JPH08332315A - 試料液吸引器具用フィルタ - Google Patents

試料液吸引器具用フィルタ

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JPH08332315A
JPH08332315A JP7167111A JP16711195A JPH08332315A JP H08332315 A JPH08332315 A JP H08332315A JP 7167111 A JP7167111 A JP 7167111A JP 16711195 A JP16711195 A JP 16711195A JP H08332315 A JPH08332315 A JP H08332315A
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JP
Japan
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sample liquid
filter
liquid suction
suction instrument
tip
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JP7167111A
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Yoshiaki Matsuo
尾 吉 亮 松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形物を含む試料と希釈液とを混合又は懸濁
化した試料液を、ピペット等の試料液吸引器具で吸引し
て採取する際に、上記試料液吸引器具の先端部に着脱自
在に取り付けて使用し、その試料液中の異物を排除して
液を吸引採取後は容易に離脱可能とする。 【構成】 試料液21中の異物をろ過するろ過材2′を
有し、このろ過材2′を、試料液21を吸引して採取す
る試料液吸引器具(8′)の先端部に着脱自在に取付可
能な構造に形成したことにより、上記試料液21を試料
液吸引器具(8′)で吸引して採取する際に、該試料液
吸引器具(8′)の先端部に着脱自在に取り付けて使用
し、その試料液21中の異物を排除して液を吸引採取後
は容易に離脱可能とするものである。これにより、試料
液の吸引採取の効率を向上できると共に、所要の化学実
験又は各種検査等が正しく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固形物を含む試料と希
釈液とを混合又は懸濁化した試料液を、化学実験又は水
質検査、微生物検査等の各種検査のためにピペット或い
はスポイド等の試料液吸引器具で吸引して採取する際
に、上記試料液吸引器具の先端部に着脱自在に取り付け
て使用し、その試料液中の異物を排除して液を吸引採取
後は容易に離脱することができる試料液吸引器具用フィ
ルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある試料液について化学実験又は
水質検査、微生物検査等の各種検査を行うためにピペッ
ト等の試料液吸引器具でその試料液を吸引採取するに
は、上記試料液を収容したビーカー、ビニール袋、バケ
ツ等の容器の中に試料液吸引器具の先端部を入れ、該先
端部を試料液中に直接浸して所定体積の試料液を吸引し
て採取していた。しかし、このような方法では、上記試
料液吸引器具で試料液を吸引するときに、該試料液中に
含まれる固形物の滓や異物などが一緒に吸入されること
があった。或いは、やや大きな滓や異物などが含まれて
いる場合は、上記試料液吸引器具の先端の吸入口にその
滓や異物などが付着して目詰まりを起こすことがあっ
た。これに対処して、上記試料液吸引器具で試料液を吸
引採取する前に、上記容器中の試料液をろ紙や布などの
フィルタを通して他の容器に移し換え、この移し換えた
他の容器に収容された試料液中に試料液吸引器具の先端
部を浸して、所定体積の試料液を吸引して採取するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の試料液吸引器具による試料液の吸引採取において
は、上記試料液吸引器具の先端部を容器に収容された試
料液中に直接浸して吸引した場合は、該試料液中に含ま
れる固形物の滓や異物などが一緒に吸入されてしまい、
所要の実験や検査が正しく行えないことがあった。ま
た、やや大きな滓や異物などが含まれている場合は、上
記試料液吸引器具の先端の吸入口にその滓や異物などが
付着して目詰まりを起こすことがあり、必要な試料液が
十分に採取できず、所要の化学実験又は各種検査等が行
