JPH08328715A - 無人端末装置 - Google Patents
無人端末装置Info
- Publication number
- JPH08328715A JPH08328715A JP7155623A JP15562395A JPH08328715A JP H08328715 A JPH08328715 A JP H08328715A JP 7155623 A JP7155623 A JP 7155623A JP 15562395 A JP15562395 A JP 15562395A JP H08328715 A JPH08328715 A JP H08328715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- help
- terminal device
- processing
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 利用者に適したヘルプ情報を適切なタイミン
グで与えることができる無人端末装置を提供する。 【構成】 利用者が入力操作を行なう入力手段101と、
入力操作に応じた処理を行なう処理手段102と、処理の
結果を利用者に出力する出力手段103とを具備する無人
端末装置において、利用者を映した画像から利用者の状
況を検出する利用者状況検出手段108と、検出した利用
者の状況からヘルプを必要としているかどうかを判断す
るヘルプ必要性判断手段110と、ヘルプ必要性判断手段
がヘルプを必要と判断したときに処理手段の処理状況に
応じたヘルプを出力するヘルプ出力手段104とを設け
る。利用者が入力操作に迷っている状況を、利用者の視
線や表情から的確に判断し、その段階でヘルプ情報を提
供することができる。従って、利用者は誤操作を冒す前
に正しい操作手順を知ることができるので操作効率が向
上する。
グで与えることができる無人端末装置を提供する。 【構成】 利用者が入力操作を行なう入力手段101と、
入力操作に応じた処理を行なう処理手段102と、処理の
結果を利用者に出力する出力手段103とを具備する無人
端末装置において、利用者を映した画像から利用者の状
況を検出する利用者状況検出手段108と、検出した利用
者の状況からヘルプを必要としているかどうかを判断す
るヘルプ必要性判断手段110と、ヘルプ必要性判断手段
がヘルプを必要と判断したときに処理手段の処理状況に
応じたヘルプを出力するヘルプ出力手段104とを設け
る。利用者が入力操作に迷っている状況を、利用者の視
線や表情から的確に判断し、その段階でヘルプ情報を提
供することができる。従って、利用者は誤操作を冒す前
に正しい操作手順を知ることができるので操作効率が向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュディスペン
サーや対話型情報案内装置など、不特定多数の利用者が
操作を行なう無人端末装置に関し、特に、利用者へのヘ
ルプ情報の提示や処理の初期化を適切なタイミングで実
施できるように構成したものである。
サーや対話型情報案内装置など、不特定多数の利用者が
操作を行なう無人端末装置に関し、特に、利用者へのヘ
ルプ情報の提示や処理の初期化を適切なタイミングで実
施できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】この明細書では、利用者が専門の操作者
の助けを借りずに自ら操作する端末装置を無人端末装置
と言い、また、端末装置が利用者に対して操作方法や選
択内容などについて出す指示をヘルプと言う。
の助けを借りずに自ら操作する端末装置を無人端末装置
と言い、また、端末装置が利用者に対して操作方法や選
択内容などについて出す指示をヘルプと言う。
【0003】従来の端末装置では、操作手順が分からな
くなった利用者のためにヘルプ画面を表示して、操作手
順を教える機能を備えたものが作られている。
くなった利用者のためにヘルプ画面を表示して、操作手
順を教える機能を備えたものが作られている。
【0004】例えば特開平3−144819に開示され
た装置は、図15に示すように、利用者が入力操作を行
なう入力部3001と、入力指令を実行する処理部3002と、
処理結果を出力する出力部3003と、ヘルプ情報を出力す
るヘルプ出力部3004とを備えており、利用者が入力部30
01より誤操作を行なうと、処理部3002からヘルプ出力部
3004に、処理部3002の状態を通知するヘルプ出力命令が
出力され、これを受けてヘルプ出力部3004が、処理部30
02の状態に対応したヘルプ情報を出力部3003に出力す
る。
た装置は、図15に示すように、利用者が入力操作を行
なう入力部3001と、入力指令を実行する処理部3002と、
処理結果を出力する出力部3003と、ヘルプ情報を出力す
るヘルプ出力部3004とを備えており、利用者が入力部30
01より誤操作を行なうと、処理部3002からヘルプ出力部
3004に、処理部3002の状態を通知するヘルプ出力命令が
出力され、これを受けてヘルプ出力部3004が、処理部30
02の状態に対応したヘルプ情報を出力部3003に出力す
る。
【0005】また、特開平4−160527の装置は、
図16に示すように、さらに、入力の有無を監視する入
力監視部3105と、入力操作が行なわれていない時間を計
測するタイマー部3106とを具備している。この装置で
は、入力部3101からの入力が、タイマー部3106に予め設
定した時間、行なわれない場合に、入力監視部3105は、
利用者が操作方法が解らず操作を行なえない状態と判断
し、ヘルプ出力部3104に対してヘルプ出力命令を出力す
る。ヘルプ出力部3104は、ヘルプ出力命令を受け取る
と、処理部3102に対して現在の状態を問い合わせ、その
状態に対応したヘルプ情報を出力部3103に出力する。
図16に示すように、さらに、入力の有無を監視する入
力監視部3105と、入力操作が行なわれていない時間を計
測するタイマー部3106とを具備している。この装置で
は、入力部3101からの入力が、タイマー部3106に予め設
定した時間、行なわれない場合に、入力監視部3105は、
利用者が操作方法が解らず操作を行なえない状態と判断
し、ヘルプ出力部3104に対してヘルプ出力命令を出力す
る。ヘルプ出力部3104は、ヘルプ出力命令を受け取る
と、処理部3102に対して現在の状態を問い合わせ、その
状態に対応したヘルプ情報を出力部3103に出力する。
【0006】また、特開平1−244520には、ヘル
プ情報として、処理部の状態に対応したヘルプデータを
選択して出力することが示されている。
プ情報として、処理部の状態に対応したヘルプデータを
選択して出力することが示されている。
【0007】また、図17に示すように、利用者が入力
部3201からの操作を中断した場合に、入力の有無を監視
する入力監視部3203がタイマー部3204を使って時間を計
測し、予め設定した時間が経過しても入力がない場合
に、処理部3202の処理を初期化する装置が知られてい
る。
部3201からの操作を中断した場合に、入力の有無を監視
する入力監視部3203がタイマー部3204を使って時間を計
測し、予め設定した時間が経過しても入力がない場合
