JPH08336129A - 資料提示装置 - Google Patents

資料提示装置

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JPH08336129A
JPH08336129A JP16837395A JP16837395A JPH08336129A JP H08336129 A JPH08336129 A JP H08336129A JP 16837395 A JP16837395 A JP 16837395A JP 16837395 A JP16837395 A JP 16837395A JP H08336129 A JPH08336129 A JP H08336129A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 資料提示装置に関して最も複雑な思考を行な
っている使用者を補助し、資料提示装置を用いる最終目
的である説明、講演、授業などを円滑にする。 【構成】 資料提示装置の内蔵モニタ40は、その画面
の大部分にCCDカメラからの画像情報を表示し、視聴
者に提示している画像と同一の画像を確認することがで
きる。また、内蔵モニタの右端には、現在時刻(図では
PM3:15)、そして開始時刻(図ではPM2:0
0)を基点とし、終了時刻(図ではPM4:00)を終
点とする棒グラフにより経過時間が視覚的に表示され
る。これは、内蔵モニタにのみ表示される支援画像情報
であり、この表示を内蔵モニタにて確認することで、別
途時計を用意したり、視線を視聴者から逸らして時計を
確認する必要がなくなり、スケジュールに従った説明の
進行を行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、資料載置台に載置した
資料を視聴者に提示することで、資料提示者と視聴者と
のコミュニケーションを良好とする資料提示装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、この種の資料提示装置として、資料
載置台と連結された支持手段の端部に画像読取手段を移
動自在に備え、この画像読取手段が移動中には画像信号
出力を中止するもの(特開昭62−195969号公
報)、前記支持手段にその他の外部画像信号を入力する
外部画像入力端子を備えたもの(特開昭62−1959
69号公報)、また前記支持手段に音声入力部を備えて
資料提示装置の操作者の音声を拡大・伝搬するもの(特
開昭62−265857号公報)などが知られている。
【0003】これらの資料提示装置は、画像信号出力端
子に接続されて視聴者側に向けられる大型モニタに不要
な画像が表示されないように配慮されたもの、切替操作
により画像読取手段以外の外部画像信号を大型モニタに
出力するもの、音声入力部から入力される操作者の音声
を視聴者に拡大再生するように工夫されたものであり、
視聴者に対する細かな配慮がなされている。
【0004】また、これらの資料提示装置の支持手段に
は操作者用のモニタ手段が埋設されており、このモニタ
手段に再生される画像を確認することで、視聴者側に向
けられた大型モニタの表示内容を操作者が容易に視認す
ることができる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の資
料提示装置では、次のような課題が未解決であった。
【0006】従来の資料提示装置は、視聴者側に向けら
れる大型モニタにより再生される画像や音声のみに配慮
されたものであり、資料提示装置の操作者に対しては支
持手段に埋設されたモニタ手段が備えられるのみであ
る。すなわち操作者は、モニタ手段に映し出された映像
を視認することで視聴者の視認している映像を確認し、
目的としている説明、講演、授業などを行なわなければ
ならない。
【0007】すなわち、操作者の最終目的である説明、
講演、授業などに対し、資料提示装置を利用して視聴者
に提供される映像はその理解を助けるための一部でしか
なく、最終目的達成のためにはその他の準備が不可欠で
ある。例えば操作者は、資料提示装置を利用して視聴者
が視認している資料ごとの細かな口頭説明を準備し、か
