JPH08327046A - ガスタービン及びその燃焼器のダスト除去方法 - Google Patents

ガスタービン及びその燃焼器のダスト除去方法

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JPH08327046A
JPH08327046A JP13002995A JP13002995A JPH08327046A JP H08327046 A JPH08327046 A JP H08327046A JP 13002995 A JP13002995 A JP 13002995A JP 13002995 A JP13002995 A JP 13002995A JP H08327046 A JPH08327046 A JP H08327046A
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JP
Japan
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combustor
gas turbine
air
combustor liner
dust
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JP13002995A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kirikami
清一 桐上
Kazuhiro Maezawa
一弘 前沢
浩二 ▲高▼橋
Koji Takahashi
Akira Okabe
岡部  明
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガスタービンの運転中に燃焼器内に堆積したダ
スト等を定期的、または間欠的に除去するガスタービン
及びその燃焼器のダスト除去方法を提供する。 【構成】圧縮機1,燃焼器6,タービン2を備え、燃焼
器6をガスタービンの起動時に用い、燃焼器6内の燃焼
器ライナ11の振動の腹部分に高圧空気を噴出する空気
噴出手段と、燃焼器ライナ11部に空気を送る空気供給
手段を備えて、空気噴出手段により燃焼器ライナ11部
に堆積するダストを燃焼器ライナ11から離脱させ、離
脱されたダストを前記空気供給手段により下流側に除去
する。 【効果】ガスタービン燃焼器内のダスト堆積を防止でき
るため、燃焼器の安定した運転を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン及びその
燃焼器のダスト除去方法に係り、特にガスタービン燃焼
器内に堆積する高温ガス中のダストをに除去するに好適
なガスタービン及びその燃焼器のダスト除去方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンにおいては、燃料が
重質油の場合、燃焼後の灰が堆積する。また、加圧ボイ
ラと組合せた加圧流動床燃焼(以下、PFBCと呼ぶ)
発電におけるガスタービンでは、加圧ボイラの高温ガス
中のダストが、ガスタービンの起動用燃焼器に堆積す
る。従来、この堆積したダスト除去作業は、ガスタービ
ン停止時、水洗等にて行っていた。
【0003】特開昭57−73319 号公報には、焼却炉にお
ける焼却後の灰を炉内への圧縮空気の吹込みにより炉内
より舞い上がらせて、これを吸引して集塵器で補集する
ようにした焼却灰の除去方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は、
焼却炉における焼却後の灰を集塵器で補集するもの、あ
るいは定期点検時、すなわちガスタービンが停止した
時、ダスト除去を行ったがガスタービンによる発電の目
的を考えると、ダスト堆積量が多い場合、運転中にダス
ト除去の操作が必要であり、又、ガスタービンは、長期
間連続運転することが望ましい。上記従来の技術は、こ
の点についての配慮がされていないものであった。
【0005】本発明の目的は、ガスタービンの運転中に
燃焼器内に堆積したダスト等を定期的、または間欠的に
除去するガスタービン及びその燃焼器のダスト除去方法
を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ガスタービンの燃焼
器内に堆積してもプラント効率への影響を小さくしたガ
スタービン及びその燃焼器のダスト除去方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガスタービンは、圧縮機,燃焼器,タービ
ンを備えたガスタービンにおいて、前記燃焼器がガスタ
ービンの起動時に用いられるものであって、該燃焼器内
の燃焼器ライナを加振するための加振手段と、該燃焼器
ライナ部の空気流速を増加させる空気供給手段を備え、
燃焼器ライナ部に堆積するダストを定期的もしくは間欠
的に除去することを特徴とするものである。
【0008】又、前記燃焼器がガスタービンの起動時に
用いられるものであって、該燃焼器内の燃焼器ライナの
振動の腹部分に高圧空気を噴出する空気噴出手段と、該
燃焼器ライナ部に空気を送る空気供給手段を備え、前記
空気噴出手段により燃焼器ライナ部に堆積するダストを
燃焼器ライナから離脱させ、該離脱されたダストを前記
空気供給手段により、下流側に除去することを特徴とす
るものである。
【0009】又、前記燃焼器内の燃焼器ライナを加振す
るための加振手段と、該加振するための手段により燃焼
器ライナ部に堆積するダストを燃焼器ライナから離脱さ
れたダストを下流側に除去する空気供給手段を備えたこ
とを特徴とするものである。又、前記空気供給手段が、
前記燃焼器と前記ガスタービン圧縮機とをバイパス弁を
介して接続されるものであって、前記バイパス弁を部分
的に開状態にさせるものである。又、前記加振手段が、
前記燃焼器ライナに脈動を伴った高圧空気を噴射し、槌
打するものである。又、前記燃焼器ライナに高圧空気を
噴射する場所が、前記燃焼器ライナの側面であって燃焼
器ライナの固有振動数モードの腹側である。又、前記高
圧空気の供給源が、ガスタービン圧縮機であるものであ
る。又、前記高圧空気の供給源が、燃料噴霧空気圧縮機
の高圧空気であるものである。上記目的を達成するため
に、本発明のガスタービンの燃焼器のダスト除去方法
は、圧縮機で圧縮された空気を燃焼器に導き、燃料とと
もに燃焼させ、該燃焼により発生した燃焼ガスをタービ
ンに導きタービンを起動するガスタービンにおいて、前
記ガスタービンの起動時に該燃焼器内の燃焼器ライナの
振動の腹部分に高圧空気を噴出させて前記燃焼器ライナ
を加振させ、燃焼器ライナ部に堆積したダストを燃焼器
ライナから離脱し、空気供給手段により空気を前記燃焼
器ライナ部に供給して前記離脱させたダストを燃焼器の
下流側に除去することを特徴とするものである。
【0010】又、圧縮機で圧縮された空気を燃焼器に導
き、燃料とともに燃焼させ、該燃焼により発生した燃焼
ガスをタービンに導きタービンを起動するガスタービン
において、前記ガスタービンの起動時に前記燃焼器内の
燃焼器ライナを加振させ、該加振により燃焼器ライナ部
に堆積したダストを燃焼器ライナから離脱し、空気供給
手段により空気を前記燃焼器ライナ部に供給して前記離
脱させたダストを燃焼器の下流側に除去することを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】上記のように構成しているので、ガスタービン
の燃焼器ライナ内のダストを除去することができる。P
FBC用のガスタービンを例にとり述べると、加圧ボイ
ラの運転中は、ガスタービン燃焼器への燃料供給は停止
されており、長時間運転した場合、加圧ボイラで発生し
たダストは、燃焼器ライナ内面に堆積する。高圧空気を
燃焼器ライナの側面であり、燃焼器ライナの固有振動の
節の部分を避けて腹の部分に噴射するようにしているの
で、噴射された空気は、燃焼器ライナを槌打振動させ
る。この燃焼器ライナの振動により、ダストは燃焼器ラ
イナ内面より離脱する。又、加圧ボイラの運転時は、バ
イパス弁のリーク量程度しか流れていない少量の空気
を、バイパス弁を部分開の状態にして増加させ、燃焼器
ライナ内部の空気流速を約2m/s以上に増大させてい
るため、ダストを燃焼器の下流側に排出する。
【0012】このダスト除去動作を、定期的あるいは間
欠的に行うことにより、ガスタービン燃焼器内のダスト
堆積を防止できるため、燃焼器の安定した運転を行うこ
とができる。また、燃焼器ライナ内にダストが堆積しな
いため、燃焼器ライナ内部の断面の流速が、初期の状態
を保つことができるので、安定な燃焼を保つことができ
る。また、ダストの除去を間欠的に行うため、プラント
効率の低下を少なくすることができる。又、プラントを
停止させてダストの除去する作業あるいは停止時にダス
ト除去の作業が不要となり、定期点検の工程を短くする
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1及び図2に
より説明する。図1は、本実施例のガスタービンの構成
図、図2は、燃焼器を拡大して示した縦断面図である。
【0014】図1に示すように、ガスタービンの設備
は、主としてガスタービン圧縮機1,タービン2,発電
機3、図示しない加圧流動床ボイラ(加圧ボイラともい
う)、燃焼器6、それらを接続する配管などから構成さ
れている。加圧流動床ボイラ、燃焼器6とガスタービン
圧縮機1及びタービン2との配管の接続は、次のように
構成されている。ガスタービン圧縮機1には、加圧流動
床ボイラに圧縮空気を供給するための配管10が設けら
れており、加圧流動床ボイラで発生した燃焼ガスは、配
管9によりタービン2に導かれるようになっている。一
方、ガスタービン圧縮機1と燃焼器6とは、途中にプレ
クーラ14,噴霧空気圧縮機15,止弁16,スナッバ
13を設けられた配管12によって接続され、燃料ノズ
ル7に圧縮空気を導くようになっている。この配管12
の噴霧空気圧縮機15と止弁16の間で分岐された配管
12aにより、止弁17を介して燃焼器6の燃焼ライナ
11部分に圧縮空気が導かれるようになっている。又、
ガスタービン圧縮機1と燃焼器6とはさらにバイパス弁
4を介して配管5により接続されており、燃焼器6の出
口側は配管9の途中に接続されている。なお、本実施例
では、ガスタービン圧縮機1,タービン2,燃焼器6の
構成を便宜上、ガスタービンと呼ぶ。
【0015】このように構成されたガスタービン設備の
動作について説明する。ガスタービンの起動時には、バ
イパス弁4は開の状態に設定されており、ガスタービン
圧縮機1は、大気より空気を吸入して空気を圧縮し、配
管5を介して高圧空気を燃焼器6に供給する。燃焼器6
には、燃料ノズル7から燃料が投入される一方、噴霧空
気は、圧縮機の出口より配管12を通って、プレクーラ
14に流入して冷却され、噴霧空気圧縮機15にて加圧
される。その後に止弁16を介して流れ、燃料噴霧時
に、脈動除去するためのスナッバー13を経由して、燃
料ノズル7に供給される。この燃料と噴霧空気との混合
が、図示しない点火栓にて着火され、燃焼される。燃焼
ガスは、配管8からタービン2に流入し、タービン2を
駆動するが、この膨張エネルギーが発電機3により、電
気エネルギーに変換される。
【0016】加圧ボイラの運転が開始されると、バイパ
ス弁4は閉の状態となり、又、ガスタービン燃焼器6へ
の燃料供給は停止される。加圧ボイラで発生した高温ガ
スが、配管9を介してタービン2に供給されタービン2
を回転させる。またタービン2は、圧縮機1と発電機3
を回転させ、圧縮機1は逆風機として配管10を介して
加圧ボイラへ高圧空気を送る一方、発電機3で発電す
る。この加圧ボイラ運転時は、バイパス弁4は全閉とな
るため、バイパス弁4からリークした極く少量の空気
が、燃焼器6へ流れるので、流速が小さいため、ダスト
を除去する効果は小さい。
【0017】通常、この加圧ボイラによる運転状態が続
くが、長時間運転するとダストを含んだ高温ガスが配管
9及び配管8で連通している燃焼器ライナ11の内部に
ダストが堆積する。燃焼器ライナ11内に堆積したダス
トの除去は、本実施例では以下のように行われる。ガス
タービンの起動時は、燃料を噴霧するため使用する配管
12により供給される噴霧空気は、ダスト除去時は、止
弁16を閉じる操作をしてスナッバー13を経由させず
に止弁17を通って直接燃焼器ライナ11の側面に供給
されるようにする。燃焼器ライナ11の側面には、図2
に示すようにノズル30が設けられており、ノズル30
は、単純な単孔で構成されている。配管12aを通った
噴霧空気は、このノズル30から、燃焼器ライナ11に
衝突されるように設定されているが、この燃焼器ライナ
11への衝突位置は、燃焼器ライナ11の固有振動モー
ドの節とならない位置を選定している。ここで、配管12
aにより供給される噴霧空気は、脈動を伴ったものであ
り、この脈動は、止弁17の開閉操作を一定時間行って
噴霧空気に脈動を与えるようにしている。また、ノズル
30から流出される圧縮空気は十分な速度を有してお
り、燃焼器ライナ11を200G以上の加振力で槌打
し、振動させる。この振動により、燃焼器ライナ11内
のダストが浮き上がる。これに伴って、ガスタービン圧
縮機1から吐出される空気は、ガスタービン起動時に
は、バイパス弁4を介して、燃焼器6へ流入し、バイパ
ス弁4を部分的に開状態としているので、燃焼器ライナ
11内で約2m/s以上の空気速度成分を与え、振動に
より浮き上がったダストを燃焼器ライナ11の下流側に
排出する。
【0018】このように、本実施例では、ガスタービン
燃焼器6の内部に堆積したダストを離脱させるため、燃
焼器ライナ11の側面に、高圧空気を定期的または間欠
的に噴射し、加振することで槌打効果を与え、この燃焼
器ライナ11の側面を高圧空気で加振する場合、ノズル
30の燃料噴霧空気を用いる。燃料噴射空気を使う場
合、燃料ノズル7には空気流の脈動を除去するため、ス
ナッバーを経由した空気を用いるが、加振源としては脈
動が存在した方がよく、スナッバー13をバイパスした
空気を用いている。そして、燃焼器ライナ11を加振す
ると同時に圧縮機1の吐出空気のバイパス弁を部分的に
開状態にし、燃焼器ライナ11内に空気を通過させ、離
脱したダストを燃焼器6の下流に押し流すようにしてい
る。
【0019】なお、本実施例では、バイパス弁4は1台
の場合を述べたが、複数台設ける場合もある。
【0020】又、燃焼器ライナ11の側面を槌打し、加
振する方法として、圧縮機吐出空気を用いた高圧空気に
よる加振方法を述べたが、電磁石を用いた電磁的な槌
打,加振方法を用いることもでき、機械的加振法(ハン
マリング)を用い機械的な槌打,加振方法を用いてもよ
い。
【0021】本実施例によれば、燃焼器ライナ11内部
に堆積したダストを、定期的あるいは間欠的に下流側に
排出することができるので、ガスタービン燃焼器内のダ
スト堆積を防止できるため、燃焼器の安定した運転を行
うことができる。この結果、ダストが堆積し、燃焼器ラ
イナの冷却孔を閉塞した場合、燃焼器ライナが焼損する
可能性があるがこの焼損を防止できる効果がある。
【0022】また、燃焼器ライナ内にダストが堆積しな
いため、燃焼器ライナ内部の断面の流速が、初期の状態
を保つことができるので、安定な燃焼を保つことができ
る。また、ダストの除去を間欠的に行うため、プラント
効率の低下を少なくすることができる。また、プラント
を停止させてダストの除去する作業あるいは停止時にダ
スト除去の作業が不要となり、定期点検の工程を短くす
ることができる。
【0023】本発明の他の実施例を図2により説明す
る。図2は、本実施例のガスタービンの構成図である。
【0024】本実施例のガスタービン設備は、図1に示
す実施例と同様に構成されているが、本実施例では、配
管12aと配管12との接続位置をプレクーラ14の上
流側に設けている。この場合、燃焼器ライナ11の加振
用高圧空気として、ガスタービン圧縮機1の吐出空気を
用いているため、ガスタービン圧縮機1の吐出空気と燃
焼器ライナ11との差圧は小さく、図1示す実施例と同
様の加振力を得るためには、空気量を多くしなければな
らない。
【0025】このため、図1に示す実施例では比較的離
脱しにくいダストの除去に好適であり、本実施例は、比
較的離脱しやすいダストを除去するのに好適であり、使
い分けることができる。
【0026】なお、本実施例では空気源としてガスター
ビン圧縮機1を利用したが、別置の圧縮機を利用しても
よく、同様の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、燃
焼器ライナ11内部に堆積したダストを、定期的あるい
は間欠的に下流側に排出することができるので、ガスタ
ービン燃焼器内のダスト堆積を防止できるため、燃焼器
の安定した運転を行うことができる。この結果、ダスト
が堆積し、燃焼器ライナの冷却孔を閉塞した場合、燃焼
器ライナが焼損する可能性があるがこの焼損を防止でき
る効果がある。
【0028】また、燃焼器ライナ内にダストが堆積しな
いため、燃焼器ライナ内部の断面の流速が、初期の状態
を保つことができるので、安定な燃焼を保つことができ
る。また、ダストの除去を間欠的に行うため、プラント
効率の低下を少なくすることができる。また、プラント
を停止させてダストの除去する作業あるいは停止時にダ
スト除去の作業が不要となり、定期点検の工程を短くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のガスタービンの構成図であ
る。
【図2】図1の燃焼器を拡大して示した縦断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例のガスタービンの構成図で
ある。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…タービン、3…発電機、4…バイパス
弁、6…燃焼器、11…燃焼器ライナ、13…スナッバ
ー、15…噴霧空気圧縮機、16,17…止弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 明 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機,燃焼器,タービンを備えたガスタ
    ービンにおいて、前記燃焼器がガスタービンの起動時に
    用いられるものであって、該燃焼器内の燃焼器ライナを
    加振するための加振手段と、該燃焼器ライナ部の空気流
    速を増加させる空気供給手段を備え、燃焼器ライナ部に
    堆積するダストを定期的もしくは間欠的に除去すること
    を特徴とするガスタービン。
  2. 【請求項2】圧縮機,燃焼器,タービンを備えたガスタ
    ービンにおいて、前記燃焼器がガスタービンの起動時に
    用いられるものであって、該燃焼器内の燃焼器ライナの
    振動の腹部分に高圧空気を噴出する空気噴出手段と、該
    燃焼器ライナ部に空気を送る空気供給手段を備え、前記
    空気噴出手段により燃焼器ライナ部に堆積するダストを
    燃焼器ライナから離脱させ、該離脱されたダストを前記
    空気供給手段により下流側に除去することを特徴とする
    ガスタービン。
  3. 【請求項3】圧縮機,燃焼器,タービンを備えたガスタ
    ービンにおいて、前記燃焼器内の燃焼器ライナを加振す
    るための加振手段と、該加振するための手段により燃焼
    器ライナ部に堆積するダストを燃焼器ライナから離脱さ
    れたダストを下流側に除去する空気供給手段を備えたこ
    とを特徴とするガスタービン。
  4. 【請求項4】圧縮機で圧縮された空気を燃焼器に導き、
    燃料とともに燃焼させ、該燃焼により発生した燃焼ガス
    をタービンに導きタービンを起動するガスタービンにお
    いて、前記ガスタービンの起動時に該燃焼器内の燃焼器
    ライナの振動の腹部分に高圧空気を噴出させて前記燃焼
    器ライナを加振させ、燃焼器ライナ部に堆積したダスト
    を燃焼器ライナから離脱し、空気供給手段により空気を
    前記燃焼器ライナ部に供給して前記離脱させたダストを
    燃焼器の下流側に除去することを特徴とするガスタービ
    ンの燃焼器のダスト除去方法。
  5. 【請求項5】圧縮機で圧縮された空気を燃焼器に導き、
    燃料とともに燃焼させ、該燃焼により発生した燃焼ガス
    をタービンに導きタービンを起動するガスタービンにお
    いて、前記ガスタービンの起動時に前記燃焼器内の燃焼
    器ライナを加振させ、該加振により燃焼器ライナ部に堆
    積したダストを燃焼器ライナから離脱し、空気供給手段
    により空気を前記燃焼器ライナ部に供給して前記離脱さ
    せたダストを燃焼器の下流側に除去することを特徴とす
    るガスタービンの燃焼器のダスト除去方法。
  6. 【請求項6】前記空気供給手段が、前記燃焼器と前記ガ
    スタービン圧縮機とをバイパス弁を介して接続されるも
    のであって、前記バイパス弁を部分的に開状態にさせる
    ものである請求項1から3のいずれかに記載のガスター
    ビン。
  7. 【請求項7】前記加振手段が、前記燃焼器ライナに脈動
    を伴った高圧空気を噴射し、槌打するものである請求項
    1又は3に記載のガスタービン。
  8. 【請求項8】前記燃焼器ライナに高圧空気を噴射する場
    所が、前記燃焼器ライナの側面であって燃焼器ライナの
    固有振動数モードの腹側である請求項7に記載のガスタ
    ービン。
  9. 【請求項9】前記高圧空気の供給源が、ガスタービン圧
    縮機である請求項2又は7に記載のガスタービン。
  10. 【請求項10】前記高圧空気の供給源が、燃料噴霧空気
    圧縮機の高圧空気である請求項2又は7に記載のガスタ
    ービン。
  11. 【請求項11】前記ガスタービンの起動時にガスタービ
    ン圧縮機もしくは燃料噴霧空気圧縮機の高圧空気を前記
    燃焼ライナの側面に噴出させて加振させるものである請
    求項4又は5に記載のガスタービンの燃焼器のダスト除
    去方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101886577A (zh) * 2009-05-14 2010-11-17 通用电气公司 用于诱发燃烧动态的方法和系统

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