JPH08327481A - タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器 - Google Patents
タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器Info
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- JPH08327481A JPH08327481A JP13639295A JP13639295A JPH08327481A JP H08327481 A JPH08327481 A JP H08327481A JP 13639295 A JP13639295 A JP 13639295A JP 13639295 A JP13639295 A JP 13639295A JP H08327481 A JPH08327481 A JP H08327481A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器に
関し、スムーズにタイヤ圧を測定する。 【構成】 上部カバー14と、上部カバー14と一体で
回転自在に設けられ且つ軸方向に移動することでタイヤ
のチューブのバルブを開放して空気圧を導入し移動しな
いときバルブを閉止している開閉部材15と、開閉部材
15内に収納され開閉部材15から導入された空気圧に
より移動する移動部材23を備え、開閉部材15をタイ
ヤ圧の測定のため押し込んだとき開閉部材15が開閉部
材15を弾性部材16を介して支持するアンカーナット
部材12の突起12Cに当る前にアンカーナット部材1
2の基端部12Eに当って移動部材23をわずかに動か
すスリーブ22を有する。
関し、スムーズにタイヤ圧を測定する。 【構成】 上部カバー14と、上部カバー14と一体で
回転自在に設けられ且つ軸方向に移動することでタイヤ
のチューブのバルブを開放して空気圧を導入し移動しな
いときバルブを閉止している開閉部材15と、開閉部材
15内に収納され開閉部材15から導入された空気圧に
より移動する移動部材23を備え、開閉部材15をタイ
ヤ圧の測定のため押し込んだとき開閉部材15が開閉部
材15を弾性部材16を介して支持するアンカーナット
部材12の突起12Cに当る前にアンカーナット部材1
2の基端部12Eに当って移動部材23をわずかに動か
すスリーブ22を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤのバルブに装着
されタイヤ圧を測定するタイヤバルブキャップに関す
る。
されタイヤ圧を測定するタイヤバルブキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤバルブキャップとしては、
例えば図17に示すように、本出願人の出願に係る特願
平6−138529号公報に記載されているようなもの
がある。図17において、1はタイヤバルブキャップを
示し、このタイヤバルブキャップ1は、窓部2が形成さ
れたボデー3と、ボデー3の内部に固着されボデー3と
一体で移動することでタイヤのチューブのバルブを開放
して空気圧を導入し、移動しないときバルブを閉止して
いる開閉部材としてのセンターピース4と、センターピ
ース4から導入された空気圧により移動してタイヤ圧を
表示する表示部5を有する移動部材としての圧力表示ピ
ストン6を有する。
例えば図17に示すように、本出願人の出願に係る特願
平6−138529号公報に記載されているようなもの
がある。図17において、1はタイヤバルブキャップを
示し、このタイヤバルブキャップ1は、窓部2が形成さ
れたボデー3と、ボデー3の内部に固着されボデー3と
一体で移動することでタイヤのチューブのバルブを開放
して空気圧を導入し、移動しないときバルブを閉止して
いる開閉部材としてのセンターピース4と、センターピ
ース4から導入された空気圧により移動してタイヤ圧を
表示する表示部5を有する移動部材としての圧力表示ピ
ストン6を有する。
【0003】このタイヤバルブキャップ1によれば、ボ
デー3を押して、ボデー3の内部に固着されボデー3と
一体で移動するセンターピース4によりタイヤのチュー
ブのバルブを開放し、空気圧を導入して、導入した空気
圧により移動する圧力表示ピストン6によりタイヤ圧を
表示する。すなわち、このタイヤバルブキャップ1はタ
イヤ圧指示計を有し、ボデー3を押すことにより、例え
ば色でタイヤ圧を表示する。例えば、赤色は低圧で給圧
の必要性を示し、黄色は普通走行用としてタイヤ圧が充
分であることを示し、青色は高速走行用のタイヤ圧であ
ることを示す。
デー3を押して、ボデー3の内部に固着されボデー3と
一体で移動するセンターピース4によりタイヤのチュー
ブのバルブを開放し、空気圧を導入して、導入した空気
圧により移動する圧力表示ピストン6によりタイヤ圧を
表示する。すなわち、このタイヤバルブキャップ1はタ
イヤ圧指示計を有し、ボデー3を押すことにより、例え
ば色でタイヤ圧を表示する。例えば、赤色は低圧で給圧
の必要性を示し、黄色は普通走行用としてタイヤ圧が充
分であることを示し、青色は高速走行用のタイヤ圧であ
ることを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタイヤバルブキャップにあっては、測定のた
めに空気がピストンの頭部に導入されると、普通の状態
においては、ピストンはタイヤの空気圧に応じ、ピスト
ンの背部の室に封じ込められた空気圧とプレッシャース
プリングが撓められて生じる力の合計に対応する位置に
まで移動するが、測定を長期間しないで放置した後で同
様の作動をしても、Oリングがセンターピースの内面に
一瞬的にはりついた状態となっており、空気圧だけでは
動かなくなることがしばしば発生する。これはOリング
とセンターピースの面に塗られているグリースが長時間
押されることにより、押された所がミクロ的に油膜切れ
が生じ、グリースのある状態よりも摺動抵抗が高くなっ
ているためと考えられている。この状態のときに空気圧
の他にほんの少しの力でOリングの移動をしてやると、
スムーズなタイヤ圧の測定を行うことができる。
うな従来のタイヤバルブキャップにあっては、測定のた
めに空気がピストンの頭部に導入されると、普通の状態
においては、ピストンはタイヤの空気圧に応じ、ピスト
ンの背部の室に封じ込められた空気圧とプレッシャース
プリングが撓められて生じる力の合計に対応する位置に
まで移動するが、測定を長期間しないで放置した後で同
様の作動をしても、Oリングがセンターピースの内面に
一瞬的にはりついた状態となっており、空気圧だけでは
動かなくなることがしばしば発生する。これはOリング
とセンターピースの面に塗られているグリースが長時間
押されることにより、押された所がミクロ的に油膜切れ
が生じ、グリースのある状態よりも摺動抵抗が高くなっ
ているためと考えられている。この状態のときに空気圧
の他にほんの少しの力でOリングの移動をしてやると、