つ、予定された時間内にその目的を達成すべく効率的な
時間スケジュールを設定しなければならない。
【0008】しかし、従来の資料提示装置は、このよう
に複雑な思考を行なっている操作者に対する配慮を欠く
ものであり、僅かに視聴者に提供している映像を確認す
ることができるという機能に留まっている。
【0009】本発明の資料提示装置は、こうした問題点
を解決し、資料提示装置に関して最も複雑な思考を行な
っているその操作者を補助し、資料提示装置を用いる最
終目的である説明、講演、授業などを円滑にすることを
目的としてなされ、次の構成を採った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
資料提示装置は、提示する資料を載置する資料載置台
と、該資料載置台に載置された資料の画像を読み取る読
取手段と、前記読取手段により読み取られた画像の画像
信号を出力する画像信号出力手段と、前記提示する資料
を支援するために必要な支援画像信号を出力する支援画
像情報出力手段と、前記資料載置台の近傍に設けられ、
前記支援画像情報出力手段から出力された支援画像信号
及び前記画像信号出力手段から出力される画像信号を合
成して再生するモニタ手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】請求項2は、請求項1において支援画像情
報出力手段から出力された複数の種類の支援画像信号を
選択的に画像信号出力手段に出力する選択手段を備えた
ものである。
【0012】請求項3は、請求項1または請求項1にお
ける支援画像情報出力手段として、時刻及び/または時
間に応じて変化する支援画像信号を生成する時間画像生
成手段を備えたものである。
【0013】請求項4は、請求項1または請求項2にお
ける支援画像情報出力手段として、文字列を入力及び編
集する文字列入力部と、該文字列入力部により作成され
た文字列からなる支援画像信号を生成する文字画像生成
手段を備えるものである。
【0014】
【作用】以上のように構成された本発明の資料提示装置
では、資料載置台に載置される資料の画像を読取手段に
より読み取り、その画像信号を画像信号出力手段から出
力することは勿論のこと、支援画像情報出力手段により
その提示する資料を支援するために必要な支援画像信号
を出力し、モニタ手段はこの支援画像情報出力手段から
出力された支援画像信号及び画像信号出力手段から出力
される画像信号を合成して再生する。
【0015】また、支援画像情報出力手段から出力され
る画像は、モニタ手段に出力されるほか、複数の種類の
情報を適宜できる選択手段を設けて、画像信号出力手段
の画像信号と合成してもよい。
【0016】ここで、支援画像情報出力手段から出力さ
れる支援画像信号は、時刻及び/または時間に応じて変
化することが好ましく、このような時間的に変化する支
援画像信号を資料提示装置の内部で生成するための時間
画像生成手段を備えることがより好ましい。
【0017】あるいは、支援画像情報出力手段から出力
される支援画像信号は、任意に作成された文字情報列で
あることも好ましく、このような任意の文字列を作成す
るための文字列入力部及びその作成された文字列からな
る支援画像信号を生成して支援画像情報出力手段に入力
する文字画像生成手段を内蔵することがより好ましい。
【0018】
【実施例】以上説明した本発明の構成、作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の資料提示装置の好適な実
施例について説明する。
【0019】図1は実施例である資料提示装置20の全
体斜視図、図2はその資料提示装置20の電気回路ブロ
ック図である。図示するように、この資料提示装置20
は、資料載置台22に対して回動自在に第一支持軸2
4,第二支持軸26,第三支持軸28が取り付けられて
いる。第一支持軸24及び第三支持軸28は、資料載置
台22の左右後端部に回動自在に取り付けられるもので
あり、これらの先端部にはそれぞれ演色性に優れたライ
ト24A,28Aが取り付けられている。これらのライ
ト24A,28Aの調節は、ライトコントローラ24B
により実行される。資料載置台22の後端部中央に取り
