JPH08325218A - N−フェニルプロピオン酸アミド及びn−フェネチル尿素体 - Google Patents

N−フェニルプロピオン酸アミド及びn−フェネチル尿素体

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JPH08325218A
JPH08325218A JP7292926A JP29292695A JPH08325218A JP H08325218 A JPH08325218 A JP H08325218A JP 7292926 A JP7292926 A JP 7292926A JP 29292695 A JP29292695 A JP 29292695A JP H08325218 A JPH08325218 A JP H08325218A
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JP7292926A
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Inventor
Akira Yoshida
明 吉田
Hiroshi Furumoto
寛 古源
Ichiro Hayakawa
市郎 早川
Kozo Oda
晃造 小田
Takashi Kasai
隆 笠井
Kamio Shimada
神生 島田
Sadao Ishihara
貞夫 石原
Fujio Saito
冨士夫 斎藤
Yasuo Ohata
靖雄 大畑
Teiichiro Koga
貞一郎 古賀
Eiichi Kitazawa
栄一 北沢
Taro Tokui
太郎 徳井
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、優れたACAT阻害活性を有する抗
動脈硬化剤を提供することを目的とする。 【解決手段】一般式 【化1】 [式中、R1aはC1−12アルキル、シクロアルキルア
ルキル;R1bはH,R1aと同一の基;R2a、R2b、R2c
及びR2dはH、OH、NH2 、CN、ニトロ、C1−1
2アルキル、F置換アルキル、C1−10アルコキシ、
アラルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニ
ル、アルキルスルホニル、ヒドロキシイミノメチル、ハ
ロゲノ、アルキルアミノ,R2a及びR2bでメチレンジオ
キシ等;R3 はC1−6アルキル;R4 はヒドロキシア
ルキル等;nは0又は1]で表わされる化合物及びその
塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたACAT
(アシルCoA:コレステロール アシルトランスフェ
ラーゼ)阻害作用を有し、抗動脈硬化剤として有用な、
構造的に新規なN−フェニルプロピオン酸アミド及び尿
素誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患の
成因の中で、最も重要な位置を占めるものが粥状動脈硬
化症である。その粥状動脈硬化症の主な原因として、血
管内皮細胞下の泡沫細胞がコレステロールエステルを蓄
積することが上げられている。ACATの阻害剤はこの
泡沫細胞でのコレステロールエステルの合成を阻害し、
コレステロールエステルの蓄積を減少させ、コレステロ
ールエステルの蓄積による粥状病変の形成及び発展を抑
制する。
【0003】一方、粥状動脈化硬化症は高コレステロー
ル血症と相関していることが確立されている。食物中の
コレステロールは遊離コレステロールとして、腸管粘膜
細胞に吸収され、ACATによってエステル化されて、
血液中に移行する。従って、ACAT阻害剤は、食物中
のコレステロールの血中への移行を阻害することによっ
て血中コレステロールの上昇を抑制する。
【0004】このような理由から、ACAT阻害作用を
有する化合物は、動脈硬化症の治療、予防剤として有用
である。
【0005】ACAT阻害作用を有するフェニルプロピ
オン酸アミド及びフェネチル尿素誘導体としては、例え
ば、特開平6−107655号、特開平6−12268
2号及び特開平6−145125号に記載されたものが
あげられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、さらに
ACAT阻害作用が強く、経口吸収性の高い化合物の開
発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、N−フェ
ニルプロピオン酸アミド及び尿素構造を有する誘導体の
合成とその薬理活性について永年に亘り鋭意研究を行な
った。その結果、既知の化合物とは構造を異にする新規
な上記アミド及び尿素誘導体が、さらに優れたACAT
阻害作用を有し、抗動脈硬化剤として有用であることを
見出し、本発明を完成した。
【0008】本発明の新規なN−フェニルプロピオン酸
アミド及び尿素誘導体は、下記一般式(I)の構造を有
する化合物及びその塩である。
【0009】
【化6】
【0010】上記一般式(I)において:R1aは炭素数
1乃至12個のアルキル基又は炭素数3乃至7個のシク
ロアルキル部分及び炭素数1乃至4個のアルキル部分か
らなるシクロアルキル−アルキル基を示し、R1bは水素
原子又はR1aと同一の基を示し、R2a、R2b、R2c及び
2dは同一又は異なって、水素原子、保護されていても
よい水酸基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、炭素数1
乃至12個のアルキル基、1乃至5個のフッ素原子で置
換された炭素数1乃至4個のアルキル基、炭素数1乃至
10個のアルコキシ基、炭素数2乃至5個のアルコキシ
カルボニル基、フェニル基に置換基を有してもよい炭素
数7乃至12個のアラルキルオキシ基、炭素数1乃至6
個のアルキルチオ基、炭素数1乃至6個のアルキルスル
フィニル基、炭素数1乃至6個のアルキルスルホニル
基、ヒドロキシイミノメチル基、ハロゲノ基、炭素数1
乃至4個のアルキルで置換されたモノ若しくはジアルキ
ルアミノ基、炭素数1乃至4個のアルキルで置換された
モノ若しくはジアルキルアミノ基若しくは無置換のアミ
ノ基を末端に置換基として有する炭素数1乃至4個のア
ルキル基又は下記α群の式(II)若しくは(III)
[下記α群の式(II)若しくは(III)中、A 1
単結合、1乃至2個の弗素原子を有していてもよい炭素
数1乃至6個のアルキレン基又は炭素数2乃至5個のア
ルケニレン基を示し、R5a及びR5bは水素原子又は炭素
数1乃至4個のアルキル基を示し、R6 は水素原子、ホ
スフォノ基、水酸基の保護基又は一般式
【0011】
【化7】
【0012】で示される基(式中、z1 は0又は1を示
し、z2 は0,1又は2を示し、X1は酸素原子、硫黄
原子、スルフィニル基、スルフォニル基又はフェニレン
基を示し{但し、z2 が2のときは、X1 の少なくとも
1つはフェニレン基である}、z3 は0又は1乃至4の
整数を示し、R7 はカルボキシ基、NR8 9 基{R8
及びR9 は同一又は異なって水素原子又は炭素数1乃至
4個のアルキル基を示す}、あるいは、酸素原子{環上
の炭素原子といっしょにカルボニル基を形成する場合に
限る}又は炭素数1乃至4個のアルキル基で置換されて
いてもよく、かつ、1乃至2個の酸素原子又は窒素原子
を含んだ5又は6員環のヘテロシクリル基を示す。又、
(CH2)z1 及び(CH2)z3 の(CH2) のいずれかがアミノ基若
しくは炭素数1乃至4個のアルキル基で置換されていて
もよい。)を示す]で示される基、あるいは隣接するR
2a及びR2bが一緒になって形成する炭素数1乃至3個の
アルキレンジオキシ基を示し、R3 は炭素数1乃至6個
のアルキル基を示し、R4 は下記α群から選択される基
(α群中、A1 、R5a、R5b及びR6 は前述のものと同
意義を示し、A2 は1乃至2個の弗素原子を有していて
もよい炭素数1乃至6個のアルキレン基又は炭素数2乃
至5個のアルケニレン基を示し、A3 は炭素数1乃至6
個のアルキレン基を示し(但し、A2 及びA3 の炭素数
の合計は10以下である。)、Xは酸素原子、NH基、
炭素数1乃至4個のアルキルイミノ基、スルフィニル基
又はスルホニル基を示す)を示し、nは0又は1を示
す。
【0013】[α群]
【0014】
【化8】
【0015】R1a及びR1bの「炭素数1乃至12個のア
ルキル基」としては、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、
t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、2−メチル
ブチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、n−ヘキ
シル、4−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−
メチルペンチル、1−メチルペンチル、3,3−ジメチ
ルブチル、2,2−ジメチルブチル、1,1−ジメチル
ブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブ
チル、2,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘ
プチル、1−メチルヘキシル、2−メチルヘキシル、3
−メチルヘキシル、4−メチルヘキシル、5−メチルヘ
キシル、1−プロピルブチル、4,4−ジメチルペンチ
ル、オクチル、1−メチルヘプチル、2−メチルヘプチ
ル、3−メチルヘプチル、4−メチルヘプチル、5−メ
チルヘプチル、6−メチルヘプチル、1−プロピルペン
チル、2−エチルヘキシル、5,5−ジメチルヘキシ
ル、ノニル、3−メチルオクチル、4−メチルオクチ
ル、5−メチルオクチル、6−メチルオクチル、1−プ
ロピルヘキシル、2−エチルヘプチル、6,6−ジメチ
ルヘプチル、デシル、1−メチルノニル、3−メチルノ
ニル、8−メチルノニル、3−エチルオクチル、3,7
−ジメチルオクチル、7,7−ジメチルオクチル、ウン
デシル、ドデシル基等があげられ、R1bが水素原子の場
合には、好適にはR1aは炭素数4乃至12個のものであ
り、さらに好適には4乃至8個のものであり、R1bとR
1aが同一の基の場合には、好適には炭素数1乃至6個の
ものである。
【0016】R1a及びR1bの「炭素数3乃至7個のシク
ロアルキル部分及び炭素数1乃至4個のアルキル部分か
らなるシクロアルキル−アルキル基」としては、シクロ
プロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチル
メチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチ
ル、シクロプロピルエチル、シクロブチルエチル、シク
ロペンチルエチル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプ
チルエチル、シクロプロピルプロピル、シクロブチルプ
ロピル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキシルプロ
ピル、シクロヘプチルプロピル、シクロプロピルブチ
ル、シクロブチルブチル、シクロペンチルブチル、シク
ロヘキシルブチル、シクロヘプチルブチルがあげられ、
好適には2−シクロプロピルエチル、3−シクロブチル
プロピル及び3−シクロペンチルプロピル基である。
【0017】R2a、R2b、R2c及びR2dの「保護されて
いてもよい水酸基」の保護基としては、一般に使用され
るものであれば特に限定されないが、好適にはベンジル
オキシカルボニル、ベンジル、p−メトキシベンジル、
メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、アリル
基があげられ、さらに好適にはベンジル、アリル、2−
メトキシエトキシメチル基である。
【0018】R2a、R2b、R2c及びR2dの「1乃至5個
のフッ素原子で置換された炭素数1乃至4個のアルキル
基」としてはモノフルオロメチル、ジフルオロメチル、
トリフルオロメチル、2−トリフルオロエチル、1,
1,2,2,2−ペンタフルオロエチル、3−トリフル
オロプロピル基等があげられ、好適にはモノフルオロメ
チル、ジフルオロメチル及びトリフルオロメチル基であ
る。
【0019】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1乃
至12個のアルキル基」としては、前述の「R1a及びR
1bの「炭素数1乃至12個のアルキル基」」にあげたも
のと同様のものがあげられ、好適には炭素数1乃至5個
のものであり、さらに好適には1乃至3個のものであ
る。
【0020】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1乃
至10個のアルコキシ基」としては、メトキシ、エトキ
シ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、n−ブ
チルオキシ、イソブチルオキシ、s−ブチルオキシ、t
−ブチルオキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチルオ
キシ、2−メチルブチルオキシ、ネオペンチルオキシ、
1−エチルプロピルオキシ、n−ヘキシルオキシ、4−
メチルペンチルオキシ、3−メチルペンチルオキシ、2
−メチルペンチルオキシ、1−メチルペンチルオキシ、
3,3−ジメチルブチルオキシ、2,2−ジメチルブチ
ルオキシ、1,1−ジメチルブチルオキシ、1,2−ジ
メチルブチルオキシ、1,3−ジメチルブチルオキシ、
2,3−ジメチルブチルオキシ、2−エチルブチルオキ
シ、ヘプチルオキシ、1−メチルヘキシルオキシ、2−
メチルヘキシルオキシ、3−メチルヘキシルオキシ、4
−メチルヘキシルオキシ、5−メチルヘキシルオキシ、
1−プロピルブチルオキシ、4,4−ジメチルペンチル
オキシ、オクチルオキシ、1−メチルヘプチルオキシ、
2−メチルヘプチルオキシ、3−メチルヘプチルオキ
シ、4−メチルヘプチルオキシ、5−メチルヘプチルオ
キシ、6−メチルヘプチルオキシ、1−プロピルペンチ
ルオキシ、2−エチルヘキシルオキシ、5,5−ジメチ
ルヘキシルオキシ、ノニルオキシ、3−メチルオクチル
オキシ、4−メチルオクチルオキシ、5−メチルオクチ
ルオキシ、6−メチルオクチルオキシ、1−プロピルヘ
キシルオキシ、2−エチルヘプチルオキシ、6,6−ジ
メチルヘプチルオキシ、デシルオキシ、1−メチルノニ
ルオキシ、3−メチルノニルオキシ、8−メチルノニル
オキシ、3−エチルオクチルオキシ、3,7−ジメチル
オクチルオキシ、7,7−ジメチルオクチルオキシ基等
があげられ、好適には炭素数1乃至5個のものであり、
さらに好適には炭素数1乃至3個のものである。
【0021】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数2乃
至5個のアルコキシカルボニル基」としては、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル、t−ブチルオキシカルボニル基等があげられ、
好適にはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル基で
ある。
【0022】R2a、R2b、R2c及びR2dの「フェニル基
に置換基を有してよい炭素数7乃至12個のアラルキル
オキシ基」としては、ベンジルオキシ、4−クロロベン
ジルオキシ、4−メトキシベンジルオキシ、3−メチル
ベンジルオキシ、2−メトキシベンジルオキシ、フェネ
チルオキシ、3−メトキシフェネチルオキシ、4−メチ
ルフェニルプロピルオキシ基等があげられ、好適には炭
素数7乃至10個のものであり、さらに好適にはベンジ
ルオキシ、4−メトキシベンジルオキシ基である。
【0023】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1乃
至6個のアルキルチオ基」としては、メチルチオ、エチ
ルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブ
チルチオ、イソブチルチオ、s−ブチルチオ、t−ブチ
ルチオ、n−ペンチルチオ、イソペンチルチオ、2−メ
チルブチルチオ、ネオペンチルチオ、1−エチルプロピ
ルチオ、n−ヘキシルチオ、4−メチルペンチルチオ、
3−メチルペンチルチオ、2−メチルペンチルチオ、1
−メチルペンチルチオ、3,3−ジメチルブチルチオ、
2,2−ジメチルブチルチオ、1,1−ジメチルブチル
チオ、1,2−ジメチルブチルチオ、1,3−ジメチル
ブチルチオ、2,3−ジメチルブチルチオ、2−エチル
ブチルチオ基等があげられ、好適には、メチルチオ、エ
チルチオ、イソプロピルチオ基である。
【0024】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1及
6個のアルキルスルフィニル基」としてはメチルスルフ
ィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニ
ル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニ
ル、イソブチルスルフィニル、n−ペンチルスルフィニ
ル、イソペンチルスルフィニル、n−ヘキシルスルフィ
ニル基等があげられ、好適にはメチルスルフィニル、エ
チルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル基であ
る。
【0025】R2a、R2b、R2c及びR2dの「ハロゲノ
基」としては、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード基が
あげられ、好適にはフルオロ、クロロ、ブロモ基であ
る。
【0026】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1乃
至4個のアルキルで置換されたモノ又はジアルキルアミ
ノ基」としては、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、プロピルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、イソプロピルアミノ、ジイソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、ジブチルアミノ、イソブチルアミ
ノ、ジイソブチルアミノ基等があげられ、好適には、ジ
メチルアミノ、ジエチルアミノ基である。
【0027】R2a、R2b、R2c及びR2dの「炭素数1乃
至4個のアルキルで置換されたモノ又はジアルキルアミ
ノ基若しくは無置換のアミノ基を末端に置換基として有
する1乃至4個のアルキル基」としては、アミノメチ
ル、ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジ
エチルアミノエチル、アミノプロピル、ジメチルアミノ
プロピル、ジイソプロピルアミノブチル基等があげら
れ、好適には、ジメチルアミノメチル基である。
【0028】隣接するR2a及びR2bが一緒になって形成
する「炭素数1乃至3個のアルキレンジオキシ基」とし
ては、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、プロピレ
ンジオキシ基があげられ、好適には、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシ基である。
【0029】R2a、R2b、R2c、R2dにおけるA1 及び
4 におけるA1 又はA2 の「1乃至2個の弗素原子を
有していてもよい炭素数1乃至6個のアルキレン基」と
しては、メチレン、(1−メチル)メチレン、(1,1
−ジメチル)メチレン、エチレン、(2,2−ジメチ
ル)エチレン、プロピレン、(2,2−ジメチル)プロ
ピレン、(3,3−ジメチル)プロピレン、テトラメチ
レン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、1−フルオロ
エチレン、2,2−ジフルオロエチレン、2,2−ジフ
ルオロプロピレン、2,2−ジフルオロブチレン基等が
あげられ、好適には、炭素数1乃至4個のものである。
【0030】R2a、R2b、R2c、R2dにおけるA1 及び
4 におけるA1 又はA2 の「炭素数2乃至5個のアル
ケニレン基」としては、ビニレン、2−プロペニレン、
1−メチル−2−プロペニレン、2−メチル−2−プロ
ペニレン、2−エチル−2−プロペニレン、2−ブテニ
レン、1−メチル−2−ブテニレン、2−メチル−2−
ブテニレン、1−エチル−2−ブテニレン、3−ブテニ
レン、1−メチル−3−ブテニレン、2−メチル−3−
ブテニレン、1−エチル−3−ブテニレン、2−ペンテ
ニレン基等があげられ、好適には、炭素数2乃至4個の
ものである。
【0031】R4 が「式(IV)又は(V) 」の場合のA3
「炭素数1乃至6個のアルキレン基」はメチレン、(1
−メチル)メチレン、(1,1−ジメチル)メチレン、
エチレン、2,2−ジメチルエチレン、プロピレン、
2,2−ジメチルプロピレン、3,3−ジメチルプロピ
レン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレ
ン等があげられ、好適には炭素数1乃至3個のものであ
る。
【0032】R2a、R2b、R2c、R2d及びR4 における
5a及びR5bの「炭素数1乃至4個のアルキル基」とし
ては、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチ
ル基等があげられ、好適にはメチル、エチル基である。
【0033】R4 におけるXの「炭素数1乃至4個のア
ルキルイミノ基」としてはメチルイミノ、エチルイミ
ノ、プロピルイミノ、ブチルイミノ基等があげられる。
【0034】R2a、R2b、R2c、R2d及びR4 における
6 の水酸基の保護基としては、一般に使用されるもの
であれば特に限定はないが、好適にはt−ブチルジメチ
ルシリル、メトキシメチル、ベンジルオキシカルボニ
ル、アセチル、2−メトキシエトキシメチル基である。
【0035】R2a、R2b、R2c、R2d及びR4 における
6 が一般式
【0036】
【化9】
【0037】で示される基を示す場合のR7 のNR8
9 基のR8 及びR9 の「炭素数1乃至4個のアルキル
基」としては、前述のR5a及びR5bの「炭素数1乃至4
個のアルキル基」にあげられたものと同様のものがあげ
られ、好適にはメチル及びエチル基であり、NR8 9
として好適なものは、アミノ基及びジメチルアミノ基で
ある。
【0038】R2a、R2b、R2c、R2d及びR4 における
6 が一般式
【0039】
【化10】
【0040】で示される基を示す場合のR7 の「酸素原
子{環上の炭素原子といっしょにカルボニル基を形成す
る場合に限る}又は炭素数1乃至4個のアルキル基で置
換されていてもよく、かつ、1乃至2個の酸素原子又は
窒素原子を含んだ5又は6員環のヘテロシクリル基」の
「1乃至2個の酸素原子又は窒素原子を含んだ5又は6
員環のヘテロシクリル基」としては、フリル、ピラニ
ル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ピロ
リル、イミダゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジ
ニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニ
ル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、ジオ
キソレニル、モルホリニル(特にモルホリノ)基等があ
げられ、好適にはモルホリノ、イミダゾリル、ジオキソ
レニル基であり、「酸素原子{環上の炭素原子といっし
ょにカルボニル基を形成する場合に限る}又は炭素数1
乃至4個のアルキル基で置換されていてもよく、かつ、
1乃至2個の酸素原子又は窒素原子を含んだ5又は6員
環のヘテロシクリル基」の「炭素数1乃至4個のアルキ
ル基」としては、R5 の「炭素数1乃至4個のアルキル
基」と同様のものがあげられ、好適にはメチル基であ
り、「酸素原子{環上の炭素原子といっしょにカルボニ
ル基を形成する場合に限る}又は炭素数1乃至4個のア
ルキル基で置換されていてもよく、かつ、1乃至2個の
酸素原子又は窒素原子を含んだ5又は6員環のヘテロシ
クリル基」全体として、好適なものとしては、無置換の
モルホリノ、イミダゾリル基、及び、メチル基で置換さ
れた2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル基
(特に5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン
−4−イル基)である。
【0041】R7 の(CH2)z1 及び(CH2)z3 の(CH2) の置
換基である炭素数1乃至4個のアルキル基としては、前
述のR5 の「炭素数1乃至4個のアルキル基」と同様の
ものがあげられ、好適にはメチル基である。
【0042】一般式
【0043】
【化11】
【0044】で示されるR6 のうち、好適なものとして
は、次式(VII)乃至(XXIX)で示されたものがあげら
れ、さらに好適には式(X)、(XVIII)、(XIX)、(X
X)、(XXIII)、(XXIV)、(XXV) 及び(XXVI)で示さ
れたものであり、最も好適には(X)、(XIX)及び(XX
IV)で示されたものである。
【0045】
【化12】
【0046】
【化13】
【0047】R2a、R2b、R2c及びR2dの「A1 −C
(OR6 )R5a5b基」全体として、好適なものは、ヒ
ドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキ
シ−1−メチルエチル、1−メチル−2−ヒドロキシエ
チル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−1−プロペニル、
1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル、3
−ヒドロキシプロピル、1,1−ジメチル−3−ヒドロ
キシプロピル、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピル、1−ヒドロキシブチル、2−ヒドロキシブチル、
3−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシブチル、3,3
−ジメチル−4−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシペ
ンチル、2−ヒドロキシペンチル、3−ヒドロキシペン
チル、4−ヒドロキシペンチル、5−ヒドロキシペンチ
ル、5−ヒドロキシヘキシル、6−ヒドロキシヘキシ
ル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、2−メチル
プロピル、3−ヒドロキシ−3−メチルブチル、4−ヒ
ドロキシ−4−メチルペンチル、2,2−ジフルオロ−
3−ヒドロキシプロピル、2,2−ジフルオロ−3−ヒ
ドロキシ−3−メチルブチル基、及び上記のヒドロキシ
基を有する置換基のヒドロキシ基が式(X) 、(XVIII) 、
(XIX) 、(XX)、(XXIII) 、(XXIV)、(XXV) 及び(XXVI)
で示されるアシル基によりアシル化された置換基であ
り、さらに好適には、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキ
シエチル、1−ヒドロキシエチル、1,1−ジメチル−
2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、2−
ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、2,2
−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシ
ブチル、3−ヒドロキシブチル、5−ヒドロキシペンチ
ル、5−ヒドロキシヘキシル、1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3
−ヒドロキシ−3−メチルブチル、2,2−ジフルオロ
−3−ヒドロキシプロピル、2,2−ジフルオロ−3−
ヒドロキシ−3−メチルブチル基、及び上記のヒドロキ
シ基を有する置換基のヒドロキシ基が式(X) 、(XIX) 、
(XXIII) 、(XXIV)、(XXV) 及び(XXVI)で示されるアシ
ル基によりアシル化された置換基である。
【0048】R2a、R2b、R2c及びR2dの「A1 −C
(=O)−R5a基」全体として好適なものはホルミル、
アセチル、プロピオニル、2−オキソプロピル、3−オ
キソプロピル、1−オキソブチル、2−オキソブチル、
3−オキソ−1−ブテニル、3−オキソブチル、4−オ
キソブチル、1−オキソペンチル、2−オキソペンチ
ル、3−オキソペンチル、4−オキソペンチル、5−オ
キソヘキシル基である。
【0049】上記一般式(I)の部分構造である一般式
【0050】
【化14】
【0051】においてR2a、R2b、R2c、R2d及びこれ
らが結合するフェニル基の組み合わせにより得られる好
適な基としては2−ヒドロキシフェニル、2−シアノフ
ェニル、2−ニトロフェニル、2−メトキシフェニル、
3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2−エ
トキシフェニル、2−フルオロフェニル、2−クロロフ
ェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2
−ジメチルアミノフェニル、3−ジメチルアミノフェニ
ル、4−(ジメチルアミノメチル)フェニル、2−メチ
ルフェニル、2−エチルフェニル、2−プロピルフェニ
ル、3−ブチルフェニル、2,3−ジメトキシフェニ
ル、2,4−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシ
フェニル、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル、4
−ヒドロキシ−2−イソプロピルオキシフェニル、2−
ヒドロキシ−3−メトキシフェニル、5−ヒドロキシ−
2−メトキシフェニル、6−ヒドロキシ−2−メチルフ
ェニル、2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル、
2,3−ジクロロフェニル、2,3,4−トリメトキシ
フェニル、2,4,5−トリメトキシフェニル、3,
4,5−トリメトキシフェニル、2,4,6−トリメト
キシフェニル、2,3,5−トリメトキシフェニル、
2,3,4,5−テトラメトキシフェニル、2,3−メ
チレンジオキシフェニル、2,3−エチレンジオキシフ
ェニル、2,3−プロピレンジオキシフェニル、3,4
−エチレンジオキシフェニル、2−メトキシカルボニル
フェニル、2−エトキシカルボニルフェニル、2−アリ
ルオキシフェニル、2−ベンジルオキシフェニル、2−
(ヒドロキシメチル)フェニル、3−(ヒドロキシメチ
ル)フェニル、4−(ヒドロキシメチル)フェニル、2
−(1−ヒドロキシエチル)フェニル、3−(1−ヒド
ロキシエチル)フェニル、4−(1−ヒドロキシエチ
ル)フェニル、2−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
ル)フェニル、3−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
ル)フェニル、4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
ル)フェニル、2−(2−メトキシエトキシメトキシメ
チル)フェニル、3−(2−メトキシエトキシメトキシ
メチル)フェニル、2−ホルミルフェニル、3−ホルミ
ルフェニル、4−ホルミルフェニル、2−アセチルフェ
ニル、3−アセチルフェニル、4−アセチルフェニル、
2−プロピオニルフェニル、3−プロピオニルフェニ
ル、4−プロピオニルフェニル、2−(2−オキソプロ
ピル)フェニル、3−(2−オキソプロピル)フェニ
ル、4−(2−オキソプロピル)フェニル、3−(3−
カルボキシプロピオニルオキシメチル)フェニル、3−
[1−(3−カルボキシプロピオニルオキシ)エチル]
フェニル、2−メチルチオフェニル、2−メトキシ−4
−メチルチオフェニル、2−メトキシ−4−メチルスル
フィニルフェニル、2−メトキシ−4−メチルスルホニ
ルフェニル、2−メトキシ−4−エチルスルホニルフェ
ニル、2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニ
ル、2−メトキシ−4−シアノフェニル、2,4−ジメ
トキシ−5−シアノフェニル、2,3−ジメトキシ−5
−シアノフェニル、2−メトキシ−4−ヒドロキシイミ
ノフェニル、2−エトキシ−4−ヒドロキシイミノメチ
ルフェニル、2,4−ジメトキシ−5−アセチルフェニ
ル、2,4−ジメトキシ−5−(1−ヒドロキシエチ
ル)フェニル、2,4−ジメトキシ−5−〔1−(3−
カルボキシプロピオニルオキシ)エチル〕フェニル、
2,3−ジメトキシ−5−アセチルフェニル、2−トリ
フルオロメチルフェニル、3−トリフルオロメチルフェ
ニル、4−トリフルオロメチルフェニル基であり、さら
に好適には2−ヒドロキシフェニル、2−メトキシフェ
ニル、4−メトキシフェニル、2−クロロフェニル、2
−ジメチルアミノフェニル、3−ジメチルアミノフェニ
ル、4−(ジメチルアミノメチル)フェニル、2−メチ
ルフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4−ジ
メトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、2−
ヒドロキシ−3−メトキシフェニル、4−ヒドロキシ−
2−メトキシフェニル、5−ヒドロキシ−2−メトキシ
フェニル、2,3,4−トリメトキシフェニル、2,
4,5−トリメトキシフェニル、2,4,6−トリメト
キシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、
2,3,5−トリメトキシフェニル、2,3,4,5−
テトラメトキシフェニル、2,3−メチレンジオキシフ
ェニル、2,3−エチレンジオキシフェニル、3,4−
エチレンジオキシフェニル、2−(ヒドロキシメチル)
フェニル、3−(ヒドロキシメチル)フェニル、2−
(1−ヒドロキシエチル)フェニル、3−(1−ヒドロ
キシエチル)フェニル、3−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル、3−ホルミルフェニル、2−ア
セチルフェニル、3−[1−(3−カルボキシプロピオ
ニルオキシ)エチル]フェニル、2−メチルチオフェニ
ル、2−メトキシ−4−メチルチオフェニル、2−メト
キシ−4−メチルスルフィニルフェニル、2−メトキシ
−4−メチルスルホニルフェニル、2−メトキシ−4−
エチルスルホニルフェニル、2,3−ジメトキシ−5−
ジメチルアミノフェニル、2−メトキシ−4−シアノフ
ェニル、2,4−ジメトキシ−5−シアノフェニル、
2,3−ジメトキシ−5−シアノフェニル、2,4−ジ
メトキシ−5−アセチルフェニル、2,4−ジメトキシ
−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル、2,4−ジ
メトキシ−5−〔1−(3−カルボキシプロピオニルオ
キシ)エチル〕フェニル、2−トリフルオロメチルフェ
ニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4−トリフル
オロメチルフェニル基である。
【0052】R3 の「炭素数1乃至6個のアルキル基」
としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、2,2−ジメチルプロピル、n−ペンチル、n−ヘ
キシル基があげられ、好適には、炭素数2乃至6個のも
のであり、さらに好適には3乃至4個のもの(特にt−
ブチル基)である。
【0053】R4 の「A1 C(OR6 )R5a5b基」全
体として好適なものはR2a、R2b、R2c及びR2dのそれ
と同一なものがあげられる。
【0054】R4 の「A1 −C(=O)−R5a基」全体
として好適なものはR2a、R2b、R2c及びR2dのそれと
同一なものがあげられる。
【0055】R4 の「A2 −X−A3 −C(OR6 )R
5a5b基」全体として好適なものは(2−ヒドロキシエ
トキシ)メチル、(3−ヒドロキシプロポキシ)メチ
ル、(2−ヒドロキシプロポキシ)メチル、(4−ヒド
ロキシブチル)オキシメチル、(3−ヒドロキシブチ
ル)オキシメチル、(3−ヒドロキシペンチル)オキシ
メチル、(2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル)オキシメチル、(3−ヒドロキシブチルチオ)メチ
ル、(3−ヒドロキシブチルスルホニル)メチル、N−
(3−ヒドロキシブチル)アミノメチル、N−(3−ヒ
ドロキシブチル)−N−メチルアミノメチル基並びに上
記のヒドロキシ基を有する置換基のヒドロキシ基が式
(X) 、(XVIII) 、(XIX) 、(XX)、(XXIII) 、(XXIV)、(X
XV) 及び(XXVI)で示されるアシル基によりアシル化さ
れた置換基であり、さらに好適には(2−ヒドロキシエ
トキシ)メチル、(3−ヒドロキシプロポキシ)メチ
ル、(2−ヒドロキシプロポキシ)メチル基並びに上記
のヒドロキシ基を有する置換基のヒドロキシ基が式(X)
、(XIX) 、(XXIII) 、(XXIV)、(XXV) 及び(XXVI)で
示されるアシル基によりアシル化された置換基である。
【0056】R4 の「A2 −X−A3 −C(=O)−R
5a基」全体として好適なものは(2−オキソプロポキ
シ)メチル、(3−オキソブチルオキシ)メチル、(3
−オキソペンチルオキシ)メチル基である。
【0057】本発明の化合物(I)に含まれるものの中
には、不斉炭素が存在し、立体異性体が存在するが、そ
の各々、或いはそれらの混合物のいずれも本発明に包含
される。
【0058】本発明の化合物(I)において、好適な化
合物としては、 2)一般式(I)において、R1aが炭素数4乃至8個の
アルキル基であり、R1bが水素原子である化合物、 3)一般式(I)において、nが0である化合物、 4)一般式(I)において、R3 が炭素数2乃至6個の
アルキル基である化合物、 5)一般式(I)において、R3 がtert−ブチル基
である化合物、 6)一般式(I)において、R4 が炭素数1乃至5個の
ヒドロキシアルキル基又はカルボニル基で中断されてい
てもよい炭素数2乃至5個のアルキル基(前述の式(II
I) に相当)である化合物、 7)一般式(I)において、R4 がヒドロキシメチル、
2−ヒドロキシエチル、1−メチル−2−ヒドロキシエ
チル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−1−プロペニル、
1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル、3
−ヒドロキシプロピル、2,2−ジメチル−3−ヒドロ
キシプロピル、4−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシ
ブチル、5−ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキ
シル、(2−ヒドロキシエトキシ)メチル、(3−ヒド
ロキシプロポキシ)メチル、(2−ヒドロキシプロポキ
シ)メチル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3−ヒドロキシ−3
−メチルブチル、2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ
プロピル又は2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3
−メチルブチル基;これらヒドロキシ基を有する置換基
のヒドロキシ基が前述の式(X) 、(XVIII) 、(XIX) 、(X
X)、(XXIII) 、(XXIV)、(XXV) 若しくは(XXVI)で示され
るアシル基によりアシル化された置換基;ホルミル、ア
セチル、プロピオニル、2−オキソプロピル、3−オキ
ソプロピル、3−オキソブチル、4−オキソブチル、
(2−オキソプロポキシ)メチル又は(3−オキソブチ
ルオキシ)メチル基である化合物である。
【0059】8)一般式(I)において、R4 がヒドロ
キシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプ
ロピル、3−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシエチ
ル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル
ブチル、アセチル、2−オキソプロピル又は3−オキソ
ブチル基;これらヒドロキシ基を有する置換基のヒドロ
キシ基が前述の式(X) 、(XVIII) 、(XIX) 、(XX)、(XXI
II) 、(XXIV)、(XXV) 若しくは(XXVI)で示されるアシル
基によりアシル化された置換基である化合物、 9)一般式(I)において、R4 が炭素数1乃至5個の
保護されたヒドロキシアルキル基であり、該保護基が前
述の式(X),(XIX) 又は(XXIV)である化合物、 10)一般式(I)において、R4 がヒドロキシメチ
ル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、
3−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシエチル、1−ヒ
ドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロピル又は3−ヒドロキシ−3−メチルブチル基
であり、該ヒドロキシ基が前述の式(X),(XIX) 又は(XXI
V)で保護された化合物、 11)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dのいずれか一つが、メトキシ基、ヒドロキシ基、シア
ノ基、トリフルオロメチル基又はアセチル基である化合
物、 12)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dのいずれか一つが、メトキシ基、ヒドロキシ基、シア
ノ基、トリフルオロメチル基、アセチル基である化合
物、 13)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの二つがメトキシ基であり、他の二つが水素である化
合物、 14)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの三つがメトキシ基であり、他の一つが水素である化
合物、 15)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの一つがトリフルオロメチル基であり、他の三つが水
素である化合物、 16)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの一つがメトキシ基であり、他の一つがヒドロキシ基
であり、残りの二つが水素である化合物、 17)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの二つがメトキシ基であり、他の一つがアセチル基で
あり、残りの一つが水素である化合物、 18)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c及びR
2dの隣接する二つが一緒になって、メチレンジオキシ基
又はエチレンジオキシ基であり、他の二つが水素である
化合物、 19)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c、R2d
及びこれらが結合するフェニル基の組み合わせが、2−
ヒドロキシフェニル、2−メトキシフェニル、3−メト
キシフェニル、4−メトキシフェニル、2−フルオロフ
ェニル、2−クロロフェニル、2−ジメチルアミノフェ
ニル、3−ジメチルアミノフェニル、4−(ジメチルア
ミノメチル)フェニル、2−メチルフェニル、2−ヒド
ロキシ−3−メトキシフェニル、4−ヒドロキシ−2−
メトキシフェニル、5−ヒドロキシ−2−メトキシフェ
ニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキ
シフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、2,3,4
−トリメトキシフェニル、2,4,5−トリメトキシフ
ェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、2,4,
6−トリメトキシフェニル、2,3,5−トリメトキシ
フェニル、2,3,4,5−テトラメトキシフェニル、
2,3−メチレンジオキシフェニル、2,3−エチレン
ジオキシフェニル、3,4−エチレンジオキシフェニ
ル、2−(ヒドロキシメチル)フェニル、3−(ヒドロ
キシメチル)フェニル、3−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル、3−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)
フェニル、2−アセチルフェニル、3−[1−(3−カ
ルボキシプロピオニルオキシ)エチル]フェニル、2−
メチルチオフェニル、2−メトキシ−4−メチルチオフ
ェニル、2−メトキシ−4−メチルスルフィニルフェニ
ル、2−メトキシ−4−メチルスルホニルフェニル、2
−メトキシ−4−エチルスルホニルフェニル、2,3−
ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニル、2−メトキ
シ−4−シアノフェニル、2,4−ジメトキシ−5−シ
アノフェニル、2,3−ジメトキシ−5−シアノフェニ
ル、2,4−ジメトキシ−5−アセチルフェニル、2,
4−ジメトキシ−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニ
ル、2,4−ジメトキシ−5−〔1−(3−カルボキシ
プロピオニルオキシ)エチル〕フェニル、2−トリフル
オロメチルフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル
又は4−トリフルオロメチルフェニル基である化合物、
20)一般式(I)において、R2a、R2b、R2c、R2d
及びこれらが結合するフェニル基の組み合わせが、4−
ヒドロキシ−2−メトキシフェニル、2,3−ジメトキ
シフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、2,3,4
−トリメトキシフェニル、2,4,5−トリメトキシフ
ェニル、2,3−メチレンジオキシフェニル、2,3−
エチレンジオキシフェニル、2−メトキシ−4−シアノ
フェニル、2,4−ジメトキシ−5−アセチルフェニル
又は2−トリフルオロメチルフェニル基である化合物が
あげられる。
【0060】また、式(I)において、R4 のベンゼン
環上の位置は、好適には、R3 に対して,m位であり、
かつ、アミノ基に対してo位であるか、又は、R3 に対
して,p位であり、かつ、アミノ基に対してm位であ
る。
【0061】本発明の化合物(I)が、カルボン酸、リ
ン酸、アミノ基、イミダゾリル基を有する場合には、塩
にすることができ、そのような塩としては、カルボン酸
及びリン酸の場合には、ナトリウム塩、カリウム塩のよ
うなアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩の
ようなアルカリ土類金属塩等の金属塩、及びグアニジン
塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩の
ような有機塩基を、アミノ基及びイミダゾリル基の場合
には、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩のようなハ
ロゲン化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸
塩等の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメ
タンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のような低級ア
ルカンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエ
ンスルホン酸塩のようなアリ−ルスルホン酸塩、フマ−
ル酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、
マレイン酸塩等の有機酸塩及びグルタミン酸塩、アスパ
ラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることができる。
【0062】次に本発明の化合物に含まれる具体的化合
物を例示する。但し、本発明は、これらに限定されるも
のではない。
【0063】下記の表1及び2中、Meはメチル基を、
Etはエチル基を、Prはプロピル基を、Prはイソ
プロピル基を、Buはブチル基を、Buはtert−
ブチル基を、Pnはペンチル基を、Pnはイソペンチ
ル基を、Hxはヘキシル基を、Hpはヘプチル基を、O
cはオクチル基を、Nonはノニル基を、Decはデシ
ル基を、Undはウンデニル基を、Dodはドデシル
基、cPnPrは3−シクロペンチルプロピル基を、B
zはベンジル基を、allはアリル基を、MEMは2−
メトキシエトキシメチル基を示す。
【0064】その他の略号については、下記の式の通り
である。
【0065】
【化15】
【0066】
【化16】
【0067】
【化17】
【0068】表1の一般式は以下の通りである。
【0069】
【化18】
【0070】
【表1】 ──────────────────────────────────── No. R1a R2e R2f R2g R2h R2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 1 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2OH 0 2 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 3 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 4 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 5 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 6 Pn MeO H H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 7 Pn MeO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 8 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2OH 0 9 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2OH 0 10 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 11 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 12 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 13 Pn MeO H H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 14 Pn MeO H H H H iPr 5-CH(OH)CH3 0 15 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2OH 1 16 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2OH 1 17 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 18 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 19 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 20 Pn MeO H H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 21 Pn MeO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 22 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2OH 1 23 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2OH 1 24 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 25 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 26 Pn MeO H H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 27 Pn MeO H H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 28 Pn MeO H H H H iPr 5-CH(OH)CH3 1 29 Bu MeO H H H H tBu 5-CH2OH 0 30 Bu MeO H H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 31 Bu MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 32 Bu MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 33 Bu MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 34 Bu MeO H H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 35 Bu MeO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 36 Hp MeO H H H H tBu 5-CH2OH 0 37 Hp MeO H H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 38 Hp MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 39 Hp MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 40 Hp MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 41 Hp MeO H H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 42 Hp MeO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 43 Oc MeO H H H H tBu 5-CH2OH 0 44 Oc MeO H H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 45 Oc MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 46 Oc MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 47 Oc MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 48 Oc MeO H H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 49 Oc MeO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 50 Pr MeO H H H H tBu 5-CH2OH 0 51 Pr MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 52 Non MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 53 Dec MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 54 Und MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 55 Dod MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 56 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 57 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 58 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 59 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 60 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 61 Pn H MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 62 Pn H MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 63 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2OH 0 64 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2OH 0 65 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 66 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 67 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 68 Pn H MeO H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 69 Pn H MeO H H H iPr 5-CH(OH)CH3 0 70 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2OH 1 71 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 1 72 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 73 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 74 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 75 Pn H MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 76 Pn H MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 77 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2OH 1 78 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2OH 1 79 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 80 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 81 Pn H MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 82 Pn H MeO H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 83 Pn H MeO H H H iPr 5-CH(OH)CH3 1 84 Bu H MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 85 Bu H MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 86 Bu H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 87 Bu H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 88 Bu H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 89 Bu H MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 90 Bu H MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 91 Hp H MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 92 Hp H MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 93 Hp H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 94 Hp H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 95 Hp H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 96 Hp H MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 97 Hp H MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 98 Oc H MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 99 Oc H MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 100 Oc H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 101 Oc H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 102 Oc H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 103 Oc H MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 104 Oc H MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 105 Pr H MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 106 Pr H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 107 Non H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 108 Dec H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 109 Und H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 110 Dod H MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 111 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 112 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 113 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 114 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 115 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 116 Pn H H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 117 Pn H H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 118 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2OH 0 119 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2OH 0 120 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 121 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 122 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 123 Pn H H MeO H H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 124 Pn H H MeO H H iPr 5-CH(OH)CH3 0 125 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2OH 1 126 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 1 127 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 128 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 129 Pn H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 130 Pn H H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 131 Pn H H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 132 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2OH 1 133 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2OH 1 134 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 135 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 136 Pn H H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 137 Pn H H MeO H H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 138 Pn H H MeO H H iPr 5-CH(OH)CH3 1 139 Bu H H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 140 Bu H H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 141 Bu H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 142 Bu H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 143 Bu H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 144 Bu H H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 145 Bu H H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 146 Hp H H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 147 Hp H H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 148 Hp H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 149 Hp H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 150 Hp H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 151 Hp H H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 152 Hp H H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 153 Oc H H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 154 Oc H H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 155 Oc H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 156 Oc H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 157 Oc H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 158 Oc H H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 159 Oc H H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 160 Pr H H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 161 Pr H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 162 Non H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 163 Dec H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 164 Und H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 165 Dod H