JPH08326949A - 調節握り - Google Patents
調節握りInfo
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- JPH08326949A JPH08326949A JP8135462A JP13546296A JPH08326949A JP H08326949 A JPH08326949 A JP H08326949A JP 8135462 A JP8135462 A JP 8135462A JP 13546296 A JP13546296 A JP 13546296A JP H08326949 A JPH08326949 A JP H08326949A
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- grip
- valve
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- adjusting
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/44—Mechanical actuating means
- F16K31/60—Handles
- F16K31/602—Pivoting levers, e.g. single-sided
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転角度制限装置を備えた調節握りであっ
て、比較的簡単な、しかも通常の使用者には見えない、
たとえば家事管理人または、他の専門家が追加的手段に
よって釈放し得る改良調節握りを提供する。 【解決手段】 弁、特に衛生分野における給水弁であっ
て、弁ハウジングから突出した回転心棒を有し、該心棒
に握り部材が固定され、弁ハウジングに握り部材と共働
するストッパを設けられている給水弁において、回転角
度制限装置を改良するために、握り部材に隠蔽されるよ
うに配置された釈放自在のストッパを設け、握り部材の
外方部分を外した後、はじめて該ストッパが作動領域か
ら離れるようにする。
て、比較的簡単な、しかも通常の使用者には見えない、
たとえば家事管理人または、他の専門家が追加的手段に
よって釈放し得る改良調節握りを提供する。 【解決手段】 弁、特に衛生分野における給水弁であっ
て、弁ハウジングから突出した回転心棒を有し、該心棒
に握り部材が固定され、弁ハウジングに握り部材と共働
するストッパを設けられている給水弁において、回転角
度制限装置を改良するために、握り部材に隠蔽されるよ
うに配置された釈放自在のストッパを設け、握り部材の
外方部分を外した後、はじめて該ストッパが作動領域か
ら離れるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弁、特に衛生分野に
おける給水弁に対する調節握りであって、弁ハウジング
から突出した回転自在の弁心棒を有し、該弁心棒に握り
部材が固定され、弁ハウジングに握り部材と共働するス
トッパが設けられている、調節握りに関するものであ
る。
おける給水弁に対する調節握りであって、弁ハウジング
から突出した回転自在の弁心棒を有し、該弁心棒に握り
部材が固定され、弁ハウジングに握り部材と共働するス
トッパが設けられている、調節握りに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この形式の調節握りは、冷水、および温
水に対する混合弁において、温度を調節するために使用
され、かつ流量調節弁において、最大流量を制限するた
めに使用される。周知の調節握りの多くは、回転角度を
制限するための固定ストッパを備えている。さらに、特
に温度調節に対する調節握りにおいては、使用者によっ
て作動される衝当キーが設けられ、このキーによって回
転制限を解除し得るようになっている。
水に対する混合弁において、温度を調節するために使用
され、かつ流量調節弁において、最大流量を制限するた
めに使用される。周知の調節握りの多くは、回転角度を
制限するための固定ストッパを備えている。さらに、特
に温度調節に対する調節握りにおいては、使用者によっ
て作動される衝当キーが設けられ、このキーによって回
転制限を解除し得るようになっている。
【0003】最近になって益々確実視されるようになっ
たことは、温水弁、および温水設備には、細菌の発生等
が起り、したがって規則正しい間隔で、加熱殺菌を行う
ことが望ましいということである。混合弁における回転
角度を制限するための、固定ストッパを有する調節握り
は、加熱殺菌を行うための高温調節が不可能であり、こ
れを行うためには分解が必要である。これに反し、釈放
自在キーを備えた調節握りの場合は、制限された火傷防
止装置だけが設けられる。その理由は、このような回転
角度制限は、その時々の使用者が容易に解除できるから
である。
たことは、温水弁、および温水設備には、細菌の発生等
が起り、したがって規則正しい間隔で、加熱殺菌を行う
ことが望ましいということである。混合弁における回転
角度を制限するための、固定ストッパを有する調節握り
は、加熱殺菌を行うための高温調節が不可能であり、こ
れを行うためには分解が必要である。これに反し、釈放
自在キーを備えた調節握りの場合は、制限された火傷防
止装置だけが設けられる。その理由は、このような回転
角度制限は、その時々の使用者が容易に解除できるから
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改良調
節握りであって、回転角度制限装置を備え、該回転角度
制限装置が、比較的簡単な、しかも通常の使用者には見
えない、たとえば家事管理人、または他の専門家が追加
的手段によって釈放できるようになった調節握りを提供
することである。
節握りであって、回転角度制限装置を備え、該回転角度
制限装置が、比較的簡単な、しかも通常の使用者には見
えない、たとえば家事管理人、または他の専門家が追加
的手段によって釈放できるようになった調節握りを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は本発明によれ
ば、握り部材内に隠蔽されて配置された、釈放自在のス
トッパが設けられ、握り部材の外方部分を外した時に、
始めて該ストッパを作動領域から離し得るようにするこ
とによって達成される。
ば、握り部材内に隠蔽されて配置された、釈放自在のス
トッパが設けられ、握り部材の外方部分を外した時に、
始めて該ストッパを作動領域から離し得るようにするこ
とによって達成される。
【0006】本発明の別の実施例は特許請求の範囲の請
求項2〜13に記載されている。
求項2〜13に記載されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によって得られる利点は、
特に提案した調節握りは、サーモスタット混合弁におけ
る、回転角度制限装置を有する温度調節握りだけではな
く、流量調整弁における、回転角度制限装置を有する流
量調節握りに対しても使用し得ることである。前記二つ
の場合において、回転角度制限装置の釈放は、専門家だ
けが行い得るようにされている。その理由は釈放装置
が、通常の利用者は近接できないように隠蔽されている
からである。さらに本発明による調節握りは、閉鎖され
ており、かつ不正使用を阻止する構造を有している。専
門家は、簡単に釈放を行うことができ、調整したストッ
パに不測の変動が生じないようにされている。
特に提案した調節握りは、サーモスタット混合弁におけ
る、回転角度制限装置を有する温度調節握りだけではな
く、流量調整弁における、回転角度制限装置を有する流
量調節握りに対しても使用し得ることである。前記二つ
の場合において、回転角度制限装置の釈放は、専門家だ
けが行い得るようにされている。その理由は釈放装置
が、通常の利用者は近接できないように隠蔽されている
からである。さらに本発明による調節握りは、閉鎖され
ており、かつ不正使用を阻止する構造を有している。専
門家は、簡単に釈放を行うことができ、調整したストッ
パに不測の変動が生じないようにされている。
【0008】回転角度制限装置の釈放は特に、衛生温水
配管装置の加熱殺菌に使用され、この場合、混合弁の温
度調節握りの釈放は、殺菌に必要な水の高温加熱を可能
にし、かつ流量調整弁の場合の調節握りの釈放は、単位
時間当りの流量を十分に大きくすることができる。
配管装置の加熱殺菌に使用され、この場合、混合弁の温
度調節握りの釈放は、殺菌に必要な水の高温加熱を可能
にし、かつ流量調整弁の場合の調節握りの釈放は、単位
時間当りの流量を十分に大きくすることができる。
【0009】本発明の別の実施例においては、釈放自在
ストッパとして、握り部材から取外し得る衝当片が設け
られ、該衝当片は、調節握りの外方部分、およびキャッ
プを握り部材から外した後、はじめて取出すことがで
き、これによって回転角度制限装置が釈放される。
ストッパとして、握り部材から取外し得る衝当片が設け
られ、該衝当片は、調節握りの外方部分、およびキャッ
プを握り部材から外した後、はじめて取出すことがで
き、これによって回転角度制限装置が釈放される。
【0010】さらにまた、この調節握りにおいては、二
つのケーシングが相対するように配置され、この時外方
ケーシングは、中心軸線と平行に内方に延びる衝当隆起
を担持し、この衝当隆起は、内方ケーシングの、対応す
る縦細隙を通り、かつ弁ハウジングに形成されたストッ
パと共働する。対応する錠止またはねじ装置を釈放した
後、外方ケーシングを軸線方向に引抜けば、回転角度制
限装置は簡単に釈放される。
つのケーシングが相対するように配置され、この時外方
ケーシングは、中心軸線と平行に内方に延びる衝当隆起
を担持し、この衝当隆起は、内方ケーシングの、対応す
る縦細隙を通り、かつ弁ハウジングに形成されたストッ
パと共働する。対応する錠止またはねじ装置を釈放した
後、外方ケーシングを軸線方向に引抜けば、回転角度制
限装置は簡単に釈放される。
【0011】弁ハウジングには、釈放自在ストッパと共
働するストッパを調整可能に形成することができる。こ
の場合は、ストッパに適当な環状部材上に形成し、該部
材が細かい歯によって、弁ハウジング上の種々の回転位
置に嵌込まれる。しかしながらこのストッパの調整は、
握り部材、および両ケーシングを弁心棒から取外すこと
によってはじめて可能となる。これに反し、回転角度制
限装置の釈放は、握り部材の外方部分、および調節握り
の外方ケーシングを外すだけで、環状部材上に配置され
た調整用ストッパに近接することなく行うことができ
る。
働するストッパを調整可能に形成することができる。こ
の場合は、ストッパに適当な環状部材上に形成し、該部
材が細かい歯によって、弁ハウジング上の種々の回転位
置に嵌込まれる。しかしながらこのストッパの調整は、
握り部材、および両ケーシングを弁心棒から取外すこと
によってはじめて可能となる。これに反し、回転角度制
限装置の釈放は、握り部材の外方部分、および調節握り
の外方ケーシングを外すだけで、環状部材上に配置され
た調整用ストッパに近接することなく行うことができ
る。
【0012】
【実施例】説明を簡単にするために、図示の実施例にお
いては、同様なまたは対応する部品は同じ参照符号で示
されている。
いては、同様なまたは対応する部品は同じ参照符号で示
されている。
【0013】図1〜4に示された実施例においては、温
度調節を行うための調節握り2は、混合弁の器具本体1
に設けられている。混合弁は器具本体1内に、カートリ
ッジの形で配置され、かつ制御装置またはサーモスタッ
ト制御式混合弁として形成され、この場合特に図4に示
されるように、器具本体1から弁ハウジング10が突出
し、このハウジングから、同心的に弁心棒11が突出し
ている。弁ハウジング10の段付き套面には、歯311
が形成され、この歯には対応する歯を備えた、環状部材
31を有するストッパ3を嵌込むことができる。弁心棒
11の突出端には、調節握り20が、歯によって堅く嵌
込まれ、かつねじ13によって嵌込み位置に保持され
る。この場合ケーシング状調節握り20は、内壁から突
出した固定ストッパ203を備え、このストッパは弁ハ
ウジング10に形成されたストッパ101と共働し、か
つ調節握り20の嵌込み位置において、その最大可能回
転角度を制限する。
度調節を行うための調節握り2は、混合弁の器具本体1
に設けられている。混合弁は器具本体1内に、カートリ
ッジの形で配置され、かつ制御装置またはサーモスタッ
ト制御式混合弁として形成され、この場合特に図4に示
されるように、器具本体1から弁ハウジング10が突出
し、このハウジングから、同心的に弁心棒11が突出し
ている。弁ハウジング10の段付き套面には、歯311
が形成され、この歯には対応する歯を備えた、環状部材
31を有するストッパ3を嵌込むことができる。弁心棒
11の突出端には、調節握り20が、歯によって堅く嵌
込まれ、かつねじ13によって嵌込み位置に保持され
る。この場合ケーシング状調節握り20は、内壁から突
出した固定ストッパ203を備え、このストッパは弁ハ
ウジング10に形成されたストッパ101と共働し、か
つ調節握り20の嵌込み位置において、その最大可能回
転角度を制限する。
【0014】調節握り20はその外方端面に、直径の小
さな突起202を備え、その套面にはねじ222が形成
されている。突起202の套面と、調節握り20の套面
の間には、孔201が形成されている。この孔の中に
は、外端に横部材2111を有する、衝当片211の形
をなした取外し自在のストッパを挿入することができ
る。この横部材2111は弧状に形成され、かつ孔20
1に対する衝当片の挿入深さを制限するような寸法を有
している。前記突起202には、対応するねじ222を
有する、キャップの形をした外方部分22をねじ込むこ
とができる。この場合、調節握り20に触座するキャッ
プ220の前縁に、環状の皿孔221が設けられ、該皿
孔はキャップ220の外縁が、握り部材20の前縁に密
封的に触座すると同時に、突出した弧状横部材2111
を受入れ、かつ嵌込み位置において、これを軸線方向に
保持するようになっている。
さな突起202を備え、その套面にはねじ222が形成
されている。突起202の套面と、調節握り20の套面
の間には、孔201が形成されている。この孔の中に
は、外端に横部材2111を有する、衝当片211の形
をなした取外し自在のストッパを挿入することができ
る。この横部材2111は弧状に形成され、かつ孔20
1に対する衝当片の挿入深さを制限するような寸法を有
している。前記突起202には、対応するねじ222を
有する、キャップの形をした外方部分22をねじ込むこ
とができる。この場合、調節握り20に触座するキャッ
プ220の前縁に、環状の皿孔221が設けられ、該皿
孔はキャップ220の外縁が、握り部材20の前縁に密
封的に触座すると同時に、突出した弧状横部材2111
を受入れ、かつ嵌込み位置において、これを軸線方向に
保持するようになっている。
【0015】製造を経済的に有利にするためにキャップ
220、調節握り20、取り外し自在ストッパ21、お
よびストッパ3を備えた環状部材31は、プラスチック
の押出し成形によって形成される。
220、調節握り20、取り外し自在ストッパ21、お
よびストッパ3を備えた環状部材31は、プラスチック
の押出し成形によって形成される。
【0016】調節握りの作動態様は次の通りである:混
合水の温度上昇は、図2に示された調節握り20を回転
させることによって行われる。この場合回転角度は、釈
放自在ストッパ21が、弧Xに沿って移動し、環状部材
31上のストッパ3に衝当することによって制限され
る。釈放自在ストッパ21を、握り部材20の孔201
から外せば、回転角度制限装置が釈放され、最高水温を
調整するための弧Yが釈放される。ストッパ3を、歯3
11によって細かく段付けされている環状部材31上に
形成することによって、弁ハウジング10上の異なる回
転位置に留めることができ、釈放自在ストッパによって
温度制限を、選択的に調節できる。すなわち、弧Xの長
さは可変的である。
合水の温度上昇は、図2に示された調節握り20を回転
させることによって行われる。この場合回転角度は、釈
放自在ストッパ21が、弧Xに沿って移動し、環状部材
31上のストッパ3に衝当することによって制限され
る。釈放自在ストッパ21を、握り部材20の孔201
から外せば、回転角度制限装置が釈放され、最高水温を
調整するための弧Yが釈放される。ストッパ3を、歯3
11によって細かく段付けされている環状部材31上に
形成することによって、弁ハウジング10上の異なる回
転位置に留めることができ、釈放自在ストッパによって
温度制限を、選択的に調節できる。すなわち、弧Xの長
さは可変的である。
【0017】前述の調節握りは同様に、たとえばセラミ
ック円板を有する回転弁のような、流量制御弁に対して
も使用できる。この時は釈放自在ストッパが、弧Xによ
って単位時間当りの流量を制限する。
ック円板を有する回転弁のような、流量制御弁に対して
も使用できる。この時は釈放自在ストッパが、弧Xによ
って単位時間当りの流量を制限する。
【0018】図5〜8に示された、調節握りの別の実施
例が、前述の実施例と異なる点は、相互に接合された二
つのケーシング23、24が配置されていることであ
る。突出した弁ハウジング10の中心軸線12と共軸を
なすように、内方ケーシング23が、溝歯によって弁心
棒11の突出端に固定され、ねじ13によって軸線方向
運動が阻止されている。内方ケーシング23は、内壁に
固定ストッパ203を備え、該ストッパは弁ハウジング
10の対応するストッパ101と共働する。この内方ケ
ーシング23はさらに、中央軸線12と平行に延びる縦
細隙231を有している。このように構成された調節握
りは図7に示されている。この状態においては、ケーシ
ング23によって、調節握り2の全回転角度を利用する
ことができる。ケーシング23には、ケーシング24が
軸線方向方向に嵌込まれ、ねじ13の雌ねじ131内に
ねじ込み得る内方六角螺子132によって、挿入位置に
保持される。さらに外方部分として形成されたケーシン
グ24は、スナップ結合によって、軸線方向に移動しな
いように、ケーシング23上の嵌込み位置に固定でき
る。ケーシング24を押込めば、半径方向内方に突出す
る、中央軸線12と平行に配置された衝当隆起241
は、縦細隙231に入る。衝当隆起241は、図7およ
び8においては180°回転したものとして示されてい
る。
例が、前述の実施例と異なる点は、相互に接合された二
つのケーシング23、24が配置されていることであ
る。突出した弁ハウジング10の中心軸線12と共軸を
なすように、内方ケーシング23が、溝歯によって弁心
棒11の突出端に固定され、ねじ13によって軸線方向
運動が阻止されている。内方ケーシング23は、内壁に
固定ストッパ203を備え、該ストッパは弁ハウジング
10の対応するストッパ101と共働する。この内方ケ
ーシング23はさらに、中央軸線12と平行に延びる縦
細隙231を有している。このように構成された調節握
りは図7に示されている。この状態においては、ケーシ
ング23によって、調節握り2の全回転角度を利用する
ことができる。ケーシング23には、ケーシング24が
軸線方向方向に嵌込まれ、ねじ13の雌ねじ131内に
ねじ込み得る内方六角螺子132によって、挿入位置に
保持される。さらに外方部分として形成されたケーシン
グ24は、スナップ結合によって、軸線方向に移動しな
いように、ケーシング23上の嵌込み位置に固定でき
る。ケーシング24を押込めば、半径方向内方に突出す
る、中央軸線12と平行に配置された衝当隆起241
は、縦細隙231に入る。衝当隆起241は、図7およ
び8においては180°回転したものとして示されてい
る。
【0019】特に図6に示されるように、衝当隆起24
1およびストッパ3からの、調節握り2の回転角度は弧
Xに制限されている。外方ケーシング24を調節握り2
から外せば、全可能回転角度は弧Yに亙って調節でき
る。この場合は少なくともケーシング24、23、およ
び環状部材31はプラスチックによって製造することが
望ましい。
1およびストッパ3からの、調節握り2の回転角度は弧
Xに制限されている。外方ケーシング24を調節握り2
から外せば、全可能回転角度は弧Yに亙って調節でき
る。この場合は少なくともケーシング24、23、およ
び環状部材31はプラスチックによって製造することが
望ましい。
【0020】歯311を形成することにより、ストッパ
3を、弁ハウジング10上の種々の回転位置に留め、制
限された回転角度を、弧Xに亙って可変的に調節でき
る。
3を、弁ハウジング10上の種々の回転位置に留め、制
限された回転角度を、弧Xに亙って可変的に調節でき
る。
【0021】前述の調節握りは、混合弁における混合水
温度の調節に対しても、単位時間当たり流量を制限する
ための、流量制御弁に対しても使用できる。
温度の調節に対しても、単位時間当たり流量を制限する
ための、流量制御弁に対しても使用できる。
【図1】調節握りを備えた混合給水弁の部分的透視図。
【図2】図1に示された調節握りの、断面IIにおける
拡大図。
拡大図。
【図3】図1に示された、調節握りを備えた混合給水弁
を示す図で、外方部分、すなわちキャップ、および衝当
片を握り部材から引出した状態を示す。
を示す図で、外方部分、すなわちキャップ、および衝当
片を握り部材から引出した状態を示す。
【図4】図1に示された混合給水弁の、相互に配置され
る握り部材の個々の部品を示す透視図。
る握り部材の個々の部品を示す透視図。
【図5】調節握りを備えた混合給水弁の、別の部品の透
視図。
視図。
【図6】図5に示された調節握りの断面VIにおける拡
大図。
大図。
【図7】図5に示された混合給水弁の、調節握りから外
方ケーシングを引抜いた時の透視図。
方ケーシングを引抜いた時の透視図。
【図8】図5に示された混合給水弁の、引離された外
方、および内方ケーシングを示す図。
方、および内方ケーシングを示す図。
1 器具本体 10 弁ハウジング 101 ストッパ 11 弁心棒 12 中心軸線 13 ねじ 132 内方六角ねじ 2 調節握り 20 握り部材 201 孔 202 突起 203 固定ストッパ 21 釈放ストッパ 211 衝当片 2111 横部材 22 外方部分 220 キャップ 221 皿孔 222 ねじ 23 内方ケーシング 231 縦細隙 24 外方ケーシング 241 衝当隆起 3 ストッパ 31 環状部材 311 歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィルフリート コースター ドイツ連邦共和国メンデン,イン デン フェルデルン 10 (72)発明者 ハンス ローベルマイヤー ドイツ連邦共和国メンデン,アイケンドル フシュトラーセ 48 (72)発明者 デトレフ ホックスタイン ドイツ連邦共和国ヘマー,ウンテル デム アーセンベルグ 3
Claims (13)
- 【請求項1】 弁、特に衛生分野における給水弁に対す
る調節握りであって、弁ハウジングから突出した、回転
自在の弁心棒を有し、該弁心棒に握り部材が固定されて
おり、弁ハウジングに、握り部材と共働するストッパが
設けられている調節握りにおいて、弁部材(20)内に
隠蔽されて配置された、釈放自在のストッパ(21)が
設けられ、該ストッパが、握り部材(20)の一つの外
方部分(22、24)を外した時にはじめて、ストッパ
の作動領域から離し得るようになっていることを特徴と
する調節握り。 - 【請求項2】 釈放自在ストッパ(21)が、握り部材
(20)の孔(201)内に押込み得る衝当片(21
1)として形成され、該衝当片(211)が嵌込み位置
に確保し得るようになっている請求項1記載の調節握
り。 - 【請求項3】 握り部材(20)が突出した突起(20
2)を担持し、該突起上に、キャップ(220)を、外
方部分(22)として固定することができ、このキャッ
プによって、釈放自在ストッパ(21)を、嵌込み位置
に確保し得るようになっている請求項1または2記載の
調節握り。 - 【請求項4】 衝当片(211)が、外端領域に、孔
(201)の断面を通って外方に延び、握り部材(2
0)の端面と接触する弧状の横部材(2111)を担持
し、外方部材(22)が対応する環状皿孔(221)を
有し、該皿孔から横部材(2111)が嵌込み位置に受
け入れられるようになっている請求項2または3記載の
調節握り。 - 【請求項5】 外方部分(22)が、ねじ(222)に
よって握り部材(20)に固定し得るようになっている
請求項1〜4の何れか一つの項に記載されている調節握
り。 - 【請求項6】 握り部材(20)が、相互に嵌合した二
つのケーシング(23、24)から成り、内方ケーシン
グ(23)が、弁心棒(11)に接合され、かつ一つの
縦細隙(231)を有し、該細隙を通って外方ケーシン
グ(24)の内壁に形成された、中心軸線と平行に延び
る衝当隆起(241)が、嵌込み位置において半径方向
内向きに係合し、外方ケーシング(24)が、嵌込み位
置において、内方ケーシング(23)と接合され、かつ
衝当隆起(241)が、弁ハウジング(10)のストッ
パ(3)と共働する請求項1記載の調節握り。 - 【請求項7】 内方ケーシング(23)が、中心軸線
(12)上に配置されたねじ(13)により、弁心棒上
の嵌込み位置において、軸線方向に保持され、ねじ(1
3)がさらに外方ケーシング(24)に対する保持装置
を有している請求項6記載の調節握り。 - 【請求項8】 ねじ(13)が、共軸の雌ねじ(13
1)を有し、該雌ねじ内に内方六角ねじ(132)がね
じ込まれ、外方ケーシング(24)を軸線方向に保持す
るようになっている請求項7記載の調節握り。 - 【請求項9】 少なくとも外方部分(22、24)が、
スナップ結合により、嵌込み位置において軸線方向に保
持されるようになっている請求項1または6記載の調節
握り。 - 【請求項10】 弁ハウジング(10)上に形成された
ストッパ(3)が、環状部材(31)に配置され、該管
状部材が歯(311)により、種々の回転位置におい
て、弁ハウジング(10)内に嵌込み得るようになって
いる請求項1〜9の何れか一つの項に記載されている調
節握り。 - 【請求項11】 少なくとも握り部材(20)、および
外方部分(22)または両外方ケーシング(23、2
4)、および(または)環状部材(31)が、ストッパ
(3)と共に、プラスチックの噴射成形により製作され
る請求項1〜10の何れか一つの項に記載されている調
節握り。 - 【請求項12】 握り部材(20)が、冷水、および温
水混合弁に対する、温度調節装置に使用される請求項1
〜11の何れか一つの項に記載されている調節握り。 - 【請求項13】 握り部材(20)が、流量調整弁、お
よび(または)遮断弁に使用される請求項1〜11の何
れか一つの項に記載されている調節握り。
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