付けられた第二支持軸26の先端部には、ライト24
A,28Aによりライトアップされる資料載置台22上
の資料を撮像する自動焦点式のCCDカメラ26Aが配
設されている。このCCDカメラ26Aは、ズーム機構
部やホワイトバランス調整機構部などを備えており、カ
メラコントローラ26Bを介してこれらの各種機構部が
制御される。また、CCDカメラ26Aの出力信号は、
カメラコントローラ26Bによりデジタルの画像信号に
変換され、後述するコンピュータ処理に供される。
【0020】資料載置台22の前縁部に設けられる操作
部30には、前記ライト24A,28Aのオン/オフ、
演色性の変更、CCDカメラ26Aの絞り、ズーム、ホ
ワイトバランス調節、後述する画像切替、画像出力のオ
ン/オフを実行するための多数の操作スイッチが列設さ
れている。また、資料載置台22の背面には、図示しな
いコネクタを介してテンキーなどを含むフル・キーボー
ド32が接続可能とされており、ここに接続されるキー
ボード32のキー操作及び前記操作部30のスイッチ操
作はキーボードインタフェイス30Aを介して後述する
コンピュータ処理に供される。
【0021】資料載置台22の右側方であって、図1中
に点線で示す資料載置台22の内部空間に用意された収
納位置には、内蔵モニタ40が収納されている。内蔵モ
ニタ40は、資料提示装置20の使用時に実線矢印で示
すように右方向へ引き出され、そして操作者に見やすい
角度に引き起こされるものである。この内蔵モニタ40
は、解像度の高い液晶ディスプレイから構成され、後述
するコンピュータのビットマップディスプレイとして利
用される。
【0022】図2に示すように、資料提示装置20の内
部にはコンピュータ機能が備えられ、高度の情報処理機
能が与えられている。すなわち、論理演算を実行するC
PU50、後述するプログラムなどを不揮発的に記憶し
ているROM52、CPU50の主記憶として利用され
るRAM54を備えると共に、内蔵モニタ40を該コン
ピュータの画像出力機器として利用するための画像処理
回路60及び液晶ドライバ62を有している。この画像
処理回路60は、多チャンネルの画像情報の処理が可能
な高機能LSIからなり、内蔵モニタ40をCPU50
の画像出力機器として作動させる他に、CCDカメラ2
6Aからの画像及び資料載置台22の背面に設けられた
外部画像入力端子64から入力される画像をCPU50
の指令に応じて合成したり、同じく資料載置台22の背
面に設けられた外部画像出力端子66からこれらの画像
情報を出力する処理機能を備えている。
【0023】なお、資料提示装置20に内蔵されるCP
U50をメインとするコンピュータは、上記構成の他
に、電源バックアップされたRAM54の一部領域に現
在時刻などのシステム情報を記憶したり、高速な情報処
理を可能とするためのDMAコントローラ、不動小数点
演算プロセッサなどを備えるものであるが、これらの構
成は一般のコンピュータと同様であり説明を簡素化する
ために割愛している。
【0024】上記のごとく構成される本実施例の資料提
示装置20は、そのROM52に以下のような各種制御
プログラムを記憶しており、視聴者に対する資料提示を
実行する。
【0025】図3は、資料提示装置20の電源投入と同
時にCPU50により処理される資料提示プログラムの
フローチャートである。このプログラムの処理に入ると
CPU50は、まずCCDカメラ26Aからその撮像し
た画像情報を入力し(ステップ100)、キーボード3
2や操作部30を介して指示される動作モードがノーマ
ルモードか合成モードであるかを判断する(ステップ1
10)。動作モードがノーマルモードであると判定され
たときは、CPU50は、CCDカメラ26Aから入力
された画像情報を内蔵モニタ40に映し出し、かつ、そ
れと同一の画像情報を外部画像出力端子66から出力す
る旨を画像処理回路60に指令し(ステップ120)、
本プログラムの1回の処理を終了する。すなわち、動作
モードがノーマルモードであるときの実施例の資料提示
装置20は、従来の資料提示装置と同様の機能を果たす
のであり、外部画像出力端子66に接続された図示しな
い大型モニタに映し出される画像と同一の画像を小型の
内蔵モニタ40を通じて視認することができる。
