JPH08336228A - 電線把持用クランプ - Google Patents
電線把持用クランプInfo
- Publication number
- JPH08336228A JPH08336228A JP7140536A JP14053695A JPH08336228A JP H08336228 A JPH08336228 A JP H08336228A JP 7140536 A JP7140536 A JP 7140536A JP 14053695 A JP14053695 A JP 14053695A JP H08336228 A JPH08336228 A JP H08336228A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- hook
- connecting rod
- lid
- electric wire
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- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】クランプ本体とクランプ蓋との間で仕組まれる
係脱機構におけるT型連結棒への回転作業を不要にし、
作業性の良好な電線把持用クランプの提供。 【構成】クランプ本体とクランプ蓋との間の引っ掛け機
構を、クランプ本体側に設けられたT型連結棒と、クラ
ンプ蓋の開放端側に取り付けられたフック及びこのフッ
クを内側へ付勢する弾性体からなり、フックがT型連結
棒のT型頭部に係脱可能な構成とし、以て、クランプ蓋
の蓋をする動作に付随して、フックがT型頭部へ係止で
きるようにした。T型連結棒をクランプ本体内へ引き込
むためのスプリングを備えることで、T型頭部がフック
を引きつけ、それらによる係止をより一層堅固にでき
る。また、フックの先端引っ掛け部分をクランプ本体の
凹所に引込み収容可能とし、フックが故意にこじりださ
れないようにもできる。
係脱機構におけるT型連結棒への回転作業を不要にし、
作業性の良好な電線把持用クランプの提供。 【構成】クランプ本体とクランプ蓋との間の引っ掛け機
構を、クランプ本体側に設けられたT型連結棒と、クラ
ンプ蓋の開放端側に取り付けられたフック及びこのフッ
クを内側へ付勢する弾性体からなり、フックがT型連結
棒のT型頭部に係脱可能な構成とし、以て、クランプ蓋
の蓋をする動作に付随して、フックがT型頭部へ係止で
きるようにした。T型連結棒をクランプ本体内へ引き込
むためのスプリングを備えることで、T型頭部がフック
を引きつけ、それらによる係止をより一層堅固にでき
る。また、フックの先端引っ掛け部分をクランプ本体の
凹所に引込み収容可能とし、フックが故意にこじりださ
れないようにもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線把持用クランプに
関し、とりわけ送電線用ボルトレス式スペーサのクラン
プに関する。
関し、とりわけ送電線用ボルトレス式スペーサのクラン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電線把持用クランプとして
のボルトレススペーサクランプの例にして、クランプ本
体1と、このクランプ本体1にヒンジ結合6をされたク
ランプ蓋2で電線を挟み込むクランプ構造にしている。
クランプ本体1には、枠部1aを有していてスプリング
4を収めるようにしている。3はT型連結棒にして枠部
1aの構成壁(上壁部)を貫通して螺軸部が枠部1aの
中へ且つT型頭部3aが外部へ位置づけられる。
のボルトレススペーサクランプの例にして、クランプ本
体1と、このクランプ本体1にヒンジ結合6をされたク
ランプ蓋2で電線を挟み込むクランプ構造にしている。
クランプ本体1には、枠部1aを有していてスプリング
4を収めるようにしている。3はT型連結棒にして枠部
1aの構成壁(上壁部)を貫通して螺軸部が枠部1aの
中へ且つT型頭部3aが外部へ位置づけられる。
【0003】スプリング4はT型連結棒3の螺軸部に被
挿された状態で、一端が枠部1aの内壁に当接されると
ともに他端がT型連結棒3の螺軸部末端にワッシャやナ
ットで引っ掛けられることで、スプリング4の圧縮に対
する弾発力がT型連結棒3に対して枠部1aの中へ引き
込む軸力を付与するものである。
挿された状態で、一端が枠部1aの内壁に当接されると
ともに他端がT型連結棒3の螺軸部末端にワッシャやナ
ットで引っ掛けられることで、スプリング4の圧縮に対
する弾発力がT型連結棒3に対して枠部1aの中へ引き
込む軸力を付与するものである。
【0004】フランジ蓋2の開放端側には、股裂き状の