スムーズなタイヤ圧の測定を行うことができる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、計測時に上部のカバーを押す
力を利用して移動部材を移動し、Oリングをわずかに移
動することでスムーズに計測することができるタイヤバ
ルブキャップを提供することを目的とする。
てなされたものであって、計測時に上部のカバーを押す
力を利用して移動部材を移動し、Oリングをわずかに移
動することでスムーズに計測することができるタイヤバ
ルブキャップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、上部カバーと、上部カバーと一体で回転
自在に設けられ且つ軸方向に移動することでタイヤのチ
ューブのバルブを開放して空気圧を導入し移動しないと
きバルブを閉止している開閉部材と、開閉部材内に収納
され開閉部材から導入された空気圧により移動する移動
部材を備え、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押し込ん
だとき開閉部材が開閉部材を弾性部材を介して支持する
アンカーナット部材の突起に当る前にアンカーナット部
材の基端部に当って移動部材をわずかに動かすスリーブ
を有する。
に、本発明は、上部カバーと、上部カバーと一体で回転
自在に設けられ且つ軸方向に移動することでタイヤのチ
ューブのバルブを開放して空気圧を導入し移動しないと
きバルブを閉止している開閉部材と、開閉部材内に収納
され開閉部材から導入された空気圧により移動する移動
部材を備え、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押し込ん
だとき開閉部材が開閉部材を弾性部材を介して支持する
アンカーナット部材の突起に当る前にアンカーナット部
材の基端部に当って移動部材をわずかに動かすスリーブ
を有する。
【0007】また、本発明は、スリーブの長さをアンカ
ーナット部材の突起の長さと突起に当接する開閉部材の
段部の厚さの和よりも大きくした。また、本発明のスリ
ーブは一対のつの部を有し、つの部が開閉部材の小円筒
部に設けられた略半円状の孔に挿入される。また、本発
明は、ボディに挿入された外筒と、外筒内に収納され端
部にシール部を有し空気圧により移動する圧力表示ロッ
ドと、ボディ内に移動自在に収納され空気孔を有しシー
ル部をわずかに動かす突起を備える。
ーナット部材の突起の長さと突起に当接する開閉部材の
段部の厚さの和よりも大きくした。また、本発明のスリ
ーブは一対のつの部を有し、つの部が開閉部材の小円筒
部に設けられた略半円状の孔に挿入される。また、本発
明は、ボディに挿入された外筒と、外筒内に収納され端
部にシール部を有し空気圧により移動する圧力表示ロッ
ドと、ボディ内に移動自在に収納され空気孔を有しシー
ル部をわずかに動かす突起を備える。
【0008】
【作用】このような構成を備えた本発明のタイヤバルブ
キャップによれば、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押
し込んだとき開閉部材が開閉部材を弾性部材を介して支
持するアンカーナット部材の突起に当る前にスリーブが
アンカーナット部材の基端部に当って移動部材をわずか
に動かすので、Oリングが開閉部材の内壁にはりつくこ
とがなく、スムーズにタイヤ圧を測定することができ
る。
キャップによれば、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押
し込んだとき開閉部材が開閉部材を弾性部材を介して支
持するアンカーナット部材の突起に当る前にスリーブが
アンカーナット部材の基端部に当って移動部材をわずか
に動かすので、Oリングが開閉部材の内壁にはりつくこ
とがなく、スムーズにタイヤ圧を測定することができ
る。
【0009】また、スリーブの長さをアンカーナット部
材の突起の長さと突起に当接する開閉部材の段部の厚さ
の和よりも大きくしたので、タイヤ圧の測定時に上部カ
バーを押す力を利用して移動部材を動かすことができ、
Oリングをわずかに動かすことができる。また、スリー
ブは一対のつの部を有し、つの部が開閉部材の小円筒部
に設けられた略半円状の孔に挿入されるようにしたの
で、スリーブは開閉部材から抜けることがない。
材の突起の長さと突起に当接する開閉部材の段部の厚さ
の和よりも大きくしたので、タイヤ圧の測定時に上部カ
バーを押す力を利用して移動部材を動かすことができ、
Oリングをわずかに動かすことができる。また、スリー
ブは一対のつの部を有し、つの部が開閉部材の小円筒部
に設けられた略半円状の孔に挿入されるようにしたの
で、スリーブは開閉部材から抜けることがない。
【0010】さらに、本発明の空気圧測定器は、ボディ
に挿入された外筒と、外筒内に収納され端部にシール部
を有し空気圧により移動する圧力表示ロッドと、ボディ
内に移動自在に収納され空気孔を有しシール部をわずか
に動かす突起を備えるので、通常の棒状の空気圧測定器
においても、突起がシール部を押すことにより、スムー
ズにタイヤ圧を測定することができる。
に挿入された外筒と、外筒内に収納され端部にシール部
を有し空気圧により移動する圧力表示ロッドと、ボディ
内に移動自在に収納され空気孔を有しシール部をわずか
に動かす突起を備えるので、通常の棒状の空気圧測定器
においても、突起がシール部を押すことにより、スムー
ズにタイヤ圧を測定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す断面図である。図
1の左半分はタイヤのバルブに取り付けた状態を示し、
図1の右半分はタイヤ圧力を調べるために頭部を押して
内部にタイヤの空気圧が入った状態を示す。
する。図1は本発明の一実施例を示す断面図である。図
1の左半分はタイヤのバルブに取り付けた状態を示し、
図1の右半分はタイヤ圧力を調べるために頭部を押して
内部にタイヤの空気圧が入った状態を示す。
【0012】図1において、11は下部カバーを示し、
下部カバー11はアンカーナット部材としてのアンカー
ナット12に嵌合している。すなわち、アンカーナット
12の外周にはスプライン12Aが形成され、このスプ
ライン12Aには下部カバー11の内壁に形成したスプ
ラインが嵌合している。これは、このタイヤバルブキャ
ップ13をタイヤ側に取り付けまたは取り外すときに下
部カバー11を回してもアンカーナット12の内で空転
しないようにするためである。下部カバー11の内壁下
端には突起11Aが形成され、この突起11Aによりア
ンカーナット12に下部カバー11を圧入したときの抜
け止めを行うようにしている。また、下部カバー11の
外周にはセレーション11Bが形成され、セレーション
11Bはすべり止めのために設けられている。
下部カバー11はアンカーナット部材としてのアンカー
ナット12に嵌合している。すなわち、アンカーナット
12の外周にはスプライン12Aが形成され、このスプ
ライン12Aには下部カバー11の内壁に形成したスプ
