JPH08331499A - ディジタル画像信号の記録再生方法及び装置 - Google Patents

ディジタル画像信号の記録再生方法及び装置

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JPH08331499A
JPH08331499A JP7134085A JP13408595A JPH08331499A JP H08331499 A JPH08331499 A JP H08331499A JP 7134085 A JP7134085 A JP 7134085A JP 13408595 A JP13408595 A JP 13408595A JP H08331499 A JPH08331499 A JP H08331499A
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Akira Nagashima
彰 永島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高能率符号化によるディジタル画像信号を記
録再生するディジタル画像信号の記録再生方法及び装置
において、高速に頭出しが行え、しかも頭出し直後の再
生画像にエラーが生じないようすること。 【構成】 磁気テープ14上の長手方向にプログラム情
報を記録するトラック16を設け、例えばMPEG2に
よって圧縮されたディジタル画像信号をテープ14上に
記録する際に、ディジタル画像データと共にプログラム
情報を記録し、再生時には、頭出しサーチを実行するこ
とにより、画像データの頭出しを素早く行って、所望の
番組データを再生できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高能率符号化により圧
縮されたディジタル画像信号を記録再生するためのディ
ジタル画像信号の記録再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のディジタル記録が検討され
実用化されている。
【0003】ディジタル記録において、画像をそのまま
ディジタル化しただけでは、情報量が多すぎて、その信
号を記録再生するには、ランニングコストが多くかか
る。この問題を解決するために国際標準方式MPEG
(Motion Picture Expert Group)2に見られるよう
な、相関性を利用した高能率符号化が行われる。
【0004】しかしながら、この高能率符号化で情報量
を削減されたディジタル画像データを回転ヘッドを備え
たヘリカルスキャン形の磁気記録再生装置(VTR)で
磁気テープに記録し、記録時と異なる速度で磁気テープ
を走行させながら再生を行ういわゆる特殊再生(例えば
4倍速再生,8倍速再生)をした場合、テープ送りスピ
ードを変化させるので再生ヘッドが複数のトラックを横
切って走行することになり、画像データは断続的に得ら
れることになる。これは、データの連続性が欠如するこ
とを意味し、このため画像データの相関性を利用した高
能率符号化を行ってテープ上に記録した場合、特殊再生
時、データの再生は極めて困難になる。
【0005】このような欠点を克服するために、特殊再
生を行うある倍速数を限定し、特殊再生時に再生ヘッド
によって、再生可能なトラック位置に、特殊再生用のデ
ータを配置するという方法が公知技術として知られてい
る。
【0006】また、本件出願人は、MPEG2によって
圧縮された画像データを記録再生する手段として、6m
mVTRの規格を利用したディジタル画像信号の記録再
生方法及び装置(特願平6−065298号明細書)を
提案している。
【0007】特願平6−065298号明細書によれ
ば、特殊再生を行う倍速数をトラッキング用パイロット
信号の周期を用いて幾つか設定し、その倍速数におい
て、それぞれの倍速数に応じた特殊再生用データを作成
し、特殊再生が可能であるテープ上の位置に予め記録す
ることによって、低速倍速数で顕著に現れる画質劣化を
低減でき、安定して見やすい特殊再生画像を得ることが
実現できることを述べている。
【0008】ところで、上記の従来技術では、画像デー
タの頭出しを行う場合、通常再生を行って所望の画像を
探していくか、若しくは、特殊再生を行って所望の画像
を探すかの方法以外にはなく、このため頭出しを最も速
い速度で行ったとしても、特殊再生の速度を越えること
は不可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のM
PEG2による画像データを記録再生するディジタルV
TRでは、画像データの頭出しを行う場合、特殊再生の
速度を上回る速度で頭出しを行うことは不可能であると
いう問題があった。
【0010】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、高能
率符号化による画像データを記録再生するディジタルV
TRにおいて、高速に頭出しが行え、しかも頭出し直後
の再生画像にエラーが生じないようにしたディジタル画
像信号の記録再生方法及び装置を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
高能率符号化により圧縮されたディジタル画像信号を回
転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行する帯状記録媒
体に走行方向に対して斜めに順次トラックを形成して記
録するディジタル画像信号の記録方法において、前記帯
状記録媒体の長手方向に専用ヘッドを用いて第2のトラ
ックを形成し、前記ディジタル画像信号のプログラム情
報を記録することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、高能率符号化によ
り圧縮されたディジタル画像信号を回転ドラムヘッドを
用いて所定速度で走行する帯状記録媒体に走行方向に対
して斜めに順次トラックを形成して記録し再生するディ
ジタル画像信号の記録再生方法において、前記帯状記録
媒体の長手方向に専用ヘッドを用いて第2のトラックを
形成して前記ディジタル画像信号のプログラム情報を記
録し、頭出しサーチ時には該第2のトラックに記録され
たプログラム情報を専用ヘッドで再生しながらディジタ
ル画像信号の頭出しを行うことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、高能率符号化によ
り圧縮されたディジタル画像信号を回転ドラムヘッドを
用いて所定速度で走行する帯状記録媒体に走行方向に対
して斜めに順次トラックを形成して記録し再生するディ
ジタル画像信号の記録再生装置において、前記帯状記録
媒体の長手方向に第2のトラックを形成して前記ディジ
タル画像信号のプログラム情報を記録し再生するための
ヘッドを、前記帯状記録媒体の走行路上に設けたことを
特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、高能率符号化によ
り圧縮されたディジタル画像信号を回転ドラムヘッドを
用いて所定速度で走行する帯状記録媒体に走行方向に対
して斜めに順次トラックを形成して記録し再生するディ
ジタル画像信号の記録再生装置において、前記帯状記録
媒体の走行路上に設けられ、前記帯状記録媒体の長手方
向に第2のトラックを形成して前記ディジタル画像信号
のプログラム情報を記録し再生するためのヘッドと、頭
出しサーチ時に該ヘッドにて再生されるプログラム情報
を用いて、前記帯状記録媒体の走行を制御しディジタル
画像信号の頭出しを行う手段とを具備したことを特徴と
する。
【0015】請求項5記載の発明は、高能率符号化によ
り圧縮されたディジタル画像信号を回転ドラムヘッドを
用いて所定速度で走行する帯状記録媒体に走行方向に対
して斜めに順次トラックを形成して記録し再生するディ
ジタル画像信号の記録再生装置において、前記ディジタ
ル画像信号のデータレートを、これより大きい所定のデ
ータレートに変換する第1のデータレート変換手段と、
この第1のデータレート変換手段より出力されたデータ
にエラー訂正符号を付加するエラー訂正符号付加手段
と、前記ディジタル画像信号の内の必要なヘッダをデコ
ードして、画像信号の変化点や、GOPデータの始まり
位置などのプログラム情報を前記エラー訂正符号付加手
段より出力される画像データと同期をとって出力するプ
ログラム情報生成手段と、前記エラー訂正符号付加手段
からの画像データを前記帯状記録媒体に対して斜めのト
ラックに記録再生でき、かつ前記プログラム情報生成手
段からのデータを前記帯状記録媒体に対して長手方向に
記録再生できる記録再生手段と、この記録再生手段より
再生されるプログラム情報をデコードし、頭出し命令が
ある場合は前記記録再生手段における帯状記録媒体の走
行を制御し、GOPヘッダの始まり位置とタイミングを
とって画像データの頭出しを行わせる制御手段と、前記
記録再生手段より再生される画像データのエラー訂正を
行うエラー訂正手段と、このエラー訂正手段からの画像
信号を入力時のデータレートに変換する第2のデータレ
ート変換手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1〜4記載の発明によれば、MPEG2
のような高能率符号化によって圧縮された画像データを
記録再生するディジタル画像信号の記録再生方法及び装
