JPH08331396A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08331396A
JPH08331396A JP7109320A JP10932095A JPH08331396A JP H08331396 A JPH08331396 A JP H08331396A JP 7109320 A JP7109320 A JP 7109320A JP 10932095 A JP10932095 A JP 10932095A JP H08331396 A JPH08331396 A JP H08331396A
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JP
Japan
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light source
light
color
input device
image input
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JP7109320A
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Inventor
Nobuhiro Fujinawa
展宏 藤縄
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像入力装置の周囲温度が変化しても、常に
良好な色再現を行うことができるようにする。 【構成】 初期化時のエッジ部の合焦位置のアドレスA
1をCPU34に記憶しておき、原稿読み取り時のエッ
ジ部の合焦位置のアドレスA2を検出し、A1とA2とを
比較して温度変化量を検出する。この温度変化量に応じ
た光源1のLEDの発光量を、ROM35に記憶された
テーブルに基づいて予測し、この予測された発光量に基
づいて光量変化によるホワイトバランスの崩れを補償す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過あるいは反射原稿
の画像情報を読み取る画像入力装置に関し、特に装置の
周囲温度が変化しても、常に良好な色再現を行うことの
できる画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9乃至図11に従来の画像入力装置の
一例の構成を示す。図9及び図10において、画像入力
装置は、光源1から発する照明光を原稿2上に導く照明
部3と、原稿2を保持して移動するキャリッジ4と、原
稿2を透過する透過光を撮像素子であるラインセンサ
(CCD)5上に結像する投影部6とから構成されてい
る。
【0003】照明部3は、板状のベース部材7上に、放
射状に光を発する光源1と、光の向きを変え、原稿面上
で線状になるようにする第1ミラー8、第2ミラー9が
取り付けられてなっている。さらに、光源1、第1ミラ
ー8、第2ミラー9を覆うように配置されるとともに、
照明光の透過するスリット10を有する照明部蓋部材1
1が、ベース部材7に、爪状の引っかけ部11aによっ
て固定されている。光源1から発せられた光は、第1ミ
ラー8により原稿面上で線状になるように集光され、第
2ミラー9により原稿方向、すなわち垂直方向へ曲げら
れる。
【0004】従って、第2ミラー9からの光が、蓋部材
11のスリット10を通過する付近では、細長い略長方
形の形状となる。蓋部材11に設けられるスリット10
は、照明光が通過するのに必要な大きさがあればよいの
で、光の形状よりやや大きい程度の長方形状になってい
る。また、スリット10の一部は、内側に板11bが曲
げられており、ベース部材7の前面に設けられた開口部
12からの外光が、スリット10を通って光源1に到達
するのを防いでいる。
【0005】第1ミラー8としてはトーリックミラーを
用いている。トーリックミラー8は図11に示すように
原稿面2aに対して平行の方向の第1の曲率を有する曲
面R1と、原稿面2aに対して直角の方向の第2の曲率
を有する曲面R2とが複合されて形成されている。そし
て、曲面R1により光源1から放射される光1aを原稿
面2aの位置において読取り1ライン分の幅を照明する
ようにしており、また曲面R2により光源1の光源像を
原稿面2a上に結像させている。
【0006】原稿2を挟んで保持する上キャリッジ4a
と、下キャリッジ4bとは、平行に配置された2本のガ
イドバー13に案内され、左右方向に移動可能である。
上キャリッジ4aの一部には、図示しないラック部が設
けられており、これと図示しないステッピングモータ等
により駆動されるピニオンにより、キャリッジ4が左右
に移動する。
