JPH08331756A - 突入電流防止装置及び電子回路保護装置 - Google Patents

突入電流防止装置及び電子回路保護装置

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JPH08331756A
JPH08331756A JP7133061A JP13306195A JPH08331756A JP H08331756 A JPH08331756 A JP H08331756A JP 7133061 A JP7133061 A JP 7133061A JP 13306195 A JP13306195 A JP 13306195A JP H08331756 A JPH08331756 A JP H08331756A
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JP
Japan
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connector
contact
electronic device
power supply
switching element
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Application number
JP7133061A
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English (en)
Inventor
Kenji Shigihara
研二 鴫原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流制限抵抗の接続を切り替えるスイッチが
不要で、しかも消費電流の大きな電子装置に利用しても
突入電流を十分に抑制できる突入電流防止装置を実現す
る。 【構成】 本発明はコネクタを介した電源接続時に電子
装置へ流れ込む突入電流を防止する突入電流防止装置に
関するものであり、電子装置31の第1のコネクタ32
aの+側の電源接続ピン37とコンデンサ34及び電子
回路35とを接続する電源ライン上に半導体スイッチン
グ素子36を介挿接続し、この半導体スイッチング素子
36のオン抵抗を各コネクタが接続されてから所定時間
が経過するまでに∞Ω即ち略絶縁状態から略0Ωまで徐
々に変化させるように制御する。これによりコネクタ接
続時、半導体スイッチング素子36は電流制限抵抗とし
て働くことで突入電流の発生を防止できると共に、消費
電流の大きい電子装置でも突入電流を十分抑えることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタを介した電源
接続時に電子装置へ流れ込む突入電流を防止する突入電
流防止装置、及びコネクタを介した電源及び信号接続時
の電子回路の電気的ストレスによる破壊を防止する電子
回路保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電子装置から構成された制御装置
において、故障等によりある電子装置を交換するとき、
他の電子装置を動作させた状態で行わなければならない
場合がある。このとき発生する突入電流や電気的ストレ
スを防止するための保護装置が必要になる。
【0003】図8はかかる従来の突入電流防止装置及び
電子回路保護装置の例を示す図である。同図において、
1は電子装置、2は一対のコネクタであり、2aは電子
装置1に設けられた第1のコネクタ、2bは第1のコネ
クタ2aと接続される外部の第2のコネクタである。ま
た3は第2のコネクタ2bに接続された電源である。4
は突入電流防止用のスイッチ、5は電流制限抵抗、6は
電源安定用コンデンサ、7は電子回路である。電子回路
7内の入力素子8と第1のコネクタ2a内の信号接続ピ
ンとの間には過電流防止抵抗9が介挿されており、以て
電子回路7の保護を図っている。なお10は電子回路7
内の出力素子である。そして各電子装置1はそれぞれコ
ネクタ2を介して電源3と接続され、且つ各電子装置1
は互いにコネクタ2を介して接続される。
【0004】次に、この突入電流防止装置の動作を説明
する。
【0005】電子装置1を電源3と接続する前にスイッ
チ4を開状態にする。電子装置1を電源3と接続すると
コンデンサ6は電流制限抵抗(RS )5によって充電さ
れる。このときの突入電流IP1は以下のようになる。 IP1=VO /RS したがって、突入電流IP1を小さくするためには、電流
制限抵抗(RS )5の抵抗値を十分大きくする必要があ
る。
