こ
のように設定して、全周波数範囲に渡って単位振幅の成
分を持つホワイトノイズをこのフィルタ5に入力し、そ
の出力として得られる信号を計測して伝達関数を求める
と、例えば図10に示すような結果となる。この図10
から分かるように、上記フィルタ5によって、平均値を
評価する時間長さである1秒以上の長周期成分の振幅が
減少していることが分かる。
Ei を求める際に使用される定数Mの設定について補足
する。制御信号の主要周期成分がT秒であるとすると、
通常、平均値を評価する時間長さはT秒よりも長く設定
するのが適切である。そして、例えばフィルタ5のサン
プリング周期を256HZ 、平均値を評価する時間長さ
を1秒とすると、上記定数Mは256に設定される。こ
のように設定して、全周波数範囲に渡って単位振幅の成
分を持つホワイトノイズをこのフィルタ5に入力し、そ
の出力として得られる信号を計測して伝達関数を求める
と、例えば図10に示すような結果となる。この図10
から分かるように、上記フィルタ5によって、平均値を
評価する時間長さである1秒以上の長周期成分の振幅が
減少していることが分かる。
【0030】なお、上記実施例のフィルタ5では、加重
平均によって対象時刻前のセンサ信号Xi の平均値Ei
を求めているが、加重平均に限定されるものではなく、
他の平均値を算出する手法に基づいて対象時刻前の所定
時間中のセンサ信号Xi の平均値Ei を求めてもよい。
また、上記実施例では、フィルタ5をコントローラ6と
は独立したものとして説明しているが、コントローラ6
の数値演算プロセッサの一部として組み込まれていても
構わない。
平均によって対象時刻前のセンサ信号Xi の平均値Ei
を求めているが、加重平均に限定されるものではなく、
他の平均値を算出する手法に基づいて対象時刻前の所定
時間中のセンサ信号Xi の平均値Ei を求めてもよい。
また、上記実施例では、フィルタ5をコントローラ6と
は独立したものとして説明しているが、コントローラ6
の数値演算プロセッサの一部として組み込まれていても
構わない。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のアク
ティブ制振制御装置においては、長周期成分除去手段に
よって、センサ信号からドリフト成分等の長周期の誤差
成分を除去する際に、入力信号と出力信との間の位相差
を小さく抑えることができるので、長周期成分除去手段
通過後のセンサ信号を補正することなく当該センサ信号
に基づいて直接制御量を算出して制振を実施しても、当
該制御が不安定化することはないという効果がある。
ティブ制振制御装置においては、長周期成分除去手段に
よって、センサ信号からドリフト成分等の長周期の誤差
成分を除去する際に、入力信号と出力信との間の位相差
を小さく抑えることができるので、長周期成分除去手段
通過後のセンサ信号を補正することなく当該センサ信号
に基づいて直接制御量を算出して制振を実施しても、当
該制御が不安定化することはないという効果がある。
【図1】本発明に係る実施例のアクティブ制振制御装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】本発明に係る実施例のフィルタの構成を示す図
である。
である。
【図3】本発明に係る実施例のフィルタの処理概要を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図4】本発明に係る実施例のセンサによる観測波形、
センサの出力信号、及びフィルタで算出した平均値の各
時刻歴を示す図であり、(a)がセンサによる観測波形
を、(b)がセンサの出力信号を、(c)がフィルタで
算出した平均値をそれぞれ示している。
センサの出力信号、及びフィルタで算出した平均値の各
時刻歴を示す図であり、(a)がセンサによる観測波形
を、(b)がセンサの出力信号を、(c)がフィルタで
算出した平均値をそれぞれ示している。
【図5】本発明に係る実施例のセンサによる観測波形、
及びフィルタの出力信号を示す時刻歴を示す図であり、
(a)がセンサによる観測波形を、(b)がフィルタ出
力信号をそれぞれ示している。
及びフィルタの出力信号を示す時刻歴を示す図であり、
(a)がセンサによる観測波形を、(b)がフィルタ出
力信号をそれぞれ示している。
【図6】本発明に係る実施例のフィルタにおける入力信
号と出力信号との振幅比及び位相差を示す図であり、
(a)が振幅比を、(b)が位相差をそれぞれ示してい
る。
号と出力信号との振幅比及び位相差を示す図であり、
(a)が振幅比を、(b)が位相差をそれぞれ示してい
る。
【図7】ハイパスフィルタにおける入力信号と出力信号
との振幅比及び位相差を示す図であり、(a)が振幅比
を、(b)が位相差をそれぞれ示している。
との振幅比及び位相差を示す図であり、(a)が振幅比
を、(b)が位相差をそれぞれ示している。
【図8】従来のアクティブ制振制御装置を示す構成図で
ある。
ある。
【図9】従来のアクティブ制振制御装置におけるセンサ
による観測波形、及びハイパスフィルタ出力信号の時刻
歴を示し、(a)がセンサによる観測波形を、(b)が
ハイパスフィルタ出力信号をそれぞれ示している。
による観測波形、及びハイパスフィルタ出力信号の時刻
歴を示し、(a)がセンサによる観測波形を、(b)が
ハイパスフィルタ出力信号をそれぞれ示している。
【図10】本発明に係る実施例のフィルタにおける、平
均値を評価する時間長さを1秒に設定した場合の入力信
号(ホワイトノイズ)と出力信号の伝達関数を示す図で
あり、(a)が位相差を、(b)が振幅比をそれぞれ表
している。
均値を評価する時間長さを1秒に設定した場合の入力信
号(ホワイトノイズ)と出力信号の伝達関数を示す図で
あり、(a)が位相差を、(b)が振幅比をそれぞれ表
している。
1 構造物 2 センサ 3 制振装置 4 A/D変換器 5 フィルタ(長周期成分除去手段) 5b 平均値算出部 5c 演算部 6 コントローラ 7 D/A変換器 8 駆動装置制御回路 Xi センサ信号 Yi 長周期成分除去後のセンサ信号 Ei 平均値
Claims (1)
- 【請求項1】 制御対象の状態量を検出し該状態量に応
じたセンサ信号を出力するセンサと、上記センサのセン
サ信号に基づいて制御量を演算するコントローラと、コ
ントローラが算出した制御量に基づいて制御対象に制御
力を入力するアクチュエータと、を備えるアクティブ制
振制御装置において、 上記センサとコントローラとの間に長周期成分除去手段
を介挿し、その長周期成分除去手段は、対象とする時刻
前の所定時間中に入力した上記センサ信号の平均値を求
める平均値算出部と、対象とする時刻に入力したセンサ
信号から上記平均値算出部で算出した平均値を引いた値
を求める演算部とから構成されること特徴とするアクテ
ィブ制振制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14756695A JPH08338474A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | アクティブ制振制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14756695A JPH08338474A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | アクティブ制振制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338474A true JPH08338474A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15433253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14756695A Pending JPH08338474A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | アクティブ制振制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08338474A (ja) |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14756695A patent/JPH08338474A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |