JPH08326547A - 内燃機関における負圧吸引エネルギー発生装置 - Google Patents

内燃機関における負圧吸引エネルギー発生装置

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JPH08326547A
JPH08326547A JP7158435A JP15843595A JPH08326547A JP H08326547 A JPH08326547 A JP H08326547A JP 7158435 A JP7158435 A JP 7158435A JP 15843595 A JP15843595 A JP 15843595A JP H08326547 A JPH08326547 A JP H08326547A
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JP
Japan
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negative pressure
exhaust gas
accelerating
pipe
gas flow
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JP7158435A
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Yoshiaki Tsunoda
義明 角田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガス流を利用して高度の負圧吸引エネル
ギーを発生させる。 【構成】 燃焼室から排出された排気ガスを大気放出す
る排気系管11の最下流に、排気ガス流を加速し、負圧
を生じさせる加速部を上下2段に設ける。上流を第1加
速部21、その下流を第2加速部22とし、第1加速部
21の流断面積を第2加速部22の流断面積よりも小さ
く設定し、第1加速部21を通過する排気ガス流の流速
を第2加速部22を通過する流速よりも大とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関における負圧吸
引エネルギー発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンに顕著なように、内燃機
関で発生した排気ガスは長大な排気系の管、それに付属
している触媒或いは消音装置などを通過することによ
り、諸々の抵抗を受けて大気へ放出される。その結果、
排気ガス流のエネルギーは著しく減衰し、背圧を増大さ
せるため掃気動作にも悪影響が生ずる。具体的にはエン
ジンの熱効率の低下、過熱等である。
【0003】そこで本発明者は特公平3−6327号
(特許第1638133号)を開発した。同発明は排気
ガス流の流速を加速し、かつ負圧を生成させ、その負圧
部へ少なくとも2箇所の吸引口から外部気流を導入する
構成を有する。
【0004】しかしながら同発明の場合、2箇所の吸引
口は第2加速部の直後に2段に設けてあるのに対して、
第1加速部は第2加速部の上流に位置している。しか
も、第1、第2両加速部間には消音部が存在しているた
め、第1加速部で加速されても消音部で再び抵抗を受け
て流速が低下し、高速を維持することができず、ブレー
キとなる問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は排気ガス流のエネル
ギーが同一である場合に、従来よりも一段と強力な負圧
吸引エネルギーを発生させることができ、かつ背圧も減
小し、掃気効率を著しく高めることができるようにする
ことである。
【0006】また本発明は、強力な負圧吸引エネルギー
を、内燃機関の補助動力として、或いは動力に変換する
などして、多様な形態で利用可能とすることを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、燃焼室から排出された排気ガスを大気放出す
るための排気系管を有し、その排気系管に設けられた消
音機構や管自体の抵抗によって低下した排気ガス流の流
速を加速し、かつ加速に伴なって負圧を生じさせる加速
部を排気系管の最下流に設けた内燃機関において、前記
加速部を排気ガス流に沿って2段に設けるとともに、上
流の第1加速部の流速を第2加速部の流速よりも大きく
するため、第1加速部を通過する排気ガス流の流断面積
を第2加速部を通過する排気ガス流の流断面積よりも小
さく設定したものである。
【0008】また本発明によれば、前記気流を通じる第
1吸引管の一端を第1加速部の直後の第1負圧吸引部に
配設するとともに、第2吸引管の一端を第2加速部の直
後の第2負圧吸引部に配設することができる。
【0009】
【作用】本発明の負圧吸引エネルギー発生装置では、排
気ガス流の流速を加速し、かつ加速に伴なって負圧を生
じさせる加速部を排気ガス流に沿って上下2段に設け、
そのうち上流の第1加速部における排気ガス流の流断面
積を、下流の第2加速部における排気ガス流の流断面積
よりも小さく設定している。このため排気ガス流は第1
加速部で加速されたのちに第2加速部で連続的に再加速
され、そのまま大気放出されるので、排気ガス流は本装
置内において常に下流側へ抵抗なく流れるようになり、
第1加速部及び第2加速部の相乗作用により排気ガス流
の流速を著しく高速化することができる。
【0010】第1加速部は単一のテーパ状壁面からなる
絞り管部を具備しており、その流断面積が最小となるス
ロート部に第1吸引管の一端を通じさせることによっ
て、スロート部と第1吸引管との合流部付近に排気ガス
流が高速で流れるノズル部を形成し、そのノズル部を流
れる排気ガス流の圧力が設定値を超えたときに、排気ガ
ス流を第1吸引管へバイパスさせる側路により排気系管
と第1吸引管を連通可能としているので、排気ガス流量
が限界近くまで増加しても第1加速部付近の排気抵抗及
び背圧は最少限度に保たれる。かくして排気ガス流の高
速大気放出により、排気系全体の排気ガス流速が高速化
し、その結果燃焼室からの掃気及び燃焼室へ流入する新
気の入れ替え即ち掃気効率が著しく向上する。
【0011】さらに、第1吸引管、第2吸引管の他の一
端部をタービンに接続することで、負圧吸引エネルギー
をタービンの回転力に変換することができ、このタービ
ンは内燃機関とその関連機器類の動力に利用可能であ
る。さらにタービンの回転力で発電機を駆動し、電力を
創り出すこともできる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る負圧吸引エネルギー発
生装置を具有する内燃機関の略図である。同図中、10
は内燃機関、11はその燃焼室12から排出された排気
ガスを大気放出するための排気系管を示す。この排気系
管11は前置エンジンを有する自動車のように、内燃機
関10の本体から遥かに離れた位置まで排気ガスを送る
長大でかつ曲折したもので、その中を流れる排気ガス流
に無視できない抵抗を与える。
【0013】排気系管11には管自体の通気抵抗のほか
に抵抗となる触媒装置13や消音器14などの負荷が付
属している。これらの抵抗により、本装置を設けない場
合には排気口からの排出速度の数分の1にまで排気ガス
流の流速は低下し、それによって背圧の上昇、掃気効率
の低下を生じるものである。そこで本発明は、このよう
な排気系の最下流に加速部を設ける。
【0014】加速部は排気ガス流に沿って設けた上流の
第1加速部21と第2加速部22とから成り、第1加速
部21で加速された排気ガス流の流速を、第2加速部2
2で加速された排気ガス流の流速よりも大となるように
設定されている。より具体的には排気ガス流が流れ得る
第1加速部21の流断面積を第2加速部の流断面積より
も小さくしている。
【0015】加速部の具体的構造の1例を図3を参照し
て説明すると、この加速部は排気ガスの流れ方向に細長
く形成した筒状構造体20の内部に設けてある。筒状構
造体20は最上流部23で排気系管11の最下流部に接
続している。例示の最上流部23の内部は、筒状構造体
中最大の流断面積を有する導入室24になっている。
【0016】導入室24の下流側は流断面積を次第に減
少させた単一のテーパ状壁面から成る第1絞り管部26
に連続している。その境界付近には排気ガス圧力を均等
に配分するための孔27を多数形成した板状の圧力均等
配分手段25が仕切りのように設けてある。
【0017】第1絞り管部26は流断面積が最小の下流
側端部にて第1スロート部28に続く。この例では後述
の第1吸引管30の先端部を筒状構造体の小径部内壁2
9の中心に配置し(図2参照)、該先端部と前記内壁2
9との間に排気ガス流が高速で流れるノズル31を環状
に形成している。第1絞り管部26の下流のスロート部
28乃至ノズル31は第1加速部21を構成する。32
は第1吸引口を示す。
【0018】第1加速部21の下流直後の部分は加速に
伴なう負圧を生ずる第1の負圧吸引室35であり、室内
壁34は拡張し容積を増して、より強力な負圧吸引力を
得ている。36は小径部、37は流断面積を拡大した膨
張室を示す。
【0019】第1負圧吸引室35の下流には第2加速部
22が連続的に設けてある。膨張室37は第1加速部2
1で発生させた高速を維持する室であり、そこから流断
面積を2段階に絞った傾斜面38、39を有する第2絞
り管部40に続いている。第2絞り管部40からその流
断面積が最小の第2スロート部41へかけての部分は第
2加速部22を構成する。42は前部傾斜面38に開口
した入口側口であり、第2加速部22を側室43へ迂回
する流れを通す。迂回流は第2加速部22の直径の第2
負圧吸引室45へ出口側口44より流出する。46は側
室43の外周に設けた多孔構成の消音部を示す。
【0020】第2スロート部41は、出口側口44を設
けた逆テーパ状の後部傾斜面47を経て流断面積を拡げ
た第2負圧吸引室45に連続し、さらに流断面積を拡大
した第2負圧吸引室後部48に続いている。第2負圧吸
引室後部48は一旦小径部49を経て拡大した後部傾斜
面51を有し、そこに第2吸引口52が開口している。
53は第2吸引管50の一端部が配置された高度吸引
室、55は排気口であり、直前に僅かな小径部54を有
する。
【0021】前述の第1吸引管30は、その先端部外周
と第1加速部21のスロート部28との間に排気ガス流
を高速で通過させるノズル31を環状に形成するために
前記のような配置となっており、さらに第1吸引管30
を排気ガスの排出にも利用するため、排気系管11の最
下流部と第2吸引管30とを側路60によって連通して
いる。これは、内燃機関10の高速回転時等において排
気ガス導入室24の内圧が設定値を越えて上昇したとき
に、排気ガス流を第1負圧吸引室35へ吸引排出し、排
気の妨げとならないように設けたものである。側路60
にはリリーフ弁61が設けてあり、設定値以下に排気系
側が低下すれば自動的に閉弁する。
【0022】第1加速部21の構造は第2加速部22と
同様であっても良く、その場合図4のようになる。即
ち、排気系管11は導入室24を貫いて筒状構造体20
の小径部内壁29付近まで延長し、その先端部に流断面
積を絞った第1絞り管部26を設け、排気ガス流が高速
で流れるノズル31を構成する第1スロート部28をそ
の先に連続して設け、スロート部下流に続く拡大壁部に
第1吸引口32を設け、第1吸引管30から吸引した気
流を第1負圧吸引室35へ導入する。
【0023】また図4の第1加速部21は単一の絞り管
部26を有するだけであるが、加速部は複数連続して設
けたものでも良い。その例として図5を示す。図5の場
合3段の加速管部56−1、56−2、56−3によっ
て加速部61が構成され、負圧吸引による気流量の増加
に応じている。このような加速部61は第1加速部2
1、第2加速部22のどちらにも適用できる。62−
1、62−2、62−3は各段の吸引口であり、第1、
第2吸引管30、50と通じる。63はスロートを示
す。
【0024】第1吸引管30及び第2吸引管50の他の
一端部はタービン65の出口側66に接続されている。
同タービン65は入口側67から外気を吸引する。勿
論、単にタービン65を駆動するだけでなく、その吸引
力を空圧装置の負圧源に利用することも当然なし得るこ
とである。タービン65は一基でなく2基又はそれ以上
でも良く、そのようにして変換した回転力、直進力は内
燃機関の、或いはその周辺機器を駆動するための動力と
して様々に活用することができる。図1はその1例を示
しており、タービン65の回転力を減速機構68により
適当な回転数に低下させ、内燃機関のクランクシャフト
15の駆動に利用し、機関効率を向上させている。
【0025】このような本発明に係る負圧吸引エネルギ
ー発生装置の作動状況を概説する。
【0026】[第1負圧吸引管と側路が共に閉じている
時]このとき、排気ガス流は排気圧力が高まるにつれて
第1及び第2加速部21、22で加速され排気口55か
ら高速で大気放出される。しかし、排気圧力が設定値を