【0006】またこのときコンデンサ6への充電電圧V
C は電子回路7の負荷抵抗RL と電流制限抵抗(RS )
6との分圧比となり、以下のようになる。 VC =VO *RL /(RS +RL ) 次にスイッチ4を閉じる。このとき流れる突入電流IP2
は以下のようになる。 IP2=(VO −VC )/r ここでrはコンデンサ7の内部抵抗、コネクタの接触抵
抗、配線抵抗等の総和であり小さい。よって、突入電流
IP2を小さくするためには(VO −VC )を小さくする
必要があり、そのためには電流制限抵抗(RS )5を電
子回路7の負荷抵抗(RL )より十分小さくする必要が
ある。
【0007】このように、突入電流防止用の抵抗値は、
電子回路の負荷抵抗RL よりも十分小さく尚且つできる
だけ大きい値としなければならないため、上記従来の突
入電流防止装置は、負荷抵抗RL の比較的大きい電子回
路即ち消費電流の小さい電子装置にしか使用できないと
いう問題がある。
【0008】また、上記従来の突入電流防止装置では、
突入電流を防止するためにスイッチ4を必要としてお
り、電子装置1を電源3と接続する前に必ずスイッチ4
が開状態であることを確認しなければならない。もしも
誤ってスイッチ4を閉じた状態で接続すると、大きな突
入電流が流れ、電源電圧が変動し、他の電子装置を誤動
作させる可能性がある。
【0009】さらに、上記従来の電子回路保護装置にお
いては、電子装置1をコネクタ接続する際、コネクタ2
の傾きやコネクタ2のピンの長さの誤差により、+側の
電源接続ピンよりも先に電源のコモンピン及び信号接続
ピンが接続される可能性がある。電源接続ピンより先に
コモンピン及び信号接続ピンが接続された場合、電子回
路7がCMOS ICであったとすると、ラッチアップ
により電気回路破壊が生じる可能性がある。かかる電子
回路破壊を防止するため、従来は入力素子8の入力側に
過電流防止抵抗(RI )9を接続する必要があり、部品
数が増えるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の突入
電流防止装置では、電流制限抵抗の接続を切り替えるた
めのスイッチを必要とし、しかも電子装置の電源接続前
にスイッチの状態確認を行う必要があった。また、従来
の突入電流防止装置は、消費電流の比較的大きい電子装
置に利用した場合に突入電流を十分に抑制できないとい
う問題があった。また、従来の電子回路保護装置は、電
子回路の入力素子の入力側に過電流防止抵抗を接続する
必要があり、部品数が増えるという問題があった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するための
もので、その目的とするところは、突入電流を防止する
ための電流制限抵抗の接続を切り替えるスイッチを不要
とした突入電流防止装置を提供する点にある。
【0012】また本発明は、消費電流の大きな電子装置
に利用しても突入電流を十分に抑制できる突入電流防止
装置の提供を目的とする。
【0013】また本発明は、過電流防止のための抵抗素
子の介挿を不要とした電子回路保護装置の提供を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の突
入電流防止装置は上記した目的を達成するために、電子
装置に設けられたコネクタAと、コネクタAと接続され
るコネクタBと、コネクタAにそれぞれ設けられたコン
タクトA1及びコンタクトA2と、コネクタBに設けら
れ、直流電源とそれぞれ接続され、且つコネクタ接続
時、コンタクトA1及びコンタクトA2と個々に接触さ
れるコンタクトB1及びコンタクトB2と、コンタクト
A1と電子装置とを電流制限抵抗を介して接続する第1
の電源ラインと、コンタクトA2と電子装置とを電流制
限抵抗を短絡するようにして接続する第2の電源ライン
とを具備し、コンタクトA2またはコンタクトB2のい
ずれかが、接触先端位置を同一コネクタ内のコンタクト
A1またはコンタクトB1より後退せしめてなることを
特徴とする。
【0015】本発明(請求項2)の突入電流防止装置は
上記した目的を達成するために、電子装置に設けられた
コネクタAと、コネクタAと接続されるコネクタBと、
コネクタBに設けられ、直流電源と接続されたコンタク
トB1と、コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、コ
ンタクトB1と接触されるコンタクトA1と、コンタク
トA1と電子装置とを接続する電源ラインと、電源ライ
ンに介挿された半導体スイッチング素子と、半導体スイ
ッチング素子のオン抵抗を、各コネクタが接続されてか