置において、ディジタル画像データの記録再生行う回転
ドラムヘッドのほかに、専用ヘッドを設けて帯状記録媒
体にプログラム情報専用のトラックを形成したので、頭
出しサーチ時、特殊再生以上の高速で頭出しサーチを行
っても、確実な頭出しを行うことが可能となる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、MPEG2
のような高能率符号化によって圧縮された画像データを
記録再生するディジタル画像信号の記録再生方法及び装
置において、高速な頭出しと共に、頭出し直後の再生画
像のエラー削減を実現できる。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1乃至図4で本発明の一実施例のディジタル画像信号の
記録再生方法及び装置を説明する前に、図5及び図6を
参照して本実施例の原理について説明する。なお、本実
施例では、高能率符号化方式として国際標準方式MPE
G2を使用している。
【0019】図5は本発明実施例において用いられるフ
レームの構成を示している。図5に示すように、1GO
P(MPEGにおけるGroup of picture)がIフレーム
1枚、Pフレーム3枚、Bフレーム8枚の計12枚で構
成されている。MPEG2は、動画の1シーケンスを複
数のフレーム(ピクチャ)からなるGOPに分割して符
号化を行う。1GOPを構成するフレームのうちのIフ
レームは、フレーム内符号化(以下、フレーム内圧縮と
いう)のみのデータで構成されており、フレームPはフ
レーム内圧縮と前Iフレームからのフレーム間予測符号
化(以下、フレーム間圧縮という)のデータまたはフレ
ーム内圧縮と前Pフレームからのフレーム間圧縮のデー
タで構成されており、フレームBはフレーム内圧縮と前
Iフレームまたは前Pフレーム、フレーム内圧縮と後I
フレームまたは後Pフレームからのフレーム間圧縮のデ
ータで構成されている。
【0020】本発明実施例のVTRの回転ドラムヘッド
の構成は図6に示すように、回転ドラム11の上に片側
ダブルアジマスヘッド12,13を用いている。テープ
の巻き付け角を180°として、回転ドラムヘッドを毎
分9000回転させることによって、1/30秒当たり
10トラックの記録領域を確保する。なお、ダブルアジ
マスヘッド12,13に対向した回転ドラム上の位置に
さらに一対のダブルアジマスヘッドを設けて、毎分45
00回転としても同様の記録領域を確保できる。
【0021】図1(a) に、本発明実施例で用いられるデ
ィジタルVTRのテープフォーマットを示す。磁気テー
プ14の上には、図6に示す回転ドラムヘッドを用いる
ことによって、データを斜めのトラック15として記録
し再生するようになっている。また、トラック15には
トラッキングを行う上で必要なパイロット信号F1 ,F
0 ,F2 をF0 ,F1 ,F0 ,F2 の順で記録してい
る。トラック15は隣合うトラックを逆アジマス角に
し、F0 ,F1 ,F0 ,F2 の4つの信号の周期でパイ
ロット信号を、記録する画像データや音声データなどに
重ね合わせて記録する。各トラック15は、図1(b) に
示すように画像データ領域と音声データ領域を備えてい
る。1フレームの時間に相当する1/30秒当たりに、
10トラックを使用するフォーマットとなっている。
【0022】また、アジマストラックの図示下方に、テ
ープ14の長手方向となるように、トラック15に記録
した画像データのインデックスなどのプログラム情報を
記録するためのプログラムトラック16が設けられてい
る。プログラム情報に含まれるインデックスデータは、
画像データの頭出しのために使用される。
【0023】図2(a) ,(b) に、トラック幅10μmに
対して、再生ヘッド幅20μmの中心における、パイロ
ット信号F1 ,F2 の再生電圧を示す。図2(c) に、パ
イロット信号F1 ,F2 の再生電圧の差を、F1 −F2
として示す。
【0024】図2(c) の差電圧F1 −F2 の変化を示す
部分において、それぞれトラックF0 の中心においてヘ
ッドの中心が来た時に0Vになっているのが分かる。つ
まり、差電圧F1 −F2 が0Vになるように、テープ送
り用サーボモータを制御することによってトラッキング
を掛けることが可能となる。また、トラッキングが掛か
った時の差電圧F1 −F2 の傾きを調べることで、F0
,F1 ,F0 ,F2 の周期の中のどちらのF0 である
かを判別することができる。例えば、差電圧F1−F2
が右上がりであるならば、F2 ,F0 ,F1 の間のF0
であり、差電圧F1 −F2 が右下がりであるならば、F
1 ,F0 ,F2 の間のF0 であることが分かる。
【0025】図3に、本発明実施例で用いられるディジ