H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 166 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 167 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 168 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 169 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 170 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 171 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 172 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 173 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2OH 0 174 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2OH 0 175 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 176 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 177 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 178 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 179 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH(OH)CH3 0 180 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 1 181 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 1 182 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 183 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 184 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 185 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 186 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 187 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2OH 1 188 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2OH 1 189 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 190 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 191 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 192 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 193 Pn MeO H MeO H H iPr 5-CH(OH)CH3 1 194 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 195 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 196 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 197 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 198 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 199 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 200 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 201 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 202 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 203 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 204 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 205 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 206 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 207 Hp MeO H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 208 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 209 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OH 0 210 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 211 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 212 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 213 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 214 Oc MeO H MeO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 215 Pr MeO H MeO H H tBu 5-CH2OH 0 216 Pr MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 217 Non MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 218 Dec MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 219 Und MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 220 Dod MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 221 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 0 222 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2OH 0 223 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 224 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 225 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 226 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 227 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH(OH)CH3 0 228 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2OH 0 229 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2OH 0 230 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 231 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 232 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 233 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 234 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH(OH)CH3 0 235 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 1 236 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2OH 1 237 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 238 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 239 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 240 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 241 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH(OH)CH3 1 242 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2OH 1 243 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2OH 1 244 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 245 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 246 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 247 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 248 Pn MeO H H MeO H iPr 5-CH(OH)CH3 1 249 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 0 250 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2OH 0 251 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 252 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 253 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 254 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 255 Bu MeO H H MeO H tBu 5-CH(OH)CH3 0 256 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 0 257 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2OH 0 258 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 259 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 260 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 261 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 262 Hp MeO H H MeO H tBu 5-CH(OH)CH3 0 263 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 0 264 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2OH 0 265 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 266 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 267 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 268 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 269 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH(OH)CH3 0 270 Pr MeO H H MeO H tBu 5-CH2OH 0 271 Pr MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 272 Non MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 273 Dec MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 274 Und MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 275 Dod MeO H H MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 276 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2OH 0 277 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 0 278 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 279 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 280 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 281 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 0 282 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 283 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2OH 0 284 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2OH 0 285 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 0 286 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 0 287 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 0 288 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 0 289 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH(OH)CH3 0 290 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2OH 1 291 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2OH 1 292 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 293 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 294 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 295 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH=CHCH2OH 1 296 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 297 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2OH 1 298 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2OH 1 299 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2OH 1 300 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2OH 1 301 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH2CH2CH2CH2CH2OH 1 302 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH=CHCH2OH 1 303 Pn MeO MeO H H H iPr 5-CH(OH)CH3 1 304 Bu MeO MeO H H H tBu 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MeO MeO H tBu 5-CH2CH2CH2CH=O 0 2206 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-C(CH3)2OH 0 2207 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2208 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2209 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2210 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2C(CH3)2OH 0 2211 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2212 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2213 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 0 2214 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2215 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2216 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2C(CH3)2CH2OH 0 2217 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CF2CH2OH 0 2218 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-C(=O)CH3 0 2219 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2C(=O)CH3 0 2220 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH=O 0 2221 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH=O 0 2222 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH=O 0 2223 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH2CH=O 0 2224 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2225 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2226 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2227 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2228 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2229 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH(OB2)CH3 0 2230 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 0 2231 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2232 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2C(CH3)2OH 0 2233 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2234 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2235 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 0 2236 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2237 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB11)CH3 0 2238 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2239 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2240 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2C(CH3)2CH2OH 0 2241 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CF2CH2OH 0 2242 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2243 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2C(=O)CH3 0 2244 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH=O 0 2245 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH=O 0 2246 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH2CH=O 0 2247 Pn H -OCH2O- H H tBu 5-C(CH3)2OH 1 2248 Bu H -OCH2O- H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2249 Bu H -OCH2O- H H tBu 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Pn H H H Cl H tBu 5-CH2CF2CH2OH 0 2275 Pn H H H Cl H tBu 5-C(=O)CH3 0 ──────────────────────────────────── No. R1a R2e R2f R2gR2hR2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 2276 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2277 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2278 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2279 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2280 Pn CH3CH(OB2) H H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2281 Pn CH3CH(OB2) H H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 NaSalt 2282 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2283 Pn CH3CH(OB2) H H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2284 Pn CH3CH(OB2) H H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 NaSalt 2285 Pn CH3CH(OH) H H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2286 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2287 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2288 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2289 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2290 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 0 2291 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2292 Pn CH3C(=O) H H H H tBu 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NaSalt 2313 Pn H CH3CH(OB2) H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2314 Pn H CH3CH(OB2) H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 NaSalt 2315 Pn H CH3CH(OH) H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2316 Pn H CH3CH(OB2) H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2317 Pn H CH3CH(OB2) H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 NaSalt 2318 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2319 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2320 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2321 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2322 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 0 2323 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2324 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2325 Pn H CH3C(=O) H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2326 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2327 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2328 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2329 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2330 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 0 2331 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2332 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2333 Pn H (CH3)2C(OH) H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 ──────────────────────────────────── No. R1a R2e R2f R2g R2hR2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 2334 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2335 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2336 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 NaSalt 0 2337 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2338 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2339 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2340 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2341 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2342 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 NaSalt H H 0 2343 Pn H H CH3CH(OH) H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2344 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2345 Pn H H CH3CH(OB2) H H tBu 5-C(=O)CH3 0 NaSalt 0 2346 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2347 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2348 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2349 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2350 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2351 Pn H H CH3C(=O) H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2352 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2353 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2354 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 0 2355 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2356 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3)CH3 0 2357 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-CH2CH(OB11)CH3 NaSalt 0 2358 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2359 Pn H H (CH3)2C(OH) H H tBu 5-C(=O)CH3 0 ──────────────────────────────────── No. R1a R2e R2f R2g R2h R2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 2360 Pn COOMe H H H H tBu 5-CH2OH 0 2361 Pn EtO H EtO H H tBu 5-CH2OH 0 2362 Pn MeO H BzO H H tBu 5-CH2OH 0 2363 Pn iPrO H BzO H H tBu 5-CH2OH 0 2364 Pn EtO H H BzO H tBu 5-CH2OH 0 2365 Pn EtO H H H BzO tBu 5-CH2OH 0 2366 iPn iPrO H BzO H H tBu 5-CH2OH 0 2367 Bu iPrO H BzO H H tBu 5-CH2OH 1 2368 Pn CN H H H H tBu 5-CH2OH 0 2369 Hx NO2 H H H H tBu 5-CH2OH 0 2370 Bu Me H H H H tBu 5-CH2OH 0 2371 Pn Et H H H H tBu 5-CH2OH 0 2372 Hx BzO H H H H tBu 5-CH2OH 0 2373 Bu MeS H H H H tBu 5-CH2OH 0 2374 iPn iPrS H H H H tBu 5-CH2OH 0 2375 iPn MeO H MeO H H iPr 6-CH2OH 0 2376 Pn H H CH2NMe2 H H tBu 5-CH2OH 0 2377 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2OH 0 2378 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2OH 0 2379 Pn iPrO H iPrO H H tBu 5-CH2OH 1 2380 Bu MeO H BzO H H iPr 6-CH2OH 0 2381 Bu COOEt H OH H H tBu 6-CH2OH 0 2382 iPn NMe2 H H H H tBu 5-CH2OH 0 2383 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CHO 0 2384 iPn MeO H H H H tBu 5-CHO 0 2385 Pn BzO H H H H tBu 5-CHO 0 2386 Pn MeO H BzO H H tBu 5-CHO 0 2387 Pn BzO MeO H H H tBu 5-CHO 0 2388 iPn MeO H BzO H H tBu 5-CHO 0 2389 Pn MeO H H BzO H tBu 5-CHO 0 2390 Pn iPrO H BzO H H tBu 5-CHO 0 2391 Bu EtO H H H BzO tBu 5-CHO 0 2392 Pn EtO EtO H H H tBu 5-CHO 0 2393 Pn EtO H EtO H H tBu 5-CHO 0 2394 Bu MeO H OH H H tBu 5-CHO 1 2395 Hx iPrO H MeO H H iPr 6-CHO 1 2396 Pn CN H H H H tBu 5-CHO 0 2397 iPn NO2 H H H H tBu 5-CHO 0 2398 Bu Me H H H H tBu 5-CHO 0 2399 Hx Et H H H H tBu 5-CHO 0 2400 iPn BzO H H H H tBu 5-CHO 0 2401 Pn MeS H H H H tBu 5-CHO 0 2402 Pn iPrS H H H H tBu 5-CHO 0 2403 Pn Et H H H H iPr 6-CHO 0 2404 Pn COOEt H H H H tBu 5-CHO 0 2405 Pn EtO H EtO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2406 Pn BzO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2407 iPn OH H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2408 Pn MeO H BzO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2409 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2410 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2411 Pn H H Cl H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2412 Pn MeO H H BzO H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2413 Pn MeO H H OH H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2414 Pn iPrO H BzO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2415 Pn iPrO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2416 Pn OH Me H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2417 Pn MeS H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2418 Pn EtO H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2419 Pn CN H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2420 Hx NO2 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2421 Pn Et H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2422 Pn iPr H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2423 Pn EtO H EtO H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2424 Pn EtO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2425 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2426 iPn OH Me H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2427 Hx OH Me H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2428 Bu OH Me H H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2429 Pn OH MeO H H H iPr 6-CH(OH)CH3 0 2430 Pn EtO Me H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2431 Pn Cl H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2432 Pn COOEt H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2433 Pn Me H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2434 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2435 Pn Me2N H Me2N H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2436 Pn iPrO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2437 Pn NH2 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2438 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 0 2439 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 0 2440 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2441 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2442 Pn MeO CH3 H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2443 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2444 Pn EtO H H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2445 Pn CN H H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2446 Pn CN H H H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 0 2447 Pn MeO H H OH H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 0 2448 Pn OH CH3 H H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 0 2449 Pn OH OCH3 H H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 0 2450 Pn MeS H H H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 NaSalt 1 2451 iPn MeO H OH H H tBu 5-CH(OB2 )CH3 0 2452 Pn MeO H OH H H iPr 5-CH(OB2 )CH3 0 2453 Pn Me H H H H iPr 5-CH(OE5 )CH3 0 2454 Pn Cl H H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2455 Pn iPrO H OH H H tBu 5-CH(OB4 )CH3 0 2456 Pn COOMe H H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2457 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2458 Pn H H Me2N H H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2459 Pn MeNH H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2460 Pn BzO H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2461 Pn MeO H BzO H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2462 Pn MeO H OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2463 Pn allO CH3 H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2464 Pn OH CH3 H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2465 Pn H H Cl H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2466 Pn MeO H H OH H tBu 5-(C=O)CH3 0 2467 Pn MeO H H BzO H tBu 5-(C=O)CH3 0 2468 Pn EtO H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2469 Pn EtO H H H H iPr 6-(C=O)CH3 0 2470 Pn EtO H H H H iPr 6-(C=O)CH3 1 2471 iPn MeO H MeO H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2472 Pn CN H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2473 Pn CN H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2474 Bu MeS H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2475 Hx MeO H OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2476 Hx EtO H OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2477 Pn Cl H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2478 Pn COOMe H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2479 Pn Me2N H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2480 Pn H H Me2N H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2481 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2482 Pn MeO H BzO H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2483 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2484 Pn EtO H H H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2485 Pn CN H H H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2486 Pn MeS H H H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2487 Pn BzO H H H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2488 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH=CH-COCH3 0 2489 Pn MeO H MeO H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2490 Pn MeO H MeO H H tBu 5-C(CH3)2CH2OB2 0 2491 Pn MeO H MeO H H tBu 5-C(CH3)2CH2OB2 Na Salt 0 2492 Pn EtO H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2493 Pn iPrO H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2494 Pn MeS H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2495 Pn BzO H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2496 Pn iPrS H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2497 Pn CN H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2498 Pn Me2N H H H H tBu 5-C(CH3)2CH2OH 0 2499 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2500 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2501 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 0 2502 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2503 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB10)CH3 NaSalt 0 2504 Pn EtO H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2505 Pn iPrO H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2506 Pn CN H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2507 Pn NO2 H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2508 Pn BzO H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2509 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2510 Pn CN H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB4)CH3 0 2511 Pn Me H H H H tBu 5-CH2CH2CH(OB4)CH3 0 2512 Pn iPrO H OH H H tBu 5-(CH2)2C(CH3)2OH 0 2513 Pn EtO H H H H tBu 5-(CH2)2C(CH3)2OH 1 2514 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2515 Pn MeO H BzO H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2516 Pn EtO H H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2517 Pn iPrO H H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2518 Pn Me H H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2519 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2520 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2521 Pn -O-CH2-O- H H H tBu 5-CH2SCH2CH2CH2CH(OH)CH3 0 2522 Pn iPrO H OH H H tBu 5-CH2SO2(CH2)2CH(OH)CH3 0 2523 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2NH(CH2)2CH(OH)CH3 0 2524 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2NMe(CH2)2CH(OH)CH3 0 2525 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH(OH)CH3 0 2526 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2(=O)CH3 0 2527 Pn MeO H OH H H tBu 5-(CH2)3CH(OH)CH3 0 2528 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2CH2CH2OB2 0 2529 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH(OB2)CH3 0 2530 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH(OB2)CH3 NaSalt 0 2531 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2532 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2533 Pn EtO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2534 Pn -O(CH2)2O- OH H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── No. R1a R2e R2f R2g R2h R2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 2535 Pn iPrO H OH H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2536 Pn H H SO2CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2537 Pn SO2CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2538 Bu SCH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2539 Pn S(O)CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2540 Pn SO2CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2541 Pn MeO H SCH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2542 Pn MeO H S(O)CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2543 Pn MeO H SO2CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2544 Pn MeO H CN H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2545 Hx MeO H CN H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2546 Pn EtO H CN H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2547 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2548 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH(OB2)CH3 0 2549 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH(OB10)CH3 0 2550 Pn H CH3CH(OH) H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2551 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2552 Pn SCH2CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2553 Pn SO2CH2CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2554 Bu SCH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2555 Pn MeO H SCH2CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2556 Bu MeO H SCH2CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2557 Pn MeO H SO2CH2CH3 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2558 Pn MeO H CN H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2559 Bu MeO H CN H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2560 Hx SO2CH2CH3 H H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2561 Pn MeO H MeO CH3(C=O) H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2562 Pn MeO H MeO CH3CH(OH) H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2563 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2564 Pn MeO H CN H H tBu 5-CH(OH)CH3 1 2565 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH2OB9 Na salt 0 2566 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-CH2OB12 Na salt 0 2567 Pn iPrO H OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2568 Pn H H SO2CH3 H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2569 Pn SO2CH3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2570 Pn S(O)CH3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2571 Pn MeO H SCH3 H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2572 Pn MeO H CN H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2573 Pn EtO H CN H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2574 Pn EtO H -CH=N-OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2575 Pn MeO H -CH=N-OH H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2576 Pn SCH3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2577 Pn EtO H CHO H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2578 Pn iPrO H BzO H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2579 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-(C=O)CH3 0 2580 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2CH2(C=O)CH3 0 2581 Pn H CH3(C=O) H H H tBu 5-CH2CH2(C=O)CH3 0 2582 Pn CF3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2583 Pn H CHO H H H tBu 5-CH2CH2CHO 0 2584 Pn SCH2CH3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2585 Pn SO2CH2CH3 H H H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2586 Pn MeO H SCH2CH3 H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2587 Pn MeO H SO2CH2CH3 H H tBu 5-(C=O)CH3 0 2588 Pn MeO H CN H H tBu 5-CH2CH2(C=O)CH3 0 2589 Pn MeO H MeO CH3(C=O) H tBu 5-(C=O)CH3 0 2590 Pn MeO H MeO H H tBu 5-(C=O)CH3 1 2591 Bu MeO H CN H H tBu 5-(C=O)CH3 1 2592 Pn iPrO H OH H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2593 Pn MeO H CN H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2594 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CF2C(CH3)2OH 0 2595 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2CH2C(CH3)2OH 0 2596 Pn CF3 H H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2597 Pn MeO H MeO CN H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2598 Bu CF3 H H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2599 Pn MeO H NMe2 H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2600 Pn MeO MeO H NMe2 H tBu 5-CH(OH)CH3 0 ──────────────────────────────────── 表2の一般式は以下の通りである。
【0071】
【化19】
【0072】
【表2】 ──────────────────────────────────── No R1a R2e R2f R2g R2h R2i R3 R4 n ──────────────────────────────────── 2-01 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-02 Pn MeO H H NMe2 H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-03 cPnPr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2OH 0 2-04 cPnPr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-05 Pn OEt H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-06 Pn OBn H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-07 Pn MeO MeO H H H tBu 5-C(=O)CH3 0 2-08 Pn Meo MeO H NMe2 H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-09 Pn MeO MeO H H H tBu 5-C(=O)CH2CH3 0 2-10 Pn Meo MeO H H H tBu 5-CH2C(=O)CH3 0 2-11 Pn Meo MeO H H H tBu 5-CH=CH-C(=O)CH3 0 2-12 Pn MeO MeO MeO MeO H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-13 Pn H H H H H tBu 5-CH2OH 0 2-14 Pn H H H H H tBu 5-CH2CH2CH2OH 0 2-15 Pn MeO H H H NMe 2 tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 2-16 Pn H MeO H NMe2 H tBu 5-CH2CH2CH2OH 1 2-17 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2-18 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2CH2C(=O)CH3 0 2-19 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2OH 0 2-20 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH2OH 0 2-21 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH2CH2OH 0 2-22 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH(OH)CH3 0 2-23 Pn MeO H MeO H H tBu 6-COCH3 0 2-24 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH(OH)CH3 0 2-25 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2C(=O)CH3 0 2-26 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH2CH(OH)CH3 0 2-27 Pn MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH2(C=O)CH3 0 2-28 Bu MeO H MeO H H tBu 6-CH2CH2(C=O)CH3 1 2-29 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2OB2NaSalt 0 2-30 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2OB2NaSalt 0 2-31 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH2OB2NaSalt 0 2-32 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB2)CH3NaSalt 0 2-33 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH(OB2)CH3NaSalt 0 2-34 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OB2)CH3NaSalt 0 2-35 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH2CH(OB4)CH3NaSalt 0 2-36 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2CH(OB10)CH3NaSalt 0 2-37 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH(OB1)CH3NaSalt 0 2-38 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH2OB2NaSalt 0 2-39 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH2CH2OB2NaSalt 0 2-40 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH2CH2CH2OB2NaSalt 0 2-41 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH(OB10)CH3NaSalt 0 2-42 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH2CH(OB4)CH3NaSalt 0 2-43 Bu MeO MeO H H H tBu 6-CH2CH2CH(OB1)CH3NaSalt 0 2-44 Pn MeO MeO H H H tBu 6-CH2OB2NaSalt 0 2-45 Pn MeO MeO H H H tBu 6-CH2OB2NaSalt 0 2-46 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2OCH2CH2CH2OH 0 2-47 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2OCH2CH2CH(OH)CH3 0 2-48 Pn MeO MeO H H H tBu 6-CH2OCH2CH2OH 0 2-49 Pn MeO MeO H H H tBu 6-CH2OCH2CH(OH)CH3 0 2-50 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2S(CH2)2CH(OH)CH3 0 2-51 Pn Me2N H H H H tBu 5-CH2SO2(CH2)2CH(OH)CH3 0 2-52 Pn CN H H H H tBu 5-CH2NMe(CH2)2CH(OH)CH3 0 2-53 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH(OH)CH3 0 2-54 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 6-CH(OH)CH3 0 2-55 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-C(CH3)2OH 0 2-56 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2SCH2CH2C(CH3)2OH 0 2-57 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2SO2CH2C(CH3)2OH 0 ──────────────────────────────────── 上記の例示化合物のうちで、好適なものとしては、1,
