JPH0832945A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH0832945A
JPH0832945A JP6166541A JP16654194A JPH0832945A JP H0832945 A JPH0832945 A JP H0832945A JP 6166541 A JP6166541 A JP 6166541A JP 16654194 A JP16654194 A JP 16654194A JP H0832945 A JPH0832945 A JP H0832945A
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JP
Japan
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communication
image
party
incoming call
videophone device
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Application number
JP6166541A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Sadaji Okamoto
貞二 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、画像を送信する際のセキュリ
ティやプライバシーを保護した上で、外出先などからの
室内監視を行うことができるようなテレビ電話装置を提
供することにある。 【構成】撮像手段への画像入力を阻止する遮蔽手段と、
遮蔽手段を開閉する駆動手段と、特定の画像通信の手順
を実行する相手を特定する通信先情報を記憶する記憶手
段と、記憶手段に予め登録された通信先情報と着信時も
しくは着信後通信開始時に相手側より送られる照合用情
報とを照合し、照合結果に従い駆動手段を作動させて遮
蔽手段を開閉させ、画像通信あるいは音声による通信を
開始させる制御手段を設けたテレビ電話装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNまたは一般の
電話回線を用いて映像信号を伝送するテレビ電話装置に
関し、特に外出先などからの遠隔監視を行う機能をセキ
ュリティやプライバシー保護と両立させたテレビ電話装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データ圧縮技術の進歩によって、I
SDN(Integrated Services D
igital Network)あるいは一般の電話回
線を用いたテレビ電話装置が実用化されている。従来か
らの音声のみによる電話と異なり、テレビ電話装置では
セキュリティやプライバシーの観点から無制限に画像に
よる通信を行うことは好ましくない。そこで、特開平3
−295383号公報のようにISDNの場合で着信時
に相手方の電話番号を確認してから送信を開始したり、
特開平1−192287号公報のように送受信信号に送
信端末番号を多重化したりして、特定の相手方からの着
信時のみ画像の許可を行う方法が発明されている。ま
た、特開平1−236789号公報には撮像部分に蓋を
設けたり、撮像部分の電源供給を制御するなどによっ
て、相手方への画像の送信を止める方法が記されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したテレビ電話装
置の重要な用途として遠隔監視が有る。例えば外出先か
ら自宅のテレビ電話装置に電話をかけることによって留
守中の自宅内の様子を監視することができる。しかしな
がら、前述した従来のテレビ電話装置では監視用途をを
考慮した場合のセキュリティおよびプライバシー保護の
点で不十分であった。即ち、電話番号や端末番号によっ
て画像送信可否を判別する方式では、不特定の外出先か
らの監視を行うことができない。また単に蓋を設けたり
電源供給を制御する方法は、使用者が受信時に操作を行
うことを前提としており、遠方からの留守宅監視の用途
には不適であった。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を考慮し、画
像を送信する際のセキュリティやプライバシーを保護し
た上で、外出先などからの室内監視を行うことができる
ようなテレビ電話装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため、撮像素子への画像入力を阻止する遮蔽手
段と、該遮蔽手段を開閉させる駆動手段と、監視を許可
する相手を特定するための通信先情報を記憶するメモリ
と、着信時に発呼者から与えられる照合用情報と該メモ
リに登録された通信先情報とを照合し、これらが一致し
たときのみ前記駆動手段を前記遮蔽手段が開となるよう
に制御する制御手段とを設ける。
【0006】
【作用】テレビ電話装置に着信が有ると、受信したサブ
アドレスまたは暗証番号などの照合用情報と予めテレビ
