JPH0833299A - モータ及びこれを有するディスク装置 - Google Patents

モータ及びこれを有するディスク装置

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JPH0833299A
JPH0833299A JP15883294A JP15883294A JPH0833299A JP H0833299 A JPH0833299 A JP H0833299A JP 15883294 A JP15883294 A JP 15883294A JP 15883294 A JP15883294 A JP 15883294A JP H0833299 A JPH0833299 A JP H0833299A
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JP
Japan
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neck
stator
motor
coil assembly
iron core
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Application number
JP15883294A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Yamada
朋良 山田
Yasumasa Kuroba
康雅 黒羽
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はモータに関し、駆動効率の向上を実
現することを目的とする。 【構成】 ロータ部11は、環状永久磁石13を有す
る。ステータ部12Aは、ステータヨーク17A上に、
頸鉄心コイル組立体24と、頭鉄心組立体25とが積み
重なって固定された構成を有する。ステータヨーク17
Aは、凸部81を有する。頸鉄心コイル組立体24の頸
鉄心35の下端面35bが、凸部81の頂面83に密着
して、磁気回路の抵抗を小さくするよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータに係り、特に、超
薄型磁気ディスク装置に組込まれて、ディスクを回転さ
せるモータに関する。
【0002】現在、径が2.5 インチ、更には1.8 インチ
と小さい磁気ディスクを使用する超小型磁気ディスク装
置が開発されつつある。
【0003】磁気ディスクのサイズが小さくなると、こ
の磁気ディスクを回転させるモータは、小型化が要求さ
れる。
【0004】モータが小型化されると、効率を出来るだ
け高くすること及び組立性を良くすることが重要となっ
てくる。
【0005】
【従来の技術】図8及び図9は、本出願人が先に出願し
て出願公開された、特開平6−98515号の公報に記
載してあるモータ10を示す。
【0006】このモータ10は、ラジアルギャップ型で
あって、外輪回転型で、インナーロータ型である。
【0007】モータ10は、ロータ部11と、ステータ
部12とよりなり、組立性の改善が図られた構造を有す
る。
【0008】ロータ部11は、環状永久磁石13と、ハ
ブ14とよりなる。
【0009】環状永久磁石13は、着磁方向をラジアル
方向とされて、周方向に多極着磁してあり、ラジアル異
方性を有する。
【0010】ハブ14は、図9に示すように、内周側
を、軸受15により、軸16に軸承してある。軸16
は、ステータヨーク17に固定してある。
【0011】環状永久磁石13は、ハブ14の下面側の
環状凹部18の内周側面19に固定してある。
【0012】ハブ14には、磁気ディスク20が固定し
てある。
【0013】上記のロータ部11は、軸線21を中心に
回転する。
【0014】ステータ部12は、下側から順に、ステー
タヨーク17と、フレキシブルプリント板23と、頸鉄
心コイル組立体24と、頭鉄心組立体25とを有する。
【0015】このステータ部12は、鉄心分離型であ
り、後述するように頸鉄心と、頸鉄心とを別々に有す
る。
【0016】ステータヨーク22は、軟磁性材料である
