JPH08329761A - 電磁開閉器の試験装置 - Google Patents

電磁開閉器の試験装置

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JPH08329761A
JPH08329761A JP13800295A JP13800295A JPH08329761A JP H08329761 A JPH08329761 A JP H08329761A JP 13800295 A JP13800295 A JP 13800295A JP 13800295 A JP13800295 A JP 13800295A JP H08329761 A JPH08329761 A JP H08329761A
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pressing
amount
electromagnetic switch
load
crossbar
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JP13800295A
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Inventor
Hiroyuki Honda
浩之 本田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁開閉器の引き外しバネ等の不良を容易に
検査すること。 【構成】 電磁開閉器10の可動鉄心に連結されたクロ
スバー16を押込むシリンダー103と、シリンダー1
03によって電磁開閉器10の接点圧力を確保する接触
バネ17a、17bが押圧されない状態にクロスバー1
6の押込む量を設定する押込み量設定部201と、押込
み量設定部201に設定された押込み量に基づきシリン
ダー103に駆動指令を与える押圧機構指令部202
と、押込み量設定部201に設定された押込み量にクロ
スバー16が押込まれたことを検出する押込み量検出手
段204と、押込み量検出手段204により検出された
押込み量の荷重値を検出する荷重検出手段208とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電磁開閉器が正常に組
立られたことを確認する電磁開閉器の試験装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁開閉器を図5を参照して説明する。
図5において、10は電磁開閉器で、この電磁開閉器1
0は以下の主要な部品により構成されている。11は電
磁開閉器のカバー、12はケース、13は固定鉄心14
の中央脚に嵌合された電磁コイル、15は可動鉄心で、
この可動鉄心15の中央脚に引き外しバネ22を嵌合さ
せて固定鉄心14と対向してケース12に収納されてい
る。16は可動鉄心15に連結固定されたクロスバー
で、このクロスバー16の上部に形成された窓には接触
バネ17aにより可動接触子18を摺動自在に保持され
ている。可動接触子18の先端部には接点18aが接合
されている。19はカバー12に固定された固定接触子
で、同様に接点19aが接合されている。接点18aと
接点19aとが所定間隔をもって対向配置され、常開接
点が形成されている。また、クロスバー16の下部に形
成された窓には、接触バネ17bにより可動接触子20
が保持されており、先端部には接点20bが接合されて
いる。21はカバー12に固定された固定接触子で、先
端部には接点21bが接合されていて、接点20bと接
点21bとで常閉接点が形成されている。
【0003】なお、接触バネ17a、17bは上記常開
接点、常閉接点を押圧して接点圧力を確保するように構
成されている。又、引き外しバネ22の種類は電磁コイ
ル13の定格電圧の種類等により複数備えている。
【0004】そして、電磁開閉器10の動作は電磁コイ
ル13に電圧が印加され、可動鉄心15が引き外しバネ
22のばね荷重に反抗して固定鉄心14に吸引されて上
記常開接点、常閉接点を開閉させている。このように引
き外しバネ22は電磁開閉器10を動作させる上で、重
要な役割を果たしている。したがって、電磁開閉器10
を組立後に規定通りの引き外しバネ22が組込まれてい
るかを検査していた。かかる検査は電磁開閉器10の外
観検査ではチェックできないので、電磁コイル13に電
圧を印加し、電磁開閉器10の最低吸引電圧が規定値内