ラインが嵌合している。これは、このタイヤバルブキャ
ップ13をタイヤ側に取り付けまたは取り外すときに下
部カバー11を回してもアンカーナット12の内で空転
しないようにするためである。下部カバー11の内壁下
端には突起11Aが形成され、この突起11Aによりア
ンカーナット12に下部カバー11を圧入したときの抜
け止めを行うようにしている。また、下部カバー11の
外周にはセレーション11Bが形成され、セレーション
11Bはすべり止めのために設けられている。
【0013】下部カバー11内には透明な材質で形成さ
れた上部カバー14が軸方向に摺動自在に収納され、上
部カバー14内には開閉部材としてのシリンダー15が
気密性を保持することができるように圧入されている。
上部カバー14が下側に押されると、シリンダー15は
上部カバー14と一体で下方にスライドする。シリンダ
ー15の外周には段部15Aが形成され、段部15Aと
アンカーナット12の上部に形成した凹部12Bの間に
はリターンスプリング16が介装されている。上部カバ
ー14と一体でシリンダー15がリターンスプリング1
6に抗して下方にスライドするとき、シリンダー15の
外周に形成した他の段部15Bがアンカーナット12の
上部に形成した突起12Cの端面12Dに当ると、シリ
ンダー15は下方へのスライドを停止する。シリンダー
15には小円筒部15Cが形成され、小円筒部15Cの
外周にはOリング17が介装されており、Oリング17
はタイヤ圧を測定するとき、アンカーナット12の突起
12Cとの間でシールの機能を果す。
れた上部カバー14が軸方向に摺動自在に収納され、上
部カバー14内には開閉部材としてのシリンダー15が
気密性を保持することができるように圧入されている。
上部カバー14が下側に押されると、シリンダー15は
上部カバー14と一体で下方にスライドする。シリンダ
ー15の外周には段部15Aが形成され、段部15Aと
アンカーナット12の上部に形成した凹部12Bの間に
はリターンスプリング16が介装されている。上部カバ
ー14と一体でシリンダー15がリターンスプリング1
6に抗して下方にスライドするとき、シリンダー15の
外周に形成した他の段部15Bがアンカーナット12の
上部に形成した突起12Cの端面12Dに当ると、シリ
ンダー15は下方へのスライドを停止する。シリンダー
15には小円筒部15Cが形成され、小円筒部15Cの
外周にはOリング17が介装されており、Oリング17
はタイヤ圧を測定するとき、アンカーナット12の突起
12Cとの間でシールの機能を果す。
【0014】このとき、Oリング17により空間18は
2つの空間18A,18Bに分割され、空間18A内の
反力はタイヤ圧と同じ高圧になり、空間18B内の空気
は、下部カバー11と上部カバー14の間隙19、下部
カバー11と上部カバー14の空間20、および下部カ
バー11と上部カバー14の間隙21を通って外部に出
る。
2つの空間18A,18Bに分割され、空間18A内の
反力はタイヤ圧と同じ高圧になり、空間18B内の空気
は、下部カバー11と上部カバー14の間隙19、下部
カバー11と上部カバー14の空間20、および下部カ
バー11と上部カバー14の間隙21を通って外部に出
る。
【0015】22はスリーブであり、スリーブ22はシ
リンダー15の小円筒部15Cにゆるい嵌合ではめられ
ている。スリーブ22はスリーブ本体22Aとスリーブ
本体22Aから下方に突出する一対のつの部22Bを有
する。つの部22Bはその端部が外側に折り曲げられ折
曲部22Cを有し、その外径はシリンダー15の小円筒
部15Cよりも大きく、組立時にはシリンダー15の小
円筒部15Cの内部の斜面15Dを利用して一対のつの
部22Bを縮めるような力を加えて圧入されている。ス
リーブ22は一旦シリンダー15の小円筒部15Cに圧
入されると、スリーブ本体22Aの外径がシリンダー1
5の小円筒部15Cより大きいので、軸方向には動くこ
とはできるが、小円筒部15Cからは抜けることはな
い。
リンダー15の小円筒部15Cにゆるい嵌合ではめられ
ている。スリーブ22はスリーブ本体22Aとスリーブ
本体22Aから下方に突出する一対のつの部22Bを有
する。つの部22Bはその端部が外側に折り曲げられ折
曲部22Cを有し、その外径はシリンダー15の小円筒
部15Cよりも大きく、組立時にはシリンダー15の小
円筒部15Cの内部の斜面15Dを利用して一対のつの
部22Bを縮めるような力を加えて圧入されている。ス
リーブ22は一旦シリンダー15の小円筒部15Cに圧
入されると、スリーブ本体22Aの外径がシリンダー1
5の小円筒部15Cより大きいので、軸方向には動くこ
とはできるが、小円筒部15Cからは抜けることはな
い。
【0016】ここで、スリーブ22の長さは、aで示さ
れ、この長さaはアンカーナット12の突起12Cの長
さとシリンダー15の段部15Bの厚さの和bよりも大
きく設定されている。したがって、シリンダー15の段
部15Bがアンカーナット12の突起12Cの端面12
Dに当るまえにスリーブ22がアンカーナット12の基
端部12Eに当る。このため、移動部材としてのピスト
ン23がわずかに上方に移動し、Oリング24もわずか
に上方に移動する。すなわち、タイヤ圧の測定時に上部
カバー14を押す力を利用してピストン23をわずかに
移動させるようにしている。
れ、この長さaはアンカーナット12の突起12Cの長
さとシリンダー15の段部15Bの厚さの和bよりも大
きく設定されている。したがって、シリンダー15の段
部15Bがアンカーナット12の突起12Cの端面12
Dに当るまえにスリーブ22がアンカーナット12の基
端部12Eに当る。このため、移動部材としてのピスト
ン23がわずかに上方に移動し、Oリング24もわずか
に上方に移動する。すなわち、タイヤ圧の測定時に上部
カバー14を押す力を利用してピストン23をわずかに
移動させるようにしている。
【0017】15Gはシリンダー15の小円筒部15C
に一体形成されたプッシュロッドであり、プッシュロッ
ド15Gがアンカーナット12に形成したセンター孔1
2Fを通って図示しないタイヤのバルブの軸を押すと、
タイヤのバルブが開く。タイヤのバルブが開くと空気圧
は、センター孔12Fからスリーブ22とシリンダー1
5の斜面15Dとの間に形成される空気圧室25に導入
され、ピストン23の頭部23Aに作用する。また、ス
リーブ22のスリーブ本体22Aの中央部に形成された
図示しない孔からピストン23の頭部23Aに作用す
る。
に一体形成されたプッシュロッドであり、プッシュロッ
ド15Gがアンカーナット12に形成したセンター孔1
2Fを通って図示しないタイヤのバルブの軸を押すと、
タイヤのバルブが開く。タイヤのバルブが開くと空気圧
は、センター孔12Fからスリーブ22とシリンダー1
5の斜面15Dとの間に形成される空気圧室25に導入
され、ピストン23の頭部23Aに作用する。また、ス
リーブ22のスリーブ本体22Aの中央部に形成された
図示しない孔からピストン23の頭部23Aに作用す
る。