2,3,5,10,166,172,186,200,
221,222,223,225,276,277,2
78,280,282,290,297,299,31
0,331,332,333,335,386,38
7,388,390,441,442,443,44
5,447,496,497,498,500,50
2,551,553,606,607,608,61
0,661,662,663,665,667,68
1,711,712,713,759,760,76
1,763,780,781,782,807,80
8,809,811,831,832,838,84
8,860,861,889,890,924,92
5,929,930,931,934,940,94
1,947,948,958,959,960,96
9,970,976,977,980,982,98
3,987,988,993,998,999,103
3,1034,1039,1040,1044,104
5,1055,1056,1091,1092,109
7,1098,1102,1103,1113,111
4,1120,1121,1126,1127,113
1,1132,1142,1143,1160,116
1,1184,1185,1189,1196,119
7,1207,1208,1212,1214,121
8,1219,1229,1230,1238,123
9,1244,1249,1250,1278,127
9,1307,1308,1328,1332,133
6,1341,1349,1352,1361,136
3,1365,1376,1382,1469,149
8,1500,1561,1846,1852,185
7,1870,1874,1923,1984,199
0,2074,2077,2078,2079,208
0,2085,2088,2148,2224,222
9,2239,2242,2318,2324,232
6,2332,2333,2362,2368,238
6,2409,2415,2419,2424,243
8,2439,2443,2451,2462,246
8,2489,2490,2522,2528,252
9,2530,2531,2533,2541,254
4,2554,2556,2557,2561,256
3,2579,2586,2589,2590,259
1,2594,2596,2−07及び2−19があげ
られ、最も好適な化合物としては、N−[2−t−ブチ
ル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−
(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド(17
2)、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエ
チル)フェニル]−N′−〔2−(2,4−ジメトキシ
フェニル)ヘプチル〕尿素(186)、N−[2−t−
ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3
−(2,4−ジメトキシフェニル)ヘプタンアミド(2
00)、N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチ
ル)フェニル]−3−(2,3−ジメトキシフェニル)
オクタンアミド(276)、N−[2−t−ブチル−5
−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2,3
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド(282)、N
−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フ
ェニル]−3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)
オクタンアミド(447)、N−[2−t−ブチル−5
−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2,
4,5−トリメトキシフェニル)オクタンアミド(50
2)、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエ
チル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフ
ェニル)オクタンアミド(667)、N−[2−t−ブ
チル−5−[3−(3−カルボキシプロピオニルオキ
シ)プロピル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタンアミド ナトリウム塩(12
12)、N−[2−t−ブチル−5−[1−(3−カル
ボキシプロピオニルオキシ)エチル]フェニル]−3−
(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナト
リウム塩(1382)、N−[2−t−ブチル−5−
(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)フェニル]−3
−(2,3−エチレンジオキシフェニル)オクタンアミ
ド(1870)、N−[2−t−ブチル−5−(アセチ
ル)フェニル]−3−(2,4−ジメトキシフェニル)
オクタンアミド(2074)、N−[2−t−ブチル−
5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]
−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド
(2077)、N−[2−t−ブチル−5−[3−(3
−カルボキシプロピオニルオキシ)ブチル]フェニル]
−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド
ナトリウム塩(2080)、N−[2−t−ブチル−
5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]
−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン
アミド(2224)、N−[2−t−ブチル−5−(3
−ヒドロキシ−3−メチルブチル)フェニル]−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
(2239)、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒド
ロキシエチル)フェニル]−3−(2−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)オクタンアミド(2409)、N
−[2−t−ブチル−5−[1−(3−カルボキシプロ
ピオニルオキシ)エチル]フェニル]−3−(2,4−
ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリウム塩
(2439)、N−[2−t−ブチル−5−(アセチ
ル)フェニル]−3−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ
フェニル)オクタンアミド(2462)、N−[2−t
−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]−
3−(2−メトキシ−4−シアノフェニル)オクタンア
ミド(2544)、N−[2−t−ブチル−5−(1−
ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−3−(2
−トリフルオロメチルフェニル)オクタンアミド(25
96)があげられる。
【0073】
【発明の実施の形態】次に本発明の化合物の製造法につ
いて説明する。
【0074】
【化20】
【0075】
【化11】
【0076】
【化22】
【0077】
【化23】
【0078】
【化24】
【0079】
【化25】
【0080】
【化26】
【0081】
【化27】
【0082】
【化28】
【0083】
【化29】
【0084】
【化30】
【0085】
【化31】
【0086】
【化32】
【0087】
【化33】
【0088】
【化34】
【0089】
【化35】
【0090】
【化36】
【0091】
【化37】
【0092】
【化38】
【0093】
【化39】
【0094】
【化40】
【0095】
【化41】
【0096】
【化42】
【0097】
【化43】
【0098】
【化44】
【0099】
【化45】
【0100】上記工程表において、R1a、R1b、R2a
2b、R2c、R2d、R3 、R4 、A1 、A2 、A3 及び
Xは前述のものと同意義を示し、W1 は水酸基の保護基
(好適にはトリアルキルシリル基、特にt−ブチルジメ
チルシリル基)を示し、Wsはトリアルキルシリル基
(好適にはトリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リル基)を示し、Xa はアルキルスルフォニルオキシ、
アリールスルフォニルオキシ基又はハロゲノ基(好適に
はクロロ、ブロモ基)を示し、Xb はハロゲンイオン
(好適には、ヨードイオン、ブロモイオン)を示し、X
c は酸素原子、硫黄原子、NH基又は炭素数1乃至4個
のアルキルイミノ基を示し、X1 は水酸基又はハロゲノ
基(好適にはクロロ、ブロモ基)を示し、R4aは前述の
式(II)、(III) 、(IV)及び(V) (但し、式(II)及び(IV)
においては、R6 が水酸基の保護基W1 である)を示
し、R4bは前述の式(II)及び(IV)(但し、R6 は水素原
子に限定される)を示し、R4cは前述の式(II)及び(IV)
(但し、R6 が水素原子である場合を除く)を示し、R
10及びR11は炭素数1乃至4個のアルキル基を示す。
【0101】但し、R2a、R2b、R2c及び/又はR2d
水酸基の場合並びにXがNH基の場合、上記工程表にお
いては必要ならば通常用いられる保護基でそれぞれ保護
されており、また、必要な場合には、さらに脱保護反応
を行うことにより、本発明の化合物を得ることができ
る。脱保護反応は、目的物の他の官能基に影響を与えな
い限り、通常、用いられる脱保護の方法に準じて行われ
る。
【0102】(第1工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中、化合物(2)[(5)又は
(21)あるいはそれらの酸ハライド]に化合物(3)
を反応させて、化合物(4)を製造する工程である。X
1 が水酸基の場合には、縮合剤及び塩基を用い、X1
ハロゲノ基の場合には、塩基を用いる。
【0103】(1a)X1 が水酸基の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハ
ロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ
エタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのよう
なエーテル類;アセトン、メチルエチルケトンのような
ケトン類;ニトロエタン、ニトロベンゼンのようなニト
ロ化合物類;アセトニトリル、イソブチロニトリルのよ
うなニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシド、スルホランのようなス
ルホキシド類があげられ、さらに好適には、芳香族炭化
水素類(特にベンゼン)、ハロゲン化炭化水素類(特に
メチレンクロリド)及びエーテル類(特にテトラヒドロ
フラン)である。
【0104】使用される縮合剤としては、例えば、アゾ
ジカルボン酸ジエチルエステル−トリフェニルホスフィ
ンのようなアゾジカルボン酸ジ低級アルキルエステル−
トリフェニルホスフィン類、N,N’−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(DCC)のようなN,N’−ジシク
ロアルキルカルボジイミド類、2−クロル−1−メチル
ピリジニウム ヨーダイドのような2−ハロ−1−低級
アルキルピリジニウムハライド類、ジフェニルホスホリ
ルアジド(DPPA)のようなジアリールホスホリルア
ジド類、ジエチルホスホリルクロリドのようなホスホリ
ルクロリド類、N,N’−カルボニルジイミダゾール
(CDI)のようなイミダゾール誘導体、1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩
酸塩(EDAPC)のようなカルボジイミド誘導体があ
げられ、好適にはDCC、2−クロル−1−メチルピリ
ジニウム ヨーダイド、ジエチルホスホリルクロリドで
ある。
【0105】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、4−ピロリジノピリジン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エ
ン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類
があげられ、好適にはトリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、ピリジン及び4−ピロリジノピリジン
である。
【0106】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、0乃至150℃であり、好適には25乃
至120℃である。
【0107】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至48時間であり、
好適には1乃至24時間である。
【0108】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0109】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0110】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0111】(1b)X1 がハロゲノ基の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、ベン
ゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;
メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭
化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭
酸ジエチルのようなエステル類;テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;ア
セトン、メチルエチルケトンのようなケトン類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
ホスホロトリアミドのようなアミド類があげられ、好適
には芳香族炭化水素類(特にベンゼン)、ハロゲン化炭
化水素類(特にメチレンクロリド)である。
【0112】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DB
U)のような有機塩基類があげられ、好適にはピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリンである。
【0113】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−78乃至50℃であり、好適には−4
0乃至25℃である。
【0114】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、5分乃至24時間であり、好
適には10分乃至24時間である。
【0115】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0116】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0117】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0118】(第2工程)脱保護 本工程は、不活性溶剤中、化合物(4)(R4aが(III)、
(V) の場合を除く)に、水酸基の脱保護剤(特に、t−
ブチルジメチルシリル基の脱保護剤)を反応させて、化
合物(1a)を製造する工程である。
【0119】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエ
ーテル類;メタノール、エタノールのようなアルコール
類;アセトニトリル、イソブチロニトリルのようなニト
リル類があげられ、好適には芳香族炭化水素類(特にベ
ンゼン)、エーテル類(特にテトラヒドロフラン)及び
アルコール類(特にメタノール)である。使用される保
護基がt−ブチルジメチルシリル基のようなシリル基を
有する場合には、塩酸のような無機酸あるいは、テトラ
ブチルアンモニウム フルオライドのようなフッ素イオ
ンを発生する試薬が用いられる。
【0120】使用される保護基がテトラヒドロピラニル
基の場合には、塩酸のような無機酸、p−トルエンスル
ホン酸のような有機酸が用いられる。
【0121】使用される保護基がメトキシメチル基の場
合には、ジオキサン、メタノール又は酢酸エチルのよう
な有機溶剤に溶解した塩化水素により除去される。
【0122】使用される保護基がアセチル基のようなア
シル基の場合には、ナトリウムメトキシド、カリウムメ
トキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類が用いら
れる。反応温度及び反応時間は、試薬等により異なる
が、好適には室温乃至50℃で、1乃至24時間であ
る。
【0123】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0124】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0125】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0126】(第3工程)エステル化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1a)に、ジカルボ
ン酸の酸無水物、モノエステル(特にベンジル、t−ブ
チル、ベンツヒドリルエステル)モノ酸ハライド又はモ
ノエステル(特にベンジル、t−ブチル、ベンツヒドリ
ルエステル)モノカルボン酸を反応させて、化合物(1
b)を製造する工程である。ジカルボン酸の酸無水物を
用いる場合には、塩基を用い、ジカルボン酸のモノエス
テルモノカルボン酸を用いる場合には、縮合剤及び塩基
を用い、ジカルボン酸のモノエステルモノ酸ハライドを
用いる場合には、塩基を用いる。
【0127】(3a)酸無水物の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハ
ロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトンのようなケトン類;アセトニ
トリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;ピリ
ジン、2,6−ルチジンのようなピリジン類があげら
れ、好適には芳香族炭化水素類(特に、トルエン、キシ
レン)、ピリジン類(特に、ピリジン)である。
【0128】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DB
U)のような有機塩基類があげられ、好適にはトリエチ
ルアミン、ピリジン、4−N,N−ジメチルアミノピリ
ジンである。
【0129】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、50乃至150℃であり、好適には70
乃至120℃である。
【0130】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、1乃至72時間であり、好適
には2乃至30時間である。
【0131】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0132】例えば、反応混合物のpHを酸性にし、酢
酸エチルのような混和しない水と有機溶媒を加え、水洗
後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネ
シウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られ
る。
【0133】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0134】(3b)ジカルボン酸のモノエステルモノ
カルボン酸の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハ
ロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトンのようなケトン類;アセトニ
トリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類があげ
られ、好適には芳香族炭化水素類(特にベンゼン)、エ
ーテル類(特にテトラヒドロフラン)、ハロゲン化炭化
水素類(特にメチレンクロリド)である。
【0135】使用される縮合剤としては、アゾジカルボ
ン酸ジエチルエステル−トリフェニルホスフィンのよう
なアゾジカルボン酸ジ低級アルキルエステル−トリフェ
ニルホスフィン類、N−エチル−5−フェニルイソオキ
サゾリウム−3’−スルホナートのようなN−低級アル
キル−5−アリールイソオキサゾリウム−3’−スルホ
ナート類、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)のようなN,N’−ジシクロアルキルカルボ
ジイミド類、2−クロル−1−メチルピリジニウム ヨ
ーダイドのような2−ハロ−1−低級アルキルピリジニ
ウム ハライド及びジフェニルホスホリルアジド(DP
PA)のようなジアリールホスホリルアジド類、N,
N’−カルボニルジイミダゾール(CDI)のようなイ
ミダゾール誘導体、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド(EDAPC)のような
カルボジイミド誘導体、クロロリン酸ジエチルのような
ハロゲン化リン酸エステル類があげられ、好適にはDC
C、2−クロル−1−メチルピリジニウム ヨーダイ
ド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド及びクロロリン酸ジエチルである。
【0136】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]、ウンデク−7−エン(D
BU)のような有機塩基類があげられ、好適にはトリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、4−N,N
−ジメチルアミノピリジンである。
【0137】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−60乃至120℃であり、好適には0
乃至70℃である。
【0138】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至48時間であり、
好適には1乃至24時間である。
【0139】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0140】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0141】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0142】得られたモノベンジルエステルはパラジウ
ム−炭素又はパラジウムブラックなどを触媒として、水
素気流下又はギ酸を用いて、還元的に除去して、カルボ
ン酸を有する化合物とすることができる。
【0143】得られたモノt−ブチルエステルは酸触
媒、例えば塩酸/ジオキサンを用いて、除去して、カル
ボン酸を有する化合物とすることができる。
【0144】得られたモノベンツヒドリルエステルは酸
触媒、例えばトリフルオロ酢酸/アニソールを用いて、
除去して、カルボン酸を有する化合物とすることができ
る。 (3c)ジカルボン酸のモノエステルモノ酸ハライドの
場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロ
エタンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステ
ル類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエーテル類;アセトン、メチルエチ
ルケトンのようなケトン類;アセトニトリル、イソブチ
ロニトリルのようなニトリル類があげられ、好適には芳
香族炭化水素類(特にベンゼン)、ハロゲン化炭化水素
類(特にメチレンクロリド)である。
【0145】使用される塩基としては、通常の反応にお
いて塩基として使用されるものであれば、特に限定はな
いが、好適には、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリ
ン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニ
リン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5
−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類
があげられ、好適にはトリエチルアミン、ピリジン、4
−N,N−ジメチルアミノピリジンである。
【0146】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−40乃至100℃であり、好適には0
乃至50℃である。
【0147】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至48時間であり、
好適には1乃至24時間である。
【0148】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0149】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0150】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0151】得られたモノベンジルエステルはパラジウ
ム−炭素又はパラジウムブラックなどを触媒として、水
素気流下又はギ酸を用いて、還元的に除去して、カルボ
ン酸を有する化合物とすることができる。
【0152】得られたモノt−ブチルエステルは酸触
媒、例えば塩酸/ジオキサンを用いて、除去して、カル
ボン酸を有する化合物とすることができる。
【0153】得られたモノベンツヒドリルエステルは酸
触媒、例えばトリフルオロ酢酸/アニソールを用いて、
除去して、カルボン酸を有する化合物とすることができ
る。なお、R6 が−C(=O)−CHR17−NR89
(R17は水素又は炭素数1乃至4個のアルキル基を示
し、R8 及びR9 は前述のものと同意義を示す)の場合
には、R8 、R9 がともにアルキル基ならばHOC(=
O)−CHR17NR89 を用い(3b)に準じて行う
ことができ、R8 が水素原子の場合HO−C(=O)−
CHR17−NR8 COOBut を用い(3b)に準じて
エステル化した後塩化水素などの酸を用い、But 基を
除去して行われる。
【0154】ただしR6 がP(=O)(OH)2 の場合
には、ClP(=O)(OCH2 Ph)2 を用い(3
C)に準じてエステル化した後、接触還元でベンジル基
を除去して行われる。
【0155】(第4工程及び第5工程)イソシアナート 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(5)
に、アジ化ジフェニルホスホリルを反応させて、化合物
(6)を経て、化合物(7)を製造する工程である。
【0156】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;ジクロロエタンのようなハロ
ゲン化炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルのようなエーテル類;アセトニトリル、イソブチロ
ニトリルのようなニトリル類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類があげられ、好適には芳香族炭化水
素類(特にベンゼン、トルエン)、エーテル類(特にテ
トラヒドロフラン)である。
【0157】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリ
ン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニ
リンのような有機塩基類があげられ、好適にはトリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミンである。
【0158】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、10乃至150℃であり、好適には10
乃至120℃である。
【0159】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、30分乃至24時間であり、
好適には1乃至12時間である。
【0160】反応終了後、本反応の目的化合物は、不安
定なため、精製せず、そのまま、次の工程に使用する。
【0161】(第6工程)ウレア化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(7)に、化合物
(3)を反応させて、化合物(8)を製造する工程であ
る。
【0162】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、ジクロロ
エタンのようなハロゲン化炭化水素類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル
類があげられ、さらに好適には芳香族炭化水素類(特に
ベンゼン、トルエン)である。
【0163】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、0乃至150℃であり、好適には25乃
至100℃である。
【0164】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至24時間であり、
好適には1乃至6時間である。
【0165】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0166】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0167】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0168】(第7工程)脱保護 本工程は、不活性溶剤中、化合物(8)(R4aが(III)
及び(V) の場合を除く)に、水酸基の脱保護剤(特に、
t−ブチルジメチルシリル基の脱保護剤)を反応させ
て、化合物(1c)を製造する工程である。なお、本工
程は、第2工程と同様にして行うことができる。
【0169】(第8工程)エステル化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1c)のエステル化
された化合物(1d)を製造する工程である。なお、本
工程は、第3工程に準じて行われる。
【0170】(第9工程)ベンジルアルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1e)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1f)を製造する工程である。
【0171】なお、化合物(1e)は化合物(3)に含
まれる化合物(29)を用いて、第1続いて2工程、あ
るいは、第6続いて7工程を経て製造することができ
る。
【0172】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;
酢酸エチルのようなエステル類;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよ
うなエーテル類;アセトン、メチルエチルケトンのよう
なケトン類;アセトニトリル、イソブチロニトリルのよ
うなニトリル類があげられ、好適にはハロゲン化炭化水
素類(特にメチレンクロリド)又はエーテル類(特にテ
トラヒドロフラン)である。
【0173】使用される酸化剤としては、通常、酸化反
応に使用されるものであれば特に限定はないが、好適に
は、二酸化マンガンのような酸化マンガン類;無水クロ
ム酸−ピリジン錯体のようなクロム酸化合物;DMSO
酸化に使用される試薬類(ジメチルスルホキシドとジシ
クロヘキシルカルボジイミド、オキザリルクロリド、無
水酢酸若しくは五酸化燐との錯体又はピリジン−無水硫
酸の錯体);過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウ
ムを触媒として用いる4−メチルモルホリン−N−オキ
シドがあげられる。
【0174】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−60乃至40℃である。
【0175】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、1乃至16時間である。
【0176】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0177】例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0178】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0179】(第10工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
f)及びメトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロ
リドを用いて、化合物(9)を製造する工程である。
【0180】使用される溶剤としては、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルのようなエーテル類(特にテトラヒドロ
フラン)が好適である。
【0181】使用される塩基としては、n−ブチルリチ
ウムが好適である。
【0182】反応温度は、好適には、10℃乃至40℃
である(但し、n−ブチルリチウムを加える際は0乃至
5℃である)。
【0183】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には1乃至5時間である。
【0184】反応終了後、反応液を塩化アンモニウム水
溶液に注ぎ、水と混和しない溶剤、たとえばベンゼン、
エーテル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液より溶剤を
留去することによって得られる。
【0185】所望により、各種クロマトあるいは再結晶
法により、単離精製することもできる。
【0186】(第11工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(9)に、酸を反応さ
せて、化合物(1g)を製造する工程である。
【0187】使用される溶剤としては、メタノール、エ
タノールのようなアルコール類、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエーテル類(特にテトラヒドロフラ
ン)が好適である。
【0188】使用される酸としては、塩酸が好適であ
る。
【0189】反応温度は、通常10℃乃至100℃であ
り、好適には、30℃乃至80℃である。
【0190】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には1乃至24時間である。
【0191】反応終了後、反応液を水に注ぎ、水と混和
しない溶剤、たとえばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
などで抽出し、抽出液を水洗し、乾燥後、溶剤を留去す
ることによって得られるものを、通常、そのまま次の工
程に用いる。所望により、各種クロマトあるいは再結晶
法により、単離精製することもできる。
【0192】(第12工程)アルデヒドの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1g)に、還元剤を
反応させて、化合物(1h)を製造する工程である。
【0193】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタンのようなエーテル類;メタノール、エ
タノールのようなアルコール類があげられ、好適にはア
ルコール類(特にメタノール)及びエーテル類(特にテ
トラヒドロフラン)である。
【0194】使用される還元剤としては、好適には水素
化ホウ素ナトリウム又は水素化ジイソブチルアルミニウ
ムである。
【0195】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−78乃至50℃であり、好適には−6
0乃至25℃である。
【0196】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、5分乃至24時間であり、好
適には10分乃至12時間である。
【0197】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0198】例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0199】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0200】(第13工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
f)に、2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチル
トリフェニルホスホニウムブロミドのようなウィティッ
ヒ試薬を反応させて、化合物(10)を製造する工程で
ある。
【0201】なお、本工程は、第10工程と同様にして
行うことができる。
【0202】(第14工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用い化合物(10)を還元して、化合物(1
1)を製造する工程である。
【0203】使用される溶剤としては、メタノール、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、イソブタノール、t−ブタノールのような
アルコール類(特にエタノール)又はジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランのようなエーテル類が好適であ
る。
【0204】使用される触媒としては、Pd炭素が好適
である。
【0205】反応温度は、好適には、10℃乃至40℃
である。
【0206】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には1乃至10時間である。
【0207】反応終了後、たとえば触媒を濾去し、溶剤
を留去することによって得られる。所望により、各種ク
ロマトあるいは再結晶法により単離精製することもでき
る。
【0208】(第15工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(11)に、酸を反応
させて、化合物(1i)を製造する工程である。
【0209】使用される溶剤としては、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルのようなエーテル類(特にテトラヒドロ
フラン)が好適である。
【0210】使用される酸としては、塩酸が好適であ
る。また、酸化クロム(III)のような金属のハロゲン化
物を添加(反応を促進する)することもできる。
【0211】反応温度は、通常10℃乃至100℃であ
り、好適には、30℃乃至80℃である。
【0212】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には1乃至24時間である。
【0213】反応終了後、反応液を水に注ぎ、水と混和
しない溶剤、たとえばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
などで抽出し、抽出液を水洗し、乾燥後、溶剤を留去す
ることによって得られるものを、通常、そのまま次の工
程に用いる。所望により、各種クロマトあるいは再結晶
法により、単離精製することもできる。
【0214】(第16工程)アルデヒドの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1i)に、還元剤を
反応させて、化合物(1j)を製造する工程である。
【0215】なお、本工程は、第12工程と同様にして
行うことができる。
【0216】(第17工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
f)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(12)を製造する工程である。
【0217】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼンのような芳香族炭化水素
類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルホスホロトリアミドのようなアミド類;ジメ
チルスルホキシド、スルホランのようなスルホキシド類
があげられ、好適にはエーテル類(特にテトラヒドロフ
ラン)、アミド類(特にジメチルホルムアミド)であ
る。
【0218】使用される塩基としては、化合物の他の部
分に影響を与えないものであれば特に限定はないが、好
適には、水素化ナトリウム、水素化リチウムのような金
属水素化物があげられる。
【0219】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−20乃至100℃であり、好適には0
乃至50℃である。
【0220】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至48時間であり、
好適には1乃至24時間である。
【0221】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0222】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0223】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0224】(第18工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下Pd炭素のような
触媒を用い、化合物(12)を還元し、化合物(13)
を製造する工程である。
【0225】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0226】(第19工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(13)に、還元剤を
反応させて、化合物(1k)を製造する工程である。
【0227】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテ
ル類;メタノール、エタノールのようなアルコール類が
あげられ、好適にはエーテル類(特にテトラヒドロフラ
ン)、アルコール類(特にメタノール)である。
【0228】使用される還元剤としては、好適には、水
素化ホウ素ナトリウム及び水素化ジイソブチルアルミニ
ウムである。
【0229】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−20乃至100℃であり、好適には0
乃至80℃である。
【0230】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至24時間であり、
好適には1乃至10時間である。
【0231】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0232】例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0233】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0234】(第20工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(12)に還元剤を反
応させて、化合物(1L)を製造する工程である。
【0235】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0236】(第21工程)アルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1k)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1m)を製造する工程である。
【0237】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;
酢酸エチルのようなエステル類;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよ
うなエーテル類;アセトニトリル、イソブチロニトリル
のようなニトリル類があげられ、好適にはハロゲン化炭
化水素類(特にメチレンクロリド)又はエーテル類(特
にテトラヒドロフラン)である。
【0238】使用される酸化剤としては、通常、酸化反
応に使用されるものであれば特に限定はないが、好適に
は、無水クロム酸−ピリジン錯体のようなクロム酸化合
物;DMSO酸化に使用される試薬類(ジメチルスルホ
キシドとジシクロヘキシルカルボジイミド、オキザリル
クロリド、無水酢酸若しくは五酸化燐との錯体又はピリ
ジン−無水硫酸の錯体);過ルテニウム酸テトラプロピ
ルアンモニウムを触媒として用いる4−メチルモルホリ
ン−N−オキシドがあげられる。
【0239】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−60乃至40℃である。
【0240】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、1乃至16時間である。
【0241】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0242】例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不
溶物が存在する場合には濾過により除去した後、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0243】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0244】(第22工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
m)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(14)を製造する工程である。
【0245】なお、本工程は、第17工程と同様にして
行うことができる。
【0246】(第23工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用いて、化合物(14)を還元して、化合物
(15)を製造する工程である。
【0247】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0248】(第24工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(15)に、還元剤を
反応させて、化合物(1n)を製造する工程である。
【0249】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0250】(第25A工程)エーテル化、チオエーテ
ル化、アミノ化 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(16A)に、化合物(69)を反応させて、化合物
(1o)を製造する工程である。
【0251】使用される溶剤としては、テトラヒドロフ
ラン、1,2−ジメトキシエタンのようなエーテル類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのような
アミド類である。
【0252】使用される塩基としては、好適には、水素
化ナトリウム、水素化リチウムのようなアルカリ金属水
素化物である。
【0253】反応温度及び反応時間は、使用される溶
剤、試薬等により異なるが、通常、20乃至60℃(好
適には室温)で、1乃至24時間である。
【0254】なお、本反応をヨウ化ナトリウムのような
アルカリ金属ヨウ化物の存在下行うと反応が促進され
る。
【0255】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0256】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0257】(第25B工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(1p)に、アルキル又はアリールスルホニルハライド
(好適には、メタンスルホニルクロリド又はp−トルエ
ンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物(16
B)を製造する工程である。
【0258】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼンのような芳香族炭化水素
類;メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン
化炭化水素類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類
があげられ、好適にはハロゲン化炭化水素類(特に、メ
チレンクロリド、ジクロロエタン)である。
【0259】使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、イソプロピルエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−
ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリンのような有機塩基類があ
げられ、好適にはトリエチルアミン、ジイソプロピルア
ミンである。
【0260】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−20乃至50℃であり、好適には0乃
至25℃である。
【0261】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、5分乃至10時間であり、好
適には10分乃至3時間である。
【0262】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0263】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0264】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0265】また、化合物(16B)のXa がクロロ基
又はブロモ基のような脱離基の場合には、化合物(1
p)に、トリフェニルホスフィンの存在下、四塩化炭素
又は四臭化炭素を反応させることによって、化合物(1
6B)を製造することができる。 使用される溶剤とし
ては反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定ないが好適には、ベンゼンのような芳
香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルムのよ
うなハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフランのようなエーテル類があげられ、好適には
テトラヒドロフラン又はメチレンクロリドである。
【0266】反応温度は溶剤、原料、試薬等により異な
るが、通常0乃至100℃であり、好適には20乃至5
0℃である。
【0267】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
により異なるが、通常5分乃至10時間であり、好適に
は10分乃至5時間である。
【0268】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0269】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0270】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0271】(第26工程)アルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1p)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1q)を製造する工程である。
【0272】なお、本工程は、第21工程と同様にして
行うことができる。
【0273】(第27工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1q)に、化合物
(70)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1
r)を製造する工程である。使用される溶剤としては、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエーテル類(特
にジエチルエーテル)が好適である。
【0274】反応温度は、好適には、0℃乃至40℃で
ある。
【0275】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には10分乃至2時間である。
【0276】その後、たとえば、反応液に塩化アンモニ
ウム水溶液を注ぎ、水と混和しない溶剤、たとえばベン
ゼン、エーテル、酢酸エチルなどで抽出し、水洗乾燥
後、抽出液より溶剤を留去することによって得られる。
【0277】所望により、各種クロマトあるいは再結晶
法により、単離精製することもできる。
【0278】(第28A工程)アルコール酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1r)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1s)を製造する工程である。
【0279】なお、本工程は、第21工程と同様にして
行うことができる。
【0280】(第28B工程)カルボニルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1s)に還元剤を反
応させるか、又は、水素気流中下、Pd炭素のような触
媒を用い、接触還元することにより、化合物(1r)を
製造する工程である。
【0281】なお、本工程は、第19工程又は第14工
程と同様にして行うことができる。 (第29工程)アルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1t)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1u)を製造する工程である。
【0282】なお、本工程は、第21工程と同様にして
行うことができる。
【0283】(第30工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1u)に、化合物
(70)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1
v)を製造する工程である。
【0284】なお、本工程は、第27工程と同様にして
行うことができる。
【0285】(第31工程)アルコール酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1v)に、酸化剤を
反応させて、化合物(1w)を製造する工程である。
【0286】なお、本工程は、第21工程と同様にして
行うことができる。
【0287】(第32工程)Knoevenagel 反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基及び酸触媒の存在下、化
合物(17)に、マロン酸ジエステルを反応させて、化
合物(18)を製造する工程である。
【0288】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類(特にベンゼン)である。
【0289】使用される塩基としては、通常の反応にお
いて塩基として使用されるものであれば、特に限定はな
いが、好適には、ピロリジン、ピペリジンのような2級
アミン類である。
【0290】使用される酸としては、通常の反応におい
て酸として使用されるものであれば、特に限定はない
が、好適には、安息香酸、酢酸のような有機カルボン酸
である。
【0291】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、50乃至150℃であり、好適には80
乃至120℃である。
【0292】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、1乃至24時間であり、好適
には1乃至10時間である。
【0293】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0294】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0295】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0296】(第33工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(18)に、化合物
(71)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1
9)を製造する工程である。使用される溶剤としては、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエーテル類(特
にジエチルエーテル)が好適である。
【0297】反応温度は、好適には、0℃乃至40℃で
ある。
【0298】反応時間は化合物、反応温度等により異な
るが、好適には10分乃至2時間である。
【0299】なお、本反応は、ヨウ化銅のような銅塩を
加えることによって促進できる。
【0300】その後、たとえば、反応液に塩化アンモニ
ウム水溶液を注ぎ、水と混和しない溶剤、たとえばベン
ゼン、エーテル、酢酸エチルなどで抽出し、水洗乾燥
後、抽出液より溶剤を留去することによって得られる。
【0301】所望により、各種クロマトあるいは再結晶
法により、単離精製することもできる。
【0302】(第34工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒を用い、化合物(1
9)を加水分解し、化合物(20)を製造する工程であ
る。
【0303】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適にはメタノール、エタノールのようなア
ルコール類;アルコールと水の混合溶媒である。
【0304】使用される塩基としては、通常の反応にお
いて塩基として使用されるものであれば特に限定はない
が、好適には炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化リチウム
のようなアルカリ金属水酸化物もしくはアルカリ土類金
属水酸化物があげられ、好適には水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムである。
【0305】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、0乃至150℃であり、好適には25乃
至100℃である。
【0306】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、30分乃至24時間であり、
好適には1乃至10時間である。
【0307】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。例えば、反応液を
塩酸のような酸を用いて酸性にし、エーテルのような水
と混合しない有機溶媒で抽出し、無水硫酸マグネシウム
等で乾燥後、溶剤を留去することにより目的化合物を得
ることができる。
【0308】(第35工程)脱炭酸 本工程は、不活性溶剤中、化合物(20)を加熱するこ
とにより、化合物(21)を製造する工程である。
【0309】使用される溶剤としては、反応を阻害せず
出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定はな
いが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンのよう
な芳香族炭化水素類(特にキシレン)である。
【0310】反応温度は、原料等により異なるが、通
常、50乃至200℃であり、好適には70乃至150
℃である。
【0311】反応時間は、溶剤、原料、反応温度等によ
り異なるが、通常、30分乃至24時間であり、好適に
は1乃至10時間である。
【0312】反応終了後、本反応の目的化合物は溶媒を
留去することにより、採取される。得られた目的化合物
は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマ
トグラフィー等によって更に精製できる。
【0313】(第36工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
7)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(22)を製造する工程である。
【0314】なお、本工程は第17工程と同様にして行
うことができる。
【0315】(第37工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、ヨウ化銅のような銅塩の存在
下、化合物(22)に、化合物(71)のグリニャール
試薬を反応させて、化合物(23)を製造する工程であ
る。
【0316】なお、本工程は、第33工程と同様にして
行うことができる。
【0317】(第38工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(23)を加水分解
し、化合物(21)を製造する工程である。
【0318】なお、本工程は第34工程と同様にして行
うことができる。
【0319】(第39工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(24)に、グリニャ
ール試薬(71)を反応させて、化合物(25)を製造
する工程である。
【0320】なお、本工程は第27工程と同様にして行
うことができる。
【0321】(第40工程)アルキル化反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(25)に、化合物
(72)を酸触媒存在下反応させて、化合物(26)を
製造する工程である。
【0322】使用される溶剤としては、反応を阻害せず
出発物質をある程度溶解するものであれば、特に限定は
ないが、好適にはメチレンクロリド、クロロホルムのよ
うなハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン
のようなエーテル類であり、好適にはメチレンクロリド
又はテトラヒドロフランである。
【0323】使用される酸としては、通常の反応におい
て、酸として使用されるものであれば特に限定はない
が、好適には、三フッ化ホウ素エーテル錯体、四塩化チ
タン、塩化亜鉛、四塩化スズのようなルイス酸又はトリ
フルオロメタンスルホン酸トリメチルシリルエステルで
あり、好適には、三フッ化ホウ素エーテル錯体及びトリ
フルオロメタンスルホン酸トリメチルシリルエステルで
ある。
【0324】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常−40乃至80℃であり、好適には、0乃
至50℃である。
【0325】反応時間は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常10分乃至5時間であり、30分乃至2時
間である。
【0326】例えば、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチ
ルのような水と混和しない有機溶媒で抽出し、有機層を
水洗し、無水乾燥マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去
することによって得られる。
【0327】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0328】(第41工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(26)を加水分解
し、化合物(5)を製造する工程である。
【0329】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであればとくに限
定はないが、好適には、メタノール、エタノールのよう
なアルコール類;アルコールと水の混合溶剤である。
【0330】使用される塩基としては、通常の反応にお
いて塩基として使用されるものであれば特に限定はない
が、好適には炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウムのようなアルカリ
金属水酸化物若しくはアルカリ土類金属水酸化物があげ
られ、好適には、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム
である。
【0331】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常0乃至150℃であり、好適には、25乃
至100℃である。
【0332】反応時間は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常10分乃至24時間であり、1分乃至10
時間である。
【0333】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0334】例えば、反応液を塩酸のような酸を用いて
酸性にし、エーテルのような水と混和しない有機溶剤で
抽出し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去
することにより得ることができる。
【0335】(第42工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(27)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(28)を製造する工程である。
【0336】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、メチレンクロリド、クロロホル
ム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メトキシエタンのようなエーテル類;ホルムアミド、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのうよなア
ミド類があげられ、好適にはハロゲン化炭化水素類(特
にメチレンクロリド)、エーテル類(特にテトラヒドロ
フランである)及びアミド類(特にジメチルホルムアミ
ド)である。
【0337】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−20乃至100℃であり、好適には0
乃至50℃である。
【0338】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至48時間であり、
