JPH08327346A - 測長方法 - Google Patents

測長方法

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JPH08327346A
JPH08327346A JP13540495A JP13540495A JPH08327346A JP H08327346 A JPH08327346 A JP H08327346A JP 13540495 A JP13540495 A JP 13540495A JP 13540495 A JP13540495 A JP 13540495A JP H08327346 A JPH08327346 A JP H08327346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length
measured
measuring device
cutting
dead load
Prior art date
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Pending
Application number
JP13540495A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kageyama
真 景山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP13540495A priority Critical patent/JPH08327346A/ja
Publication of JPH08327346A publication Critical patent/JPH08327346A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム、プラスチック等の軟質なコルゲートチ
ューブなどの伸縮性のある被測長物を、精密に測長する
方法を提供する。 【構成】 被測長物Aを送給ローラ3より鉛直下方に、
自重のみかかった状態で送り出し、この自重のみかかっ
た部分を、送給部の鉛直下方に配置した非接触測長装置
4により測長することを、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴム、プラスチ
ック製の軟質コルゲートチューブなどの伸縮性のある被
測長物を精密に測長する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の軟質コルゲートチューブ等の、伸
縮性のある被測長物Aに対する測長ラインを図3に示
す。このラインは水平配置である。被測長物Aはサプラ
イロール〔1〕から繰り出され、送給ローラ〔3〕で、
切断テーブルへ送り込まれる。サプライロール〔1〕と
送給ローラ〔3〕間には、サプライロール〔1〕の送給
をコントロールし、その重さが被測長物Aの張力となる
ダンサー〔12〕がある。ダンサー〔12〕の両側に、
ガイドローラ〔2〕がある。 ガイドローラ〔2〕のす
ぐ後に非接触測長装置〔4〕があり、該装置〔4〕の前
を通過する被測長物Aの長さを測っている。送給ローラ
〔3〕の前後には、ガイド〔6〕がある。
【0003】前工程の切断が完了すると、送給ローラ
〔3〕が回転し始め、非接触測長装置〔4〕が必要長さ
を計尺し、送給ローラ〔3〕に、停止の合図を出す。つ
づいて切断装置〔5〕が作動し被測長物〔A〕の定尺切
断が完了する。
【0004】非接触測長装置〔4〕は、例えば、図4に
示す様なものである。即ち、被測長物Aの表面に、レー
ザー発射装置〔13〕より、集光レンズ〔14〕を通し
てレーザー光を照射すると、スペックルパターン〔1
7〕が発生する。これは、明暗の斑模様を成しており、
この模様を1次元イメージセンサー〔16〕で受光す
る。被測長物〔A〕が移動すると、このスペックルパタ
ーン〔17〕もおなじ方向に移るので、この移動量をア
ンプユニットの解析回路において算出し、被測長物Aを
測長するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】被測長物Aとして例え
ばポリエチレン製のコルゲートチューブ300メートル
を、捲いたサプライロール から、1メートル長さのチ
ューブを、切り出した。しかし長さのバラツキが+5m
mからー10mmと片側5mmを越えてしまった。
【0006】この原因は、被測長部分が伸び縮みして、
被測長物Aの長さを正しく測っていないためである。即
ちコルゲートチューブの様に、長手方向に変形し易い材
料の被測長物Aでは、送給始動時及び停止時に被測長物
Aにガイドローラ[2]の回転抵抗、慣性力による急激
な張力変化が生じる。この張力変化はダンサー[12]
では完全には吸収できないため被測長物Aが長手方向に
変形し、正確な測長が出来なくなってしまい、切断長が
ばらついてしまっていた。さらに、送給ローラ[3]よ
り上流側の被測長物Aは自重により下側のガイド[6]
に接触しながら送り出されるため、この部分の被測長物
Aの張力は不安定となり、このことも切断長のバラツキ
の原因となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非接触測長装
置内の被測長物Aに作用する張力を少なくして安定さ
せ、測長のバラツキを小さくするようにしたもので、被
測長物を送給部より鉛直下方に自重のみかかった状態で
送り出し、この自重のみかかった部分を送給部の鉛直下
方側に配置した非接触測長装置により測長することを特
徴としている。
【0008】
【作用】本発明のように、被測長物を鉛直下方に送給部
より送り出すと、この部分の被測長物は自重のみかかっ
た状態となり、送給部に接触して張力が急激に変化した
り大きく不安定になることがなく、伸び縮みが小さいか
ら、この部分を非接触測長装置で測長することにより、
正確で安定した測長が可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1に、より詳細に説
明する。この装置はサプライロール〔1]、光電スイッ
チ(上部)[7]、光電スイッチ(下部)[8]、複数
のガイドローラ[2]、送給部の一例である送給ローラ
[3]、非接触測長装置[4]、切断装置[5]、光電
スイッチ(測長開始用)[9]からなる。被測長物Aの
測長には高さが必要で、被測長物Aは上方に一度持ち上
げる必要があり、その為、ガイドロール〔2〕は上方
(高位置)に配設され、また従来のダンサーに代えて、
上下の光電スイッチ〔7〕〔8〕が、用いられた。サプ
ライロール[1]は接続されたモータにより、光電スイ
ッチ(上部)[7]の検出で被測長物の繰り出しを開始
し、光電スイッチ(下部)[8]の検出で被測長物の繰
り出しが停止するように制御されている。尚、繰り出し