【0007】投影部6は、第3ミラー14、レンズ1
5、CCD5と、全体を覆うと同時に原稿透過光の通過
するスリット16の設けられた投影部蓋部材17から構
成されている。また、投影部蓋部材17のスリット16
も、照明部蓋部材11と同様に、板17aが内側に曲げ
られており、開口部12からの外光が、スリット16を
通って直接投影部6の内側に侵入するのを防いでいる。
また、照明部蓋部材11、投影部蓋部材17ともに、そ
れ自身外光を反射しないよう、表面は黒色で艶消し処理
がなされている。そして照明部3によって照明された原
稿2の画情報は、第3ミラー14により反射しレンズ1
5によりCCD5に結像する。
【0008】光源1は、赤(R)、緑(G)、青(B)
の各色を電気的に切り替えて発光可能となっており、各
色点灯時の原稿透過光を読み取ることで、原稿2の画像
のカラー読み取りが可能となっている。また、原稿2を
保持するキャリッジ4を矢印A−A方向に移動させ、原
稿面全体の画像情報を順次CCD5に読み取らせてい
る。これにより、1画面の読み取りが可能になる。
【0009】原稿2の画像情報の読み取りシーケンスを
以下に説明する。まず、原稿2を保持するキャリッジ4
を移動させて、原稿2の1ライン目がCCD5の読み取
り位置に来るようにする。次に、光源1は、まず赤
(R)を点灯させる。原稿2を透過した光はレンズ15
によりCCD5に結像され、Rのデータが読み取られ
る。同様に、緑(G)点灯/読み取り、青(B)点灯/
読み取りを順次行うことで、RGBのデータがそれぞれ
読み取られる。
【0010】この際、一般に光源1におけるRGBの発
光量はそれぞれ異なるので、CCD5に透過光を蓄積す
る時間をRGBごとに変化させている。すなわち、光量
の多い色については蓄積時間を短くし、光量の少ない色
については蓄積時間を長くすることで、RGBの光量バ
ランスを取ることができる。
【0011】1ラインのRGBの読み取りが終了する
と、光源1を消灯したままでキャリッジ4を原稿2の1
ライン分移動させ、再び上記の1ラインの読み取りのシ
ーケンスを繰り返す。この動作を所定のライン数だけ繰
り返すことで、1画面分の読み取りが終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように光源1の
RGBの光量バランスを取ることにより、いわゆるホワ
イトバランスが確保され、原稿2の正確な色再現が可能
になる。ホワイトバランスを確保するためには、光源1
のRGBの発光量を測光し、RGBそれぞれの蓄積時間
を決定する必要がある。この測光は、電源投入時の初期
化動作時に行われる。そして、初期化時の測光により求
められた蓄積時間により、以後の画像読み取りの際のホ
ワイトバランスを確保している。
【0013】しかしながら、光源1であるLEDチップ
は、周囲温度により発光量が影響を受け増減する。ま
た、その変化の度合いはRGBそれぞれで異なってい
る。このため、一旦初期化時にホワイトバランスを確保
しても、その後周囲温度が大きく変化してしまった場合
に、RGBの光量バランスが崩れてしまうことがあっ
た。このような場合、読み取り画像において、本来白が
出力されるべきところに色がついてしまうなど、画質が
悪化するという問題があった。
【0014】一方、画像読み取り前に毎回ホワイトバラ
ンスの測光を行えば、常にその時点での周囲温度での発
光量に応じたRGBの蓄積時間が決定され、上記のよう
な問題は生じない。しかし、この場合は、従来初期化時
のみに行っていた測光動作を毎回行うことになり、不必
要にスキャン時間が長くなって、作業性が低下する欠点
が生ずる。
【0015】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、装置の周囲温度が変化しても、常に良好な色再
現を作業性を低下させることなく行うことのできる画像
入力装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光源から発した光を原稿に照射し、前記
原稿の画像を光電変換手段(例えば図1のCCD5)に
より読み取る画像入力装置において、前記原稿を前記光
源の光軸方向に移動して合焦する合焦手段(例えば図1
のモータ25)と、前記光源の赤、緑、青の各色の発光
量の温度特性を記憶する記憶手段(例えば図1のROM
35)と、前記光源の赤、緑、青の光量変動を各色ごと
に補償する補償手段(例えば図1のCCD制御回路3
3)とを備え、前記合焦手段の合焦位置変化に基づいて
前記光源の温度変化を検出し、前記記憶手段に記憶され
た温度変化に基づいて前記光源の光量変動を予測し、前
記補償手段により、予測される前記光量変動分を赤、
緑、青の各色ごとに補正することにより、ホワイトバラ
