JPH08336196A - 圧電型スピーカ - Google Patents
圧電型スピーカInfo
- Publication number
- JPH08336196A JPH08336196A JP17653195A JP17653195A JPH08336196A JP H08336196 A JPH08336196 A JP H08336196A JP 17653195 A JP17653195 A JP 17653195A JP 17653195 A JP17653195 A JP 17653195A JP H08336196 A JPH08336196 A JP H08336196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- speaker
- piezoelectric speaker
- multilayer ceramic
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で簡単な構造で、音の周波数範囲が広
く、また音圧の高い圧電型スピーカを得る。 【構成】 圧電型スピーカは円盤2と円形圧電多層セラ
ミック板3、4と周辺支持リング5、6と吸音材9にて
構成されている。円形圧電多層セラミック板3、4は外
側電極7と内側電極8により円盤2を中心に対象的に屈
曲振動をするように分極されている。
く、また音圧の高い圧電型スピーカを得る。 【構成】 圧電型スピーカは円盤2と円形圧電多層セラ
ミック板3、4と周辺支持リング5、6と吸音材9にて
構成されている。円形圧電多層セラミック板3、4は外
側電極7と内側電極8により円盤2を中心に対象的に屈
曲振動をするように分極されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一枚の円盤の両面に
ほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板の周辺を支持
するように固定した圧電型スピーカに関するものであ
る。
ほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板の周辺を支持
するように固定した圧電型スピーカに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電型スピーカは図3のように、
モノモルフまたはバイモルフ型円形圧電セラミック板
(3)の周辺をフレーム(10)に支持固定し、セラミ
ック板中央部の振動をコーン紙(11)に伝え、ボック
ス(12)の穴を通して音をコーン紙の表側から放射す
る構造であった。
モノモルフまたはバイモルフ型円形圧電セラミック板
(3)の周辺をフレーム(10)に支持固定し、セラミ
ック板中央部の振動をコーン紙(11)に伝え、ボック
ス(12)の穴を通して音をコーン紙の表側から放射す
る構造であった。
【0003】
イ.従来の圧電型スピーカはコーン紙の表と裏から出る
音が互いに打ち消しあうので、そのままでは音の出力が
低くなり、必ずスピーカボックスまたはバッフルボード
に取り付けて表だけの音を使っていた。 ロ.スピーカボックスまたはバッフルボードを使うた
め、全体のサイズが大きくなり、構造も複雑であった。 ハ.コーン紙の表だけの音を使うので、音の出力は低か
った。 本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたも
のである。
音が互いに打ち消しあうので、そのままでは音の出力が
低くなり、必ずスピーカボックスまたはバッフルボード
に取り付けて表だけの音を使っていた。 ロ.スピーカボックスまたはバッフルボードを使うた
め、全体のサイズが大きくなり、構造も複雑であった。 ハ.コーン紙の表だけの音を使うので、音の出力は低か
った。 本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る圧電型スピーカは、一枚の円盤の両面
に、これとほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板
を、周辺支持するように固定したこと、を特徴とする。
め、本発明に係る圧電型スピーカは、一枚の円盤の両面
に、これとほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板
を、周辺支持するように固定したこと、を特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構造において、円盤の両側に固定された
円形圧電多層セラミック板は、円盤を中心に互いに対象
に呼吸振動をするので、両方の円形圧電多層セラミック
板から出る音は位相が同じになり、したがって全体の音
の出力が高くなる。
円形圧電多層セラミック板は、円盤を中心に互いに対象
に呼吸振動をするので、両方の円形圧電多層セラミック
板から出る音は位相が同じになり、したがって全体の音
の出力が高くなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る圧電型スピーカの一実施
例を添付図面を参照して説明する。図1に示すように、
圧電型スピーカ(1)は、概略、円盤(2)の両面に、
これとほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板
(3)、(4)の周辺を支持するように固定した周辺支
持体リング(5)、(6)にて構成されている。
例を添付図面を参照して説明する。図1に示すように、
圧電型スピーカ(1)は、概略、円盤(2)の両面に、
これとほぼ同サイズの円形圧電多層セラミック板
(3)、(4)の周辺を支持するように固定した周辺支
持体リング(5)、(6)にて構成されている。
【0007】図2に示すように円形圧電多層セラミック
板(3)、(4)は、外部電極(7)と内部電極(8)
により厚み方向に分極されている。 またセラミック板
(3)、(4)と円盤(2)との空間には吸音材料
(9)を入れてある。
板(3)、(4)は、外部電極(7)と内部電極(8)
により厚み方向に分極されている。 またセラミック板
(3)、(4)と円盤(2)との空間には吸音材料
(9)を入れてある。
【0008】本発明は以上のような構造で、これを使用
するときは円形圧電多層セラミック板(3)、(4)か
ら出る音はその位相が互いに中心対象になるようにす
る。
するときは円形圧電多層セラミック板(3)、(4)か
ら出る音はその位相が互いに中心対象になるようにす
る。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、円盤の両面に周辺支持により固定された、ほぼ
同サイズの圧電多層セラミック板から出る音の位相が互
いに中心対象になるようにされるので、全体の音は広い
周波数範囲で互いに増大されて出力が大きくなる。した
がってスピーカボックスやバッフルボードを必要とせ
ず、構造が簡単で極めて小型のスピーカを作ることが出
来る。
よれば、円盤の両面に周辺支持により固定された、ほぼ
同サイズの圧電多層セラミック板から出る音の位相が互
いに中心対象になるようにされるので、全体の音は広い
周波数範囲で互いに増大されて出力が大きくなる。した
がってスピーカボックスやバッフルボードを必要とせ
ず、構造が簡単で極めて小型のスピーカを作ることが出
来る。
【図1】本発明に係る圧電型スピーカの−実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】図1に示した圧電型スピーカの断面図。
【図3】従来例を示す断面図。
1‥‥圧電型スピーカ 2‥‥円盤 3‥‥円形圧電多層セラミック板 4‥‥円形圧電多層セラミック板 5‥‥周辺支持リング 6‥‥周辺支持リング 7‥‥外部電極 8‥‥内部電極 9‥‥吸音材 10‥‥フレーム 11‥‥コーン 12‥‥ボックス
Claims (1)
- 【請求項1】 一枚の円盤の両面に、これとほぼ同サイ
ズの円形圧電多層セラミック板の周辺を支持するように
固定した圧電型スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17653195A JPH08336196A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 圧電型スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17653195A JPH08336196A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 圧電型スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336196A true JPH08336196A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=16015245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17653195A Pending JPH08336196A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 圧電型スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08336196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216565A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-10-24 | Canon Inc | 圧電材料、圧電素子、および電子機器 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP17653195A patent/JPH08336196A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216565A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-10-24 | Canon Inc | 圧電材料、圧電素子、および電子機器 |
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