鉄の板である。
【0017】頸鉄心コイル組立体24は、頸鉄心コイル
26が9個、周方向に並んだ状態で、合成樹脂部27に
よって固定された構成であり、厚さがt1 の環状を有す
る。なお、頸鉄心コイル26の数は9個以外でもよい。
【0018】この頸鉄心コイル組立体24は、図10に
示すように製造される。
【0019】まず、同図(A)に示すように、軟磁性体
(例えば鉄)製の棒30に、絶縁膜が形成された銅箔3
1を巻き付け、銅箔巻回体32を形成する。
【0020】次いで、同図(B)に示すように、この銅
箔巻回体32を9個周方向に並んだ状態で、合成樹脂に
より一体化して、銅箔巻回体組立体33を得る。34は
合成樹脂製の円柱部である。
【0021】次いで、この組立体33を二点鎖線に沿っ
て所定の厚さt1 に切断し、円柱部34,銅箔巻回体3
2及び棒30を切断する。これによって、頸鉄心コイル
組立体24が得られる。
【0022】以上より分かるように、この頸鉄心コイル
組立体24は生産性良く製造し得る。
【0023】上記の頸鉄心コイル組立体24において、
頸鉄心コイル26は、頸鉄心35と、この頸鉄心35を
芯に細帯の銅箔が巻き付けられた細幅銅箔巻回体36と
よりなる。
【0024】各頸鉄心35は、上端面35a及び下端面
35bを有する。上端面35aは、頸鉄心コイル組立体
24の上面24aに露出しており、下端面35bは、組
立体27の下面24bに露出している。
【0025】フレキシブルプリント板23は、図8に示
すように、厚さt2 が約100μmであり、引き出し用
の配線パターン(図示せず)を有し、且つ、9個の開口
40を有する。開口40は、等角度間隔で、且つ、上記
頸鉄心コイル組立体24を取り付けた場合に、各頸鉄心
35に対向する位置に形成してある。各開口40の径d
1 は、上記頸鉄心35の径d2 より若干大きい。
【0026】また、頭鉄心組立体25は、略矩形形状を
なす、9個の頭鉄心50が環状に並んだ状態で、外周側
を合成樹脂部51によって一体化された構成を有し、環
状を有する。
【0027】ステータ部12は、図8に示すように、フ
レキシブルプリント板23が、接着材部60によって、
ステータヨーク22に接着され、頸鉄心コイル組立体2
4が、各頸鉄心35が孔40に対向するように位置を合
わされて、接着材部61によって、フレキシブルプリン
ト板23に接着され、且つ、頭鉄心組立体25が、その
各頭鉄心50が上記頸鉄心コイル組立体24の各頸鉄心
コイル26に対向するように位置を合わされて、接着材
部62によって、頸鉄心コイル組立体24上に接着され
た構成を有する。
【0028】また、頸鉄心コイル組立体24の各細幅銅
箔巻回体36の端末は、上記フレキシブルプリント板2
3の端子(図示せず)と接続してある。
【0029】頭鉄心組立体25は、上記ハブ14の環状
凹部18内に嵌入しており、環状永久磁石13の外周面
と対向している。
【0030】上記構成のモータ10は、頸鉄心コイル及
び頭鉄心が夫々組立体となっていることによって、部品
点数が減らされており、よって、組立てし易い構造を有
する。
【0031】図8中、駆動回路(図示せず)からの駆動
電流が、フレキシブルプリント板23の配線パターン
(図示せず)を介して、細幅銅箔巻回体36に供給され
ると、磁束が誘起される。
【0032】駆動電流により誘起される磁束及び環状永
久磁石による磁束は、図8中、破線で示す閉ループの磁
気回路71に沿って流れる。
【0033】磁気回路71は、頸鉄心35-1−頭鉄心5
-1−ギャップ部72−環状永久磁石13−ハブ14の
一部−環状永久磁石13−ギャップ部72−頭鉄心50
-2−頸鉄心35-2−ステータヨーク17−頸鉄心35-1
よりなる。
【0034】駆動電流が周方向に並んだ細幅銅箔巻回体
36に順次供給されることにより、回転磁界が形成さ
れ、これによって、ロータ部11が回転される。
【0035】なお、環状永久磁石が極異方性磁石の場合
は、磁束は、磁石内でリターンする。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すように、頸
