JPH08328458A - 学習情報装置 - Google Patents

学習情報装置

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JPH08328458A
JPH08328458A JP13382195A JP13382195A JPH08328458A JP H08328458 A JPH08328458 A JP H08328458A JP 13382195 A JP13382195 A JP 13382195A JP 13382195 A JP13382195 A JP 13382195A JP H08328458 A JPH08328458 A JP H08328458A
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learner
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Masayuki Oguri
正幸 小栗
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 学習者各人の多様な要求に応える学習情報を
学習対象物が存在する場で提供する学習情報装置を実現
することである。 【構成】 学習対象物に関する学習情報を貯蔵している
情報供給手段300,400が通信手段201〜20n
を介して学習対象物が存在する場所にある情報端末手段
100と通信することにより、情報端末手段100を使
用する学習者を個別に特定し情報端末手段100からの
要求に基づき学習対象物に関する学習情報を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は学習情報装置に関する。
さらに詳しくは、学習対象物が存在する場所において学
習者に対しその要求に基づき学習対象物に関する学習情
報を提供する学習情報装置である。
【0002】
【従来の技術】従来から、展示会場等において見学者に
受信機を貸与し、見学者が展示物の前で自動説明装置か
らの説明を聴けるようにすることが行われる。あるい
は、展示物の傍に表示画面とスピーカーを持つ自動説明
装置等を設置し、見学者に説明情報を提供することが行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その場合、説明は予め
決められた内容が一方的に流されるだけであるから、見
学者がもっと詳しい情報を得たいと思っても得ることは
できない。また、多人数が一台の自動説明装置から同じ
説明を同時に得るので、一人一人の多様な要求を満たす
情報は得られない。さらに、説明は機械的に繰り返され
ているだけであるから、見学者がその前に来たとき丁度
説明が最初から始まるとは限らず、往々にして途中から
視聴せざるをえない場合も多い。
【0004】一人一人の多様な要求を満そうとすれば、
説明装置の説明内容を豊富にしかつ設置台数を増やし
て、見学者各人が自由に操作できるようにしなければな
らないが、場所やコストに制約され実現は容易でない。
【0005】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、1つの目的は、学習者各人の多様な要求に応
える学習情報を提供する学習情報装置を実現することで
ある。
【0006】本発明の他の目的は学習者が必要とするタ
イミングで学習情報を提供する学習情報装置を実現する
ことである。本発明のさらに他の目的は多様な学習の場
において学習情報を提供する学習情報装置を実現するこ
とである。
【0007】本発明のさらに他の目的は多様な学習対象
物に関する学習情報を提供する学習情報装置を実現する
ことである。本発明のさらに他の目的は学習情報に加え
て多様なサービスをも提供する学習情報装置を実現する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段は、学習対象物が存在する場所において用いられる情
報端末手段と、学習対象物が存在する場所に設置され前
記情報端末手段と通信により信号の授受を行う通信手段
と、学習対象物に関する学習情報を貯蔵し前記通信手段
を介して前記情報端末手段と通信することにより前記情
報端末手段からの要求に基づき前記情報端末手段に学習
対象物に関する学習情報を供給する情報供給手段とを具
備することを特徴とする学習情報装置である。
【0009】情報端末手段は携帯可能であることが操作
性を良くする点で好ましい。情報端末手段は学習対象物
が存在する場所に据え置かれることが学習内容によって