好適には30分乃至24時間である。
【0339】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0340】例えば、反応混合物を適宜中和し、酢酸エ
チルのような水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0341】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0342】なお、保護基の導入方法については、“P
rotective Groupin Organic
Synthesis,2nd edition”,
T.W.Greene & P.G.M.Wut;Jo
hn Wiley andSons,Inc.,New
York(1991)に記載の方法と同様にして行う
ことができる。
【0343】(第43工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(28)に、還元剤を
反応させて、化合物(29)を製造する工程である。
【0344】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、メタノール、エタノールのような
アルコール類;水があげられ、好適にはアルコール類で
ある。
【0345】使用される還元剤としては、亜鉛/酢酸、
鉄/塩酸又は錫/塩酸があげられ、好適には亜鉛/酢酸
である。
【0346】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、−20乃至150℃であり、好適には0
乃至100℃である。
【0347】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常、10分乃至24時間であり、
好適には20分乃至12時間である。
【0348】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0349】例えば、反応混合物をアルカリ性とし、
又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、
水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水
洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグ
ネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得ら
れる。
【0350】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0351】(第44工程)ベンジルアルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(27)に、酸化剤を
反応させて、化合物(30)を製造する工程である。
【0352】なお、本工程は、第9工程と同様にして行
うことができる。
【0353】(第45工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(3
0)及びメトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロ
リドを用いて、化合物(31)を製造する工程である。
【0354】なお、本工程は、第10工程と同様にして
行うことができる。
【0355】(第46工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(31)に、酸を反応
させて、化合物(32)を製造する工程である。
【0356】なお、本工程は、第11工程と同様にして
行うことができる。
【0357】(第47工程)アルデヒドの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(32)に、還元剤を
反応させて、化合物(33)を製造する工程である。
【0358】なお、本工程は、第12工程と同様にして
行うことができる。
【0359】(第48工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(33)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(34)を製造する工程である。
【0360】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0361】(第49工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(34)に、還元剤を
反応させて、化合物(35)を製造する工程である。
【0362】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0363】(第50工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(3
0)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(36)を製造する工程である。
【0364】なお、本工程は、第17工程と同様にして
行うことができる。
【0365】(第51工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用い化合物(36)を還元して、化合物(3
7)を製造する工程である。
【0366】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0367】(第52工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(37)に、還元剤を
反応させて、化合物(38)を製造する工程である。
【0368】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0369】(第53工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(38)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(39)を製造する工程である。
【0370】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0371】(第54工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(39)に、還元剤を
反応させて、化合物(40)を製造する工程である。
【0372】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0373】(第55工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(36)に、還元剤を
反応させて、化合物(41)を製造する工程である。
【0374】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0375】(第56工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(41)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(42)を製造する工程である。
【0376】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0377】(第57A工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(42)に、還元剤を
反応させて、化合物(43)を製造する工程である。
【0378】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0379】(第57B工程)二重結合及びニトロ基の
還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用いて化合物(42)を還元し、化合物(4
0)を製造する工程である。
【0380】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0381】(第58工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(3
2)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(44)を製造する工程である。
【0382】なお、本工程は、第17工程と同様にして
行うことができる。
【0383】(第59工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用いて化合物(44)を還元して、化合物(4
5)を製造する工程である。
【0384】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0385】(第60工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(45)に、還元剤を
反応させて、化合物(46)を製造する工程である。
【0386】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0387】(第61工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(46)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(47)を製造する工程である。
【0388】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0389】(第62工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(47)に、還元剤を
反応させて、化合物(48)を製造する工程である。
【0390】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0391】また、化合物(48)のメチレン鎖が6個
の化合物は、化合物(46)を用いて、第21、58、
59、60、61、続いて62工程を経て製造すること
ができる。
【0392】(第63工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(44)に、還元剤を
反応させて、化合物(49)を製造する工程である。
【0393】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0394】(第64工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(49)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(50)を製造する工程である。
【0395】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0396】(第65工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(50)に、還元剤を
反応させて、化合物(51)を製造する工程である。
【0397】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0398】(第66工程)アルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(38)に、酸化剤を
反応させて、化合物(52)を製造する工程である。
【0399】なお、本工程は、第21工程と同様にして
行うことができる。
【0400】(第67工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(5
2)に、2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
のようなウィティッヒ−ホーナー試薬を反応させて、化
合物(53)を製造する工程である。
【0401】なお、本工程は、第17工程と同様にして
行うことができる。
【0402】(第68工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、水素気流下、Pd炭素のよう
な触媒を用いて化合物(53)を還元して、化合物(5
4)を製造する工程である。
【0403】なお、本工程は、第14工程と同様にして
行うことができる。
【0404】(第69工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(54)に、還元剤を
反応させて、化合物(55)を製造する工程である。
【0405】なお、本工程は、第19工程と同様にして
行うことができる。
【0406】(第70工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(55)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(56)を製造する工程である。
【0407】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0408】(第71工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(56)に、還元剤を
反応させて、化合物(57)を製造する工程である。
【0409】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0410】(第72工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(58)に、アルキル又はアリールスルホニルハライド
(好適には、メタンスルホニルクロリド又はp−トルエ
ンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物(59)
を製造する工程である。
【0411】なお、本工程は、第25B工程と同様にし
て行うことができる。
【0412】(第73工程)エーテル化、チオエーテル
化、アミノ化 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(59)に、化合物(69)を反応させて、化合物(6
0)を製造する工程である。
【0413】なお、本工程は、第25工程と同様にして
行うことができる。
【0414】(第74工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(61)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリアルキルシリルハライド、特にt
−ブチルジメチルシリルクロリド)を反応させて、化合
物(62)を製造する工程である。
【0415】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行うことができる。
【0416】(第75工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(62)に、還元剤を
反応させて、化合物(63)を製造する工程である。
【0417】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行うことができる。
【0418】(第76工程)アルキル化 本工程は、不活性溶剤中、N−クロロコハク酸イミドの
存在下、化合物(64)と、ジメチルスルフィドを反応
させて、化合物(65)を製造する工程である。
【0419】使用される溶剤としては、メチレンクロリ
ド又はクロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類であ
る。
【0420】反応温度及び反応時間は、使用される溶
剤、試薬等により異なるが、通常、−20乃至60℃
で、1乃至24時間である。
【0421】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0422】例えば、不溶物が存在する場合には濾過に
より除去した後、メチレンクロリドのような有機溶剤を
加え、飽和重曹水、水で順次洗浄後、目的化合物を含む
有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶
剤を留去することによって得られる。
【0423】(第77工程)酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(65)に、酸化剤を
反応させて、化合物(66)を製造する工程である。
【0424】使用される溶剤としては、好適には、メチ
レンクロリド又はクロロホルムのようなハロゲン化炭化
水素類又はメタノール、エタノールのようなアルコール
類である。
【0425】使用される酸化剤としては、好適にはm−
クロロ過安息香酸である。
【0426】反応温度及び反応時間は、使用される溶
剤、試薬等により異なるが、通常、−20乃至60℃
(好適には室温)で、1乃至24時間である。
【0427】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0428】例えば、反応混合物に、不溶物が存在する
場合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのよう
な混和しない有機溶媒を加え、飽和重曹水、水で順次洗
浄後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグ
ネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによって得ら
れる。
【0429】(第78工程)クロル化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(66)に、ハロゲン
化水素を反応させて、化合物(67)を製造する工程で
ある。
【0430】使用される溶剤としては、メチレンクロリ
ド、クロロホルム、1,2−ジクロロエタンのようなハ
ロゲン化炭化水素類類である。
【0431】使用されるハロゲン化水素としては、塩化
水素、臭化水素である。
【0432】反応温度及び反応時間は、使用される溶
剤、試薬等により異なるが、通常、−20乃至60℃
(好適には室温)で、1乃至24時間である。
【0433】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。
【0434】例えば沈殿した目的化合物を濾取すること
によって得られる。
【0435】(第79工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中、化合物(2)[5又は21]
に、化合物(67)を反応させて、化合物(68)を製
造する方法である。
【0436】なお、本工程は、第1工程(1)と同様に
して行うことができる。
【0437】(第80工程)酸素官能基の導入 本工程は、化合物(68)を酢酸などのカルボン酸類の塩
と反応させて化合物(69)を製造する工程である。
【0438】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド
類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類であ
る。
【0439】使用されるカルボン酸類としては酢酸が好
適である。また使用される塩としてはナトリウム、カリ
ウムなどのアルカリ金属の塩が好適である。
【0440】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常0乃至150℃であり、好適には25乃至
100℃である。
【0441】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常1乃至5時間であり好適には1
乃至3時間である。
【0442】(第81工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、塩基存在下、化合物(69)を
加水分解し化合物(1x)を製造する方法である。
【0443】なお、本工程は第34工程と同様にして行
なうことができる。
【0444】(第82工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中塩基触媒の存在下化合物(27)
にアルキル若しくはアリールスルホニルハライドを反応
させて、又はトリフェニルホスフィン存在下四塩化炭素
若しくは四臭化炭素を反応させて化合物(71A )を製造
する工程である。 なお、本工程は第25B工程と同様
にして行なうことができる。
【0445】(第83工程)シアノ基の導入 本工程は、不活性溶剤中化合物(71A )をシアン化ナト
リウムなどのシアン化物(好適にはシアン化ナトリウム
又はシアン化カリウムである)と反応させて化合物(71
B )を製造する工程である。
【0446】使用される溶剤としては反応を阻害せず出
発物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、好適にはN,N−ジメチルホルムアミドのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類
があげられ、好適にはN,N−ジメチルホルムアミド又
はジメチルスルホキシドである。
【0447】反応温度は溶剤、原料、試薬等により異な
るが通常0乃至100℃であり、好適には10乃至70
℃である。
【0448】反応時間は溶剤、原料、試薬、反応温度等
により異なるが通常30分乃至48時間であり、好適に
は1時間乃至24時間である。
【0449】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って反応混合物から採取される。例えば反応混合物に
酢酸エチルのような水と混和しない有機溶剤を加え水洗
後目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシ
ウム等で乾燥後溶剤を留去することによって得られる。
【0450】(第84工程)メチル化反応 本工程は、不活性溶剤中化合物(71)を塩基存在下ヨウ
化メチルのようなメチル化剤と反応させて化合物(72)
を製造する工程である。
【0451】使用される溶剤としては反応を阻害せず出
発物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、好適にはテトラヒドロフランのようなエーテル類;
N,N−ジメチルホルムアミドのようなアミド類;ジメ
チルスルホキシドのようなスルホキシド類;テトラヒド
ロフランのようなエーテル類とN,N−ジメチルホルム
アミドのようなアミド類との混合溶剤があげられ、好適
にはテトラヒドロフランとN,N−ジメチルホルムアミ
ドとの混合溶剤である。
【0452】使用される塩基としては、カリウムt−ブ
トキシド、ナトリウムメトキシドのようなアルカリ金属
アルコラート;水素化ナトリウムのようなアルカリ金属
水素化物;リチウムビストリメチルシリルアミドのよう
なアルカリ金属アミド類があげられ、好適にはカリウム
t−ブトキシド、ナトリウムt−ブトキシドである。
【0453】反応温度は溶剤、原料、試薬等により異な
るが通常−78乃至100℃であり、好適には−60乃
至50℃である。
【0454】反応時間は溶剤、原料、試薬等により異な
るが通常1時間乃至24時間であり、好適には1時間乃
至5時間である。
【0455】例えば、反応混合物に、酢酸エチルのよう
な水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物
を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。
【0456】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0457】(第85工程)シアノ基の加水分解 本工程は、不活性溶剤中化合物(72)を酸触媒存在下加
水分解し化合物(73)を製造する工程である。
【0458】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、水;酢酸などの有機カルボン酸;
有機酸と水との混合溶剤があげられ、好適には水であ
る。
【0459】使用される酸触媒としては硫酸、塩酸、臭
化水素酸などがあげられ、好適には硫酸である。
【0460】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常、25乃至200℃であり、好適には50
乃至180℃である。
【0461】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
等により異なるが、通常0.5乃至5時間であり、好適
には1乃至4時間である。
【0462】(第86工程)カルボキシル基の還元 本工程はテトラヒドロフランのような不活性溶剤中化合
物(73)を還元剤と反応させ化合物(74)を製造する工
程である。
【0463】使用される還元剤としてはボラン又はボラ
ンジメチルスルフィド錯体のようなボランとの錯体があ
げられ、好適にはボランジメチルスルフィド錯体であ
る。
【0464】(第87工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中化合物(74)に、水酸基の保護
剤(好適にはトリメチルシリルハライド、特にt−ブチ
ルジメチルシリルクロリド)を反応させて化合物(75)
を製造する工程である。
【0465】なお、本工程は、第42工程と同様にして
行なうことができる。
【0466】(第88工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中化合物(75)に還元剤を反応さ
せて化合物(76)を製造する工程である。
【0467】なお、本工程は、第43工程と同様にして
行なうことができる。
【0468】(第89工程)酢酸ユニットの導入 本工程は、不活性溶剤中化合物(77)のカルボキシル基
をN,N’−カルボニルジイミダゾールなどの試薬で活
性化させマロン酸ハーフエステルナトリウム塩と反応さ
せ化合物(78)を製造する工程である。
【0469】本工程は、文献[D. W. Brooks, L. D-L L
u and S. Masamune, Angew. Chem.Int. Ed. Engl., 18,
72 (1979) ]に従い行なうことができる。
【0470】(第90工程)加水分解及び脱炭酸反応 本工程は、化合物(78)を塩酸のような酸の存在下加水
分解した後さらに脱炭酸反応を行ない化合物(79)を製
造する工程である。
【0471】使用される溶剤は酢酸のような水と混和す
る溶剤が好適で、反応温度は20乃至120℃、反応時
間は30分乃至24時間が好適である。
【0472】(第91工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中化合物(79)に還元剤を反応さ
せて化合物(80)を製造する工程である。
【0473】なお、本工程は第43工程と同様にして行
なうことができる。
【0474】(第92工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中化合物(1f)をウィッテヒ試薬
(81)と反応させて化合物(1y)を製造する工程であ
る。
【0475】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタンのようなエーテル類があげられ、好
適にはトルエン、キシレンである。
【0476】反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異
なるが、通常50乃至150℃であり、好適には80乃
至130℃である。
【0477】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
により異なるが、通常30分乃至20時間であり、好適
には1乃至5時間である。
【0478】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。例えば、溶剤を留
去することによって得られる。
【0479】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0480】(第93工程)接触還元 本工程は、不活性溶剤中化合物(1y)を接触還元し化合
物(1z)を製造する工程である。
【0481】本工程は第14工程と同様にして行なうこ
とができる。
【0482】(第94工程)カルボニル基の還元 本工程は、不活性溶剤中化合物(1z)を還元剤と反応さ
せるか、又は接触還元することにより化合物(1aa )を
製造する工程である。
【0483】本工程は第19工程又は第14工程と同様
にして行なうことができる。
【0484】(第95工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(87)に、化合物(7
0)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1ab )
を製造する工程である。
【0485】なお、本工程は、第27工程と同様にして
行なうことができる。
【0486】(第96工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1s)に、化合物(8
6)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1ac )
を製造する工程である。
【0487】なお、本工程は、第27工程と同様にして
行なうことができる。
【0488】(第97工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(1w)に、化合物(8
6)のグリニャール試薬を反応させて、化合物(1ad )
を製造する工程である。
【0489】なお、本工程は、第27工程と同様にして
行なうことができる。
【0490】(第98工程)Reformatsky 反応 本工程は、不活性溶剤中、亜鉛の存在下、化合物(1f)
にヨウ化ジフルオロ酢酸エステル(82)を反応させて、
化合物(83)を製造する工程である。
【0491】使用される溶剤としては、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルのようなエーテル類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類があげられ、好
適にはテトラヒドロフランである。
【0492】反応温度は0℃乃至100℃、好適には5
0℃乃至80℃である。反応時間は、反応温度により異
なるが、好適には30分乃至2時間である。反応終了
後、たとえば反応液に飽和重曹水を注ぎ、水と混和しな
い溶剤、たとえばベンゼン、エーテル、酢酸エステルな
どで抽出し、水洗乾燥後、抽出溶剤を留去することによ
って得られる。所望により、各種クロマトあるいは再結
晶により、単離精製することもできる。
【0493】(第99工程)ハロゲン化 本工程は、化合物(83)に、不活性溶剤中、トリフェニ
ルホスフィンの存在下四塩化炭素又は四臭化炭素を反応
させることにより、化合物(84)を製造する工程であ
る。
【0494】使用される溶剤としては反応を阻害せず、
出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定ない
が好適には、ベンゼンのような芳香族炭化水素類、メチ
レンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランのような
エーテル類があげられ、好適にはテトラヒドロフラン又
はメチレンクロリドである。
【0495】反応温度は溶剤、原料、試薬、反応温度等
により異なるが、通常0乃至100℃であり、好適には
20乃至50℃である。
【0496】反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度
により異なるが、通常5分乃至10時間であり、好適に
は10分乃至5時間である。
【0497】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。例えば、反応混合
物に、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶媒を加
え、水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫
酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによっ
て得られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0498】(第100工程)脱ハロゲン化 本工程は、化合物(84)に、不活性溶剤中N,N−アゾ
ビスイソブチロニトリルのようなラジカル開始剤の存在
下、水素化トリ−n−ブチルスズを反応させて、化合物
(85)を製造する工程である。
【0499】使用される溶剤としては、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような芳香族炭化水素類があげられ、
好適には、ベンゼンである。反応温度は室温乃至使用す
る溶剤の沸点であり、好適には使用する溶剤の沸点であ
る。反応時間は反応温度により異なるが通常30分乃至
24時間であり、好適には30分乃至2時間である。
【0500】反応終了後、本反応の目的化合物は常法に
従って、反応混合物から採取される。例えば、反応混合
物に、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶媒を加
え、水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫
酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去することによっ
て得られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィー等によっ
て更に精製できる。
【0501】(第101工程)加水素分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(83)に、還元剤を反
応させて、化合物(85)を製造する工程である。使用さ
れる溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロ
パノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブ
タノール、t−ブタノールのようなアルコール類(特に
エタノール)、ギ酸、酢酸、プロピオン酸のような有機
酸類(特に酢酸)が好適である。使用される還元剤とし
ては、Pd/H2, Pd(OH)2/H2 が好適である。
【0502】反応温度は、好適には、10℃乃至60℃
である。
【0503】反応時間は、反応温度により異なるが、1
乃至24時間であり、好適には1乃至10時間である。
反応終了後、たとえば触媒を濾去し、溶剤を留去するこ
とによって得られる。所望により、各種クロマトあるい
は再結晶により単離精製することもできる。
【0504】(第102工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(85)に、還元剤を反
応させて、化合物(1ae )を製造する工程である。使用
される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質をある
程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適に
は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、のようなエーテル類;メタノー
ル、エタノールのようなアルコール類;または上記エー
テル類とアルコール類の混合溶剤があげられ、好適には
エーテル類(特にテトラヒドロフランとエタノール)の
混合溶剤である。
【0505】使用される還元剤としては、好適には、水
素化ホウ素ナトリウム、水素化ジイソブチルアルミニウ
ム、水素化ホウ素リチウム及び水素化ホウ素ナトリウム
と塩化チリウムから調製した水素化ホウ素リチウムであ
る。反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、
通常、−20乃至100℃であり、好適には0乃至80
℃である。反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等
により異なるが、通常、10分乃至24時間であり、好
適には1乃至10時間である。反応終了後、本反応の目
的化合物は常法に従って、反応混合物から採取される。
例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により除去した後、酢酸エチルのような
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を
含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去することによって得られる。得られた目
的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿又
はクロマトグラフィー等によって更に精製できる。
【0506】また、R6 に含まれるカルボン酸がアルカ
リ金属塩である化合物は、以下のようにして調製でき
る。
【0507】すなわち、カルボン酸誘導体を溶剤に溶解
し、そこへ、0.95乃至1当量の炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リチウムのようなアル
カリ金属重炭酸塩;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸リチウムのようなアルカリ金属炭酸塩;水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムのようなアルカ
リ金属水酸化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウムt−ブトキシド、リチウムメトキシ
ドのようなアルカリ金属アルコキシド、又はこれらの水
溶液若しくはアルコール溶液を加えて、溶解し(溶解し
にくい場合は超音波を照射して溶解し)た後、溶剤を留
去することによって得ることができる。
【0508】使用される溶剤としては、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ンのようなエーテル類;メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコールのようなアルコール類;酢酸エチ
ル、酢酸メチルのようなエステル類;メチレンクロリ
ド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類;水及
び水に可溶な有機溶剤(例えば、ジオキサン、ジメトキ
シエタン、メタノール、イソプロピルアルコール)との
混合溶剤である。なお、この混合溶剤を使用した場合に
は、そのまま、凍結乾燥するか、有機溶剤を留去した
後、凍結乾燥することによってもアルカリ金属塩を得る
ことができる。
【0509】さらに、化合物にアミノ基又はイミダゾー
ルのような塩基性の窒素原子を含むヘテロ環が存在する
場合には以下のようにして、塩酸塩のような無機酸塩、
マレイン酸塩のような有機酸塩を調製することができ
る。
【0510】塩基性の窒素原子を含むヘテロ環を有する
化合物を溶媒に溶解し、対応する酸を1乃至10当量加
え生成した沈殿を濾取するか、又は単に溶媒を留去する
ことによって得ることができる。必要ならばこのように
して得られた塩はさらに再沈殿又は再結晶により精製す
ることができる。
【0511】使用される溶媒としては、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ンのようなエーテル類;メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコールのようなアルコール類;酢酸エチ
ル、酢酸メチルのようなエステル類;メチレンクロリ
ド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類であ
る。
【0512】得られた塩は水及び水に可溶な有機溶剤
(例えば、ジオキサン、ジメトキシエタン、メタノー
ル、イソプロピルアルコール)との混合溶剤に溶解し、
そのまま凍結乾燥するか、有機溶剤を留去した後、凍結
乾燥することによって粉末又は泡状の塩を得ることがで
きる。
【0513】次に、実施例、参考例、製剤例及び試験例
をあげ、本発明をさらに具体的に説明する。
【0514】
【実施例】
【0515】
【実施例1】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号661) 参考例5で得られた化合物38.74g(72mmo
l)のテトラヒドロフラン200ml溶液に、1Mテト
ラブチルアンモニウム フルオリド テトラヒドロフラ
ン溶液216ml(216mmol)と酢酸12.3m
l(216mmol)の混合溶液を加え、室温で18時
間攪拌した。溶媒を留去し残渣を酢酸エチルに溶解し、
水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、
溶媒を留去しヘキサン−エーテルで結晶化して目的化合
物29.11g(収率95%)を得た。
【0516】mp 135−136 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.89
(3H,m), 1.12 〜1.34(6H,m),1.27(9H,s),1.57〜1.80(3
H,m), 2.69〜2.79(2H,m), 3.30〜3.37(1H,m),4.60(2H,
s),5.91(1H,s),5.94(1H,s),6.69〜6.80(3H,m), 7.00(1
H,br.s),7.12(1H,d,J=8Hz),7.31 〜7.33(2H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3396,3259,2960,1664,
1523,1456,1250,1024,729
【0517】
【実施例2】N−[2−t−ブチル−5−[(1E)−3−ヒドロキ
シプロペニル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号66
6) 参考例9で得られた化合物1.00g(2.03mmo
l)の塩化メチレン25ml溶液に、−78℃で氷冷
下、三フッ化ホウ素エーテル錯体250μl(2.03
mmol)を加え30分間攪拌した。次いで同温度で
1.0M水素化ジイソブチルアルミニウム ヘキサン溶
液8.14mlを5分間で滴下しさらに1時間30分攪
拌した。同温度で5M酢酸塩化メチレン溶液10.4m
lを3分間で滴下し、反応を停止させ、室温に戻した
後、さらに10%酒石酸水溶液80mlを加え20分間
攪拌した。反応液に塩化メチレンを加え、分配して得ら
れる有機層を、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥
した。溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲルを用い
るカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサ
ン(1:1)で溶出し目的化合物407mg(収率44
%)を結晶として得た。
【0518】mp 75 − 77 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.80〜0.90
(3H,m), 1.15 〜1.34(6H,m),1.27(9H,s),1.64〜1.80(3
H,m), 2.72〜2.80(2H,m), 3.30〜3.38(1H,m),4.28(2H,
d,J=5.5Hz),5.90(1H,s),5.92(1H,s),6.28(1H,dt J=16H
z,5.5Hz),6.50(1H,d,J=16Hz),6.69 〜6.80(3H,m), 6.98
(1H,br.s),7.12(1H,d,J=8.5Hz),7.25 〜7.35(1H,m),7.3
7(1H,br.s) IRスペクトル (KBr)cm-1:3400,1679,1478,1458,
1418,1258,1064,970
【0519】
【実施例3】N−[2−t−ブチル−5−(2−ヒドロキシエトキシ
メチル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シ)フェニルオクタンアミド (例示化合物番号682) 55%油性水素化ナトリウム667mg(15.3mm
ol)にN,N−ジメチルホルムアミド18mlを加
え、氷冷しエチレングリコール5.69ml(102m
mol)を5分間で滴下した。室温で30分間攪拌した
後、再度氷冷し参考例7で得られた化合物5.00g
(10.2mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド
10ml溶液を5分間で滴下し、さらに室温で2時間攪
拌した。反応液に水を加え反応を停止させ、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水で数回、飽和食塩水で1回洗浄
し乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:1)で溶出し、目的化合物2.60g(収率54
%)を油状物質として得た。
【0520】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.86(3H,m), 1.10 〜1.36(6H,m),1.26(9H,
s),1.68〜1.90(3H,m), 2.69〜2.80(2H,m), 3.30〜3.37
(1H,m),3.58(2H,t,J=5Hz),3.74(2H,t,J=5Hz),4.48(2H,
s),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.69〜6.80(3H,m), 7.02(1
H,br.s),7.08(1H,m),7.30 〜7.38(2H,m) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3593,3467,1679,147
8,1458,1257,1110,939, 831
【0521】
【実施例4】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロポキ
シメチル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号683) 実施例3と同様の方法によって、1,3−プロパンジオ
ールを用い、目的化合物を油状物質として得た。
【0522】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.86(3H,m), 1.22 〜1.30(6H,m),1.26(9H,
s),1.66〜1.95(5H,m), 2.69〜2.80(2H,m), 3.30〜3.38
(1H,m),3.61(2H,t,J=6Hz),3.78(2H,t,J=6Hz),4.44(2H,
s),5.91(1H,s),5.94(1H,s),6.69〜6.80(3H,m), 7.01(1
H,br.s),7.06〜7.08(1H,m),7.29 〜7.33(2H,m) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3450,1679,1479,145
8,1295,1061,939,829
【0523】
【実施例5】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号663) (i)N−[2−t−ブチル−5−(2−エトキシカル
ボニルエチル))フェニ ル]−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例9の方法に従い参考例8で得られた化合物2.4
8g(5.86mmol)を用い、粗製N−[2−t−
ブチル−5−[(E)−2−エトキシカルボニルエテニ
ル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミドを得た。この化合物のエタノール
45ml溶液に10%Pd−C318mgを加え、3時
間水素気流下激しく攪拌した。反応液をセライトを用い
てロ過し、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を
合わせ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン
(1:5〜1:2)で溶出し2.90g(定量的収率)
のエステル誘導体を油状物質として得た。
【0524】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.84〜0.90(3H,m), 1.19 〜1.30(9H,m),1.25(9H,
s),1.28〜1.30(2H,m), 2.57(2H,t,J=7.5Hz),2.68 〜2.7
8(2H,m), 2.85(2H,t,J=7.5Hz),3.29 〜3.37(1H,m),4.13
(2H,q,J=7.5Hz),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.69〜6.80(3
H,m), 6.94(1H,br.s),6.96(1H,m),7.17(1H,s),7.20(1H,
d,J=8.5Hz) IRスペクトル (liquid film)cm-1:3350,1728,167
9,1478,1458,1283,1060, 950, 830 (ii)(i)で得られた化合物を用い実施例2と同様の
方法によって65%の収率で目的化合物を泡状物質とし
て得た。
【0525】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.84〜0.86(3H,m), 1.10 〜1.37(7H,m),1.26(9H,
s),1.68〜1.80(2H,m), 1.82〜1.88(2H,m), 2.62(2H,t,J
=7.5Hz),2.69 〜2.79(2H,m),3.30 〜3.38(1H,m),3.62
〜3.66(2H,m),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.69 〜6.80(3H,
m), 6.94〜7.00(2H,m),7.22 〜7.26(1H,m),7.23(1H,d,J
=7Hz) IRスヘ゜クトル (CHCl3)cm-1:3450,1679,1479,1458,129
5,1061,939,829
【0526】
【実施例6】N−[2−t−ブチル−5−(2−ヒドロキシエチル)
フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号662) (i)N−[2−t−ブチル−5−[(E)−2−メト
キシエテニル]フェニル ]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタンアミド メトキシメチルトリフェニルホスホニウム クロリド
6.55g(19.1mmol)のテトラヒドロフラン
100ml懸濁液に氷冷下1.6M n−ブチルリチウ
ムヘキサン溶液11.9ml(19.1mmol)を5
分間で加え、同温度でさらに30分間攪拌した。次い
で、参考例8で得られた化合物2.70g(6.37m
mol)のテトラヒドロフラン20ml溶液を5分間で
加え、同温度で1時間、室温で2時間攪拌した。飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え反応を停止させ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥した
後、溶媒を留去した。シリカゲルを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)
で溶出し目的化合物を油状物質として得た。
【0527】IRスペクトル (CHCl3)cm-1:1679,166
0,1644,1479,1458,1156,1063,937 (ii)N−[2−t−ブチル−5−(2−オキソエチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (i)で得られた化合物253mg(0.56mmo
l)のテトラヒドロフラン6ml溶液に2N塩酸1.5
mlを加え50℃で5時間攪拌した。室温に戻し酢酸エ
チルで希釈し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し
て、乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを
用いるカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸
エチル(2:1)で溶出し目的化合物156mg(収率
63%)を油状物質として得た。
【0528】IRスペクトル (CHCl3)cm-1:1725,168
0,1479,1458,1423,1063,950,939 (iii)(ii)で得られた化合物149mg(0.341
mmol)のエタノール3ml溶液に水素化ホウ素ナト
リウム13mg(0.341mmol)を加え15分間
さらに攪拌した。アセトンを加え反応を停止させ、反応
液を酢酸エチルで希釈し、希塩酸、飽和重曹水、飽和食
塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリ
カゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エ
チル−ヘキサン(1:1)で溶出し目的化合物90mg
(収率60%)を油状物質として得た。
【0529】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.89(3H,m), 1.15 〜1.34(6H,m),1.26(9H,
s),1.52〜1.84(3H,m), 2.67〜2.81(4H,m),3.24 〜3.41
(1H,m),3.81(2H,t,J=6.5Hz),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.
62 〜6.80(3H,m),6.92 〜7.01(2H,m),7.17(1H,br.s),7.
23 〜7.28(1H,m) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:1682,1480,1458,133
4,1171,1060,939
【0530】
【実施例7】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号441) 参考例6で得られた化合物(6a)を用い、実施例1と
同様の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0531】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.82〜0.87(3H,m), 1.12 〜1.33(6H,m),1.59(9H,
s),1.65〜1.86(3H,m), 2.68(2H,d,J=8Hz),3.42 〜3.50
(1H,m),3.74(3H,s), 3.84(3H,s),3.90(3H,s),4.57(2H,
s),6.66(1H,d,J=9Hz),6.90(1H,d,J=9Hz),7.10〜7.13(2
H,m),7.32(1H,d,J=9Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3607,2960,2934,167
6,1600,1495,1466,1097, 1016, 884, 829
【0532】
【実施例8】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2,3,4−トリメトキシ)フ
ェニルオクタンアミド (例示化合物番号443) 実施例7で得られた化合物を用いて、参考例8と同様の
方法でアルデヒド体を得た。このアルデヒド体を用いて
実施例5と同様の方法によって目的化合物を泡状物質と
して得た。
【0533】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.86(3H,m), 1.23 〜1.40(7H,m),1.29(9H,
s),1.61〜1.82(4H,m), 2.57(2H,t,J=8Hz),2.61 〜2.73
(2H,m),3.47 〜3.55(1H,m),3.62(2H,q,J=6Hz),3.75(3H,
s),3.84(3H,s),3.90(3H,s),6.67(1H,d,J=9Hz),6.86(1H,
s),6.90 〜6.94(2H,m),7.06(1H,br.s),7.22(1H,d,J=8H
z) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2961,2934,1727,167
7,1495,1479,1420,1097, 1017
【0534】
【実施例9】N−[2−t−ブチル−5−(4−ヒドロキシブチル)
フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシ)フェニ
ルオクタンアミド (例示化合物番号664) (i)N−[2−t−ブチル−5−[3−(1,3−ジ
オキサン−2−イル)プ ロピル]フェニル]−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ 2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド5.66g(12.4mmo
l)のテトラヒドロフラン43ml溶液を−20℃に冷
却し、1.6M n−ブチルリチウムヘキサン溶液7.
73ml(12.4mmol)を加え1時間攪拌した。
この溶液に参考例8の化合物2.62g(6.2mmo
l)のテトラヒドロフラン溶液10mlを−20℃で加
えた。反応液を室温にもどしそのまま21時間攪拌し
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を水、ついで飽和の食塩水で洗浄し乾燥後溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出
し、3.16g(収率98%)のオレフィン体をシス、
トランスの混合物として得た。得られたオレフィン体の
混合物135mg(0.26mmol)のエタノール8
ml溶液に10%Pd−C14mgを加え,1時間水素
気流下激しく攪拌した。反応液をセライトを用いてロ過
し、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を合わ
せ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:
2)で溶出し109mg(収率77%)の目的物を油状
物質として得た。
【0535】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.84〜0.86(3H,m), 1.18 〜1.35(16H,m),1.54〜1.8
0(5H,m),2.00 〜2.14(1H,m), 2.53(2H,t,J=8Hz),2.68
〜2.78(2H,m),3.30 〜3.37(1H,m),3.71 〜3.78(2H,m),
4.07 〜4.11(2H,m),4.51(1H,t,J=5Hz),5.90(1H,s),5.94
(1H,s),6.69〜6.80(4H,m),6.91 〜6.94(2H,m),7.12(1H,
s),7.20(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2932,2861,167
9,1458,1146,1064,989, 940, 830 (ii)N−[2−t−ブチル−5−(4−オキソブチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (i)で得られた化合物99mg(0.19mmol)
のジオキサン2ml溶液に室温で塩化クロム(III)14
9mg(0.94mmol)、4規定塩酸水溶液1.6
mlを加え45分間加熱還流した。室温に冷却後水で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水およ
び飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出し、アルデヒ
ド体65mg(収率74%)を油状物質として得た。
【0536】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.88(3H,m), 1.15 〜1.33(9H,m),1.26(9H,
s),1.63〜1.80(2H,m), 1.85〜1.96(2H,m),2.40 〜2.46
(2H,m),2.54 〜2.59(2H,m),2.72 〜2.74(2H,m),3.28 〜
3.40(1H,m),5.89(1H,s),5.94(1H,s),6.68 〜6.78(3H,
s),6.90 〜6.98(2H,m),7.14(1H,s),7.24(1H,d,J=8Hz),
9.75(1H,s) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2933,2874,286
2,1723,1679,1567,1458, 1063, 939, 831 (iii) (ii)で得られた化合物54mg(0.12mm
ol)のエタノール2ml溶液に室温で水素化ホウ素ナ
トリウム5mg(0.12mmol)を加え1時間攪拌
した。反応後、少量のアセトンで過剰の水素化ホウ素ナ
トリウムを分解し、水で希釈して、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を飽和の食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を留
去し、残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3)で溶出し
目的化合物43mg(収率81%)を油状物質として得
た。
【0537】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.86〜0.87(3H,m), 1.21 〜1.33(8H,m),1.27(9H,
s), 1.54 〜1.81(5H,m), 2.54〜2.59(2H,m),2.74 〜2.7
7(2H,m),3.33 〜3.40(1H,m),3.64(2H,t,J=6Hz),5.91(1
H,s),5.96(1H,s),6.70〜6.80(3H,m), 6.93〜6.99(2H,
m),7.14(1H,s),7.24(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3625,3460,2934,167
9,1567,1459,1062,939, 831
【0538】
【実施例10】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,4,5−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号496) 参考例6で得られた化合物(6b)6.02g(10.
3mmol)のメタノール100ml溶液に室温で10
%塩化水素メタノール溶液5mlを加え15分間攪拌し
た。反応後メタノールを留去し、残渣を酢酸エチルに溶
解し飽和重曹水次いで飽和食塩水で洗浄した。乾燥後、
溶媒を留去し残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマト
グラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(2:1)で溶
出し目的化合物4.59g(収率95%)を油状物質と
して得た。
【0539】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.86(3H,m), 1.19 〜1.32(6H,m),1.28(9H,
s),1.69〜1.74(2H,m), 1.92(1H,t,J=6Hz),2.64 〜2.77
(2H,m),3.46 〜3.54(1H,m),3.79(3H,s), 3.83(3H,s),3.
86(3H,s),4.58(2H,d,J=6Hz),6.50(1H,s),6.75(1H,s),7.
09(1H,br.s),7.16(1H,br.d,J=8Hz),7.20(1H,s),7.33(1
H,d,J=8Hz), IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3607,3419,2960,293
5,1676,1611,1571,1510, 1479, 1466, 1180, 827
【0540】
【実施例11】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,4,6−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号606) 参考例6で得られた化合物(6c)を用いて実施例10
と同様の方法によって目的化合物を結晶として得た。
【0541】mp 118−120 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.85
(3H,m), 1.20 〜1.33(6H,m),1.29(9H,s),1.60〜1.67(1
H,m),1.81 〜1.91(2H,m), 2.69(1H,dd,J=6Hz,14Hz),3.0
0(1H,dd,J=10Hz,14Hz),3.74 〜3.87(1H,m),3.78(9H,s),
4.55(2H,d,J=6Hz),6.12(2H,s),7.04(1H,d,J=1Hz),7.07
(1H,dd,J=1Hz,8Hz),7.13(1H,br.s),7.32(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3606,3403,2960,293
5,1732,1675,1608,1592, 1153, 1124, 950
【0542】
【実施例12】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号276) 参考例6で得られた化合物(6d)を用いて実施例10
と同様の方法によって目的化合物を油状物質として得
た。
【0543】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.88(3H,m), 1.13 〜1.36(6H,m),1.29(9H,
s),1.63〜1.81(3H,m),2.69(2H,dd,J=8Hz),3.58 〜3.67
(1H,m),3.84(3H,s),3.85(3H,s),4.57(2H,d,J=6Hz),6.79
(1H,dd,J=1Hz,8Hz),6.84(1H,d,J=8Hz),7.04(1H,t,J=8H
z),7.11〜7.14(2H,m),7.20(1H,s),7.33(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3427,2961,2934,167
8,1514,1479,1274,1080, 1006
【0544】
【実施例13】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2,3−ジメトキシフェニル)
オクタンアミド (例示化合物番号278) 実施例12で得られた化合物を用いて、参考例8と同様
の方法でアルデヒド体を得た。このアルデヒド体を用い
て実施例5と同様の方法によって目的化合物を泡状物質
として得た。
【0545】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.82〜0.86(3H,m), 1.13 〜1.33(6H,m),1.28(9H,
s),1.47〜1.88(5H,m),2.61(2H,t,J=7Hz),2.68(2H,d,J=8
Hz),3.57 〜3.78(1H,m),3.63(2H,t,J=7Hz),3.84(3H,s),
3.85(3H,s),6.79(1H,d,J=8Hz),6.85(1H,d,J=8Hz),6.93
(1H,d,J=8Hz),7.01 〜7.09(3H,m),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2935,1676,151
4,1479,1432,1274,1071, 1006
【0546】
【実施例14】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2,4,5−トリメトキシ)フ
ェニルオクタンアミド (例示化合物番号498) 実施例10で得られた化合物を用いて、参考例8と同様
の方法でアルデヒド体を得た。このアルデヒド体を用い
て実施例5と同様の方法によって目的化合物を泡状物質
として得た。
【0547】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.86(3H,m), 1.17 〜1.32(6H,m),1.28(9H,
s),1.61(1H,br.s),1.69〜1.74(2H,m),1.76 〜1.83(2H,
m),2.59(2H,t,J=8Hz),2.63〜2.78(2H,m),3.43 〜3.51(1
H,m),3.64(2H,t,J=6Hz),3.79(3H,s),3.84(3H,s),3.86(3
H,s),6.50(1H,s),6.76(1H,s),6.93(1H,s),6.94(1H,d,J=
8Hz),7.05(1H,br.s),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2935,1676,151
0,1466,1030,861
【0548】
【実施例15】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号551) 参考例6で得られた化合物(6e)を用いて実施例10
と同様の方法によって目的化合物を泡状物質として得
た。
【0549】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm :
0.84〜0.87(3H,m), 1.19〜1.28(6H,m), 1.23(9H,s), 1.
56〜1.73(2H,m), 2.05(1H,t,J=6Hz), 2.54(1H,dd,J=9H
z,14Hz), 2.72(1H,dd,J=6Hz,14Hz), 3.13〜3.20(1H,m),
3.80(3H,s), 3.84(6H,s), 4.61(2H,d,J=6Hz), 6.48(2
H,s), 6.85(1H,s), 7.13(1H,d,J=8Hz), 7.30〜7.34(2H,
m) IRスペクトル(CHCl) cm−1: 296
0, 2934, 1679, 1591, 151
0, 1464, 1423,1130, 829
【0550】
【実施例16】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(3,4,5−トリメトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号553) 参考例26で得られた化合物を用いて実施例10と同様
の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0551】NMRスペクトル(400MHz,CDC
)δppm : 0.84〜0.87(3H,m), 1.19〜1.32(6H,m),
1.23(9H,s), 1.55〜1.77(3H,s), 1.79〜1.86(2H,m), 2.