えないことがあった。さらに、ある容器中の試料液をろ
紙又は布などのフィルタを通して他の容器に移し換え、
この移し換えた他の容器に収容された試料液を試料液吸
引器具で吸引採取する場合は、作業が複雑となると共に
手間もかかり、試料液の吸引採取の効率が低下するもの
であった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、試料液を試料液吸引器具で吸引して採取する際
に、上記試料液吸引器具の先端部に着脱自在に取り付け
て使用し、その試料液中の異物を排除して液を吸引採取
後は容易に離脱することができる試料液吸引器具用フィ
ルタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による試料液吸引器具用フィルタは、試料液
中の異物をろ過するろ過材を有し、このろ過材を、試料
液を吸引して採取する試料液吸引器具の先端部に着脱自
在に取付可能な構造に形成したものである。
【0006】ここで、一つの型式として、上記ろ過材
は、所定の直径及び所定の長さを有する棒状体に形成す
ると共に、この棒状体の上端部は試料液吸引器具の先端
部と係合して着脱可能に形成してもよい。
【0007】また、上記ろ過材の上端部には、その上面
から該ろ過材の長手方向に沿って所定深さまで試料液吸
引器具の先端部を挿入して係合する着脱用の穴を形成し
てもよい。
【0008】さらに、上記ろ過材の上端部には、その上
面から該ろ過材の長手方向に沿って所定深さまで試料液
吸引器具の先端部を突き刺して係合する着脱用の切り込
みを形成してもよい。
【0009】さらにまた、上記ろ過材の外周面には、そ
の表面の摩擦を高める形状を付与してもよい。
【0010】また、他の型式として、前記ろ過材は、軟
質性材料で任意の形状に形成すると共に、このろ過材の
上端部には、試料液吸引器具の下部外周面の嵌合部分の
外径と略一致する内径を有する取付部材を設け、この取
付部材により上記ろ過材を試料液吸引器具の先端部に着
脱自在に保持するようにしてもよい。
【0011】さらに、上記ろ過材は袋状に形成し、この
袋状の上端開口部に取付部材を設けてもよい。
【0012】さらにまた、上記取付部材は、試料液中に
浸すことにより変形又は変質して試料液吸引器具に対す
る保持力が低下又は消失するものとしてもよい。
【0013】また、更に他の型式として、前記ろ過材
は、軟質性材料で任意の形状に形成すると共に、このろ
過材の上端部には、試料液吸引器具の下部外周面に設け
られた磁気的結合手段に吸着される磁性部材を設け、こ
の磁性部材を上記磁気的結合手段で吸着、離脱すること
により上記ろ過材を試料液吸引器具の先端部に着脱自在
に保持するようにしてもよい。
【0014】
【作用】このように構成された試料液吸引器具用フィル
タは、試料液中の異物をろ過するろ過材を有し、このろ
過材を、試料液を吸引して採取する試料液吸引器具の先
端部に着脱自在に取付可能な構造に形成したことによ
り、上記試料液を試料液吸引器具で吸引して採取する際
に、該試料液吸引器具の先端部に着脱自在に取り付けて
使用し、その試料液中の異物を排除して液を吸引採取後
は容易に離脱することができる。これにより、試料液の
吸引採取の効率を向上できると共に、所要の化学実験又
は各種検査等が正しく行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による試料液吸引器具用
フィルタの第一の実施例を示す斜視図である。この試料
液吸引器具用フィルタ1は、固形物を含む試料と希釈液
とを混合又は懸濁化した試料液を、化学実験又は水質検
査、微生物検査等の各種検査のためにピペット或いはス
ポイド等の試料液吸引器具で吸引して採取する際に、上
記試料液吸引器具の先端部に着脱自在に取り付けて使用
するもので、試料液中の異物をろ過するろ過材2を有
し、このろ過材2を、試料液を吸引して採取する試料液
吸引器具の先端部に着脱自在に取付可能な構造に形成し
て成る。例えば、図1に示すように、上記ろ過材2は、
所定の直径及び所定の長さを有する棒状体、例えば円柱
状又は角柱状に形成されると共に、この棒状体の上端部
は試料液吸引器具の先端部と係合して着脱可能に形成さ
れている。
【0016】上記ろ過材2は、この試料液吸引器具用フ
ィルタ1の本体として固形物と液体とを分離するもの
で、材質としては例えば焼結プラスチック、セラミッ
ク、多孔質半融ガラス、半融石英、磁製板などから成
り、それ自体で円柱状(例えば直径10〜20mm,長さ30〜
40mm程度)などの形状を保持するように製造されてお
り、液体中に浮遊する固形物の通過を妨げる程度に小さ
