JPH08327693A - Icテストヘッド - Google Patents

Icテストヘッド

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JPH08327693A
JPH08327693A JP7133687A JP13368795A JPH08327693A JP H08327693 A JPH08327693 A JP H08327693A JP 7133687 A JP7133687 A JP 7133687A JP 13368795 A JP13368795 A JP 13368795A JP H08327693 A JPH08327693 A JP H08327693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
temperature
head
board
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP7133687A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Maeda
亮 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7133687A priority Critical patent/JPH08327693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICの高温テスト用のハンドラからテストヘッ
ド内に侵入する熱によるテスタの精度低下を防止する。 【構成】テストボード21を経由して侵入する熱エネル
ギに起因するヘッド部2内部の温度変化を検出し温度制
御信号を出力する温度センサ28と、温度制御信号の供
給に応答して動作制御を行う冷却用のフアン26,27
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICテストヘッドに関
し、特にICテスタのダイレクト接続方式のICテスト
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体技術の進歩にともなうIC
の動作の高速化に対応してこのICを試験するICテス
タにおいても、試験信号入出力用配線の短縮による高速
化および高精度化のため、テストヘッド上に試験対象の
ICである被試験デバイス(Device Under
Test,以下DUT)を直付けで実装するDUTボ
ードを備え、このDUTをハンドラでハンドリングす
る、いわゆるダイレクト接続方式のテストヘッドを用い
ている。
【0003】一般的なこの種のハンドラボードを用いる
従来の第1のICテストヘッドをブロックで示す図3を
参照すると、この従来の第1のICテストヘッドは、D
UTを試験のために実装するハンドラ1と、試験を実行
するヘッド部2と、ハンドラ1とヘッド部2との接続用
の同軸構造のケーブル3とを備える。
【0004】ハンドラ1は、DUT11と、DUT11
をハンドラに実装するソケット12と、ソケット12を
マウントしたハンドラボード13と、DUT11を固定
するプッシャ14と、温度制御用の温調器15と、ハン
ドラ1の空間を温度遮蔽するチャンバ16とを備える。
【0005】ヘッド部2は、ハンドラ1とのインタフエ
ース用のテストボード21と、テストボード21をヘッ
ド部本体に取付け固定用のボード抑え機構22と、電気
的接続用のコンタクト部23と、コンタクト部23の各
ピンに所定の試験信号の入出力用の信号処理用のピンエ
レクトロニクス24と、ヘッド部内の温度上昇の抑制の
ための冷却用のファン25とを備える。
【0006】次に、図3を参照して、従来の第1のIC
テストヘッドの動作について説明すると、ソケット12
を介して、DUT11を実装したハンドラボード13
は、ケーブル3によりテストボード21に接続される。
テストボード21は、ボード抑え機構22により、ヘッ
ド部2に固定されている。テスタ本体(図示省略)とケ
ーブルにより接続されているピンエレクトロニクス24
はコンタクト部23を介してテストボード21と接続す
る。ハンドラ1により搬送されてきたDUT11は、プ
ッシャ14によりチャンバ16内のソケット12に固定
される。
【0007】高温条件にて測定を行う場合は、温調器1
5によりチャンバ16内を所望の温度に設定し、測定中
もこの温度を常に維持する。一方、ヘッド部2内のピン
エレクトロニクス24は動作電流消費にともなう自己発
熱により加熱するのでヘッド部2内部の温度を一定に保
持するために、ヘッド部2側面より吸気し、ヘッド部2
下部のファン12により排気を行い白矢印で示すような
空気の流れを作ることにより冷却を行っている。この場
合、ハンドラボード13とテストボード21との間に3
〜10cm程度の隙間が存在するため、高温条件のテス
トの場合でもこの隙間から放熱するので、チャンバ16
内の熱がテストボード21に伝わることは殆んどない。
しかし、この従来の第1のICテストヘッドは、ケーブ
ル3による信号の遅延のため上述のICの高速化に対応
できない。
【0008】ICを高速・高精度にテストするため、最
近一般的に多く用いられるハンドラとヘッド部との接続
をダイレクトに行う従来の第2のICテストヘッドを図
3と共通の構成要素には共通の数字および符号を用いて
同様にブロックで示す図3を参照すると、この従来の第
2のICテストヘッドの前述の従来の第1のICテスト
ヘッドとの相違点は、ハンドラボードを使用せずにテス
トボード21に直接DUT11を取付けたソケット12
を実装することである。
【0009】この場合、チャンバ16内の熱が直にテス
トボード21に加わる。特に、ソケット12の直下で
は、テストボード21上のスルーホールにソケット12
の端子を挿入して半田付けにて接続しているため熱伝導
が大きくチャンバ16内と同等の温度状態となってしま
っていた。
【0010】一方、ヘッド部2内のファン12の冷却能
力はピンエレクトロニクス24の自己発熱分のみにしか
対応していないため、ハンドラ1からの伝導熱がある場
合はヘッド部2内の温度が上昇し、信号タイミング動作
に影響を与え、所望タイミングでの信号波形を発生でき
ずテストの信頼性を低下させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
ICテストヘッドは、ケーブルによる信号遅延のためI
Cの高速化に対応できないという欠点があった。
【0012】従来の第2のICテストヘッドは、被試験
ICの実装用のソケットを直接テストボードに半田付け
で実装しているため、ハンドラのチャンバ内の熱が直に
テストボードに伝導しヘッド部が同等の温度状態となる
にも拘わらず、ファンの冷却能力はピンエレクトロニク
スの自己発熱分のみにしか対応していないため、上記伝
導熱によりヘッド部内の温度が上昇し、タイミング動作
に影響することによりテストの信頼性が低下するという
欠点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のICテストヘッ
ドは、温度試験対応のチャンバを含みソケットを介して
被試験ICを実装したハンドラ部を直接固定するととも
に電気的に接続するテストボードとこのテストボードに
対する所定の試験信号の入出力用のコンタクトピンを有
するコンタクト部と前記試験信号の供給および受信処理
用のピンエレクトロニクス回路とを含むヘッド部とを備
えるICテストヘッドにおいて、前記ヘッド部が、前記
テストボードを経由して侵入する熱エネルギに起因する
前記ヘッド部内部の温度変化を検出し温度制御信号を出
力する温度センサと、前記温度制御信号の供給に応答し
て動作制御を行う冷却用のフアンとを備えて構成されて
いる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例を図4と共通の
構成要素には共通の数字および符号を用いて同様にブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施例の
ICテストヘッドは、従来と共通のDUT11とソケッ
ト12とプッシャ14と温調器15とチャンバ16とを
備えるハンドラ1Aと、ヘッド部2の代りにハンドラ1
Aからの伝導熱の冷却能力を付加したヘッド部2Aを備
える。
【0015】本発明を特徴ずけるヘッド部2Aは、従来
と共通のテストボード21と、ボード抑え機構22と、
コンタクト部23と、ピンエレクトロニクス24と、フ
ァン25とに加えて、ヘッド2Aの側面および中心部の
最下部に設けたフアン26と、中心部の最上部に設けた
フアン27と、フアン27の上部に取付けた温度センサ
28とを備える。
【0016】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて説明すると、従来と同様に、ピンエレクトロニクス
24の自己発熱による熱をフアン25により白矢印で示
す空気の流れを生成することにより冷却する。さらに、
フアン26,27により黒矢印で示す空気の流れを生成
することによりチャンバ16からソケット12を経由し
てテストボード21に侵入して来た伝導熱を冷却する。
これら冷却ファン26,27は、ファン27上に取り付
けた温度センサ28が検知するテストボード21下部の
温度により制御する。
【0017】ハンドラ1により搬送されてきたDUT1
1は、従来と同様にプッシャ14によりチャンバ16内
のソケット12に固定され、温調器8によりチャンバ1
6内を所望の温度に制御する。チャンバ16からテスト
ボード21への伝導熱によるテストボード21下面の温
度変化は温度センサ28により検知され、予め設定して
おいた温度範囲を逸脱した時点で、各冷却ファン26,
27が動作し、侵入伝導熱対応の空気の流れを作り冷却
を行う。
【0018】これにより、チャンバ16内の温度に左右
