JPH08330124A - 高温超電導マグネット及びそのクエンチ保護方法 - Google Patents

高温超電導マグネット及びそのクエンチ保護方法

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JPH08330124A
JPH08330124A JP7131394A JP13139495A JPH08330124A JP H08330124 A JPH08330124 A JP H08330124A JP 7131394 A JP7131394 A JP 7131394A JP 13139495 A JP13139495 A JP 13139495A JP H08330124 A JPH08330124 A JP H08330124A
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temperature superconducting
conductor
quench
superconducting wire
high temperature
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Osamu Yoneda
修 米田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超電導コイルに局部的にクエンチが起こって
も、局部加熱が発生することを防止でき、また外部磁場
の影響によりクエンチの検出精度が低下しない高温超電
導マグネット及びそのクエンチ保護方法を提供する。 【構成】 高温超電導マグネットを構成するコイル10
は、複数のパンケーキコイル12によって構成されてい
る。パンケーキコイル12は、高温超電導線材14と導
体16とを絶縁樹脂18を介して貼り合わせたものであ
る。高温超電導線材14は、その上下のパンケーキコイ
ル12において終端同士を接続部材20によって電気的
に接続される。また導体16も同様にして接続部材22
によりその終端同士が接続される。絶縁樹脂18は高温
超電導線材14と導体16とを電気的に絶縁し、熱的に
良好な連絡をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温超電導マグネット、
特にクエンチが発生したときにコイルの破損や劣化を防
止できる高温超電導マグネット及びそのクエンチ保護方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】超電導マグネットにクエンチが発生した
場合には、導体の焼損や絶縁破壊などが生じ、超電導マ
グネットの再利用が困難になるので、その保護対策が重
要となる。
【0003】特開平4−106907号公報には、超電
導マグネットのクエンチ保護方法が開示されている。図
5には、本従来例に開示されたクエンチ保護回路の例が
示される。
【0004】図5において、複数の超電導コイル100
〜108は直列に接続されており、各超電導コイル10
0〜108には、それぞれダイオードで構成されたクエ
ンチ保護素子110〜118が並列に接続されている。
【0005】直列に接続された超電導コイル100〜1
08は、永久電流スイッチ120に接続され、永久電流
ループを構成して永久電流モードで運転が行われる。
【0006】もし、超電導コイル100〜108のうち
いずれかにクエンチが発生した場合には、そのコイルに
電気抵抗が発生し、急速に電流が減衰するとともにその
コイルの両端電圧が上昇する。このため、そのコイルの
両端電圧がダイオードのターンオン電圧を越え、そのコ
イルに接続されているクエンチ保護素子のダイオードが
ターンオンし、当該超電導コイルの両端を短絡する。こ
れにより、超電導コイル100〜108に発生する電圧
を抑制することができ、絶縁破壊や焼損等を防止するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のク
エンチ保護方法においては、以下のような問題があっ
た。
【0008】すなわち、例えばBi系などの酸化物超電
導体の場合には、比熱が高くかつシェアリング開始温度
が高いので、クエンチ伝播速度が遅いという性質を有す
る。このため、局部的にクエンチが発生した場合にも、
そのクエンチが全体に広がらず、クエンチによる局部的
な電気抵抗の上昇により局部加熱(ホットスポット)が
発生し、超電導コイルの線材が焼損し断線するという問
題があった。
【0009】これに対応するには、超電導コイルにクエ
ンチが発生した場合に、常電導領域を超電導コイル全体