い多孔度を有している。また、上記ろ過材2の円柱状の
形状の上端部には、所定体積の液体を吸引して採取する
全容ピペット又はメスピペットと呼ばれるガラス製のピ
ペット等の試料液吸引器具の先端部と係合できるよう
に、該ろ過材2は、ある程度の柔軟性を有している。こ
れにより、上記ろ過材2は、試料液吸引器具の先端部に
着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0017】そして、固形物を含む試料と希釈液とを混
合又は懸濁化した試料液を、各種検査のために試料液吸
引器具で吸引して採取する際に、上記試料液吸引器具の
先端部に図1に示すような試料液吸引器具用フィルタ1
を着脱自在に取り付けて吸引することにより、試料液中
の異物は排除して液のみを全周面から採取することがで
きる。
【0018】図2は図1に示す本発明の第一の実施例の
変形例を示す斜視図である。この変形例は、例えばプラ
スチック又はビニール、ゴムなどで所定の内径を有する
円筒状又は角筒状の筒体3を形成し、この筒体3の内部
にろ過材2を充てんしたものである。この場合は、ろ過
材2として、それ自体で円柱状などの形状を保持するよ
うに製造されるものに限らず、例えば紙や布、天然又は
合成の繊維、或いは石綿繊維、繊維状金属、不織布など
を用いることができる。なお、この場合は、試料液の吸
い込みをよくするために、筒体3の下部周壁に多数の小
孔を穿設してもよい。
【0019】図3は図1に示す本発明の第一の実施例の
他の変形例を示す斜視図である。この変形例は、ろ過材
2の周りを薄手の紙筒4で包み込み、全体として所定の
直径及び所定の長さを有する円柱状に形成したものであ
る。この場合は、ろ過材2として、それ自体で円柱状な
どの形状を保持するように製造されるものに限らず、例
えば紙や布、天然又は合成の繊維、或いは石綿繊維、不
織布などを用いることができる。なお、この場合は、試
料液の吸い込みをよくするために、紙筒4の下部周壁に
多数の小孔を穿設してもよい。
【0020】図4は本発明の第二の実施例を示す斜視図
である。この実施例は、図1に示すように例えば円柱状
に形成された多孔質のろ過材2の上端部に、その上面か
ら該ろ過材2の長手方向に沿って所定深さまで試料液吸
引器具の先端部を挿入して係合する着脱用の穴5を形成
したものである。この場合は、上記ろ過材2が硬めの材
質であっても、その上端部に着脱用の穴5が予め形成さ
れているので、この穴5を利用して試料液吸引器具の先
端部を挿入することにより、該試料液吸引器具の先端に
試料液吸引器具用フィルタ1を容易に取り付けると共
に、取り外すことができる。なお、この実施例は、図2
及び図3に示す変形例に対しても同様に適用することが
できる。また、穴5の形状は図示のものに限らず、下部
に例えば球状のような空間を形成してもよい。
【0021】図5は本発明の第三の実施例を示す斜視図
である。この実施例は、図1に示すように例えば円柱状
に形成された多孔質のろ過材2の上端部に、その上面か
ら該ろ過材2の長手方向に沿って所定深さまで試料液吸
引器具の先端部を突き刺して係合する例えば十字形の着
脱用の切り込み6を形成したものである。この場合は、
上記ろ過材2が多少硬めの材質であっても、その上端部
に例えば十字形の切り込み6が予め形成されているの
で、この切り込み6を利用して試料液吸引器具の先端部
を突き刺すことにより、該試料液吸引器具の先端に試料
液吸引器具用フィルタ1を容易に取り付けると共に、取
り外すことができる。なお、この実施例は、図2及び図
3に示す変形例に対しても同様に適用することができ
る。
【0022】図6は本発明の第四の実施例を示す斜視図
である。この実施例は、図1に示すように例えば円柱状
に形成された多孔質のろ過材2の外周面に、その表面の
摩擦を高める形状として多数の突起部7,7,…を形成
したものである。この場合は、試料液吸引器具の先端部
に突き刺し又は挿入等により取り付けられた試料液吸引
器具用フィルタ1を取り外すときに、上記多数の突起部
7,7,…が引っ掛かりとなって取り外しを容易とする
ことができる。なお、この実施例は、図1に示すものに
限らず、図2〜図5に示す実施例に対しても同様に適用
することができる。また、上記表面の摩擦を高める形状
としては、突起部7以外に、複数の凹条又は凸条、多数
の波形形状などを形成してもよい。
【0023】なお、図1〜図6に示す実施例において
は、ろ過材2は、総て所定の直径及び所定の長さを有す
る円柱状に形成したものとしたが、本発明はこれに限ら
ず、断面形状が三角形又は四角形、五角形、六角形など
の角柱状に形成してもよい。また、円柱状又は角柱状に