越えると、第2加速部22の加速も頭打ちとなる。
【0027】[第1負圧吸引管が閉じ、側路が開いた
時]前記の頭打ち状態からリリーフ弁61が開くと、設
定値を越えた排気ガス流の残部は側路60及び第1負圧
吸引管30を経て第1負圧吸引室35へ直接流入するよ
うになり、そのまま第2加速部22において高度に加速
され、前記頭打ち状態より一段と高い負圧吸引力を得る
ことができる。
【0028】[第1、第2吸引管も開いている時]この
状態では、排気ガス流が第1加速部21、第2加速部2
2を経て大気放出されようとする過程に対して阻害要因
となるものがなく、従って負圧吸引力も最高度になる。
故にタービン65等の駆動力も最大となる訳であるが、
第1吸引管30と第2吸引管50のいずれか一方又は両
方に調節弁を設け、発生させる負圧吸引エネルギーの大
きさを制御するようなことも実施可能である。
【0029】本発明の装置によって発生させたエネルギ
ーの利用形態は前記図1の例に限らない。以下その他の
例を説明する。図6は自動車の駆動軸70に作用するタ
ービン71を設け、それと第1加速部21の第1負圧吸
引室35及び第2加速部22の第2負圧室45とを第
1、第2の吸引管30、50で連絡した例である。故に
本装置によって主内燃機関10を補助することができ
る。72はトランスミッション、73は車輪74と駆動
軸70を連結した差動歯車を示す。
【0030】図7はタ−ビン81と第1加速部21の第
1負圧吸引室、第2加速部22の第2負圧吸引室を第
1、第2の吸引管30、50で連結し、タービン81に
より発電機82を駆動し、電力に変換した例である。そ
の電力は様々に利用可能であるが、図7ではモータ83
を駆動し、駆動軸80に設けた減速機84を介して駆動
軸80の動力に還元している。このため従来のバッテリ
ーサイクルを必要とせず、半ば恒久的な電力利用が可能
になり、バッテリー使用及び廃棄に伴なう公害原因を著
しく低減することができる。
【0031】図8は主機関10の出力軸90にタ−ビン
91を設け、それと、第1、第2加速部21、22を第
1、第2吸引管30、50で連絡しかつ出力軸90には
主発電機92を接続し、図6と同様に動力を補助する一
方、第2のタービン93と副発電機94を用意し、その
タービン93も別の吸引管95、96で第1、第2加速
部21、22と連絡し、主発電機92の発電限界をこえ
た電力を得ることができるようにした例である。故に図
8の例では負圧エネルギーを全部電力に変換しているの
で、大きな電力を発生させることができる。なお、各タ
ービン71、81、91、93には減速機を付属させ、
またコンピュータにより出力を制御することができる。
【0032】本発明は排気系管の最下流で排気ガス流を
加速し、そのまま大気放出しているので、加速後流速が
低下するという現象が起こらず、また排気ガス流からエ
ネルギーを取り出すため内燃機関の出力を消費せずに済
むという特徴がある。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、排気ガス流のエネルギーが同一であ
る場合に、従来よりも一段と強力な負圧吸引エネルギー
を発生させることができ、かつそのエネルギーを有効に
利用する途を拓くことができるのであって、しかもその
結果背圧を減少し掃気効率を著しく向上することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関における負圧吸引エネル
ギー発生装置の全体を概念的に示す説明図。
【図2】図3のII−II線切断部端面図。
【図3】本発明に係る負圧吸引エネルギー発生装置の1
実施例を示す縦断面図。
【図4】第1加速部の他の例を示す断面図。
【図5】加速部の他の例を示す断面図。
【図6】エネルギーの利用形態の例を示す概念図。
【図7】エネルギーの利用形態の他例を示す概念図。
【図8】エネルギーの利用形態の他例を示す概念図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室から排出された排気ガスを大気放
    出するための排気系管を有し、その排気系管に設けられ
    た消音機構や管自体の抵抗によって低下した排気ガス流
    の流速を加速し、かつ加速に伴なって負圧を生じさせる
    加速部を排気系管の最下流に設けた内燃機関において、