か測定し、検査していた。
【0005】また、接触バネ17a、17b、接触子等
を含めて電磁開閉器10が正常に動作するか否かクロス
バー16の押込み量をマイクロメータで測定し、押込み
荷重を荷重計により測定し、押込み量と荷重値との関係
からなる特性を得て電磁開閉器10が正常であることを
確認していた。
【0006】更に、電磁開閉器10の接点構成が常開か
常閉かを確認するために各接点毎に通電試験をして確認
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁開閉器10
の試験は上記のようにされているので、規定通りの引き
外しバネ22が組み込まれているかを電磁コイル13の
定格電圧等に応じ、電圧設定を変更して試験をしなけれ
ばならず繁雑であった。また、引き外しバネ22を直接
検査していないので、引き外しバネ22以外に接触バネ
17a、17bが可動鉄心15の反発力または吸引力と
して働くので、測定精度が不十分であるという第1の問
題点があった。
【0008】また、電磁開閉器10が正常に組立られた
か否かを確認するためにクロスバー16の押込み量をマ
イクロメータで測定し、押込み荷重を荷重計により検出
し、押込み量と荷重値との関係からなる特性を得て判断
していたので、作業が繁雑であるという第2の問題点が
あった。
【0009】また、電磁開閉器10の接点構成が常開か
常閉かを確認するために各接点毎に通電試験をして確認
する作業が繁雑であるという第3の問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】 第1の発明に係る電磁
開閉器の試験装置は、電磁開閉器の可動鉄心に連結され
たクロスバーを押込む押圧機構と、上記押圧機構によっ
て上記電磁開閉器の接点圧力を確保する接触バネが押圧
されない状態に上記クロスバーの押込む量を設定する押
込み量設定部と、上記押込み量設定部に設定された押込
み量に基づき上記押圧機構に駆動指令を与える押圧機構
指令部と、上記押込み量設定部に設定された押込み量に
クロスバーが押込まれたことを検出する押込み量検出手
段と、上記押込み量検出手段により検出された押込み量
の荷重値を検出する荷重検出手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0011】第2の発明に係る電磁開閉器の試験装置
は、上記押込み量設定部に設定された押込み量における
クロスバーの押圧荷重値を設定する荷重設定部と、荷重
検出手段により検出された上記押圧荷重値と荷重設定部
により設定された設定荷重値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による比較の結果、上記押圧荷重値が許容
範囲内であることを判定する判定手段と、上記判定手段
の許容範囲内又は許容範囲外であるとの結果を出力する
出力手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】第3の発明に係る電磁開閉器の試験装置
は、上記押込み量設定部は上記電磁開閉器の接点圧力を
確保する接触バネが押圧される押込み量に設定され、上
記荷重検出手段は上記押込み量設定部により設定された
押込み量にクロスバーが押込まれた時の荷重値を検出す
ることを特徴とするものである。
【0013】第4の発明に係る電磁開閉器の試験装置
は、上記押込み量設定部は押込み量が可動鉄心のストロ
ーク量に設定され、上記押込み量検出手段は上記クロス
バーの押込み開始から可動鉄心のストローク量までの押
込み量を検出し、上記荷重検出手段は上記クロスバーの
押込量に対応して上記クロスバーの押圧荷重値を検出
し、上記押込み量と上記荷重値との関係を得る特性手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】第5の発明に係る電磁開閉器の試験装置
は、上記押込み量設定部は、電磁開閉器の接点が動作し
ない押込み量に設定されることを特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】第1の発明に係る電磁開閉器の試験装置によれ
ば、押圧機構は電磁開閉器の可動鉄心に連結されたクロ
スバーを押込み、押込み量設定部は上記押圧機構によっ
て上記電磁開閉器の接点圧力を確保する接触バネが押圧
されない状態に上記クロスバーの押込む量を設定し、押
圧機構指令部は上記押込み量設定部に設定された押込み