【0026】一方、キーボード32などの操作により動
作モードとして合成モードが指示された場合、上記ステ
ップ110の判断処理により上記ステップ120に代わ
って本実施例に特有の合成画像出力処理(ステップ13
0〜150)が実行される。
【0027】CPU50は、合成画像出力処理に入る
と、RAM54の所定領域に割り当てられた支援画像の
画像情報を読み出し(ステップ130)、この支援画像
情報とCCDカメラ26Aから入力された画像情報とを
所定規則により合成し(ステップ140)、その合成画
像を内蔵モニタ40に出力する(ステップ150)。な
お、このとき、外部画像出力端子66からは、ステップ
120と同様にCCDカメラ26Aから入力された画像
情報のみが出力される。すなわち、この合成画像出力処
理により、内蔵モニタ40にはCCDカメラ26Aから
入力された画像情報ばかりでなく、RAM54の所定領
域に予め記憶された支援画像が合成して再生されるので
ある。
【0028】次に、上記合成画像出力処理にて利用され
る支援画像の生成処理について説明する。図4は、所定
のキー入力がなされたとき、図3に示した資料提示プロ
グラムを終了し、あるいはこれに割り込んで処理される
時間設定プログラムのフローチャートである。この時間
設定プログラムが処理されると、CPU50は内蔵モニ
タ40を通じて資料提示装置20を使用する時間情報、
すなわち開始時刻と終了時刻の入力を促す画面表示を実
行する(ステップ200)。そして、これらの時刻情報
が入力されると、その情報をRAM54の所定領域に格
納する(ステップ210)。
【0029】図5は、上記時間設定プログラム(図4)
の処理によりRAM54の所定領域に有意な時刻情報が
格納されたときを起点とし、所定時間毎に繰り返し実行
される時間支援プログラムのフローチャートである。こ
のプログラムの処理に入ると、CPU50は、RAM5
4の所定領域に格納された開始時刻と終了時刻の情報を
読み出し(ステップ300)、これらの情報とシステム
情報として管理している現在時刻とから時間支援画像を
生成し(ステップ310)、生成した時間支援画像を資
料提示プログラムのステップ130にて読み出すことが
予定されているRAM54の所定領域に格納する(ステ
ップ320)。すなわち、内蔵モニタ40には、この時
間支援プログラムにより生成された時間支援画像とCC
Dカメラ26Aの撮像した画像との合成画像が表示され
るのである。
【0030】図6は内蔵モニタ40に表示される合成画
像の一例を示す説明図である。この合成画像は、前記資
料提示プログラム(図3)の合成モードが選択されたと
きに実行されるものである。図示するように、内蔵モニ
タ40の画像の大部分はCCDカメラからの画像情報を
表示する領域として利用されるが、その右端には現在時
刻(図ではPM3:15)が表示されると共に、開始時
刻(図ではPM2:00)を基点とし、終了時刻(図で
はPM4:00)を終点とした棒グラフ上に経過時間が
視覚的に表示される。
【0031】また、本実施例の資料提示装置20は、前
記資料提示プログラムのステップ130にて読み出すこ
とが予定されているRAM54の所定領域に文字支援画
像を格納することも可能である。
【0032】図7は、上記所定領域に文字支援画像を書
き込むための文字支援プログラムを示すフローチャート
である。このプログラムは、前記時間支援プログラムと
同様に合成モードが指示され、かつ、RAM54の所定
領域に有意の文字列情報が格納されているという条件が
成立するとき実行される。
【0033】本プログラムでは、まず複数頁に渡る文字
列情報の中からn頁(nは1から始まる自然数である)
に含まれる文字列情報を読み出し(ステップ400)、
この文字列情報から文字支援画像を生成し(ステップ4
10)、その生成した文字支援画像を資料提示プログラ
ムのステップ130にて読み出すことが予定されている
RAM54の所定領域に格納する(ステップ420)。
そして、改頁入力の有無を判断し(ステップ430)、
改頁入力がなされた場合にのみ変数nを1づつインクリ
メントして(ステップ440)、前記ステップ400へ
と戻る。すなわち、本プログラムの処理の後に、図3の
