JPH0833025B2 - 家の構築方法 - Google Patents

家の構築方法

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JPH0833025B2
JPH0833025B2 JP16204488A JP16204488A JPH0833025B2 JP H0833025 B2 JPH0833025 B2 JP H0833025B2 JP 16204488 A JP16204488 A JP 16204488A JP 16204488 A JP16204488 A JP 16204488A JP H0833025 B2 JPH0833025 B2 JP H0833025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄骨を骨組とした家の構築方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の鉄骨を用いた家(二階建)の構築方法を第9図
〜第11図に示すが、図に示すように外側に二階に通じる
角パイプからなる通柱10を建て、上部及び中間部材に梁
材11、12を連結し、中間に柱13、14を建て、横補強の為
に16mm程度の丸筋からなるブレース15〜18を角パイプの
中心部に設けて軸組を行っていた。
従って、外胴縁にて施工する場合には、第11図に示す
ように通柱10及び柱13、13aを連結する胴縁19、20を設
け、該胴縁19、20に外装材の一例であるALC(発泡気泡
コンクリート)板21、22を張りつけ、内側には縦横に木
の胴縁23、24を取付けこの表面に内壁材25を取付けてい
た。
また、内胴縁にて施工する場合には第10図に示すよう
に、外側に直接ALC板26、27を張りつけ、内側には前記
ブレース15〜18を避けて取付け用の胴縁28を嵌め込み、
内壁材29を取付けていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前記の如く外胴縁にて施工する場合には、
通柱10及び柱13、13aの外側に胴縁19、20を取付けて、
その外側にALC板21、22を取付けているので、全体とし
て外側に張出るという問題点があり、更には第11図に示
すように内壁に段30ができるという問題点があった。
また、内胴縁にて施工する場合には柱の中間部にブレ
ース15〜18が入っているので、適当に胴縁を切欠いて施
工しなければならず、施工が手間であるという問題点が
あった。
そして、これらいずれの場合であっても、予め長い通
柱やその中間にある短い柱等を必要としているので、柱
や梁等の骨材の規格化が困難であり、更には外壁材ある
いは外壁材を張るのに多数の胴縁を必要とするという問
題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
建築材料の規格化が容易にできて、材料及び工期が少な
くて済む家の構築方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的に沿う請求項1記載の家の構築方法は、両端
に取付板がそれぞれ設けられた2.3〜3.5mの対向する角
パイプの上下及び中間部を、角型部材からなる水平部材
及び補強となる斜め部材によって片側面が同一平面上に
位置するように連結し平面基材と、両端に取付板が設け
られた2.3〜3.5mの3本の柱となる角パイプを上下及び
中間部を角型部材からなる水平部材及び補強となる斜め
部材によって、平面視して直角に曲がり、しかも外側面
が同一平面上に位置するように連結した直角基材とを規
格化して予め製造しておき、更に、前記直角基材及び前
記平面基材にそれぞれの前記取付板を介して連結可能な
梁材を構築しようとする家に合わせて用意し、前記直角
基材を前記家の角部に配置し、前記平面基材を同一平面
とした片側面を外側にして前記家の平面部あるいは仕切
り部に配置するようにして、一階ごと前記平面基材、前
記直角基材及び前記梁材によって家全体の軸組を構築し
ている。
そして、請求項2記載の家の構築方法は、請求項1記
載の家の構築方法において前記角パイプ及び前記角型部
材は防蝕メッキが施されている。
ここで、角型部材とは角パイプの他に溝型鋼も含むも
のである。
〔作用〕
請求項1及び2記載の家の構築方法においては、家全
体の軸組を形成するに際して、予め両端に取付板が設け
られた2.3〜3.5mの対向する角パイプの上下及び中間部
を、角型部材からなる水平部材及び補強となる斜め部材
によって片側面が同一平面上に位置するように連結した
平面基材と、両端に取付板が設けられた2.3〜3.5mの3