量に基づき上記押圧機構に駆動指令を与え、押込み量検
出手段は上記押込み量設定部に設定された押込み量にク
ロスバーが押込まれたことを検出し、荷重検出手段は上
記押込み量検出手段により検出された押込み量の荷重値
を検出する。
【0016】第2の発明に係る電磁開閉器の試験装置に
よれば、荷重設定部は押込み量設定部に設定された押込
み量におけるクロスバーの押圧荷重値を設定し、比較手
段は荷重検出手段により検出された上記押圧荷重値と荷
重設定部により設定された設定荷重値とを比較し、判定
手段は上記比較手段による比較の結果、上記押圧荷重値
が許容範囲内であることを判定し、出力手段は上記判定
手段の許容範囲内又は許容範囲外であるとの結果を出力
する。
【0017】第3の発明に係る電磁開閉器の試験装置に
よれば、押込み量設定部は電磁開閉器の接点圧力を確保
する接触バネが押圧される押込み量に設定されるので、
押圧機構が電磁開閉器のクロスバーを押し込み、可動鉄
心に対して接触バネが反発力または吸引力として働き、
この状態の押圧機構の荷重値を荷重検出手段によって検
出する。
【0018】第4の発明に係る電磁開閉器の試験装置に
よれば、押込み量設定部は押込み量が可動鉄心のストロ
ーク量に設定されるので、押圧機構が電磁開閉器のクロ
スバーをストローク量まで押し込み、この押し込み過程
における押圧荷重を荷重検出手段によって検出し、特性
手段は上記押込み量と上記荷重値との関係を得る。
【0019】第5の発明に係る電磁開閉器の試験装置に
よれば、上記押込み量設定部は、電磁開閉器の接点が動
作しない押込み量に設定されるので、引き外しばねの荷
重のみを荷重検出手段によって検出する。。
【0020】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例を図1及び図2を参照して
説明する。図1において、100は電磁開閉器の試験機
で、この電磁開閉器の試験機100は以下のように構成
されている。101は電磁開閉器10のクロスバー16
の上部を押込む機能を備えた荷重計で、この荷重計10
1の下部には軸101aを介して突起部101bが備え
られている。荷重計101の上部は、逆L字形状に形成
された支持台102の内面上部に固定されている。支持
台102の上部外面には押圧機構としてのシリンダー1
03のピストン103aが連結固定され、支持台102
の側面部の外面にはスライダ106が垂直に固定されて
いる。104は試験機100の固定台で、この固定台1
04は、全体が略逆L字状で、下部に長方形の切り欠き
部104aが形成されている。シリンダー103は固定
台104の上部内面に固定されている。固定台104の
内面側部にはレール105が水平に固定され、レール1
05とスライダ106とが対偶されている。
【0021】又、支持台102には側面部に突設した突
起部102aを設け、この突起部102aには穿設され
たネジ孔102bが設けられている。このネジ孔102
bにボルト108のネジ部108aが螺合され、ネジ部
108aの先端部が突出されている。固定台104の内
面の下部側面部にはネジ部108aの先端部を当接する
停止板110が垂直に固定されている。なお、130は
電磁開閉器10の側面部を押える固定治具である。12
0はバーコードリーダーで、このバーコードリーダー1
20は電磁開閉器10の接点構成および引き外しバネの
規定荷重Ws、許容荷重Wf、クロスバー16の押込み量
が表示されているバーコード120aを読み込むもので
ある。
【0022】図2において、200は読み込んだバーコ
ード120aの情報を電気情報に変換するバーコード変
換部、201はバーコード変換部200の出力によりク
ロスバー16の押込み量が設定される押込み量設定部、
202は押込み量設定部201により設定された押込み
量に基づきシリンダー103を駆動する指令を発生する
押圧機構指令部、203はバーコード変換部200の出
力により引き外しバネ22の規定荷重を設定する荷重設
定部、204はシリンダー103を駆動してクロスバー
16の押込み量を検出する押込み量検出手段、押込み量
検出手段204が該押込み量を検出し、この押込み量が
押込み量設定部201の押込み量に到達すると、押込み
量検出手段204から該到達指令を押圧機構指令部20
2に帰還して、クロスバー16が設定された押込み量以
上に押込みされないように構成されている。
【0023】205は押込み量検出手段204により検