は複数の学習者によって共用できる点で好ましい。
【0010】情報端末手段は学習者に関する識別情報を
入力する入力手段を有することが学習管理や会計処理の
点で好ましい。情報端末手段は学習対象物に関する学習
情報を記憶した記憶媒体を有することが情報供給手段の
負担を軽減する点で好ましい。
【0011】情報供給手段は他の情報供給手段と情報ネ
ットワークを形成することが学習情報の豊富化および学
習の場の広域化の点で好ましい。情報供給手段は学習情
報の提供以外の他のサービス提供機能を有することがサ
ービスを多様化する点で好ましい。
【0012】
【作用】課題を解決する手段では、学習対象物に関する
学習情報を貯蔵している情報供給手段が通信手段を介し
て情報端末手段と通信することにより、学習対象物が存
在する場所にある情報端末手段からの要求に基づき学習
対象物に関する学習情報を供給する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明実施例の装置のブロック図で
ある。
【0014】図1において、情報端末装置100は学習
者がこれを操作することにより学習情報を得る端末装置
である。情報端末装置100は本発明における情報端末
手段の一実施例である。情報端末装置100は学習者個
人が学習場所に携帯して行くものである。学習者が複数
人いるときは各自がそれぞれ情報端末装置100を携帯
する。なお、据え置きの情報端末装置を学習場所に設け
るようにしても良い。
【0015】送受信装置201〜20nは複数の学習場
所に設置され、情報端末装置100と無線通信によって
信号の送受信を行うものである。通信の回線は個々の情
報端末装置100に対し固有の回線が割り当てられる。
据え置き型の情報端末装置が設置される場合は有線通信
によるようにしても良い。送受信装置201〜20nは
本発明における通信手段の一実施例である。
【0016】情報処理装置300は送受信装置201〜
20nを通じて情報端末装置100と通信し、情報端末
装置100から発せられる学習者の要求に応じて学習情
報を供給するものである。情報処理装置300は例えば
コンピュータを用いて構成される。
【0017】学習情報は情報貯蔵装置400に貯蔵され
ており、学習者の要求に基づいて情報処理装置300に
よって抽出され学習者に供給される。情報貯蔵装置40
0は例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気
ディスク装置等を用いた大容量の情報貯蔵装置である。
情報処理装置300と情報貯蔵装置400は本発明にお
ける情報供給手段の一実施例である。
【0018】情報処理装置300はまた情報ネットワー
ク500に接続され他の情報処理装置とネットワークを
形成している。学習の場が広域にわたる場合は各地域に
それぞれ配置された複数の学習情報装置が情報ネットワ
ーク500でリンクされ、広域の学習情報装置が形成さ
れる。
【0019】情報ネットワーク500は情報サービス業
者が提供する商業ネットワークであっても良い。その場
合情報ネットワーク500を通じて学習者の自宅のパー
ソナルコンピュータともリンクすることができる。
【0020】図2に情報端末装置100の一例のブロッ
ク図を示す。図2に示すように、情報端末装置100は
マイクロプロセッサ等で構成されるデータ処理装置10
1を有し、このデータ処理装置101に記憶装置10
2、入力インターフェイス103、通信インターフェイ
ス104および出力インターフェイス105が接続され
るている。
【0021】入力インターフェイス103を通じてキー
入力装置106、音声入力装置107、ディスク入力装
置108、バーコード読み取り装置109、カード読み
取り装置110および映像入力装置111からの入力信
号がそれぞれデータ処理装置101に入力される。
【0022】ディスク入力装置108は磁気ディスク装
置、光ディスク装置または光磁気ディスク装置等であ
る。カード読取装置110は磁気カード読取装置または
ICカード読取装置等である。カード読取装置110は
本発明における学習者に関する識別情報を入力する入力
手段の一実施例である。映像入力装置111はビデオカ
メラやイメージリーダー等である。
【0023】通信インターフェイス104を通じてデー
タ処理装置101は送受信装置112との間で通信信号
の授受を行う。送受信装置112は情報処理装置側の送
受信装置200と通信を行う。送受信装置112は本発
明における通信手段の一実施例である。
【0024】出力インターフェイス105を通じてデー
タ処理装置101は画像表示装置113、音声出力装置
