JPH08338370A - 多連式ダイアフラム装置並びに多連式ダイアフラムポンプ及び多連式ダイアフラムモータ - Google Patents

多連式ダイアフラム装置並びに多連式ダイアフラムポンプ及び多連式ダイアフラムモータ

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JPH08338370A
JPH08338370A JP16454095A JP16454095A JPH08338370A JP H08338370 A JPH08338370 A JP H08338370A JP 16454095 A JP16454095 A JP 16454095A JP 16454095 A JP16454095 A JP 16454095A JP H08338370 A JPH08338370 A JP H08338370A
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JP
Japan
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diaphragm
chamber
crankshaft
shaped member
main body
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JP16454095A
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Chosei Yamada
長政 山田
Kaoru Onizuka
薫 鬼塚
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NIPPON GURIISU NITSUPURU KK
Original Assignee
NIPPON GURIISU NITSUPURU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に再起動することができると共に流体を
脈動なく均一に搬送する。 【構成】 多連式ダイアフラム装置は、吸入弁手段及び
排出弁手段を有する第一の室と、加圧流体が周期的に導
入される第二の室と、前記第一の室と前記第二の室とを
液密に区切るダイアフラムとを有するダイアフラムユニ
ットが少なくとも3ユニット設けられた本体;各ダイア
フラムにその一端が連結された連結ロッド;前記本体に
回転可能に設けられたクランクシャフト状部材であっ
て、前記各連結ロッドの他端が回転可能に連結される偏
心部が、回転方向に相互にずれているクランクシャフト
状部材;を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復運動するダイアフ
ラムを含むダイアフラムユニットを少なくとも3ユニッ
ト有する多連式ダイアフラム装置に関し、また、そのよ
うな多連式ダイアフラム装置からなる流体を搬送するた
めの多連式ダイアフラムポンプ及びそのような多連式ダ
イアフラム装置からなる加圧流体により駆動される多連
式ダイアフラムモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の2重ダイアフラムポン
プの断面図である。
【0003】図2において、2重ダイアフラムポンプ8
0は、左右対称の構造を有している。ハウジング82の
下部及び上部には、それぞれ、流入側マニホールド82
a及び排出側マニホールド82bが設けられている。搬
送すべき流体は、ハウジング82の吸入口82cから流
入側マニホールド82bに吸入され、左右のどちらかの
ダイアフラムユニット84に振り分けられる。そして、
ユニット84から排出された流体は、排出側マニホール
ド82bに集められ、さらに、吐出口82dから排出さ
れる。
【0004】各ユニット84は、吸入弁84a及び排出
弁84bを有する第一の室84cと、加圧エアが周期的
に導入される第二の室84dと、第一の室84cと第二
の室84dとを液密に区切るダイアフラム84eとを有
する。吸入弁84a及び排出弁84bは、リング状のバ
ルブシートとその上に載るキャッチボールとからなる。
左右のユニット84のダイアフラム84eは、ハウジン
グ82の中央部に配置されたセンタブロック82eに左
右方向に往復運動可能に装着されたシャフト84fに連
結されている。
【0005】各第二の室84dには、図示されていない
加圧エア供給源から周期的に且つ交互に加圧エアが供給