速度は送給ローラ[3]の送給速度より速く設定されて
いる。
【0010】ガイドローラ[2]は被測長物Aと接触し
ながら回転するように円周方向に回転自在に固定されて
いる。送給部を構成する送給ローラ[3]は2個一組よ
りなり、互いに反対方向に回転するようにモーターに接
続され、被測長物を2個のロールの間に挟み込んで鉛直
下方に送り出すようになっている。送給ローラーの代わ
りに、2個のベルトで、挟み込んで送り出すタイプのも
のでもよいし、無限軌道式送り機でもよい。
【0011】非接触測長装置[4]は送給ローラ[3]
の鉛直下方に設置される。非接触測長装置〔4〕は、被
測長物Aの測長を非接触で行うものであり例えば図4に
示すものと同じ構造なので説明は省略する。切断装置
[5]は非接触測長装置[4]の鉛直下方に設けられて
おり、測長値が設定値に達し、送給ローラ[3]のモー
タが停止した後、この切断装置[5]にて被測長物Aが
切断される。光電スイッチ(測長開始用)[9]は切断
装置の鉛直下方に配置されており、被測長物Aの先端を
検出した時、非接触測長装置〔4〕の測長を開始するよ
うになっている。
【0012】次に本発明の測長方法を説明すると、サプ
ライロール[1]より繰り出された被測長物をガイドロ
ーラ[2]を介して送給部である送給ローラ[3]に導
き、この送給ローラ[3]で被測長物Aを挟み込んで鉛
直下方へ自重のみかかった状態で送り出す。 次に被測
長物Aを切断装置[5]の鉛直下方に配置した光電スイ
ッチ(測長開始用)[9]で検出し非接触測長装置で測
長を開始する。非接触測長装置の制御部分にてこの測長
値の自重による伸びを補正し、更に光電スイッチ(測長
開始用)[9]と切断部間の長さを補正して、測長値と
設定値が等しくなるまで送給ローラ[3]のモータを制
御し、所定測長値に達したとき、送給ローラ[3]の回
転を停止し、送給停止の間に切断を行う。
【0013】被切断長が長い場合の実施例を図2に示
す。即ち、被測長物Aが長尺物については、前記実施例
の光電スイッチ(測長開始用)[9]の鉛直下方に、そ
の軸が鉛直方向を向いた円錐状の巻き枠〔10〕を置
き、この巻き枠〔10〕上に線状体を降下させ、線状体
の送給により自然に巻き枠の円錐斜面状に巻き上がら
せ、さらに、巻き枠下方に昇降装置〔11〕を設け、巻
き上げ高さに応じて巻き上げ部と送給部の距離Lを一定
に保つように巻き枠を下降させ、自重による伸びを一定
とすることで、線状体の如き長尺物の被測長物Aでも正
確な測長が可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明は被測長物を送給部より鉛直下方
に自重のみかかった状態で送り出し、この自重のみかか
った部分を非接触測長装置で測長するようにしたので、
送給始動時及び停止時に被測長物に作用する送給部の回
転抵抗、慣性力による急激な張力変化の結果生じる被測
長物の長手方向の伸縮等の変形の影響を受けず、長手方
向に変形しやすい材料からなる被測長物でも安定した精
度の高い測長が可能になる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施に用いる測長装置の概要図であ
る。
【図2】 本発明の実施に用いる測長装置の変形例を示
す概要図である。
【図3】 従来の測長装置のラインの概要図である。
【図4】 非接触測長装置の原理説明図である。
【符号の説明】
A・・・被測長物 1・・・サプライロール(モータ付) 2・・・ガイドローラ 3・・・送給ローラ 4・・・非接触測長装置 5・・・切断装置 6・・・ガイド 7・・・光電スイッチ(上) 8・・・光電スイッチ(下) 9・・・光電スイッチ(測長開始) 10・・・円錐状巻き枠 11・・・昇降装置 12・・・ダンサー 13・・・レーザー発射装置 14・・・集光レンズ 15・・・受光部 16・・・一次元イメージセンサー 17・・・スペックルパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測長物を送給部より鉛直下方に自重のみ
    かかった状態で送り出し、この自重のみかかった部分を
    送給部の鉛直下方側に配置した非接触測長装置により測
    長することを特徴とする測長方法。
JP13540495A 1995-06-01 1995-06-01 測長方法 Pending JPH08327346A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13540495A JPH08327346A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 測長方法

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JP13540495A JPH08327346A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 測長方法

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JPH08327346A true JPH08327346A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15150940

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13540495A Pending JPH08327346A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 測長方法

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JP (1) JPH08327346A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204112A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Shin Meiwa Ind Co Ltd 電線処理装置
JP2013172905A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Olympus Corp 管状挿入システム
CN104482906A (zh) * 2014-12-19 2015-04-01 苏州莱测检测科技有限公司 一种卷料长度测量装置
CN105841654A (zh) * 2016-04-28 2016-08-10 安徽皖电机械设备有限公司 一种线缆计米装置

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