限らず、下方が細くなった円錐状又は角錐状に形成して
もよい。
【0024】次に、このように構成された試料液吸引器
具用フィルタ1の使用について、図7〜図9を参照して
説明する。いま、食品等の固形物を含む試料を希釈液と
共に懸濁化し、この懸濁液をピペットで吸引して例えば
微生物検査用の検体液を採取するとする。最初に、例え
ば微生物検査用ホモジナイザーと呼ばれる装置を使用し
て、収納袋内に収納された固形物を含む試料を希釈液と
共に懸濁化し、懸濁液を得る。このように収納袋内で懸
濁化された懸濁液から検体液を採取するには、まず、図
7(a)に示すように、検査者は試料液吸引器具として
例えばメスピペットと呼ばれるガラス製のピペット8を
一方の手で保持し、フィルタ収納ケース9内にγ線滅菌
又はEOG滅菌された状態で配列収納された試料液吸引
器具用フィルタ1,1,…の上方に位置させ、そのうち
の一つに向けて矢印Aのように下降させて、上記ピペッ
ト8の先端の小径とされた吸入口10を試料液吸引器具
用フィルタ1の上面に突き刺す。そして、そのままピペ
ット8を上方へ持ち上げると、図7(b)に示すよう
に、上記一つの試料液吸引器具用フィルタ1が上記ピペ
ット8の先端部に付着した状態で取り出される。このと
き、上記ピペット8の先端の吸入口10は、試料液吸引
器具用フィルタ1の多孔質のろ過材2(図1参照)の中
に埋まっている。
【0025】次に、図8に示すように、検査者は、試料
入りの懸濁液11が収納された例えばプラスチックフィ
ルム製の収納袋12を他方の手で保持し、上記一方の手
に保持され先端に試料液吸引器具用フィルタ1が付いた
ピペット8(図7(b)参照)の先端部を、上記収納袋1
2の上端開口部13から挿入して懸濁液11の中に浸漬
する。そして、上記ピペット8の上端の吸込口14から
矢印Bのように空気を吸引することにより、懸濁液11
から検体液を所定体積だけ採取する。このとき、ピペッ
ト8の先端部の吸入口10には、本発明の試料液吸引器
具用フィルタ1が取り付けられているので、その多孔質
のろ過材2のろ過作用により、試料の残滓は通さずに排
除して検体液のみを全周面から矢印のように吸引して採
取することができる。
【0026】次に、図9に示すように、上記検体液を採
取後のピペット8を収納袋12から出す際に、上記収納
袋12を保持している他方の手のところに上記ピペット
8の先端部に取り付けられた試料液吸引器具用フィルタ
1を添わせ、そのままピペット8を矢印Cのように取り
出すことにより、上記試料液吸引器具用フィルタ1はピ
ペット8の先端部から抜けて外れ、矢印Dのように収納
袋12内に落ちる。この試料液吸引器具用フィルタ1
は、使い捨てとなって用済み後の懸濁液11と共に廃棄
される。
【0027】その後、次の検体液を採取するには、図7
(a)に示すように、再びピペット8をフィルタ収納ケ
ース9内に配列収納された試料液吸引器具用フィルタ
1,1,…の上方に位置させ、そのうちの一つに向けて
矢印Aのように下降させて、上記ピペット8の先端の吸
入口10を新しい試料液吸引器具用フィルタ1の上面に
突き刺す。以後は、上述の使用方法を繰り返せばよい。
【0028】図10は本発明の試料液吸引器具用フィル
タ1を取り付ける対象となる試料液吸引器具の他の例を
示す説明図である。この例による試料液吸引器具として
のピペット8′は、ピペット本体15とピペットチップ
16とから成り、先端に吸入口10を有するピペットチ
ップ16はピペット本体15の下端に矢印Eのように着
脱自在とされて使い捨てとされている。上記ピペット本
体15の内部には、シリンダとピストンが組み込まれて
おり、上端のノブ17を矢印Fのように下降及び上昇さ
せることにより、所定体積の液体を吸引して採取するよ
うになっている。本発明の試料液吸引器具用フィルタ1
を使用するには、ピペット本体15の下端に矢印Eのよ
うにピペットチップ16を取り付け、このピペットチッ
プ16が取り付けられた状態のピペット8′を、図7
(a)に示すと同様にフィルタ収納ケース9内に配列収
納された試料液吸引器具用フィルタ1,1,…の上方に
位置させ、そのうちの一つに向けて矢印Aのように下降
させて、上記試料液吸引器具用フィルタ1の上面に突き
刺せばよい。その他は、図7〜図9に示す通常のピペッ
ト8の場合と同じである。
【0029】図11は本発明の第五の実施例を示す説明
図である。この実施例は、図1に示すろ過材2を軟質性
材料で任意の形状に形成したもので、このろ過材2′の
上端部には、試料液吸引器具の下部外周面の嵌合部分の
外径と略一致する内径を有する取付部材18を設け、こ
の取付部材18により上記ろ過材2′を試料液吸引器具