出された荷重値と押込み量設定部201の基準荷重値と
を比較して基準荷重値と荷重検出手段208(後述)に
よって検出された荷重値との差εを演算する比較手段、
206は比較手段205の出力とバーコード120aか
ら読み込まれた許容荷重値Wfと比較してε>Wfを判定
する判定手段、207はεが大きい場合に、異常信号の
ハイ信号を発生し、εが小さい場合に、正常信号のロー
信号を発生する出力手段、208はシリンダー103の
押圧荷重を検出する荷重検出手段である。
【0024】次に、上記のように構成された電磁開閉器
の試験機100によって電磁開閉器10を検査する手順
について説明する。まず、電磁開閉器10には接点構成
等に応じてX、Y、Zの3種類の引き外しバネ22内の
種類Zが組み込みされている。バーコード120aは電
磁開閉器10の型名および接点構成、クロスバー16の
押込み量S2、規定荷重Wa2が、許容荷重Wfが表示され
ている。ここで、引き外しバネ22の押込み量対荷重の
特性は図3に示す太い不連続なZ曲線となる。なお、Z
曲線が太線であるのは引き外しバネ22のバラツキを考
慮しているためである。
【0025】電磁開閉器10のクロスバー16の突部が
測定軸101bの真下になるように配置し、固定治具1
30により電磁開閉器10の側面に当接する。バーコー
ド120aをバーコードリーダ120により読み込み、
バーコード変換部200にてバーコード120aを電気
情報に変換される。この変換によって押込み量設定部2
01にはクロスバー16の押込み量S2が設定され、荷
重設定部203には設定荷重値Ws2が設定される。この
押込み量S2に基づき押圧機構指令部202から指令が
発生し、シリンダー103を駆動して、測定軸101a
が下降し、クロスバー16の突部を押込み、押込み量検
出手段204によってこの押込み量を検出する。荷重検
出手段208によってシリンダー103の押圧荷重Wa2
を検出し、比較手段205によってWs2−Wa2=ε2を
演算し、判定手段206によりε2>Wf2を判定する。
ここで、引き外しバネ22に正規のものが電磁開閉器1
0に組み込みされているならば、ε2>Wf2を満足し、
出力手段207に正常であるロー信号を出力する。
【0026】一方、引き外しバネ22に誤って図3に示
すような特性のX又はYの引き外しバネ22が電磁開閉
器10に組込みされていたり、Zの引き外しバネ22の
特性が不良であれば、ε2>Wf2を満足しなくなり出力
手段207に異常であるハイ信号を出力する。設定され
た押込み量S2は接触バネ17a、17bの影響を受け
ずに、引き外しバネ22のみの押圧荷重を測定できるの
で、引き外しバネ22の良否または誤組み込みを正確に
判定できる。
【0027】実施例2.この発明の他の実施例を図3を
参照して説明する。この実施例はクロスバー16の押込
み量と押圧荷重値とから電磁開閉器10の接点構成を確
認するものである。電磁開閉器10にZなる種類の引き
外しバネ22が組み込みされており、バーコード120
aは電磁開閉器10の型名および接点構成、クロスバー
16の押込み量S1及びS3、規定荷重WS1及びWS3が表
示されている。
【0028】バーコード120aをバーコードリーダ1
20により読み込み、バーコード変換部200にてバー
コード120aを電気情報に変換される。この変換によ
って設定押込み部201にはクロスバー16の押込み量
S1とS3とが設定され、荷重設定部203には設定荷重
値Ws1とWs3とが設定される。この押込み量S1とS3と
に基づき押圧機構指令部202から指令が発生し、シリ
ンダー103を駆動して、測定軸101aが下降し、ク
ロスバー16の突部を押込み、押込み量検出手段204
によってこの押込み量を検出する。荷重検出手段208
によってシリンダー103の押圧荷重値Wa1とWa3とを
検出し、比較手段205によってWs1−Wa1=ε1と、
Ws3−Wa3=ε3とを演算し、判定手段206によって
ε1>Wf1と、ε3>Wf3とを判定する。ここで、接点構
成に正規のものが電磁開閉器10に組み込みされている
ならば、ε1>Wf1とε3>Wf3とを満足し、出力手段2
07に正常であるロー信号を出力する。
【0029】一方、接点構成が誤って組立されていれ
ば、例えば、常閉接点とすべきところを誤って常開接点
とすれば、図3に特性曲線が実線Zbから点線Zbeにな
る。また、常開接点とすべきところを誤って常閉接点と
すれば、同様に、実線Zaから点線Zaeになる。従っ