に、処理部3202の処理を初期化する装置が知られてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の構成を無人端末装置に適用しようとすると、次のよう
な問題がある。
の構成を無人端末装置に適用しようとすると、次のよう
な問題がある。
【0009】第1に、利用者が誤操作を行なった後にヘ
ルプ情報を表示する方式では、誤操作を未然に防ぐこと
ができず、利用者は誤操作後に再度正しい操作をやり直
す必要が有るため操作効率が悪い。
ルプ情報を表示する方式では、誤操作を未然に防ぐこと
ができず、利用者は誤操作後に再度正しい操作をやり直
す必要が有るため操作効率が悪い。
【0010】第2に、入力を監視し予め設定した時間内
に入力がない場合に自動的にヘルプ情報を出力する方式
では、無人端末装置の利用者が、装置に表示された情報
を継続して見ていてヘルプを必要としないときにも、ヘ
ルプ情報が出力される虞れがある。
に入力がない場合に自動的にヘルプ情報を出力する方式
では、無人端末装置の利用者が、装置に表示された情報
を継続して見ていてヘルプを必要としないときにも、ヘ
ルプ情報が出力される虞れがある。
【0011】第3に、従来の方式では、平均的なユーザ
を想定した表現方法でヘルプ情報を表示しているため、
無人端末装置の幅広い利用者の全てを満足させる、分か
り易い表現とはなっていない。例えば、ある人にとって
は表示される字が小さかったり、また、言葉の表現が難
しかったりする。
を想定した表現方法でヘルプ情報を表示しているため、
無人端末装置の幅広い利用者の全てを満足させる、分か
り易い表現とはなっていない。例えば、ある人にとって
は表示される字が小さかったり、また、言葉の表現が難
しかったりする。
【0012】第4に、設定時間内に入力がない場合に自
動的に処理部の処理を初期化する方式では、利用者が出
力された情報を見ている状態にも拘わらず、処理部の初
期化が行なわれる場合がある。
動的に処理部の処理を初期化する方式では、利用者が出
力された情報を見ている状態にも拘わらず、処理部の初
期化が行なわれる場合がある。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、利用者に適したヘルプ情報を適切なタイ
ミングで与えることができ、また、適切なタイミングで
処理の初期化を行なうことができる無人端末装置を提供
することを目的としている。
るものであり、利用者に適したヘルプ情報を適切なタイ
ミングで与えることができ、また、適切なタイミングで
処理の初期化を行なうことができる無人端末装置を提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、利
用者が入力操作を行なう入力手段と、入力操作に応じた
処理を行なう処理手段と、処理の結果を利用者に出力す
る出力手段とを具備する無人端末装置において、利用者
を映した画像から利用者の状況を検出する利用者状況検
出手段と、検出した利用者の状況からヘルプを必要とし
ているかどうかを判断するヘルプ必要性判断手段と、ヘ
ルプ必要性判断手段がヘルプを必要と判断したときに処
理手段の処理状況に応じたヘルプを出力するヘルプ出力
手段とを設けている。
用者が入力操作を行なう入力手段と、入力操作に応じた
処理を行なう処理手段と、処理の結果を利用者に出力す
る出力手段とを具備する無人端末装置において、利用者
を映した画像から利用者の状況を検出する利用者状況検
出手段と、検出した利用者の状況からヘルプを必要とし
ているかどうかを判断するヘルプ必要性判断手段と、ヘ
ルプ必要性判断手段がヘルプを必要と判断したときに処
理手段の処理状況に応じたヘルプを出力するヘルプ出力
手段とを設けている。
【0015】また、利用者状況検出手段が、利用者の視
線の動きのパターンまたは利用者の表情から利用者の状
況を検出している。
線の動きのパターンまたは利用者の表情から利用者の状
況を検出している。
【0016】また、利用者の個人情報を入力する個人情
報入力手段と、入力された個人情報に適合するヘルプの
表現方法を指示する個人情報解析手段と、この個人情報
解析手段から指示されたヘルプの表示方法でヘルプを出
力するヘルプ出力手段とを設けている。
報入力手段と、入力された個人情報に適合するヘルプの
表現方法を指示する個人情報解析手段と、この個人情報
解析手段から指示されたヘルプの表示方法でヘルプを出
力するヘルプ出力手段とを設けている。
【0017】また、端末装置の前における利用者の有無
を検出する検出手段と、検出手段が利用者の居ないこと
を検出してから一定時間経過後に処理手段に対して処理
の初期化を指令するタイマー手段とを設けている。
を検出する検出手段と、検出手段が利用者の居ないこと
を検出してから一定時間経過後に処理手段に対して処理
の初期化を指令するタイマー手段とを設けている。
【0018】また、この検出手段が、端末装置の前を映
す画像、加圧センサーまたは赤外線センサーによって利
用者の有無を検出している。
す画像、加圧センサーまたは赤外線センサーによって利
用者の有無を検出している。
【0019】
【作用】そのため、利用者が入力操作に迷っている状況
を、利用者の視線や表情から的確に判断し、その段階で
ヘルプ情報を提供することができる。従って、利用者は
誤操作を冒す前に正しい操作手順を知ることができるの
で操作効率が向上する。また、利用者の個人情報を入力
する装置では、例えば、高齢者の利用者に対して表示フ
ォントを大きくしたり、出力音声レベルを高めるなど、
利用者に適する表現形態でヘルプ情報を出力することが
できる。
を、利用者の視線や表情から的確に判断し、その段階で
ヘルプ情報を提供することができる。従って、利用者は
誤操作を冒す前に正しい操作手順を知ることができるの
で操作効率が向上する。また、利用者の個人情報を入力
する装置では、例えば、高齢者の利用者に対して表示フ
ォントを大きくしたり、出力音声レベルを高めるなど、
利用者に適する表現形態でヘルプ情報を出力することが
できる。
【0020】また、端末装置の前に位置する利用者を映
像や、加圧センサー、赤外線センサーで検出する無人端
末装置では、利用者が端末装置の前を離れて暫く経って
から処理の初期化が行なわれる。従って、利用者が入力
操作を中断して表示された情報を見入っているときに処
理が初期化されてしまう、といった誤動作を防止するこ
とができる。
像や、加圧センサー、赤外線センサーで検出する無人端
末装置では、利用者が端末装置の前を離れて暫く経って
から処理の初期化が行なわれる。従って、利用者が入力
操作を中断して表示された情報を見入っているときに処
理が初期化されてしまう、といった誤動作を防止するこ
とができる。
【0021】
(第1実施例)本発明の第1実施例における無人端末装
置は、図1に示すように、利用者が操作情報を入力する
入力部101と、入力された操作情報に応じて予め決めら
れた処理を行なう処理部102と、処理部102の処理結果を
利用者に出力する出力部103と、ヘルプ情報を出力する
ヘルプ出力部と、利用者の視線を検出する利用者状況検
出部と、利用者の視線からヘルプを必要としているかど
うかを判断するヘルプ必要性判断部とから成り、ヘルプ
出力部は、処理部102の処理状態に対応したヘルプ処理