ンスを確保するようにしたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の画像入力装置は、周囲温度が変化する
と装置本体も伸縮し、CCD上の画像の合焦位置が変化
する。この場合、合焦手段により画像を合焦させたとき
の原稿の移動量と装置本体の熱膨張係数から、逆に周囲
温度を算出することができる。このようにして、算出さ
れた温度と、記憶手段に記憶された光源の各色の発光量
の温度特性とから、補償手段により各色の光量変動を補
正することで、ホワイトバランスを確保することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の画像入力装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0019】図1乃至図4に本発明の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図9及び図10に示す従来
例の部分に対応する部分には同一の符号を付してあり、
その説明は適宜省略する。原稿の搬送機構、照明部、投
影部などの配置構成は、従来例と同様である。また、本
実施例においては、原稿をピント位置方向、すなわち光
軸方向に移動して合焦させるAF(オートフォーカス)
機構を備えている。
【0020】まず、原稿のAF機構について説明する。
図2,3に示すように、1対のガイドバー13は、一端
を装置本体に回動可能に保持され、他端はフォーカスブ
ロック21に固定されている。フォーカスブロック21
は、装置本体のボディ22上に設けられた1対のピン2
3により案内され、上下方向(ピント方向)に移動可能
である。フォーカスブロック21の一部は、カム24に
接しており、ギヤを介してカム24を回転駆動するモー
タ25を制御することにより、キャリッジ4全体、すな
わち原稿を上下方向に移動可能となっている。
【0021】原稿を副走査方向の所定の位置に固定した
まま、ピント方向に原稿を移動して、複数の位置でCC
D5が原稿の1ラインの画像の読み取る。各位置での読
み取り信号のコントラストを比較することで、最良のピ
ント位置を求め、その位置に原稿が来るようにモータ2
5を駆動制御する。
【0022】本実施例では、AF動作を行うために、キ
ャリッジ4の開口部の片側にエッジ部26が設けられて
いる。原稿読み取り前に、このエッジ部26がCCD読
み取り位置に来るように、キャリッジ4を移動させる。
エッジ部26は、図4に示すように、ピント方向にナイ
フエッジ状になっており、この先端の部分の像を利用し
てAF動作を行う。
【0023】エッジ部26を読み取ったとき、CCD5
から出力される1ライン読み取り信号は、図5に示すよ
うに、素通し部分となる半分が白であり、キャリッジ4
によって遮光される部分となる半分が黒であり、エッジ
部26が最良のピント位置にくるようにフォーカスブロ
ック21を駆動したとき、エッジ部26の像は信号が立
った状態の傾斜のきつい像になる。逆にピント位置から
ずれる程、像は次第にだれてきて、傾きをもった信号に
なる。前述した動作のように、複数位置でエッジ部26
の信号を読み取り、比較することで、エッジ部26をピ
ント位置に移動することができ、AF動作が可能とな
る。
【0024】次に、AF動作を利用した温度検知法につ
いて説明する。周囲温度が一定であれば、装置内の部品
の特性は特に変化しないので、前述のエッジ部26のA
F位置は、常に一定位置になる。しかし、周囲温度が変
化すると、温度変化につれてエッジ部26のAF位置が
変化してくる。以下では、初期化時に比べて温度が上昇
した場合を想定して、図6を参照して説明する。
【0025】温度が上昇すると、画像入力装置のボディ
本体22も膨張する。従って、投影レンズ15の前後の
距離、すなわち「レンズ15からCCD5までの距離」
及び「レンズ15からミラー14までの距離(すなわ
ち、レンズ15から原稿2までの距離)」が長くなる。
それぞれの伸び量は、「温度変化」×「初期化時の距
離」×「熱膨張係数」で算出される。
【0026】まず、図6(a)に示す初期化時の状態か
ら、図6(b)に矢印Bで示すように「レンズ15から
CCD5までの距離」が伸びると、原稿側のCCD読み
取り位置(原稿2のピント位置)はレンズ15側に近づ
く。一般にある倍率をもったレンズの場合、「原稿2側
のピント位置移動量」は、「CCD5側が移動した量/
倍率の2乗」で計算できる。ピント位置がレンズ15側
に近づくので、エッジ部26のAF動作のためには、そ
の分エッジ部26が設けられたキャリッジ4を、図6
(b)に矢印Cで示すように、レンズ15側に移動せね
ばならない。
【0027】一方、「レンズ15からミラー14までの