の先端部に着脱自在に保持するようにしたものである。
すなわち、上記ろ過材2′は、例えば不織布、セルロー
ズ、網、スポンジなどの軟質性材料でできており、図1
1(b)の断面図に示すように例えば袋状に形成されて
いる。そして、この袋状に形成されたろ過材2′の上端
開口部には、例えばプラスチック等の硬質性材料ででき
た短寸円筒状の取付部材18が結合されている。この取
付部材18は、前述の図7に示すようなピペット8等の
試料液吸引器具の下部外周面の嵌合部分の外径と略一致
する内径を有するものとされとおり、上記試料液吸引器
具の下部外周面に取付部材18を嵌合することにより、
上記ろ過材2′を試料液吸引器具の先端部に着脱自在に
保持するようになっている。
【0030】図12は図11に示す第五の実施例の変形
例を示す斜視図である。図12(a)は、上記短寸円筒
状に形成された取付部材18の開口縁部に、数箇所(例
えば6本)の縦方向の切れ目19,19,…を入れたも
のである。この場合は、上記切れ目19,19,…の存
在により、取付部材18がある程度の弾力性を発揮して
保持力を高めることができる。また、図12(b)は、
同じく取付部材18の開口縁部に、数箇所(例えば4
個)の保持ブロック20,20,…を設けたものであ
る。この場合も、上記保持ブロック20,20,…の存
在により、取付部材18のくいつき性を高めて保持力を
強めることができる。
【0031】図13は、図11及び図12に示す実施例
の使用状態を示す一部断面説明図である。この図13
は、図10に示すピペット8′を使用して試料液を吸引
採取する場合を示しており、まず、図13(a)に示す
ように、ピペット本体15(図示省略)の下端に取り付
けられたピペットチップ16を試料液吸引器具用フィル
タ1の上方から矢印Aのように下降させて、その先端の
吸入口10を取付部材18を介してろ過材2′の内部へ
押し込む。このとき、上記ピペットチップ16の下部外
周面の嵌合部分となるところが上記取付部材18の内周
部に押圧されて嵌合する。これにより、上記ピペットチ
ップ16の先端部に試料液吸引器具用フィルタ1が取り
付けられる。次に、図13(b)に示すように、試料液
21が収容された袋又はビーカーなどの容器22内へピ
ペット8′を入れ、先端部に試料液吸引器具用フィルタ
1が取り付けられたピペットチップ16を試料液21の
中に浸漬して、試料液21を所定体積だけ吸引採取す
る。その後、上記容器22内からピペット8′を取り出
すときに、図13(b)に示すように、試料液吸引器具
用フィルタ1を容器22の内側壁に押し付けるようにし
て上記フィルタ1の下部に横方向の力を加えることによ
り、保持部材18のピペットチップ16に対する嵌合が
外れ、保持力がなくなって上記フィルタ1は容器22内
へ落下する。そして、このフィルタ1は、使い捨てとな
って用済み後の試料液21と共に廃棄される。
【0032】図14は本発明の第六の実施例を示す断面
説明図である。この実施例は、図11に示す取付部材1
8を試料液21中に浸すことにより変形する性質の材料
で構成し、液中にて試料液吸引器具に対する保持力が低
下又は消失するものとしたものである。すなわち、図1
4(a)に示す試料液吸引器具用フィルタ1の保持部材
18′は、図14(b)に示すように、その厚み内の内
側部分18aは通常の軟質性材料又は硬質性材料で構成
すると共に、外側部分18bは試料液に濡れることによ
り短時間(例えば10数秒)で縮んだり或いは元の縮んだ
状態に戻る性質の材料で構成し、図14(c)に示すよ
うに、試料液中で保持部材18′が矢印Gのように外側
に曲げられるようになっている。外側部分18bの材料
としては、例えば繊維、プラスチック、金属などの素材
を加工し所定温度範囲で作用する形状記憶部材を用いて
もよい。なお、上記保持部材18′は、図15(a)に
示すように、試料液吸引器具用フィルタ1の長手方向に
沿って複数本の切れ目が入れてある。
【0033】図15は、図14に示す実施例の使用状態
を示す説明図である。試料液吸引器具用フィルタ1は、
空気中においては、図15(a)に示すようにその取付
部材18′が上方に真直ぐに伸びている。この状態で、
図10に示すピペット8′を使用して試料液を吸引採取
するのは、図13を参照して説明したのと同様に行えば
よい。ただし、この場合は、ピペット8′の先端部に取
り付けられた試料液吸引器具用フィルタ1を試料液21
の中に浸漬すると、図14(c)に示すように、取付部
材18′の外側部分18bが試料液21に濡れて縮ま
り、矢印Gのように外側に曲げられる。従って、上記取
付部材18′の全体は、図15(b)に示すように上部
が外方に開き、ピペット8′の先端部に対する保持力が