横溝2aを有し、この横溝を通してT型連結棒3の軸部
を側方から横入れできるようにしている。
横溝2aを有し、この横溝を通してT型連結棒3の軸部
を側方から横入れできるようにしている。
【0005】5は予備圧縮用ボルトにして、枠部1aの
構成壁(下壁部)を外側から螺通し先端を連結棒3の螺
軸部末端(下端)に当接し、そして、図のように一定の
ストローク分だけねじ込むことで、スプリング4を一定
量だけ予備圧縮するのである。この予備圧縮ととともに
連結棒3が外側(上側)へ押し出され、T型頭部3aが
浮き上がり、そのT型頭部3aとクランプ蓋2との間に
遊び(隙間)が形成される。この時、T型頭部3aを図
3(イ)の実線のようにクランプ蓋の横溝2aと並行に
することにより、クランプ蓋2が自由に開放でき、電線
への挟み込み作業を可能にする。
構成壁(下壁部)を外側から螺通し先端を連結棒3の螺
軸部末端(下端)に当接し、そして、図のように一定の
ストローク分だけねじ込むことで、スプリング4を一定
量だけ予備圧縮するのである。この予備圧縮ととともに
連結棒3が外側(上側)へ押し出され、T型頭部3aが
浮き上がり、そのT型頭部3aとクランプ蓋2との間に
遊び(隙間)が形成される。この時、T型頭部3aを図
3(イ)の実線のようにクランプ蓋の横溝2aと並行に
することにより、クランプ蓋2が自由に開放でき、電線
への挟み込み作業を可能にする。
【0006】電線を挟み込んでクランプ蓋2をT型連結
棒3を横入れする態勢にセットされたら、T型連結棒3
を90°回転することにより、T型頭部3aが図3
(イ)の二点鎖線のようにクランプ蓋の横溝2aに対し
て交差し、クランプ蓋2を押さえ込む係止態勢に移行す
る。この後、予備圧縮用ボルト5を緩めて取り去ること
により、スプリング4が予備圧縮分だけ伸長してT型連
結棒3が枠部1aの中へ引き込まれ、延いては、T型頭
部3aがクランプ蓋2の開放端を締め付け、電線への把
持力を生じさせるのである。電線の把持態勢を解く場合
には、上記の操作を逆に行なえば良いことは容易に理解
されるであろう。
棒3を横入れする態勢にセットされたら、T型連結棒3
を90°回転することにより、T型頭部3aが図3
(イ)の二点鎖線のようにクランプ蓋の横溝2aに対し
て交差し、クランプ蓋2を押さえ込む係止態勢に移行す
る。この後、予備圧縮用ボルト5を緩めて取り去ること
により、スプリング4が予備圧縮分だけ伸長してT型連
結棒3が枠部1aの中へ引き込まれ、延いては、T型頭
部3aがクランプ蓋2の開放端を締め付け、電線への把
持力を生じさせるのである。電線の把持態勢を解く場合
には、上記の操作を逆に行なえば良いことは容易に理解
されるであろう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術の電
線把持用クランプによれば、T型連結棒を90°回転し
てクランプ蓋の開閉;係脱を行なうようにしているた
め、T型連結棒を回転するための専用の工具を必要と
し、また、かかる回転作業を高所で足場のない所で行な
うことから回転により体が振られるなど危険性が伴うと
いう問題があった。
線把持用クランプによれば、T型連結棒を90°回転し
てクランプ蓋の開閉;係脱を行なうようにしているた
め、T型連結棒を回転するための専用の工具を必要と
し、また、かかる回転作業を高所で足場のない所で行な
うことから回転により体が振られるなど危険性が伴うと
いう問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、クランプ本体と
クランプ蓋との間で仕組まれる係脱機構におけるT型連
結棒への回転作業を不要にでき、作業性の良好な電線把
持用クランプを提供することにある。
クランプ蓋との間で仕組まれる係脱機構におけるT型連
結棒への回転作業を不要にでき、作業性の良好な電線把
持用クランプを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段;作用】本発明により提供
する電線把持用クランプは、ヒンジ結合しあうクランプ
本体とクランプ蓋との間に仕組まれた引っ掛け機構を、
クランプ本体側に設けられたT型連結棒と、クランプ蓋
の開放端側に取り付けられたフック及びこのフックを内
側へ付勢する弾性体からなり、フックがT型連結棒のT
型頭部に係脱可能な構成とされ、以て、クランプ蓋をク
ランプ本体へ近づけ蓋をする動作に付随して、フックが
T型頭部へ係止できるようにしたものである。
する電線把持用クランプは、ヒンジ結合しあうクランプ
本体とクランプ蓋との間に仕組まれた引っ掛け機構を、