距離」が図6(c)に矢印Dで示すように伸びるという
ことは、原稿2から見れば投影系全体が遠ざかっていく
ことに等しい。従って、「レンズ15からミラー14ま
での距離」が伸びた分だけ、初期化時よりもピント位置
(CCD読み取り位置)が遠くなる。このため、エッジ
部26のAF動作のためには、エッジ部26が設けられ
たキャリッジ4を、図6(c)に矢印Eで示すように、
よりレンズ15側へ移動せねばならない。
【0028】これらにより、エッジ部26をピント位置
(CCD読み取り位置)に移動させると、エッジ部26
の合焦位置が温度上昇前の初期化時よりレンズ15側に
変化することになる。
【0029】ピント方向の位置を決めるカム24の回転
角度は、アドレス情報として管理され、ステップモータ
25により制御される。初期化時の合焦位置と温度変化
後の合焦位置のアドレスとを、パルスモータ25を回転
させるパルス数として比較することで、初期化時と現在
の温度変化を知ることができる。
【0030】次に、上記のようにして温度変化を検知し
た場合のホワイトバランスの補正方法について、図1に
示すブロック図及び図7に示すフロー図を参照して説明
する。図1において、光源1に設けられたRGB3色の
LEDは、LED制御回路31により制御される。ま
た、カム24を回転駆動するパルスモータ25は、AF
駆動回路32により駆動制御される。さらに、CCD5
は、CCD制御回路33により制御され、各色の読み取
り信号をCPU34に伝送するとともに、CPU34か
らの指令に基づいて各色の蓄積時間を制御する。
【0031】CPU34には、記憶手段であるROM3
5が設けられている。ROM35には、RGB各色のL
EDごとの発光量の温度特性が、予めテーブルとして記
憶されている。また、LED制御回路31及びAF駆動
回路32は、それぞれCPU34からの指令に基づいて
作動する。なお、LEDチップの温度/発光量特性は、
一般に図8に示すように、右下がりの直線であり、また
その特性もLEDチップごとに異なる。
【0032】次に、ホワイトバランスの補正手順を図7
を参照して説明する。ステップS101において、LE
D制御回路31を介して光源1の各LEDを点灯する。
次に、ステップS102において、AF駆動回路32を
介してモータ25を回転させ、エッジ部26によりAF
を実行する。次に、ステップS103において、初期化
時のエッジ部26の合焦位置のアドレスA1をCPU3
4に記憶しておく。
【0033】その後、原稿読み取り時には、ステップS
102と同様に、ステップS104において、AFを実
行する。次に、ステップS105において、原稿読み取
り時のエッジ部26の合焦位置のアドレスA2を検出す
る。次に、ステップS106において、初期化時のアド
レスA1と原稿読み取り時のアドレスA2とを比較する。
1=A2であれば、周囲温度の変化なしと判断し、ステ
ップS107において、原稿画像の読み取りをCCD5
によって実行する。
【0034】A1とA2とが異なっていれば、ステップS
108において、アドレスA1とA2とを比較し、その差
から温度変化量を検出する。次に、ステップS109に
おいて、検出した温度変化量に応じた各LEDの発光量
を、ROM35に記憶されたテーブルに基づいて予測す
る。次に、ステップS110において、予測された各L
EDの発光量に基づいて光量変化によるホワイトバラン
スの崩れを補償する。
【0035】すなわち、温度変化によって光量が低下し
たと判断した場合には、CCD5の蓄積時間を長くする
ことによってそれを補償し、逆に光量が増加したと判断
した場合には、蓄積時間を短くすることでそれを補償す
る。これらの蓄積時間修整を各色ごとに行うことによ
り、いかなる温度においても、常に初期化時と同等のホ
ワイトバランスを確保することができる。ホワイトバラ
ンスの補正が終われば、ステップS111において、原
稿画像の読み取りをCCD5によって実行する。
【0036】本実施例によれば、周囲温度の変化量をエ
ッジ部26の合焦位置を検出することにより知ることが
でき、この周囲温度の変化量に基づいて、CCD5の蓄
積時間を制御してホワイトバランスを補正するようにし
たので、短時間で容易にホワイトバランスの補正を行う
ことができる。
【0037】上記実施例では、ホワイトバランスの補正
にCCD5の蓄積時間を調整するという手段を用いた
が、光量変化補正手段はこれに限定されない。例えば、
回路内にCCD5の出力信号をアナログ的に増幅可能な
ゲイン回路を設け、ゲイン量を各色ごとに調整するよう
にしてもよい。このようにして、検出した温度変化量に
より光量が増減したと判断した場合には、増減した分を
補償するように各色ごとにゲインをかけ、初期化時と同