を行なうヘルプ処理部104と、ヘルプのデータを格納す
るヘルプデータベース部105とを具備し、利用者状況検
出部は、利用者の状態を画像として取り込む画像入力部
106と、画像入力部106の出力する画像データから利用者
の視線を検出する視線検出部107と、視線検出部107の出
力する視線データから視線の動きを検出する視線動作検
出部108とを具備し、また、ヘルプ必要性判断部は、視
線の動きのパターンデータに対応する利用者の状態のデ
ータを格納した視線動作パターンデータベース109と、
検出された視線動作パターンデータと視線動作パターン
データベース109とを照合して利用者がヘルプを必要と
しているかどうかを判断し、ヘルプが必要と判断したと
きにヘルプ処理部104に対してヘルプ出力命令を出す判
断部110とを具備している。
置は、図1に示すように、利用者が操作情報を入力する
入力部101と、入力された操作情報に応じて予め決めら
れた処理を行なう処理部102と、処理部102の処理結果を
利用者に出力する出力部103と、ヘルプ情報を出力する
ヘルプ出力部と、利用者の視線を検出する利用者状況検
出部と、利用者の視線からヘルプを必要としているかど
うかを判断するヘルプ必要性判断部とから成り、ヘルプ
出力部は、処理部102の処理状態に対応したヘルプ処理
を行なうヘルプ処理部104と、ヘルプのデータを格納す
るヘルプデータベース部105とを具備し、利用者状況検
出部は、利用者の状態を画像として取り込む画像入力部
106と、画像入力部106の出力する画像データから利用者
の視線を検出する視線検出部107と、視線検出部107の出
力する視線データから視線の動きを検出する視線動作検
出部108とを具備し、また、ヘルプ必要性判断部は、視
線の動きのパターンデータに対応する利用者の状態のデ
ータを格納した視線動作パターンデータベース109と、
検出された視線動作パターンデータと視線動作パターン
データベース109とを照合して利用者がヘルプを必要と
しているかどうかを判断し、ヘルプが必要と判断したと
きにヘルプ処理部104に対してヘルプ出力命令を出す判
断部110とを具備している。
【0022】この無人端末装置では、画像入力部106が
利用者の状態を画像として取込み、視線検出部107に対
して画像データを出力する。視線検出部107は、画像入
力部106から受取った画像データの画像処理を行ない、
利用者の視線を検出して視線動作検出部108に視線デー
タを出力する。視線データとは、利用者がどこを見てい
るかという情報を指す。視線動作検出部108は、視線検
出部107より受取った視線データから視線動作パターン
を検出し、判断部110に対して視線動作パターンデータ
を出力する。視線動作パターンとは、視線データを予め
決められた時間追跡し、その間、視線がどのように動い
たかを示すデータを指す。判断部110は、視線動作検出
部108から出力された視線動作パターンデータと、視線
動作パターンデータベース部109に蓄積された視線動作
パターンデータと、処理部102から出力された処理部の
状態とを照合し、ヘルプを必要とするかどうかを判断す
る。この視線動作パターンデータベースの内容、及び判
断部110における処理の流れについては後述する。
利用者の状態を画像として取込み、視線検出部107に対
して画像データを出力する。視線検出部107は、画像入
力部106から受取った画像データの画像処理を行ない、
利用者の視線を検出して視線動作検出部108に視線デー
タを出力する。視線データとは、利用者がどこを見てい
るかという情報を指す。視線動作検出部108は、視線検
出部107より受取った視線データから視線動作パターン
を検出し、判断部110に対して視線動作パターンデータ
を出力する。視線動作パターンとは、視線データを予め
決められた時間追跡し、その間、視線がどのように動い
たかを示すデータを指す。判断部110は、視線動作検出
部108から出力された視線動作パターンデータと、視線
動作パターンデータベース部109に蓄積された視線動作
パターンデータと、処理部102から出力された処理部の
状態とを照合し、ヘルプを必要とするかどうかを判断す
る。この視線動作パターンデータベースの内容、及び判
断部110における処理の流れについては後述する。
【0023】判断部110は、照合の結果、ヘルプを必要
とすると判断したとき、ヘルプ処理部104にヘルプ出力
命令を出力する。ヘルプ出力命令を受取ったヘルプ処理
部104は、処理部102から受取った処理部102の状態に応
じたヘルプデータをヘルプデータベース部105より選択
し、出力部103に対して出力する。利用者は、出力され
たヘルプ情報を見て、その後の入力操作を進めることが
できる。
とすると判断したとき、ヘルプ処理部104にヘルプ出力
命令を出力する。ヘルプ出力命令を受取ったヘルプ処理
部104は、処理部102から受取った処理部102の状態に応
じたヘルプデータをヘルプデータベース部105より選択
し、出力部103に対して出力する。利用者は、出力され
たヘルプ情報を見て、その後の入力操作を進めることが
できる。
【0024】視線動作パターンデータベース部109に
は、視線の動きのパターンと利用者の状態とを対応付け
た視線動作パターンデータベースが格納されている。こ
の視線動作パターンデータベースのテーブルの一例を図
2に示している。例えば、利用者の視線が一定時間以上
定まらずさまよっていて且つ処理部102の状態が入力画
面の場合には、利用者の状態は端末の利用方法が解らず
にいると判断しヘルプが必要であると関連づける。
は、視線の動きのパターンと利用者の状態とを対応付け
た視線動作パターンデータベースが格納されている。こ
の視線動作パターンデータベースのテーブルの一例を図
2に示している。例えば、利用者の視線が一定時間以上
定まらずさまよっていて且つ処理部102の状態が入力画
面の場合には、利用者の状態は端末の利用方法が解らず
にいると判断しヘルプが必要であると関連づける。
【0025】判断部110は、この視線動作パターンデー
タベースを用いて、図3の手順によりヘルプの必要性を
判断する。
タベースを用いて、図3の手順によりヘルプの必要性を
判断する。
【0026】ステップ1:判断部110は、視線動作検出
部108から視線動作パターンデータが入力すると、処理
部102から処理部の状態のデータを取得し、 ステップ2:これらのデータを検索キーとして視線動作
パターンデータベースの検索を行ない、 ステップ3:利用者の状態が、視線動作パターンデータ
ベースで規定するヘルプを必要とする状態に該当してい
るかどうかを判定する。ヘルプを必要とする状態に該当
するときは、 ステップ4:ヘルプ処理部104に対してヘルプ出力命令
を出力して、判断部110の処理を終了する。また、ステ
ップ3において、ヘルプを必要としてない状態であると
きは、そのまま判断部110の処理を終了する。
部108から視線動作パターンデータが入力すると、処理
部102から処理部の状態のデータを取得し、 ステップ2:これらのデータを検索キーとして視線動作
パターンデータベースの検索を行ない、 ステップ3:利用者の状態が、視線動作パターンデータ
ベースで規定するヘルプを必要とする状態に該当してい
るかどうかを判定する。ヘルプを必要とする状態に該当