【0018】シリンダー15内にはピストン23が摺動
自在に収納され、空気圧がピストン23の頭部23Aに
作用すると、ピストン23はプレッシャースプリング2
6に抗して上方にスライドする。プレッシャースプリン
グ26は上部カバー14の内部に入れられたディスク2
7とピストン23の段部23Bの内壁の間に介装され、
タイヤ圧の測定時の最低圧となるようにプリセット荷重
がかけられている。
自在に収納され、空気圧がピストン23の頭部23Aに
作用すると、ピストン23はプレッシャースプリング2
6に抗して上方にスライドする。プレッシャースプリン
グ26は上部カバー14の内部に入れられたディスク2
7とピストン23の段部23Bの内壁の間に介装され、
タイヤ圧の測定時の最低圧となるようにプリセット荷重
がかけられている。
【0019】ピストン23の外周には前記Oリング24
が介装され、Oリング24は空気圧室25の空気圧がピ
ストン23と上部カバー14の間に形成された密閉され
た室28に入るのをシールする。この室28の径は、ピ
ストン23の径よりも大きく形成されている。したがっ
て、ピストン23の移動によって閉じ込められる空気圧
を入れる室28の容量は大きくなるので、ピストン23
の移動によっても空気圧の上昇を低くおさえることがで
きる。空気圧室25に空気圧が導入されると、ピストン
23は、室28の空気圧力とプレッシャースプリング2
6のスプリング力の合計値に釣り合う位置まで移動す
る。ピストン23の端部には圧力表示のための圧力指示
部としての耳部23Cが形成されており、耳部23Cと
耳部23Cを含むピストン23の一部は例えば赤色や黄
色などの目立つ色が着色されている。これに対して、シ
リンダー15の端部から延在して形成された延在部15
Eは黒などの目立たない色で着色される。こうして、耳
部23Cなどとシリンダー15の延在部15Eは色別さ
れるようになっている。延在部15Eには表示部15F
が設けられ、表示部15Fには、圧力値を示す線からな
る目盛と、圧力値を示す数値が印刷で表示されている。
延在部15Eの間には後述するスリット部が形成され、
スリット部に耳部23Cが嵌合するようになっている。
したがって、表示部15Fと耳部23Cが同一円筒面と
なっているので、見る角度による誤差がなくなる。普通
の温度計のように棒状に、また、耳部23Cが移動して
圧力を指示するので目盛と数値が動くものより読み易く
なる。
が介装され、Oリング24は空気圧室25の空気圧がピ
ストン23と上部カバー14の間に形成された密閉され
た室28に入るのをシールする。この室28の径は、ピ
ストン23の径よりも大きく形成されている。したがっ
て、ピストン23の移動によって閉じ込められる空気圧
を入れる室28の容量は大きくなるので、ピストン23
の移動によっても空気圧の上昇を低くおさえることがで
きる。空気圧室25に空気圧が導入されると、ピストン
23は、室28の空気圧力とプレッシャースプリング2
6のスプリング力の合計値に釣り合う位置まで移動す
る。ピストン23の端部には圧力表示のための圧力指示
部としての耳部23Cが形成されており、耳部23Cと
耳部23Cを含むピストン23の一部は例えば赤色や黄
色などの目立つ色が着色されている。これに対して、シ
リンダー15の端部から延在して形成された延在部15
Eは黒などの目立たない色で着色される。こうして、耳
部23Cなどとシリンダー15の延在部15Eは色別さ
れるようになっている。延在部15Eには表示部15F
が設けられ、表示部15Fには、圧力値を示す線からな
る目盛と、圧力値を示す数値が印刷で表示されている。
延在部15Eの間には後述するスリット部が形成され、
スリット部に耳部23Cが嵌合するようになっている。
したがって、表示部15Fと耳部23Cが同一円筒面と
なっているので、見る角度による誤差がなくなる。普通
の温度計のように棒状に、また、耳部23Cが移動して
圧力を指示するので目盛と数値が動くものより読み易く
なる。
【0020】また、上部カバー14と一体のシリンダー
15はリターンスプリング16を介してアンカーナット
12により下部カバー11内で回転自在に支持されてい
るので、表示部15Fおよび耳部23Cが自由に回転で
き、見易い状態にすることができる。アンカーナット1
2の内部にはねじ12Gが形成され、ねじ12Gには図
示しないタイヤのバルブ口金部がねじ込まれている。バ
ルブ口金部は、図示しないチューブの空気口に装着され
ており、バルブ口金部の内部には図示しないバルブ頭部
がねじ込まれている。バルブ頭部は中央部に孔が穿設さ
れ、この孔にはタイヤのバルブを支持している図示しな
い軸が貫通している。図1の左半分に示すようにプッシ
ュロッド15Gが押されていないときはタイヤのバルブ
は閉じており、空気圧は空気圧室25に供給されない。
図1の右半分に示すように、プッシュロッド15Gが下
側に押されると、バルブは開放され、チューブ内の空気
圧はセンター孔12Fを通って空気圧室25に供給され
る。
15はリターンスプリング16を介してアンカーナット
12により下部カバー11内で回転自在に支持されてい
るので、表示部15Fおよび耳部23Cが自由に回転で
き、見易い状態にすることができる。アンカーナット1
2の内部にはねじ12Gが形成され、ねじ12Gには図
示しないタイヤのバルブ口金部がねじ込まれている。バ
ルブ口金部は、図示しないチューブの空気口に装着され
ており、バルブ口金部の内部には図示しないバルブ頭部
がねじ込まれている。バルブ頭部は中央部に孔が穿設さ
れ、この孔にはタイヤのバルブを支持している図示しな
い軸が貫通している。図1の左半分に示すようにプッシ
ュロッド15Gが押されていないときはタイヤのバルブ
は閉じており、空気圧は空気圧室25に供給されない。
図1の右半分に示すように、プッシュロッド15Gが下
側に押されると、バルブは開放され、チューブ内の空気
圧はセンター孔12Fを通って空気圧室25に供給され
る。
【0021】次に、図2〜図7はシリンダー15を示す
図である。図2はシリンダー15の半断面図、図3は図
2の右側面図、図4はシリンダー15の他の半断面図、
図5は図4の左半分側面図、図6は図4のA−A断面矢
視図、図7は図4のB−B断面矢視図である。図2〜図
7において、15Hはシリンダー15のシリンダー本体
であり、シリンダー本体15Hには段部15Aが形成さ
れている。段部15Aとアンカーナット12の凹部12
Bとの間にはリターンスプリング16が介装され、リタ
ーンスプリング16はシリンダー15と上部カバー14
を上方に付勢している。また、シリンダー本体15Hに
は他の段部15Bが形成され、シリンダー15が下方に
スライドすると、段部15Bがアンカーナット12の突
起12Cの端面12Dに当るが、当るまえにスリーブ2
2がアンカーナット12の基端部12Eに当るようにな
っている。この段部15Bの内壁にはタイヤ圧の非測定
時ピストン23の頭部23Aが当接するようになってい
る。
図である。図2はシリンダー15の半断面図、図3は図
2の右側面図、図4はシリンダー15の他の半断面図、