52(1H,dd,J=9Hz,14Hz), 2.62(2H,t,J=8Hz), 2.72(1H,d
d,J=6Hz,14Hz), 3.14〜3.21(1H,m), 3.65(2H,ABq,J=6H
z,12Hz), 3.81(3H,s), 3.84(6H,s), 6.48(2H,s), 6.81
(1H,s), 6.95(1H,d,J=8Hz), 7.09(1H,s), 7.23(1H,d,J=
8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2959, 2934, 1678, 159
1, 1510, 1465, 1423,1130, 1005, 829
【0552】
【実施例17】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−6−シクロペンチル−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)ヘキサンアミド (例示化合物番号1
836) 参考例21で得られた化合物を用い、実施例21と同様
の方法によって目的化合物を結晶として得た。
【0553】mp 83 − 84 ℃(塩化メチレン−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.90〜2.00
(16H,m), 1.26(9H,s),2.70 〜2.81(2H,m),3.34(1H,qui
nt,J=8Hz),4.58(2H,s),5.91(1H,s),5.94(1H,s), 6.68〜
6.81(3H,m),7.01(1H,s),7.13(1H,d,J=8Hz),7.29 〜7.34
(2H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3235,1657,1530,1457,
1363,1250,1058,940, 774, 730
【0554】
【実施例18】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2−クロロフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号759) 参考例6fの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物を結晶として得た。
【0555】mp126 −127 ℃(塩化メチレン−ヘ
キサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.86
(3H,m),1.25〜1.41(6H,m),1.29(9H,s),1.79 〜1.85(3
H,m),2.66(1H,dd,J=7.5Hz,13.5Hz),2.76(1H,dd,J=7.5H
z,13.5Hz),3.80(2H,quint,J=7.5Hz),4.61(2H,d,J=3Hz),
7.02(1H,s),7.13〜7.38(7H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3249,2957,2927,2870,
2859,1670,1652,1530, 1478, 1081, 1047, 1038, 82
6, 753
【0556】
【実施例19】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(4−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号111) 参考例6gの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物を結晶として得た。
【0557】mp127 −128 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83(3H,t,
J=6Hz),1.10 〜1.36(6H,m),1.23(9H,s),1.53 〜1.78(3
H,m),2.54(1H,dd,J=9Hz,14Hz),2.69(1H,dd,J=5Hz,14H
z),3.11 〜3.26(1H,m),3.78(3H,s),4.60(2H,s),6.82 〜
6.87(3H,m),7.09〜7.35(5H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3356,3250,1665,1513,
1467,1303,1248,1179, 1048, 828
【0558】
【実施例20】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(4−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号113) 参考例20の化合物を用い、実施例22と同様の方法に
よって目的化合物を結晶として得た。
【0559】mp 117.5 −118.5 ℃(酢酸エチル−ヘ
キサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.77〜0.89
(3H,m),1.19〜1.28(6H,m),1.22(9H,s),1.5 〜1.9(4H,
m),2.46〜2.77(4H,m),3.12 〜3.25(1H,m),3.65(2H,t,J=
6Hz),3.78(3H,s),6.80 〜7.41(7H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3229,1649,1541,1536,
1513,1459,1246,1040, 830
【0560】
【実施例21】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号1) 参考例6hの化合物7.01g(13.34mmol)
のメタノール35ml溶液を氷冷し、攪拌下濃塩酸0.
35mlを加え同温度で1時間放置した。反応液をエー
テルで希釈し、水で2回、飽和食塩水で1回洗浄した。
乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲル250gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチ
ル(1:1〜5:6)で溶出し、5.33g(収率97
%)の目的物を結晶として得た。
【0561】mp 91 − 93 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.77〜0.93
(3H,m),1.09〜1.38(6H,m),1.28(9H,s),1.63〜1.92(2H,
m),2.61 〜2.84(2H,m),3.60(1H,quint,J=7.5Hz),3.81(3
H,s),4.58(2H,s),6.81〜7.37(8H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3422,3277,1661,1520,
1495,1466,1439,1414, 1363, 1292, 1279, 1242, 112
4, 1082, 1049
【0562】
【実施例22】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号3) 参考例19で得られた化合物953mg(1.98mm
ol)のテトラヒドロフラン18ml溶液を−78℃に
冷却し1.0M水素化ジイソブチルアルミニウム塩化メ
チレン溶液16ml(16mmol)を20分間で滴下
し、さらに室温に戻して20分間攪拌した。反応液を氷
−希塩酸の中に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液を飽
和食塩水で洗浄し乾燥した後、溶媒を留去し残渣を70
gのシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し塩化メチレン−酢酸エチル(8:3)で溶出し630
mg(収率72%)の目的化合物を油状物質として得
た。NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.77〜
0.91(3H,m),1.10〜1.34(6H,m),1.27(9H,s),1.61〜1.91
(4H,m),2.61(2H,t,J=8Hz),2.58〜2.83(2H,m),3.53〜3.6
6(1H,m),3.63(2H,t,J=6.5Hz),3.80(3H,s),6.81 〜7.29
(8H,m) IRスペクトル (liquid film)cm-1:1657,1520,149
3,1464, 1416,1363, 1288, 1242, 1165, 1113, 1055,
1032
【0563】
【実施例23】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号166) 参考例6iの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物を結晶として得た。
【0564】mp 125−126 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.76〜0.92
(3H,m),1.09〜1.35(6H,m),1.27(9H,s),1.59〜1.79(2H,
m), 2.57〜2.81(2H,m),3.49(1H,quint,J=7.5Hz),3.78(6
H,s),4.58(2H,s),6.41〜6.51(2H,m),7.01 〜7.38(5H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3248,1672,1614,1587,
1527, 1508,1460,1419, 1363, 1296, 1261, 1209, 115
7, 1047
【0565】
【実施例24】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号807) 実施例25の化合物333mg(0.643mmol)
のエタノール15ml溶液に10%Pd−C触媒30m
gを加え、水素気流下2時間激しく攪拌した。触媒をセ
ライトを用いてロ過し、エタノールで触媒を洗浄した。
ロ液と洗液を合わせ溶媒を留去し、残渣をシリカゲル5
0gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン
−酢酸エチル(1:1〜3:7)で溶出し目的化合物1
30mg(収率47%)を泡状物質として得た。
【0566】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.84〜0.86(3H,m),1.25〜1.32(6H,m),1.27(9H,s),
1.68〜1.78(3H,m),2.73(1H,dd,J=5.5Hz,15Hz),2.81(1H,
dd,J=9Hz,15Hz),3.48 〜3.59(1H,m),3.86(3H,s),4.59(2
H,s),5.98(1H,s),6.72〜6.83(3H,m),7.11 〜7.34(4H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3256,2956,2930,2870,
2859, 1657,1515,1478, 1442, 1272, 1223, 1088, 108
1
【0567】
【実施例25】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号801) 参考例6jの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物をアモルファスとして得た。
【0568】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.82(3H,t,J=6Hz),1.13 〜1.29(6H,m),1.23(9H,s),
1.58 〜1.75(2H,m),1.89(1H,br.s),2.61 〜2.64(2H,m),
3.64(1H,quintet,J=8Hz),3.86(3H,s),4.55(2H,s),5.00
(1H,d,J=11Hz),5.07(1H,d,J=11Hz),6.81〜6.87(2H,m),
7.03 〜7.13(3H,m),7.26 〜7.38(4H,m),7.46 〜7.49(2
H,m) IRスペクトル (film) cm-1:3293,2957,2931,166
0, 1584, 1518,1476,1273, 1216, 1080, 754
【0569】
【実施例26】N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル]−3−フェニルオクタンアミド (例示化合物
番号1837) 参考例18の化合物323mg(0.85mmol)の
エチルエーテル5ml溶液を氷冷して1.0Mメチルマ
グネシウムヨージドエーテル溶液2.54ml(2.5
4mmol)を3分間で滴下し、さらに同温度で15分
間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え反応を終結させ、エーテルで希釈した。有機層を水、
飽和食塩水で洗浄した後、乾燥し溶媒を留去した。残渣
をシリカゲル20gを用いるカラムクロマトグラフィー
に付しヘキサン−酢酸エチル(6:5)で溶出し302
mg(収率90%)の目的化合物を泡状物質として得
た。
【0570】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.75〜0.93(3H,m),1.04〜1.34(6H,m),1.22(9H,s),
1.45(3H,d,J=6.5Hz),1.56 〜1.84(2H,m),2.58(1H,dd,J=
9Hz,14Hz),2.73(1H,dd,J=5.5Hz,14Hz),3.17 〜3.31(1H,
m),4.80(1H,quartet,J=6.5Hz),6.85(1H,s),7.08 〜7.39
(8H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:1653,1524,1495,1454,
1419, 1363,1167,1101, 1074, 1026, 982
【0571】
【実施例27】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−フェニルオクタンアミド (例示化合物番号
1838) 参考例6Lの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物を結晶として得た。
【0572】mp 114−115 ℃(塩化メチレン−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.73〜0.92
(3H,m),1.01〜1.36(6H,m),1.22(9H,s),1.54〜1.86(2H,
m),2.58(1H,dd,J=9Hz,14Hz),2.73(1H,dd,J=5.5Hz,14H
z),3.15 〜3.31(1H,m),4.59(2H,s),6.87(1H,s),7.06 〜
7.37(8H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:3242,1655, 1637,1529,
1495, 1452,1418,1363, 1227, 1200, 1167, 1080, 104
9
【0573】
【実施例28】N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2−ベンジルオキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号1839) 参考例6kの化合物を用い、実施例21と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0574】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.86(3H,m),1.15〜1.85(9H,m),1.19(9H,s),
2.40〜2.83(2H,m),3.60 〜3.71(1H,m),4.54(2H,s),5.06
(2H,s),6.91 〜6.99(3H,m),7.10 〜7.43(10H,m)
【0575】
【実施例29】N−[2−t−ブチル−5−(5−ヒドロキシペンチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号665) 参考例22で得た化合物を用いて実施例5と同様の方法
を用いることにより目的化合物を油状物質として得た。
【0576】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.76〜1.00(3H,m),1.02〜1.34(6H,m),1.25(9H,s),
1.35〜1.44(2H,m),1.46 〜1.80(7H,m),2.53(2H,t,J=8H
z),2.72〜2.75(2H,m),3.28 〜3.39(1H,m),3.63(2H,t.J=
7Hz),5.89(1H,s),5.94(1H,s),6.68〜6.81(3H,m),6.91
〜6.98(2H,m),7.12(1H,br.s),7.22(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2958,2934,1679,1479,1
458,1420,1062,950,939
【0577】
【実施例30】N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル]−3−(2,4,6−トリメトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号608) 参考例24の化合物を用いて実施例5と同様の方法によ
って目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0578】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.88(3H,m),1.11〜1.33(6H,m),1.29(9H,s),
1.44〜1.68(2H,m),1.77 〜1.90(3H,m),2.58(2H,t,J=7H
z),2.69(1H,dd,J=6Hz,14Hz),2.98(1H,dd,J=10Hz,14Hz),
3.61 〜3.65(2H,m),3.75 〜3.87(10H,m),6.13(2H,s),6.
87(1H,d.J=2Hz),6.92(1H,d.J=8Hz),7.10(1H,br.s),7.23
(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3626,3404, 2959, 293
8, 1675, 1608,1592, 1467, 1456, 1153, 1124
【0579】
【実施例31】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号1361) 参考例27で得た化合物254mg(0.40mmo
l)のエタノール2ml溶液に10%Pd−C25mg
を加え、水素気流下15分間激しく撹拌した。反応後セ
ライトを用いて濾過し、触媒をエタノールで洗浄した。
濾液と洗液を合わせ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、塩化メチ
レン−メタノール(10:1)で溶出し目的化合物21
0mgを無色泡状物質として得た。
【0580】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.84〜0.86(3H,m), 1.14〜1.33(6H,m), 1.23(9H,s), 1.
66〜1.80(2H,m), 1.84〜1.97(2H,m), 2.05〜2.84(1H,
m), 2.55〜2.64(6H,m), 2.76〜2.79(2H,m), 3.27〜3.38
(1H,m), 4.10(2H,t,J=6Hz),5.89(1H,s), 5.94(1H,s),
6.67 〜6.80(3H,m), 6.93(1H,d,J=9Hz), 7.15(1H,br.
s),7.20 〜7.25(2H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3400, 2960, 2932, 173
2, 1676, 1458, 1421,1397, 1171, 1063
【0581】
【実施例32】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド ナト
リウム塩 (例示化合物番号1212) 実施例31で得た化合物269mg(0.49mmo
l)のジオキサン12ml溶液に0.1N水酸化ナトリ
ウム水溶液4.9mlを3分間で滴下した。この溶液を
凍結乾燥し、目的化合物を無色粉末状物質として得た。
【0582】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.75〜0.90(3H,m), 1.05〜1.30(6H,m), 1.19(9H,s), 1.
60〜1.77(2H,m), 1.78〜1.88(2H,m), 2.25〜2.34(2H,
m), 2.38〜2.59(4H,m), 2.62〜2.78(2H,m), 3.26〜3.36
(1H,m), 3.93〜4.01(2H,m), 5.85(1H,s), 5.88(1H,s),
6.61〜6.76(3H,m), 6.88(1H,d,J=8Hz), 6.97(1H,br.s),
7.17(1H,d,J=8Hz), 7.35(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2959, 2932, 1725, 168
0, 1597, 1480, 1457,1175, 1063
【0583】
【実施例33】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(カルボキシアセチ
ルオキシ) プロピル]フェニル]−3−(2,3−メチ
レンジオキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号1840) 参考例28で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0584】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3+D2O)δpp
m : 0.82〜0.88(3H,m), 1.17〜1.36(6H,m), 1.20(9H,
s), 1.65〜1.76(2H,m), 1.84〜1.90(2H,m), 2.55(2H,t,
J=7Hz), 2.67〜2.78(2H,m), 3.27〜3.35(2H,m), 4.06〜
4.15(2H,m), 5.86(1H,s), 5.90(1H,s), 6.67〜6.77(3H,
m), 6.90(1H,d,J=8Hz), 7.00(1H,s), 7.20(1H,d,J=9Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3400, 2960, 2932, 172
7, 1677, 1614, 1480,1458, 1063, 939
【0585】
【実施例34】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(カルボキシアセチ
ルオキシ) プロピル]フェニル〕−3−(2,3−メチ
レンジオキシフェニル)オクタンアミド ナトリウム塩
(例示化合物番号1841) 実施例33で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0586】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.72〜0.89(3H,m), 0.96〜1.32(6H,m), 1.20(9H,s), 1.
60〜1.74(2H,m), 1.77〜1.89(2H,m), 2.46〜2.58(2H,
m), 2.66〜2.74(2H,m), 3.23(2H,s), 3.26〜3.37(1H,
m), 4.01〜4.09(2H,m), 5.86(1H,s), 5.89(1H,s), 6.66
〜6.77(3H,m), 6.89(1H,d,J=9Hz), 6.96(1H,br.s), 7.2
0(1H,d,J=8Hz), 7.33(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3425, 2959, 2932, 172
1, 1676, 1602, 1480,1458, 1420, 1062, 939
【0587】
【実施例35】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−[4−(カルボキシ
メチル)ベンゾイルオキシ]プロピル〕フェニル〕−3
−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号1842) 参考例29で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0588】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.74〜0.82(3H,m), 1.08〜1.32(6H,m), 1.22(9H,s), 1.
70〜1.79(2H,m), 1.96〜2.01(2H,m), 2.10〜2.54(1H,
m), 2.60〜2.65(2H,m), 2.70〜2.74(2H,m), 3.28〜3.33
(1H,m), 3.48〜3.53(2H,m), 4.24〜4.30(2H,m), 5.86(1
H,s), 5.90(1H,s), 6.66〜6.78(3H,m), 6.92(1H,d,J=8H
z), 7.09(2H,br.s), 7.19 〜7.25(3H,m), 7.86〜7.88(2
H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3400, 2959, 2932, 171
4, 1679, 1614, 1458,1420, 1279, 1182, 1122, 1063
【0589】
【実施例36】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−[4−(カルボキシ
メチル)ベンゾイルオキシ]プロピル〕フェニル〕−3
−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ
ド ナトリウム塩 (例示化合物番号1843) 実施例35で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0590】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.75〜0.86(3H,m), 1.06〜1.28(6H,m), 1.19(9H,s), 1.
53〜1.74(2H,m), 1.76〜1.92(2H,m), 2.45〜2.79(4H,
m), 3.24〜3.32(3H,m), 4.13〜4.20(2H,m), 5.82(1H,
s), 5.84(1H,s), 6.65〜6.76(3H,m), 6.88(1H,d,J=8H
z), 6.99(1H,br.s), 7.09 〜7.19(3H,m), 7.27(1H,br.
s), 7.76(2H,d,J=7Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2959, 2932, 1710, 167
8, 1601, 1457, 1387,1280, 1180, 1122, 1063, 940
【0591】
【実施例37】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物
番号1844) 参考例30で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0592】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm :
0.77〜0.88(3H,m), 1.11〜1.41(7H,m), 1.25(9H,s), 1.
62〜1.79(2H,m), 1.85〜1.92(2H,m), 2.57〜2.69(6H,
m), 2.71(2H,d,J=7Hz), 3.58〜3.66(1H,m), 3.82(3H,
s), 3.84(3H,s), 4.08(2H,t,J=6Hz), 6.77(1H,d,J=8H
z), 6.84(1H,d,J=8Hz), 6.91〜6.93(1H,m), 7.03(1H,t,
J=8Hz), 7.12(1H,br.s), 7.22(1H,d,J=8Hz), 7.30(1H,b
r.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 2934, 1732, 167
4, 1600, 1568, 1496,1466, 1420, 1275, 1097, 1016
【0593】
【実施例38】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリウム
(例示化合物番号987) 実施例37の化合物を用いて実施例32と同様の方法を
用いることにより目的化合物を無色粉末状物質として得
た。
【0594】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm :
0.72〜0.89(3H,m), 1.09〜1.28(6H,m), 1.21(9H,s), 1.
56〜1.74(2H,m), 1.76〜1.90(2H,m), 2.25〜2.38(2H,
m), 2.47〜2.49(4H,m), 2.61〜2.67(2H,m), 3.55〜3.68
(1H,m), 3.80(3H,s), 3.81(3H,s), 3.94(2H,t,J=6Hz),
6.75(1H,d,J=8Hz), 6.82(1H,d,J=8Hz), 6.88(1H,d,J=9H
z), 6.92(1H,br.s), 7.00(1H,t,J=8Hz), 7.18(1H,d,J=8
Hz), 7.41(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 2934, 1724, 167
5, 1585, 1479, 1421,1264, 1169, 1074, 1006
【0595】
【実施例39】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号1845) 参考例31で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0596】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm :
0.82〜0.87(3H,m), 1.10〜1.30(7H,m), 1.26(9H,s), 1.
61〜1.69(2H,m), 1.71〜1.91(2H,m), 2.58〜2.66(6H,
m), 2.70(2H,d,J=8Hz), 3.43〜3.54(1H,m), 3.72(3H,
s), 3.83(3H,s), 3.89(3H,s), 4.09(2H,t,J=6Hz), 6.66
(1H,d,J=9Hz), 6.89〜6.92(2H,m), 7.08(1H,br.s), 7.2
1(1H,d,J=8Hz), 7.29(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl) cm−1: 296
0, 2934, 1732, 1673, 158
5, 1479, 1432,1422, 1271,
1169, 1087, 1073, 1006
【0597】
【実施例40】N−〔2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロピル]フェニル〕−3−(2,
3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド ナト
リウム 塩(例示化合物番号1097) 実施例39で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0598】NMRスペクトル(270MHz,CDC
)δppm : 1.06〜1.29(6H,m), 1.22(9H,s), 1.57〜
1.71(2H,m), 1.74〜1.86(2H,m), 2.28〜2.37(2H,m), 2.
48〜2.55(4H,m), 2.64〜2.67(2H,m), 3.42〜3.54(1H,
m), 3.74(3H,s), 3.81(3H,s), 3.87(3H,s), 3.99(2H,t,
J=6Hz), 6.62(1H,d,J=9Hz), 6.87〜6.92(3H,m), 7.18(1
H,d,J=8Hz), 7.40(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 2934, 1724, 167
5, 1600, 1496, 1466,1420, 1260, 1169, 1097, 1017
【0599】
【実施例41】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号1819) 実施例1で得られた化合物6.00g(14.1mmo
l)のクロロホルム100ml溶液に二酸化マンガン6
0gを加え、さらに室温で30分間攪拌した。反応液を
セライトを用いロ過し、二酸化マンガンを塩化メチレン
で数回洗浄した。ロ液と洗液を合わせ、溶媒を留去し、
シリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢
酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:2)で溶出し5.2
1g(収率87%)の目的化合物を泡状物質として得
た。
【0600】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.85〜0.91(3H,m),1.07 〜1.33(6H,m),1.30(9H,s),
1.65〜1.86(2H,m),2.77(2H,d,J=7.5Hz),3.32〜3.41(1H,
m),5.92(1H,s),5.95(1H,s),6.69 〜6.83(3H,m),7.05(1
H,br.s),7.48 〜7.51(1H,m),7.63 〜7.65(1H,m),7.88(1
H,s),9.90(1H,s) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3474,1699, 1608, 157
1, 1478, 1458,1258, 1063, 939, 830
【0601】
【実施例42】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
フェニルオクタンアミド (例示化合物番号1834) 実施例27の化合物500mg(1.31mmol)及
び4−メチルモルホリン−1−オキシド237mg
(2.03mmol)の塩化メチレン10ml溶液にモ
レキュラーシーブ4A 1gを加え10分間攪拌した。
ついで過ルテニウム酸 テトラプロピルアンモニウム2
3.7mg(0.067mmol)を加えさらに1時間
攪拌した。反応混合物にエーテルを加え、用いたモレキ
ュラーシーブをロ過して除き、ロ液を飽和亜硫酸ナトリ
ウム水溶液、及び飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を
留去し、残渣をシリカゲル25gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1)で
溶出して428mg(収率86%)の目的物を結晶とし
て得た。
【0602】mp138 〜139 ℃(エーテル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.76〜0.92
(3H,m),1.08 〜1.36(6H,m),1.26(9H,s),1.61〜1.84(2H,
m),2.60(1H,dd,J=9Hz,14.5Hz),2.78(1H,dd,J=5Hz,14.5H
z),3.17 〜3.32(1H,m),6.90(1H,s),7.17〜7.39(5H,m),
7.48(1H,d,J=8.5Hz),7.62(1H,d,J=8.5Hz),7.86(1H,s),
9.90(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3213, 3177,
1703, 1649, 1607, 1543, 1
495,1419, 1381, 1290, 123
4, 1080
【0603】
【実施例43】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,4,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号1831) 実施例11で得た化合物を用いて参考例8と同様の方法
によって目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0604】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2961, 293
5, 1670, 1608, 1592, 1467,1456, 1421, 1153, 1124
【0605】
【実施例44】N−[2−t−ブチル−5−(4−オキソブチル)フェ
ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシ)フェニルオ
クタンアミド (例示化合物番号1835) (i)N−[2−t−ブチル−5−[3−(1,3−ジ
オキサン−2−イル)プ ロピル]フェニル]−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ 2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド5.66g(12.4mmo
l)のテトラヒドロフラン43ml溶液を−20℃に冷
却し、1.6M n−ブチルリチウムヘキサン溶液7.
73ml(12.4mmol)を加え1時間攪拌した。
この溶液に参考例8の化合物2.62g(6.2mmo
l)のテトラヒドロフラン溶液10mlを−20℃で加
えた。反応液を室温にもどしそのまま21時間攪拌し
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を水、ついで飽和の食塩水で洗浄し乾燥後溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出
し、3.16g(収率98%)のオレフィン体をシス、
トランスの混合物として得た。得られたオレフィン体の
混合物135mg(0.26mmol)のエタノール8
ml溶液に10%Pd−C14mgを加え,1時間水素
気流下激しく攪拌した。反応液をセライトを用いてロ過
し、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を合わ
せ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:
2)で溶出し109mg(収率77%)の目的物を油状
物質として得た。
【0606】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.84〜0.86(3H,m), 1.18 〜1.35(16H,m),1.54〜1.8
0(5H,m),2.00 〜2.14(1H,m), 2.53(2H,t,J=8Hz),2.68
〜2.78(2H,m),3.30 〜3.37(1H,m),3.71 〜3.78(2H,m),
4.07 〜4.11(2H,m),4.51(1H,t,J=5Hz),5.90(1H,s),5.94
(1H,s),6.69〜6.80(4H,m),6.91 〜6.94(2H,m),7.12(1H,
s),7.20(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2932,2861,167
9,1458,1146,1064,989, 940, 830 (ii)N−[2−t−ブチル−5−(4−オキソブチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (i)で得られた化合物99mg(0.19mmol)
のジオキサン2ml溶液に室温で塩化クロム(III)14
9mg(0.94mmol)、4規定塩酸水溶液1.6
mlを加え45分間加熱還流した。室温に冷却後水で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水およ
び飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出し、アルデヒ
ド体65mg(収率74%)を油状物質として得た。
【0607】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.88(3H,m), 1.15 〜1.33(9H,m),1.26(9H,
s),1.63〜1.80(2H,m), 1.85〜1.96(2H,m),2.40 〜2.46
(2H,m),2.54 〜2.59(2H,m),2.72 〜2.74(2H,m),3.28 〜
3.40(1H,m),5.89(1H,s),5.94(1H,s),6.68 〜6.78(3H,
s),6.90 〜6.98(2H,m),7.14(1H,s),7.24(1H,d,J=8Hz),
9.75(1H,s) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2959,2933,2874,286
2,1723,1679,1567,1458, 1063,
939, 831
【0608】
【実施例45】N−[2−t−ブチル−5−(2−オキソエチル)フェ
ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号1820) (i)N−[2−t−ブチル−5−[(E)−2−メト
キシエテニル]フェニル ]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタンアミド メトキシメチルトリフェニルホスホニウム クロリド
6.55g(19.1mmol)のテトラヒドロフラン
100ml懸濁液に氷冷下1.6M n−ブチルリチウ
ムヘキサン溶液11.9ml(19.1mmol)を5
分間で加え、同温度でさらに30分間攪拌した。次い
で、参考例8で得られた化合物2.70g(6.37m
mol)のテトラヒドロフラン20ml溶液を5分間で
加え、同温度で1時間、室温で2時間攪拌した。飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え反応を停止させ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥した
後、溶媒を留去した。シリカゲルを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)
で溶出し目的化合物を油状物質として得た。
【0609】IRスペクトル (CHCl)c
−1:1679,1660,1644,1479,1458,1156,1063,9
37 (ii)N−[2−t−ブチル−5−(2−オキソエチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (i)で得られた化合物253mg(0.56mmo
l)のテトラヒドロフラン6ml溶液に2N塩酸1.5
mlを加え50℃で5時間攪拌した。室温に戻し酢酸エ
チルで希釈し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し
て、乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを
用いるカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸
エチル(2:1)で溶出し目的化合物156mg(収率
63%)を油状物質として得た。
【0610】IRスペクトル (CHCl3)cm-1:1725,168
0,1479,1458,1423,1063,950,939
【0611】
【実施例46】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロ ピル〕フェニル〕−3−(2,
4,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号2528) 参考例49の化合物を用いて実施例31と同様の方法を
用いることにより目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0612】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.84(3H,m),1.10 〜1.30(6H,m),1.26(9H,s),1.59〜1.
67(1H,m),1.80 〜1.92(3H,m),2.57 〜2.69(6H,m),2.72
(1H,dd,J=6Hz,14Hz),3.02(1H,dd,J=10Hz,15Hz),3.10〜
3.95(1H,m),3.73 〜3.86(10H,m),4.10(2H,t,J=6Hz),6.1
1(2H,s),6.91(1H,dd,J=1Hz,8Hz),7.04(1H,br.s),7.22(1
H,d,J=8Hz),7.25(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960,2934,1733,1672,1608,
1592,1467,1456,1419,1153,1125
【0613】
【実施例47】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)プロ ピル〕フェニル〕−3−(2,
4,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリ
ウム塩 (例示化合物番号1189) 実施例46の化合物を用いて実施例32と同様の方法を
用いることにより目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0614】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.80
〜0.88(3H,m),1.08 〜1.35(15H,m),1.57〜1.68(1H,m),
1.79 〜1.89(3H,m),2.32 〜2.35(2H,m),2.47 〜2.56(4
H,m),2.65(1H,dd,J=6Hz,14Hz),2.97(1H,dd,J=10Hz,14H
z),3.75(9H,s),3.78 〜3.84(1H,m),4.00(2H,t,J=6Hz),
6.11(2H,s),6.87 〜6.89(2H,m),7.17 〜7.23(2H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960,2934,1724,1675,1608,
1591,1467,1456,1419,1153,1124
【0615】
【実施例48】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル〕 −3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号222
4) メチルマグネシウムブロミド0.9Mテトラヒドロフラ
ン溶液2.5ml(2.3mmol)に参考例50で得
た化合物100mg(0.2mmol)のテトラヒドロ
フラン2ml溶液を室温で滴下した。室温で2時間攪拌
した後飽和塩化アンモニウム水を加え酢酸エチルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を減圧
で留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマト
グラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で
抽出し目的化合物90mg(収率90%)を無色泡状物
質として得た。
【0616】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.78
〜0.88(3H,m),1.22 〜1.29(6H,m),1.26(9H,s),1.52(6H,
s),1.67 〜1.79(2H,m),1.81(1H,s),2.70〜2.80(2H,m),
3.31〜3.38(1H,m),5.91(1H,s),5.94(1H,s),6.69 〜6.78
(3H,m),6.98(1H,s),7.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.29(1H,d
d,J=8Hz),7.39(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962,2932,2874,2862,1679,
1479,1458,1408,1366,1108,1064
【0617】
【実施例49】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2, 3−ジメトキシフェニル)オク
タンアミド (例示化合物番号282) 実施例111で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0618】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.82
〜0.85(3H,m),1.13 〜1.34(6H,m),1.29(9H,s),1.44(3H,
d,J=6Hz),1.63 〜1.81(2H,m),1.86 〜1.87(1H,m),2.69
(2H,d,J=8Hz),3.59〜3.67(1H,m),3.84(3H,s),3.85(3H,
s),4.76 〜4.82(1H,m),6.78(1H,d,J=8Hz),6.85(1H,d,J=
8Hz),7.05(1H,t,J=8Hz),7.10〜7.18(3H,m),7.32(1H,d,J
=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962,2933,1732,1679,1511,
1479,1274,1074,1007
【0619】
【実施例50】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号2529) 参考例51で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0620】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.82
〜0.88(3H,m),1.19 〜1.38(6H,m),1.23(9H,s),1.47(3H,
d,J=7Hz),1.64 〜1.76(2H,m),1.85 〜2.90(1H,m),2.54
〜2.58(2H,m),2.58 〜2.62(2H,m),2.75(2H,d,J=8Hz),3.
57〜3.68(1H,m),3.80 〜3.90(6H,m),5.76 〜5.81(1H,
m),6.80(1H,d,J=8Hz),6.86(1H,d,J=8Hz),7.02 〜7.15(3
H,m),7.22 〜7.29(1H,m),7.36(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,1730,1656,1480,
1265,1169,1089,1066
【0621】
【実施例51】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリ ウム塩
(例示化合物番号1382) 実施例50で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0622】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.80
〜0.83(3H,m),1.12 〜1.29(6H,m),1.19(9H,s),1.36(3H,
d,J=6Hz),1.59 〜1.68(2H,m),2.22 〜2.49(4H,m),2.60
〜2.70(2H,m),3.62 〜3.63(1H,m),3.80(3H,s),3.81(3H,
s),5.64 〜5.71(1H,m),6.76(1H,d,J=8Hz),6.82(1H,d,J=
8Hz),6.97 〜7.06(3H,m),7.22 〜7.24(1H,m),7.63(1H,b
r.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,1725,1676,1585,
1479,1431,1423,1264,1168,1088,1071,1006
【0623】
【実施例52】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−(2,3− ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号2088) 実施例49で得られた化合物を用いて参考例8と同様の
方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質とし
て得た。
【0624】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.80
〜0.90(3H,m),1.17 〜1.35(6H,m),1.31(9H,s),1.64〜1.
81(2H,m),2.51(3H,s),2.69〜2.77(2H,m),3.60 〜3.68(1
H,m),3.82(3H,s),3.86(3H,s),6.79(1H,dd,J=1Hz,8Hz),
6.86(1H,d,J=8Hz),7.06(1H,t,J=8Hz),7.15(1H,br.s),7.
43(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.75(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,1683,1607,1585,
1565,1479,1408,1360,1301,1267,1073,1006
【0625】
【実施例53】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕 −3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号223
9) 参考例52で得られた化合物を用いて実施例48と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0626】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3+D2O)δppm:
0.82〜0.88(3H,m),1.22 〜1.32(12H,m),1.27(9H,s),1.6
8 〜1.77(4H,m),2.59 〜2.63(2H,m),2.72 〜2.75(2H,
m),3.31 〜3.38(1H,m),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.69 〜
6.80(3H,m),6.94(1H,s),6.96(1H,d,J=3Hz),7.16(1H,s),
7.22〜7.28(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2963,2932,2874,2862,1679,
1479,1458,1420,1368,1146,1112,1063,939
【0627】
【実施例54】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル〕 −3−(2,3−ジメトキシフ
ェニル)オクタンアミド (例示化合物番号2077) 実施例52で得た化合物149mg(0.33mmo
l)のエーテル溶液2.5mlを−78°に冷却し、
1.4Mメチルリチウム・エーテル溶液0.94mlを
加え15分間攪拌して室温に戻し、さらに30分間攪拌
した。0°に冷却し飽和塩化アンモニウム水を加えた後
酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し乾
燥後溶媒を減圧で留去した。残渣をシリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチ
ル(1:1)で溶出し目的化合物104mg(収率67
%)を無色泡状物質として得た。
【0628】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.82
〜0.88(3H,m),1.10 〜1.35(6H,m),1.29(9H,s),1.51(6H,
s),1.62 〜1.86(3H,m),2.64 〜2.70(2H,m),3.61 〜3.68
(1H,m),3.83(3H,s),3.86(3H,s),6.78(1H,d,J=8Hz),6.85
(1H,d,J=8Hz),7.03 〜7.08(2H,m),7.21 〜7.33(3H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2963,2933,1679,1585,1479,
1409,1274,1168,1087,1072,1006
【0629】
【実施例55】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2, 3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号667) 実施例41で得られた化合物を用いて実施例26と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0630】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.88(3H,m),1.26(9H,s),1.20〜1.31(6H,m),1.45(3H,
d,J=6Hz),1.68〜1.79(2H,m),1.89(1H,d,J=3Hz),2.69〜
2.79(2H,m),3.30 〜3.38(1H,m),4.78 〜4.84(1H,m),5.9
1(1H,s),5.94(1H,s),6.69 〜6.80(3H,m),6.98(1H,s),7.
14(1H,d,J=8Hz),7.29 〜7.37(2H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3605,2961,2932,2874,2862,
1679,1479,1458,1063,940
【0631】
【実施例56】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕 −3−(2,3−ジメトキシフ
ェニル)オクタンアミド (例示化合物番号2085) 参考例54で得られた化合物を用いて実施例48と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0632】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82
〜0.90(3H,m),1.16 〜1.34(6H,m),1.27(9H,s),1.28(6H,
s),1.62 〜1.79(6H,m),2.57 〜2.64(2H,m),2.68(2H,d,J
=7Hz),3.58〜3.69(1H,m),3.84(3H,s),3.85(3H,s),6.79
(1H,d,J=8Hz),6.82〜6.96(1H,m),7.02(1H,d,J=8Hz),7.0
6〜7.14(2H,m),7.24(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2963,2934,1678,1514,1479,
1431,1421,1370,1274,1086,1074,1007
【0633】
【実施例57】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号2229) 参考例65で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0634】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.86(3H,m),1.24(9H,s),1.15〜1.33(6H,m),1.46 〜1.
50(3H,m),1.69 〜1.78(2H,m),1.80 〜2.40(1H,br.m),2.
56〜2.66(4H,m),2.75 〜2.84(2H,m),3.31 〜3.38(1H,
m),5.76 〜5.83(1H,m),5.90 〜5.95(2H,m),6.69 〜6.83
(3H,m),7.05(1H,s),7.10(1H,d,J=7Hz),7.22 〜7.30(2H,
m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960,2932,2874,2861,1731,
1672,1481,1458,1172,1064
【0635】
【実施例58】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミドナトリウ
ム塩 (例示化合物番号2530) 実施例57で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0636】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.82
(3H,t,J=6Hz),1.16(9H,s),1.10〜1.29(6H,m),1.37(3H,
d,J=6Hz),1.59〜1.72(2H,m),2.17 〜2.23(2H,m),2.36
〜2.46(2H,m),2.60 〜2.77(2H,m),3.26 〜3.33(1H,m),
5.65 〜5.70(1H,m),5.83(1H,s),5.86(1H,s),6.65 〜6.7
4(3H,m),7.02 〜7.08(2H,m),7.20 〜7.25(1H,m),7.58(1
H,s) IRスペクトル(CDCl3) cm-1:3426,2960,2932,2874,2861,
1725,1677,1595,1587,1458,1171,1064
【0637】
【実施例59】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−(2,3− メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号2242) 実施例55で得られた化合物を用いて参考例8と同様の
方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質とし
て得た。
【0638】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.89(3H,m),1.28(9H,s),1.21〜1.32(6H,m),1.69 〜1.