クランプ本体側に設けられたT型連結棒と、クランプ蓋
の開放端側に取り付けられたフック及びこのフックを内
側へ付勢する弾性体からなり、フックがT型連結棒のT
型頭部に係脱可能な構成とされ、以て、クランプ蓋をク
ランプ本体へ近づけ蓋をする動作に付随して、フックが
T型頭部へ係止できるようにしたものである。
【0010】T型連結棒をクランプ本体内へ引き込む方
向の軸力を付勢させるスプリングを備えることで、かか
るT型頭部がフックを引きつけられ、それらによる係止
をより一層堅固なものにすることができる。また、フッ
クの先端引っ掛け部分をクランプ本体の凹所に引込み収
容可能にすることで、フックが故意にこじりだされるの
を防ぐことも可能である。
向の軸力を付勢させるスプリングを備えることで、かか
るT型頭部がフックを引きつけられ、それらによる係止
をより一層堅固なものにすることができる。また、フッ
クの先端引っ掛け部分をクランプ本体の凹所に引込み収
容可能にすることで、フックが故意にこじりだされるの
を防ぐことも可能である。
【0011】
【実施例】図1及び図2は、本発明にかかる電線把持用
クランプの好ましい実施例を示したものである。符号に
おいて、6はクランプ本体、7はクランプ蓋、8はT型
連結棒、9はスプリング、10は予備圧縮用ボルト、そ
して、11がフック、12が弾性体としての板バネであ
る。この実施例の電線把持用クランプは断面円形の電線
Wを把持するものである。
クランプの好ましい実施例を示したものである。符号に
おいて、6はクランプ本体、7はクランプ蓋、8はT型
連結棒、9はスプリング、10は予備圧縮用ボルト、そ
して、11がフック、12が弾性体としての板バネであ
る。この実施例の電線把持用クランプは断面円形の電線
Wを把持するものである。
【0012】しかして、クランプ本体6は、スプリング
を収めるための枠部6aを有しており、この枠部の構成
壁(上部壁)にT型連結棒8を貫通し螺軸部を内挿する
ようにしている。従って、T型連結棒のT型頭部8a
は、外側(上側)へ突き出される格好となる。クランプ
本体の電線把持側つまりT型頭部8a突出し側には凹所
6bが設けられ、後述するフック11を引込み収納可能
にしている。
を収めるための枠部6aを有しており、この枠部の構成
壁(上部壁)にT型連結棒8を貫通し螺軸部を内挿する
ようにしている。従って、T型連結棒のT型頭部8a
は、外側(上側)へ突き出される格好となる。クランプ
本体の電線把持側つまりT型頭部8a突出し側には凹所
6bが設けられ、後述するフック11を引込み収納可能
にしている。
【0013】コイル状のスプリング9は、クランプ本体
の枠部6aの中でT型連結棒8の螺軸部を被挿した状態
にして、一端を枠部6aの構成壁内面(上部壁内面)に
当接するとともに、他端をT型連結棒8の螺軸部末端に
ワッシャやナットで引っ掛けている。従って、スプリン
グ9はその圧縮により生じる弾発力をもってT型連結棒
8を枠部6aの中に引き込む軸力を付勢する。
の枠部6aの中でT型連結棒8の螺軸部を被挿した状態
にして、一端を枠部6aの構成壁内面(上部壁内面)に
当接するとともに、他端をT型連結棒8の螺軸部末端に
ワッシャやナットで引っ掛けている。従って、スプリン
グ9はその圧縮により生じる弾発力をもってT型連結棒
8を枠部6aの中に引き込む軸力を付勢する。
【0014】クランプ蓋7は、クランプ本体6にヒンジ
結合13をされることにより、その電線把持溝がクラン
プ本体6の電線把持溝に対峙できるようにしており、開
放端側にはクレビス構造を付与し、このクレビス構造部
にフック11をピン結合14をしてなり、さらに、クラ
ンプ蓋3の外面からフック11の外面にわたって板バネ
12が連結され、以て、フック11が板バネ12の弾性
力で内側への付勢力を生じさせている。
結合13をされることにより、その電線把持溝がクラン
プ本体6の電線把持溝に対峙できるようにしており、開
放端側にはクレビス構造を付与し、このクレビス構造部
にフック11をピン結合14をしてなり、さらに、クラ
ンプ蓋3の外面からフック11の外面にわたって板バネ
12が連結され、以て、フック11が板バネ12の弾性
力で内側への付勢力を生じさせている。
【0015】さて、以上のように各部が構成された本実
施例の電線把持用クランプの取り扱い方を説明すると、
先ず、スプリング9の予備圧縮を行なう。これは、予備
圧縮用ボルト10を図1のように枠部6aの構成壁(下
部壁)に外部から螺通させ、先端をT型連結棒8の螺軸
部末端に突き当て、その状態から一定のストローク分だ
けねじ込むことにより成就される。
施例の電線把持用クランプの取り扱い方を説明すると、