図5は図4の左半分側面図、図6は図4のA−A断面矢
視図、図7は図4のB−B断面矢視図である。図2〜図
7において、15Hはシリンダー15のシリンダー本体
であり、シリンダー本体15Hには段部15Aが形成さ
れている。段部15Aとアンカーナット12の凹部12
Bとの間にはリターンスプリング16が介装され、リタ
ーンスプリング16はシリンダー15と上部カバー14
を上方に付勢している。また、シリンダー本体15Hに
は他の段部15Bが形成され、シリンダー15が下方に
スライドすると、段部15Bがアンカーナット12の突
起12Cの端面12Dに当るが、当るまえにスリーブ2
2がアンカーナット12の基端部12Eに当るようにな
っている。この段部15Bの内壁にはタイヤ圧の非測定
時ピストン23の頭部23Aが当接するようになってい
る。
【0022】シリンダー本体15Hには小円筒部15C
が一体に形成され、小円筒部15Cの外周にはOリング
17が装着される溝15Iが形成され、内部には斜面1
5Dが形成されている。図4〜図6に示すように、斜面
15Dに沿って一対の略半円状の孔15Jが形成されて
いる。この孔15Jにはスリーブ22のつの部22Bが
挿入される。小円筒部15Cにはブリッジ部15Kが形
成され、ブリッジ部15Kからプッシュロッド15Gが
突出して一体に形成されている。また、斜面15Dとス
リーブ22の間には空気圧室25が形成され、プッシュ
ロッド15Gが軸を押してタイヤのバルブを開くと、空
気圧が空気圧室25に導入される。
が一体に形成され、小円筒部15Cの外周にはOリング
17が装着される溝15Iが形成され、内部には斜面1
5Dが形成されている。図4〜図6に示すように、斜面
15Dに沿って一対の略半円状の孔15Jが形成されて
いる。この孔15Jにはスリーブ22のつの部22Bが
挿入される。小円筒部15Cにはブリッジ部15Kが形
成され、ブリッジ部15Kからプッシュロッド15Gが
突出して一体に形成されている。また、斜面15Dとス
リーブ22の間には空気圧室25が形成され、プッシュ
ロッド15Gが軸を押してタイヤのバルブを開くと、空
気圧が空気圧室25に導入される。
【0023】シリンダー本体15Hの小円筒部15Cの
反対側の端部には上方に延在する一対の略半円状の延在
部15Eが一体に形成されている。延在部15Eの間に
は一対のスリット部15Lが形成されている。一対の延
在部15Eには表示部15Fが印刷で設けられ、表示部
15Fは圧力表示のための目盛と数値がそれぞれ表示さ
れている。
反対側の端部には上方に延在する一対の略半円状の延在
部15Eが一体に形成されている。延在部15Eの間に
は一対のスリット部15Lが形成されている。一対の延
在部15Eには表示部15Fが印刷で設けられ、表示部
15Fは圧力表示のための目盛と数値がそれぞれ表示さ
れている。
【0024】また、スリット部15Lにはピストン23
の耳部23Cがそれぞれ嵌合し、スリット部15Lの間
を上下動して圧力を支持する。スリット部15Lはその
底面が湾曲して形成されており、スリット部15Lに端
面が湾曲形成された耳部23Cが嵌合しているので、耳
部23Cと表示部15Fは同一円筒面になっている。次
に、図8〜図11はスリーブ22を示す図である。
の耳部23Cがそれぞれ嵌合し、スリット部15Lの間
を上下動して圧力を支持する。スリット部15Lはその
底面が湾曲して形成されており、スリット部15Lに端
面が湾曲形成された耳部23Cが嵌合しているので、耳
部23Cと表示部15Fは同一円筒面になっている。次
に、図8〜図11はスリーブ22を示す図である。
【0025】図8はスリーブ22の半断面図、図9は図
8の左側面図、図10は図8の右側面図、図11はスリ
ーブ22の他の半断面図である。図8〜図11におい
て、22Aはスリーブ22のスリーブ本体であり、スリ
ーブ本体22Aには一対のつの部22Bが一体に形成さ
れ、つの部22Bの端部には折曲部22Cが形成されて
いる。つの部22Bがシリンダー15の小円筒部15C
の略半円状の一対の孔15Jに挿入され、スリーブ22
はシリンダー15に嵌合し、シリンダー15から抜けな
いようになっている。また、つの部22Bとつの部22
Bの間には一対の切欠き部22Dが形成されている。ま
た、スリーブ本体22Aの中央部には丸孔22Eが形成
され、空気圧は空気圧室25に加えて、丸孔22Eを通
ってピストン23の頭部23Aに作用する。
8の左側面図、図10は図8の右側面図、図11はスリ
ーブ22の他の半断面図である。図8〜図11におい
て、22Aはスリーブ22のスリーブ本体であり、スリ
ーブ本体22Aには一対のつの部22Bが一体に形成さ
れ、つの部22Bの端部には折曲部22Cが形成されて
いる。つの部22Bがシリンダー15の小円筒部15C
の略半円状の一対の孔15Jに挿入され、スリーブ22
はシリンダー15に嵌合し、シリンダー15から抜けな
いようになっている。また、つの部22Bとつの部22
Bの間には一対の切欠き部22Dが形成されている。ま
た、スリーブ本体22Aの中央部には丸孔22Eが形成
され、空気圧は空気圧室25に加えて、丸孔22Eを通
ってピストン23の頭部23Aに作用する。
【0026】シリンダー15が下方にスライドすると、
スリーブ22も一体となって下方にスライドし、スリー
ブ22の折曲部22Cはシリンダー15の段部15Bが
アンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当接す
るまえにアンカーナット12の基端部12Eに当接し、
ピストン23を上方にわずかに移動させるようになって
いる。
スリーブ22も一体となって下方にスライドし、スリー
ブ22の折曲部22Cはシリンダー15の段部15Bが
アンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当接す
るまえにアンカーナット12の基端部12Eに当接し、
ピストン23を上方にわずかに移動させるようになって
いる。
【0027】次に、作用を説明する。タイヤのチューブ
に空気を入れたら、本実施例のタイヤバルブキャップ1
3を普通のバルブキャップと同じように、タイヤのチュ
ーブの空気口に取り付けたバルブ口金部にねじ込む。こ
の状態は、図1の左半分に示され、シリンダー15のプ
ッシュロッド15Gは、タイヤのバルブの軸に接触して
いない。このため、バルブは閉じており、タイヤのチュ
ーブ内の空気圧はピストン23に作用せず、センター孔
12F、空気圧室25、空間18は大気圧の状態にあ
る。また、シリンダー15および上部カバー14はリタ
ーンスプリング16により上方に押し上げられている。
シリンダー15内に収納されているピストン23は空気
圧が作用しないので、プレッシャースプリング26によ
り付勢されて頭部23Aがシリンダー15の段部15B
の内壁に当接している。
に空気を入れたら、本実施例のタイヤバルブキャップ1
3を普通のバルブキャップと同じように、タイヤのチュ
ーブの空気口に取り付けたバルブ口金部にねじ込む。こ