に速やかに拡大させ、全体の電気抵抗を上昇させて超電
導コイルに流れる電流を低下させるのがよい。しかし、
常電導領域を超電導コイル全体に速やかに拡大させるた
めの有効な方法は未だ見出だされていない。
【0010】また、従来例では、超電導コイルのクエン
チの発生を、超電導コイル両端の電圧によって検出して
いるが、外部磁場により誘導起電圧が発生すると、これ
がノイズになって、クエンチ発生の検出精度が低下する
という問題もあった。
【0011】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、超電導コイルに局部的にクエン
チが起こっても、局部加熱が発生することを防止でき、
また外部磁場の影響によりクエンチの検出精度が低下し
ない高温超電導マグネット及びそのクエンチ保護方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、高温超電導線材からなるコイルを備えた
高温超電導マグネットであって、前記高温超電導線材に
隣接し、磁場発生に寄与しない導体と、前記高温超電導
線材と前記導体との間に設けられ、前記高温超電導線材
と前記導体とを電気的に絶縁し、熱的に連絡する絶縁体
と、を備え、前記導体は、前記高温超電導線材にクエン
チが発生したときに通電され、前記高温超電導線材を加
熱することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記高温超電導マグネッ
トを用いたクエンチ保護方法であって、前記高温超電導
線材の両端電圧を検出し、前記導体の両端電圧を検出
し、前記検出した2つの両端電圧を比較し、前記2つの
両端電圧の差がクエンチ検出基準電圧以上の場合に前記
高温超電導線材にクエンチが発生したと判断し、前記導
体に所定の電流を通電することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成によれば、高温超電導線材と導体の2
つの両端電圧の差がクエンチ検出基準電圧以上になった
場合に、導体に所定の電流を流して高温超電導線材全体
を加熱し、その常電導転移を促進するので、局部加熱が
防止できる。
【0015】また、外部磁場の影響は、電気的に接触し
ていない高温超電導線材と導体の両方に等しく現われる
ので、両方の両端電圧を比較することにより、外部磁場
の影響も除去することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0017】図1(a)には、本発明に係る高温超電導
マグネットのコイルの斜視図が示される。図1(a)に
おいて、コイル10は、高温超電導線材とその近傍に配
置された磁場発生に寄与しない導体とによって構成され
るパンケーキコイル12を複数積層して構成されてい
る。本実施例では、パンケーキコイル12を5段積層し
た例が示されている。
【0018】図1(b)には、パンケーキコイル12の
構成及び上下のパンケーキコイル12の電気的な接続方
法が示される。また、図1(c)には、図1(b)に示
された部分の平面図が示される。
【0019】図1(a)、(b)に示されるように、1
つのパンケーキコイル12は、Bi−Sr−Ca−Cu
−OすなわちBi系の高温超電導線材14と、ステンレ
ス鋼あるいはAl系のアモルファス合金などの高強度材
である導体16とを張り合わせ、これらを巻回して構成
されている。導体16は、ヤング率が小さく脆いという
欠点を有するBi系の高温超電導線材14の補強材とし
て使用されている。
【0020】高温超電導線材14と導体16とはスタイ
キャスト(商品名)などの絶縁樹脂18を介して貼り合
わされている。この絶縁樹脂18は、高温超電導線材1
4と導体16とを電気的に絶縁するが、熱的接触は良好
に保つものである。なお、図1(c)に示されるよう
に、絶縁樹脂18の層は線材の外側にも形成されてい
る。これにより、パンケーキコイル12の線材同士が電
気的に接触することも防止している。
【0021】図1(b)に示されるように、上下2段の
パンケーキコイル12は、その外側及び内側の終端にお
いて電気的に接続されている。すなわち、上限2段の高
温超伝導線材14は、その終端において接続部材20に
よって接続される。また上下2段の導体16も、同様に
して、接続部材22により接続されている。図1(c)
からわかるように、この接続部分においても高温超電導
線材14と導体16とは電気的に接続されていない。従
って、高温超電導線材14と導体16とは、接続部材2
0、22によって接続されることにより、コイル10の
中で、それぞれ全体として1本の導体として繋がってい