先ず、スプリング9の予備圧縮を行なう。これは、予備
圧縮用ボルト10を図1のように枠部6aの構成壁(下
部壁)に外部から螺通させ、先端をT型連結棒8の螺軸
部末端に突き当て、その状態から一定のストローク分だ
けねじ込むことにより成就される。
【0016】上記のようにしてスプリング9の予備圧縮
が行なわれると、T型連結棒8が予備圧縮分だけ外部に
突き出され、その分T型頭部8aも浮き上がる。そこ
で、クランプ蓋7を予め開放しておいて、クランプ本体
6の把持溝部に電線Wをあてがい、そして、クランプ蓋
7をヒンジ結合部13を支点としてクランプ本体6の側
へ回転転倒させて自己の把持溝を電線W上にあてがう状
態とする。この時、クランプ蓋7に付随して動かされる
フック11がクランプ本体上に突き出すT型頭部8aに
突き当たり、そこからさらに強制的に押し下げると、フ
ック11の先端部がT型頭部8aを滑動しながら迂回し
てそのT型頭部8aの下側へ入り込むようになる。これ
ら一連の動作において、フック11はピン結合部14を
支点として外側へ傾動することにより迂回状態となり、
この時、板バネ12を弾性変形させる。フック11の先
端部がT型頭部8aの下側へもぐり込む状態に至って
は、フック11が板バネ12の弾発力にて内側への付勢
力を受けながらT型頭部8aへ係止されこの状態が維持
されることになり、この時点で電線Wに対する把持の初
動態勢が得られる。このような操作はクランプ蓋7を倒
立状態から倒すという片手の操作によって行ない得る。
また、一旦係止状態が成就されたら、フック11を強制
的にこじりださないと係止状態は継続される。
が行なわれると、T型連結棒8が予備圧縮分だけ外部に
突き出され、その分T型頭部8aも浮き上がる。そこ
で、クランプ蓋7を予め開放しておいて、クランプ本体
6の把持溝部に電線Wをあてがい、そして、クランプ蓋
7をヒンジ結合部13を支点としてクランプ本体6の側
へ回転転倒させて自己の把持溝を電線W上にあてがう状
態とする。この時、クランプ蓋7に付随して動かされる
フック11がクランプ本体上に突き出すT型頭部8aに
突き当たり、そこからさらに強制的に押し下げると、フ
ック11の先端部がT型頭部8aを滑動しながら迂回し
てそのT型頭部8aの下側へ入り込むようになる。これ
ら一連の動作において、フック11はピン結合部14を
支点として外側へ傾動することにより迂回状態となり、
この時、板バネ12を弾性変形させる。フック11の先
端部がT型頭部8aの下側へもぐり込む状態に至って
は、フック11が板バネ12の弾発力にて内側への付勢
力を受けながらT型頭部8aへ係止されこの状態が維持
されることになり、この時点で電線Wに対する把持の初
動態勢が得られる。このような操作はクランプ蓋7を倒
立状態から倒すという片手の操作によって行ない得る。
また、一旦係止状態が成就されたら、フック11を強制
的にこじりださないと係止状態は継続される。
【0017】上記のようにして係止状態が得られたら、
予備圧縮用ボルト10を緩めて取り去ると、予備圧縮さ
れていたスプリング9が図2のように弾性復帰して伸長
状態となり、これに伴いT型連結棒8が枠部8aの中へ
引き込まれ、それに付随してT型連結棒8に係止するフ
ック11もクランプ本体6の側へ引き寄せられ、延いて
は、電線Wへの締め付け把持が成就されるのである。こ
の時、フック11の先端引っ掛かり部分はクランプ本体
の凹所6b内へ引き込まれることで、故意にこじりださ
れて係止の解除が行えないようになる。
予備圧縮用ボルト10を緩めて取り去ると、予備圧縮さ
れていたスプリング9が図2のように弾性復帰して伸長
状態となり、これに伴いT型連結棒8が枠部8aの中へ
引き込まれ、それに付随してT型連結棒8に係止するフ
ック11もクランプ本体6の側へ引き寄せられ、延いて
は、電線Wへの締め付け把持が成就されるのである。こ
の時、フック11の先端引っ掛かり部分はクランプ本体
の凹所6b内へ引き込まれることで、故意にこじりださ
れて係止の解除が行えないようになる。
【0018】クランプを電線から取り外すときには、上
記の操作順序を逆にすれば良いことは容易に理解される
であろう。
記の操作順序を逆にすれば良いことは容易に理解される
であろう。
【0019】
【発明の効果】以上説明したような本発明の電線把持用
クランプによれば、クランプ本体とクランプ蓋との間で
仕組まれる係脱機構におけるT型連結棒への回転作業を
不要にでき、作業性の良好な電線把持用クランプを提供
するという所期の目的を達成することができ、クランプ
蓋をワンタッチで閉じることができ、クランプの開閉機
構に確実性を得ることができる。等々これを実施して得
られる効果は蓋し大きいものといえる。