81(2H,m),2.52(3H,s),2.72〜2.82(2H,m),3.31 〜3.40(1
H,m),5.91(1H,s),5.95(1H,s),6.70 〜6.81(3H,m),7.01
(1H,s),7.43(1H,d,J=8Hz),7.69 〜7.71(1H,m),7.90(1H,
s) IRスペクトル(CDCl3) cm-1:2961,2932,2874,2861,1684,
1608,1565,1502,1458,1409,1360,1301,1065,940
【0639】
【実施例60】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−(2, 3−ジメトキシフェニル)オク
タンアミド (例示化合物番号2078) 実施例112で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0640】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.88(3H,m),1.10 〜1.31(6H,m),1.20(3H,d,J=6Hz),1.
28(9H,s),1.40 〜1.60(1H,m),1.62 〜1.81(4H,m),2.50
〜2.80(4H,m),3.56 〜3.69(1H,m),3.70 〜3.89(1H,m),
3.84(3H,s),3.85(3H,s),6.78(1H,d,J=8Hz),6.84(1H,d,J
=8Hz),6.95(1H,d,J=8Hz),7.03(1H,d,J=8Hz),7.07 〜7.0
9(2H,m),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962,2933,1678,1584,1511,
1479,1432,1421,1366,1274,1087,1073,1006
【0641】
【実施例61】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(2,3− ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号2531) 実施例60で得られた化合物を用いて実施例120と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0642】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.88(3H,m),1.12 〜1.30(6H,m),1.28(9H,s),1.64〜1.
79(2H,m),2.14(3H,s),2.64〜2.82(6H,m),3.58 〜3.81(1
H,m),3.84(3H,s),3.85(3H,s),6.79(1H,d,J=8Hz),6.84(1
H,d,J=8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.02(1H,d,J=8Hz),7.07
〜7.12(2H,m),7.22(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960,2933,1714,1679,1584,
1511,1479,1431,1423,1366,1275,1165,1086,1073,1006
【0643】
【実施例62】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)ブチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号2079) 参考例55で得られた化合物を用いて実施例31と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0644】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.82
〜0.90(3H,m),1.07 〜1.38(20H,m),1.62〜1.87(4H,m),
2.00 〜2.65(1H,m),2.45 〜2.58(4H,m),2.70 〜2.78(2
H,m),3.59 〜3.67(1H,m),3.82(3H,s),3.84(3H,s),4.89
〜4.96(1H,m),6.77(1H,d,J=8Hz),6.86(1H,d,J=8Hz),6.8
9(1H,d,J=8Hz),7.04(1H,t,J=8Hz),7.07 〜7.15(1H,m),
7.21(1H,d,J=8Hz),7.30〜7.43(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2934,1728,1672,1585,
1479,1432,1421,1272,1169,1131,1070,1006
【0645】
【実施例63】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)ブチ ル〕フェニル〕−3−(2,3
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリ ウム塩
(例示化合物番号2080) 実施例62で得られた化合物を用いて実施例32と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色粉末状物質
として得た。
【0646】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.80
〜0.90(3H,m),1.06 〜1.35(6H,m),1.15(3H,d,J=6Hz),1.
21(9H,s),1.59 〜1.84(4H,m),2.26 〜2.35(2H,m),2.40
〜2.55(4H,m),2.62 〜2.72(2H,m),3.59 〜3.66(1H,m),
3.81(3H,s),3.82(3H,s),4.80〜4.87(1H,m),6.76(1H,d,J
=8Hz),6.83(1H,d,J=8Hz),6.87(1H,d,J=8Hz),6.95(1H,d,
J=8Hz),7.01(1H,t,J=8Hz),7.18(1H,d,J=8Hz),7.27 〜7.
39(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2934,1720,1676,1585,
1479,1419,1377,1265,1169,1070,1006
【0647】
【実施例64】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシメチル)
フェニル〕−3−(2, 3−エチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号1846) 参考例6で得られた化合物(6m)7.92g(14.
3mmol)のメタノール200ml溶液にパラトルエ
ンスルホン酸一水和物320mgを加え室温で10分間
攪拌した。反応後溶媒を減圧で留去し、残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。乾燥
後溶媒を留去し得られた固体をヘキサンで洗浄し濾過す
ることにより5.90g(収率94%)の目的化合物を
無色粉末状物質として得た。
【0648】mp 127〜128 ° NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83〜0.85(3H,
m),1.25 〜1.31(6H,m),1.28(9H,s),1.70〜1.75(2H,m),
1.87(1H,t,J=6Hz),2.65〜2.75(2H,m),3.58(1H,quint,J=
7Hz),4.09〜4.27(4H,m),4.59(2H,d,J=6Hz),6.73(1H,dd,
J=3Hz,7Hz),6.75〜6.82(2H,m),7.03(1H,s),7.13(1H,d,J
=8Hz),7.28(1H,s),7.33(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl) cm−1:3607,3
427,2960,2932,1678,1514,1
474,1283,1089,1051
【0649】
【実施例65】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,4−ジメトキシフ ェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号2383) 実施例23の化合物1.10g(2.49mmol)、
4−メチルモルホリン−N−オキシド 438mg
(3.74mmol)及びモレキュラーシーブ4A10
0mgの塩化メチレン40ml懸濁液を室温下15分間
攪拌した後、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウ
ム40mg(0.11mmol)を加え、同温度でさら
に1時間半攪拌した。不溶物をセライトを用いてロ去
し、ロ液を濃縮して得られる残渣をシリカゲル150g
を用いるカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル
−n−ヘキサン(1:2)で溶出し、897mg(収率
82%)の目的物を無色泡状物質として得た。
【0650】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.84(3H,t,J=6Hz),1.24 〜1.43(6H,m),1.31(9H,s),1.72
〜1.74(2H,m),2.65 〜2.82(2H,m),3.50(1H,quint,J=8H
z),3.78(6H,s),6.44 〜6.49(2H,m),7.08 〜7.81(5H,m),
9.89(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1699,1652,1608,1507,1465,12
91,1261,1209,1157,1038,831
【0651】
【実施例66】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2, 4−ジメトキシフェニル)オク
タンアミド (例示化合物番号172) 実施例65の化合物3.95g(8.98mmol)の
テトラヒドロフラン100ml溶液を氷冷し、攪拌しな
がら3.0Mメチルマグネシウムブロミド ジエチルエ
ーテル溶液6.6ml(19.8mmol)を加え、さ
らに同温度で20分間攪拌した。反応液に飽和塩化アン
モニウム水溶液を加え、酢酸エチル−n−ヘキサンで抽
出し、抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後
溶媒を留去し、残渣をシリカゲル(250g)を用いる
カラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘ
キサン(1:1)で溶出し、目的物3.88g(収率9
5%)を無色泡状物質として得た。
【0652】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.16 〜1.31(6H,m),1.27(9H,s),1.45(3H,
d,J=6Hz),1.68 〜1.75(2H,m),1.95(1H,br.s),2.66(1H,d
d,J=6Hz,J=16Hz),2.74(1H,dd,J=7Hz,J=16Hz),3.44 〜3.
57(1H,m),3.78(6H,s),4.80(1H,quart,J=6Hz),6.43 〜6.
49(2H,m),7.04 〜7.33(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1656,1612,1587,1507,1465,12
90,1261,1209,1156,1037,832
【0653】
【実施例67】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2,4−ジメトキシフ ェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号2074) 実施例66の化合物266mg(0.58mmol)、
4−メチルモルホリン−N−オキシド103mg(0.
88mmol)及びモレキュラーシーブ4A50mgを
塩化メチレン20mlに懸濁し、室温下15分間攪拌し
た後、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム10
mg(0.03mmol)を加え、同温度でさらに1時
間攪拌した。不溶物をセライトを用いてロ去し、ロ液を
濃縮して残渣をシリカゲル(50g)を用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1:2)で溶出し、目的物255mg(収率96%)
を無色泡状物質として得た。
【0654】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=7Hz),1.24 〜1.36(6H,m),1.29(9H,s),1.68〜1.
73(2H,m),2.51(3H,s),2.70(1H,dd,J=7Hz,14Hz),2.76(1
H,dd,J=9Hz,J=14Hz),3.44〜3.57(1H,m),3.78(6H,s),6.4
4〜6.49(2H,m),7.07 〜7.81(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:1687,165
1,1608,1587,1507,1465,143
9,1410,1357,1292,1263,120
【0655】
【実施例68】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソ−1−ブテニ
ル)フェニル〕−3−( 2,4−ジメトキシフェニル)
オクタンアミド (例示化合物番号2481) 実施例65の化合物642mg(1.46mmol)の
トルエン6ml溶液にトリフェニルフォスフォラニリデ
ン−2−プロパノン697mg(2.19mmol)を
加え加熱還流を2時間30分行った。室温にもどしジエ
チルエーテルで希釈し水と飽和食塩水で洗い無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル
30gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しn−ヘ
キサン−酢酸エチル(2:1)で溶出し目的物689m
g(収率98%)を泡状物質として得た。
【0656】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.78〜0.93(3H,m),1.11 〜1.36(6H,m),1.30(9H,s),1.63
〜1.84(2H,m),2.35(3H,s),2.61〜2.82(2H,m),3.43 〜3.
57(1H,m),3.78(6H,s),6.42〜6.53(2H,m),6.63(1H,d,J=1
6.5Hz),7.03 〜7.17(2H,m),7.24〜7.55(3H,m),7.39(1H,
d,J=16.5Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957,2930,2868,2858,1670,16
55,1610,1587,1508,1464,1416,1363,1290,1259,1207
【0657】
【実施例69及び70】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(2,4− ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (実施例69の化合物)(例示化合物番号251
4)、N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−(2, 4−ジメトキシフェニル)オク
タンアミド (実施例70の化合物)(例示化合物番号2
532) 実施例68の化合物690mg(1.44mmol)の
エタノール14ml溶液に10%パラジウム−炭素20
mgを加え、水素雰囲気下室温で1時間40分攪拌を行
い、セライトを用いて触媒をロ過し除いた。
【0658】溶媒を留去し残渣をシリカゲル30gを用
いるカラムクロマトグラフィーに付しn−ヘキサン−酢
酸エチル(5:4〜1:1)で溶出し、オキソ体511
mg(収率73%)を粘稠性物質としてさらにヒドロキ
シ体167mg(収率24%)を泡状物質としてそれぞ
れ得た。
【0659】オキソ体(実施例69)の化合物 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76〜0.89(3H,
m),1.14 〜1.36(6H,m),1.26(9H,s),1.63〜1.78(2H,m),
2.14(3H,s),2.57〜2.86(6H,m),3.41 〜3.56(1H,m),3.78
(6H,s),6.41〜6.52(2H,m),6.89 〜7.30(5H,m) IRスペクトル(Neat)cm-1:2955,2930,2858,1716,1653,16
12,1585,1506,1464,1418,1363,1288,1261,1207,1157 ヒドロキシ体 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.78〜0.92(3H,
m),1.13 〜1.34(6H,m),1.21(3H,d,J=6Hz),1.27(9H,s),
1.63 〜1.79(4H,m),2.50 〜2.79(4H,m),3.42 〜3.57(1
H,m),3.72 〜3.87(1H,m),3.77(3H,s),3.78(3H,s),6.41
〜6.52(2H,m),6.89〜7.30(5H,m) IRスペクトル(film)cm-1:2959,2930,2860,1657,1612,15
87,1506,1464,1418,1365,1288,1263,1207,1157
【0660】
【実施例71】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,4
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号2438) 実施例66の化合物298mg(0.65mmol)、
無水こはく酸98mg(0.99mmol)及びN,N
−ジメチルアミノピリジン120mg(0.98mmo
l)を、ピリジン1.3ml、トルエン10mlの混合
液に溶かし、2時間加熱還流した。反応液を冷却した
後、酢酸エチル−n−ヘキサン(10:1)で希釈し、
2N塩酸、飽和塩化アンモニウム水溶液、水、飽和食塩
水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲル(40g)を用いるカラムクロマトグラフィーに
付し、メタノール−酢酸エチル(3:100)で溶出
し、目的物220mg(収率61%)を無色泡状物質と
して得た。
【0661】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=7Hz),1.10 〜1.30(6H,m),1.23(9H,s),1.46(1.5
H,d,J=7Hz),1.48(1.5H,d,J=7Hz),1.62〜1.78(2H,m),2.4
7 〜2.62(4H,m),2.63 〜2.84(2H,m),3.41 〜3.53(1H,
m),3.78(3H,s),3.79(3H,s),5.77(0.5H,t,J=7Hz),5.79
(0.5H,t,J=7Hz),6.44 〜6.50(2H,m),7.04 〜7.29(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1732,1651,1613,1507,1464,14
18,1370,1289,1262,1210,1160
【0662】
【実施例72】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)エチ ル〕フェニル〕−3−(2,4
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリ ウム塩
(例示化合物番号2439) 実施例71の化合物205mg(0.37mmol)の
2−プロパノール10ml溶液を氷冷し、1N水酸化ナ
トリウム水溶液0.37mlを加え直ちに溶媒を留去
し、目的物210mg(定量的収率)を無色泡状物質と
して得た。
【0663】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.74
〜0.87(3H,m),1.10 〜1.29(6H,m),1.19(9H,s),1.39(3H,
d,J=6Hz),1.59 〜1.71(2H,m),2.16 〜2.31(2H,m),2.47
〜2.60(2H,m),2.54 〜2.80(2H,m),3.48(1H,quint,J=8H
z),3.75(6H,s),5.69(1H,quart,J=7Hz),6.42〜6.45(2H,
m),7.03 〜7.39(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1728,1652,1611,1587,1507,14
19,1289,1260,1209,1157
【0664】
【実施例73】N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2−メト キシカルボニルフェニル)オク
タンアミド (例示化合物番号2360) 参考例34cで得られた化合物402mg(0.725
mmol)のテトラヒドロフラン8ml溶液に酢酸0.
21ml(3.70mol)および、1Mフッ化テトラ
−n−ブチルアンモニウム テトラヒドロフラン溶液
1.8ml(1.80mmol)を加え室温で1時間、
50℃で50分間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、飽和重曹水、水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥
後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲル(40g)を
用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−n
−ヘキサン(2:1)で溶出し無色粘稠性物質240m
g(収率75%)を得た。
【0665】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82
(3H,t,J=7Hz),1.12 〜1.30(6H,m),1.35(9H,s),1.72〜1.
90(2H,m),2.61(1H,dd,J=8Hz,14Hz),2.81(1H,dd,J=7Hz,1
4Hz),3.88(3H,s),3.98〜4.09(1H,m),4.58(2H,s),7.08〜
7.57(6H,m),7.79 〜7.82(1H,m),8.01(1H,s) IRスペクトル(film)cm-1:3280,1725,1659,1520,1433,13
64,1266,1196,1080,826
【0666】
【実施例74】N−(2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチルフェニ
ル)−3−(4−ヒドロキ シ−2−メトキシフェニル)
オクタンアミド (例示化合物番号2378) 参考例40の化合物を用いて、実施例75と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0667】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=5Hz),1.18 〜1.33(6H,m),1.27(9H,s),1.60〜1.
76(2H,m),2.67 〜2.74(2H,m),3.42(1H,quint,J=7Hz),3.
63(3H,s),4.38(2H,s),6.25〜6.34(2H,m),6.74(1H,s),6.
89〜7.30(4H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:3283,165
6,1615,1509,1468,1291,119
8,1159,1038,958,833
【0668】
【実施例75】N−〔2−t−ブチル−5−(2−ヒドロキシ−1,1
−ジメチルエチル)フェ ニル〕−3−(2,4−ジメト
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号248
9) 参考例34aで得られた化合物595mg(0.995
mmol)をメタノール10mlに溶解し2N塩酸1m
lを加え室温で1時間攪拌した。反応液を飽和重曹水で
中和し濃縮して得た残渣を酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶
媒を留去し残渣をシリカゲル(25g)を用いるカラム
クロマトグラフィーに付し酢酸エチル−n−ヘキサン
(2:1)で溶出し469mg(収率97%)の目的物
を無色泡状物質として得た。
【0669】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.84(3H,t,J=6Hz),1.15 〜1.30(6H,m),1.26(6H,s),1.27
(9H,s),1.60 〜1.75(2H,m),2.66(1H,dd,J=6Hz,14Hz),2.
73(1H,dd,J=9Hz,14Hz),3.45 〜3.55(1H,m),3.53(2H,s),
3.78(6H,s),6.43 〜6.49(2H,m),7.05 〜7.18(4H,m),7.2
8(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1:3287,1656,1613,1507,1466,12
89,1209,1156,1044,833
【0670】
【実施例76】N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)−1 ,1−ジメチルエチル〕フェニ
ル〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オク タンア
ミド (例示化合物番号2490) 参考例43で得られた化合物473mg(0.702m
mol)のエタノール5ml溶解に10%パラジウム−
炭素触媒49mgを加え水素雰囲気下室温で20分間激
しく攪拌した。触媒を濾去後、溶媒を留去して得た残渣
をシリカゲル(25g)を用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1から1:
0)で溶出し356mg(収率87%)の目的物を無色
泡状物質として得た。
【0671】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.20 〜1.30(6H,m),1.24(15H,s),1.64 〜
1.78(2H,m),2.29 〜2.34(2H,m),2.51 〜2.56(2H,m),2.7
4(1H,dd,J=6Hz,14Hz),2.80(1H,dd,J=10Hz,14Hz),3.41〜
3.52(1H,m),3.78(3H,s),3.79(3H,s),4.14(2H,s),6.45〜
6.52(2H,m),6.66(1H,d,J=2Hz),7.12〜7.19(3H,m),7.31
(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(film)cm-1:3275,1736,1648,1613,1507,14
64,1262,1208,1158,1034
【0672】
【実施例77】N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)−1 ,1−ジメチルエチル〕フェニ
ル〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オク タンア
ミド ナトリウム塩 (例示化合物番号2491) 実施例76で得られた化合物254mg(0.435m
mol)のイソプロパノール8ml溶液に0.5N水酸
化ナトリウム水溶液0.84ml(0.420mmo
l)を氷冷下加えた。溶媒を留去して得た残渣を真空中
で50℃14時間乾燥し262mgの目的物を無色泡状
物質として得た。
【0673】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.81
(3H,t,J=6Hz),1.10 〜1.30(6H,m),1.21(15H,s),1.64 〜
1.73(2H,m),2.24 〜2.29(2H,m),2.41 〜2.46(2H,m),2.6
4(1H,dd,J=6Hz,14Hz),2.72(1H,dd,J=9Hz,14Hz),3.43 〜
3.54(1H,m),3.74(6H,s),3.97(2H,s),6.42 〜6.46(2H,
m),7.02 〜7.11(3H,m),7.21(1H,d,J=8Hz),7.29(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3278,1730,1652,1587,1507,14
08,1260,1209,1157,1038
【0674】
【実施例78】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)ブチ ル〕フェニル〕−3−(2,4
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号2501) 実施例76と同様の方法によって、参考例44の化合物
を用い、目的化合物を泡状物質として得た。
【0675】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76
〜0.89(3H,m),1.06 〜1.35(9H,m),1.24(9H,s),1.61〜1.
89(4H,m),2.50 〜2.85(8H,m),3.39 〜3.57(1H,m),3.78
(6H,s),4.92〜5.06(1H,m),6.40 〜6.51(2H,m),6.87 〜
6.96(1H,m),7.05 〜7.28(4H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2955,2932,2860,1734,1655,16
12,1587,1508,1460,1418,1377,1288,1261,1209,1159
【0676】
【実施例79】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−カルボキシプ
ロピオニルオキシ)ブチ ル〕フェニル〕−3−(2,4
−ジメトキシフェニル)オクタンアミド ナトリ ウム塩
(例示化合物番号2502) 実施例77と同様の方法によって、実施例78の化合物
を用い目的化合物を泡状物質として得た。
【0677】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75
〜0.89(3H,m),1.02 〜1.33(6H,m),1.16(3H,d,J=6Hz),1.
58〜1.89(4H,m),2.23 〜2.81(8H,m),3.41 〜3.55(1H,
m),6.38 〜6.50(2H,m),6.83 〜7.29(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2955,2932,2860,1720,1649,16
10,1585,1508,1460,1418,1290,1259,1207,1157
【0678】
【実施例80】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−(4− ヒドロキシ−2−メトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号2500) 実施例92で得られた化合物を用い、実施例96と同様
の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0679】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.18 〜1.34(6H,m),1.22(3H,d,J=6Hz),1.
30(9H,s),1.58 〜1.80(4H,m),2.39 〜2.78(5H,m),3.30
〜3.47(1H,m),3.72(3H,s),3.73〜3.89(1H,m),6.23 〜6.
42(3H,m),6.89 〜7.03(3H,m),7.18 〜7.35(2H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3277,1656,1615,1509,1291,11
98,1159,1124,1038,958,834
【0680】
【実施例81】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2−ベンジルオキシフ ェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号2385) 塩化オキサリル1.10g(8.63mmol)のジク
ロロメタン30ml溶液を−78℃に冷却し、ジメチル
スルホキシド1.26ml(17.3mmol)のジク
ロロメタン3ml溶液を5分間で滴下し、同温度で15
分間攪拌した。次いで実施例28の化合物3.59g
(7.21mmol)のジクロロメタン7ml溶液を1
0分間で滴下し、さらに同温度で20分間攪拌した後、
トリエチルアミン5.3ml(38.3mmol)を加
え、反応温度を室温に戻した。反応液を酢酸エチル−n
−ヘキサン(10:1)で希釈し、2N塩酸、水、飽和
食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し、残渣を
シリカゲル(250g)を用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(2:5)を用
いて溶出し、目的物3.31g(収率93%)を無色粘
稠性物質として得た。
【0681】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=7Hz),1.16 〜1.31(6H,m),1.22(9H,s),1.76〜1.
80(2H,m),2.73(1H,dd,J=7Hz,14Hz),2.79(1H,dd,J=9Hz,1
5Hz),3.60 〜3.73(1H,m),5.06(2H,s),6.93〜7.01(3H,
m),7.16 〜7.71(9H,m),9.83(1H,s) IRスペクトル(film)cm−1:1699,165
4,1606,1515,1491,1452,138
2,1367,1236,752,696
【0682】
【実施例82】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− ベンジルオキシフェニル)オク
タンアミド (例示化合物番号2406) 実施例81で得られた化合物を用い、実施例66と同様
の方法によって目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0683】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.82(3H,t,J=7Hz),1.11 〜1.30(6H,m),1.19(9H,s),1.42
(3H,d,J=7Hz),1.61 〜1.82(2H,m),1.91(1H,br.s),2.70
(1H,dd,J=7Hz,14Hz),2.77(1H,dd,J=9Hz,14Hz),3.60 〜
3.73(1H,m),4.75(1H,quart,J=6Hz),5.07(2H,s),6.92 〜
6.99(3H,m),7.12 〜7.41(9H,m) IRスペクトル(film)cm-1:1659,1518,1491,1453,1293,12
37,1102,1025,751,735
【0684】
【実施例83】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−ベンジルオキシフ ェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号2460) 実施例82の化合物3.10g(6.18mmol)の
ジクロロメタン25ml及びベンゼン50mlの混合溶
液に、二酸化マンガン21.0g(241mmol)を
加え、室温下1時間半攪拌した。不溶物をセライトを用
いて濾去し、濾液を濃縮することによって目的物3.1
6g(定量的収率)を無色泡状物質として得た。
【0685】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=7Hz),1.12 〜1.30(6H,m),1.21(9H,s),1.71〜1.
86(2H,m),2.46(3H,s),2.73(1H,dd,J=7Hz,15Hz),2.79(1
H,J=9Hz,15Hz),3.60 〜3.73(1H,m),5.06(2H,s),6.93〜
6.98(3H,m),7.00 〜7.73(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:1688,164
8,1604,1519,1492,1452,140
5,1359,1293,1246,753
【0686】
【実施例84】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− ヒドロキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号813) 実施例83の化合物1.05g(2.10mmol)の
エタノール40ml溶液に、10%パラジウム−炭素触
媒100mgを加え、水素気流下2時間半攪拌した。触
媒をセライトを用いて濾去した後、濾液を濃縮し、残渣
をシリカゲル(75g)を用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1)で溶
出し、目的物681mg(収率79%)を無色泡状物質
として得た。
【0687】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.85(3H,t,J=7Hz),1.10 〜1.33(6H,m),1.20(9H,s),1.45
(3H,d,J=6Hz),1.68 〜1.86(2H,m),2.51(1H,dd,J=11Hz,1
5Hz),2.93(1H,dd,J=4Hz,15Hz),3.51〜3.66(1H,m),4.82
(1H,quart,J=6Hz),6.88〜7.40(7H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1653,1520,1454,1418,1364,12
36,1098,1074,909,831,752,733
【0688】
【実施例85】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−ヒドロキシフェニ ル)オクタンアミド (例示化合
物番号814) 実施例83の化合物4.00g(8.00mmol)の
アセトニトリル100ml溶液にトリメチルシリルクロ
リド1.3ml(10.4mmol)、ヨウ化ナトリウ
ム1.45g(9.67mmol)を加え、80℃で2
時間攪拌した。冷却後、水を加え酢酸エチル−n−ヘキ
サン(10:1)で抽出し、抽出液を水、飽和食塩水で
順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ル(250g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−n−ヘキサン(2:3)で溶出し、目
的物3.00g(収率92%)を無色泡状物質として得
た。
【0689】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85
(3H,t,J=7Hz),1.08 〜1.32(6H,m),1.23(9H,s),1.69〜1.
83(2H,m),2.47 〜2.61(1H,m),2.53(3H,s),2.96(1H,dd,J
=4Hz,16Hz),3.53 〜3.66(1H,m),6.88 〜7.86(8H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1682,1669,1605,1516,1509,14
55,1408,1360,1296,1264,1246
【0690】
【実施例86】N−(2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチルフェニ
ル)−3−(4−ベンジル オキシ−2−メトキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号2362) 参考例34bの化合物を用い、実施例75と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0691】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.22 〜1.29(6H,m),1.27(9H,s),1.62〜1.
78(2H,m),2.60 〜2.81(2H,m),3.50(1H,quint,J=7Hz),3.
77(3H,s),4.59(2H,s),5.02(2H,s),6.51 〜6.58(2H,m),
7.04 〜7.46(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3270,1655,1612,1506,1455,12
90,1259,1201,1160,1039,832
【0692】
【実施例87】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(4−ベンジルオキシ− 2−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号2386) 実施例86の化合物を用い、実施例67と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0693】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.21 〜1.33(6H,m),1.30(9H,s),1.66〜1.
79(2H,m),2.62 〜2.82(2H,m),3.51(1H,quint,J=7Hz),3.
77(3H,s),5.02(2H,s),6.51〜6.58(2H,m),7.05 〜7.85(1
0H,m),9.90(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3248,1699,1652,1608,1506,14
55,1291,1201,1160,1038,830
【0694】
【実施例88】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(4− ベンジルオキシ−2−メトキシ
フェニル)オクタンアミド (例示化合物番号2408) 実施例87の化合物を用い、実施例66と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0695】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.18 〜1.30(6H,m),1.27(9H,s),1.44(3H,
d,J=6Hz),1.66 〜1.77(2H,m),1.86 〜1.94(1H,br.s),2.
59〜2.80(2H,m),3.50(1H,quint,J=7Hz),3.77(3H,s),4.8
0(1H,quart,J=6Hz),5.02(2H,s),6.51 〜6.57(2H,m),7.0
2 〜7.45(10H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3386,3289,1656,1612,1506,14
55,1290,1201,1160,1027,832
【0696】
【実施例89】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(4−ベンジルオキシ− 2−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号2461) 実施例88の化合物を用い、実施例83と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0697】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=7Hz),1.17 〜1.33(6H,m),1.26(9H,s),1.66〜1.
77(2H,m),2.51(3H,s),2.65〜2.79(2H,m),3.51(1H,quin
t,J=7Hz),3.77(3H,s),5.02(2H,s),6.52〜6.59(2H,m),7.
04 〜7.87(10H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:3254,168
6,1651,1608,1506,1292,126
1,1201,1160,1027,833
【0698】
【実施例90及び実施例91】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メトキシ−4−ヒ ドロキシフェニル)オクタンア
ミド (実施例90の化合物)(例示化合物番号246
2)、N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− メトキシ−4−ヒドロキシフェ
ニル)オクタンアミド (実施例91の化合物)(例示化
合物番号2409) 実施例89で得られた化合物1.20g(2.26mm
ol)のエタノール10ml溶液に10%パラジウム−
炭素触媒659mgを加え、水素気流下2.5時間激し
く攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、触媒をロ過
して除き溶媒を留去した。残渣をシリカゲル50gを用
いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸
エチル(1:1)で溶出し、アセチル体(実施例90の
化合物)284mg(収率29%)とヒドロキシ体(実
施例91の化合物)678mg(収率68%)をそれぞ
れ泡状物質として得た。
【0699】アセチル体:NMR スペクトル(270MHz,
CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=7Hz),1.16 〜1.35(6H,m),1.3
0(9H,s),1.66〜1.79(2H,m),2.51(3H,s),2.66〜2.78(2H,
m),3.50(1H,quint,J=7Hz),3.77(3H,s),5.03(1H,s),6.35
〜6.42(2H,m),6.98 〜7.78(5H,m)IRスペクトル(KBr) cm
-1:3276,1686,1668,1606,1509,1468,1294,1198,1159,95
8,835 ヒドロキシ体:NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.
84(3H,t,J=6Hz),1.13〜1.33(6H,m),1.29(9H,s),1.39(3
H,d,J=7Hz),1.60 〜1.80(2H,m),2.63 〜2.89(3H,m),3.4
7(1H,quint,J=7Hz),3.68(1.5H,s),3.69(1.5H,s),4.67〜
4.78(1H,m),6.22 〜6.38(2H,m),6.69 〜7.33(6H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:3290,165
6,1614,1509,1468,1291,119
8,1159,1112,957,833
【0700】
【実施例92】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(4−ヒド ロキシ−2−メトキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号2519) 実施例124で得られた化合物を用い、実施例85と同
様の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0701】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.84(3H,t,J=6Hz),1.18 〜1.32(6H,m),1.28(9H,s),1.64
〜1.79(2H,m),2.15(3H,s),2.62〜2.80(6H,m),3.38 〜3.
51(1H,m),3.74(3H,s),5.87(1H,s),6.34 〜6.42(2H,s),
6.72(1H,s),6.89〜7.05(3H,m),7.19 〜7.28(1H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3322,1706,1659,1509,1468,13
64,1198,1159,1039,958,835
【0702】
【実施例93】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2−ベンジルオキシ− 3−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号2387) 実施例25で得られた化合物を用い、実施例81と同様
の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0703】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=7Hz),1.10 〜1.33(6H,m),1.25(9H,s),1.58〜1.
79(2H,m),2.61 〜2.72(2H,m),3.63(1H,quint,J=7Hz),3.
85(3H,s),5.00(1H,d,J=11Hz),5.08(1H,d,J=11Hz),6.82
〜6.88(2H,m),7.06 〜7.64(10H,m),9.85(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1700,1655,1607,1512,1476,13
81,1368,1273,1077,751,699
【0704】
【実施例94】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− ベンジルオキシ−3−メトキシ
フェニル)オクタンアミド (例示化合物番号804) 実施例93の化合物を用い、実施例82と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0705】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82
(3H,t,J=6Hz),1.10 〜1.41(6H,m),1.23(9H,s),1.43(3H,
d,J=6Hz),1.58 〜1.76(2H,m),1.91(1H,br.s),2.59 〜2.
68(2H,m),3.65(1H,quint,J=6Hz),4.77(1H,quart,J=6H
z),5.01(1H,d,J=11Hz),5.07(1H,d,J=11Hz),6.81 〜6.88
(3H,m),6.99 〜7.49(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1659,1518,1476,1364,1273,12
04,1179,1075,751,735,699
【0706】
【実施例95】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−ベンジルオキシ− 3−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号805) 実施例94で得られた化合物を用い、実施例83と同様
の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0707】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=6Hz),1.11 〜1.34(6H,m),1.24(9H,s),1.53〜1.
80(2H,m),2.47(3H,s),2.63(1H,dd,J=9Hz,15Hz),2.69(1
H,dd,J=7Hz,15Hz),3.58〜3.80(1H,m),3.84(3H,s),5.00
(1H,d,J=11Hz),5.09(1H,d,J=11Hz),6.82〜6.89(2H,m),
7.06 〜7.71(10H,m) IRスペクトル(liquid film)cm-1:1686,1605,1584,1561,
1514,1476,1408,1360,1269,1071,751,735
【0708】
【実施例96】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− ヒドロキシ−3−メトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号2410) 実施例97の化合物400mg(0.77mmol)の
メタノール20ml溶液に、水素化ホウ素ナトリウム5
8mg(1.53mmol)を加え、室温下20分攪拌
した。反応液に水を加え、酢酸エチル−n−ヘキサン
(10:1)で抽出し、抽出液を水、飽和食塩水で順次
洗浄した。乾燥後、溶媒を留去することにより目的物3
70mg(収率92%)を無色泡状物質として得た。
【0709】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=6Hz),1.13 〜1.32(6H,m),1.27(9H,s),1.44(3H,
d,J=7Hz),1.68 〜1.92(3H,m),2.73(1H,dd,J=6Hz,15Hz),
2.81(1H,dd,J=9Hz,15Hz),3.48 〜3.61(1H,m),3.86(3H,
s),4.79(1H,quart,J=6Hz),5.98(1H,br.s),6.72 〜6.82
(3H,m),7.12 〜7.33(4H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1656,1519,1479,1442,1364,12
72,1223,1074,1027,879,829,733
【0710】
【実施例97】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−ヒドロキシ−3− メトキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号811) 実施例95で得られた化合物を用い、実施例85と同様
の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0711】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84
(3H,t,J=7Hz),1.20 〜1.31(6H,m),1.29(9H,s),1.72〜1.
89(2H,m),2.51(3H,s),2.76(1H,dd,J=6Hz,15Hz),2.85(1
H,dd,J=9Hz,15Hz),3.48〜3.60(1H,m),3.86(3H,s),5.95
(1H,br.s),6.72〜6.85(3H,m),7.17 〜7.80(4H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:2957,168
4,1653,1520,1478,1408,136
0,1292,1269,670
【0712】
【実施例98】N−(5−アセチル−2−t−ブチルフェニル)−3−
〔3−メチル−2−(2 −プロペニルオキシ)フェニ
ル〕オクタンアミド (例示化合物番号2463) 参考例47で得られた化合物1.018g(5.32m
mol)およびピリジン2.6mlのジクロロメタン5
ml溶液に、参考例45bの化合物1.502g(5.
17mmol)、塩化オキサリル0.90ml(10.
4mmol)及び触媒量のN,N−ジメチルホルムアミ
ドより調製した酸クロリドのジクロロメタン11ml溶
液を加え室温で20分間攪拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し
た。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲル(1
50g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸
エチル−ジクロロメタン(1:9)で溶出し目的物を含
む分画を得た。これを再びシリカゲル(150g)を用
いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−n−
ヘキサン(3:7)で溶出し2.31g(収率96%)
の目的物を淡褐色泡状物質として得た。
【0713】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.85(3H,t,J=6Hz),1.17 〜1.38(6H,m),1.28(9H,s),1.60
〜1.80(2H,m),2.25(3H,s),2.49(3H,s),2.66(1H,dd,J=9H
z,J=14Hz),2.74(1H,dd,J=6Hz,J=14Hz),3.60 〜3.71(1H,
m),4.31(1H,ddt,J=5Hz,13Hz,1Hz),4.20(1H,ddt,J=5Hz,1
3Hz,1Hz),5.25(1H,ddt,J=2Hz,10Hz,1Hz),5.43(1H,ddt,J
=2Hz,17Hz,1Hz),6.11(1H,ddt,J=10Hz,17Hz,5Hz),7.04〜
7.16(4H,m),7.43(1H,d,J=8Hz),7.68〜7.73(2H,m) IRスペクトル(film)cm-1:3270,1686,1651,1518,1466,14
08,1358,1256,1194,990
【0714】
【実施例99】N−(5−アセチル−2−t−ブチルフェニル)−3−
(2−ヒドロキシ−3− メチルフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号2464) 実施例98で得られた化合物2.469g(5.33m
mol)、塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジ
ウム(1)398mg(0.430mmol)および
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン59m
g(0.53mmol)のエタノール−水(9:1)2
5ml溶液を11時間加熱還流した。冷後、2N塩酸2
mlを加え反応液を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽
出し、抽出液を水で2回、飽和食塩水で順次洗浄した。
乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲル(100
g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチ
ル−n−ヘキサン(3:7)で溶出し目的物を含む分画
を得た。これを再びシリカゲル(50g)を用いるカラ
ムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ジクロロメタ
ン(0:10から2:8)で溶出しさらに精製した。得
られた無色粘稠性物質を分取逆層高速液体クロマトグラ
フィー(ODS)に付しアセトニトリル−水(89:1
1)で溶出し1.774g(収率79%)の目的物を無
色泡状物質として得た。
【0715】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85
(3H,t,J=6Hz),1.17 〜1.30(6H,m),1.20(9H,s),1.69〜1.