本の柱となる角パイプを上下及び中間部を、角型部材か
らなる水平部材及び補強となる斜め部材によって平面視
して直角に曲がりしかもその角型部材の外側面が同一平
面上に位置するように連結した直角基材とを予め規格化
して製造しておき、直角基材を構築しようとする家の角
部に、平面基材を家の平面部あるいは仕切り部に配置
し、下部は基礎によって連結すると共に、上部は梁材に
よって連結し、二階を構築する場合には更にこの梁材の
上に前記平面基材と直角基材を載せて、上部を必要な梁
材によって連結し、屋根組を載せることによって家全体
の軸組ができることになる。
ここで、前記平面基材及び直角基材は上下及び中間部
を角型部材によって連結し、しかも補強となる斜め部材
(筋交い)が配置されているので、極めて耐震強度が大
きくなる。
更には、前記平面基材及び直角基材においては、角型
部材及び斜め部材は片側面及び外側面が同一平面上にあ
るように固着されているので、外装材(例えば、ALC
板)を取付けるに際して直に柱、角型部材あるいは斜め
部材に取付けることができて外側の胴縁を省略できる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明方法を具
体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図及び第2図は本発明方法を適用した家
の部分軸組図、第3図は第1図における矢視P−P断面
図、第4図は第2図における矢視Q−Q断面図、第5図
は本発明方法を適用して構築しようとする家の一階の間
取り図、第6図は該構築しようとする家の二階の梁伏
図、第7図は該構築しようとする家の一階の梁伏図、第
8図は該構築しようとする家の軸組図である。
まず、第1図〜第4図に示すように予め直角基材31と
平面基材32を工場において製造しておくのでこれについ
て詳しく説明する。
前記直角基材31は、第1図、第3図に示すように3本
の角パイプ(100×100×2.3)33〜35を用意し、これら
を910mmの中心間隔で直角に曲がるように配置し、上下
及び中間部を角型部材の一例である角パイプ(75×75×
2.3)36〜38によって溶接連結し、斜め部材を同じ角パ
イプ(75×75×2.3)39、40によって第1図の如く溶接
固定して、更にその上端及び下端にボルト孔が形成され
て取付板41、42、43を溶接固着する。なお、全体の長さ
は2720mmになるように角パイプ33〜35を決定して置き、
全体が完成した後溶融亜鉛鍍金を行い防蝕処理をしてお
く。
次に、平面基材32は第2図、第4図に示すように、2
本の角パイプ(100×100×2.3)44、45を用意し、これ
らを910mmの中心間隔で配置し、上下及び中間部を角型
部材の一例である角パイプ(75×75×2.3)46〜48によ
って溶接連結し、斜め部材を同じ角パイプ(75×75×2.
3)49、50によって第2図の如く溶接固定して、更にそ
の上端及び下端にボルト孔が形成されて取付板51、52を
溶接固着する。なお、全体の長さは2720mmになるように
角パイプ44、45を決定して置き、全体が完成した後溶融
亜鉛鍍金を行い、これらの直角基材31、平面基材32を多
数予め工場にて製作して多数用意しておく。
ここで、第3図、第4図に示すように、角パイプ33〜
35及び角パイプ44、45の外面に、角パイプ36〜40及び角
パイプ46〜50のそれぞれ外側面及び片側面が同一平面と
なるように配置する。これによって、角パイプ33〜35、
44、45の断面幅は100mm、角パイプ36〜40、46〜50の断
面幅は75mmであるので、内側に25mmの段が生じ、この部
分に木胴縁56等を取付けることができる。
そして、第1図及び第2図に示すように図示しない基
礎の上に所定個数の直角基材31及び平面基材32をアンカ
ーボルトで固定した後、二階の重量を支えるH型鋼(H2
00×100×5.5×8)からなる梁材53によって全体を連結
し、次にこの梁材53の上に更に必要な直角基材31及び平
面基材32を取付け、その上部に前記H型鋼からなる梁材
54を取付けて全体を固定した後、屋根組55を取付け、全
体の骨材の軸組が完成する。
この様子を第5図に一階の間取り図(二階については
省略する)を示す家の場合には第6図及び第7図に示す
ようにその梁伏図がなり、第6図及び第7図に示す梁伏
図における軸組図を第8図(A)、(B)、(C)、
(D)、(E)、(F)、(G)、(H)に示すが、第
8図中(A)は第6図、第7図における矢視A−A軸組
図を、(B)は第7図における一部省略矢視B−B軸組
図を、(C)は第6図、第7図における矢視C−C軸組
図を、(D)は第7図における矢視D−D軸組図を、