鉄心35の下端面35aとステータヨーク22との間に
は、フレキシブルプリント板23の厚さに相当する寸法
gを有するギャップ63が形成されている。
【0037】このギャップ63は、上記の磁気回路61
の中に存在する。
【0038】このギャップ63が存在することによっ
て、上記磁気回路61の磁気抵抗が高くなってしまい、
この結果、モータ10の駆動効率が上記ギャップ63の
分、低くなっていた。
【0039】そこで、本発明は、駆動効率を向上させる
ことを実現したモータ及びこれを有するディスク装置を
提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ステ
ータ部と、ロータ部とよりなり、該ロータ部は、周方向
に多極着磁してある環状永久磁石を有する構成であり、
上記ステータ部は、軟磁性材料製のステータヨークと、
頸鉄心と細幅銅箔巻回体とよりなる複数の頸鉄心コイル
が環状に配された状態で合成樹脂部によって一体化され
た環状の形状を有する構成を有し、上記ステータヨーク
上に固定してある頸鉄心コイル組立体と、複数の頭鉄心
が環状に配された状態で合成樹脂部によって一体化され
た環状の形状を有する構成を有し、上記頸鉄心コイル組
立体上に固定してある頭鉄心組立体とよりなる構成であ
り、上記環状永久磁石の周面と上記頭鉄心組立体の周面
とが対向する構成のモータにおいて、上記ステータヨー
クを、複数の凸部を、上記頸鉄心コイル組立体の複数の
頸鉄心に対応する配置で有する構成とし、上記頸鉄心コ
イル組立体の各頸鉄心の下端面が、上記凸部の頂面と密
着した構成としたものである。
【0041】請求項2の発明は、上記ステータヨークの
複数の凸部は、板状のステータヨーク本体をプレス加工
して形成された凸部本体よりなり、該凸部本体は、研磨
して形成された頂面を有する構成としたものである。
【0042】請求項3の発明は、ベース部とカバー部と
を組合わせてなる偏平で矩形状のハウジングの長手方向
の一端部にコネクタ(8)を露出して設け、且つ、上記
ハウジング内に、上記情報を記憶するディスクと、上記
ベース部の一部がステータヨークを形成してなり、該デ
ィスクを回転させる請求項1記載のモータと、該ディス
クに対して複数の書込み及び読取りを行うヘッド機構と
を組込んでなる構成としたものである。
【0043】
【作用】請求項1の発明において、ステータヨークに凸
部を設け、頸鉄心の下端面を凸部の頂面と密着させた構
成は、磁気回路の磁気抵抗を低くするように作用する。
【0044】請求項2の発明において、頂面を、プレス
加工して形成した凸部本体を研磨した研磨面とした構成
は、頸鉄心の下端面と凸部の頂面とが全面に亘って密着
するように作用する。即ち、磁気回路の磁気抵抗を更に
低くするように作用する。
【0045】請求項3の発明において、ベース部の一部
をステータヨークとした請求項1のモータを、ディスク
を回転させるために組込んだ構成は、ディスク装置が、
効率良く回転するモータを有するように作用すると共
に、部品点数を増やさないように作用し、ディスク装置
が厚くならないように作用する。
【0046】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例になるモ
ータ10Aを示す。
【0047】各図中、図8及び図9に示す構成部分と対
応する部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0048】モータ10Aは、ロータ部11と、ステー
タ部12Aとよりなる。
【0049】ロータ部11は、図8及び図9のロータ部
11と同じ構造を有する。
【0050】ステータ部12Aは、ステータヨーク17
Aを除いて、図8及び図9のステータ部12と同じ構造
を有する。
【0051】ステータヨーク17Aは、厚さt3 が0.4
〜0.6 mmの軟磁性材料製である圧延鋼板(SPCC)よ
りなるステータヨーク本体80と、9個の円柱状の凸部
81とよりなる。
【0052】凸部81は、頸鉄心コイル組立体24を取
り付けた場合に、頸鉄心コイル組立体24の各頸鉄心3
5に対応する部位に形成してある。