の状態は、図1の左半分に示され、シリンダー15のプ
ッシュロッド15Gは、タイヤのバルブの軸に接触して
いない。このため、バルブは閉じており、タイヤのチュ
ーブ内の空気圧はピストン23に作用せず、センター孔
12F、空気圧室25、空間18は大気圧の状態にあ
る。また、シリンダー15および上部カバー14はリタ
ーンスプリング16により上方に押し上げられている。
シリンダー15内に収納されているピストン23は空気
圧が作用しないので、プレッシャースプリング26によ
り付勢されて頭部23Aがシリンダー15の段部15B
の内壁に当接している。
【0028】ここで、タイヤ圧を調べるために、上部カ
バー14を押し込むと、図1右半分に示すように、上部
カバー14とシリンダー15は一体となってリターンス
プリング16に抗して下方に移動し、シリンダー15の
段部15Bがアンカーナット12の突起12Cの端面1
2Dに当接すると、上部カバー14とシリンダー15の
下方への移動は停止する。
バー14を押し込むと、図1右半分に示すように、上部
カバー14とシリンダー15は一体となってリターンス
プリング16に抗して下方に移動し、シリンダー15の
段部15Bがアンカーナット12の突起12Cの端面1
2Dに当接すると、上部カバー14とシリンダー15の
下方への移動は停止する。
【0029】このとき、シリンダー15の段部15Bが
アンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当接す
るまえに、スリーブ22はアンカーナット12の基端部
12Eに当接する。すなわち、スリーブ22の長さa
は、アンカーナット12の突起12Cの長さとシリンダ
ー15の段部15Bの厚さの和bよりも大きいので、ピ
ストン23はスリーブ22により上方に押されてa−b
の寸法だけ移動する。このため、シリンダー15に装着
されているOリング17も移動する。
アンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当接す
るまえに、スリーブ22はアンカーナット12の基端部
12Eに当接する。すなわち、スリーブ22の長さa
は、アンカーナット12の突起12Cの長さとシリンダ
ー15の段部15Bの厚さの和bよりも大きいので、ピ
ストン23はスリーブ22により上方に押されてa−b
の寸法だけ移動する。このため、シリンダー15に装着
されているOリング17も移動する。
【0030】一方、シリンダー15の下方ヘの移動によ
り、シリンダー15のプッシュロッド15Gがタイヤの
バルブの軸を押すと、タイヤのバルブが開く。タイヤの
バルブが開くと、チューブ内の空気圧はアンカーナット
12のセンター孔12Fを通ってスリーブ22の丸孔2
2Eおよび空気圧室25に入り、ピストン23の頭部2
3Aに作用し、ピストン23を上方へ押し上げる。この
ため、ピストン23はピストン23の背部の室28の空
気圧力とプレッシャースプリング26のスプリング力の
合計値に釣り合う位置まで上方に移動する。
り、シリンダー15のプッシュロッド15Gがタイヤの
バルブの軸を押すと、タイヤのバルブが開く。タイヤの
バルブが開くと、チューブ内の空気圧はアンカーナット
12のセンター孔12Fを通ってスリーブ22の丸孔2
2Eおよび空気圧室25に入り、ピストン23の頭部2
3Aに作用し、ピストン23を上方へ押し上げる。この
ため、ピストン23はピストン23の背部の室28の空
気圧力とプレッシャースプリング26のスプリング力の
合計値に釣り合う位置まで上方に移動する。
【0031】また、上部カバー14が押され、上部カバ
ー14と一体となってシリンダー15が下方に移動する
と、シリンダー15に装着されたOリング17はアンカ
ーナット12の突起12Cの内壁に接触し、空間18が
2つの空間18A,18Bに分割される。空間18Aの
圧力はタイヤ内の圧力と同一の高圧となり、空間18B
内の空気は、上部カバー14と下部カバー11の間隙1
9を通って空間20に入り、上部カバー14と下部カバ
ー11の間隙21から外部に出る。
ー14と一体となってシリンダー15が下方に移動する
と、シリンダー15に装着されたOリング17はアンカ
ーナット12の突起12Cの内壁に接触し、空間18が
2つの空間18A,18Bに分割される。空間18Aの
圧力はタイヤ内の圧力と同一の高圧となり、空間18B
内の空気は、上部カバー14と下部カバー11の間隙1
9を通って空間20に入り、上部カバー14と下部カバ
ー11の間隙21から外部に出る。
【0032】こうして、ピストン23が上方に移動する
と、耳部23Cがタイヤ圧に応じてスリット部15L内
で上方に移動し、停止したときの表示部15Fの目盛を
読み取ることにより容易にタイヤ圧を測定することがで
きる。本実施例においては、シリンダー15の段部15
Bがアンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当
接するまえに、スリーブ22がアンカーナット12の基
端部22Eに当接するため、スリーブ22によりピスト
ン23をわずかに上方に移動することができる。このた
め、ピストン23に装着されたOリング24をわずかに
上方に移動することができる。タイヤ圧の測定を長期間
しないで放置した後でタイヤ圧を測定するときは、上部
カバー14を押し込んでも、Oリング24がシリンダー
15の内壁にはりついた状態となって、空気圧だけでは
ピストン23が動かなくなることがしばしば発生する
が、これはOリング24とシリンダー15の内壁に沿っ
たグリースが長期間押されることにより、押されたとこ
ろがミクロ的に油膜切れが生じ、グリースのある状態よ
りも摺動抵抗が高くなるからである。この状態のときに
空気圧の他にスリーブ22でピストン23を移動するよ
うにしたのでスムーズにタイヤ圧を測定することができ
る。
と、耳部23Cがタイヤ圧に応じてスリット部15L内
で上方に移動し、停止したときの表示部15Fの目盛を
読み取ることにより容易にタイヤ圧を測定することがで
きる。本実施例においては、シリンダー15の段部15
Bがアンカーナット12の突起12Cの端面12Dに当
接するまえに、スリーブ22がアンカーナット12の基
端部22Eに当接するため、スリーブ22によりピスト
ン23をわずかに上方に移動することができる。このた
め、ピストン23に装着されたOリング24をわずかに
上方に移動することができる。タイヤ圧の測定を長期間
しないで放置した後でタイヤ圧を測定するときは、上部
カバー14を押し込んでも、Oリング24がシリンダー
15の内壁にはりついた状態となって、空気圧だけでは
ピストン23が動かなくなることがしばしば発生する
が、これはOリング24とシリンダー15の内壁に沿っ
たグリースが長期間押されることにより、押されたとこ
ろがミクロ的に油膜切れが生じ、グリースのある状態よ
りも摺動抵抗が高くなるからである。この状態のときに
空気圧の他にスリーブ22でピストン23を移動するよ
うにしたのでスムーズにタイヤ圧を測定することができ
る。
【0033】すなわち、タイヤ圧の測定において、タイ