するときは、 ステップ4:ヘルプ処理部104に対してヘルプ出力命令
を出力して、判断部110の処理を終了する。また、ステ
ップ3において、ヘルプを必要としてない状態であると
きは、そのまま判断部110の処理を終了する。
【0027】このように、第1実施例の無人端末装置で
は、利用者の視線の動きに基づいて利用者の状態を無人
端末側で検知し、利用者がヘルプを必要としているとき
に、適切なタイミングでヘルプ情報を出力する。従っ
て、利用者の利用効率を向上させることができる。
は、利用者の視線の動きに基づいて利用者の状態を無人
端末側で検知し、利用者がヘルプを必要としているとき
に、適切なタイミングでヘルプ情報を出力する。従っ
て、利用者の利用効率を向上させることができる。
【0028】(第2実施例)第2実施例の無人端末装置
は、利用者の表情から利用者がヘルプを必要としている
かどうかを判断する。この装置は、図4に示すように、
利用者状態検出部には、画像データから利用者の表情を
検出する表情検出部407を具備し、また、ヘルプ必要性
判断部には、表情のパターンに対応させて利用者の状態
のデータを格納した表情パターンデータベース408を具
備している。その他の構成は第1実施例の装置(図1)
と変わりがない。
は、利用者の表情から利用者がヘルプを必要としている
かどうかを判断する。この装置は、図4に示すように、
利用者状態検出部には、画像データから利用者の表情を
検出する表情検出部407を具備し、また、ヘルプ必要性
判断部には、表情のパターンに対応させて利用者の状態
のデータを格納した表情パターンデータベース408を具
備している。その他の構成は第1実施例の装置(図1)
と変わりがない。
【0029】この装置では、表情検出部407が、画像入
力部406から受取った画像データの画像処理を行ない、
利用者の表情を検出して、判断部409に表情パターンデ
ータを出力する。この表情を検出するために、表情検出
部407は、入力された利用者の顔の画像データをワイヤ
ーフレーム化し、顔の表情を構成する要素を抽出して表
情検出部407の持つ表情のサンプルと照合し、最も近い
表情パターンを表すサンプルのデータを表情パターンデ
ータとして出力する。
力部406から受取った画像データの画像処理を行ない、
利用者の表情を検出して、判断部409に表情パターンデ
ータを出力する。この表情を検出するために、表情検出
部407は、入力された利用者の顔の画像データをワイヤ
ーフレーム化し、顔の表情を構成する要素を抽出して表
情検出部407の持つ表情のサンプルと照合し、最も近い
表情パターンを表すサンプルのデータを表情パターンデ
ータとして出力する。
【0030】判断部409は、表情検出部408から出力され
た表情パターンデータと表情パターンデータベース部40
8に蓄積された表情パターンデータと処理部402から出力
された処理部402の状態とを照合して、利用者がヘルプ
を必要としていると判断したときは、ヘルプ処理部404
にヘルプ出力命令を出力する。
た表情パターンデータと表情パターンデータベース部40
8に蓄積された表情パターンデータと処理部402から出力
された処理部402の状態とを照合して、利用者がヘルプ
を必要としていると判断したときは、ヘルプ処理部404
にヘルプ出力命令を出力する。
【0031】表情パターンデータベースには、図5に示
すように、表情のパターンに対応した利用者の状態が格
納されている。例えば、利用者が困惑した表情をしてお
り、且つ、処理部402の状態が入力画面の場合には、利
用者は端末の利用方法が解らない状態にいると判断し、
ヘルプが必要であると関連づける。図6には、判断部40
9におけるヘルプの出力判断の手順を示しているが、こ
の手順は、図3の手順と実質的に同じである。
すように、表情のパターンに対応した利用者の状態が格
納されている。例えば、利用者が困惑した表情をしてお
り、且つ、処理部402の状態が入力画面の場合には、利
用者は端末の利用方法が解らない状態にいると判断し、
ヘルプが必要であると関連づける。図6には、判断部40
9におけるヘルプの出力判断の手順を示しているが、こ
の手順は、図3の手順と実質的に同じである。
【0032】(第3実施例)第3実施例の無人端末装置
は、利用者個々人に適する形態でヘルプ情報を表示する
ことができる。この装置は、図7に示すように、入力部
701、処理部702、出力部703、並びに、ヘルプ出力部を
構成するヘルプ処理部704及びヘルプデータベース部705
の他に、利用者の個人情報を入力する個人情報入力部70
6と、入力された個人情報を解析する個人情報解析部707
とを備えている。
は、利用者個々人に適する形態でヘルプ情報を表示する
ことができる。この装置は、図7に示すように、入力部
701、処理部702、出力部703、並びに、ヘルプ出力部を
構成するヘルプ処理部704及びヘルプデータベース部705
の他に、利用者の個人情報を入力する個人情報入力部70
6と、入力された個人情報を解析する個人情報解析部707
とを備えている。
【0033】この装置では、利用者が利用を始めるとき
に自分の個人情報を記憶したICカードなどを個人情報
入力部706に接続する。個人情報入力部706は、この個人
情報を読み出し、個人情報解析部707に出力する。個人
情報とは、年齢、性別、利用頻度、前回どこまで利用し
たのか、あるいは、視力が衰えている、見えない、耳が
遠いなどの個人制限事項を指す。
に自分の個人情報を記憶したICカードなどを個人情報
入力部706に接続する。個人情報入力部706は、この個人
情報を読み出し、個人情報解析部707に出力する。個人
情報とは、年齢、性別、利用頻度、前回どこまで利用し
たのか、あるいは、視力が衰えている、見えない、耳が
遠いなどの個人制限事項を指す。
【0034】個人情報解析部707は、図8に示すよう
に、個人情報とヘルプ表現方法との対応テーブルを備え
ており、個人情報入力部706から入力した個人情報を解
析し、その個人情報に対応するヘルプ表現方法情報をテ
ーブルから求めてヘルプ処理部704に出力する。
に、個人情報とヘルプ表現方法との対応テーブルを備え
ており、個人情報入力部706から入力した個人情報を解
析し、その個人情報に対応するヘルプ表現方法情報をテ
ーブルから求めてヘルプ処理部704に出力する。
【0035】利用者が入力部701から入力操作を行なう
と、処理部702は入力された操作情報に対応する処理を
実行する。利用者が入力操作の過程で入力部701からヘ
ルプを要求すると、この要求は、ヘルプ処理部704と処
理部702とに入力し、処理部702は、ヘルプ処理部704に
対して処理部702の処理状態を出力する。
と、処理部702は入力された操作情報に対応する処理を
実行する。利用者が入力操作の過程で入力部701からヘ
ルプを要求すると、この要求は、ヘルプ処理部704と処
理部702とに入力し、処理部702は、ヘルプ処理部704に
対して処理部702の処理状態を出力する。
【0036】これを受けて、ヘルプ処理部704は、処理
部702の処理状態に対応する内容を持ち、且つ、個人情
報解析部707より出力されたヘルプ表現方法情報に対応
するヘルプデータをヘルプデータベース部705より検索
し、出力部703に対して、前記ヘルプ表現方法情報に対
応する表現で出力する。