タルVTRのヘッド構成を示す。図3において、回転ド
ラム11の回転面には片側ダブルアジマスヘッド12,
13が搭載されており、これら回転ヘッドで再生された
信号は、ロータリートランス26を介して回転ドラム外
部に導出され、プリアンプ27A,27Bを経て図示し
ない再生系回路に送られる。磁気テープ14は、ローデ
ィングポスト21,22に案内され且つキャプスタン2
4に対接して回転するピンチローラ25によって、回転
ドラム11の回転面に沿ってイの方向に搬送される。以
上の構成に加えて、本発明実施例では、図1(a) で説明
したテープ長手方向のプログラムトラック16にプログ
ラム情報を記録し再生するためのプログラムヘッド23
を、回転ドラム11とピンチローラ25の間のテープ走
行路上に設けている。
【0026】プログラム情報には、画像データのインデ
ックスや、GOPヘッダの始まり位置を示すデータが、
それぞれの意味している画像データに対応して入ってい
る。従って、画像データの頭出しを行う場合、このプロ
グラム情報をサーチすることによって素早く頭出しを行
うことができる。この頭出しサーチは、例えば75倍速
で探し出し、信号の頭の部分を例えば5秒間次々に再生
していくことにより行われ、目的の番組データだったら
そこで再生釦を押すことにより実行される。しかも、頭
出し再生時、GOPヘッダの始まり位置を検知すること
ができるため、再生開始後からエラーがない画像を提供
することができる。
【0027】次に、上記原理を実現するディジタル画像
信号の記録再生装置の構成を説明する。
【0028】図4は本発明の一実施例のディジタルVT
Rの構成を示すブロック図である。
【0029】図4において、レシーバ51は、伝送され
て来るデータをアンテナまたはケーブルより受け取り、
MPEG2のビットストリームだけを取り出して出力す
る。つまり、レシーバ51からは、フレーム内圧縮やフ
レーム間圧縮が施された画像データ(1GOPのフレー
ムデータ)をDCT変換の後に可変長符号化したデータ
が出力される。
【0030】データレート変換回路52は、レシーバ5
1からの出力のMPEG2のビットストリームのデータ
レート(例えば19.3Mbps)を記録再生用装置5
6のデータレート(例えば24.9Mbps)に変換す
る。
【0031】簡易デコーダ53は、MPEG2のビット
ストリームからGOPのヘッダのスタートコードをデコ
ードし、画像データ上のGOPヘッダのスタート位置が
分かるように、タイミング信号を生成し、次に述べるプ
ログラム情報エンコーダ54へ送る。
【0032】プログラム情報エンコーダ54は、簡易デ
コーダ53からのタイミング信号と外部からの操作信号
(例えば新たな記録を促す信号)を考慮し、新たに記録
される画像データにタイミングを合わせたタイミング信
号を生成し、記録再生用装置56へ送る。このタイミン
グ信号により記録再生用装置56は、新たに記録される
画像データの時のみにプログラムトラックにインデック
スデータを記録できる。
【0033】データレート変換回路52から出力された
データは、エラー訂正符号付加回路55へ送られる。エ
ラー訂正符号付加回路55では、データレート変換回路
52より出力されたデータに対して、エラー訂正符号の
パリティ、同期信号、識別(ID)信号を付加して記録
再生用装置56に出力する。
【0034】記録再生用装置56は、片側ダブルアジマ
スヘッドによる回転ドラムヘッドによって、1/30秒
当たり10トラックを用いて画像データを記録し、なお
かつプログラム情報エンコーダ54からのタイミング信
号に基づき、プログラムヘッドを用いてプログラムトラ
ックにインデックスデータも記録する。再生時には、回
転ドラムヘッドによって再生される画像データをエラー
訂正回路57へ、プログラムヘッドによって再生される
インデックスデータをプログラム情報デコーダ58へ送
り、外部の操作信号により頭出しの命令が有る場合は、
システムコントローラ59は記録再生用装置56に頭出
しサーチを行わせ、プログラム情報デコーダ58からの
インデックスデータを検知すると、記録再生用装置56
のテープ走行を制御(サーボ制御)し、画像データの頭
出しを行う。
【0035】エラー訂正回路57は、記録再生用装置5
6から再生される画像データについてエラー訂正を行
い、データレート変換回路60へ出力する。
【0036】プログラム情報デコーダ58は、記録再生
用装置56におけるテープ上のプログラムトラックに記
録してあるインデックスデータをデコードし、出力され
る画像データとのタイミングをとったタイミング信号を
出力する。
【0037】システムコントローラ59は、プログラム
情報デコーダ58からのタイミング信号と外部の操作信