資料提示プログラムを実行することにより、内蔵モニタ
40に表示される画像は、CCDカメラ26Aからの画
像と文字支援画像との合成画像に変化するのである。
【0034】図8は、この文字支援画像を合成したとき
の内蔵モニタ40の表示説明図である。この場合には、
画面の右端にRAM54の所定領域に記憶された文字列
情報が表示され、CCDカメラ26Aの画像及びこの文
字列情報の双方を同時に視認することが可能となる。
【0035】なお、この文字列情報をRAM54の所定
領域に書き込むためには、エディタやワードプロセッサ
・プログラムをCPU50にて処理させてキーボード3
2から直接キータイプしたり、他の機器にて作成した文
字列情報をRAM54の所定領域に転送するなど、その
方法は問わない。
【0036】また、資料提示プログラムのステップ13
0にて読み出し予定されているRAM54の所定領域
に、時間支援画像と文字支援画像の両方とも格納した場
合には、ステップ140での画像合成処理は、CCDカ
メラ26Aからの画像を含めた3画像の合成処理を実行
する。この3画像の合成処理による内蔵モニタ40の表
示例を図9に示している。この場合には、図8に示した
CCDカメラ画像領域を僅かに狭めて表示すると共に、
その画面下方の小さな領域に時間支援画像を配置し、さ
らに、文字支援画像を図8の表示領域と同様に配置して
いる。
【0037】以上詳細に説明した本実施例の資料提示装
置20によれば、次の効果が明らかである。資料提示装
置20の操作者が、開始時刻、終了時刻や文字列情報を
RAM54の所定領域に予め入力することにより、資料
提示装置20の内蔵モニタ40にCCDカメラ26Aか
ら入力される画像に加え、これらの時間や文字の画像を
同時に表示することができる。従って操作者は、この内
蔵モニタ40の画像を確認することで、CCDカメラ2
6Aの画像に加えて、視聴者に提示している画像に関し
て説明すべき事項の支援となる画像情報を簡単に得るこ
とができ、資料提示装置20を使用する目的である説
明、講演、授業などを円滑に進めることができる。
【0038】特に、その支援となる画像情報が時間支援
画像であるとき、別途時計を用意する必要もなく、また
資料提示装置20や視聴者から視線を逸らせて時計を読
む動作を必要とせずに時間に関する情報を得ることがで
きる。しかも、本実施例の時間支援画像は、図6及び図
9に示すように、資料提示装置20の使用時間及び経過
時間をグラフ状に表示している。このため、内蔵モニタ
40の表示画面が小さくとも経過時間を瞬時に把握する
ことができ、かつ、予定の時間内に視聴者に対する説明
を終了するための時間配分などを感覚的に理解すること
ができる。
【0039】また、その支援となる画像情報が文字支援
画像であるとき、別途メモなどを用意しなくとも、視聴
者に示している画像に関して説明すべき事項を忘れるこ
となく、確実に口述することができる。しかも、その文
字支援画像が資料提示装置20の内蔵モニタ40に表示
されるため、机上のメモなどを確認する際のように視聴
者から視線を逸らせる必要もない。
【0040】さらに、このように構成される資料提示装
置20は、操作部30を適宜操作することで、映像を視
聴者に向けたテレビジョンに映し出すことなく、予め内
蔵モニタ40だけに表示させて確認することにより、誤
った映像の表示を上記テレビジョン側へ表示することが
なく、また、映像の修正も容易である。
【0041】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない種々なる態様により具現化さ
れることは勿論である。例えば、上記実施例では、内蔵
モニタ40が収納式であり画面を小型化することが容易
な例を示したが、従来の技術と同様に、資料提示装置2
0に埋め込み式であっても差しつかえない。また、実施
例では、時間支援画像を直感的に理解容易とするために
棒グラフ形式を用いて表示する例を示したが、経過時間
や残り時間を数字表示してもよい。
【0042】また、上記実施例では、画像処理回路60
の情報処理負荷を小さくするために合成画像の作成に分
割方式を採用しているが、画像を重ね合わせたり、それ
ぞれの画像の表示領域をマウスなどのポインティングデ