される。
【0006】例えば、左側のユニット84の第二の室8
4dに加圧エアが供給されると、シャフト84fは左側
に移動する。これにより、左側の第一の室84cに充満
していた流体は排出弁84bを通って排出側マニホール
ド82bに押出され、さらに、吐出口82dから排出さ
れる。一方、右側のユニット84の第一の室84cで
は、ダイアフラム84eがシャフト84fにより左側に
引っ張られるため、流入側マニホールド82aから流体
を吸引する。逆に、右側のユニット84の第二の室84
dに加圧エアが供給されると、シャフト84fは右側に
移動する。そうすると、右側のユニット84から排出側
マニホールド82bに流体が排出され、左側のユニット
84の第二の室84dに、流入側マニホールド82aか
ら流体が吸入される。
【0007】これを繰り返すことにより、ポンプ80は
流体を継続的に吸入口82cから吸入し、吐出口82d
から排出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したポンプ80
は、遠心ポンプや回転ポンプなどのような回転部分や磨
耗する部分がないため、シール部からの液漏れが全くな
く、また、スラリ液を移送しても磨耗やスラリの詰まり
による回転部のくわえ込み、モータの焼損がないため、
多くの分野で広く用いられている。
【0009】しかしながら、2重ダイアフラムポンプで
は、一対のダイアフラムが、それぞれ、ストロークの上
死点及び下死点で停止した場合、2重ダイアフラムポン
プを再起動することができない欠点を有している。ま
た、2つのダイアフラムユニットから、交互に流体を排
出するため、脈動が生じることは避けることはできなか
った。
【0010】本発明は、上述した従来の2重ダイアフラ
ムポンプの欠点を解決し、いかなる状態でポンプが停止
しても確実に再起動することができると共に、流体を脈
動なく均一に搬送することができる多連式ダイアフラム
ポンプを提供することを目的とする。
【0011】本発明は、また、いかなる状態でモータが
停止しても確実に再起動することができると共に、例え
ば、加圧エアで駆動することができ完全に防爆性の多連
式ダイアフラムモータを提供することを目的とする。
【0012】本発明は、さらに、上述のような多連式ダ
イアフラムポンプにも多連式ダイアフラムモータにも用
いることができる多連式ダイアフラム装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様に係
る多連式ダイアフラム装置は、吸入弁手段及び排出弁手
段を有する第一の室と、加圧流体が周期的に導入される
第二の室と、両室を液密に区切るダイアフラムとを有す
るダイアフラムユニットが少なくとも3ユニット設けら
れた本体;各ダイアフラムにその一端が連結された連結
ロッド;そして、各連結ロッドの他端が回転可能に連結
される偏心部が、回転方向に相互にずれている回転可能
なクランクシャフト状部材;を備えて構成されている。
【0014】クランクシャフト状部材の各偏心部は、回
転方向に等しい位相間隔で相互にずれていることが好ま
しい。
【0015】多連式ダイアフラム装置には、さらに、ク
ランクシャフト状部材の一端に固定された回転体であっ
て、各ダイアフラムユニットの各第二の室に流体的に接
続する各ポートを、順次、周期的に加圧流体源と外気と
に接続する回転体を設けることができる。
【0016】クランクシャフト状部材は、正多角形状の
断面を有する棒部材と、棒部材の断面と補合する正多角
形状の断面を有する孔を同一偏心位置に持つ複数の円盤
であって、棒部材を中心に複数の円盤が回転方向に等間
隔に固定されている複数の円盤と、そして、各円盤に回
転可能に装着されたリング部材であって、連結ロッドの
他端が回転自在に取り付けられる連結部を外周面に有す
るリング部材とで構成することができる。
【0017】本発明の第二の態様に係る多連式ダイアフ
ラムポンプは、上述の多連式ダイアフラム装置からな
り、各第二の室に圧縮空気を順次周期的に送り込んで、
第一の室の容積を減らすようにダイアフラムを移動させ
ると共に、それにより引き起こされるクランクシャフト
状部材の回転運動を連結ロッドを介して直線運動に変換
して他のダイアフラムユニットの第一の室の容積を増や
すようにダイアフラムを移動させ、一方、各ダイアフラ
ムユニットのダイアフラムの往復運動により、搬送すべ
き流体を各第一の室に流入させ且つ排出させる。
【0018】さらに、各ダイアフラムユニットの第一の