【0053】各凸部81は、図3に拡大して示すよう
に、頸鉄心35の径d2 と等しい径d 2 を有し、且つフ
レキシブルプリント板23の厚さt2 より若干大きい高
さ寸法h1 (約0.1 mm)を有する凸部本体82よりな
る。凸部本体82は、頂面83を有する。
【0054】全部の凸部81の頂面83は、ステータヨ
ーク本体80の上面80aと平行である平面85上に位
置している。
【0055】また、頂面83は、研磨加工された面であ
り、平滑な面となっている。
【0056】この凸部81は、図4(A)乃至(C)に
示す各工程を経て形成される。
【0057】 プレス加工工程90(図4(A)参
照) ステータヨーク本体80をプレス加工して、凸部本体8
2を9個形成する。
【0058】 メッキ工程91(図4(B)参照) 防錆のため、ステータヨークに対して、ニッケルメッキ
を施す。
【0059】95はニッケルメッキ膜である。
【0060】 研磨工程92(図4(C)参照) 9個全部のの凸部本体82に対して、同時に研磨し、頂
面83を形成する。
【0061】なお、上記のメッキ工程91と研磨工程9
2の順序が逆でもよい。
【0062】再び、図1及び図2に戻って、ステータ部
12Aの構造について説明する。
【0063】フレキシブルプリント板23は、接着材部
60によって、ステータヨーク17Aに接着してある。
【0064】頸鉄心コイル組立体24は、各頸鉄心35
が凸部81に対向するように位置合わせされて、接着材
部61によって、フレキシブルプリント板23に接着し
てある。
【0065】頭鉄心組立体25は、接着材部62によっ
て、頸鉄心コイル組立体24に接着してある。
【0066】符号63は、凸部81の周囲の接着材部で
ある。
【0067】ここで、凸部81の高さ寸法h1 が、フレ
キシブルプリント板23の厚さt2より若干大きい寸法
としてあるため、頸鉄心コイル組立体24を、図2中下
方に押し付けて接着するときに、凸部81の頂面83に
のっている接着材は、頸鉄心35の下端面35bによっ
て周囲に押しのけられる。
【0068】これにより頸鉄心35の下端面35bが凸
部81の頂面83に力Fで押し付けられ、下端面35b
が間に接着材の層を介さずに、頂面83に密着した状態
となる。
【0069】符号98は、密着部を示す。
【0070】これにより、図9中のギャップ63が無く
なって頸鉄心35とステータヨーク17Aとの間の磁気
抵抗が従来の場合に比べて、相当に低下する。
【0071】これにより、図8中の磁気回路71の磁気
抵抗が、従来のものに比べ低くなる。
【0072】この結果、モータ10Aは、モータ駆動回
路70によって、図8及び図9のモータ10に比べて効
率良く駆動される。
【0073】駆動効率が向上した分、モータ10Aの消
費電力は、モータ10のそれに比べて、少なくなる。
【0074】なお、細幅銅箔巻回体36とフレキシブル
プリント板23との結線作業が円滑に行われるように、
組立ては、次の手順で行う。
【0075】 予め、頸鉄心コイル組立体24とフレ
キシブルプリント板23とを接着して、結線を済ませ
る。
【0076】 この後、フレキシブルプリント板23
を、ステータヨーク17Aに接着する。
【0077】図5は、上記構成のモータ10Aを組込ん
でなる磁気ディスク装置100を示す。
【0078】この磁気ディスク装置100は、請求項3
の発明の一実施例である。
【0079】この磁気ディスク装置100は、PCMC
IA TYPEII仕様であり、ICメモリカードと同じ
寸法形状を有し、超薄型である。
【0080】ベース部101とカバー部102とが組合
わされて偏平で矩形状のハウジング103を構成する。
図5では、ハウジング103は展開した状態で示してあ
る。
【0081】ハウジング103の一端部に、コネクタ1
04がハウジング103より露出して設けてある。
【0082】ハウジング103内に、1.8 インチの磁気
ディスク105,この磁気ディスク105を回転させる
前記のモータ10A,磁気ディスク105に対して情報
の書込み及び読取りを行う磁気ヘッド機構106が組込
まれている。
【0083】また、電子部品107が実装されたプリン