    前記加速部を排気ガス流に沿って2段に設けるととも
    に、上流の第1加速部の流速を第2加速部の流速よりも
    大きくするため、第1加速部を通過する排気ガス流の流
    断面積を第2加速部を通過する排気ガス流の流断面積よ
    りも小さく設定したことを特徴とする内燃機関における
    負圧吸引エネルギー発生装置。
  2. 【請求項2】 第1加速部及び第2加速部は、排気ガス
    流の流断面積を次第に減小させる少なくとも1個の絞り
    管部を夫々有しており、絞り管部の流断面積が最小とな
    るスロート部は、第1加速部のスロート部の流断面積の
    方が第2加速部のスロート部のそれよりも小である請求
    項第1項記載の内燃機関における負圧吸引エネルギー発
    生装置。
  3. 【請求項3】 燃焼室から排出された排気ガスを大気放
    出するための排気系管を有し、その排気系管に設けられ
    た消音機構や管自体の抵抗によって低下した排気ガス流
    の流速を加速し、かつ加速に伴なって負圧を生じさせる
    加速部を排気系管の最下流に設けた内燃機関において、
    前記加速部を排気ガス流に沿って2段に設けるととも
    に、上流の第1加速部の流速を第2加速部の流速よりも
    大きくするため、第1加速部を通過する排気ガス流の流
    断面積を第2加速部を通過する排気ガス流の流断面積よ
    りも小さく設定し、気流を通じる第1吸引管の一端を第
    1加速部の直後の第1負圧吸引部に配設するとともに、
    第2吸引管の一端を第2加速部の直後の第2負圧吸引部
    に配設したことを特徴とする内燃機関における負圧吸引
    エネルギー発生装置。
  4. 【請求項4】 第1加速部及び第2加速部は、排気ガス
    流の流断面積を次第に減小させた各々単一のテーパ状壁
    面からなる絞り管部を具備しており、その第1加速部の
    絞り管部の流断面積が最小となる部分に第1吸引管の一
    端を配置することにより、その第1吸引管の一端の外周
    と第1加速部の絞り管部の流断面積が最小となる部分の
    内壁面との間の部分に第1加速部のスロート部を環状に
    形成した構成を有する請求項第3項記載の内燃機関にお
    ける負圧吸引エネルギー発生装置。
  5. 【請求項5】 第1加速部の環状のスロート部へ流入す
    る排気ガス流が流れる排気系管と第1吸引管とを連通
    し、前記スロート部の上流の排気ガス流の圧力が設定値
    を上回り、負荷限界を超えたときに排気ガス流を第1吸
    引管へ迂回させる側路を開閉可能に設けた構成を有する
    請求項第4項記載の内燃機関における負圧吸引エネルギ
    ー発生装置。
  6. 【請求項6】 第1負圧吸引部及び第2負圧吸引部に生
    じた負圧によってタービンを駆動するために、第1吸引
    管の他の一端及び第2吸引管の他の一端を1又は2以上
    のタービンの出口側に接続した構成を有する請求項第3
    項記載の内燃機関における負圧吸引エネルギー発生装
    置。
  7. 【請求項7】 第1負圧吸引部及び第2負圧吸引部に生
    じた負圧によってタービンを駆動するために、第1吸引
    管の他の一端及び第2吸引管の他の一端を1又は2以上
    のタービンの出口側に接続し、そのタービンを発電機に
    接続することにより電力を発生するようにした請求項第
    3項記載の内燃機関における負圧吸引エネルギー発生装
    置。
JP7158435A 1995-06-01 1995-06-01 内燃機関における負圧吸引エネルギー発生装置 Pending JPH08326547A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153574A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Takimoto Kenji 排気ガス流の加速装置
JP2018132286A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 ホシザキ株式会社 蒸気発生装置

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