114、プリント出力装置115およびディスク出力装
置116へ画像信号、音声信号、プリント信号およびデ
ィスク書き込み信号をそれぞれ出力する。
【0025】プリント出力装置115は文字、図形、映
像等を紙等の媒体に印刷出力する装置である。ディスク
出力装置116は磁気ディスク、光ディスクまたは光磁
気ディスクに情報を書き込む装置であり、通常ディスク
入力装置108と一体に構成される。
【0026】図3に情報端末装置100の外観の一例を
示す。これは携帯用情報端末装置の例である。図3に示
すように、情報端末装置100は偏平な6面体状の外形
を有する。その上面には画像表示装置113の表示部D
ISが設けられている。この表示部DISの表示面上に
はタッチパネルが設けられ、画面に表示される仮想のキ
ーをスタイラス等で操作するキー入力装置106の操作
部KEYが形成されている。なお、操作部KEYは、表
示部DISに開閉蓋を設けその裏面にシートキーとして
形成するようにしても良い。
【0027】表示部DISの下方に音声入力装置107
用の入声孔MICが設けられる。正面にはディスク入力
装置108およびディスク出力装置116のディスク出
入部DSCが設けられる。右側面にはバーコード読取装
置109の読み取り窓BARとカード読取装置110の
カード挿入孔CADが設けられる。
【0028】左側面には図4に示すように音声出力装置
114のスピーカSPとイヤフォンジャックERが設け
られる。ワイヤレスのイヤフォンを用いる場合はイヤフ
ォンジャックERの代わりにワイヤレス送信機が設けら
れる。
【0029】情報端末装置100は送受信装置112に
接続された無線通信用のアンテナ(図略)を内蔵してい
る。またバッテリ(図略)を内蔵しそれから作動用の電
力を得ている。
【0030】次に、本発明実施例の装置の動作を説明す
る。先ず最初に学習者は情報端末装置100のカード読
取装置110にカード(例えばバンクカード等の決済機
能を持った金融カード等)を読み取らせて、IDコー
ド、氏名、住所等の学習者識別情報を入力する。あるい
は暗号とともに予め学習者の氏名、住所等が情報処理装
置300に登録してある場合は、キー入力装置106で
暗号を入力する。
【0031】もしくは学習者の音声を予め情報処理装置
300に登録してある場合は音声入力装置107から学
習者の音声を入力する。音声による学習者の登録と識別
はカードや暗号のように盗用のおそれがないのでセキュ
リティを高める点で好ましい。この場合音声入力装置1
07は本発明における学習者に関する識別情報を入力す
る入力手段に一実施例となる。
【0032】この学習者識別情報はデータ処理装置10
1で処理され送受信装置112を通じて送信される。こ
の信号が送受信装置200で受信されて情報処理装置3
00に与えられる。
【0033】入力された学習者識別情報に基づき情報処
理装置300は情報端末装置100を使用している学習
者を特定する。個人識別情報は個人別学習記録の作成や
料金の決済等にも利用される。
【0034】学習者は情報端末装置100を携帯して学
習場所に赴き、学習場所において学習対象の現物を見な
がら情報端末装置100のキー入力装置106を操作し
てメニューの中から所望の学習事項を指定する。学習事
項の指定は音声入力装置107によって行うこともでき
る。学習事項指定信号は通信によって情報処理装置30
0に伝えられる。
【0035】情報処理装置300は学習事項指定信号を
識別し、指定に基づく学習情報を情報貯蔵装置400か
ら読出して送受信装置200から送信する。学習情報は
音声信号、画像信号または音声付き画像信号として送信
される。
【0036】送信された学習情報は情報端末装置100
の送受信装置112で受信され、データ処理装置101
によって記憶装置102に記憶されるとともに画像情報
は画像表示装置113に表示され、音声情報は声出力装
置114から出力される。
【0037】画像表示装置113には画像情報や文字情
報が静止画像または動画像として表示される。音声出力
装置114からは言語または楽音等によって情報が出力
される。学習者は表示された情報に基づいて学習対象物
に関する学習を行う。学習者が複数人いるときは各人が
それぞれ携帯している情報端末装置100によって各人
が独自の学習を行う。
【0038】学習情報の中に磁気ディスク、光ディスク
あるいは光磁気ディスク等で供給されるものがある場合
はそのディスクをディスク入力装置108にセットす
る。この状態でキー入力装置106等を操作すると、該
当する学習情報がディスクにある場合はそれが読み出さ