る。接続部材20及び22としては、Cu、Alなどの
材料が使用される。
【0022】次に、コイル10を構成する高温超電導線
材14の一部にクエンチが発生した場合の保護動作につ
いて説明する。
【0023】上述したように、導体16は、高温超電導
線材14の補強材として使用されているので、高温超電
導線材14に隣接し、これに沿って配置されている。ま
た高温超電導線材14とは熱的な連絡のよい絶縁樹脂1
8によって接触している。さらに、導体16は電気抵抗
を有しているので、ここに電流を流した場合には、その
電気抵抗により発熱する。従って、導体16に通電すれ
ば、高温超電導線材14の全体を速やかにまた均一に加
熱することができる。
【0024】以上より、本実施例においては、高温超電
導線材14に局部的にクエンチが発生した場合に、導体
16に電流を流し、導体16をヒータとして使用して高
温超電導線材14の全体を加熱し、高温超電導線材14
を全体的に速やかにクエンチさせて常電導転移させる。
これにより、局部加熱によるコイル10の焼損やアーク
放電による絶縁破壊を防止できる。
【0025】なお、絶縁樹脂18としては、熱伝導性の
良好なものを選択する必要がある。もしこの絶縁樹脂1
8の熱伝導率が低い場合には、導体16に流す電流を殖
やさなければならず、この電流によって導体16とトラ
ンスを構成している高温超電導線材14に大きな誘導起
電圧が発生するので、超電導マグネットを使用した回路
への影響が大きくなり、好ましくないからである。
【0026】図2には、導体16の他の例の断面図が示
される。導体16は、高温超電導線材14の補強材とし
て使用されているが、図2においては、補強材としてF
RP24が使用されている。このとき使用されるFRP
24にはカーボンが含まれており、ある程度導電性を有
するが、さらに導電性を増すためにFRP24の表面に
Crメッキ、Al蒸着等により導電層26を形成しても
よい。
【0027】図3には、本発明に係るクエンチ検出方法
の実施例の回路図が示される。上述したように、高温超
電導線材14と導体16とは、互いに近傍に配置され、
一緒に巻回されてパンケーキコイル12を形成している
ので、これらはトランス28を形成している。高温超電
導線材14によって形成された巻線には、高温超電導マ
グネットを使用した回路を駆動するための電源30が接
続されており、さらにこの巻線の両端電圧V1を測定す
るための電圧計32が接続されている。また、導体16
によって形成された巻線には、この巻線の両端電圧V2
を測定するための電圧計34及びこの巻線をヒータとし
て使用する際にヒータ電流を供給するためのヒータ電源
36及びスイッチ38が接続されている。
【0028】高温超電導線材14によって構成される巻
線にクエンチが発生していない場合には、トランス28
の両巻線に発生する電圧V1、V2は、双方の巻線を流
れる電流によって生じる誘導起電圧と、外部磁場によっ
て発生される誘導起電圧の和である。これらは両巻線に
おいて大きさが等しいので、比較器39によって、電圧
計32、34により検出される2つの両端電圧V1、V
2の差をとればその値は0となるはずである。
【0029】一方、高温超電導線材14による巻線の一
部にクエンチが発生した場合には、電気抵抗が上昇する
ので、電圧計32によって測定される電圧V1がその分
だけ上昇する。従って、比較器39により、電圧計32
及び34によって検出された両巻線の両端電圧V1、V
2を比較することにより、高温超電導線材14によって
形成された巻線に発生したクエンチを検出することがで
きる。
【0030】比較器39には、あらかじめクエンチ検出
基準電圧としてVrを入力しておく。そして、電圧計3
2で検出された電圧V1と電圧計34によって検出され
た電圧V2とを比較し、この差がVrより大きくなった
場合には、高温超電導線材14にクエンチが発生したと
判断する。
【0031】高温超電導線材14にクエンチが発生した
場合には、比較器39からスイッチ38にON信号が出
力される。このON信号によりスイッチ38が閉とな
り、ヒータ電源36から導体16によって形成される巻
線にヒータ電流が供給される。これにより、図1の実施
例で説明したように、導体16が発熱し、高温超電導線
材14を速やかに加熱して、この常電導転移を促進す
る。
【0032】以上のような構成によると、高温超電導線
材14と導体16とがトランス28を形成しているの
で、外部磁場によってこれらの巻線に発生する誘導起電
圧の大きさは等しくなる。従って、これらの両端電圧V
1、V2を引き算することにより、外部磁場による誘導
起電圧の影響をキャンセルすることができる。従って、