ら所定時間が経過するまでに略絶縁状態から略零まで徐
々に変化させるように制御する制御部とを具備してな
る。
【0016】本発明(請求項3)の突入電流防止装置は
上記した目的を達成するために、電子装置に設けられた
コネクタAと、コネクタAと接続されるコネクタBと、
コネクタBに設けられ、直流電源とそれぞれ接続された
コンタクトB1及びコンタクトB2と、コネクタAに設
けられ、コネクタ接続時、コンタクトB1と接触される
コンタクトA1と、コネクタAに設けられ、コネクタ接
続時、コンタクトB2と接触されるコンタクトA2であ
って、接触先端位置をコンタクトA1より後退せしめて
なるコンタクトA2と、コンタクトA1と電子装置とを
半導体スイッチング素子を介して接続する第1の電源ラ
インと、コンタクトA2と電子装置とを半導体スイッチ
ング素子を短絡するようにして接続する第2の電源ライ
ンと、半導体スイッチング素子のオン抵抗を各コネクタ
が接続されてから所定時間が経過するまでに略絶縁状態
から略零まで徐々に変化させるように制御する制御部と
を具備してなる。
【0017】本発明(請求項4)の突入電流防止装置は
上記した目的を達成するために、電子装置に設けられた
コネクタAと、コネクタAと接続されるコネクタBと、
コネクタBに設けられ、直流電源と接続されたコンタク
トB1と、コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、コ
ンタクトB1と接触されるコンタクトA1であって、絶
縁体の上にコンタクトB1と接触可能な導体部および抵
抗体部をコネクタ挿入方向に沿って順に並設してなり、
コネクタ挿入時のコンタクトB1との接触位置の変化に
伴って抵抗値がある値から略零まで連続的に変化するコ
ンタクトA1と、コンタクトA1と電子装置とを接続す
る電源ラインとを具備してなる。
【0018】本発明(請求項5)の電子回路保護装置は
上記した目的を達成するために、電子装置に設けられた
コネクタAと、コネクタAと接続されるコネクタBと、
コネクタBに設けられた信号接続用のコンタクトB1
と、コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、コンタク
トB1と接触されるコンタクトA1と、コンタクトA1
と電子装置内の入力素子とを接続する信号入力ラインと
を具備し、コンタクトB1またはコンタクトA1のいず
れかが、導体の上に相対するコンタクトA1またはコン
タクトB1と接触可能な抵抗体を積層して構成されるこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明(請求項1)の突入電流防止装置におい
ては、コネクタ接続時、最初にコネクタAのコンタクト
A1がコネクタBのコンタクトB1と接触し、これによ
りコンタクトA1から電子装置に電流制限抵抗を介して
電源が供給される。その後続いて、コネクタAのコンタ
クトA2がコネクタBのコンタクトB2と接触し、コン
タクトA2から電子装置に直接電源が供給される。この
ように、本発明によれば、電源接続直後は電子装置に電
流制限抵抗を介して電源が供給されるので、電子装置に
流れ込む突入電流の発生をスイッチを用いることなく防
止できる。
【0020】本発明(請求項2)の突入電流防止装置に
おいては、半導体スイッチング素子のオン抵抗を、各コ
ネクタが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶
縁状態から略零まで徐々に変化させることによって、電
源接続直後の突入電流の発生をスイッチを用いることな
く防止することができる。しかも突入電流防止用の抵抗
値を略絶縁状態から略零まで変化させることができるの
で、電子装置の消費電力に影響されることなく突入電流
を十分抑えることができる。
【0021】本発明(請求項3)の突入電流防止装置に
おいては、半導体スイッチング素子のオン抵抗を、各コ
ネクタが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶
縁状態から略零まで徐々に変化させることによって、電
源接続直後の突入電流の発生をスイッチを用いることな
く防止することができると共に、コネクタ接続以降は半
導体スイッチング素子を短絡することによって、半導体
スイッチング素子による電圧降下及び発熱を防止でき
る。
【0022】本発明(請求項4)の突入電流防止装置に
おいては、コネクタ挿入時のコンタクトB1との接触位
置の変化に伴って抵抗値がある値から略零まで連続的に