83(2H,m),2.22(3H,s),2.52(3H,s),2.54(1H,dd,J=11Hz,1
5Hz),2.96(1H,dd,J=4Hz,15Hz),3.55〜3.66(1H,m),6.76
〜7.20(5H,m),7.42 〜8.09(3H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3281,1687,1521,1468,1410,12
94,1246,1206,1111,830
【0716】
【実施例100】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(4−クロロフェニル) オクタンアミド (例示化合物番
号2465) 参考例45aを用いて、実施例98と同様の方法によっ
て目的化合物を結晶として得た。
【0717】mp 172〜173 ℃(酢酸エチル−エーテル) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75〜0.92(3H,
m),1.00 〜1.40(6H,m),1.25(9H,s),1.55〜1.86(2H,m),
2.45 〜2.88(2H,m),2.54(3H,s),3.20〜3.36(1H,m),6.92
(1H,br.s),7.18 〜7.80(6H,m),7.91(1H,br.s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3217,1691,1642,1537,1491,14
06,1293,1248,1112,1090,1014,825
【0718】
【実施例101】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(4− クロロフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号2411) 実施例100の化合物を用いて、実施例96と同様の方
法によって目的化合物を結晶として得た。
【0719】mp 181.5〜183.5 (酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.71〜0.94(3H,
m),1.00 〜1.34(6H,m),1.23(9H,s),1.46(3H,d,J=6Hz),
1.53 〜2.00(3H,m),2.42 〜2.81(2H,m),3.17 〜3.33(1
H,m),4.81(1H,quart,J=6Hz),6.88(1H,br.s),7.10〜7.44
(7H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3231,1642,1533,1493,1414,13
64,1277,1250,1092,1015,828
【0720】
【実施例102及び103】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メトキシ−5−ヒ ドロキシフェニル)オクタンア
ミド (実施例102の化合物)(例示化合物番号246
6)、N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2− メトキシ−5−ヒドロキシフェ
ニル)オクタンアミド (実施例103の化合物)(例示
化合物番号2413) 実施例104の化合物500mg(0.94mmol)
のエタノール10ml溶液に10%パラジウム−炭素触
媒150mgを加え水素雰囲気下室温にて3時間攪拌し
た。セライトを用いて触媒をロ過した後溶媒を留去し残
渣をシリカゲル25gを用いるカラムクロマトグラフィ
ーに付しジクロロメタン−酢酸エチル(3:1〜2:
3)で溶出し不純物を含むアセチル体(実施例102の
化合物)242mgと純粋なヒドロキシ体(実施例10
3の化合物)220mg(収率52%)を泡状物質とし
てそれぞれ得た。
【0721】不純物を含むアセチル体については以下の
ようにして精製を行った。不純物を含むアセチル体をジ
クロロメタン5mlに溶かし無水酢酸113mg(1.
10mmol)と4−ジメチルアミノピリジン67.3
mg(0.55mmol)を加え1時間攪拌した。ジエ
チルエーテルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残
渣をシリカゲル20gを用いるカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:2〜1:
1)で溶出しジアセチル体215mgを泡状物質として
得た。さらにこのジアセチル体212mg(0.44m
mol)をメタノール4mlに溶かし2N水酸化ナトリ
ウム水溶液0.44ml(0.88mmol)を室温で
加え15分攪拌した。2N塩酸で酸性にしジエチルエー
テルで抽出した。抽出液を水ついで飽和食塩水で洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣を
シリカゲル15gを用いるカラムクロマトグラフィーに
付しn−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で溶出し目的
物のアセチル体(実施例102の化合物)185mg
(収率45%(実施例104の化合物から))を泡状物
質として得た。
【0722】アセチル体(実施例102の化合物) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75〜0.92(3H,
m),1.06 〜1.38(6H,m),1.31(9H,s),1.63〜1.82(2H,m),
2.50(3H,s),2.63〜2.84(2H,m),3.42 〜3.59(1H,m),3.75
(3H,s),5.72(1H,br.s),6.61〜6.80(3H,m),7.20(1H,br.
s),7.38 〜7.77(2H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957,2928,2858,1684,1670,16
05,1500,1460,1408,1362,1294,1265,1248,1217,1034 ヒドロキシ体(実施例103の化合物) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75〜0.93(3H,
m),1.00 〜1.42(6H,m),1.27(9H,s),1.40(1.5H,d,J=6H
z),1.41(1.5H,d,J=6Hz),1.60〜1.85(2H,m),2.56 〜2.88
(2H,m),2.96 〜3.22(1H,br.s),3.28〜3.48(1H,m),3.75
(3H,s),4.75(1H,m),6.59 〜7.34(8H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957,2928,2858,1655,1500,14
60,1365,1329,1284,1219,1099,1074,1030
【0723】
【実施例104】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(5−ベンジルオキシ− 2−メトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号2467) 参考例48の化合物を用い、実施例98と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0724】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77
〜0.92(3H,m),1.05 〜1.37(6H,m),1.30(9H,s),1.65〜1.
81(2H,m),2.51(3H,s),2.61〜2.83(2H,m),3.59(1H,quin
t,J=7Hz),3.77(3H,s),5.00(2H,s),6.79(2H,d,J=2Hz),6.
89(1H,br.s),7.10(1H,br.s),7.25 〜7.48(6H,m),7.71(1
H,dd,J=9Hz,2Hz),7.82(1H,br.s) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957,2928,2858,1686,1655,16
05,1500,1460,1408,1360,1292,1265,1246,1180,1045
【0725】
【実施例105】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,3−エチレンジオ キシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号1876) 実施例64で得られた化合物を用いて実施例41と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0726】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.84
〜0.86(3H,m),1.15 〜1.46(6H,m),1.31(9H,s),1.71〜1.
75(2H,m),2.72(2H,d,J=7Hz),3.56〜3.64(1H,m),4.10 〜
4.28(4H,m),6.72 〜6.77(1H,m),6.81 〜6.84(2H,m),7.0
4(1H,br.s),7.50(1H,d,J=8Hz),7.64(1H,dd,J=1Hz,8Hz),
7.90(1H,s),9.91(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2933,1699,1608,1571,
1510,1474,1456,1424,1377,1299,1283,1260,1089
【0727】
【実施例106】N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−〔3−(2 −メトキシエトキシメトキシメ
チル)フェニル〕オクタンアミド (例示化合物番号19
84) 参考例6で得られた化合物(6n)を用いて実施例64
と同様の方法を用いることにより目的化合物を得た。
【0728】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.87(3H,m),1.24(9H,s),1.14〜1.32(6H,m),1.64 〜1.
80(2H,m),2.05(1H,t,J=6Hz),2.53〜2.59(1H,m),2.71 〜
2.76(1H,m),3.21 〜3.28(1H,m),3.40(3H,m),3.55〜3.58
(2H,m),3.71 〜3.73(2H,m),4.56 〜4.61(4H,m),4.76(2
H,s),6.83(1H,s),7.11(1H,d,J=8Hz),7.17〜7.22(3H,m),
7.24 〜7.33(3H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3607,3465,2958,2932,2875,
1679,1477,1422,1367,1173,1110,1048
【0729】
【実施例107】N−〔2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル〕−3−
〔3−(2−メトキシエ トキシメトキシメチル)フェニ
ル〕オクタンアミド (例示化合物番号2001) 実施例106で得られた化合物を用いて実施例41と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0730】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.86(3H,m),1.27(9H,s),1.16〜1.33(6H,m),1.64 〜1.
80(2H,m),2.57 〜2.64(1H,m),2.74 〜2.79(1H,m),3.22
〜3.30(1H,m),3.40(3H,s),3.55〜3.59(2H,m),3.72 〜3.
74(2H,m),4.60(2H,s),4.78(2H,s),6.93(1H,s),7.20(2H,
d,J=8Hz),7.25 〜7.32(2H,m),7.48(1H,d,J=8Hz),7.63(1
H,J=8Hz),7.86(1H,s),9.91(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2932,2895,2875,2861,
1699,1609,1571,1473,1380,1110,1049
【0731】
【実施例108】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−〔3− (2−メトキシエトキシメトキ
シメチル)フェニル〕オクタンアミド (例示化合物番号
1990) 実施例107で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0732】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.81
〜0.86(3H,m),1.23(9H,s),1.15〜1.32(6H,m),1.45(3H,
d,J=6Hz),1.63〜1.78(2H,m),2.07(1H,br.s),2.54 〜2.6
0(1H,m),2.70 〜2.76(1H,m),3.21 〜3.29(1H,m),3.40(3
H,s),3.55〜3.57(2H,m),3.71〜3.73(2H,m),4.60(2H,s),
4.76(2H,s),4.77 〜4.84(1H,m),6.85(1H,s),7.13(1H,d,
J=8Hz),7.20(2H,d,J=7Hz),7.25〜7.32(4H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3605,3466,2959,2932,2895,
2875,1679,1476,1171,1098,1049,910
【0733】
【実施例109】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(3− ヒドロキシメチルフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号1969) 実施例108で得られた化合物33mg(0.06mm
ol)のメタノール0.5ml溶液に濃塩酸1滴を加え
室温で4時間攪拌した後、更に60°で1時間加熱攪拌
した。室温に冷した後酢酸エチルを加え、飽和重曹水、
飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を減圧で留去した後
残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに
付し、ヘキサン−酢酸エチル(1:2)で溶出し20m
g(収率73%)の目的物を無色泡状物質として得た。
【0734】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3+D2O)δppm:
0.80〜0.88(3H,m),1.25(9H,s),1.19〜1.29(6H,m),1.40
〜1.46(3H,m),1.67 〜1.79(2H,m),2.47 〜2.57(1H,m),
2.72〜2.82(1H,m),3.21 〜3.30(1H,m),4.66(2H,s),4.74
〜4.84(1H,m),6.71 〜6.77(1H,m),6.90 〜6.93(1H,m),
7.02 〜7.10(2H,m),7.18 〜7.35(4H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3605,2961,2932,2861,1678,
1478,1423,1366,1159,1097,1022
【0735】
【実施例110】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2, 3−エチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号1852) 実施例105で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0736】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.78
〜0.92(3H,m),1.11 〜1.38(6H,m),1.28(9H,s),1.45(3H,
d,J=7Hz),1.60 〜1.77(2H,m),1.82 〜2.01(1H,m),2.70
(2H,d,J=7Hz),3.53〜3.64(1H,m),4.08 〜4.28(4H,m),4.
77 〜4.84(1H,m),6.71 〜6.85(4H,m),7.03(1H,br.s),7.
14(1H,d,J=8Hz),7.32(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2932,1678,1508,1474,
1456,1423,1282,1090
【0737】
【実施例111】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,3−ジメトキシフ ェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号1822) 実施例12で得られた化合物を用いて実施例41と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0738】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.86(3H,m),1.17 〜1.48(6H,m),1.33(9H,s),1.66〜1.
80(2H,m),2.73(2H,d,J=8Hz),3.58〜3.68(1H,m),3.83(3
H,s),3.86(3H,s),6.80(1H,d,J=8Hz),6.85(1H,d,J=8Hz),
7.06(1H,t,J=8Hz),7.22(1H,br.s),7.50(1H,d,J=8Hz),7.
63(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,br.s),9.88(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962,2934,1670,1609,1584,
1571,1511,1479,1431,1378,1298,1274,1168,1076,1006
【0739】
【実施例112】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソプロピル)フ
ェニル〕−3−(2,3 −ジメトキシフェニル)オクタ
ンアミド (例示化合物番号1824) 参考例54で得られた化合物289mg(0.56mm
ol)のテトラヒドロフラン3ml溶液を−78℃に冷
却し、1.0M水素化ジイソブチルアルミニウム・ヘキ
サン溶液2.3mlを3分間で滴下した後、更に30分
間攪拌した。反応後5.0M酢酸塩化メチレン溶液2.
3mlを加え室温に戻し、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を10%塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。乾
燥後溶媒を留去し残渣をシリカゲルを用いたカラムクロ
マトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1)
で溶出し、170mg(収率65%)の目的化合物を無
色泡状物質として得た。
【0740】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79
〜0.90(3H,m),1.14 〜1.32(6H,m),1.28(9H,s),1.63〜1.
81(2H,m),2.64 〜2.79(4H,m),2.83 〜2.88(2H,m),3.57
〜3.68(1H,m),3.84(3H,s),3.85(3H,s),6.79(1H,d,J=8H
z),6.84(1H,d,J=8Hz),6.93(1H,d,J=8Hz),7.02(1H,d,J=8
Hz),7.07 〜7.16(2H,m),7.23 〜7.26(1H,m),9.80(1H,s) IRスペクトル(CHCl) cm−1:2960,2
934,1725,1680,1584,1514,1
479,1431,1421,1274,1086,1
074,1006
【0741】
【実施例113】N−〔2−t−ブチル−5−(2,2−ジフルオロ−3
−ヒドロキシプロピル) フェニル〕−3−(2,3−ジ
メトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号2
087) 塩化リチウム12mg(0.3mmol)のエタノール
−テトラヒドロフラン(3:2)2ml溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム11mg(0.3mmol)を加えた。
この溶液に参考例61で得られた化合物100mg
(0.2mmol)のエタノール−テトラヒドロフラン
(3:2)1ml溶液を加え室温で4時間攪拌した。反
応後水5mlを加え酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和
食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を留去し残渣をシリカゲ
ルを用いたカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−
酢酸エチル(2:1)で溶出し67mg(収率72%)
の目的物を無色泡状物質として得た。
【0742】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.79〜0.92(3H,m),1.11 〜1.29(6H,m),1.29(9H,s),1.64
〜1.80(2H,m),2.54 〜2.62(1H,m),2.65 〜2.74(2H,m),
3.18(2H,t,J=16Hz),3.54 〜3.70(3H,m),3.85(3H,s),3.8
6(3H,s),6.80(1H,d,J=7Hz),6.86(1H,d,J=8Hz),7.05 〜
7.10(3H,m),7.16(1H,s),7.28〜7.31(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3460,2961,2935,1677,1584,
1514,1479,1432,1366,1273,1169,1115,1069,1006
【0743】
【実施例114】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−(2,3− エチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号1874) 実施例110で得られた化合物を用いて実施例41と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色結晶とし
て得た。
【0744】mp 141〜142 ℃(ヘキサン−エーテル) NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83〜0.86(3H,
m),1.14 〜1.45(6H,m),1.30(9H,s),1.71〜1.76(2H,m),
2.52(3H,s),2.73(2H,d,J=8Hz),3.56 〜3.64(1H,m),4.10
〜4.28(4H,m),6.72 〜6.76(1H,m),6.81 〜6.85(2H,m),
7.03(1H,br.s),7.43(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,dd,J=1Hz,8H
z),7.90(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3428,2961,1684,1604,1565,
1510,1474,1456,1409,1360,1283,1260,1089
【0745】
【実施例115】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕 −3−(2,3−エチレンジオ
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号187
0) 参考例62で得られた化合物を用いて実施例48と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0746】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.84
〜0.88(3H,m),1.11 〜1.43(13H,m),1.28(9H,s),1.72 〜
1.76(4H,m),2.59 〜2.63(2H,m),2.66 〜2.74(2H,m),3.5
5 〜3.63(1H,m),4.11 〜4.29(4H,m),6.72 〜6.76(1H,
m),6.80 〜6.84(2H,m),6.95(1H,d,J=8Hz),7.01(1H,s),
7.11(1H,s),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3607,2964,2932,1678,1474,
1420,1371,1307,1282,1089
【0747】
【実施例116】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル〕 −3−(2,3−エチレンジオ
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号185
7) 実施例114で得られた化合物33mg(0.07mm
ol)のテトラヒドロフラン1ml溶液を0℃に冷却し
た0.9Mメチルマグネシウムブロミド・テトラヒドロ
フラン溶液0.3mlに3分間で滴下した。さらに10
分間攪拌した後飽和塩化アンモニウム溶液を加え酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後乾燥し溶
媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマ
トグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1)で
溶出し、24mg(収率70%)の目的物を無色泡状物
質として得た。
【0748】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.79
〜0.90(3H,m),1.12 〜1.37(6H,m),1.28(9H,s),1.53(6H,
s),1.68 〜1.75(2H,m),1.79(1H,br.s),2.52 〜2.75(2H,
m),3.55 〜3.62(1H,m),4.10 〜4.27(4H,m),6.70 〜6.75
(1H,m),6.80 〜6.84(2H,m),7.02(1H,br.s),7.20 〜7.38
(3H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2968,2932,1678,1601,1511,
1474,1456,1408,1283,1090
【0749】
【実施例117】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(5− ベンジルオキシ−2−メトキシ
フェニル)オクタンアミド (例示化合物番号2412) 参考例104の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0750】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76
〜0.94(3H,m),1.03 〜1.41(6H,m),1.28(9H,s),1.44(3H,
d,J=6Hz),1.61 〜1.70(2H,m),2.65 〜2.81(2H,m),3.58
(1H,quint,J=7Hz),3.77(3H,s),4.80(1H,quart,J=6Hz),
5.00(2H,s),6.78(2H,d,J=2Hz),6.88(1H,br.s),7.01〜7.
47(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957,2928,2860,1655,1500,14
21,1365,1282,1221,1180,1101,1075,1045,1028
【0751】
【実施例118】N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−〔4−(N ,N−ジメチルアミノメチル)
フェニル〕オクタンアミド (例示化合物番号2376) 参考例64で得られた化合物180mg(0.33mm
ol)のメタノール4ml溶液に氷冷下3N塩酸1ml
(3mmol)を加え同温度で45分間攪拌した。反応
終了後、酢酸エチルで希釈し、水、飽和重曹水、飽和食
塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をジイ
ソプロピルエーテルより結晶化させ130mgの粗結晶
を得た。これをジイソプロピルエーテル−ジクロロメタ
ンから再結晶し80mg(収率56%)の目的物を得
た。
【0752】mp 146〜148 ℃ IRスペクトル(KBr) cm-1:3230,2958,2927,1649,1526,14
57,1414,1362,1082,1019,859,822,815
【0753】
【実施例119】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル〕−3−(2 ,3−エチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号1848) 参考例62で得られた化合物を用いて実施例2と同様の
方法を用いることにより目的物を無色泡状物質として得
た。
【0754】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.86(3H,m),1.12 〜1.27(6H,m),1.28(9H,s),1.38(1H,
t,J=5Hz),1.70 〜1.73(2H,m),1.80 〜1.88(2H,m),2.62
(2H,t,J=7Hz),2.66〜2.74(2H,m),3.54 〜3.60(1H,m),3.
64(2H,q,J=6Hz),4.10〜4.28(4H,m),6.72 〜6.76(1H,m),
6.80 〜6.84(2H,m),6.94(1H,d,J=8Hz),7.02(1H,s),7.12
(1H,s),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3625,2958,2933,1677,1567,
1511,1474,1456,1282,1089
【0755】
【実施例120】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソプロピル)フ
ェニル〕−3−(2,3 −エチレンジオキシフェニル)
オクタンアミド (例示化合物番号1878) 塩化オキサリル0.31ml(3.6mmol)の塩化
メチレン5ml溶液を−78°に冷却し、窒素気流下ジ
メチルスルホキシド0.32ml(4.5mmol)の
塩化メチレン3ml溶液を3分間で滴下した。−78°
で10分間攪拌した後実施例119で得られた化合物8
38mg(1.8mmol)の塩化メチレン6ml溶液
を滴下し15分間攪拌した。トリエチルアミン1.25
ml(9.0mmol)を加えて0°に昇温し30分間
攪拌した後10%塩酸を加え酢酸エチルで抽出した。抽
出液を飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒
を留去した後残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマト
グラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1)で溶
出し767mg(収率92%)の目的化合物を無色泡状
物質として得た。
【0756】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83
〜0.88(3H,m),1.11 〜1.34(6H,m),1.27(9H,s),1.70〜1.
73(2H,m),2.64 〜2.76(4H,m),2.87(2H,t,J=7Hz),3.53〜
3.61(1H,m),4.10 〜4.28(4H,m),6.70 〜6.74(1H,m),6.7
6 〜6.83(2H,m),6.93(1H,d,J=8Hz),7.03(1H,br.s),7.16
(1H,s),7.24(1H,d,J=8Hz),9.80(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2932,1726,1678,1474,
1456,1422,1282,1089
【0757】
【実施例121】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−(2, 3−エチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示化合物番号1864) 実施例120で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0758】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.84
〜0.86(3H,m),1.20 〜1.35(9H,m),1.28(9H,s),1.40〜1.
44(1H,m),1.69 〜1.74(4H,m),2.54 〜2.74(4H,m),3.55
〜3.62(1H,m),3.76 〜3.80(1H,m),4.10 〜4.28(4H,m),
6.72 〜6.75(1H,m),6.80 〜6.84(2H,m),6.94(1H,d,J=8H
z),7.01(1H,br.s),7.11〜7.12(1H,m),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962,2932,1678,1474,1456,
1421,1282,1089
【0759】
【実施例122】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(2,3− エチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合物番号2534) 実施例121で得られた化合物を用いて実施例120と
同様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物
質として得た。
【0760】NMR スペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.84
〜0.88(3H,m),1.11 〜1.42(6H,m),1.27(9H,s),1.70〜1.
73(2H,m),2.14(3H,s),2.64〜2.74(4H,m),2.78 〜2.82(2
H,m),3.54 〜3.61(1H,m),4.10 〜4.28(4H,m),6.71 〜6.
75(1H,m),6.79 〜6.83(2H,m),6.93(1H,d,J=8Hz),7.02(1
H,br.s),7.15(1H,s),7.23(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960,2932,1714,1678,1474,
1456,1422,1366,1282,1089
【0761】
【実施例123】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソ−1−ブテニ
ル)フェニル〕−3−( 4−ベンジルオキシ−2−メト
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号248
2) 実施例87で得られた化合物を用い、実施例68と同様
の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0762】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79
〜0.88(3H,m),1.17 〜1.32(6H,m),1.29(9H,s),1.64〜1.
80(2H,m),2.33(3H,s),2.59〜2.82(2H,m),3.42 〜3.56(1
H,m),3.76(3H,s),5.02(2H,s),6.50 〜6.67(3H,m),6.94
〜7.16(3H,m),7.25 〜7.45(7H,m),7.55(1H,s) IRスペクトル(liquid film) cm−1
3262,2361,2342,1669,1611,
1505,1258,1202,1161,1038,
980
【0763】
【実施例124】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(4−ベン ジルオキシ−2−メトキシフェ
ニル)オクタンアミド (例示化合物番号2515) 実施例123で得られた化合物を用い、実施例69及び
70と同様の方法によって目的化合物を泡状物質として
得た。
【0764】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.84(3H,t,J=7Hz),1.16 〜1.33(6H,m),1.26(9H,s),1.65
〜1.78(2H,m),2.12(3H,s),2.58〜2.84(6H,m),3.49(1H,q
uint,J=7Hz),3.77(3H,s),5.02(2H,s),6.51〜6.97(2H,
m),6.89 〜7.45(10H,m) IRスペクトル(film)cm-1:3262,1715,1651,1611,1505,14
55,1289,1200,1160,1038,820
【0765】
【実施例125】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−i−プロピルオキシ−4−ヒドロキシフェニル)
オクタンアミド 実施例141の化合物を用い、実施例85と同様の方法
によって目的化合物を結晶として得た。
【0766】m.p.107−108℃(ジクロロメタ
ン−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.78-0.90
(3H,m),1.08-1.40(12H,m),1.29(9H,s),1.49-1.67(2H,
m),2.49(1.5H,s),2.50(1.5H,s),2.61-2.87(2H,m),3.36-
3.52(1H,m),4.41-4.60(1H,m),6.31-7.73(7H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:1686,1668,1607,1594,150
8,1460,1408,1360,1294,1163,1114.
【0767】
【実施例126】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−i−プロピルオキシ−4−ヒド
ロキシフェニル)オクタンアミド 実施例125の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0768】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.91(3H,m),1.08-1.50(6H,m),1.25(3H,d,J=6H
z),1.28(9H,s),1.32(3H,d,J=6Hz),1.40(3H,d,J=6Hz),1.
58-1.85(2H,m),2.47-2.88(2H,m),3.40-3.62(1H,m),4.49
(1H,septet,J=6Hz),4.73(1H,quart,J=6Hz),6.19-7.32(7
H,m),6.36(1H,br.s). IRスペクトル(KBr)cm-1:1657,1613,1595,1508,145
8,1372,1282,1190,1114,1002,833.
【0769】
【実施例127】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル〕−3−(2−i−プロピルオキ
シ−4−ヒドロキシフェニル)オクタンアミド 実施例67の化合物を用い、実施例48と同様の方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0770】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.90(3H,m),1.10-1.43(6H,m),1.26(3H,d,J=6H
z),1.28(9H,s),1.34(3H,d,J=6Hz),1.50(6H,s),2.06-2.1
3(1H,br.s),2.61-2.76(2H,m),3.36-3.46(1H,m),4.51(1
H,septet,J=6Hz),5.45(1H,br.s),6.27-7.32(7H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:1660,1613,1595,1508,145
9,1373,1364,1281,1117,1002.
【0771】
【実施例128】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(4−メチルスルホニルフェニル)オ
クタンアミド 実施例129の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を結晶として得た。
【0772】m.p.154.5−156℃(ヘキサン
−酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=6Hz),1.03-1.38(6H,m),1.24(9H,s),1.46(3H,d,J=6H
z),1.60-1.88(2H,m),1.96(1H,br.s),2.49-2.62(1H,m),
2.74-2.87(1H,m),3.04(3H,s),3.35-3.49(1H,m),4.82(1
H,quartet,J=6Hz),6.88-6.96(1H,m),7.09-7.52(5H,m),
7.84-7.92(2H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3362,3265,1652,1519,141
3,1303,1150,958,831,563,537.
【0773】
【実施例129】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(4−メチルスルホニルフェニル)オクタンアミド 参考例66bの化合物を用い、実施例98と同様の方法
によって目的化合物を結晶として得た。
【0774】m.p.155−156.5℃(ヘキサン
−酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=6Hz),1.07-1.40(6H,m),1.26(9H,s),1.58-1.89(2H,m),
2.47-2.67(1H,m),2.54(3H,s),2.76-2.90(1H,m),3.05(3
H,s),3.33-3.50(1H,m),6.90-7.00(1H,m),7.40-7.52(3H,
m),7.65-7.98(4H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3249,1685,1651,1519,141
0,1306,1151,959,834,562,536.
【0775】
【実施例130】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メチルスルホニルフェニル)オクタンアミド 実施例142の化合物330mg(0.75mmol)
のジクロロメタン6ml溶液に氷冷下1M重曹水2.3
ml及び70%m−クロロ過安息香酸407mg(1.
65mmol)を加え1時間撹拌した。亜硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え過剰の過酸化物を分解した後、エーテル
で抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥し
た後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲル20gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付しジクロロメタン−酢
酸エチル(5:1)で溶出して目的化合物322mg
(収率91%)を泡状物質として得た。
【0776】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.77-0.94(3H,m),1.15-1.43(6H,m),1.36(9H,s),1.79
-2.04(2H,m),2.52(3H,s),2.68(1H,dd,J=8Hz,14Hz),2.85
(1H,dd,J=6Hz,14Hz),3.24(3H,s),4.07-4.22(1H,m),7.40
-7.81(7H,m),8.06-8.15(1H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:1686,1605,1560,1512,140
8,1360,1302,1248,1147,1063.
【0777】
【実施例131】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−メチルスルホニルフェニル)オ
クタンアミド 実施例130の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0778】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.76-0.92(3H,m),1.13-1.41(6H,m),1.34(9H,s),1.45
(3H,d,J=7Hz),1.78-2.00(2H,m),2.66(1H,dd,J=8.5Hz,14
Hz),2.82(1H,dd,J=6.5Hz,14Hz),3.24(3H,s),4.06-4.21
(1H,m),4.75-4.90(1H,m),7.12-7.73(7H,m),8.06-8.15(1
H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:1659,1570,1516,1479,144
5,1416,1365,1302,1147,1101,1074,958.
【0779】
【実施例132】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メトキシ−4−メチルチオフェニル)オクタンア
ミド 参考例68bの化合物を用い、実施例98と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0780】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.84(3H,t,J=6Hz),1.11-1.46(6H,m),1.30(9H,s),1.6
5-1.80(2H,m),2.46(3H,s),2.52(3H,s),2.61-2.82(2H,
m),3.48-3.62(1H,m),3.81(3H,s),6.75-6.88(2H,m),7.01
-7.20(2H,m),7.18-7.48(1H,m),7.65-7.74(1H,m),7.82-
7.92(1H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3251,1686,1651,1597,149
4,1401,1244,1036,879,835.
【0781】
【実施例133】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−メトキシ−4−メチルチオフェ
ニル)オクタンアミド 実施例132の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0782】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.84(3H,t,J=6Hz),1.15-1.35(6H,m),1.28(9H,s),1.4
5(3H,d,J=6Hz),1.66-1.80(2H,m),2.47(3H,s),2.58-2.80
(2H,m),3.46-3.61(1H,m),3.81(3H,s),4.80(1H,quartet,
J=6Hz),6.74-6.88(2H,m),6.99-7.06(1H,m),7.09-7.36(5
H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3278,1655,1595,1494,139
9,1243,1097,1035,879,830,606.
【0783】
【実施例134】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−メトキシ−4−シアノフェニ
ル)オクタンアミド 参考例69の化合物を用い、実施例75と同様な方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0784】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.80-0.88(3H,m),1.10-1.30(6H,m),1.28(9H,s),1.45
(3H,d,J=6Hz),1.68-1.81(2H,m),2.63-2.79(2H,m),3.63-
3.74(1H,m),3.86(3H,s),4.81(1H,quartet,J=6Hz),7.03-
7.44(7H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3277,2230,1655,1569,151
9,1463,1408,1264,1035,829.
【0785】
【実施例135】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メトキシ−4−シアノフェニル)オクタンアミド 実施例134の化合物を用い、実施例83と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0786】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.80-0.88(3H,m),1.10-1.30(6H,m),1.28(9H,s),1.45
(3H,d,J=6Hz),1.68-1.81(2H,m),2.63-2.79(2H,m),3.63-
3.74(1H,m),3.86(3H,s),4.81(1H,quartet,J=6Hz),7.03-
7.44(7H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3277,2230,1655,1569,151
9,1463,1408,1264,1035,829.
【0787】
【実施例136】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メトキシ−4−メチルスルホニルフェニル)オク
タンアミド 実施例132の化合物を用い、実施例130と同様の方
法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0788】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.84(3H,t,J=6Hz),1.18-1.38(6H,m),1.32(9H,s),1.7
0-1.84(2H,m),2.53(3H,s),2.70-2.81(2H,m),3.06(3H,
s),3.67-3.81(1H,m),3.92(3H,s),7.03-7.10(1H,m),7.38
-7.58(4H,m),7.66-7.75(1H,m),7.90-7.96(1H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3260,1685,16
53,1515,1404,1305,1247,11
48,1032,762,543.
【0789】
【実施例137】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−メトキシ−4−メチルスルホニ
ルフェニル)オクタンアミド 実施例136の化合物を用い、実施例96と同様な方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0790】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.84(3H,t,J=6Hz),1.10-1.35(6H,m),1.29(9H,s),1.4
5(3H,d,J=6Hz),1.69-1.83(2H,m),2.67-2.77(2H,m),3.05
(3H,s),3.65-3.80(1H,m),3.91(3H,s),4.81(1H,quartet,
J=6Hz),6.98-7.18(2H,m),7.28-7.56(5H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:3352,1659,1517,1404,130
4,1248,1147,1031,961,762,543.
【0791】
【実施例138】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−エトキシ−4−シアノフェニル)オクタンアミド 実施例140の化合物231mg(0.48mmol)
のテトラヒドロフラン4ml溶液にヘキサクロロシクロ
トリフォスファゼン501mg(1.44mmol)、
及びトリエチルアミン292mg(2.88mmol)
を加え6時間加熱還流した。反応液を室温に戻し、エー
テルで希釈して希塩酸及び飽和食塩水で洗浄した。乾燥
後溶媒を留去して、残渣をシリカゲル30gを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ジクロロメタン−酢酸
エチル(10:1)で溶出し目的化合物213mg(収
率95%)を泡状物質として得た。
【0792】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.75-0.93(3H,m),1.03-1.39(6H,m),1.30(9H,s),1.47
(3H,t,J=7Hz),1.69-1.85(2H,m),2.53(3H,s),2.67-2.85
(2H,m),3.61-3.77(1H,m),4.01-4.14(2H,m),6.97-7.49(5
H,m),7.67-7.76(1H,m),7.89-7.96(1H,br.s). IRスペクトル(KBr)cm-1:2228,1686,1653,1605,156
2,1518,1508,1412,1292,1261,1111,1041.
【0793】
【実施例139】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−エトキシ−4−シアノフェニ
ル)オクタンアミド 実施例138の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0794】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.65-0.93(3H,m),1.01-1.39(6H,m),1.28(9H,s),1.45
(2H,d,J=6.5Hz),1.47(3H,t,J=7Hz),1.70-1.83(2H,m),1.
85-1.96(1H,br.s),2.62-2.84(2H,m),3.61-3.73(1H,m),
3.98-4.13(2H,m),4.77-4.88(1H,m),6.94-7.40(7H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:2228,1657,1568,1518,150
4,1414,1365,1261,1113,1074,1041.
【0795】
【実施例140】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
〔2−エトキシ−4−(ヒドロキシイミノメチル)フェ
ニル〕オクタンアミド 実施例143の化合物572mg(1.23mmol)
のピリジン6ml溶液に、氷冷下ヒドロキシルアミン塩
酸塩102mg(1.47mmol)を加え、直ちに室
温に戻して30分間撹拌した。溶媒を留去し、残渣を酢
酸エチルに溶解させ、水及び飽和食塩水で洗浄した。乾
燥後溶媒を留去して、残渣をシリカゲル30gを用いる
カラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサ
ン(2:3)で溶出し泡状物質として540mg(収率
91%)の目的化合物を得た。
【0796】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.75-0.92(3H,m),1.02-1.42(6H,m),1.28(9H,s),1.40
(3H,t,J=7Hz),1.57-1.91(2H,m),2.16(3H,s),2.66-2.85
(2H,m),3.53-3.70(1H,m),3.98-4.13(2H,m),6.94-7.47(7
H,m),8.10(1H,s). IRスペクトル(KBr):1684,1670,1664,1657,1605,156
2,1512,1423,1408,1300,1252,1113,1045.
【0797】
【実施例141】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−i−プロピルオキシ−4−ベンジルオキシフェニ
ル)オクタンアミド 参考例66aの化合物を用い、実施例98と同様の方法
によって目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0798】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.91(3H,m),1.11-1.40(9H,m),1.27(9H,s),1.34
(3H,d,J=6Hz),1.59-1.86(2H,m),2.50(3H,s),2.63-2.89
(2H,m),3.39-3.54(1H,m),4.52(1H,septet,J=6Hz),5.00
(2H,s),6.48-7.74(12H,m). IRスペクトル(film)cm-1:1686,1655,1607,1503,14
55,1410,1291,1254,1187,1165,1115.