号(例えば頭出し命令信号)により、GOPヘッダの始
まり位置とタイミングをとって記録再生用装置56のサ
ーボ制御を行い、テープの頭出しを行わせる。
【0038】データレート変換回路60では、エラー訂
正回路57からの画像データをデコーダ61が必要とす
る元のデータレート(例えば19.3Mbps)に変換
して出力する。
【0039】デコーダ61は、データレート変換回路6
0からのMPEGのビットストリームをデコードしてD
/A変換することによってアナログ映像信号、音声信号
を出力する。
【0040】上記の構成において、記録再生用装置56
では、記録時、新たに記録される画像データとのタイミ
ングをとってインデックスデータをテープ上のプログラ
ムトラックに記録し、再生時、頭出しの外部命令を受け
取ると、例えば75倍速の頭出しサーチを行い、その間
プログラムトラックの再生によってインデックスデータ
が検知されると、インデックスデータを検知するごとに
画像データの頭の部分を例えば5秒間次々に再生する動
作を行う。この頭出し動作において、目的の画像データ
だったらそこで再生釦を押すことによって所望の画像デ
ータを再生して視聴できる。
【0041】以上述べた実施例によれば、MPEG2で
圧縮された画像データを記録再生するディジタル画像信
号の記録再生方法及び装置において、記録媒体であるテ
ープの長手方向にプログラム情報を記録するトラックを
設けることによって、高速に頭出しが行え、しかもGO
Pヘッダの始まり位置とタイミングをとって画像データ
の頭出しを行うので、頭出し直後の再生画像に生じるエ
ラーを削減することができる。
【0042】尚、本発明は以上述べた実施例に限定され
るものではなく、例えば、GOPの構成、1/30秒当
たりのトラック数、プログラム情報の内容、パイロット
信号の繰り返し周期及びテープパターンは、適宜設定す
ることができる。また、本発明は、回転ドラムヘッドの
構成が、両側ダブルアジマスヘッド構成であるディジタ
ルVTRについても応用でき、更にMPEG2に限らず
高能率符号化データを記録再生するディジタル画像信号
の記録再生方法及び装置に応用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高能
率符号化で圧縮された画像データを記録再生するディジ
タル画像信号の記録再生方法及び装置において、記録媒
体であるテープの長手方向にプログラム情報を記録する
トラックを設けることによって、高速に頭出しが行え、
しかも頭出し直後の再生画像に生じるエラーを削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例で用いられるディジタル画像信号
の記録再生方法及び装置のテープフォーマットを示す
図。
【図2】本発明実施例で用いられるディジタル画像信号
の記録再生装置における、トラッキング用パイロット信
号F1 ,F2 の再生電圧を示す図。
【図3】本発明実施例で用いられるディジタル画像信号
の記録再生方法及び装置のヘッド構成を示す図。
【図4】本発明の一実施例のディジタル画像信号の記録
再生装置の構成を示すブロック図。
【図5】本発明実施例において用いられるフレームの構
成を示す図。
【図6】本発明実施例に用いられる片側ダブルアジマス
ヘッドを備えた回転ドラムヘッドの構成を示す図。
【符号の説明】
11…回転ドラム 12,13…磁気ヘッド 14…磁気テープ 15…トラック 16…プログラムトラック 23…プログラムヘッド 51…レシーバ 52,60…データレート変換回路 54…プログラム情報エンコーダ 55…エラー訂正符号付加回路 56…記録再生用装置 57…エラー訂正回路 58…プログラム情報デコーダ 59…システムコントローラ 61…デコーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高能率符号化により圧縮されたディジタル
    画像信号を回転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行す
    る帯状記録媒体に走行方向に対して斜めに順次トラック
    を形成して記録するディジタル画像信号の記録方法にお
    いて、 前記帯状記録媒体の長手方向に専用ヘッドを用いて第2
    のトラックを形成し、前記ディジタル画像信号のプログ
    ラム情報を記録することを特徴とするディジタル画像信
    号の記録方法。
  2. 【請求項2】高能率符号化により圧縮されたディジタル
    画像信号を回転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行す