室の流入弁に接続する流入側マニホールドと、そして、
各第一の室の排出弁に接続する排出側マニホールドとを
設けることができる。
【0019】本発明の第三の態様に係る多連式ダイアフ
ラムモータは、上述の多連式ダイアフラム装置からな
り、各第二の室に圧縮空気を周期的に送り込んで、第二
の室の容積を増やすダイアフラムを移動させると共に、
それにより引き起こされるクランクシャフト状部材の回
転運動を駆動源とし、さらに、クランクシャフト状部材
の端部を本体から突出させて回転駆動軸としている。
【0020】本発明の第四の態様に係る多連式ダイアフ
ラムモータは、加圧流体が周期的に導入される開口部を
有する室と、そして、室の開口部を液密に覆うダイアフ
ラムとを有するダイアフラムユニットが少なくとも3ユ
ニット設けられた本体;各ダイアフラムにその一端が連
結された連結ロッド;本体に回転可能に設けられたクラ
ンクシャフト状部材であって、各連結ロッドの他端が回
転可能に連結される偏心部が、回転方向に相互にずれて
いるクランクシャフト状部材;を備えて構成されてお
り、ダイアフラムユニットの各室に圧縮空気を周期的に
送り込んで、該室の容積を増やすようにダイアフラムを
移動させると共に、クランクシャフト状部材の回転運動
を駆動源とし、さらに、クランクシャフト状部材の端部
を本体から突出させて回転駆動軸としている。
【0021】
【作用】多連式ダイアフラム装置の本体には、従来と同
様の構造を持つダイアフラムユニットが少なくとも3ユ
ニット設けられている。各ダイアフラムユニットの第二
の室には、周期的に加圧エアのような加圧流体が周期的
に導入される。ダイアフラムによって液密に区切られた
第一の室は、吸入弁手段及び排出弁手段を有している。
第一の室の容積がダイアフラムの移動によって減少せし
められると、その内部に充満していた流体は排出弁手段
を通って排出される。一方、第一の室の容積がダイアフ
ラムの移動によって増大せしめられると、吸入弁手段を
通して第一の室に流体を吸入する。これらの作動は、従
来のダイアフラムユニットと同じである。
【0022】本発明に係る多連式ダイアフラム装置で
は、回転可能なクランクシャフト状部材を備えており、
その複数の偏心部が回転方向に相互にずれている。クラ
ンクシャフト状部材の各偏心部と各ダイアフラムとの間
には連結ロッドが設けられており、各ダイアフラムの往
復運動は、連結ロッドを介して順次クランクシャフト状
部材の回転運動に変換される。
【0023】クランクシャフト状部材には、回転方向に
相互にずれている偏心部が少なくとも3ケ所設けられて
いるから、多連式ダイアフラム装置がどの様な位置で停
止しても、再起動に、少なくとも1つのダイアフラムユ
ニットがクランクシャフト状部材を回転させようとす
る。
【0024】本発明の第二の態様に係る多連式ダイアフ
ラムポンプは、上述の多連式ダイアフラム装置からな
り、各第二の室に加圧流体を順次周期的に送り込んで、
第一の室の容積を減らすようにダイアフラムを移動させ
ると共に、それにより引き起こされるクランクシャフト
状部材の回転運動を連結ロッドを介して直線運動に変換
して他のダイアフラムユニットの第一の室の容積を増や
すようにダイアフラムを移動させ、一方、各ダイアフラ
ムユニットのダイアフラムの往復運動により、搬送すべ
き流体を各第一の室に流入させ且つ排出させる。
【0025】本発明の第三の態様に係る多連式ダイアフ
ラムモータは、上述の多連式ダイアフラム装置からな
り、各第二の室に圧縮空気を周期的に送り込んで、第二
の室の容積を増やすようにダイアフラムを移動させると
共に、それにより引き起こされるクランクシャフト状部
材の回転運動を駆動源とし、さらに、クランクシャフト
状部材の端部を本体から突出させて回転駆動軸としてい
る。
【0026】
【実施例】以下好ましい実施例を記載した図面を用い
て、本発明に係る多連式ダイアフラム装置、多連式ダイ
アフラムポンプ及び多連式ダイアフラムモータについて
詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明に係る多連式ダイアフラム
ポンプの一実施例の概略断面図であり、図2は、図1に
示されたポンプのダイアフラムより上方の部材を取り除
いた状態の概略平面図である。図3は、図1のAA線断
面図である。
【0028】図示された好ましい実施例においては、多
連式ダイアフラムポンプ10は、直列に並べられた3つ