電話装置のメモリに登録されている通信先情報とを比較
する。比較結果が一致した場合には制御手段は駆動手段
を作動させて遮蔽手段を開き、監視用の画像情報を相手
側に送信開始する。このようにして特定のサブアドレス
または暗証番号などの照合用情報を知る者だけが監視用
の画像を受信することができるので、誤ってもしくは故
意に他人に室内の様子を監視されたりするのを防止する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の第1の実施例であるテレビ電話装置の構成
方法を示すブロック図であり、ISDNに接続して相手
方と通信するテレビ電話装置に本発明を適用したもので
ある。図1のテレビ電話装置は、通話者の顔などの画像
を撮影するビデオカメラ1、ビデオカメラ1の出力する
ビデオ信号を例えばITU−T(国際電気通信連合電気
通信標準化部門)の定めるH.261号勧告に準拠した
データ圧縮方式に従って符号化するエンコーダ2、エン
コーダ2と音声コーデック8からの符号化データを多重
してネットワークインターフェース4に送るとともにネ
ットワークインターフェース4で受信した符号化データ
をデコーダ5および音声コーデック8に分配する多重化
回路3、多重化回路3の入出力信号を端子5を介してI
SDNに送受信するネットワークインターフェース4、
ネットワークインターフェース4をISDNに接続する
ための端子5、多重化回路3から出力されたデータを復
号するデコーダ6、デコーダ6から出力される映像信号
を画面に表示するディスプレイ7、マイクロホン9から
の音声信号をデータ圧縮して多重化回路3に送り出すと
ともに多重化回路3からの圧縮データを復号してスピー
カ10に送り出す音声コーデック8、マイクロホン9と
スピーカ10を収容したヘッドセット11、カメラ1の
レンズ部分を覆いカメラ1への画像入力を遮断するカメ
ラカバー12、カメラカバー12を駆動する1対のソレ
ノイド13aおよびb、カメラカバーが開いているか閉
じているかを検出する位置センサ14、テレビ電話装置
各部の動作制御を行う制御部15、使用者がテレビ電話
装置の操作を行うための制御パネル16、制御部15の
制御データを格納するメモリ17とによって構成され
る。
【0008】図2は、図1の構成によるテレビ電話装置
の外観を示す図である。図1にも記載しているディスプ
レイ6、ハンドセット11、カメラカバー12、位置セ
ンサ14の他、ケース21、開口部22、カメラ1のレ
ンズ23、カメラカバー12の取手24、ダイヤルボタ
ン25、画像通信番号設定ボタン26、サブアドレス設
定スイッチスイッチ27が有る。
【0009】図3はカメラのレンズ22周辺部分の詳細
な構成を示す正面図である。図2の状態からケース21
を取り除いた状態を示してあり、開口部22の位置のみ
を点線によって表示している。カメラカバー12はガイ
ドレール32aおよびbに沿って左右方向に移動可能で
ある。対向して配置された1対のソレノイド13aおよ
びbはそれぞれ電流を印加することによってカメラカバ
ー12を開きあるいは閉じる。また電流が印加されてい
ないときには取手23を持ってカメラカバー12を手で
開閉することができる。位置センサ14はカメラカバー
12が開いているのか閉じているのかを検出するもので
あり、例えば赤外線ホトカプラなどが非接触で検出でき
るためカメラカバー12を手で動かすことを妨げとなら
ないため本用途には適している。
【0010】次に図1から図3によって示した本発明の
第1の実施例であるテレビ電話装置によって通信を行う
場合の動作について説明する。ISDNには基本インタ
ーフェースの2B+Dチャンネルによって接続されるも
のとする。基本インターフェースによって接続する場
合、先ずDチャンネルを用いて電話番号や制御手順など
の情報を交換し、通信路を設定する。この制御情報を用
いて通信を開始する前に、相手方の電話番号や相手方の
装置がテレビ電話装置であるのか否かを、送信受信双方
の電話機が互いに確認することができる。
【0011】テレビ電話装置から発信を行おうとすると
き、相手と画像を用いた通信を行おうとする場合と、音
声のみを用いた通信を行おうとする場合の2通りがあ
る。本発明によるテレビ電話装置で音声のみを用いた通
信を行おうとする場合には、まずカメラカバー12を閉
じ、従来の電話と同様にハンドセット11を取りダイヤ
ルボタン25を押す。制御部15は位置センサ14を介
してカメラカバー12が閉じられていることを検知し、
音声のみの通信であることを示す制御情報と共に相手方
を呼び出す。従って相手方がテレビ電話装置であるかど
うかに関係無く音声のみによる通信を行う。一方、画像
も用いた通信を行おうとする際には予めカメラカバー1
2を開けてダイヤルボタン25を押す。制御部16はカ
メラカバーが開いていることを検知すると、画像通信で
あることを示す制御情報と共に相手方を呼び出す。相手
方がテレビ電話である場合には画像を用いた通信を開始
し、テレビ電話ではない場合もしくは相互に画像通信が
不可能には、音声のみによる通信を行うモードに設定し
て通話を開始すると共に、ソレノイド13bを駆動して