ト板108,109が夫々、ベース部101及びカバー
部102の内壁面に沿って設けてある。
【0084】モータ10Aについてみると、ベース部1
01の一部がステータヨークとしての役割を有する。
【0085】図示はしていないけれども、ベース部10
1の一部に、図1に示す凸部81が形成してある。
【0086】ベース部101に、ステータ部12Aが設
けてある。
【0087】ロータ部11は、磁気ディスク20を支持
している。
【0088】なお、モータ10Aは、光磁気ディスク装
置において、光磁気ディスクを回転させるモータとして
も適用し得、上記と同様の効果を有する。
【0089】次に、本発明のモータの変形例について説
明する。
【0090】図6のモータ10Bにおいて、頸鉄心コイ
ル組立体24A以外は、図1のモータ10Aと同じ構成
である。
【0091】頸鉄心コイル組立体24Aは、図10
(B)の銅箔巻回体組立体33から厚さt1 の半分の厚
さt3 に切り出した二つの頸鉄心コイル組立体24B-1
及び24B-2よりなる。
【0092】図7に示すように、上側の頸鉄心コイル組
立体24B-2については、表裏反転した向きとする。上
下の相対向する細幅銅箔巻回体組立体36A-1,36A
-2の内周側パッド110-1,110-2とを結線し、上下
の頭鉄心組立体24A-1,24A-2を重ね合わせて接着
する。これによって頸鉄心コイル組立体24Aが製造さ
れる。
【0093】この頸鉄心コイル組立体24Aは、細幅銅
箔巻回体組立体34A-1,34A-2が、以下に説明する
構成となっている。
【0094】 細幅銅箔巻回体組立体36A-1,36
-2は、内周側パッド110-1,110-2を介して、接
続してある。
【0095】 矢印A方向からみたときの、細幅銅箔
巻回体組立体36A-1,36A-2の巻き方向は次のよう
になる。
【0096】外周側パッド111-2→反時計方向→内周
側パッド110-2→内周側パッド110-1→反時計方向
→外周側パッド111-1,即ち、細幅銅箔巻回体組立体
36A-1,36A-2の電流の方向は共に反時計方向であ
り、同じ方向であり、細幅銅箔巻回体組立体36A-1
36A-2は、一つのコイルとして正常に機能する。
【0097】 上記からして、外周側パッド111
-1,111-2を引出し用パッドとして使用できる。
【0098】次に、頸鉄心コイル組立体24Aからフレ
キシブルプリント基板23への配線の引き出しについて
説明する。
【0099】図6中、120は、外周側パッド111-1
から引き出されている配線である。
【0100】121は、外周側パッド111-2から引き
出されている配線である。
【0101】この配線120,121の経路についてみ
ると、以下に説明する効果を有する。
【0102】 配線を細幅銅箔巻回体組立体の内周側
から引き出した場合には、配線が細幅銅箔巻回体組立体
の上方を横切るため、配線の径の分、頸鉄心コイル組立
体の厚さが厚くなる。しかし、上記のように配線した場
合には、配線120,121は、合成樹脂部27内に埋
め込まれる。このため、頸鉄心コイル組立体24Aの厚
さを薄くできる。このことは、超薄型のモータにおい
て、大事なことである。
【0103】 配線120,121とフレキシブルプ
リント板23上のパッドとは、リフローによって半田付
け可能であり、作業がし易い。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、従来に比べて、磁気回路の磁気抵抗を低くし得
た分、モータの駆動効率を向上させることが出来る。ま
たモータの駆動効率が向上した分、モータの消費電力を
少なくすることが出来る。
【0105】請求項2の発明によれば、モータの駆動効
率を更に向上させることが出来る。また、モータの駆動
効率が向上した分、モータの消費電力を更に少なくする
ことが出来る。
【0106】請求項3の発明によれば、モータの消費電
力が少なくなった分、ディスク装置の消費電力を抑える
ことが出来る。しかも、このことを、部品点数を増やさ
ずに、且つディスク装置の厚さを何ら厚くすることなく