変化する構造のコンタクトA1を電源接続ピンとして用
いたことで、電源接続直後の突入電流をスイッチを用い
ることなく防止することができ、しかも電子装置の消費
電力に影響されることなく突入電流を十分抑えることが
できる。
【0023】本発明(請求項5)の電子回路保護装置に
おいては、コネクタAまたはコネクタBに設けられたコ
ンタクトA1またはB1の抵抗体部による抵抗によっ
て、コネクタ接続時の電子装置への過電流を抑制でき、
過電流防止用の抵抗素子を信号入力ラインに介挿する必
要がなくなると共に、コネクタAのコンタクトA1に高
価な貴金属メッキを施す必要がなくなってコストダウン
を図れる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0025】(第1の実施例)図1は第1の実施例の突
入電流防止装置の構成を示す図である。
【0026】同図において、11は電子装置、12aは
電子装置11に設けられた第1のコネクタ(コネクタ
A)、12bは第1のコネクタ12aと接続される第2
のコネクタ(コネクタB)、13は第2のコネクタ12
bに接続された電源である。第1のコネクタ12aには
+側の電源接続ピンとして、互いに長さの異なる2本の
ピン14(コンタクトA1)及び15(コンタクトA
2)とコモンピン16が設けられている。上記各ピン1
4、15、16の長さの関係はピン14=ピン16>ピ
ン15であり、即ち、ピン15の長さをピン14及びピ
ン16より短くしてコネクタ接続時の接触タイミングが
ピン15のみ遅れるように構成されている。一方、第2
のコネクタ12bには、上記第1のコネクタ12aの各
ピン14、15、16に対して、それぞれ接触する長さ
の等しい接触子17(コンタクトB1)、18(コンタ
クトB2)、19が設けられている。また、20は電流
制限抵抗であり、ピン14はこの電流制限抵抗20を介
して電源安定用コンデンサ21及び電子回路22と接続
されている。また、ピン15は電流制限抵抗20を短絡
するように電源安定用コンデンサ21及び電子回路22
と接続されている。
【0027】以上のように構成された突入電流防止装置
の動作を次に説明する。
【0028】各コネクタを接続すると、最初に第1のコ
ネクタ12a内の長い電源接続ピン14及びコモンピン
16が第2のコネクタ12bの接触子17及び接触子1
9とそれぞれ接触する。このため電源安定用コンデンサ
21は電流制限抵抗(RS )20を介して充電される。
このときの充電電流の最大値IP1は以下のようになる。
IP1=VO /RS また充電電圧VC は電子回路22の負荷抵抗RL により
分圧されるため、以下のようになる。 VC =VO *RL /(RS +RL ) 続いて、第1のコネクタ12a内の短い電源接続ピン1
5が第2のコネクタ12bの接触子18と接触する。こ
の結果、電子回路22に定格電圧VO が印加されると共
にコンデンサ21に直接、電源電圧VO が印加される。
このときの充電電流IP2は以下のようになる。 IP2=(VO −VC )/r ここでrはコンデンサ21の等価直列抵抗、コネクタ1
2a、12bの接触抵抗、配線抵抗等の総和であり小さ
い。
【0029】したがって本実施例によれば、電子装置1
1の第1のコネクタ12aに長さの異なる2本の電源接
続ピン14、15を設け、コネクタ接続時は最初に一方
の長い電源接続ピン14を電流制限抵抗20を介して電
源安定用コンデンサ21及び電子回路22と接続するこ
とによって、コネクタ接続時の突入電流の発生をスイッ
チを用いることなく防止することが可能になる。
【0030】なお、本実施例においては、電子装置11
側の第1のコネクタ12aに長さの異なる2本の電源接
続ピン14、15を設けたが、これら第1のコネクタ1
2aのピン14、15の長さは同一にし、第2のコネク
タ12bの接触子18の長さを他の接触子17、19よ
りも短くすることによっても、同様の作用効果を生み出
すことが可能である。
【0031】(第2の実施例)図2は第2の実施例であ
る突入電流防止装置の構成を示す図である。
【0032】同図において、31は電子装置、32aは
電子装置31に設けられた第1のコネクタ(コネクタ
A)、32bは第1のコネクタ32aと接続される第2
のコネクタ(コネクタB)、33は第2のコネクタ32
bに接続された電源である。また34は電源安定用コン
デンサ、35は電子回路、36はパワーMOS等の半導
体スイッチング素子であり、第1のコネクタ32aの+
側の電源接続ピン37(コンタクトA1)は、この半導
体スイッチング素子36を介してコンデンサ34及び電
子回路35と接続されている。そして38は半導体スイ