部702の処理状態に対応する内容を持ち、且つ、個人情
報解析部707より出力されたヘルプ表現方法情報に対応
するヘルプデータをヘルプデータベース部705より検索
し、出力部703に対して、前記ヘルプ表現方法情報に対
応する表現で出力する。
【0037】例えば、利用者が高齢者の場合、個人情報
解析部707は、図8のテーブルに基づいて、「フォント
を大きくして見やすくする」「音声を大きくして聞き取
りやすくする」「難しい語句を減らして分かり易くす
る」ことを意味するヘルプ表現方法情報をヘルプ処理部
704に出力し、ヘルプ処理部704は、処理部702の処理状
態に対応する内容のヘルプデータであって、難しい語句
を減らして分かり易く表現されたデータをヘルプデータ
ベース部705から検索する。そして、検出したヘルプデ
ータを、見やすいように表示フォントを大きくして、ま
た、聞き取り易いように音声帯域のボリュームを上げて
出力されるように出力部703に送る。
解析部707は、図8のテーブルに基づいて、「フォント
を大きくして見やすくする」「音声を大きくして聞き取
りやすくする」「難しい語句を減らして分かり易くす
る」ことを意味するヘルプ表現方法情報をヘルプ処理部
704に出力し、ヘルプ処理部704は、処理部702の処理状
態に対応する内容のヘルプデータであって、難しい語句
を減らして分かり易く表現されたデータをヘルプデータ
ベース部705から検索する。そして、検出したヘルプデ
ータを、見やすいように表示フォントを大きくして、ま
た、聞き取り易いように音声帯域のボリュームを上げて
出力されるように出力部703に送る。
【0038】このように、第3実施例の無人端末装置で
は、利用者個々人に適した表示方法でヘルプ情報を出力
することができるので、利用者の利用効率、理解率を向
上させることができる。
は、利用者個々人に適した表示方法でヘルプ情報を出力
することができるので、利用者の利用効率、理解率を向
上させることができる。
【0039】(第4実施例)第4実施例の無人端末装置
は、利用者が入力操作を中断したときに、適切なタイミ
ングで処理の初期化を実行する。この装置は、図9に示
すように、利用者が操作情報を入力する入力部1001と、
入力された操作情報に応じて処理を行なう処理部1002
と、処理部1002の処理結果を出力する出力部1003と、利
用者の状況を監視する画像入力部1004と、画像入力部10
04からの情報を基に端末の前に人が存在するかどうかを
検出する人検出部1005と、端末の前を利用者が離れてか
らの時間を計測し、一定時間経過後に処理部1002に対し
て処理の初期化を指令するタイマー部1006とを備えてい
る。
は、利用者が入力操作を中断したときに、適切なタイミ
ングで処理の初期化を実行する。この装置は、図9に示
すように、利用者が操作情報を入力する入力部1001と、
入力された操作情報に応じて処理を行なう処理部1002
と、処理部1002の処理結果を出力する出力部1003と、利
用者の状況を監視する画像入力部1004と、画像入力部10
04からの情報を基に端末の前に人が存在するかどうかを
検出する人検出部1005と、端末の前を利用者が離れてか
らの時間を計測し、一定時間経過後に処理部1002に対し
て処理の初期化を指令するタイマー部1006とを備えてい
る。
【0040】この装置では、画像入力部1004が利用者の
状態を画像として取り込み、人検出部1005にその画像デ
ータを出力する。人検出部1005は、画像データの処理を
行ない、端末の前に利用者が存在するかしないかを検出
し、その利用者有無データをタイマー部1006に出力す
る。タイマー部1006は、入力する利用者有無データが利
用者の不存在を示している場合に、タイマーをスタート
し、予め決められた時間、利用者が存在するというデー
タが入力しなかったとき、つまり利用者が端末の前に戻
ってこなかった場合に、その旨を処理部1002に伝え、処
理部1002は、これを受けて、それまでの処理を初期化す
る。
状態を画像として取り込み、人検出部1005にその画像デ
ータを出力する。人検出部1005は、画像データの処理を
行ない、端末の前に利用者が存在するかしないかを検出
し、その利用者有無データをタイマー部1006に出力す
る。タイマー部1006は、入力する利用者有無データが利
用者の不存在を示している場合に、タイマーをスタート
し、予め決められた時間、利用者が存在するというデー
タが入力しなかったとき、つまり利用者が端末の前に戻
ってこなかった場合に、その旨を処理部1002に伝え、処
理部1002は、これを受けて、それまでの処理を初期化す
る。
【0041】こうすることにより、利用者が操作を一時
中断している途中で、利用者の意志に反して、処理部10
02の処理が初期化される誤動作を防ぐことができる。
中断している途中で、利用者の意志に反して、処理部10
02の処理が初期化される誤動作を防ぐことができる。
【0042】この装置における動作手順を図10に示し
ている。
ている。
【0043】ステップ1:タイマー部1006は、人検出部
1005より利用者有無データが入力すると、 ステップ2:そのデータが利用者の存在を示しているか
どうかを調べ、利用者が存在しているときは、 ステップ3:タイマーを初期化して、次の利用者有無デ
ータの入力を待つ。
1005より利用者有無データが入力すると、 ステップ2:そのデータが利用者の存在を示しているか
どうかを調べ、利用者が存在しているときは、 ステップ3:タイマーを初期化して、次の利用者有無デ
ータの入力を待つ。
【0044】ステップ2において、利用者有無データが
利用者のいないことを表している場合は、 ステップ4:タイマーが作動していないときは、 ステップ5:タイマーをスタートさせる。
利用者のいないことを表している場合は、 ステップ4:タイマーが作動していないときは、 ステップ5:タイマーをスタートさせる。
【0045】ステップ6:タイマーの作動が続き、予め
決められた時間を超えたときは、 ステップ7:タイマー部1006から処理部1002に初期化命
令を出力する。
決められた時間を超えたときは、 ステップ7:タイマー部1006から処理部1002に初期化命
令を出力する。
【0046】このように、第4実施例の無人端末装置で
は、入力操作が中断したままであっても、利用者が端末
の前から離れなければ、処理の初期化を行なわない。様
々な人が利用する無人端末装置では、操作に不慣れな利
用者が入力操作の手を休めて表示された情報を見入って
いる場合があるが、こうしたときにも、誤動作でそれま
での処理を初期化してしまう事態を防ぐことができる。
は、入力操作が中断したままであっても、利用者が端末
の前から離れなければ、処理の初期化を行なわない。様
々な人が利用する無人端末装置では、操作に不慣れな利
用者が入力操作の手を休めて表示された情報を見入って
いる場合があるが、こうしたときにも、誤動作でそれま
での処理を初期化してしまう事態を防ぐことができる。
【0047】(第5実施例)第5実施例の無人端末装置
は、図11に示すように、装置の前に利用者が居るか居
ないかを加圧センサー部1204で検知している。その他の
構成は、第4実施例の装置(図9)と変わりがない。加
圧センサーは、例えば端末装置の前に敷かれ、入力操作