のダイアフラムユニット12を設けた本体14を有して
いる。各ユニット12は、吸入弁12a及び排出弁12
bを有する第一の室12cと、加圧エアなどの加圧流体
が周期的に導入される第二の室12dと、第一の室12
cと第二の室12dとを液密に区切るダイアフラム12
eとを有する。搬送すべき流体は、ダイアフラム12e
の下降により、入口12fから第一の室12c内に吸入
され、ダイアフラム12eの上昇により出口12gへ排
出される。各ユニット12の入口12fは、図示されて
いない流入側マニホールドに流体的に接続されており、
そして、各ユニット12の出口12gは図示されていな
い排出側マニホールドに流体的に接続されている。これ
らユニット12は、従来のものと構造が同じであるの
で、詳しい説明は省略する。
【0029】排出側マニホールドから排出される流体
は、少なくとも3つのダイアフラムユニット12から順
次、従って、1つのダイアフラムユニット12からの流
体の排出が完全になくなる前に次のダイアフラムユニッ
ト12の流体の供給が始まるように構成されているた
め、脈動の少ない均一な流れとなる。
【0030】3つのユニット12を設けた本体14は、
また、軸受け18によって回転可能に支持されたクラン
クシャフト16を有している。本発明に係るポンプ10
に用いられるクランクシャフト16は、独特の構造のも
ので、断面正六角形の棒部材16aと、棒部材16aを
中心に回転方向に120°間隔に固定されている複数の
円盤16cと、そして、各円盤16cに回転軸受け16
dを介して回転可能に装着されたリング部材16eとを
備えている。
【0031】各円盤16cは、棒部材16aの断面と同
じ正六角形状の断面を持つ孔16bを同一偏心位置に有
している。この孔16bに棒部材16aを挿入し、図示
しない固定手段を用いて各円盤16cを棒部材16aに
固定する。図4に示すように、各円盤16cが突出する
方向を変えて棒部材16aに挿入するだけで、簡単に複
数の円盤16cを棒部材16aに対し、棒部材16aを
中心に回転方向に120°間隔に固定することができ
る。正六角形状の断面を持つ棒部材16aは、安価に市
販されており、円盤16cに正六角形状の断面を持つ孔
16bを形成することも安価に行うことができるから、
結局、図示されたクランクシャフト16は安価に且つ簡
単に製造することができる。
【0032】図示された好ましい実施例においては、棒
部材16a及び孔16bは、正六角形状の断面を持って
いるが、もちろんこれに限られるものではない。例え
ば、正方形、正五角形、正八角形など種々の正多角形と
することができる。また、丸軸に軸方向に溝を多数切っ
たスプライン軸及びこれを受け入れる孔を有する部材と
の組合わなど、所定角度ずつ回転しても相互に嵌合し得
る種々の構造も本発明に於けるクランクシャフト状部材
の概念に入るものとする。
【0033】図示された好ましい実施例においては、軸
受け18は、中心に断面円形の孔を有する支持部材18
dと、棒部材16aの断面と同じ正六角形状の断面を持
つ孔18bを持つ円盤18aと、支持部材18dと円盤
18aとの間に介在されたラジアルベアリング18cと
を有している。
【0034】かかるクランクシャフト16は、棒部材1
6aの軸心を中心として回転する。これにより、各円盤
16cは、棒部材16aの軸心を中心として回転し、従
って、リング部材16eは、棒部材16aの軸心を中心
とするミソ擦り運動をする。そして、リング部材16e
の連結部16fは、連結ロッド20の下端を図3の上下
方向に往復運動させる。なお、19は、シール部材であ
る。
【0035】連結ロッド20の上端は、ダイアフラム1
2eに連結されているため、ダイアフラム12eも上下
方向に往復運動する。
【0036】もちろん、クランクシャフト状部材として
は、図示されたクランクシャフト16の他、種々の構成
のクランクシャフトを用いることができる。例えば、自
動車エンジンに用いられるクランクシャフトや、一本の
丸軸を屈折して形成したクランクシャフトでも良い。な
お、本発明に係る多連式ダイアフラムポンプでは、クラ
ンクシャフト状部材には大きなトルクはかからないの
で、軽くて比較的弱い材質でも用いることができる。
【0037】図6〜図9を参照すると、複数のユニット
12の第二の室12dに順次周期的に加圧流体を導入す
るバルブ機構の実施例が示されている。
【0038】初に、図6を用いて本発明に係る多連式ダ
イアフラムポンプに使用されるバルブ機構の一実施例に
ついて説明する。