ッチング素子36のオン抵抗を各コネクタが接続されて
から所定時間が経過するまでに∞Ω即ち略絶縁状態から
略0Ωまで徐々に変化させるように制御する制御部であ
る。
【0033】本実施例の突入電流防止装置は次のように
動作する。
【0034】各コネクタを接続すると、制御部38がこ
れを検出して、半導体スイッチング素子36のオン抵抗
を各コネクタが接続されてから所定時間が経過するまで
に∞Ωから略0Ωまで徐々に変化させるように半導体ス
イッチング素子36のゲート・ソース間電圧VGSを制御
する。これによりコネクタ接続時、半導体スイッチング
素子36は電流制限抵抗として働くことで突入電流の発
生が防止されると共に、コンデンサ34は0Vから定格
電圧まで徐々に充電される。
【0035】したがって本実施例の突入電流防止装置に
よれば、電源接続直後のコンデンサ34への突入電流を
スイッチを用いることなく防止することができる。しか
も従来、突入電流防止用の抵抗値は、電子回路の負荷抵
抗よりも十分小さく尚且つできるだけ大きい値としなけ
ればならないため、消費電流の大きい電子装置では突入
電流を十分抑えることができなかったが、本実施例によ
れば、突入電流防止用の抵抗値を∞Ωから略0Ωまで変
化させることができるので、負荷抵抗の小さい電子回路
を持つ電子装置即ち消費電流の大きい電子装置でも突入
電流を十分抑えることができる。
【0036】(第3の実施例)図3は第3の実施例の突
入電流防止装置の構成を示す図である。
【0037】同図において、41は電子装置、42aは
電子装置41に設けられた第1のコネクタ(コネクタ
A)、42bは第1のコネクタ42aと接続される第2
のコネクタ(コネクタB)、43は第2のコネクタ42
bに接続された電源である。第1のコネクタ42aには
+側の電源接続ピンとして、互いに長さの異なる2本の
ピン44(コンタクトA1)及び45(コンタクトA
2)とコモンピン46が設けられている。上記各ピン4
4、45、46の長さの関係はピン44=ピン46>ピ
ン45であり、即ち、ピン45の長さをピン44及びピ
ン46より短くしてコネクタ接続時の接触タイミングか
ピン45のみ遅れるように構成されている。一方、第2
のコネクタ42bには、上記第1のコネクタ42aの各
ピン44、45、46とそれぞれ接触する互いに長さの
等しい接触子47(コンタクトB1)、48(コンタク
トB2)、49が設けられている。また、50は電源安
定用コンデンサ、51は電子回路、52はパワーMOS
等の半導体スイッチング素子であり、第1のコネクタ4
2a内のピン44は、この半導体スイッチング素子52
を介してコンデンサ50及び電子回路51と接続されて
いる。また第1のコネクタ42aのピン45は、この半
導体スイッチング素子52を短絡するようにしてコンデ
ンサ50及び電子回路51と接続されている。そして5
3は半導体スイッチング素子52のオン抵抗を各コネク
タが接続されてから所定時間が経過するまでに∞Ω即ち
略絶縁状態から略0Ωまで徐々に変化させるように制御
する制御部である。
【0038】以上のように構成された突入電流防止装置
は次のように動作する。
【0039】各コネクタを接続すると、最初に第1のコ
ネクタ42a内の長い電源接続ピン44及びコモンピン
46が第2のコネクタ42bの接触子47及び接触子4
9とそれぞれ接触する。すると制御部53がこれを検出
して、半導体スイッチング素子52のオン抵抗を各コネ
クタが接続されてから所定時間が経過するまでに∞Ωか
ら略0Ωまで徐々に変化させるように半導体スイッチン
グ素子52のゲート・ソース間電圧VGSを制御する。こ
れによりコネクタ接続時、半導体スイッチング素子52
は電流制限抵抗として働くことで突入電流の発生が防止
されると共に、コンデンサ50は0Vから定格電圧まで
徐々に充電される。
【0040】続いて、第1のコネクタ42a内の短い電
源接続ピン45が第2のコネクタ42bの接触子48と
接触する。この結果、半導体スイッチング素子52へは
電流が流れなくなり、電源43から直接、コンデンサ5
0と電子回路51に電源電圧VO が印加される。
【0041】このように、コネクタ接続時以降は半導体
スイッチング素子52を短絡することによって、次のよ
うな効果が得られる。
【0042】半導体スイッチング素子52としてパワー
MOSを用いた場合、そのオン抵抗は完全には0Ωにな
らないため電子回路の消費電流による電圧降下が発生す
る。このため、特に消費電流の大きな電子装置には、オ
ン抵抗の十分小さいパワーMOSが必要となる。また、
パワーMOSのオン抵抗と電子装置の消費電流により発