カメラカバー12を閉じる。以上のようにしてカメラカ
バー12を開閉するという簡単で直感的に分かりやすい
操作により発信時の画像通信のオンオフを制御すること
ができるとともに、相手方に自分側の画像が送られてい
るか否かを瞬時に使用者が判別することができる。
【0012】メモリ17には画像通信を行ったことのあ
る相手の電話番号17aを記憶しておくと共に、この番
号への呼び出しを行う場合にはカメラカバーが閉じられ
ていても画像通信の制御情報を付して呼び出しを行う。
これによって、画像通信のモードであっても通信が開始
された当初はカメラカバーが閉じられているので、自身
の画像が直ちに相手方に送られることが無く、相手方の
通話者を確認した後で画像を送るようにすることができ
る。また、メモリ17aに記憶されていない電話番号に
対して画像による通信を行おうとする際には、ダイヤル
完了後一旦カメラカバー12を閉じるようにしても良
い。これによって、間違った番号に電話を掛けたばあい
でも直ちに自分の画像が相手方に送られるのを防止し、
セキュリティやプライバシーの保護の面で有効である。
【0013】次に着信時の動作について説明する。図4
は本発明の第1の実施例であるテレビ電話装置における
着信時の動作を示すフローチャートである。相手からの
着呼が有ると、まず自分の呼び出し番号がメモリ17の
サブアドレス格納領域17aに記憶されているサブアド
レスと一致するかどうかを確認し(S1)、一致するな
らば画像通信による呼び出しで有るかを判定し(S
2)、判定結果がYesであるならば画像通信のモード
で通信状態に入る(S3)とともにカメラカバーを開く
(S4)。このようにして予め登録しておいたサブアド
レス番号を呼び出すことによって、室内の監視を行うこ
とができる。サブアドレスの登録はサブアドレス設定ス
イッチ27を入れた状態でダイヤルボタンを押すように
する。
【0014】着信時にサブアドレスがメモリ17内に格
納されていると異なる場合またはサブアドレスが一致し
ても画像通信では無い場合には、ハンドセット11が取
り上げられたかどうかを調べ(S5)、取り上げられな
いときには相手からの呼び出しが終了するまで待ち(S
6)、待機状態にもどる。ハンドセット11が取り上げ
られたときには、画像通信であるかどうかを調べ(S
7)、画像通信である場合には画像通信モードで接続を
行い(S8)、相手方の番号がメモリ17に登録されて
いる番号であるかどうかを調べ(S9)、登録されてい
る番号であればカメラカバーを開き(S10)画像通信
のモードに入る。番号がメモリ17に登録されていなけ
ればカメラカバーを閉じる(S11)ようにして、自身
の画像が相手にいきなり送信されるのを防ぐ。相手から
の呼び出しが画像通信を要求するものでなければ、音声
通信モードで通信を開始する(S12)と共に、カメラ
カバー12を閉じるようにする。
【0015】上記の手順により、予め登録しておいたサ
ブアドレス番号を外出先などから呼び出すことによっ
て、留守中の室内監視などを行うことができる一方、誤
ってあるいは故意に他人に室内の様子を見られてしまう
のを防止することができる。サブアドレスは数字40桁
まで指定可能であり、通常のセキュリティ保護の目的に
は十分である。また、相手方から画像通信での接続要求
が有った場合にも直ちに自身の画像を送り出すのではな
く、一旦カメラカバーが閉じられるので相手を確認して
から画像を送るかどうかを決めることができる。画像を
送る場合には手でカメラカバーを開けば良い。さらに特
定の相手方とは確認の手間を省略して直ちに画像伝送を
開始したい場合にはその番号を予めメモリに登録してお
くことによって、ハンドセットを取り上げた後直ちにカ
メラカバーを開き画像による通信を開始する様にもでき
る。メモリへの番号の登録は画像通信番号設定スイッチ
26を押し、ダイヤルボタンで相手の番号を入力して行
う。
【0016】以上説明したように本発明の第1の実施例
であるテレビ電話装置では、外出先などから室内の様子
を監視することができ、しかも不特定の相手からは故意
にもしくは間違って室内の様子を見られることが無い。
また着信時に直ちに自身の画像が贈られることを防止で
きるので、プライバシーやセキュリティ保護に有効なテ
レビ電話装置を提供できる。発信時においては画像通信
を行うか音声のみで通話するかをカメラカバーの開閉と
いう簡潔な操作により切り替えできると共に、通信中に
自身の画像が相手方に送信されているかどうかがカメラ
カバーの開閉状態で判別できるので直感的にわかりやす
いという効果を持つ。
【0017】なお、本発明は本実施例において示される
外観上の構造に制限されるものではない。例えばビデオ
カメラ部分と電話機本体とを別の筐体からなる構造とし
ても良い。あるいは、ハンドセットに変わりスピーカと
マイクとオフフックボタンを別に設けて、いわゆるハン
ズフリー通話を行えるようにしても本発明の効果を何ら
損なうことが無い。また、上記の実施例ではカメラカバ
ーの駆動にソレノイドを用いたが、これを他の手段、例
えばモータとギアの組み合わせ等、に置き換えても良
い。
【0018】カメラカバーの形状に関しても図3に示し
た1枚の板の形状に限るものではなく、2個以上の部分
に分割されていても良い。また、カメラカバーの代わり
にレンズの内側に設けた絞り機構を用いてもセキュリテ
ィやプライバシーの保護の点では本発明の効果を損なう
ものではない。ただしこの場合には絞りを開閉を使用者
が操作するためのスイッチなどの手段と、装置外部から
絞りが開いているか閉じているかおよび画像が送信され
ているか否かを表示するためのインジケータなどが必要
となる。
【0019】次に本発明の第2の実施例であるテレビ電
話装置について説明する。図5は本発明を従来からのア
ナログ電話回線を用いたテレビ電話装置に適用した例で
ある。図5の中で図1と同一の部分には同一の符号を付
与している。図5において図1と異なる部分について説
明する。エンコーダ2a、デコーダ6a、音声コーデッ
ク8aはアナログ電話回線でも画像の伝送ができるよう
にするため、図1に記載された物よりも圧縮時のデータ
ビットレートが遅くなるようにしている。データビット
レートを遅くするためには画像の1秒間あたりの枚数を
減らしたり、画像の解像度や量子かビット数を落とすな
どの手段が用いることができる。モデム41は多重化回
路3の入出力信号をアナログ回線を通じて伝送できるよ
うに変復調する。着信検出回路42は相手方からの呼び
出しが行われたことを制御部15に伝達する。トーン/
パルス検出回路43は相手方から送られてくるダイヤル
トーンもしくはダイヤルパルスを検出して、制御部15
に伝達する。スイッチ44aおよびbは音声通信のモー
ドと画像通信のモードを切り替える。音声通信時にはマ
イクロホン9とスピーカ10を回線に直接接続し、画像
通信の場合にはモデム41を回線に接続すると共にマイ
クロホン9およびスピーカ10を音声コーデック8aに
接続する。アナログ回線の場合にはサブアドレス番号や
制御情報を予め送ることができないので、画像通信を行
うためには回線接続後モデム41がキャリアを発生して
相手方とのデータ通信を確立し、その後制御情報を交換
することによって画像通信が可能であることを確認し合
う。
【0020】図5に示した装置によっても以下のように
外出先からの監視が行える。先ず相手方からの呼び出し
が行われると着信検出回路42が応答し、回線接続を行
う。続いて相手方からダイヤルトーンもしくはダイヤル
パルスによって暗証番号が送られるとダイヤルトーン/
パルス検出回路43がこれを検出し、制御部15に送
る。制御部15は送られてきた暗証番号をメモリ17に
予め登録されている暗証番号17cと比較し、一致した
場合にはスイッチ44aおよびbを切り替え、画像通信
のモードに入ると共に、ソレノイド13aを駆動してカ
メラカバー12を開く。一定時間暗証番号が入力されな
い場合、もしくは送られてきた暗証番号とメモリ17に
登録されている番号17cと一致しない場合には回線を
切断する。以上のようにして図5に示したテレビ電話装
置によっても外出先などからの監視が行うことができ、
また暗証番号によって他人に室内を除かれるのを防ぐこ
とができる。
【0021】発信を行う場合には通信を開始する前にカ
メラカバー12を開くことによって、相手と接続した後
に画像通信の手順を開始し、相手方が画像通信可能であ
れば画像による通信を開始する。また音声による通信を
開始した後、カメラカバー12を開くことにより同様に
画像通信の手順を開始し、相手が可能であれば画像通信
を行う。一方着信時、もしくは音声による通信の途中で
相手方から画像通信を要求する信号が送られてきた場合
には一旦カメラカバー12を閉じ、自身の画像がいきな
り相手方に送られるのを防ぐ。
【0022】以上のようにして図5に示したテレビ電話
装置によってもカメラカバーの開閉という簡潔な操作に
より画像通信モードへの切り替えを行うことができると
ともに、自身の画像が不要に相手方に送られないという
セキュリティおよびプライバシー保護の効果を持つ。
【0023】図6は本発明によるテレビ電話装置の第3
の実施例の構成を示したものである。図6は本発明をI
SDNを用いた監視用の送信専用のテレビ電話装置の構
成を示したものであり、同図中図1と同一の部分には同
一の番号を付けて示した。図6のテレビ電話装置は図1
のテレビ電話装置の構成要素中、画像および音声の受信
にのみ必要な部分を取り除いたものであり、音声エンコ
ーダー8bは音声コーデック8の符号化に必要な部分の
機能だけを持つ。
【0024】図6のテレビ電話装置においても予め登録
されたサブアドレスと受信されるサブアドレスとを比較
することによって、特定のサブアドレスを指定して呼び
出された場合にのみカメラカバーを開き、遠隔地からの
監視に応答することができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればテレ
ビ電話装置を用いて外出先などから室内の様子を監視す
ることができ、しかもその際に誤ってあるいは故意に他
人に室内の様子を覗かれることのないようにプライバシ
ーおよびセキュリティの保護効果を持たせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のテレビ電話装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例のテレビ電話装置の外観
を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例のテレビ電話装置の細部
の構成を示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例のテレビ電話装置の着信
時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例のテレビ電話装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例のテレビ電話装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、 2…エンコーダ、 4…ネットワークインターフェース、 12…カメラカバー(遮蔽手段)、 13a、13b…ソレノイド(駆動手段)、 14…位置センサ、 15…制御部、 17…メモリ、 42…着信検出回路、 43…トーン/パルス検出回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段と、該撮像手段で撮像した画像信
    号を符号化する画像符号化手段とを有し、該画像信号を
    回線を通じて相手に送信するテレビ電話装置において、 撮像手段への画像入力を阻止する遮蔽手段と、該遮蔽手
    段を開閉する駆動手段と、特定の画像通信の手順を実行
    する相手を特定する通信先情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に予め登録された通信先情報と着信時もしく
    は着信後通信開始時に相手側より送られる照合用情報と
    を照合し、該照合結果に従い前記駆動手段を作動させて
    前記遮蔽手段を開閉させ、画像通信あるいは音声による
    通信を開始させる制御手段を設けたことを特徴とするテ
    レビ電話装置。
  2. 【請求項2】着信時に自動接続するための制御手段を備
    え、前記特定の通信手順は、相手側から呼び出しが有っ
    たときに、相手側の照合用情報が予め前記記憶手段に記
    憶されていてかつ相手側から画像通信による接続要求が
    有ったときにのみ前記駆動手段を作動させて前記遮蔽手
    段を開き、回線を自動接続して画像を送信するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のテレビ電話装置。
  3. 【請求項3】着信時に自動接続するための制御手段を備
    え、前記特定の通信手順は、相手側から呼び出しが有っ
    たときに自動着信を行い、相手側の照合用情報が予め前
    記記憶手段に記憶されていてかつ相手側から画像通信に
    よる接続要求が有った場合には前記駆動手段を作動させ
    て前記遮蔽手段を開いて画像の送信を開始し、それ以外
    の場合には回線を画像の送信を行わないことを特徴とす
    る請求項1記載のテレビ電話装置。
  4. 【請求項4】前記特定の通信手順は、相手方から呼び出
    しに手動で接続した後に、呼び出し側の照合用情報が予
    め前記記憶手段に登録されていてかつ相手側から画像通
    信による接続要求が有ったときには前記遮蔽手段を開き
    画像通信を開始し、呼び出し側の照合用情報が予め前記
    記憶手段に登録されておらずかつ相手側から画像通信に
    よる接続要求が有ったときには前記遮蔽手段を閉じて画
    像通信を開始し、相手側から自機の搭載している画像通
    信による通信要求が無い場合には前記遮蔽手段を閉じて
    音声による通信を開始することを特徴とする請求項1記
    載のテレビ電話装置。
  5. 【請求項5】撮像手段と、該撮像手段で撮像した画像信
    号を符号化する画像符号化手段とを有し、該画像信号を
    回線を通じて相手に送信するテレビ電話装置において、 撮像手段への画像入力を阻止する遮蔽手段と、該遮蔽手
    段が開いているか閉じているかを検出する検出手段と、
    画像通信を行う通信先を記憶する記憶手段を設け、発信
    時に遮蔽手段が開いた状態の場合、または、該遮蔽手段
    が閉じられていてかつ通信しようとする相手が前記記憶
    手段に記憶されている場合には画像通信による接続要求
    を相手方に送出し、該遮蔽手段が閉じられていてかつ通
    信しようとする相手先が前記記憶手段に登録されていな
    い場合には音声のみの通信による接続要求を相手方に送
    出することを特徴とするテレビ電話装置。
JP6166541A 1994-07-19 1994-07-19 テレビ電話装置 Pending JPH0832945A (ja)

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