れて画像表示装置113や音声出力装置114に表示さ
れる。
【0039】学習対象物に関してテキスト、パンフレッ
ト等の資料がありその資料中の学習項目にバーコードが
付されているとき、そのバーコードをバーコード読取装
置109で読み取ることにより学習項目の指定が行え
る。あるいは学習対象物そのものにバーコードが付され
ているときはそれを読み取らせることもできる。
【0040】情報貯蔵装置400に無い情報は情報処理
装置300により情報ネットワーク500を通じて他の
情報処理装置にアクセスしそこから情報を得ることがで
きる。
【0041】次に、本発明実施例の装置の具体的な応用
例について説明する。本発明実施例の装置は、美術館や
博物館等の各種展示会場における展示品についての学
習、劇場や競技場等の各種演技場における上演物や出演
者についての学習、大規模小売店等商業施設における商
品案内、街や地域における各種施設の案内、観光都市に
おける観光施設の案内、さらには専門機器学習、医療現
場学習、危険疑似体験学習、障害者案内学習、外国語会
話学習等の訓練学習に応用することができる。
【0042】この中から美術館、劇場、商業施設および
街での学習に応用した例についてそれぞれ説明する。図
5に本発明実施例の学習情報装置が設置された美術館に
おける学習の例を示す。入館者PSは入口で情報端末装
置100を借りて入館する。入館に際してクレジットカ
ード等により情報端末装置100にID情報を入力する
と、それが情報処理装置300に入力され学習者の特定
と入場料の決済等に利用される。
【0043】入館者PSは興味のある作品(学習対象物
OB)の前に行き作品識別情報(例えば作品番号)を情
報端末装置100に入力する。入力はキー操作により、
あるいは作品またはパンフレットに作品識別のバーコー
ドがついているときはそれをバーコード読取装置109
に読み取らせることによって行う。
【0044】もしくは作品毎に作品識別信号発信機が付
いているときは、情報端末装置100でその信号を受信
することにより自動的に作品識別情報を入力することが
できる。
【0045】これによって作品が指定され、画像表示装
置113にはその作品に関する学習メニューが表示され
る。学習メニューには例えば作品、作者、時代背景、由
来、挿話、その他の学習項目が含まれる。そこでキー入
力装置106または音声入力装置107によって学習項
目を指定すると情報処理装置300から学習情報が供給
され画像表示装置113に表示される。
【0046】学習情報が音声を伴うときは音声出力装置
114から音声情報が出力される。音声情報は主として
説明ナレーションであるが、バックグラウンドミュージ
ックを聴かせることもできる。バックグラウンドミュー
ジックは好みのジャンルを学習が選べるようになってお
り、指定に応じて学習情報とミキシングされて提供され
る。これによって入館者PSは快適に学習を進めること
ができる。
【0047】学習情報が記録されたディスクを予め内蔵
した情報端末装置100が貸与されているときは、その
ディスクからも学習情報が供給される。定番的な学習情
報はディスクに入れておくようにすると、情報処理装置
300の負担が軽くなるので好ましい。
【0048】このようにして興味を引かれた作品の前で
足を止めながら自分が知りたい学習項目について順次学
習を行う。なお、学習情報は単に学習項目のメニューか
ら選ぶばかりでなく、条件検索によって呼び出すように
することもできる。
【0049】情報端末装置100を操作することにより
入館者PSは館内のナビゲーション情報を得ることがで
き、それに従って見たい展示品のところに容易に行くこ
とができる。ナビゲーション情報は展示品ばかりでなく
レストラン、休憩所、手洗い所およびその他の施設につ
いて案内するものとすることができる。
【0050】館内の適所には据え置き型の情報端末装置
100’が設置され、情報端末装置100を持たない入
館者のための学習の便宜を図っている。図6に本発明実
施例の装置が設置された劇場において上演物を学習対象
物OBとする例を示す。鑑賞者PSは情報端末装置10
0を借受け、客席でそれを操作して上演物に関し所望の
学習項目について学習を行う。学習項目は例えば演題、
作者、登場人物、場面、出演者、演出者、製作経過、そ
の他がある。学習項目の入力は案内パンフレットに付い
ているバーコードを利用すると便利である。学習によっ
て知識を増やすことにより上演物についての鑑賞を一層
味わい深いものにすることができる。
【0051】学習に付随するサービスとして、情報端末
装置100の操作により学習者自身が学習情報から編集