熱が生じるため、何らかの放熱対策を講じたり定格電力
の大きなパワーMOSを使用する必要が出てくる。
【0043】これに対して本実施例の突入電流防止装置
によれば、コネクタ接続時以降は半導体スイッチング素
子52を短絡するので、電子装置の消費電流が大きくて
もオン抵抗の十分小さいパワーMOSを使用しないです
む。また本実施例において、半導体スイッチング素子5
2には、第1のコネクタ42aの長い電源接続ピン44
が接続されてから短い電源接続ピン45が接続されるま
での短い時間しか電流が流れないため、定格電力の小さ
なものでよい。
【0044】(第4の実施例)図4は第4の実施例の突
入電流防止装置の構成を示す図である。
【0045】同図において、61は電子装置、62aは
電子装置61に設けられた第1のコネクタ(コネクタ
A)、62bは第1のコネクタ62aと接続される第2
のコネクタ(コネクタB)、63aは第2のコネクタ6
2bに接続された電源である。第1のコネクタ62aに
は+側の電源接続ピンとして可変抵抗ピン63(コンタ
クトA1)が用いられている。また64は電源安定用コ
ンデンサ、65は電子回路である。
【0046】図5は可変抵抗ピン63の構成を示す断面
図である。同図に示すように、可変抵抗ピン63は、絶
縁体66の上に導体部68及び抵抗体部67をコネクタ
接続方向に沿って順に並設してなる。
【0047】以上のように構成された突入電流防止装置
の動作は次の通りである。
【0048】図5において、第2のコネクタ62b内の
接触子69は、コネクタ挿入に伴って可変抵抗ピン63
の抵抗体部67の上をこれと接触しながら導体部68の
位置に向かって移動し、コネクタ接続完了時は導体部6
8と接触する位置まで到達する。これに伴って可変抵抗
ピン63の抵抗値はxΩから0Ωまで連続的に小さくな
る。したがって、コネクタ接続時、可変抵抗ピン63は
電流制限抵抗として働いて突入電流の発生が防止される
と共に、コンデンサ64は0Vから定格電圧まで徐々に
充電される。
【0049】したがって、本実施例の突入電流防止装置
によれば、電源接続直後のコンデンサ64への突入電流
をスイッチを用いることなく防止することができる。し
かも、コネクタ挿入に伴って可変抵抗ピン63の抵抗値
をxΩから0Ωまで変化させることができるため、負荷
抵抗の小さい電子回路を持つ電子装置即ち消費電流の大
きい電子装置でも突入電流を十分に抑えることができ
る。
【0050】また、本実施例によれば、第1のコネクタ
62aのピンの一つを可変抵抗ピン63に代えたこと
で、接触抵抗を小さくするため且つ接触信頼性を高める
ために高価な貴金属メッキを施していたピンの数を結果
的に一本減らすことができ、コストダウンを図ることも
できる。
【0051】(第5の実施例)図6は第5の実施例の電
子回路保護装置の構成を示す図である。
【0052】同図において、71は電子装置、72aは
電子装置71に設けられた第1のコネクタ(コネクタ
A)、72bは第1のコネクタ72aと接続される第2
のコネクタ(コネクタB)、73は第2のコネクタ72
bに接続された電源である。第1のコネクタ72aには
電源接続用のピン74、75の他に信号接続用の抵抗内
蔵ピン76(コンタクトA1)が設けられている。一
方、第2のコネクタ72bには、上記各電源接続用のピ
ン74、75と接触する一対の接触子77、78と抵抗
内蔵ピン76と接触する接触子79(コンタクトB1)
が設けられている。この接触子79は他の電子装置のコ
ネクタの信号接続ピンと接続される。また、80は電子
回路、81は電子回路80の入力素子である。そしてこ
の入力素子81の入力端は上記抵抗内蔵ピン76と接続
されている。
【0053】図7は抵抗内蔵ピン76の構成を示す断面
図である。同図に示すように、抵抗内蔵ピン76は、導
体82の上に抵抗体83を積層して構成される。
【0054】次にこの電子回路保護装置の動作を説明す
る。
【0055】コネクタ接続時、ピンの長さの誤差やコネ
クタの傾きにより電源のコモンピン及び信号接続ピンが
+側の電源接続ピンより先に接続されると、入力素子の
入力電圧は最初、電源電圧より高くなる。ここで、入力
素子としてCMOS ICを使用した場合、CMOS
ICは、電源電圧より入力電圧が高くなったときに入力
ピンに電流が流れ込み、この入力電流が規定値を越える
とラッチアップ現象を起こして入力素子が破壊する危険
がある。
【0056】これに対し本実施例の電子回路保護装置に
おいては、信号入力ラインに抵抗内蔵ピン76の抵抗が
直列に接続されるため、入力素子81の入力電圧が電源