ヤのバルブを開くために、上部カバー14を押すが、こ
の力を利用してスリーブ22によりピストン23をわず
かに動かすことにより、スムーズにタイヤ圧の測定を行
うことができる。次に、図12〜図16は本発明の他の
実施例を示す図である。図12は空気圧測定器の測定前
の状況を示す図、図13は空気圧測定器の測定始動の状
況を示す図、図14は図13の左側面図、図15は図1
3の右側面図、図16は空気圧測定器の測定時の状況を
示す図である。
ヤのバルブを開くために、上部カバー14を押すが、こ
の力を利用してスリーブ22によりピストン23をわず
かに動かすことにより、スムーズにタイヤ圧の測定を行
うことができる。次に、図12〜図16は本発明の他の
実施例を示す図である。図12は空気圧測定器の測定前
の状況を示す図、図13は空気圧測定器の測定始動の状
況を示す図、図14は図13の左側面図、図15は図1
3の右側面図、図16は空気圧測定器の測定時の状況を
示す図である。
【0034】本実施例においては、Oリングのはっつき
を押し付け力によりわずかに動かすという技術的思想
を、従来より一般市場に普及している棒状の空気圧測定
器に適用したものである。図12〜図16において、3
1はボディであり、ボディ31には収納孔31Aが形成
され、収納孔31Aには外筒32が挿入されている。
を押し付け力によりわずかに動かすという技術的思想
を、従来より一般市場に普及している棒状の空気圧測定
器に適用したものである。図12〜図16において、3
1はボディであり、ボディ31には収納孔31Aが形成
され、収納孔31Aには外筒32が挿入されている。
【0035】こうしてボディ31に外筒32が固定され
ている。外筒32内には圧力を表示する圧力表示ロッド
33が摺動自在に収納され、圧力表示ロッド33の表面
には圧力を指示する指示線と圧力値が表示されている。
圧力表示ロッド33の一端にはシール部34が固定され
ており、シール部34はその材質がゴムで形成されてい
る。外筒32の端部にはプラスチック製のガイド35が
挿入、固定され、圧力表示ロッド33がガイド35を貫
通している。ボディ31の収納孔31A内の段部31B
にはパッキン36が収納され、パッキン36と接して突
起37が収納されている。突起37には空気孔37Aが
形成され、また、突起37の先端部にはスリット37B
が形成されている。突起37はボディ31の収納孔31
A内に摺動自在に収納され、測定を始める時にはわずか
に摺動して、シール部34を動かすようになっている。
ている。外筒32内には圧力を表示する圧力表示ロッド
33が摺動自在に収納され、圧力表示ロッド33の表面
には圧力を指示する指示線と圧力値が表示されている。
圧力表示ロッド33の一端にはシール部34が固定され
ており、シール部34はその材質がゴムで形成されてい
る。外筒32の端部にはプラスチック製のガイド35が
挿入、固定され、圧力表示ロッド33がガイド35を貫
通している。ボディ31の収納孔31A内の段部31B
にはパッキン36が収納され、パッキン36と接して突
起37が収納されている。突起37には空気孔37Aが
形成され、また、突起37の先端部にはスリット37B
が形成されている。突起37はボディ31の収納孔31
A内に摺動自在に収納され、測定を始める時にはわずか
に摺動して、シール部34を動かすようになっている。
【0036】図12は空気圧測定器38を使用していな
い状況を示している。この状況においては、突起37の
先端部はボディ31の収納孔31Aの端面と同一面上に
あり、また、パッキン36は収納孔31Aの段部31B
に接触している。また、突起37はシール部34に密接
し、圧力表示ロッド33は外筒32内に収納され、静止
した状態にある。
い状況を示している。この状況においては、突起37の
先端部はボディ31の収納孔31Aの端面と同一面上に
あり、また、パッキン36は収納孔31Aの段部31B
に接触している。また、突起37はシール部34に密接
し、圧力表示ロッド33は外筒32内に収納され、静止
した状態にある。
【0037】次に、図13〜図15は空気圧測定器38
を始動した状況を示す。タイヤのバルブにボディ31を
押し込むと、突起37はかすかに右方向に動き、パッキ
ン36も右方向に動く。このため、シール部34は突起
37により押されてわずかに右方向に動く。したがっ
て、圧力表示ロッド33の端部は外筒32からわずかに
突出する。
を始動した状況を示す。タイヤのバルブにボディ31を
押し込むと、突起37はかすかに右方向に動き、パッキ
ン36も右方向に動く。このため、シール部34は突起
37により押されてわずかに右方向に動く。したがっ
て、圧力表示ロッド33の端部は外筒32からわずかに
突出する。
【0038】次に、図16は空気圧測定器38の測定時
の状況を示す。タイヤのバルブの空気圧は、突起37の
スリット37Bから空気孔37Aを通ってシール部34
に作用し、シール部34を移動させる。このため、圧力
表示ロッド33は、ガイド35でガイドされて右方向に
移動する。このとき外筒32より突出した圧力表示ロッ
ド33の圧力値を読み取ることにより、空気圧を測定す
ることができる。
の状況を示す。タイヤのバルブの空気圧は、突起37の
スリット37Bから空気孔37Aを通ってシール部34
に作用し、シール部34を移動させる。このため、圧力
表示ロッド33は、ガイド35でガイドされて右方向に
移動する。このとき外筒32より突出した圧力表示ロッ
ド33の圧力値を読み取ることにより、空気圧を測定す
ることができる。
【0039】従来においては、シール部34を押す突起
37がボディ31内に固定されていたため、シール部3
4が外筒32内にはりついてしまう。このため、常に使
用を繰り返しているか、または何回も押し付けて空気圧
を衝撃的に与えたり、空気圧測定器38をたたいたりし
て動かしていた。本実施例においては、突起37をボデ
ィ31内に摺動自在に収納し、測定時に突起37をわず
かに動かして、シール部34を押すため、スムーズにタ
イヤ圧の測定を行うことができる。
37がボディ31内に固定されていたため、シール部3
4が外筒32内にはりついてしまう。このため、常に使
用を繰り返しているか、または何回も押し付けて空気圧
を衝撃的に与えたり、空気圧測定器38をたたいたりし
て動かしていた。本実施例においては、突起37をボデ
ィ31内に摺動自在に収納し、測定時に突起37をわず
かに動かして、シール部34を押すため、スムーズにタ
イヤ圧の測定を行うことができる。
【0040】なお、棒状の空気圧測定器38は、頭が曲
っているものが多いが、曲っていても測定のために押す
力でシール部34を始動させることは容易に行うことが
できる。
っているものが多いが、曲っていても測定のために押す
力でシール部34を始動させることは容易に行うことが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押し込んだとき開
閉部材がアンカーナット部材の突起に当る前にスリーブ