外部磁場の影響により高温超電導線材14のクエンチの
検出精度が低下することを防止できる。
【0033】図4には、本発明に係るクエンチ検出方法
の他の例の回路図が示される。
【0034】図4において、高温超電導線材14と導体
16とからなる巻線は、N個の部分に分割されている。
高温超電導線材14は、高温超電導マグネットを構成
し、ブリッジ40を介して負荷42及び電源30などに
接続されている。
【0035】上述のように、高温超電導線材14及び導
体16によって構成される巻線は、N個の部分に分割さ
れており、それぞれの両端電圧V1〜VNが測定され
る。これらそれぞれの両端電圧は、図3に示された実施
例と同様にして比較器(図示せず)によって比較され、
それぞれの両端電圧の差がクエンチ検出基準電圧を越え
た場合に、該当するヒータ電源36から該当するスイッ
チ38を介して、導体16にヒータ電流が供給される。
【0036】このように、高温超電導線材14及び導体
16をN個の部分に分割し、それぞれの部分についてク
エンチの発生を検出することにより、さらに高精度にク
エンチ検出が行えるとともに、クエンチが発生した場合
に、導体16に流す電流を分割することができる。これ
により、導体16にヒータ電流を流すためのヒータ電源
36の電圧を低くすることができ、ヒータ電流投入時の
高温超電導線材14への誘導起電圧による影響を小さく
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導体が熱伝導率の高い絶縁樹脂を介して高温超電導線材
に隣接して設けられているので、高温常電導線材にクエ
ンチが発生した場合に、導体にヒータ電流を通電すれ
ば、絶縁樹脂を介して高温常電導線材が速やかにかつ均
一に加熱され、高温超電導線材の全体を速やかに常電導
転移させることができる。この結果、クエンチ発生時の
高温常電導線材の局部加熱を防止でき、高温超電導線材
の焼損などを防止することができる。
【0038】また、高温超電導線材と導体とはトランス
を形成しているので、外部磁場の影響を受けても、それ
ぞれに発生する誘導起電圧が等しくなるので、これら2
つの両端電圧を比較することにより、クエンチ検出の際
に外部磁場の影響をキャンセルすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高温超電導マグネットを構成す
るコイルの説明図である。
【図2】 本発明に係る導体の他の例を示す断面図であ
る。
【図3】 本発明に係るクエンチ検出方法の実施例の回
路図である。
【図4】 本発明に係るクエンチ検出方法の他の実施例
の回路図である。
【図5】 従来におけるクエンチ保護方法を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 コイル、12 パンケーキコイル、14 高温超
電導線材、16 導体、18 絶縁樹脂、20,22
接続部材、24 FRP、26 導電層、28トラン
ス、30 電源、32,34 電圧計、36 ヒータ電
源、38 スイッチ、39 比較器、40 ブリッジ、
42 負荷。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温超電導線材からなるコイルを備えた
    高温超電導マグネットであって、前記高温超電導線材に
    隣接し、磁場発生に寄与しない導体と、前記高温超電導
    線材と前記導体との間に設けられ、前記高温超電導線材
    と前記導体とを電気的に絶縁し、熱的に連絡する絶縁体
    と、を備え、前記導体は、前記高温超電導線材にクエン
    チが発生したときに通電され、前記高温超電導線材を加
    熱することを特徴とする高温超電導マグネット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高温超電導マグネットを
    用いたクエンチ保護方法であって、前記高温超電導線材
    の両端電圧を検出し、前記導体の両端電圧を検出し、前
    記検出した2つの両端電圧を比較し、前記2つの両端電
    圧の差がクエンチ検出基準電圧以上の場合に前記高温超
    電導線材にクエンチが発生したと判断し、前記導体に所
    定の電流を通電することを特徴とするクエンチ保護方
    法。
JP7131394A 1995-05-30 1995-05-30 高温超電導マグネット及びそのクエンチ保護方法 Pending JPH08330124A (ja)

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