電圧より高くなっても、入力素子81に流入する電流は
抵抗内蔵ピン76の抵抗により制限することができる。
【0057】したがって、本実施例によれば、電子回路
80としてCMOS ICを使用した場合でも、信号入
力ラインにラッチアップ防止用抵抗を介挿する必要がな
くなる。そのうえ第1のコネクタ72aの信号接続ピン
(抵抗内蔵ピン76)に高価な貴金属メッキを施す必要
がなくなる分コストダウンを図れる。
【0058】なお、本実施例においては、第1のコネク
タ72aに抵抗内蔵ピン76を設けたが、第2のコネク
タ72aの信号接続ピン79を同様の抵抗内蔵ピンで構
成しても、同様の作用効果を生み出すことが可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の突入
電流防止装置によれば、従来必要であったスイッチが不
要となるため、従来、電子装置を電源に接続するとき、
誤ってスイッチを閉の状態で行うと、突入電流により電
源変動が発生し、他の電子装置を誤動作させる危険性が
あったが、これを防止することができる。
【0060】本発明の請求項2の突入電流防止装置によ
れば、従来、突入電流防止用の抵抗値は、電子装置の消
費電流により最適値を選定しなければならなかったり、
また、電子装置の消費電流が大きいと、突入電流を十分
抑えることができなかったが、電子装置の消費電流に影
響されずに突入電流を十分に抑えることができる。
【0061】本発明の請求項3の突入電流防止装置によ
れば、半導体スイッチング素子のオン抵抗を、各コネク
タが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶縁状
態から略零まで徐々に変化させることによって、電源接
続直後の突入電流の発生をスイッチを用いることなく防
止することができると共に、コネクタ接続以降は半導体
スイッチング素子を短絡することによって、半導体スイ
ッチング素子による電圧降下及び発熱を防止できる。
【0062】本発明の請求項4の突入電流防止装置によ
れば、コネクタ挿入時のコンタクトB1との接触位置の
変化に伴って抵抗値がある値から略零まで連続的に変化
する構造のコンタクトA1を+側の電源接続ピンとして
用いたことで、電源接続直後の突入電流をスイッチを用
いることなく防止することができ、しかも電子装置の消
費電力に影響されることなく突入電流を十分抑えること
ができる。また、コンタクトA1に高価な貴金属メッキ
を施す必要がなくなってコストダウンを図れる。 本発
明の請求項5の電子回路保護装置によれば、コネクタA
又はBに設けられたコンタクトA1又はB1の抵抗体部
による抵抗によって、コネクタ接続時に電子装置に流れ
込む過電流を抑制でき、過電流防止用の抵抗素子を信号
入力ラインに介挿する必要がなくなると共に、コネクタ
A又はBのコンタクトA1又はB1に高価な貴金属メッ
キを施す必要がなくなってコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例である突入電流防止
装置の構成を示す図
【図2】本発明に係る第2の実施例である突入電流防止
装置の構成を示す図
【図3】本発明に係る第3の実施例である突入電流防止
装置の構成を示す図
【図4】本発明に係る第4の実施例である突入電流防止
装置の構成を示す図
【図5】図4における可変抵抗ピンの構成を示す断面図
【図6】本発明に係る第5の実施例である突入電流防止
装置の構成を示す図
【図7】図6における抵抗内蔵ピンの構成を示す断面図
【図8】従来の突入電流防止装置及び電子回路保護回路
を示す図
【符号の説明】
11、31、41、61、71……電子装置 12a、32a、42a、62a、72a……第1のコ
ネクタ(コネクタA) 12b、32b、42b、62b、72b……第2のコ
ネクタ(コネクタB) 13、33、43、63、73……電源 14、15、37、44、45、74……電源の+側の
ピン 16、46、75……電源のコモン側のピン 17、18、47、48、69、77……電源の+側の
接触子 19、49、78……電源のコモン側の接触子 20……電流制限抵抗 21、34、50、64……電源安定用コンデンサ 22、35、51、65、80……電子回路 36、52……半導体スイッチング素子 38、53……制御部 63……可変抵抗ピン 76……抵抗内蔵ピン 81……入力素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置に設けられたコネクタAと、 前記コネクタAと接続されるコネクタBと、 前記コネクタAにそれぞれ設けられたコンタクトA1及