がアンカーナット部材の基端部に当って移動部材をわず
かに移動させるようにしたため、移動部材に装着したO
リングもわずかに移動するので、リングがはりつくこと
がなく、スムーズに測定を行うことができる。
ば、開閉部材をタイヤ圧の測定のため押し込んだとき開
閉部材がアンカーナット部材の突起に当る前にスリーブ
がアンカーナット部材の基端部に当って移動部材をわず
かに移動させるようにしたため、移動部材に装着したO
リングもわずかに移動するので、リングがはりつくこと
がなく、スムーズに測定を行うことができる。
【0042】また、通常の棒状の空気圧測定器において
も突起でシール部をわずかに押すようにしたため、シー
ル部が外筒にはりつくことがなく、スムーズにタイヤ圧
の測定を行うことができる。
も突起でシール部をわずかに押すようにしたため、シー
ル部が外筒にはりつくことがなく、スムーズにタイヤ圧
の測定を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】シリンダーの半断面図
【図3】図2の右側面図
【図4】シリンダーの他の半断面図
【図5】図4の左半側面図
【図6】図4のA−A断面矢視図
【図7】図4のB−B断面矢視図
【図8】スリーブの半断面図
【図9】図8の左側面図
【図10】図8の右側面図
【図11】スリーブの他の半断面図
【図12】本発明の他の実施例を示す使用前の状況を示
す断面図
す断面図
【図13】始動の状況を示す断面図
【図14】図13の左側面図
【図15】図13の右側面図
【図16】測定時の状況を示す断面図
【図17】従来例を示す図
11:下部カバー 11A:突起 11B:セレーション 12:アンカーナット(アンカーナット部材) 12A:スプライン 12B:凹部 12C:突起 12D:端面 12E:基端部 12F:センター孔 12G:ねじ 13:タイヤバルブキャップ 14:上部カバー 15:シリンダー(開閉部材) 15A,15B:段部 15C:小円筒部 15D:斜面 15E:延在部 15F:表示部 15G:プッシュロッド 15H:シリンダー本体 15I:溝 15J:孔 15K:ブリッジ部 15L:スリット部 16:リターンスプリング 17,24:Oリング 18,18A,18B,20:空間 19,21:間隙 22:スリーブ 22A:スリーブ本体 22B:つの部 22C:折曲部 22D:切欠き部 22E:丸孔 23:ピストン(開閉部材) 23A:頭部 23B:段部 23C:耳部 25:空気圧室 26:プレッシャースプリング 27:ディスク 28:室 31:ボディ 31A:収納孔 31B:段部 32:外筒 33:圧力表示ロッド 34:シール部 35:ガイド 36:パッキン 37:突起 37A:空気孔 37B:スリット 38:空気圧測定器
Claims (4)
- 【請求項1】上部カバーと、該上部カバーと一体で回転
自在に設けられ且つ軸方向に移動することでタイヤのチ
ューブのバルブを開放して空気圧を導入し移動しないと
きバルブを閉止している開閉部材と、該開閉部材内に収
納され開閉部材から導入された空気圧により移動する移
動部材を備え、 前記開閉部材をタイヤ圧の測定のため押し込んだとき開
閉部材が開閉部材を弾性部材を介して支持するアンカー
ナット部材の突起に当る前にアンカーナット部材の基端
部に当って前記移動部材をわずかに動かすスリーブを有
することを特徴とするタイヤバルブキャップ。 - 【請求項2】前記スリーブの長さを前記アンカーナット
部材の突起の長さと該突起に当接する開閉部材の段部の
厚さの和よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記
載のタイヤバルブキャップ。 - 【請求項3】前記スリーブは一対のつの部を有し、つの
部が前記開閉部材の小円筒部に設けられた略半円状の孔
に挿入されたことを特徴とする請求項1記載のタイヤバ
ルブキャップ。 - 【請求項4】ボディに挿入された外筒と、 該外筒内に収納され端部にシール部を有し空気圧により
移動する圧力表示ロッドと、 前記ボディ内に移動自在に収納され空気孔を有し前記シ
ール部をわずかに動かす突起を備えたことを特徴とする
空気圧測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13639295A JP2872081B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13639295A JP2872081B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327481A true JPH08327481A (ja) | 1996-12-13 |
JP2872081B2 JP2872081B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15174092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13639295A Expired - Lifetime JP2872081B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | タイヤバルブキャップおよび空気圧測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872081B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087965A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Fuji Koki Corp | 複合弁 |
CN103889744A (zh) * | 2011-09-13 | 2014-06-25 | 斯特凡纳·福泽考什 | 主要用于控制轮胎自动充放气的气动装置 |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13639295A patent/JP2872081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087965A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Fuji Koki Corp | 複合弁 |
CN103889744A (zh) * | 2011-09-13 | 2014-06-25 | 斯特凡纳·福泽考什 | 主要用于控制轮胎自动充放气的气动装置 |
CN103889744B (zh) * | 2011-09-13 | 2016-12-07 | 斯特凡纳·福泽考什 | 主要用于控制轮胎自动充放气的气动装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2872081B2 (ja) | 1999-03-17 |
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