を行なう利用者がそこに乗ると、それを検知して、利用
者の存在を知らせる利用者有無データをタイマー部1205
に出力し、また、利用者が端末装置の前から離れると、
利用者の不存在を知らせる利用者有無データをタイマー
部1205に出力する。その他の動作は第4実施例の装置と
同じである。
は、図11に示すように、装置の前に利用者が居るか居
ないかを加圧センサー部1204で検知している。その他の
構成は、第4実施例の装置(図9)と変わりがない。加
圧センサーは、例えば端末装置の前に敷かれ、入力操作
を行なう利用者がそこに乗ると、それを検知して、利用
者の存在を知らせる利用者有無データをタイマー部1205
に出力し、また、利用者が端末装置の前から離れると、
利用者の不存在を知らせる利用者有無データをタイマー
部1205に出力する。その他の動作は第4実施例の装置と
同じである。
【0048】この装置の動作手順を図12に示している
が、この手順は、第4実施例の場合(図10)と実質的
に同じである。
が、この手順は、第4実施例の場合(図10)と実質的
に同じである。
【0049】(第6実施例)第6実施例の無人端末装置
は、図13に示すように、装置の前に居る利用者を赤外
線センサー部1404で検知している。その他の構成は第4
実施例の装置(図9)と変わりがない。赤外線センサー
は、端末装置の前に利用者が立つと、利用者から発せら
れる赤外線を検知して、入力操作を行なう利用者の存在
を検出し、それを知らせる利用者有無データをタイマー
部1405に出力する。また、利用者が端末装置の前から離
れると、利用者の不存在を知らせる利用者有無データを
タイマー部1405に出力する。その他の動作は第4実施例
の装置と同じである。
は、図13に示すように、装置の前に居る利用者を赤外
線センサー部1404で検知している。その他の構成は第4
実施例の装置(図9)と変わりがない。赤外線センサー
は、端末装置の前に利用者が立つと、利用者から発せら
れる赤外線を検知して、入力操作を行なう利用者の存在
を検出し、それを知らせる利用者有無データをタイマー
部1405に出力する。また、利用者が端末装置の前から離
れると、利用者の不存在を知らせる利用者有無データを
タイマー部1405に出力する。その他の動作は第4実施例
の装置と同じである。
【0050】この装置の動作手順を図14に示している
が、この手順は、第4実施例の場合(図10)と実質的
に同じである。
が、この手順は、第4実施例の場合(図10)と実質的
に同じである。
【0051】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の無人端末装置は、利用者がヘルプ情報を必
要としているかどうかを利用者の視線や表情から的確に
判断し、必要としている場合に自動的にヘルプ情報を出
力することができる。
に、本発明の無人端末装置は、利用者がヘルプ情報を必
要としているかどうかを利用者の視線や表情から的確に
判断し、必要としている場合に自動的にヘルプ情報を出
力することができる。
【0052】また、利用者の個人情報の入力が可能な装
置では、利用者に適する表示形態でヘルプ情報を表示す
ることができる。
置では、利用者に適する表示形態でヘルプ情報を表示す
ることができる。
【0053】また、操作位置にいる利用者を画像や、加
圧センサー、赤外線センサーで検出する装置では、利用
者が入力操作の手を休めて表示画面に見入っているよう
なときに、処理を初期化してしまう誤動作を防ぐことが
できる。
圧センサー、赤外線センサーで検出する装置では、利用
者が入力操作の手を休めて表示画面に見入っているよう
なときに、処理を初期化してしまう誤動作を防ぐことが
できる。
【図1】本発明の第1実施例における無人端末装置の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図2】第1実施例の無人端末装置における視線動作パ
ターンデータベースの例、
ターンデータベースの例、
【図3】第1実施例の無人端末装置の動作手順を示すフ
ローチャート、
ローチャート、
【図4】本発明の第2実施例における無人端末装置の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図5】第2実施例の無人端末装置における表情パター
ンデータベースの例、
ンデータベースの例、
【図6】第2実施例の無人端末装置の動作手順を示すフ
ローチャート、
ローチャート、
【図7】本発明の第3実施例における無人端末装置の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図8】第3実施例の無人端末装置における個人情報と
ヘルプ表現方法情報との対応テーブル例、
ヘルプ表現方法情報との対応テーブル例、
【図9】本発明の第4実施例における無人端末装置の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図10】第4実施例の無人端末装置の動作手順を示す
フローチャート、
フローチャート、
【図11】本発明の第5実施例における無人端末装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図12】第5実施例の無人端末装置の動作手順を示す
フローチャート、
フローチャート、
【図13】本発明の第6実施例における無人端末装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図14】第6実施例の無人端末装置の動作手順を示す
フローチャート、
フローチャート、
【図15】従来の無人端末装置の構成を示すブロック
図、
図、
【図16】従来の他の無人端末装置の構成を示すブロッ
ク図、
ク図、
【図17】従来の第3の無人端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
101、401、701、1001、1201、1401、3001、3101、3201
入力部 102、402、702、1002、1202、1402、3002、3102、3202
処理部 103、403、703、1003、1203、1403、3003、3103 出力
部 104、404、704 ヘルプ処理部 105、404、705 ヘルプデータベース部 106、406、1004 画像入力部 107 視線検出部 108 視線動作検出部 109 視線動作パターンデータベース部 110、409 判断部 407 表情検出部 408 表情パターンデータベース 706 個人情報入力部 707 個人情報解析部 1005 人検出部 1204 加圧センサー部 1404 赤外線センサー部 1006、1205、1405、3106、3204 タイマー部 3004、3104 ヘルプ出力部 3203、3105 入力監視部
入力部 102、402、702、1002、1202、1402、3002、3102、3202
処理部 103、403、703、1003、1203、1403、3003、3103 出力