作成したオリジナルパンフレットをプリント出力装置1
15から印刷出力することもできる。そうすれば出演者
の写真や上演物のシナリオあるいはサインまでが記念に
持ち帰ることができ、楽しみを倍加させることができ
る。
【0052】オリジナルパンフレットはディスク出力装
置116を利用してディスクに記録しそのディスクを持
ち帰るようにしても良い。音楽鑑賞の場合は楽曲の他に
映像入力装置111を利用して演奏者の映像やパンフレ
ットを入力し、また、音声入力装置107を利用して演
奏者の音声メッセージ等を1枚のディスクに保存するよ
うにしても良い。
【0053】さらには情報ネットワーク500を利用し
て学習者の自宅のパーソナルコンピュータ等にダウンロ
ードしても良い。このようなサービスは芸術鑑賞の素晴
らしい記念物を提供する。
【0054】情報処理装置300は学習情報を供給する
ことに加えて、上演物に対する感想等を問い合わせるア
ンケートを情報端末装置100に提示して鑑賞者に答え
て貰うようにすることもできる。アンケート結果は情報
処理装置300によって集計分析され劇場の経営情報と
して利用される。
【0055】鑑賞者PSが幕間等の休憩時間に買物や飲
食をしたときは情報端末装置100によりキャッシュレ
スで精算することができる。多数の鑑賞者の多様な要求
に即時に応えられるようにするために、客席を複数のゾ
ーンに分け各ゾーン毎に情報処理装置300を割り当て
るようにするのが好ましい。それら複数の情報処理装置
300は情報ネットワーク500で接続される。
【0056】情報端末装置100を借りない鑑賞者のた
めに休憩所等に据え置き型の情報端末装置100’が設
置される。図7に学習場所が商業施設である場合の例を
示す。この学習場所に本発明実施例の学習情報装置が設
置されている。情報端末装置100を貸与された入店者
PSは、それに表示されるナビゲーション情報に従って
目指す商品(学習対象物OB)の陳列棚に行く。ダイレ
クトメールや新聞折込みのチラシに商品のバーコードが
印刷されているときは、それをバーコード読取装置10
9に読み取らせて商品陳列場所へのナビゲーション情報
を表示させることができる。
【0057】そして商品の前で情報端末装置100によ
りその商品についての例えば規格、品質、価格、素材、
用途、製造元、取扱注意事項、その他の学習項目に関し
て学習を行う。
【0058】店内の適所に据え置き型の情報端末装置1
00’を設置しそれによって学習するようにしても良
い。学習によって納得した商品を購入するときは情報端
末装置100を操作して購入手続きをする。クレジット
カードを情報端末装置100に読み取らせることにより
キャッシュレス支払いを行う。購入手続きは情報処理装
置300によって処理され、注文内容が店内のカウンタ
ーの表示装置に表示される。注文に従い店員または自動
出庫装置により倉庫の中から商品が引渡所に搬送され
る。
【0059】引渡所における商品引渡しの可否について
は情報端末装置100を通じて注文者に伝えられる。注
文者は商品受け取り可能なことを確認してから引渡所に
行き商品を受け取る。あるいは引渡所で受け取る代わり
に宅配を情報端末装置100から指定することもでき
る。
【0060】商業施設においては、陳列商品ばかりでな
くショップイベント、レストランの料理、その他各種サ
ービスについて同様な学習および注文または支払いを行
うことができる。情報端末装置100の操作データは情
報処理装置300によって記録され商業施設の経営資源
として利用される。例えば価格、色、柄、サイズ等の売
れ行き情報またはメディアで広告した商品の売れ行き等
の詳細な情報をリアルタイムで把握できるので商品の仕
入れ等にも役立つ。
【0061】図8は学習場所が市街地である例を示す。
市街地に本発明実施例の学習情報装置が設置される。市
街地が広域にわたる場合は複数の学習情報装置が分散配
置され情報ネットワーク500で接続される。来訪者P
Sは情報端末装置100を操作して、街の中の各種の施
設例えば観光施設、商店街、ショッピングセンター、デ
パート・ショップ、官公庁、公共施設、病院、公園、遊
園地、劇場ホール、スポーツ施設、映画館、テーマパー
ク等について、所在場所の案内情報を始め、各施設での
サービス・営業内容、料金その他の案内項目を学習す
る。
【0062】学習の結果行きたい施設が決まったらナビ
ゲーション情報を表示させそれに従って目的の場所に赴
く。市街地の適所に据え置き型の情報端末装置100’
を設置して来訪者PSがそれによって学習するようにし
ても良い。
【0063】目的の施設ではそこに設置された学習情報