(E)は第6図、第7図における矢視E−E軸組図を、
(F)は第6図、第7図における矢視F−F軸組図を、
(G)は第6図、第7図における矢視G−G軸組図を、
(H)は第7図における矢視H−H軸組図を示す。
図に示すように家の角部には殆ど直角基材31を使用
し、平面部あるいは仕切りの部分には平面基材32を使用
している。これによって全体が強い耐震構造の軸組とな
る。
外壁にはALC板を使用するが、直接直角基材31及び平
面基材32の外側に張ることができる。この場合、角パイ
プ36〜40、46〜50からなる斜め部材及び上下中間に設け
られている連結部材も柱となる角パイプ33〜35、44、45
と外側面が一致しているので胴縁等を必要とせず容易に
ALC板を取付けることができる。
また内壁は例えば第4図に示すように角パイプ46〜50
(36〜40においても同様)に厚みが25mm程度の木胴縁56
を取付け、この上に内壁57を設けることになる。
〔発明の効果〕
本発明に係る家の構築方法は以上の説明からも明らか
なように、従来の通柱及び柱の代わりに予め工場で生産
された一定の直角基材及び平面基材を使用しているの
で、現場作業が少なくなり結果として工期、工費の縮減
を図ることができる。
しかも、前記直角基材及び平面基材の断面係数は大き
くできるので、直角基材を家の隅部材に、平面基材を仕
切り、壁の平面部に配置することによって強い耐震構造
の家を造ることができる。
そして、前記平面基材の主部材となる角パイプに連結
する角型部材からなる水平部材及び斜め部材を、該平面
基材の片側面が同一平面にあるように構築し、前記直角
基材の主部材となる角パイプに連結する角型部材からな
る水平部材及び斜め部材を、これらの外側面が同一平面
にあるように構成しているので、これらの部材によって
組み立てた軸組に直接外壁材を取付けることができ、従
来の外壁材を取付けるための胴縁が不要となる。
また、外側に外壁材を取付けるための胴縁が不要とな
るので、柱、壁の厚みを最小限にすることができ、土地
の利用度が向上する。
更に、本発明方法においては、まず一階を構築した後
二階のステージを作り、このステージの上に二階の軸組
となる部分を建てることが可能となるので、従来の如く
細長い柱に登るという作業が不要になって安全性が増
す。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法を適用した家の部分軸組
図、第3図は第1図における矢視P−P断面図、第4図
は第2図における矢視Q−Q断面図、第5図は本発明方
法を適用して構築しようとする家の一階の間取り図、第
6図は該構築しようとする家の二階の梁伏図、第7図は
該構築しようとする家の一階の梁伏図、第8図(A)、
(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)、
(H)は該構築しようとする家の軸組図、第9図は従来
例に係る家の構築方法を示す側面図、第10図及び第11図
は従来例に係る家の構築方法を示す平断面図である。 〔符号の説明〕 31……直角基材、32……平面基材、33〜40、44〜50……
角パイプ、41〜43、51、52……取付板、53、54……梁
材、55……屋根組、56……木胴縁、57……内壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に取付板がそれぞれ設けられた2.3〜
    3.5mの対向する角パイプの上下及び中間部を、角型部材
    からなる水平部材及び補強となる斜め部材によって片側
    面が同一平面上に位置するように連結し平面基材と、両
    端に取付板が設けられた2.3〜3.5mの3本の柱となる角
    パイプを上下及び中間部を角型部材からなる水平部材及
    び補強となる斜め部材によって、平面視して直角に曲が
    り、しかも外側面が同一平面上に位置するように連結し
    た直角基材とを規格化して予め製造しておき、 更に、前記直角基材及び前記平面基材にそれぞれの前記
    取付板を介して連結可能な梁材を構築しようとする家に
    合わせて用意し、 前記直角基材を前記家の角部に配置し、前記平面基材を
    同一平面とした片側面を外側にして前記家の平面部ある
    いは仕切り部に配置するようにして、一階ごと前記平面
    基材、前記直角基材及び前記梁材によって家全体の軸組
    を形成することを特徴とする家の構築方法。
  2. 【請求項2】前記角パイプ及び前記角型部材は防蝕メッ
    キが施されている請求項1記載の家の構築方法。
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