    る帯状記録媒体に走行方向に対して斜めに順次トラック
    を形成して記録し再生するディジタル画像信号の記録再
    生方法において、 前記帯状記録媒体の長手方向に専用ヘッドを用いて第2
    のトラックを形成して前記ディジタル画像信号のプログ
    ラム情報を記録し、頭出しサーチ時には該第2のトラッ
    クに記録されたプログラム情報を専用ヘッドで再生しな
    がらディジタル画像信号の頭出しを行うことを特徴とす
    るディジタル画像信号の記録再生方法。
  3. 【請求項3】高能率符号化により圧縮されたディジタル
    画像信号を回転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行す
    る帯状記録媒体に走行方向に対して斜めに順次トラック
    を形成して記録し再生するディジタル画像信号の記録再
    生装置において、 前記帯状記録媒体の長手方向に第2のトラックを形成し
    て前記ディジタル画像信号のプログラム情報を記録し再
    生するためのヘッドを、前記帯状記録媒体の走行路上に
    設けたことを特徴とするディジタル画像信号の記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】高能率符号化により圧縮されたディジタル
    画像信号を回転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行す
    る帯状記録媒体に走行方向に対して斜めに順次トラック
    を形成して記録し再生するディジタル画像信号の記録再
    生装置において、 前記帯状記録媒体の走行路上に設けられ、前記帯状記録
    媒体の長手方向に第2のトラックを形成して前記ディジ
    タル画像信号のプログラム情報を記録し再生するための
    ヘッドと、 頭出しサーチ時に該ヘッドにて再生されるプログラム情
    報を用いて、前記帯状記録媒体の走行を制御しディジタ
    ル画像信号の頭出しを行う手段とを具備したことを特徴
    とするディジタル画像信号の記録再生装置。
  5. 【請求項5】高能率符号化により圧縮されたディジタル
    画像信号を回転ドラムヘッドを用いて所定速度で走行す
    る帯状記録媒体に走行方向に対して斜めに順次トラック
    を形成して記録し再生するディジタル画像信号の記録再
    生装置において、 前記ディジタル画像信号のデータレートを、これより大
    きい所定のデータレートに変換する第1のデータレート
    変換手段と、 この第1のデータレート変換手段より出力されたデータ
    にエラー訂正符号を付加するエラー訂正符号付加手段
    と、 前記ディジタル画像信号の内の必要なヘッダをデコード
    して、画像信号の変化点や、GOPデータの始まり位置
    などのプログラム情報を前記エラー訂正符号付加手段よ
    り出力される画像データと同期をとって出力するプログ
    ラム情報生成手段と、 前記エラー訂正符号付加手段からの画像データを前記帯
    状記録媒体に対して斜めのトラックに記録再生でき、か
    つ前記プログラム情報生成手段からのデータを前記帯状
    記録媒体に対して長手方向に記録再生できる記録再生手
    段と、 この記録再生手段より再生されるプログラム情報をデコ
    ードし、頭出し命令がある場合は前記記録再生手段にお
    ける帯状記録媒体の走行を制御し、GOPヘッダの始ま
    り位置とタイミングをとって画像データの頭出しを行わ
    せる制御手段と、 前記記録再生手段より再生される画像データのエラー訂
    正を行うエラー訂正手段と、 このエラー訂正手段からの画像信号を入力時のデータレ
    ートに変換する第2のデータレート変換手段とを具備し
    たことを特徴とするディジタル画像信号の記録再生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207051A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hitachi Ltd 電子透かし埋め込み・配信方法、及び装置

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JP2007207051A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hitachi Ltd 電子透かし埋め込み・配信方法、及び装置

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