装置により施設内での各学習物についての学習を行うこ
とができる。このような市街地案内の学習情報装置は高
齢者の生活情報案内に転用することができる。または観
光都市のように観光施設が多数点在している特別な地域
では観光案内学習が緻密に行え、さらに外国人向けに各
国言語での案内情報をも付け加えることができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報供給手段が通信手段を介して学習対象物が存
在する場所にある情報端末手段と通信することにより、
情報端末手段からの要求に従って学習対象物に関する学
習情報を供給するようにしたので、特定された学習者各
人の多様な要求に応える学習情報を提供する学習情報装
置を実現することができる。
【0065】また、学習者が必要とするタイミングで学
習情報を提供する学習情報装置を実現することができ
る。さらに、多様な学習の場において学習情報を提供す
る学習情報装置を実現することができる。
【0066】さらに、多様な学習対象物に関する学習情
報を提供する学習情報装置を実現することができる。さ
らに、学習情報に加えて多様なサービスをも提供する学
習情報装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の装置のブロック図である。
【図2】本発明実施例における情報端末装置のブロック
図である。
【図3】本発明実施例における情報端末装置の外観図で
ある。
【図4】本発明実施例における情報端末装置の外観図で
ある。
【図5】本発明実施例の装置の使用状態の一例の説明図
である。
【図6】本発明実施例の装置の使用状態の他の例の説明
図である。
【図7】本発明実施例の装置の使用状態の他の例の説明
図である。
【図8】本発明実施例の装置の使用状態の他の例の説明
図である。
【符号の説明】
100 情報端末装置 201〜20n 送受信装置 300 情報処理装置 400 情報貯蔵装置 500 情報ネットワーク 101 データ処理装置 102 記憶装置 103 入力インターフェイス 104 通信インターフェイス 105 出力インターフェイス 106 キー入力装置 107 音声入力装置 108 ディスク入力装置 109 バーコード読取装置 110 カード読取装置 111 映像入力装置 112 送受信装置 113 画像表示装置 114 音声出力装置 115 プリント出力装置 116 ディスク出力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習対象物が存在する場所において用い
    られる情報端末手段と、学習対象物が存在する場所に設
    置され前記情報端末手段と通信により信号の授受を行う
    通信手段と、学習対象物に関する学習情報を貯蔵し前記
    通信手段を介して前記情報端末手段と通信することによ
    り前記情報端末手段からの要求に基づき前記情報端末手
    段に学習対象物に関する学習情報を供給する情報供給手
    段とを具備することを特徴とする学習情報装置。
  2. 【請求項2】 前記情報端末手段は携帯可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の学習情報装置。
  3. 【請求項3】 前記情報端末手段は学習対象物が存在す
    る場所に据え置かれることを特徴とする請求項1に記載
    の学習情報装置。
  4. 【請求項4】 前記情報端末手段は学習者に関する識別
    情報を入力する入力手段を有することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の学習情報装置。
  5. 【請求項5】 前記情報端末手段は学習対象物に関する
    学習情報を記憶した記憶媒体を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の学習情報装置。
  6. 【請求項6】 前記情報供給手段は他の情報供給手段と
    情報ネットワークを形成することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1つに記載の学習情報装置。
  7. 【請求項7】 前記情報供給手段は学習情報の提供以外
    の他のサービスを提供する機能を有することを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1つに記載の学習情報装置。
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