ほとんど消失して、上記フィルタ1は離脱して容器22
内へ落下する。
【0034】図16は本発明の第七の実施例を示す一部
断面説明図である。この実施例は、図11に示す取付部
材18を試料液21中に浸すことにより変質する性質の
材料で構成し、液中にて試料液吸引器具に対する保持力
が低下又は消失するものとしたものである。すなわち、
図16(a)に示す試料液吸引器具用フィルタ1の保持
部材18″は、例えば厚紙などのように試料液に濡れる
とすぐに柔らかくなり剛性を失う性質の材料で構成され
ている。そして、図16(b)に示すように、ピペット
チップ16の先端部に試料液吸引器具用フィルタ1を取
り付けた状態で、図13(b)に示すように容器22内
へ入れ、試料液21を吸引採取している間に上記保持部
材18″が該試料液21に濡れて柔らかくなり剛性を失
っていく。従って、上記取付部材18″の全体は、ピペ
ットチップ16の先端部に対する保持力が低下して、例
えば上記ピペットチップ16を左右に振るだけで上記フ
ィルタ1は離脱して容器22内へ落下する。
【0035】図17は、図13に示すピペット8′を用
いて容器22内の試料液21を吸引採取する際の試料液
吸引器具用フィルタ1の着脱操作の他の例を示す説明図
である。まず、ピペットチップ16に上記フィルタ1を
取り付けるときは、図17(a)に示すように、ピペッ
トチップ16の根元部より上方まで取付部材18が至る
ように深く挿入して係合させる。このとき、図17
(b)に示すように、上記取付部材18の内周面上部に
形成された嵌合部分23がピペットチップ16の外周面
に嵌合している。また、上記取付部材18の上端は、図
17(a)に示すピペット本体15に組み込まれたピペ
ットチップ離脱用レバー24の下方延長部において、図
17(b)に示すように、延長部下端25の直近に位置
している。そして、この状態で、ピペット8′の先端部
を図13に示す容器22内へ入れて、試料液21を吸引
採取する。
【0036】次に、この採取後に上記フィルタ1を取り
外すには、図17(a)において上記ピペットチップ離
脱用レバー24を矢印Hのように下方に第一段階の押し
込みをする。すると、上記レバー24は所定ストローク
だけ下降して、図17(c)に示すように、上記延長部
下端25で取付部材18の上端を矢印Jのように押し下
げる。これにより、取付部材18の内周面上部の嵌合部
分23によるピペットチップ16に対する嵌合が外れ、
上記フィルタ1は離脱して容器22内へ落下する。さら
にその後に、図17(d)において上記ピペットチップ
離脱用レバー24を矢印Kのように下方に第二段階の押
し込みをすることにより、上記レバー24が所定ストロ
ークだけ下降して、図17(d)に示すように延長部下
端25でピペットチップ16の上端を矢印Lのように押
し下げ、該ピペットチップ16をピペット本体15から
離脱させることができる。このような操作例によれば、
上記ピペットチップ離脱用レバー24を、ロボットによ
り所定のシーケンスで二段階で押し下げ操作することに
より、フィルタ1とピペットチップ16とをそれらに手
を触れることなく自動的に離脱させることができる。従
って、本発明によるフィルタ1を用いて所要の試料液を
吸引採取するのを自動化するのに適している。
【0037】図18は本発明の第八の実施例を示す一部
断面説明図である。この実施例は、図1に示すろ過材2
を軟質性材料で任意の形状に形成したもので、このろ過
材2′の上端部には、試料液吸引器具(例えばピペット
チップ16)の下部外周面に設けられた磁気的結合手段
(26)に吸着される磁性部材27を設け、この磁性部
材27を上記磁気的結合手段(26)で吸着、離脱する
ことにより上記ろ過材2′を試料液吸引器具(16)の
先端部に着脱自在に保持するようにしたものである。す
なわち、上記ろ過材2′は、例えば不織布、セルロー
ズ、網、スポンジなどの軟質性材料でできており、図1
8に示すように例えば袋状に形成されている。そして、
この袋状に形成されたろ過材2′の上端開口部の外周面
には、例えば鉄又は永久磁石などの磁性部材27がベル
ト状に一周して設けられている。この磁性部材27は、
薄板状に形成して、接着剤その他の接合手段により上記
ろ過材2′の上端部に取り付ければよい。
【0038】これに対して、試料液吸引器具の一部とし
ての例えばピペットチップ16の下部外周面には、磁気
的結合手段として電磁石26がベルト状に一周して設け
られている。ここで、上記磁性部材27の径と電磁石2
6の径とは、略同一とされており、それぞれ対向する端
面同士で吸着するようになっている。上記電磁石26の
コイルからはリード線28,28が伸びており、このリ
ード線28,28の途中にスイッチ29が挿入され、さ
らに電池等の電源30に接続されている。
【0039】上記スイッチ29及び電源30は、図示外
の試料液吸引器具の取付部などに設けられており、スイ
ッチ29をオンして電磁石26を駆動することにより、
磁性部材27を吸着してピペットチップ16の先端部に
フィルタ1を取り付け、上記スイッチ29をオフして電
磁石26を停止することにより、磁性部材27を離脱し
て上記フィルタ1を脱落する。このような操作により、
上記スイッチ29を所定のシーケンスでオン、オフさせ
ることにより、フィルタ1とピペットチップ16とをそ
れらに手を触れることなく自動的に着脱することができ
る。従って、本発明によるフィルタ1を用いて所要の試
料液を吸引採取するのを自動化するのに適している。
【0040】なお、以上の説明において、本発明の試料
液吸引器具用フィルタ1の使用例として、例えば微生物
検査用ホモジナイザーと呼ばれる装置を使用して微生物
検査用の検体液を吸引採取する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の化学実験又は水質検査その
他の各種の検査において試料液を吸引採取する場合にも
同様に適用できる。また、上記のフィルタ1は、使用の
状況によっては、ピペット8,8′等の試料液吸引器具
の先端部に予め取り付けておいて、使用後において上記
フィルタ1を容易に離脱させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
試料液中の異物をろ過するろ過材を有し、このろ過材
を、試料液を吸引して採取する試料液吸引器具の先端部
に着脱自在に取付可能な構造に形成したことにより、上
記試料液を試料液吸引器具で吸引して採取する際に、該
試料液吸引器具の先端部に着脱自在に取り付けて使用
し、その試料液中の異物を排除して液を吸引採取後は容
易に離脱することができる。従って、上記試料液中に含
まれる固形物の滓や異物などを一緒に吸入してしまうこ
とをなくし、所要の化学実験や各種検査等を正しく行う
ことができる。また、上記試料液吸引器具の先端の吸入
口にその滓や異物などが付着して目詰まりを起こすこと
をなくし、必要な試料液を十分に採取することができ、
所要の実験や検査を確実に行うことができる。さらに、
試料液吸引器具の先端部に片手でワンタッチ式に試料液
吸引器具用フィルタを着脱して使用することができ、手
間がかからず容易かつ迅速に作業が行え、試料液の吸引
採取の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による試料液吸引器具用フィルタの第一
の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す第一の実施例の変形例を示す斜視図
である。
【図3】図1に示す第一の実施例の他の変形例を示す斜
視図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第四の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の試料液吸引器具用フィルタの使用状態
を示す説明図である。
【図8】同じく使用状態を示す図であり、ピペットで検
体液を吸引している状態を示す説明図である。
【図9】同じく使用状態を示す図であり、ピペットの先
端から試料液吸引器具用フィルタを取り外し使い捨てと
する状態を示す説明図である。
【図10】本発明の試料液吸引器具用フィルタを取り付
ける対象となるピペットの他の例を示す説明図である。
【図11】本発明の第五の実施例を示す説明図である。
【図12】図11に示す第五の実施例の変形例を示す斜
視図である。
【図13】図11及び図12に示す実施例の使用状態を
示す一部断面説明図である。
【図14】本発明の第六の実施例を示す断面説明図であ
る。
【図15】図14に示す実施例の使用状態を示す説明図
である。
【図16】本発明の第七の実施例を示す一部断面説明図
である。
【図17】図13に示すピペットを用いて試料液を吸引
採取する際の試料液吸引器具用フィルタの着脱操作の他
の例を示す説明図である。
【図18】本発明の第八の実施例を示す一部断面説明図
である。
【符号の説明】
1…試料液吸引器具用フィルタ 2,2′…ろ過材 3…筒体 4…紙筒 5…穴 6…切り込み 7…突起部 8,8′…ピペット 10…吸入口 11…懸濁液 12…収納袋 13…上端開口部 14…吸込口 16…ピペットチップ 18,18′,18″…取付部材 18a…内側部分 18b…外側部分 19…切れ目 20…保持ブロック 21…試料液 22…容器 26…電磁石 27…磁性部材 28…リード線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料液中の異物をろ過するろ過材を有