て、ε1>Wf1とε3>Wf3を満足しなくなり、出力手段
207に異常であるハイ信号を出力する。以上のように
電磁開閉器10の接点構成が正常であることを荷重対押
込み量を検出することにより正確に判定できる。また、
上部または下部の接点が組込まれていない場合、即ち、
接点忘れの場合には一点鎖線となり誤組立の判別ができ
る。
【0030】実施例3.この発明の他の実施例を図3を
参照して説明する。実施例1、2では、引き外しバネ2
2及び接点構成が設定された通りであるかを確認するの
に、クロスバー16の押込み量を個々に設定して荷重値
を検出して正誤を判定した。この実施例はクロスバー1
6のストローク量STを押込み量設定部201に設定
し、荷重対押込み量の全特性を得る特性手段300を設
け、この特性手段300で得た特性をCRT等からなる
表示部301に表示させるように構成されている。
【0031】バーコード120aは電磁開閉器10の型
名および接点構成、クロスバー16の押込み量を可動鉄
心15のストローク量STと規定荷重WS0が表示されて
いる。
【0032】バーコード120aをバーコードリーダ1
20により読み込み、バーコード変換部200にてバー
コード120aを電気情報に変換される。この変換によ
って設定押込み部201にはクロスバー16の押込み量
STが設定される。この押込み量STに基づき押圧機構指
令部202から指令が発生し、シリンダー103を駆動
して、測定軸101aが下降し、クロスバー16の突部
を押込み、押込み量検出手段204によってこの押込み
量を検出する。荷重検出手段208によって検出した検
出荷重値と、検出した押込み量とに基づき特性手段30
0により検出荷重対押込み量の特性を得る。表示部30
1にこの特性を表示する。同時に、押込み量に応じた規
定荷重値から成る荷重対押込み量の特性を表示部301
に表示させる。以上により引き外しバネ22及び接点構
成が正しく組立されているか否かを一度に確認すること
ができる。
【0033】実施例4.この発明の他の実施例を図2及
び図4を参照して説明する。図4において、固定台10
4の前面下部には突設された突起部104Xと、同様
に、側面下部には突設された突起部104Yとが設けら
れている。この突起部104Xの先端にはXモータ12
5のフレームが固定されており、同様に、突起部104
YにはYモータ127のフレームが固定されている。X
モータ125の軸125Xの先端には側板126が軸1
25Xに対して垂直に固定されており、同様に、Yモー
タ127の軸127Yの先端には側板128が軸127
Yに対して垂直に固定されている。この側面板126、
128によって電磁開閉器10の外部側面を押圧できる
ように構成されている。また、支持台102の突起部1
02aには穿設された孔102cと、垂直に立設固定さ
れた取付板123が設けられている。この取付板123
にはZモータ129のフレームが固定されており、Zモ
ータ129の軸129aの先端部が孔102aから突出
されている。
【0034】図2において、401はXモータ125の
指令を生成するXモータ指令部、402はYモータ12
7の指令を生成するYモータ指令部、403はZモータ
129の指令を生成するZモータ指令部、501はXモ
ータ125を駆動させるXモータ駆動部、502はYモ
ータ127を駆動させるYモータ駆動部、503はZモ
ータ129を駆動させるZモータ駆動部である。なお、
バーコード120aには電磁開閉器10の外形寸法が追
加表示されている。
【0035】以上のように構成された電磁開閉器の試験
機の動作を説明する。電磁開閉器10が測定軸101a
の付近に配置される。バーコードリーダ120がバーコ
ード120aを読み込み、電磁開閉器10の外形寸法値
の情報からXモータ指令部401からXモータ駆動部5
01に指令を発生し、Xモータ125を駆動して側面板
126を動作させ、同様に、Yモータ指令部402から
Yモータ駆動部502に指令を発生し、Yモータ127
を駆動して側面板128を動作させ、電磁開閉器10の
側面部を押圧して測定軸101aの真下に電磁開閉器1
0のクロスバー16の突部が配置される。なお、Zモー
タ指令部403からZモータ駆動部503に指令を発生
し、Yモータ126を駆動して孔102から軸129a
の突出量が調整される。従って、実施例1のように固定
治具130によって電磁接触器10の側面部を押圧する
作業が不要になるので、作業の省力化を図ることができ
る。