    びコンタクトA2と、 前記コネクタBに設けられ、直流電源とそれぞれ接続さ
    れ、且つコネクタ接続時、前記コンタクトA1及びコン
    タクトA2と個々に接触されるコンタクトB1及びコン
    タクトB2と、 前記コンタクトA1と前記電子装置とを電流制限抵抗を
    介して接続する第1の電源ラインと、 前記コンタクトA2と前記電子装置とを前記電流制限抵
    抗を短絡するようにして接続する第2の電源ラインとを
    具備し、 前記コンタクトA2またはコンタクトB2のいずれか
    が、接触先端位置を同一コネクタ内の前記コンタクトA
    1またはコンタクトB1より後退せしめてなることを特
    徴とする突入電流防止装置。
  2. 【請求項2】 電子装置に設けられたコネクタAと、 前記コネクタAと接続されるコネクタBと、 前記コネクタBに設けられ、直流電源と接続されたコン
    タクトB1と、 前記コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、前記コン
    タクトB1と接触されるコンタクトA1と、 前記コンタクトA1と前記電子装置とを接続する電源ラ
    インと、 前記電源ラインに介挿された半導体スイッチング素子
    と、 前記半導体スイッチング素子のオン抵抗を、前記各コネ
    クタが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶縁
    状態から略零まで徐々に変化させるように制御する制御
    部とを具備することを特徴とする突入電流防止装置。
  3. 【請求項3】 電子装置に設けられたコネクタAと、 前記コネクタAと接続されるコネクタBと、 前記コネクタBに設けられ、直流電源とそれぞれ接続さ
    れたコンタクトB1及びコンタクトB2と、 前記コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、前記コン
    タクトB1と接触されるコンタクトA1と、 前記コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、前記コン
    タクトB2と接触さるコンタクトA2であって、接触先
    端位置を前記コンタクトA1より後退せしめてなるコン
    タクトA2と、 前記コンタクトA1と前記電子装置とを半導体スイッチ
    ング素子を介して接続する第1の電源ラインと、 前記コンタクトA2と前記電子装置とを前記半導体スイ
    ッチング素子を短絡するようにして接続する第2の電源
    ラインと、 前記半導体スイッチング素子のオン抵抗を前記各コネク
    タが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶縁状
    態から略零まで徐々に変化させるように制御する制御部
    とを具備することを特徴とする突入電流防止装置。
  4. 【請求項4】 電子装置に設けられたコネクタAと、 前記コネクタAと接続されるコネクタBと、 前記コネクタBに設けられ、直流電源と接続されたコン
    タクトB1と、 前記コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、前記コン
    タクトB1と接触されるコンタクトA1であって、絶縁
    体の上に前記コンタクトB1と接触可能な導体部および
    抵抗体部をコネクタ挿入方向に沿って順に並設してな
    り、コネクタ挿入時の前記コンタクトB1との接触位置
    の変化に伴って抵抗値がある値から略零まで連続的に変
    化するコンタクトA1と、 前記コンタクトA1と前記電子装置とを接続する電源ラ
    インとを具備することを特徴とする突入電流防止装置。
  5. 【請求項5】 電子装置に設けられたコネクタAと、 前記コネクタAと接続されるコネクタBと、 前記コネクタBに設けられた信号接続用のコンタクトB
    1と、 前記コネクタAに設けられ、コネクタ接続時、前記コン
    タクトB1と接触されるコンタクトA1と、 前記コンタクトA1と前記電子装置内の入力素子とを接
    続する信号入力ラインとを具備し、 前記コンタクトB1または前記コンタクトA1のいずれ
    かが、導体の上に相対するコンタクトA1またはコンタ
    クトB1と接触可能な抵抗体を積層して構成されること
    を特徴とする電子回路保護装置。
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