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるモータの分解斜視図で
ある。
【図2】図1のモータの拡大縦断面図である。
【図3】図1中、ステータヨークの一の凸部を拡大して
示す斜視図である。
【図4】ステータヨークの凸部の製造を説明する図であ
る。
【図5】図1のモータを組込んだ超薄型磁気ディスク装
置の分解斜視図である。
【図6】本発明のモータの変形例を示す図である。
【図7】図6中、頸鉄心コイル組立体の分解斜視図であ
る。
【図8】従来のモータの分解斜視図である。
【図9】図8のモータの拡大縦断面図である。
【図10】図8中の頸鉄心コイル組立体の製造を説明す
る図である。
【符号の説明】
10A,10B モータ 11 ロータ部 12A ステータ部 13 環状永久磁石 14 ハブ 15 軸受 16 軸 17A ステータヨーク 18 環状凹部 19 内周側面 20 磁気ディスク 21 軸線 23 フレキシブルプリント板 24 頸鉄心コイル組立体 24a 上面 24b 下面 25 頭鉄心組立体 26 頸鉄心コイル 27 合成樹脂部 30 軟磁性体(例えば鉄)製の棒 31 銅箔 32 銅箔巻回体 33 銅箔巻回体組立体 34 合成樹脂製の円柱部 35 頸鉄心 35a 上端面 35b 下端面 36 細幅銅箔巻回体 40 孔 50 頭鉄心 51 合成樹脂部 60,61,63 接着材部 70 モータ駆動回路 71 磁気回路 72 ギャップ部 80 ステータヨーク本体 80a 上面 81 凸部 82 凸部本体 83 研摩された平滑な頂面 85 平面 90 プレス加工工程 91 メッキ工程 92 研磨工程 95 ニッケルメッキ膜 98 密着部 100 磁気ディスク装置 101 ベース部 102 カバー部 104 コネクタ 105 1.8 インチの磁気ディスク 106 磁気ヘッド機構 107 電子部品 108 プリント板 110-1,110-2 内周側パッド 111-1,111-2 外周側パッド 120,121 配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ部と、ロータ部とよりなり、 該ロータ部は、周方向に多極着磁してある環状永久磁石
    を有する構成であり、 上記ステータ部は、 軟磁性材料製のステータヨークと、 頸鉄心と細幅銅箔巻回体とよりなる複数の頸鉄心コイル
    が環状に配された状態で合成樹脂部によって一体化され
    た環状の形状を有する構成を有し、上記ステータヨーク
    上に固定してある頸鉄心コイル組立体と、 複数の頭鉄心が環状に配された状態で合成樹脂部によっ
    て一体化された環状の形状を有する構成を有し、上記頸
    鉄心コイル組立体上に固定してある頭鉄心組立体とより
    なる構成であり、 上記環状永久磁石の周面と上記頭鉄心組立体の周面とが
    対向する構成のモータにおいて、 上記ステータヨークを、複数の凸部を、上記頸鉄心コイ
    ル組立体の複数の頸鉄心に対応する配置で有する構成と
    し、 上記頸鉄心コイル組立体の各頸鉄心の下端面が、上記凸
    部の頂面と密着した構成としたことを特徴とするモー
    タ。
  2. 【請求項2】 上記ステータヨークの複数の凸部は、 板状のステータヨーク本体をプレス加工して形成された
    凸部本体よりなり、 該凸部本体は、研磨して形成された頂面を有する構成と
    したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 ベース部とカバー部とを組合わせてなる
    偏平で矩形状のハウジングの長手方向の一端部にコネク
    タを露出して設け、 且つ、上記ハウジング内に、 上記情報を記憶するディスクと、 上記ベース部の一部がステータヨークを形成してなり、
    該ディスクを回転させる請求項1記載のモータと、 該ディスクに対して複数の書込み及び読取りを行うヘッ
    ド機構とを組込んでなる構成としたことを特徴とするデ
    ィスク装置。
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