【0036】
【発明の効果】第1の発明によれば、簡易に、電磁開閉
器の引き外しバネそのものの押圧荷重値を検出できるの
で、精度良く引き外しバネの不良を検出できるという効
果がある。
【0037】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、自動的に引き外しバネの不良を検出できるという
効果がある。
【0038】第3の発明によれば、第1及び第2の発明
の効果に加え、電磁開閉器の接点構成が通電試験をせず
に簡易に検査できるという効果がある。
【0039】第4の発明によれば、第2の発明の効果に
加え、一度の試験によって検査電磁開閉器の接点構成及
び引き外しバネを簡易に検査できるという効果がある。
【0040】第5の発明によれば、第1及び第2の発明
の効果に加え、クロスバーの押込み量の設定が簡易にで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例である電磁開閉器の試験装
置を示す斜視図。
【図2】 図1の制御ブロック図。
【図3】 この発明の実施例である押込み量対荷重を示
す特性曲線。
【図4】 この発明の他の実施例である電磁開閉器の試
験装置を示す斜視図。
【図5】 電磁開閉器の断面図。
【符号の説明】
10 電磁開閉器、15 可動鉄心、16 クロスバ
ー、17a,17b接触バネ、101 押圧機構、20
1 押込み量設定部、202 押圧機構指令部、203
荷重設定部、204 押込み量検出手段、205 比
較手段、20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁開閉器の可動鉄心に連結されたクロ
    スバーを押込む押圧機構と、上記押圧機構によって上記
    電磁開閉器の接点圧力を確保する接触バネが押圧されな
    い状態に上記クロスバーの押込む量を設定する押込み量
    設定部と、上記押込み量設定部に設定された押込み量に
    基づき上記押圧機構に駆動指令を与える押圧機構指令部
    と、上記押込み量設定部に設定された押込み量にクロス
    バーが押込まれたことを検出する押込み量検出手段と、
    上記押込み量検出手段により検出された押込み量の荷重
    値を検出する荷重検出手段とを備えたことを特徴とする
    電磁開閉器の試験装置。
  2. 【請求項2】 上記押込み量設定部に設定された押込み
    量におけるクロスバーの押圧荷重値を設定する荷重設定
    部と、荷重検出手段により検出された上記押圧荷重値と
    荷重設定部により設定された設定荷重値とを比較する比
    較手段と、上記比較手段による比較の結果、上記押圧荷
    重値が許容範囲内であることを判定する判定手段と、上
    記判定手段の許容範囲内又は許容範囲外であるとの結果
    を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の電磁開閉器の試験装置。
  3. 【請求項3】 上記押込み量設定部は上記電磁開閉器の
    接点圧力を確保する接触バネが押圧される押込み量に設
    定され、上記荷重検出手段は上記押込み量設定部により
    設定された押込み量にクロスバーが押込まれた時の荷重
    値を検出する請求項1又は請求項2に記載の電磁開閉器
    の試験装置。
  4. 【請求項4】 上記押込み量設定部は押込み量が可動鉄
    心のストローク量に設定され、上記押込み量検出手段は
    上記クロスバーの押込み開始から可動鉄心のストローク
    量までの押込み量を検出し、上記荷重検出手段は上記ク
    ロスバーの押込量に対応して上記クロスバーの押圧荷重
    値を検出し、上記押込み量と上記荷重値との関係を得る
    特性手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の
    電磁開閉器の試験装置。
  5. 【請求項5】 上記押込み量設定部は、電磁開閉器の接
    点が動作しない押込み量に設定されることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の電磁開閉器の試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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