様な出力が得られるようにする。このようにすれば、蓄
積時間を変化させることなく、ホワイトバランスを確保
することができる。
【0038】また、CCD出力をA/D変換した後に、
各色ごとのルックアップテーブル(LUT)により、デ
ジタル的に出力を増幅しても、同様な効果が得られるこ
とは明かである。
【0039】さらに、光源1の各色のLEDチップを駆
動する電流値を可変として、光量の増減に応じて駆動電
流値を調節することで、発光量を一定に保つようにして
もよい。
【0040】本実施例では、光源1として、LEDチッ
プを使用している場合について説明したが、光源1はこ
れに限定されるものではない。すなわち、複数の発光色
をもち、周囲温度により各々の発光量が変化する光源で
ある場合すべてに適用可能であることは言うまでもな
い。
【0041】また、白色光源を使用し、フィルタなどに
より色分解を行う画像入力装置においても、周囲温度が
変化すれば、光源の色温度が変化したり、フィルタの特
性が変化したりして、RGBのバランスが変化してしま
う。このような場合にも、本発明が適用可能であること
は言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像入力
装置によれば、周囲温度を合焦手段の合焦位置に基づい
て検出し、記憶手段に記憶された光源の各色の発光量の
温度特性に基づく光量変動を予測し、補償手段により光
量変動分を補正するようにしたので、装置の周囲温度が
変化しても、ホワイトバランスを確保し、常に良好な色
再現を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像入力装置の一実施例の機能ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の画像入力装置の一実施例の全体構成を
示す斜視図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2のエッジ部の形状を示す斜視図である。
【図5】図2のエッジ部の読み取り信号を示す線図であ
る。
【図6】温度変化によるAFアドレスの変化を示す説明
図である。
【図7】図1に示す画像入力装置によりホワイトバラン
スを補正する手順を示すフロー図である。
【図8】図1の光源のLEDチップの発光量の温度特性
を示す線図である。
【図9】従来の画像入力装置の一例の全体構成を示す縦
断面図である。
【図10】図1の照明部の構成を示す斜視図である。
【図11】図10の照明光学系の光学配置を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 光源 2 原稿 5 CCD(光電変換手段) 25 モータ(合焦手段) 33 CCD制御回路(補償手段) 35 ROM(記憶手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から発した光を原稿に照射し、前記
    原稿の画像を光電変換手段により読み取る画像入力装置
    において、 前記原稿を前記光源の光軸方向に移動して合焦する合焦
    手段と、 前記光源の赤、緑、青の各色の発光量の温度特性を記憶
    する記憶手段と、 前記光源の赤、緑、青の光量変動を各色ごとに補償する
    補償手段とを備え、 前記合焦手段の合焦位置変化に基づいて前記光源の温度
    変化を検出し、 前記記憶手段に記憶された温度変化に基づいて前記光源
    の光量変動を予測し、 前記補償手段により、予測される前記光量変動分を赤、
    緑、青の各色ごとに補正することにより、ホワイトバラ
    ンスを確保するようにしたことを特徴とする画像入力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補償手段は、前記光電変換手段の
    赤、緑、青の各色の蓄積時間を制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記補償手段は、前記光電変換手段の
    赤、緑、青の各色の出力信号のゲイン量を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記補償手段は、前記光源の赤、緑、青
    の各色の駆動電流値を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の画像入力装置。
JP7109320A 1995-05-08 1995-05-08 画像入力装置 Withdrawn JPH08331396A (ja)

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