部 104、404、704 ヘルプ処理部 105、404、705 ヘルプデータベース部 106、406、1004 画像入力部 107 視線検出部 108 視線動作検出部 109 視線動作パターンデータベース部 110、409 判断部 407 表情検出部 408 表情パターンデータベース 706 個人情報入力部 707 個人情報解析部 1005 人検出部 1204 加圧センサー部 1404 赤外線センサー部 1006、1205、1405、3106、3204 タイマー部 3004、3104 ヘルプ出力部 3203、3105 入力監視部
Claims (8)
- 【請求項1】 利用者が入力操作を行なう入力手段と、
入力操作に応じた処理を行なう処理手段と、処理の結果
を利用者に出力する出力手段とを具備する無人端末装置
において、 利用者を映した画像から利用者の状況を検出する利用者
状況検出手段と、 検出した利用者の状況からヘルプを必要としているかど
うかを判断するヘルプ必要性判断手段と、 前記ヘルプ必要性判断手段がヘルプを必要と判断したと
きに前記処理手段の処理状況に応じたヘルプを出力する
ヘルプ出力手段とを備えることを特徴とする無人端末装
置。 - 【請求項2】 前記利用者状況検出手段が、利用者の視
線の動きのパターンから前記利用者の状況を検出するこ
とを特徴とする請求項1に記載の無人端末装置。 - 【請求項3】 前記利用者状況検出手段が、利用者の表
情から前記利用者の状況を検出することを特徴とする請
求項1に記載の無人端末装置。 - 【請求項4】 利用者が入力操作を行なう入力手段と、
入力操作に応じた処理を行なう処理手段と、処理の結果
を利用者に出力する出力手段とを具備する無人端末装置
において、 利用者の個人情報を入力する個人情報入力手段と、 入力された前記個人情報に適合するヘルプの表現方法を
指示する個人情報解析手段と、 前記個人情報解析手段から指示されたヘルプの表示方法
でヘルプを出力するヘルプ出力手段とを備えることを特
徴とする無人端末装置。 - 【請求項5】 利用者が入力操作を行なう入力手段と、
入力操作に応じた処理を行なう処理手段と、処理の結果
を利用者に出力する出力手段とを具備する無人端末装置
において、 端末装置の前における利用者の有無を検出する検出手段
と、 前記検出手段が利用者の居ないことを検出してから一定
時間経過後に前記処理手段に対して処理の初期化を指令
するタイマー手段とを備えることを特徴とする無人端末
装置。 - 【請求項6】 前記検出手段が、前記端末装置の前を映
す画像によって利用者の有無を検出することを特徴とす
る請求項5に記載の無人端末装置。 - 【請求項7】 前記検出手段が、加圧センサーによって
利用者の有無を検出することを特徴とする請求項5に記
載の無人端末装置。 - 【請求項8】 前記検出手段が、赤外線センサーによっ
て利用者の有無を検出することを特徴とする請求項5に
記載の無人端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155623A JP3027521B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無人端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155623A JP3027521B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無人端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328715A true JPH08328715A (ja) | 1996-12-13 |
JP3027521B2 JP3027521B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=15610056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155623A Expired - Fee Related JP3027521B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 無人端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027521B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102921A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | ユーザビリティ評価装置 |
WO2007148465A1 (ja) * | 2006-06-21 | 2007-12-27 | Panasonic Corporation | 操作誘導装置及び操作誘導方法 |
JP2008257363A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Toyota Motor Corp | 操作支援装置 |
JP2010117964A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Toyota Central R&D Labs Inc | 困惑度推定装置、及びプログラム |
JP2011014046A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Nec Corp | 機器操作の支援システム |
JP2011107915A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Fujitsu Ltd | 表示装置、表示プログラム及び表示方法 |
JP2012133382A (ja) * | 2012-02-07 | 2012-07-12 | Kyocera Corp | 液晶表示装置 |
JP2013222299A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Central R&D Labs Inc | 操作支援装置、操作システム、操作支援方法、及びプログラム |
JP2014109916A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Fujitsu Ltd | ユーザ操作端末装置、ユーザ操作端末プログラム |
JP2015185126A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置およびプログラム |
JP2016134013A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | シャープ株式会社 | 操作支援装置及び画像形成装置 |
JP2017037488A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 株式会社日本総合研究所 | 入力支援装置、入力支援方法及びプログラム |
JP2018025931A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 沖電気工業株式会社 | 操作支援装置、操作支援方法およびプログラム |
JP2018128829A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
