JPH0833594A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0833594A
JPH0833594A JP16920894A JP16920894A JPH0833594A JP H0833594 A JPH0833594 A JP H0833594A JP 16920894 A JP16920894 A JP 16920894A JP 16920894 A JP16920894 A JP 16920894A JP H0833594 A JPH0833594 A JP H0833594A
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JP
Japan
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brush
flange
blade
vacuum cleaner
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16920894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Odawara
博志 小田原
Koichi Sagawa
好市 佐川
Miyuki Kato
幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0833594A publication Critical patent/JPH0833594A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】絨毯上の塵埃の除去性能を良くするために、回
転体外周上に可撓性部材からなるブレード、及び起毛状
部材からなる刷毛をそれぞれ独立に立設した吸口におい
て、軸受部への糸絡みを防止する。 【構成】回転体60の外周上に回転軸方向の端部から他
端部にかけてねじり角をもってそれぞれ独立して立設さ
れた、被掃除面の塵埃を掻き揚げるための可撓性部材か
らなるブレード61、及び綿あるいはナイロン等の化学
繊維の起毛状部材からなる刷毛62を有し、該ブレード
端部61aが該刷毛端部62aよりも、該回転体の端部
に配設されたフランジ26a方向に突出している構成と
する。 【効果】刷毛の端部においても回転面内にブレードが存
在するために、刷毛の端部に掻き揚げられて回転体に絡
みつきやすかった糸屑や毛髪といった細長い形状のもの
が絡みにくくなり、フランジを乗り越えて軸受部に絡み
つくことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で使用される
電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転体は、図2に示すように回転
体外周上に回転軸方向の端部から他端部にかけて略90
度のねじり角をもって4つの溝部を構成し、該溝部に立
設された、被掃除面の塵埃を掻き揚げるための可撓性部
材からなるブレード、及び綿あるいはナイロン等の化学
繊維の起毛状部材からなる刷毛を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では絨毯上の塵埃の除去性能を良くするため
に、回転体外周上に回転軸方向の端部から他端部にかけ
て可撓性部材からなるブレード、及び起毛状部材からな
る刷毛を立設することが行われているが、該回転体端部
においては回転面内にブレードが存在せず、刷毛の端部
で掻き揚げられた糸屑や毛髪といった細長い形状のもの
が、回転体の軸受部に絡みつき回転不良を起こすという
問題があった。
【0004】そこで、回転体の端部に配設されたフラン
ジ径を大きくしたり、回転体の端部の径を細くして回転
体に対するフランジの相対径を大きくする、あるいは、
吸口のケース側からフランジ部に向かってリブを配設す
るなどして、回転体に絡みついた糸屑等がフランジを乗
り越えにくくし、フランジの外側にある軸受部への糸屑
等の絡みつきを防止していたが、フランジ径を大きくす
ると吸口が大形化して使い勝手が悪くなり、回転体の端
部の径を細くすると強度が落ちるという問題があった。
【0005】また、吸口のケース側からフランジ部に向
かってリブを配設する場合は、高速回転する回転体の振
動があるためリブと回転体との間にある程度のすき間を
設ける必要があり、このすき間から糸屑等が軸受部に入
り込んで絡みつき、回転体が回転不能となる問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の課題を解決
し、糸屑等による回転体の回転不良を防止する電気掃除
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の特徴とするところは、回転体外周上に回転軸
方向の端部から他端部にかけてねじり角をもってそれぞ
れ独立して立設された、被掃除面の塵埃を掻き揚げるた
めの可撓性部材からなるブレード、及び綿あるいはナイ
ロン等の化学繊維の起毛状部材からなる刷毛を有し、該
ブレード端部が該刷毛の端部よりも、該回転体の端部に
配設されたフランジ方向に突出させたことにある。
【0008】
【作用】本発明によれば、刷毛の端部においても回転面
内にブレードが存在するようにしているので、刷毛の端
部に掻き揚げられて回転体に絡みつきやすかった糸屑や
毛髪といった細長い形状のものが絡みにくくなるととも
に、フランジを乗り越えて軸受部に絡みつくことを防止
することが可能となる。
【0009】また、本発明によればフランジ径を大きく
したり、回転体端部を細くする必要がなくなり、回転体
の強度を落すことなく吸口を小形化でき、取扱性に優れ
た電気掃除機を提供することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面を用いて本発明の一実施例
について説明する。
【0011】図1〜図6において、吸口1は、上ケース
2,下ケース3、及び吸口カバー4により外郭を構成
し、上ケース2と下ケース3及び吸口カバー4の間に家
具等への傷つきを防止するバンパー5を設け、後端部に
上下に回動自在なケーシング6を備え、その先に回転自
在な吸口継手7が接続されている。
【0012】下ケース3の前側下方に横長の吸込口8を
形成し、吸込口8の前後に可撓性を有し、吸込口8内の
吸込圧力を維持する圧力制御板9,10を横方向に配設
している。下ケース3は前側下方にローラ11,後側下
方に車輪12を備え、該ローラ11と車輪12により下
ケース3の下面と床面との間に一定の間隔を保ち、フロ
ーリング床面に下ケース3が当接して傷を付けないよう
に構成している。
【0013】吸口カバー4は、両側に開閉レバー63,
64を有し、これを操作することにより上ケース2及び
下ケース3から着脱可能となる。吸込口8の内部には、
回転清掃体14を回動自在に軸支収納する吸込口室1
5,吸込口8から入った塵埃をケーシング6及び吸口継
手7に導くとともに、回転清掃体14の駆動手段となる
羽根車16を収納するタービン室17,吸込口8から入
った塵埃と羽根車16を駆動させるための吸引気流をタ
ービン室17に導くノズル18、吸引通路であるタービ
ン室17にバイパス通路となるバイパスノズル19,該
ノズル19を開閉するバイパスレバー20,該バイパス
レバー20に回動自在に軸支持されたアーム21,掃除
する面にあわせて、絨毯と床・畳とをワンタッチで切替
可能な切替レバー22がある。
【0014】タービン室17に配置した羽根車16は複
数の羽根32を有し、対称形に分割形成したランナL3
3,ランナR34をタービンシャフト37に形成したヒ
ラメ38と、タービンシャフト37に固着したリング3
9及びプッシュナット40にて一体にタービンシャフト
37に取り付ける。また、タービンシャフト37は軸受
ホルダー45に挿入されたボールベアリング43,44
にて受け、ボールベアリング43とリング39との間に
はポリスライダーワッシャ46を、ボールベアリング4
4とタービンシャフト37の端部に圧入した駆動プーリ
41との間には、筒状のスリーブ47を備えている。
【0015】羽根車16の回転力は、駆動プーリ41と
回転清掃体14のプーリ26とに掛けられたベルト42
により回転清掃体14に伝えられる。羽根車16の吸口
1内への係止は、下ケース3及び上ケース2から突設し
た受台48,49に軸受ホルダー45を組み込み固持し
ている。吸込口8から吸込んだ塵埃と羽根車16を回転
させるための吸込気流をタービン室17に導くノズル1
8は、吸込口室15後側仕切壁52と同一面に設け、羽
根車16のランナL33,ランナR34の合致部を中心
として吸込気流を羽根車16に吹き付けるノズル口50
と、ノズル口50と並列に羽根車16に吹き付けない別
のノズル51を備えている。該ノズル口51の開閉を切
替る切替レバー22がスライド自在に設けられており、
上ケース2から突設されている操作つまみ65により切
替ができる。
【0016】ここで、本発明の回転清掃体14について
図1〜図3を用いて説明する。回転清掃体14両端部に
は、フランジ26a及び、前記ベルト42の歯形と噛み
合うギヤ26bを有し、軸28と一体化したプーリ26
と、フランジ27aを有し、軸28と一体化したプーリ
27が各々圧入固持されている。これらプーリ26,2
7の端部には、軸受29が挿入され回転自在に支持され
ている。
【0017】ここで、図4のように回転清掃体14の軸
受29を、吸口1の吸込口8の内側壁53に挿入するこ
とによって、回転清掃体14が吸口1に対して回転自在
に支持される。また、予め羽根車16と連結された駆動
プーリ41と、プーリ26のギヤ26b部にベルト42
を張架することで、羽根車16から回転駆動力を回転清
掃体14に伝達される構成となっている。回転清掃体1
4は、前記フランジ26a,プーリ26,27,軸受2
9等からなる回転支持部及び伝達部と、回転体60とで
構成されており、該回転体60の外周上には掃除面上の
塵埃を掻き揚げるための可撓性部材からなるブレード6
1、及び綿あるいはナイロン等の化学繊維の起毛状部材
からなる刷毛62が立設されているが、ブレード端部6
1aが、刷毛端部62aよりもdだけフランジ26a方
向に突出した形状となっている。
【0018】図2に従来例を示すが、刷毛62の倒れ
や、掃除面に当接したときのたわみにより、ブレード端
部61aよりも刷毛端部62aがフランジ26a方向に