【0039】図1、図2及び図6(a)などに概略的に
示されているように、本体14には、各ユニット12の
第二の室12dに接続する配管14a、14b及び14
cがそれぞれ独立して配管されている。配管14a、1
4b及び14cのバルブ機構22側の出入口は、棒部材
16aの軸心を中心として同心円上に且つ円周方向に等
間隔で配置された第一ポート14d、第二ポート14e
及び第三ポート14fとなっている。また、本体14の
一側面に形成されたエアポート14hは、複数のユニッ
ト12の第二の室12dから排出されるエアをポンプ1
0の外部に排出するためのホースを連結する。
【0040】バルブ機構22は、棒部材16aの一端に
連結された回転体24と、この回転体24を覆うように
本体14に固定されたカバー26と、回転体24をスラ
ストベアリング28を介して本体14の側面に押し付け
るスプリング30とを有している。
【0041】本体14の第一ポート14d、第二ポート
14e及び第三ポート14fの周囲には、円環状の溝1
4gが形成されており、この内部のエアはエアポート1
4hを通ってポンプ10の外部に排出される。回転体2
4は、本体14に面する側の中心に棒部材16aの端部
を受け入れる断面正六角形の穴24aを有している。回
転体24は、また、本体14に面する側の側面に形成さ
れ棒部材16aの軸心を中心とする同心円上を延びるエ
ア排出溝24bとエア供給溝24dとを有している。エ
ア排出溝24bとエア供給溝24dは、それぞれ、常に
第一ポート14d、第二ポート14e及び第三ポート1
4fの内、2つのポートと流体的に接続し得る長さを持
つていることが必要である。これにより、ポンプ10が
どのような位置で停止しても、確実に再起動することが
可能となる。
【0042】エア排出溝24bと円環状の溝14gと
は、放射方向溝24cで連結されており、エア供給溝2
4dとカバー26の内部であって且つ回転体24の外部
とは、軸方向溝24eで連結されている。カバー26に
は、加圧エアを供給するノズルを接続する図示されてい
ない開口が形成されている。
【0043】棒部材16aが回転すると、回転体24が
回転する。例えば、第一ポート14dがエア供給溝24
dの回転方向の先端位置に来たものとすると、カバー2
6内に充満している加圧エアは、軸方向溝24e及びエ
ア供給溝24dを通って、第一ポート14d、配管14
aに供給され、第一のユニット12の第二の室12dの
容積を大きくさせる。第一のユニット12のダイアフラ
ム12eは上昇し、この上昇運動は、連結ロッド20を
介してクランクシャフト16に伝えられ、クランクシャ
フト16の回転運動に変換される。
【0044】第二の室12dの容積の増大により、同ユ
ニットの第一の室12cの容積は減少させられ、内部の
流体は排出弁12bを通って出口12gから排出され
る。
【0045】上述のように第一ポート14dの位置をエ
ア供給溝24dが通り終る前に、第二ポート14eがエ
ア供給溝24dと流体的に接続する。上述と同様にし
て、第二のユニット12の第二の室12dに加圧エアに
供給され、それによって、第二のユニット12の第一の
室12cから流体が排出されると共に、クランクシャフ
ト16を回転させ続ける。一方、第一のユニット12で
は、ダイアフラム12eが下降し始め、入口12fから
吸入弁12aを通って第一の室12c内に流体を吸入す
る。この間、第一ポート14dは、回転体24のエア排
出溝24bと流体的に接続しており、第二の室12dに
充満していた加圧エアは、配管14a、第一ポート14
d、エア排出溝24b、放射方向溝24cを通って円環
状の溝14gに排出され、さらに、エアポート14hを
通って外気に捨てられる。
【0046】このような、第二の室12dへの加圧エア
の供給及び排出を、順次、第一のユニット12、第二の
ユニット12、そして、第三のユニット12と周期的に
行うことにより、流体を入口12fから各ユニット12
内に入れ、各ユニット12の出口12gから所望の場所
に切れ目なく均一に搬送する。
【0047】次に、図7を用いて本発明に係る多連式ダ
イアフラムポンプに使用されるバルブ機構の他の実施例
について説明する。
【0048】図7に示されたバルブ機構32では、加圧
エアはカバー36の開口36aから供給され、回転体3
4の放射方向溝34c、エア供給溝34b、ポート14
d又は14e又は14fを通って配管14a又は14b
又は14c、そして、各ユニット12の第二の室12d