クランプによれば、クランプ本体とクランプ蓋との間で
仕組まれる係脱機構におけるT型連結棒への回転作業を
不要にでき、作業性の良好な電線把持用クランプを提供
するという所期の目的を達成することができ、クランプ
蓋をワンタッチで閉じることができ、クランプの開閉機
構に確実性を得ることができる。等々これを実施して得
られる効果は蓋し大きいものといえる。
【図1】本発明の実施例にして、クランプを開放状態に
して示す正面図。
して示す正面図。
【図2】本発明の実施例にして、(イ)は図1に示すク
ランプを電線把持状態で示す正面図、(ロ)は同クラン
プの要部右側面図。
ランプを電線把持状態で示す正面図、(ロ)は同クラン
プの要部右側面図。
【図3】従来のクランプの例にして、(イ)は平面図、
(ロ)は正面図。
(ロ)は正面図。
6 クランプ本体 6a 枠部 6b 凹所 7 クランプ蓋 8 T型連結棒 8a T型頭部 9 スプリング 10 予備圧縮用ボルト 11 フック 12 弾性体;板バネ 13 ヒンジ結合部 14 ピン結合部
Claims (3)
- 【請求項1】ヒンジ結合しあうクランプ本体とクランプ
蓋と、さらにそれらクランプ本体とクランプ蓋との間に
仕組まれた引っ掛け機構とからなり、この引っ掛け機構
は、クランプ本体側に設けられたT型連結棒と、クラン
プ蓋の開放端側に取り付けられたフック及びこのフック
を内側へ付勢する弾性体からなり、フックがT型連結棒
のT型頭部に係脱可能な構成とされた、電線把持用クラ
ンプ。 - 【請求項2】T型連結棒をクランプ本体内へ引き込む方
向の軸力を付勢させるスプリングを備えた、請求項1記
載の電線把持用クランプ。 - 【請求項3】フックの先端引っ掛け部分をクランプ本体
の凹所に引込み収容可能とした、請求項2記載の電線把
持用クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7140536A JPH08336228A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 電線把持用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7140536A JPH08336228A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 電線把持用クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336228A true JPH08336228A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15270960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7140536A Pending JPH08336228A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 電線把持用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08336228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103730875A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-16 | 江东金具设备有限公司 | 一种间隔棒自锁式线夹 |
CN107394727A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-24 | 杭州方诚电力技术有限公司 | 通过拨片触发的锁紧机构及其使用方法 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP7140536A patent/JPH08336228A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103730875A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-16 | 江东金具设备有限公司 | 一种间隔棒自锁式线夹 |
CN107394727A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-24 | 杭州方诚电力技术有限公司 | 通过拨片触发的锁紧机构及其使用方法 |
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