突出するとA−Aで示した回転面内には刷毛62しか存
在しなくなり、該回転面内の刷毛端部62aに掻き揚げ
られた糸屑等はブレード61に遮られなくなるため、プ
ーリ26及び回転体60に絡みつき、フランジ26aを
乗り越えて軸受29に絡んで回転不良となる。したがっ
て、ブレード端部61a及び刷毛端部62a付近の回転
面内に必ずブレード61が存在するようにすれば、刷毛
端部62aに掻き揚げられた糸屑等はブレード61に遮
られて、プーリ26及び回転体60に絡みつくことがな
くなり、軸受29に絡んで回転不良となることがなくな
る。
【0019】すなわち、ブレード端部61aが、刷毛端
部62aよりもdだけフランジ26a方向に突出した形状
となっていれば、前記条件が満たされるので図3(a)
に示した形状のほか、図3(b),図3(c)のような
構成にしても同様の効果が得られる。
【0020】以上説明したように本実施例によれば、吸
口の大形化や回転体の強度低下を招くことなく、また部
品点数を増やすことなく軸受への糸絡みを防止すること
ができ、取扱性に優れた電気掃除機を提供することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
口の大形化や回転体の強度低下を招くことなく、また部
品点数を増やすことなく軸受への糸絡みを防止すること
ができ、取扱性に優れた電気掃除機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転清掃体の平面図で
ある。
【図2】従来例を示す回転清掃体の部分拡大図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回転清掃体の部分拡
大図である。
【図4】本発明の一実施例を示す吸口の上ケース、及び
吸口カバーを除き一部を断面図で示した平面図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】図4における吸口の上ケース,吸口カバーを取
付けたときの平面図である。
【符号の説明】
1…吸口、14…回転清掃体、26a,27a…フラン
ジ、29…軸受、61…ブレード、61a…ブレード端
部、62…刷毛、62a…刷毛端部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源により回転可能に配設した回転清掃
    体を有する吸口をもつ電気掃除機において、 前記回転清掃体は前記吸口内に回転可能に架設される回
    転体と、該回転体外周上に回転軸方向の端部から他端部
    にかけてねじり角をもってそれぞれ独立して立設され
    た、被掃除面の塵埃を掻き揚げるための可撓性部材から
    なるブレード、及び綿あるいはナイロン等の化学繊維の
    起毛状部材からなる刷毛を有し、該ブレード端部が、該
    刷毛端部よりも該回転体の端部に配設されたフランジ方
    向に突出していることを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 ねじり角を略90度で構成し、回転体断面方向に等分割
    で4つの立設部を形成し、相対する立設部にブレードあ
    るいは刷毛を配設した構成の回転清掃体を設けたことを
    特徴とする電気掃除機。
JP16920894A 1994-07-21 1994-07-21 電気掃除機 Pending JPH0833594A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16920894A JPH0833594A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 電気掃除機

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JP16920894A JPH0833594A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 電気掃除機

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Publication Number Publication Date
JPH0833594A true JPH0833594A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15882213

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JP16920894A Pending JPH0833594A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 電気掃除機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100340202C (zh) * 2002-11-22 2007-10-03 东芝泰格有限公司 旋转清洁体、电动吸尘器的吸入口部分和旋转清洁体的制造方法

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