に供給される。一方、第二の室12dに充満していたエ
アは、配管14a又は14b又は14cからポート14
d又は14e又は14f、さらに、エア排出溝34d及
び放射方向溝34eを通って本体14の一側面に形成さ
れた孔14iから外気に排出される。
【0049】バルブ機構32の作動は、基本的に、バル
ブ機構22と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0050】次に、図8を用いて本発明に係る多連式ダ
イアフラムポンプに使用されるバルブ機構のさらに他の
実施例について説明する。
【0051】図8に示されたバルブ機構42では、本体
14に形成されるポート14d、14e、14fの断面
形状及び回転体44のエア供給溝44b、エア排出溝4
4dの形状が図7に示されたバルブ機構32と異なるの
みで、他の構成及び作動は同様である。
【0052】次に、図9を用いて本発明に係る多連式ダ
イアフラムポンプに使用されるバルブ機構のさらに他の
実施例について説明する。
【0053】図9に示されたバルブ機構52は、概略的
に、棒部材16aの端部に相対的に回転不能に連結され
るスプール54と、このスプール54を受け入れる円筒
状の凹部56aを有し本体14の一側面に固定されたハ
ウジング56とから構成される。
【0054】スプール54は、図9(c)に示されたよ
うな外形を有するもので、中央の平坦部54aの上下を
流体的に区画するものである。ハウジング56は、加圧
エア供給源からのノズルを連結する入口ポート56bと
外気に解放している排出ポート56cとを有している。
入口ポート56b及び排出ポート56cは、共に、ハウ
ジング56の凹部56aに流体的に接続している。ハウ
ジング56は、また、第一ポート14d、第二ポート1
4e及び第三ポート14fに、それぞれ、接続する流路
56d、56e、56fを備えており、その反対側の端
はハウジング56の凹部56aに接続されている。
【0055】棒部材16aの回転により、第一、第二及
び第三のユニット12の第二の室12dへ加圧エアを供
給及び排出できる点は、図6〜図8のバルブ機構と同様
である。
【0056】図示した本発明に係る多連式ダイアフラム
ポンプは、ユニット12を3つ持つ三連式ダイアフラム
ポンプであったが、もちろん、4つ以上のユニット12
を持つものも本発明の技術的範囲に属する。
【0057】また、各ユニット12の配置も、一列に並
べるものだけに限らず、自動車用エンジンのようにV字
形に配置しても、また、ゼロ戦のエンジンのように放射
方向に配置しても良い。
【0058】図10は、本発明に係る多連式ダイアフラ
ムポンプの他の実施例を示すものである。
【0059】図示された四連水平対交型ダイアフラムポ
ンプ60は、図11に示したような従来の2重ダイアフ
ラムポンプと同様の構成を持つものを横に2列並べたも
ので、本体64内にそれらは配置されている。対向する
一対のユニット62のダイアフラム62a同志を連結す
るシャフト66の中央部には、陸上競技のトラックのよ
うな平面形状を持つ空間部66aが形成されている。2
本のシャフト66の各空間部66aを貫通して、断面正
方形の棒部材68が本体64に対して回転可能に設置さ
れている。
【0060】棒部材68には、シャフト66と交差する
位置に円盤70が固定されている。円盤70は、棒部材
68の断面形状と補合する断面正方形の孔70aが、円
盤70の軸心から偏心した位置に形成されている。この
孔70aに棒部材68を挿入して固定することによっ
て、クランクシャフト状部材は構成される。図10
(c)に実線と二点鎖線によって示したように2つの円
盤70は、棒部材68を中心として相互に直角方向に突
出している。なお、図面中、72は、棒部材68の一端
に連結されたバルブ機構である。
【0061】さらに、本発明に係る多連式ダイアフラム
装置はポンプとして構成するだけでなく、多連式ダイア
フラムモータとしても構成することができる。
【0062】多連式ダイアフラムモータとして構成する
場合には、棒部材16aのバルブ機構の設置される側と
反対の側の端部を本体14の外側に突出させ、これを駆
動軸とする。また、その場合には、吸入弁12a及び排
出弁12bを除去しておくか、ダイアフラム12e上方
の部材を全て取り除くなどして、第一の室12cへの流
体の出入りにより仕事が行われないようにすることが好
ましい。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る第一の態様の多連式ダイア