    し、このろ過材を、試料液を吸引して採取する試料液吸
    引器具の先端部に着脱自在に取付可能な構造に形成した
    ことを特徴とする試料液吸引器具用フィルタ。
  2. 【請求項2】 上記ろ過材は、所定の直径及び所定の長
    さを有する棒状体に形成すると共に、この棒状体の上端
    部は試料液吸引器具の先端部と係合して着脱可能に形成
    したことを特徴とする請求項1記載の試料液吸引器具用
    フィルタ。
  3. 【請求項3】 上記ろ過材の上端部には、その上面から
    該ろ過材の長手方向に沿って所定深さまで試料液吸引器
    具の先端部を挿入して係合する着脱用の穴を形成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の試料液吸引器具用フィル
    タ。
  4. 【請求項4】 上記ろ過材の上端部には、その上面から
    該ろ過材の長手方向に沿って所定深さまで試料液吸引器
    具の先端部を突き刺して係合する着脱用の切り込みを形
    成したことを特徴とする請求項2記載の試料液吸引器具
    用フィルタ。
  5. 【請求項5】 上記ろ過材の外周面には、その表面の摩
    擦を高める形状を付与したことを特徴とする請求項2,
    3又は4記載の試料液吸引器具用フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記ろ過材は、軟質性材料で任意の形状
    に形成すると共に、このろ過材の上端部には、試料液吸
    引器具の下部外周面の嵌合部分の外径と略一致する内径
    を有する取付部材を設け、この取付部材により上記ろ過
    材を試料液吸引器具の先端部に着脱自在に保持するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の試料液吸引器具
    用フィルタ。
  7. 【請求項7】 上記ろ過材は袋状に形成し、この袋状の
    上端開口部に取付部材を設けたことを特徴とする請求項
    6記載の試料液吸引器具用フィルタ。
  8. 【請求項8】 上記取付部材は、試料液中に浸すことに
    より変形又は変質して試料液吸引器具に対する保持力が
    低下又は消失するものとしたことを特徴とする請求項6
    又は7記載の試料液吸引器具用フィルタ。
  9. 【請求項9】 前記ろ過材は、軟質性材料で任意の形状
    に形成すると共に、このろ過材の上端部には、試料液吸
    引器具の下部外周面に設けられた磁気的結合手段に吸着
    される磁性部材を設け、この磁性部材を上記磁気的結合
    手段で吸着、離脱することにより上記ろ過材を試料液吸
    引器具の先端部に着脱自在に保持するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の試料液吸引器具用フィルタ。
JP7167111A 1995-06-09 1995-06-09 試料液吸引器具用フィルタ Pending JPH08332315A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0782883A2 (en) 1996-01-08 1997-07-09 Ajinomoto Co., Ltd. Edible microcapsule and food containing the same
JP2011102761A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Altair Giken Kk 濾過チップおよび濾過装置
JP2019521336A (ja) * 2016-06-16 2019-07-25 ビオメリューBiomerieux 微生物のコロニーをサンプリングするためのエンドフィッティング(end fitting)及びデバイス並びにそれを使用するサンプリング方法
JP2023511485A (ja) * 2019-11-26 2023-03-20 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 結晶性試料上でx線分析を実施するための試料ホルダ及び試料ホルダハンドリングシステム

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