されずに、ヘッド部2内は既存の冷却機構のみで安定し
た温度環境を得ることができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例を図1と共通
の構成要素には同一の数字および符号を用いて同様にブ
ロックで示す図2を参照すると、本実施例の前述の第1
の実施例との相違点は、チャンバ16内の熱が最も侵入
しやすいソケット12下部に、熱伝導率の高い金属ブロ
ック30を配置し、さらにその金属ブロック30にペル
チェ素子31を取付けることと、金属ブロック30にさ
らに専用の温度センサ29を設けることとである。
【0020】ペルチェ素子31は、専用の温度センサ2
9の検知温度で外部から制御する。ペルチェ素子31
は、制御電流値などを変化させることにより吸熱・発熱
共に対応可能であり、例えば、チャンバ16内の温度を
低温にした場合でも加熱できるのでヘッド部2B内部を
より安定した温度環境とすることが可能である。
【0021】以上よりソケット12下部からの伝導熱
は、金属ブロック30を経由してペルチェ素子31に吸
熱され、冷却ファン28等の空気の流れに達するまでに
冷却されるため冷却ファン26,27は、主に中心部以
外の進入熱を冷却するのみとなり、ヘッド部2B内部の
熱影響がさらに低減する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICテス
トヘッドは、テストボードを経由して侵入した熱エネル
ギ対応の温度制御信号を発生する温度センサと、温度制
御信号の供給に応答して動作制御を行う冷却用のフアン
とを備えるので、高温環境条件のテストを行う場合で
も、ピンエレクトロニクスに影響することなく高精度か
つ安定したテスト環境を得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICテストヘッドの第1の実施例を示
す模式断面図である。
【図2】本発明のICテストヘッドの第2の実施例を示
す模式断面図である。
【図3】従来の第1のICテストヘッドの一例を示す模
式断面図である。
【図4】従来の第2のICテストヘッドの一例を示す模
式断面図である。
【符号の説明】
1,1A ハンドラ 2,2A,2B ヘッド部 3 ケーブル 11 DUT 12 ソケット 13 ハンドラボード 14 プッシャ 15 温調器 16 チャンバ 21 テストボード 22 ボード抑え機構 23 コンタクト部 24 ピンエレクトロニクス 25〜27 ファン 28,29 温度センサ 30 金属ブロック 31 ペルチェ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度試験対応のチャンバを含みソケット
    を介して被試験ICを実装したハンドラ部を直接固定す
    るとともに電気的に接続するテストボードとこのテスト
    ボードに対する所定の試験信号の入出力用のコンタクト
    ピンを有するコンタクト部と前記試験信号の供給および
    受信処理用のピンエレクトロニクス回路とを含むヘッド
    部とを備えるICテストヘッドにおいて、 前記ヘッド部が、前記テストボードを経由して侵入する
    熱エネルギに起因する前記ヘッド部内部の温度変化を検
    出し温度制御信号を出力する温度センサと、 前記温度制御信号の供給に応答して動作制御を行う冷却
    用のフアンとを備えることを特徴とするICテストヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記温度センサが前記テストボードの下
    部の前記ソケット直下近傍の領域である温度検出領域に
    取付けられることを特徴とする請求項1記載のICテス
    トヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド部が、前記温度検出領域に取
    付けられ第2の温度制御信号を出力する第2の温度セン
    サを備える金属ブロックと、 前記金属ブロックに取付けられ前記第2の温度制御信号
    対応の電流制御により温度制御されるペルチェ素子とを
    備えることを特徴とする請求項2記載のICテストヘッ
    ド。
JP7133687A 1995-05-31 1995-05-31 Icテストヘッド Pending JPH08327693A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107870640A (zh) * 2016-09-26 2018-04-03 大连旭计器有限公司 低温温度控制器温度界限检测装置及检测方法
CN115808613A (zh) * 2023-01-17 2023-03-17 天芯电子科技(南京)有限公司 一种具有热量测量功能的芯片散热测试座

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971014