フラム装置では、クランクシャフト状部材に、回転方向
に相互にずれている偏心部が少なくとも3ケ所設けられ
ているから、それがどの様な位置で停止しても、再起動
時に、少なくとも1つのダイアフラムユニットの連結ロ
ッドがクランクシャフト状部材を回転させようとする。
従って、多連式ダイアフラム装置は、確実に再起動する
ことができると共に、少なくとも3つのダイアフラムユ
ニットから順次、従って、1つのダイアフラムユニット
からの流体の排出が完全になくなる前に次のダイアフラ
ムユニットの流体の供給が始まるように構成されている
ため、流体を脈動なく均一に搬送することができる。
【0064】また、多連式ダイアフラムモータも、同様
にいかなる状態でモータが停止しても確実に再起動する
ことができると共に、例えば、加圧エアで駆動すること
ができるので完全に防爆性のモータとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多連式ダイアフラムポンプの一
実施例の概略縦断面図である。
【図2】 図1に示されたポンプのダイアフラムより上
方の部材を取り除いた状態の概略平面図である。
【図3】 図1のAA線断面図である。
【図4】 本発明に係る多連式ダイアフラムポンプに用
いられるクランクシャフト状部材の一実施例の側面図で
ある。
【図5】 図1のBB線断面図である。
【図6】 本発明に係る多連式ダイアフラムポンプに用
いられるバルブ機構の一実施例を示すもので、(a)は
縦断面図、(b)は図6(a)のCC線からみた端面図
であり、そして、(c)は回転体を図6(a)のDD線
からみた端面図であり、そして、(d)は回転体の縦断
面図である。
【図7】 バルブ機構の他の実施例を示すもので、
(a)は縦断面図、(b)は図7(a)のEE線からみ
た端面図であり、(c)は回転体を図7(a)のFF線
からみた端面図であり、そして、(d)は回転体の縦断
面図である。
【図8】 バルブ機構のさらに他の実施例を示すもの
で、(a)は縦断面図、(b)は図8(a)のGG線か
らみた端面図であり、(c)は回転体を図8(a)のH
H線からみた端面図であり、そして、(d)は回転体の
縦断面図である。
【図9】 バルブ機構のさらに他の実施例を示すもの
で、(a)は縦断面図、(b)は図9(a)のJJ線か
らみた端面図であり、そして、(c)は回転体の斜視図
である。
【図10】 本発明に係る四連水平対交型ダイアフラム
ポンプを示すもので、(a)はその概略正面図であり、
(b)は概略平面図であり、(c)は図10(b)のK
K線からみた概略断面図である。
【図11】 従来の2重ダイアフラムポンプの縦断面図
である。
【符号の説明】
10 ポンプ 12 ユニット 12a 吸入弁 12b 排出弁 12c 第一の室 12d 第二の室 12e ダイアフラム 14 本体 16 クランクシャフト 16a 棒部材 16b 孔 16c 円盤 16d 回転軸受け 16e リング部材 18 軸受け 20 連結ロッド 22 バルブ機構 24 回転体 26 カバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入弁手段及び排出弁手段を有する第
    一の室と、加圧流体が周期的に導入される第二の室と、
    前記第一の室と前記第二の室とを液密に区切るダイアフ
    ラムとを有するダイアフラムユニットが少なくとも3ユ
    ニット設けられた本体;各ダイアフラムにその一端が連
    結された連結ロッド;前記本体に回転可能に設けられた
    クランクシャフト状部材であって、前記各連結ロッドの
    他端が回転可能に連結される偏心部が、回転方向に相互
    にずれているクランクシャフト状部材;を備えて構成さ
    れてなる多連式ダイアフラム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多連式ダイアフラム
    装置において、 前記クランクシャフト状部材の各偏心部が、回転方向に
    等しい位相間隔で相互にずれていることを特徴とする多
    連式ダイアフラム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の多連式ダイア
    フラム装置において、さらに、前記クランクシャフト状
    部材の一端に固定された回転体であって、前記各ダイア
    フラムユニットの各第二の室に流体的に接続する各ポー