JP2021112828A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像処理システム、およびプログラム |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7155623A patent/JP3027521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004102921A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | ユーザビリティ評価装置 |
WO2007148465A1 (ja) * | 2006-06-21 | 2007-12-27 | Panasonic Corporation | 操作誘導装置及び操作誘導方法 |
JP2008257363A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Toyota Motor Corp | 操作支援装置 |
JP2010117964A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Toyota Central R&D Labs Inc | 困惑度推定装置、及びプログラム |
JP2011014046A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Nec Corp | 機器操作の支援システム |
JP2011107915A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Fujitsu Ltd | 表示装置、表示プログラム及び表示方法 |
JP2012133382A (ja) * | 2012-02-07 | 2012-07-12 | Kyocera Corp | 液晶表示装置 |
JP2013222299A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Central R&D Labs Inc | 操作支援装置、操作システム、操作支援方法、及びプログラム |
JP2014109916A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Fujitsu Ltd | ユーザ操作端末装置、ユーザ操作端末プログラム |
JP2015185126A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置およびプログラム |
JP2016134013A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | シャープ株式会社 | 操作支援装置及び画像形成装置 |
JP2017037488A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 株式会社日本総合研究所 | 入力支援装置、入力支援方法及びプログラム |
JP2018025931A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 沖電気工業株式会社 | 操作支援装置、操作支援方法およびプログラム |
JP2018128829A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
JP2021112828A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像処理システム、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3027521B2 (ja) | 2000-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08328715A (ja) | 無人端末装置 | |
US10936890B2 (en) | Vehicle device | |
EP2105865B1 (en) | Biometric authentication apparatus and biometric data registration apparatus | |
US7224834B2 (en) | Computer system for relieving fatigue | |
JPH0651901A (ja) | 視線認識によるコミュニケーション装置 | |
JP2008269588A (ja) | 認識装置、認識方法及び認識プログラム | |
JP2006023953A (ja) | 情報表示システム | |
JP3272906B2 (ja) | 視線方向検出方法及び装置及びそれを含むマンマシンインターフェース装置 | |
JP2009237801A (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
JPWO2007004680A1 (ja) | 視力回復訓練装置 | |
KR20140046652A (ko) | 학습 모니터링 장치 및 학습 모니터링 방법 | |
JP2004206707A (ja) | カメラの入力映像を利用する端末機動作制御装置及びその方法 | |
EP3434172B1 (en) | Eyesight examination method, eyesight examination device, and downloader server for storing program of eyesight examination method | |
JPH10207615A (ja) | ネットワークシステム | |
CN115040114B (zh) | 一种基于虚拟现实和人机交互的远程康复系统及训练方法 | |
JPH11259199A (ja) | 端末装置、入力画面表示方法及び入力画面表示プログラムを記録した記録媒体 | |
KR101314686B1 (ko) | 학습 모니터링 장치 및 학습 모니터링 방법 | |
CN110297720A (zh) | 通知装置、通知方法及存储通知程序的介质 | |
JPH10320109A (ja) | 表示装置、拡大表示支援方法、および音声化支援方法 | |
JP6743569B2 (ja) | 操作支援装置、操作支援方法およびプログラム | |
CN113016031A (zh) | 信息处理装置、信息处理方法和程序 | |
US20220327952A1 (en) | Interaction monitoring system, parenting assistance system using the same and interaction monitoring method using the same | |
KR20190108909A (ko) | 사용자 시선 움직임을 이용한 시력 측정 방법 및 시스템 | |
CN112022084A (zh) | 眼底检查系统 | |
KR102592923B1 (ko) | 행동분석을 통한 사용자 맞춤형 인터페이스 제공용키오스크 및 그 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |