JPH08328878A - プロセス管理方法 - Google Patents

プロセス管理方法

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JPH08328878A
JPH08328878A JP13243895A JP13243895A JPH08328878A JP H08328878 A JPH08328878 A JP H08328878A JP 13243895 A JP13243895 A JP 13243895A JP 13243895 A JP13243895 A JP 13243895A JP H08328878 A JPH08328878 A JP H08328878A
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JP
Japan
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execution
state
priority
word
matrix
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Pending
Application number
JP13243895A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Minami
淳一 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08328878A publication Critical patent/JPH08328878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスのリンク処理の高速化をはかる。 【構成】 メモリ中にグループネクストアドレステーブ
ルを持つ手段と、グループネクストアドレステーブルの
アドレスを示すテーブルアドレスと、第1の実行状態プ
ロセスを実行待機状態行列にリンクするとき、同一優先
順位の最後尾のプロセス状態ワードのネクストアドレス
をグループネクストアドレステーブルに格納し同一優先
順位のプロセス状態ワードグループを生成する手段と、
プロセス状態ワードがグループ化していることを示すフ
ラグをプロセス状態ワード中に持つ手段と、第2の実行
状態プロセスを実行待機状態行列にリンクするとき、第
2の実行状態プロセスと前記プロセス状態ワードグルー
プとの優先順位の比較を行う手段より構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実行状態のプロセスを
実行待機状態行列にリンクするプロセス管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプロセス管理方法は、実
行待機状態行列のどこに実行状態のプロセスをリンクす
るかを決定するため、実行状態のプロセスの優先順位と
実行待機状態行列の各プロセス状態ワードの優先順位を
1つ1つ比較していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプロセ
ス管理方法では、実行待機状態行列中に同じ優先順位の
プロセス状態ワードが複数個存在する場合にも優先順位
の比較を行うので、その分だけ、性能が低下するといっ
た問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセス管理方
法は、実行状態プロセスの優先順位と実行待機状態行列
との優先順位の比較を行い、実行状態プロセスを前記実
行待機状態行列にリンクするプロセス管理方法におい
て、メモリ中にグループネクストアドレステーブルを設
定しておき、第1の実行状態プロセスを前記実行待機状
態行列にリンクする時、同一優先順位の最後尾のプロセ
ス状態ワードのネクストアドレスを前記グループネクス
トアドレステーブルに格納するとともに、同一優先順位
のプロセス状態ワードグループを生成し、同一優先順位
の複数個のプロセス状態ワードについてはグループ化し
ていることを示すフラグをプロセス状態ワード中に設定
し、第2の実行状態プロセスを実行待機状態行列にリン
クするとき、前記第2の実行状態プロセスと前記プロセ
ス状態ワードグループとの優先順位の比較を行い、前記
第2の実行プロセスを前記実行待機状態行列にリンクす
ることを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は、本発明のプロセス管理方法の概要
を示すフローチャートであり、実行状態にあるプロセス
(実行プロセス)を、実行待機状態にあるプロセスの状
態を示すプロセス状態ワードを行列要求とする実行待機
状態行列にリンクするためのものである。
【0007】実行待機状態行列は、各プロセスの優先順
位の順序にプロセス状態ワードをリンクしており、各プ
ロセス状態ワードは、当該プロセスの優先順位と、実行
待機状態行例におけるリンク先を示すネクストアドレス
と、同一優先順位ごとにプロセス状態ワードをグループ
化していることを示すグループフラグとで構成される。
また、メモリには、プロセス状態ワードのネクストアド
レス及び同一優先順位のプロセス状態ワードの最後尾ワ
ードのネクストアドレスを格納するグループネクストア
ドレスが設けられている。
【0008】図2〜図6は、第1の実行プロセスRP1
を実行待機状態行列にリンクする方法を示す図である。
図2において、第1の実行プロセスRP1の優先順位P
R1の値は2であり、プロセス状態ワードPW1には、
優先順位PRIの値が1であるプロセスの情報が格納さ
れており、実行待機状態行列の先頭にリンクされてい
る。続いて、3つのプロセス状態ワードPW21〜PW
23には、優先順位PRIの値が2であるプロセスの情
報が格納されており、実行待機状態行列の2番目、3番
目、4番目にそれぞれリンクされている。最後に、プロ
セス状態ワードPW3には、優先順位PRIの値が3で
あるプロセスの情報が格納されており、実行待機状態行
列の最後尾にあたる5番目にリンクされている。なお、
優先順位PRIは数値が低い程優先順位が高いことを示
す。グループフラグGF1、GF21〜GF23、GF
3はそれぞれプロセス状態ワードPW1、プロセス状態
ワードPW21〜プロセス状態ワードPW23、プロセ
ス状態ワードPW3がそれぞれ同一優先順位でグループ
化されているかどうかを示すフラグであり、値が1の時
有効となる。
【0009】グループネクストアドレステーブルGNA
Tはプロセス状態ワードのネクストアドレス及び、同一
優先順位のプロセス状態ワードの最後尾ワードのネクス
トアドレスを格納する。また、グループネクストアドレ
ステーブルGNATに格納されたネクストアドレスはプ
ロセス状態ワード中のグループフラグが有効の時に参照
される。
【0010】テーブルアドレスTAはグループネクスト
アドレステーブルGNATのアドレスであり、同一優先
順位のプロセス状態ワードが存在する時、インクリメン
トする。
【0011】ネクストアドレスNA1は、あるプロセス
状態ワードに対し次のプロセス状態ワードを指すアドレ
スであり、ネクストアドレスNA1はプロセス状態ワー
ドPW21の先頭を指し、ネクストアドレスNA21は
プロセス状態ワードPW22の先頭を指し、同様にして
連鎖的にプロセス状態ワードPW3の先頭まで指す。
【0012】操作Aは第1の実行プロセスRP1と、優
先順位PRIの値が1であるプロセス状態ワードPW1
との優先順位による比較である(図1のS2)。
【0013】この時、テーブルアドレスTAが示すグル
ープネクストアドレステーブルGNATにネクストアド
レスNA1を格納しておく(図1のS1)。尚、テーブ
ルアドレスTA及びグループフラグGF1は更新しな
い。また実行プロセスRP1の優先順位PRIが低いた
め(S2)、次のプロセス状態ワードPW21〜PW2
3との比較に移る(図1のS6)。
【0014】図3に示す操作Bは、第1の実行プロセス
RP1と優先順位PRIの値が2である3つのプロセス
状態ワードPW21〜PW23との比較である(S
2)。この時テーブルアドレスTAが示すグループネク
ストアドレステーブルGNATにネクストアドレスNA
21〜ネクストアドレスNA23を順次上書きする(S
6,S1)。また、第1の実行プロセスRP1の優先順
位PRIが同じため次のプロセス状態ワードPW3との
比較に移る(S6)。
【0015】また、第1の実行プロセスRP1とプロセ
ス状態ワードPW21〜PW23の優先順位の値が等し
いことから、グループフラグGF21〜GF23を有効
にする(図1のS3〜S5)。
【0016】図4に示す操作Cは、第1の実行プロセス
RP1と優先順位PRIの値が3であるプロセス状態ワ
ードPW3との優先順位による比較である(S2)。こ
の時、同じテーブルアドレスTAが示すグループネクス
トアドレステーブルGNATにネクストアドレスNA3
を上書きする(S1)。尚、グループフラグGF3は更
新しない。この場合の比較では、第1の実行プロセスR
P1の優先順位が高いことが判明するため、次のプロセ
ス状態ワードとの比較を行わず、リンク処理に移る。
【0017】図5に示す操作Dは、第1の実行プロセス
RP1を実行待機状態行列にリンクする操作である。第
1の実行プロセスRP1の優先順位PRIは、上述の比
較の結果、プロセス状態ワードPW23の優先順位PR
Iと等しく、プロセス状態ワードPW3の優先順位PR
Iよりも高いことがわかったので、プロセス状態ワード
PW23とプロセス状態ワードPW3の間にプロセス状
態ワードPW24としてリンクする(図1のS7)。
【0018】図6に示す操作Eは、優先順位PRIの値
が2であるプロセス状態ワードが4個あることになった
ため(図1のS3)、テーブルアドレスTAが示すグル
ープネクストアドレステーブルGNATにおいて、優先
順位PRIの値が2であるプロセス状態ワードの最後尾
にリンクしたプロセス状態ワードPW24のネクストア
ドレスNA24を上書きし優先順位PRIの値が2であ
るプロセス状態ワードグループPWGを生成する。この
時、テーブルアドレスTAに1を加算し、グループフラ
グGF24を有効にする(図1のS4)。
【0019】次に、上述の各操作によるプロセス状態ワ
ードグループPWG生成後、第2の実行プロセスRP2
を実行待機状態行列にリンクする処理に関して、図7〜
図11により説明する。
【0020】図7に示す操作Fは、優先順位PRIの値
が4である第2の実行プロセスRP2と優先順位PRI
の値が1であるプロセス状態ワードPW1との比較であ
る(S2)。この時、テーブルアドレスTAに+1した
アドレスが指すグループネクストアドレステーブルGN
ATにプロセス状態ワードPW1のネクストアドレスN
A1を格納する(S1)。尚、グループフラグGF1は
更新しない。
【0021】図8に示す操作Gは、優先順位PRIの値
が2つのプロセス状態ワードグループPWGとの比較で
ある(S2)。
【0022】この時、テーブルアドレスTAに+1した
アドレスが指すグループネクストアドレステーブルGN
ATにプロセス状態ワードPW21のネクストアドレス
NA21を格納する(S1)。尚、グループフラグGF
21は更新しない。
【0023】また、プロセス状態ワードPW21のグル
ープフラグGF21が有効になっていることからグルー
プネクストアドレステーブルGNTA中のネクストアド
レスNA24を次のプロセス状態ワードとの比較に移
る。
【0024】図9に示す操作Hは、優先順位PRIの値
が3であるプロセス状態ワードPW3との優先順位によ
る比較である(S2)。この時、テーブルアドレスTA
に+1したアドレスが指すグループネクストアドレステ
ーブルGNATにプロセス状態ワードPW3のネクスト
アドレスNA3を上書きする(S1)。尚、グループフ
ラグGF3は更新しない。また、プロセス状態ワードP
W3は実行待機状態行列の最後尾のため、次のプロセス
状態ワードとの比較は行わずリンク処理に移る。
【0025】図10に示す操作Iは、第2の実行プロセ
スRP2を実行待機状態行列にリンクする操作である。
【0026】第2の実行プロセスRP2の優先順位PR
Iはプロセス状態ワードPW3の優先順位PRIよりも
低いことから、プロセス状態ワードPW3の下にプロセ
ス状態ワードPW4としてリンクする。尚、グループフ
ラグGF4は更新しない。
【0027】図11は、以上のすべての操作による実行
待機状態行列の最終結果を示す図である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、実行待機状態行列中の
同じ優先順位のプロセス状態ワードをグループ化し、実
行待機行列中の同じ優先順位のプロセス状態ワードとの
優先順位の比較を効率化させることとしたため、プロセ
スのリンク処理の性能が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示すフローチャートである。
【図2】本発明による処理(主として、第1の実行プロ
セスRP1とプロセス状態ワードPW1との比較)を説
明するための図である。
【図3】本発明による処理(主として、第1の実行プロ
セスRP1と3つのプロセス状態ワードPW21〜PW
23との比較)を説明するための図である。
【図4】本発明による処理(主として、第1の実行プロ
セスRP1とプロセス状態ワードPW3との比較)を説
明するための図である。
【図5】本発明による処理(主として、第1の実行プロ
セスRP1の実行待機状態行列へのリンク)を説明する
ための図である。
【図6】本発明による処理(主として、優先順位PRI
が2であるプロセス状態ワードグループの生成)を説明
するための図である。
【図7】本発明による処理(主として、第2の実行プロ
セスとプロセス状態ワードPW1との比較)を説明する
ための図である。
【図8】本発明による処理(主として、第2の実行プロ
セスと優先順位PRIが2であるプロセス状態ワードグ
ループとの比較)を説明するための図である。
【図9】本発明による処理(第2の実行プロセスとプロ
セス状態ワードPW3との比較)を説明するための図で
ある。
【図10】本発明による処理(第2の実行プロセスの実
行待機状態行列へのリンク)を説明するための図であ
る。
【図11】本発明による以上のすべての処理による実行
待機状態行列の最終結果を示す図である。
【符号の説明】
PW プロセス状態ワード NA ネクストアドレス GF グループフラグ PWG プロセス状態ワードグループ RP1 第1の実行プロセス RP2 第2の実行プロセス PRI 優先順位 TA テーブルアドレス GNTA グループネクストテーブルアドレス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行状態プロセスの優先順位と実行待機
    状態行列との優先順位の比較を行い、実行状態プロセス
    を前記実行待機状態行列にリンクするプロセス管理方法
    において、 メモリ中にグループネクストアドレステーブルを設定し
    ておき、 第1の実行状態プロセスを前記実行待機状態行列にリン
    クする時、同一優先順位の最後尾のプロセス状態ワード
    のネクストアドレスを前記グループネクストアドレステ
    ーブルに格納するとともに、同一優先順位のプロセス状
    態ワードグループを生成し、 同一優先順位の複数個のプロセス状態ワードについては
    グループ化していることを示すフラグをプロセス状態ワ
    ード中に設定し、 第2の実行状態プロセスを実行待機状態行列にリンクす
    るとき、前記第2の実行状態プロセスと前記プロセス状
    態ワードグループとの優先順位の比較を行い、前記第2
    の実行プロセスを前記実行待機状態行列にリンクするこ
    とを特徴とするプロセス管理方法。
JP13243895A 1995-05-30 1995-05-30 プロセス管理方法 Pending JPH08328878A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04199430A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Nec Software Ltd 優先度付き待行列制御方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04199430A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Nec Software Ltd 優先度付き待行列制御方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970715