バイスを用いて変更、拡大、縮小可能とするなどの画像
処理技術を適宜採用してもよい。
【0043】さらに、複数の支援画像のうち、操作部3
0の操作により選択的に視聴者側のテレビジョンに表示
してもよい。例えば、視聴者にとって不要な時間支援画
像を視聴者側のテレビジョンに表示しないで、内蔵モニ
タ40だけ表示することにより、視聴者に向けた不要な
情報を選択的に除去することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の資料提示装
置は、資料載置台に載置される資料の画像を読取手段に
より読み取り、その画像信号を画像信号出力手段から出
力することは勿論のこと、支援画像情報出力手段により
その提示する資料を支援するために必要な支援画像信号
を出力し、モニタ手段には支援画像信号及び画像信号と
が合成再生される。従って操作者は、モニタ手段にて支
援画像を確認することができ、資料提示装置を用いる最
終目的である説明、講演、授業などを円滑に進めること
ができる。
【0045】また、支援画像情報出力手段から出力され
る画像は、モニタ手段に出力されるほか、複数の種類の
情報を適宜選択できる選択手段を設けて、その一部の情
報を画像信号出力手段の画像信号と合成することによ
り、視聴者に必要な情報を資料と合わせて効果的に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である資料提示装置20の全
体斜視図である。
【図2】その資料提示装置20の電気回路ブロック図で
ある。
【図3】そのCPU50にて処理される資料提示プログ
ラムのフローチャートである。
【図4】同じくCPU50にて処理される時間設定プロ
グラムのフローチャートである。
【図5】同じくCPU50にて処理される時間支援プロ
グラムのフローチャートである。
【図6】その時間支援画像の表示例の説明図である。
【図7】CPU50にて処理される文字支援プログラム
のフローチャートである。
【図8】その文字支援画像の表示例の説明図である。
【図9】時間支援画像及び文字支援画像の表示例の説明
図である。
【符号の説明】
20…資料提示装置 22…資料載置台 24…第一支持軸 24A,28A…ライト 24B…ライトコントローラ 26…第二支持軸 26A…CCDカメラ 26B…カメラコントローラ 28…第三支持軸 30…操作部 30A…キーボードインタフェイス 32…キーボード 40…内蔵モニタ 50…CPU 52…ROM 54…RAM 60…画像処理回路 62…液晶ドライバ 64…外部画像入力端子 66…外部画像出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提示する資料を載置する資料載置台と、 該資料載置台に載置された資料の画像を読み取る読取手
    段と、 前記読取手段により読み取られた画像の画像信号を出力
    する画像信号出力手段と、 前記提示する資料を支援するために必要な支援画像信号
    を出力する支援画像情報出力手段と、 前記資料載置台の近傍に設けられ、前記支援画像情報出
    力手段から出力された支援画像信号及び前記画像信号出
    力手段から出力される画像信号を合成して再生するモニ
    タ手段と、 を備えることを特徴とする資料提示装置。
  2. 【請求項2】 支援画像情報出力手段から出力された複
    数の種類の支援画像信号を選択的に画像信号出力手段に
    出力する選択手段を備えた請求項1に記載の資料提示装
    置。
  3. 【請求項3】 支援画像情報出力手段は、時刻及び/ま
    たは時間に応じて変化する支援画像信号を生成する時間
    画像生成手段を備える請求項1または請求項2に記載の
    資料提示装置。
  4. 【請求項4】 支援画像情報出力手段は、文字列を入力
    及び編集する文字列入力部と、該文字列入力部により作
    成された文字列からなる支援画像信号を生成する文字画
    像生成手段を備える請求項1または請求項2に記載の資
    料提示装置。
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