    トを、順次、周期的に加圧流体源と外気とに接続する回
    転体を備えていることを特徴とする多連式ダイアフラム
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    多連式ダイアフラム装置において、前記クランクシャフ
    ト状部材は、 正多角形状の断面を有する棒部材と、前記棒部材の断面
    と補合する正多角形状の断面を有する孔を同一偏心位置
    に持つ複数の円盤であって、前記棒部材を中心に前記複
    数の円盤が回転方向に等間隔に固定されている複数の円
    盤と、そして、前記各円盤に回転可能に装着されたリン
    グ部材であって、前記連結ロッドの他端が回転自在に取
    り付けられる連結部を外周面に有するリング部材とを備
    えて構成されている多連式ダイアフラム装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    多連式ダイアフラム装置からなる多連式ダイアフラムポ
    ンプであって、 前記各第二の室に圧縮空気を周期的に送り込んで、前記
    第一の室の容積を減らすように前記ダイアフラムを移動
    させると共に、前記クランクシャフト状部材の回転運動
    を連結ロッドを介して直線運動に変換して該第一の室の
    容積を増やすように該ダイアフラムを移動させ、 前記ダイアフラムの往復運動により、搬送すべき流体を
    前記第一の室に流入させ且つ排出させるようにされてい
    る、 多連式ダイアフラムポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の多連式ダイアフラム
    ポンプにおいて、さらに、 前記各第一の室の流入弁に接続する流入側マニホールド
    と、そして、 該各第一の室の排出弁に接続する排出側マニホールド
    と、を備えて構成されている多連式ダイアフラムポン
    プ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    多連式ダイアフラム装置からなる多連式ダイアフラムモ
    ータであって、 前記各第二の室に圧縮空気を周期的に送り込んで、該第
    二の室の容積を増やすダイアフラムを移動させると共
    に、それにより引き起こされる前記クランクシャフト状
    部材の回転運動を駆動源とし、さらに、該クランクシャ
    フト状部材の端部を本体から突出させて回転駆動軸とし
    た、多連式ダイアフラムモータ。
  8. 【請求項8】 加圧流体が周期的に導入される開口部
    を有する室と、そして、前記室の開口部を液密に覆うダ
    イアフラムとを有するダイアフラムユニットが少なくと
    も3ユニット設けられた本体;各ダイアフラムにその一
    端が連結された連結ロッド;前記本体に回転可能に設け
    られたクランクシャフト状部材であって、前記各連結ロ
    ッドの他端が回転可能に連結される偏心部が、回転方向
    に相互にずれているクランクシャフト状部材;を備えて
    構成されており、 前記ダイアフラムユニットの各室に圧縮空気を周期的に
    送り込んで、該室の容積を増やすように前記ダイアフラ
    ムを移動させると共に、前記クランクシャフト状部材の
    回転運動を駆動源とし、さらに、該クランクシャフト状
    部材の端部を本体から突出させて回転駆動軸としてい
    る、多連式ダイアフラムモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102518578A (zh) * 2012-01-09 2012-06-27 上海江浪流体机械制造有限公司 多腔连通增压型气动隔膜泵
JP2014063001A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Konica Minolta Inc 電子写真有機感光体の製造方法
JP2014088849A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Komatsu Ntc Ltd ダイヤフラムポンプ
CN114787511A (zh) * 2019-12-11 2022-07-22 莱格特普莱特加拿大公司 泵组件

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