【0799】
【実施例142】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−3−
(2−メチルチオフェニル)オクタンアミド 参考例68aの化合物を用い、実施例98と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0800】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.92(3H,m),1.09-1.46(6H,m),1.31(9H,s),1.68
-1.92(2H,m),2.43(3H,s),2.52(3H,s),2.61-2.83(2H,m),
3.77(1H,quintet,J=7.5Hz),7.06-7.36(5H,m),7.43(1H,
d,J=8Hz),7.71(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.81-7.89(1H,br.s). IRスペクトル(KBr)cm-1:1686,1651,16
05,1520,1470,1439,1408,13
58,1294,1263,1246,1109,10
65.
【0801】
【実施例143】N−(2−t−ブチル−4−アセチルフェニル)−3−
(2−エトキシ−4−ホルミルフェニル)オクタンアミ
参考例70bの化合物350mg(1.2mmol)の
ジクロロメタン4ml溶液に、氷冷下塩化オキサリル
0.31ml(3.6mmol)及びN,N−ジメチル
ホルムアミド1滴を加え、同温度で10分間、室温で5
0分間撹拌した。溶媒及び過剰の試薬を減圧下留去した
後、残渣を再度ジクロロメタン8mlに溶解させ、−7
8℃に冷却してピリジン0.48ml(6.0mmo
l)及び参考例47の化合物229mg(1.2mmo
l)のジクロロメタン3ml溶液を加えた。反応温度を
30分間で−78℃から−20℃まで上昇させ、そのま
ま30分間撹拌した。反応液をエーテルで希釈して水で
4回、飽和食塩水で1回洗浄し乾燥した。溶媒を留去し
て得られる残渣をシリカゲル40gを用いるカラムクロ
マトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(3:2)
で溶出して399mg(収率71%)の目的化合物を泡
状物質として得た。
【0802】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.93(3H,m),1.05-1.39(6H,m),1.28(9H,s),1.47
(3H,t,J=7Hz),1.68-1.92(2H,m),2.50(3H,s),2.68-2.91
(2H,m),3.63-3.78(1H,m),4.05-4.21(2H,m),6.94-7.92(7
H,m),9.93(1H,s). IRスペクトル(KBr)cm-1:1688,1655,1603,1578,151
8,1512,1429,1406,1360,1294,1254,1113,1043.
【0803】
【実施例144】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−〔3−(2−メトキシエトキシメトキシメ
チル)フェニル〕オクタンアミド (例示化合物番号19
99) 実施例108で得られた化合物を用いて、実施例41と
同様の方法によって、目的化合物を無色油状物質として
得た。
【0804】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.80-0.87(3H,m),1.25(9H,s),1.18-1.31(6H,m),1.65
-1.81(2H,m),2.53(3H,s),2.58-2.64(1H,m),2.74-2.79(1
H,m),3.22-3.29(1H,m),3.40(3H,s),3.56(2H,t,J=4.7H
z),3.71-3.74(2H,m),4.60(2H,s),4.78(2H,s),6.92(1H,
s),7.20(2H,d,J=7.4Hz),7.27-7.32(2H,m),7.42(1H,d,J=
8.4Hz),7.69-7.71(1H,m),7.91(1H,s). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2959,2932,2894,2875,16
85,1608,1565,1511,1473,1409,1111,1048.
【0805】
【実施例145】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−〔3−(ヒドロキシメチル)フェニル〕オ
クタンアミド (例示化合物番号1978) 実施例144で得られた化合物を用いて、実施例109
と同様の方法によって目的化合物を、無色泡状物質とし
て得た。
【0806】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.80-0.89(3H,m),1.27(9H,s),1.15-1.34(6H,m),1.65
-1.81(2H,m),2.36(1H,tri,J=5.6Hz),2.53(3H,s),2.52-
2.58(1H,m),4.70(2H,d,J=5.6Hz),6.80(1H,s),7.20-7.25
(2H,m),7.30-7.34(2H,m),7.41(1H,d,J=8.4Hz),7.63(1H,
s),7.67-7.69(1H,m). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3610,3481,2961,2932,28
61,1684,1607,1564,1476,1409,1294,1264.
【0807】
【実施例146】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕−3−(2,3,4−トリメト
キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号216
1) 参考例71で得られた化合物を用いて実施例48と同様
の方法によって目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0808】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.83-0.86(3H,m),1.10-1.44(6H,m),1.26(6H,s),1.29
(9H,s),1.61(1H,s),1.67-1.71(4H,m),2.55-2.73(4H,m),
3.49-3.58(1H,m),3.77(3H,s),3.84(3H,s),3.91(3H,s),
6.67(1H,d,J=8.5Hz),6.86(1H,s),6.91(1H,d,J=8.5Hz),
6.94(1H,d,J=1.0Hz),7.03(1H,s),7.22(1H,d,J=8.5Hz). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3607,3480,3427,2963,29
34,2873,1732,1675,1600,1495,1466,1420,1295,1276,12
60,1097,1016.
【0809】
【実施例147】N−〔2−t−ブチル−5−(2,2−ジフルオロ−3
−ヒドロキシ−3−メチルブチル)フェニル〕−3−
(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例61で得られた化合物を用いて実施例48と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0810】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.83-0.85(3H,m),1.13-1.38(6H,m),1.29(9H,s),1.35
(6H,s),1.61-1.79(2H,m),1.89(1H,s),2.68(2H,d,J=7.4H
z),3.16(2H,t,J=9.1Hz),3.60-3.68(1H,m),3.83(3H,s),
3.85(3H,s),6.78(1H,d,J=8.0Hz),6.84(1H,d,J=8.0Hz),
7.00-7.05(2H,m),7.09(1H,s),7.23(1H,s),7.26-7.29(1
H,m). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3599,2960,2934,2874,16
78,1584,1522,1478,1431,1274,1175,1069,1049,850.
【0811】
【実施例148】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル〕−3−〔3−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕オクタンアミド (例示化合物番号1965) 実施例156で得られた化合物を用いて実施例109と
同様の方法によって、目的化合物を無色泡状物質として
得た。
【0812】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.79-0.90(3H,m),1.24(9H,s),1.11-1.35(6H,m),1.64
-1.86(5H,m),2.33(1H,br),2.54(1H,dd,J=9.5Hz,14.0H
z),2.59(2H,dd,J=7.1Hz,8.1Hz),2.75(1H,dd,J=5.6Hz,1
4.0Hz),3.21-3.29(1H,m),3.60(2H,t,J=6.3Hz),4.67(2H,
s),6.82(1H,s),6.92(1H,s),6.94(1H,s),7.19-7.23(3H,
m),7.26-7.33(2H,m). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3617,3432,2959,2932,28
74,1676,1609,1509,1478,1420,1158,1045.
【0813】
【実施例149】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−〔3−(1−オキソエチル)フェニル〕オ
クタンアミド 実施例158で得られた化合物を用いて、実施例22と
同様の方法によって、目的化合物を無色油状物質として
得た。
【0814】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.87(3H,m),1.20(9H,s),1.05-1.30(6H,m),1.64
-1.82(2H,m),2.14(3H,s),2.54-2.64(1H,m),2.60(3H,s),
2.68-2.83(5H,m),3.29-3.41(1H,m),6.87-6.98(2H,m),7.
16-7.25(2H,m),7.35-7.52(2H,m),7.79(1H,d,J=7.5Hz),
7.88(1H,s). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960,2931,2874,1680,16
07,1568,1509,1474,1415,1045.
【0815】
【実施例150】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕−3−〔3−(1−ヒドロキシ
−1−メチルエチル)フェニル〕オクタンアミド (例示
化合物番号2326) 実施例149で得られた化合物を用いて、実施例26と
同様の方法によって、目的化合物を無色泡状物質として
得た。
【0816】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.88(3H,m),1.22(9H,s),1.27(6H,s),1.08-1.36
(6H,m),1.55(6H,s),1.63-1.36(6H,m),2.54-2.66(2H,m),
2.74(1H,dd,J=5.7Hz,14.0Hz),3.22-3.29(1H,m),6.81(1
H,s),6.94(1H,d,J=8.1Hz),7.11(1H,s),7.15(1H,d,J=7.1
Hz),7.22(1H,d,J=8.1Hz),7.28-7.33(2H,m),7.40(1H,s). IRスペクトル(CDCl3)cm-1:3604,3462,2970,2932,28
73,1679,1605,1511,1479,1420,1368,1112,952,908.
【0817】
【実施例151】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)フェ
ニル〕−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)オク
タンアミド 参考例76で得られたオクタン酸と参考例82で得られ
たアニリン体を用い、参考例5と同様の方法によって目
的化合物を油状物質として得た。
【0818】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.79-0.86(3H,m),1.04-1.38(6H,m),1.33(9H,s),1.72
-1.94(2H,m),2.15(3H,s),2.54-2.87(6H,m),3.63-3.70(1
H,m),6.95(1H,d,J=8.0Hz),7.03(1H,s),7.24-7.42(3H,
m),7.49-7.61(2H,m),7.65(1H,d,J=8.0Hz). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2961,2933,1714,1683,15
13,1479,1455,1422,1367,1315,1162,1127,1037.
【0819】
【実施例152】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メ
チルブチル)フェニル〕−3−(2−トリフルオロメチ
ルフェニル)オクタンアミド 実施例151で得られた化合物を用い実施例26と同様
の方法によって目的化合物を結晶として得た。
【0820】m.p126−128℃(ヘキサン−酢酸
エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.79-0.83
(3H,m),0.93-1.38(6H,m),1.28(6H,s),1.33(9H,s),1.52
(1H,br.s),1.74-1.80(2H,m),1.83-1.97(2H,m),2.53-2.7
3(4H,m),3.63-3.72(1H,m),6.97(1H,d,J=7.9Hz),7.03(1
H,br.s),7.22-7.43(3H,m),7.50-7.59(2H,m),7.66(1H,d,
J=7.9Hz). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2964,2933,2873,1682,16
09,1567,1478,1455,1420,1371,1314,1160,1125,1034.
【0821】
【実施例153】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)
オクタンアミド 参考例85で得られた化合物を用いて実施例26と同様
の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0822】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.75-0.89(3H,m),0.98-1.34(6H,m),1.34(9H,s),1.47
(3H,d,J=6.5Hz),1.72-1.95(2H,m),2.56-2.73(3H,m),3.6
1-3.72(1H,m),4.81-4.89(1H,m),7.04(1H,s),7.17(1H,d,
J=7.9Hz),7.28-7.40(2H,m),7.40-7.60(3H,m),7.65(1H,
d,J=7.9Hz). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3605,3462,2962,2933,28
73,1683,1608,1571,1514,1478,1455,1423,1377,1314,11
61,1125,1061,1037.
【0823】
【実施例154】N−〔2−t−ブチル−5−(1−オキソエチル)フェ
ニル〕−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)オク
タンアミド 参考例153で得られた化合物を用い参考例8と同様の
方法によって目的化合物を結晶として得た。
【0824】m.p133−134℃(ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.80-0.87
(3H,m),1.01-1.36(6H,m),1.36(9H,s),1.75-1.94(2H,m),
2.55(3H,s),2.65-2.71(2H,m),3.62-3.70(1H,m),7.04(1
H,s),7.34(1H,t,J=8.0Hz),7.45(1H,d,J=8.0Hz),7.51-7.
61(2H,m),7.65-7.74(2H,m),8.07(1H,s). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2933,2873,2863,1686,16
08,1565,1513,1474,1456,1409,1360,1314,1264,1161,11
25,1037.
【0825】
【実施例155】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メ
チルエチル)フェニル〕−3−(2−トリフルオロメチ
ルフェニル)オクタンアミド 参考例154で得られた化合物を用い実施例26と同様
の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0826】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.80-0.88(3H,m),1.02-1.43(6H,m),1.39(9H,s),1.56
(6H,s),1.64-1.99(3H,m),2.56-2.75(2H,m),3.36-3.74(1
H,m),7.03(1H,s),7.20-7.36(3H,m),7.51-7.61(3H,m),7.
67(1H,d,J=7.9Hz). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3599,3460,2964,2933,28
73,1683,1608,1564,1513,1478,1456,1409,1367,1314 11
60,1125,1037.
【0827】
【実施例156】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル〕−3−〔3−(2−メトキシエトキシメ
トキシメチル)フェニル〕オクタンアミド (例示化合物
番号1986) 参考例72で得られた化合物を用いて、実施例1と同様
の方法によって、目的化合物を無色油状物質として得
た。
【0828】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3626,3467,
2957,2933,2875,1732,1678,1511,1477,1420,1110,1048.
【0829】
【実施例157】N−〔2−t−ブチル−5−(3−オキソプロピル)フ
ェニル〕−3−〔3−(オキソメチル)フェニル〕オク
タンアミド 参考例148で得られた化合物を用いて、実施例22と
同様の方法によって目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0830】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.88(3H,m),1.08-1.32(6H,m),1.20(9H,s),1.64
-1.85(2H,m),2.58(1H,dd,J=8.9Hz,14.4Hz),2.72-2.83(3
H,m),2.87(2H,tri,J=7.4Hz),3.35-3.43(1H,m),6.86-6.9
7(2H,m),7.20-7.24(2H,m),7.48(1H,tri,J=7.5Hz),7.55
(1H,d,J=7.6Hz),7.72(1H,d,J=7.6Hz),7.80(1H,s),9.80
(1H,s),10.01(1H,s). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960,2932,2860,2732,17
25,1699,1512,1479,1422,1158.
【0831】
【実施例158】N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−〔3−(1−ヒドロキシエチル)フェ
ニル〕オクタンアミド 実施例157で得られた化合物を用いて実施例26と同
様の方法によって、目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0832】NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.88(3H,m),1.09-1.33(9H,m),1.23(9H,s),1.46
(3H,d,J=6.3Hz),1.60-1.80(5H,m),2.29(1H,br.s),2.50-
2.70(3H,m),2.74(1H,dd,J=4.7Hz,14.0Hz),3.18-3.31(1
H,m),3.71-3.80(1H,m),4.83-4.92(1H,m),6.80(1H,br.
s),6.93-7.03(2H,m),7.12-7.32(5H,m). IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3609,3436,2964,2931,28
73,1677,1606,1567,1510,1479,1421,1079,907.
【0833】
【実施例159】N−(2−t−ブチル−4−アセチルフェニル)−3−
(2,4−ジメトキシ−5−シアノフェニル)オクタン
アミド 参考例86の化合物を用い、実施例98と同様な方法に
よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0834】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.77-0.93(3H,m),1.05-1.35(6H,m),1.34(9H,s),1.52
-1.81(2H,m),2.54(3H,s),2.55-2.76(2H,m),3.58-3.75(1
H,m),3.91(3H,s),3.93(3H,s),6.46(1H,s),6.95-7.11(1
H,br.s),7.37(1H,s),7.45(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,d-like
J=8Hz),7.92(1H,s). IRスペクトル(KBr)cm-1:2222,1686,1657,1610,157
6,1504,1468,1406,1358,1286,1213,1109,1026.
【0835】
【実施例160】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−3−(2,4−ジメトキシ−5−シアノフ
ェニル)オクタンアミド 実施例159の化合物を用い、実施例96と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0836】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.77-0.91(3H,m),1.04-1.32(6H,m),1.31(9H,s),1.46
(3H,d,J=6.5Hz),1.57-1.80(2H,m),1.83-2.07(1H,br.s),
2.63(2H,d,J=7Hz),3.54-3.71(1H,m),3.89(3H,s),3.92(3
H,s),4.76-4.88(1H,m),6.42(1H,s),6.96-7.43(5H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:2222,1657,1610,1574,150
4,1466,1406,1363,1321,1284,1213,1103,1026.
【0837】
【実施例161】N−(2−t−ブチル−5−アセチルフェニル)−N′
−〔2−(2,4−ジメトキシフェニル)ヘプチル〕尿
(例示化合物番号186) 参考例4iの化合物1.015g(3.62mmo
l)、ジフェニルホスホリルアジド1.089g(3.
96mmol)及びトリエチルアミン0.60ml
(4.30mmol)のベンゼン10ml溶液を2時間
加熱還流した。反応温度を室温に戻し参考例47の化合
物695mg(3.63mmol)を加えて再び5時間
加熱還流した。室温に戻した後反応液を酢酸エチルで希
釈し、2N塩酸、水、1N炭酸カリウム水溶液、水、及
び飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して
得られた残渣をシリカゲル75gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付しアセトニトリル−ベンゼン(1:
3)で溶出し目的化合物261mg(15%)を泡状物
質として得た。
【0838】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.82(3H,t,J=7Hz),1.11-1.25(6H,m),1.34(9H,s),1.5
3-1.63(2H,m),2.47(3H,s),3.02-3.13(1H,m),3.26(1H,dd
d,J=4Hz,9Hz,12Hz),3.47-3.57(1H,m),3.51(3H,s),3.76
(3H,s),4.37-4.41(1H,m),5.86(1H,s),6.25(1H,d,J=2H
z),6.36(1H,dd,J=2Hz,8Hz),6.92(1H,d,J=8Hz),7.49(1H,
d,J=8Hz),7.62(1H,d,J=2Hz),7.77(1H,dd,J=2Hz,8Hz). IRスペクトル(KBr)cm-1:1686,1636,1561,1507,146
4,1412,1291,1258,1208,1038.
【0839】
【実施例162】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)
フェニル〕−N′−〔2−(2,4−ジメトキシフェニ
ル)ヘプチル〕尿素 実施例161で得られた化合物を用い、実施例96と同
様の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【0840】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.82(3H,t,J=7Hz),1.12-1.27(6H,m),1.32(9H,s),1.3
9(1.5H,d,J=6Hz),1.40(1.5H,d,J=6Hz),1.52-1.62(2H,
m),1.82-1.85(0.5H,m),2.00-2.03(0.5H,m),3.03-3.14(1
H,m),3.24(1H,ddd,J=4Hz,9Hz,12Hz),3.49-3.59(1H,m),
3.56(1.5H,s),3.57(1.5H,s),3.79(3H,s),4.37-4.42(1H,
m),4.63-4.76(1H,m),5.77(0.5H,s),5.78(0.5H,s),6.31
(0.5H,d,J=2Hz),6.32(0.5H,d,J=2Hz),6.38-6.42(1H,m),
6.91-6.97(2H,m),7.18(0.5H,dd,J=2Hz,8Hz),7.21(0.5H,
dd,J=2Hz,8Hz),7.36(0.5H,d,J=8Hz),7.37(0.5H,d,J=8H
z). IRスペクトル(KBr)cm-1:1640,1561,15
07,1460,1420,1366,1289,12
60,1208,1038.
【0841】
【参考例1】3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)−2−エト
キシカルボニル−2−プロペン酸 エチル エステル 2,3−メチレンジオキシベンズアルデヒド3.40g
(22.7mmol)、マロン酸ジエチルエステル4.
0ml(26.6mmol)、安息香酸72mg(0.
6mmol)、及びピペリジン0.09ml(0.9m
mol)のベンゼン7ml溶液をデイーン−スターク
トラップをつけ4時間半加熱還流した。室温に戻した
後、エーテルで反応液を希釈し、飽和重曹水、水、飽和
食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシ
リカゲル250gを用いるカラムクロマトグラフィーに
付しヘキサン−アセトン(5:1)で溶出し少量の不純
物を含む目的化合物の画分6.42gを得た。これをヘ
キサン−エーテルで再結晶すると5.70g(収率86
%)の目的化合物が結晶として得られた。
【0842】mp 53− 54 ℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :1.30(3H,t,
J=7Hz),1.33(3H,t,J=7Hz),4.30(2H,q,J=7Hz),4.32(2H,
q,J=7Hz),6.01(2H,s),6.75 〜7.95(3H,m),7.90(1H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:1727,1692,1458,1379,1
279,1266,1254,1234,1083, 930
【0843】
【参考例2】3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)−2−エト
キシカルボニルオクタン酸 エチル エステル 2.9Mペンチルマグネシウムブロミド エーテル溶液
10mlを氷冷し、参考例1で得られる化合物5.70
g(19.5mmol)のエーテル3ml溶液を10分
間で加えた。同温度で20分間攪拌した後、反応液を1
0%塩酸−氷の中に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液
を数回水洗し乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリ
カゲル250gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶出し目的化合物
5.35g(収率76%)を結晶として得た。
【0844】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.75〜0.9(3H,m),0.98(3H,t,J=7Hz),1.05 〜1.4(6H,
m),1.28(3H,t,J=7.5Hz),1.5〜1.8(2H,m),3.35〜3.5(1H,
m),3.8 〜4.0(3H,m),4.23(2H,q,J=7.5Hz),5.90(1H,s),
5.95(1H,s),6.6〜6.8(3H,m) IRスペクトル (KBr)cm-1:2958,2933,1755,1732,1
457,1369,1302,1251,1177, 1148, 1056, 1034, 932, 7
30
【0845】
【参考例3】3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン酸 (i)3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)−2
−カルボキシオクタン酸 参考例2で得られた化合物5.35g(14.7mmo
l)のエタノール50ml溶液に、水酸化ナトリウム
2.95g(73.8mmol)の水5ml溶液を加え
60℃で30分間攪拌した。冷後反応液に水を加えエー
テルで洗浄した。水層を濃塩酸で酸性にし酢酸エチルで
抽出し、抽出液を乾燥した。溶媒を留去し残渣を酢酸エ
チル−ヘキサンで再結晶し4.13g(収率91%)の
ジカルボン酸を結晶として得た。
【0846】mp 147−148 ℃ (ii) (i) で得られた化合物4.13g(13.4mm
ol)にキシレン80mlを加え3時間加熱還流した。
溶媒を留去し残渣をシリカゲル150gを用いるカラム
クロマトグラフィーに付し塩化メチレン−メタノール
(20:1)で溶出して2.54gの目的化合物を結晶
として得、さらに不純物を含む画分1.04gを得た。
後者をシリカゲル50gを用いてカラムクロマトグラフ
ィーを行い、同一溶媒系で溶出し、さらに0.59gの
目的化合物を得た。合計収量3.13g(収率88%) mp 52 − 52.5 ℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83(3H,t,
J=7.0Hz),1.1〜1.32(6H,m),1.55 〜1.75(2H,m),2.6〜2.
8(2H,m),3.1 〜3.25(1H,m),5.91(2H,s),6.6 〜6.8(3H,
m) IRスペクトル (KBr)cm-1:2957,2930,1739,1709,
1458, 1290, 1252,1058, 940, 775, 730
【0847】
【参考例4】2,3−メチレンジオキシベンズアルデヒ
ドのかわりに置換ベンズアルデヒドを用い参考例1と同
様の方法によって対応するプロペン酸誘導体を得た。そ
れらを用いさらに、参考例2及び3と同様の方法によっ
て目的とするカルボン酸4a〜mを得た。
【0848】表3中、Meはメチル基を、AcOEt は酢酸
エチルを、Et2 Oはジエチルエーテルを、Hexはヘ
キサンを、Phはフェニル基を示す。
【0849】
【化46】
【0850】
【表3】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2a R2b R2c R2d mp(℃) IRスペクトル(cm-1) 番 号 (再結晶溶媒) (測定溶媒等) ──────────────────────────────────── 4a 2-OMe 3-OMe 4-OMe H 油状物質 2960,2933,1741,1709,1601, 1496,1466,1276,1097(CHCl3) 4b 2-OMe 4-OMe 5-OMe H 39〜41 2959,2934,1708,1612,1511, (Et2O-Hex) 1466,1400,1134,860(CHCl3) 4c 2-OMe 4-OMe 6-OMe H 油状物質 3097,2959,2933,1705,1608, 1593,1493,1419,1153,1128, 1063,950(CHCl3) 4d 2-OMe 3-OMe H H 油状物質 3088,2959,2933,2860,1709, 1585,1479,1432,1074,1006 (CHCl3) 4e 3-OMe 4-OMe 5-OMe H 93.5-94.5 3097,2961,2934,1742,1709, (AcOEt-Hex) 1592,1511,1464,1424,1131, 1004(CHCl3) 4f 2-Cl H H H 油状物質 1711,1476,1441,1414,1300, 1225,1103,1052,1038,942, 754,731(liquid film) 4g 4-OMe H H H 油状物質 2930,1709,1613,1513,1464, 1300,1248,1179,1115,1038, 828(liquid film) 4h 2-OMe H H H 油状物質 1707,1601,1588,1493,1464, 1439,1291,1242,1032,934, 753(liquid film) 4i 2-OMe 4-OMe H H 油状物質 1738,1708,1613,1587,1506, 1466,1439,1419,1290,1261, 1209,1158(liquid film) 4j 2-OCH2Ph 3-OMe H H 油状物質 2956,2930,2859,1708,1584, 1476,1275,1204,1178,1087, 1075,744,698(liquid film) 4k 2-OCH2Ph H H H 油状物質 1707,1493,1453,1412,1379, 1291,1239,1123,1025,751 (liquid film) 4L 2-OCH2CH2O-3 H H 油状物質 2959,2931,1741,1709,1474, 1456,1283,1090(CHCl3) 4m 3-MEMOCH2 H H H 粘稠性液体 2932,1709,1609,1109, 1048(CHCl3) ────────────────────────────────────
【0851】
【参考例5】N−[2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)フェニル]−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例3の化合物22.64g(85.7mmol)の
塩化メチレン210ml溶液に、氷冷下触媒量のN,N
−ジメチルホルムアミドを加えた後、さらにオキサリル
クロリド11.2ml(128mmol)を5分間で滴
下した。反応温度を室温に戻しさらに1時間攪拌し、過
剰の試薬及び溶媒を留去し酸塩化物を得た。一方、参考
例25の化合物22.9g(78.0mmol)及びピ
リジン31.5ml(390mmol)の塩化メチレン
200ml溶液に、氷冷下先に得た酸塩化物の塩化メチ
レン150ml溶液を20分間で滴下した。反応混合物
をさらに室温で16時間攪拌し、溶媒を留去した。残渣
に酢酸エチルを加え、希塩酸、飽和重曹水、及び飽和食
塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エ
チル−ヘキサン(1:10)で溶出して目的化合物3
8.74g(収率92%)を油状物質として得た。
【0852】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.08(6H,s),0.84 〜0.86(3H,m),0.93(9H,s),1.13〜
1.32(6H,m),1.26(9H,s),1.63〜1.84(2H,m),2.70 〜2.79
(2H,m),3.26 〜3.41(1H,m),4.65(2H,s),5.89(1H,s),5.9
3(1H,s),6.66〜6.82(3H,m),6.98(1H,br.s),7.10 〜7.18
(1H,m),7.28 〜7.31(2H,m) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:1679,1473,1458,125
7,1104,1064,939,839
【0853】
【参考例6】3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタン酸のかわりに参考例4及び参考例16で得
られた置換フェニルオクタン酸を用い、参考例5と同様
の方法によって対応するオクタンアミド誘導体を得た。
【0854】表4中、Meはメチル基を、Phはフェニ
ル基を、AcOEt は酢酸エチルを、Hex はヘキサンを示
す。
【0855】
【化47】
【0856】
【表4】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2a R2b R2c R2d mp( ℃) IRスペクトル(cm-1) 番 号 (再結晶溶媒) (測定溶媒) ──────────────────────────────────── 6a 2-OMe 3-OMe 4-OMe H 油状物質 2958,2932,2859,1676,1495, 1465,1420,1260,1097,1016, 839(CHCl3) 6b 2-OMe 4-OMe 5-OMe H 130〜131 2959,2932,2859,1676,1510, (AcOEt-Hex) 1466,1106,839(CHCl3) 6c 2-OMe 4-OMe 6-OMe H 油状物質 2959,2931,2859,1675,1608, 1593,1466,1420,1153,1124, 951,839(CHCl3) 6d 2-OMe 3-OMe H H 油状物質 2959,2932,2859,1679,1514, 1479,1260,1088,1006(CHCl3) 6e 3-OMe 4-OMe 5-OMe H 油状物質 2956,2929,1651,1591,1511, 1463,1129,838,777(CHCl3) 6f 2-Cl H H H 粘稠性液体 2957,2930,2858,1648,1525, 1473,1463,1256,1105,838, 777,755(liquid film) 6g 4-OMe H H H 147.5-148 3226,1646,1541,1513,1464, (AcOEt-Hex) 1247,1111,852,837,779 (KBr) 6h 2-OMe H H H 泡状物質 3248,1648,1600,1521,1493, 1463,1439,1416,1362,1292, 1241,1104 6i 2-OMe 4-OMe H H 117-118 3272,1652,1612,1586,1506, (AcOEt-Hex) 1464,1418,1290,1258,1208, 1157,1110(KBr) 6j 2-OCH2Ph 3-OMe H H 粘稠性液体 2955,2930,1655,1582,1518, 1474,1364,1273,1260,1088, 839,779,751(liquid film) 6k 2-OCH2Ph H H H 粘稠性液体 1655,1518,1493,1453,1418, 1364,1252,1106,1025,839 (film) 6L H H H H 油状物質 1651,1524,1495,1470,1464, 1418,1363,1263,1165,1105 (liquid film) 6m 2-OCH2CH2O-3 H H 粘稠性液体 2958,2931,2859,1678,1473, 1282,1259,1090,839(CHCl3) 6n 3-MEMOCH2 H H H 粘稠性液体 2958,2931,1679,1472,1423, 1367,1104,1049,840(CHCl3) ────────────────────────────────────
【0857】
【参考例7】N−[2−t−ブチル−5−ブロモメチルフェニル]−
3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンア
ミド 実施例1で得られた化合物15.00g(35.2mm
ol)及び四臭化炭素14.03g(42.3mmo
l)の塩化メチレン400ml溶液に、氷冷下トリフェ
ニルホスフィン11.09g(42.3mmol)を加
え、室温でさらに30分間攪拌した。反応液を塩化メチ
レンで希釈し、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥
した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン
(1:6〜1:5)で溶出し17.19g(定量的収
率)の目的化合物を結晶として得た。mp119〜12
0℃(ヘキサン−エーテル) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.90
(3H,m),1.20 〜1.32(6H,m),1.26(9H,s),1.63〜1.82(2H,
m),2.73(2H,d,J=7.5Hz),3.31〜3.37(1H,m),4.40(2H,s),
5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.69〜6.79(3H,m),6.99(1H,br.
s),7.12 〜7.15(1H,m),7.29 〜7.31(1H,m),7.41(1H,br.
s) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3464,1680,1479,145
8, 1257, 1053, 939,877, 831
【0858】
【参考例8】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド 実施例1で得られた化合物6.00g(14.1mmo
l)のクロロホルム100ml溶液に二酸化マンガン6
0gを加え、さらに室温で30分間攪拌した。反応液を
セライトを用いロ過し、二酸化マンガンを塩化メチレン
で数回洗浄した。ロ液と洗液を合わせ、溶媒を留去し、
残渣をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに
付し酢酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:2)で溶出し
5.21g(収率87%)の目的化合物を泡状物質とし
て得た。
【0859】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.85〜0.91(3H,m),1.07 〜1.33(6H,m),1.30(9H,s),
1.65〜1.86(2H,m),2.77(2H,d,J=7.5Hz),3.32〜3.41(1H,
m),5.92(1H,s),5.95(1H,s),6.69 〜6.83(3H,m),7.05(1
H,br.s),7.48 〜7.51(1H,m),7.63 〜7.65(1H,m),7.88(1
H,s),9.90(1H,s) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3474,1699, 1608, 157
1, 1478, 1458,1258, 1063, 939, 830
【0860】
【参考例9】N−[2−t−ブチル−5−[(E)−2−エトキシカ
ルボニルエテニル]フェニル]−3−(2,3−メチレ
ンジオキシフェニル)オクタンアミド 55%油性水素化ナトリウム244mg(5.60mm
ol)のN,N−ジメチルホルムアミド12ml懸濁液
に、氷冷下2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステ
ル1.11ml(5.60mmol)を5分間で滴下
し、室温に戻して30分間攪拌した。再び氷冷し参考例
8で得られた化合物1.58g(3.73mmol)の
N,N−ジメチルホルムアミド6ml溶液を5分間で滴
下し、さらに室温で6時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ルで希釈し、水で数回、飽和食塩水で1回洗浄し、乾燥
し溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3
〜1:2)で溶出し1.02g(収率58%)の目的化
合物を油状物質として得た。
【0861】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.83〜0.85(3H,m),1.14 〜1.28(6H,m),1.28(9H,s),
1.33(3H,t,J=7.5Hz),1.68 〜1.80(2H,m),2.75(2H,d,J=
7.5Hz),3.31〜3.37(1H,m),4.25(2H,q,J=7.5Hz),5.89(1
H,s),5.94(1H,s),6.35(1H,d,J=16Hz),6.75〜6.83(3H,
m),6.99(1H,br.s),7.22(1H,br.s),7.32 〜7.35(1H,m),
7.51(1H,br.s),7.56(1H,d,J=16Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3470,1702, 16
70, 1479, 1458, 1419,136
9, 1275, 1183, 1063, 983
【0862】
【参考例10】N−[2−t−ブチル−5−(3−t−ブチルジメチル
シリルオキシプロピル)フェニル]−3−(2,3−メ
チレンジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例3の化合物8.8g(33.6mmol)の塩化
メチレン90ml溶液に、氷冷下触媒量のN,N−ジメ
チルホルムアミドを加えた後、さらにオキサリルクロリ
ド4.88ml(56.0mmol)を5分間で滴下し
た。反応温度を室温に戻しさらに1時間攪拌し、過剰の
試薬及び溶媒を留去し酸塩化物を得た。一方、参考例1
5の化合物9.0g(28.0mmol)、トリエチル
アミン7.80ml(56.0mmol)及び4−ピロ
リジノピリジン414mg(2.8mmol)の塩化メ
チレン90ml溶液に、氷冷下先に得た酸塩化物の塩化
メチレン40ml溶液を5分間で滴下した。反応混合物
をさらに室温で2時間攪拌し、溶媒を留去した。残渣に
酢酸エチルを加え、希塩酸、飽和重曹水、及び飽和食塩
水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:10)で溶出して目的化合物14.
4g(収率90%)を油状物質として得た。
【0863】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.05〜0.10(6H,m),0.84 〜0.89(3H,m),0.90 〜0.94
(9H,m),1.13 〜1.34(5H,m),1.25(9H,s),1.72〜1.82(4H,
m),2.57(2H,t,J=8Hz),2.67〜2.78(2H,m),3.30 〜3.37(1
H,m),3.63(2H,t,J=6Hz),5.90(1H,s),5.94(1H,s),6.68〜
6.79(4H,m),6.93 〜6.95(2H,m),7.14 〜7.23(2H,m) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2958,2931, 2860, 167
9, 1458, 1102,1064, 837
【0864】
【参考例11】2−t−ブチル−5−ホルミル−1−ニトロベンゼン 2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチルニトロベンゼン
30g(0.14mol)のクロロホルム溶液450m
lに二酸化マンガン240gを加え、室温で1時間攪拌
した。反応後ロ過により二酸化マンガンをとり除いた
後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:5)で溶出し、目的化合物27.4gを得た。
【0865】IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2975,170
6, 1612, 1537, 1369, 1061
【0866】
【参考例12】2−t−ブチル−5−[(E)−2−エトキシカルボニ
ルエテニル]−1−ニトロベンゼン 55%水素化ナトリウム8.0g(0.18mol)を
ヘキサンで2回洗浄し、N,N−ジメチルホルムアミド
250mlを加え、さらに氷冷下2−ジエトキシホスホ
ニル酢酸エチルエステル31ml(0.16mol)の
N,N−ジメチルホルムアミド溶液50mlを加えた。
室温で40分間攪拌した後、再びこの溶液を氷冷し、参
考例11で得られた化合物27g(0.13mol)の
N,N−ジメチルホルムアミド溶液50mlを30分間
で加え、さらに一時間攪拌した。反応液をエーテルで希
釈後10%塩酸、水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去
し、残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:6)で溶出し、目
的化合物20.6gを結晶として得た。
【0867】mp 77 〜 78 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) IRスペクトル (KBr)cm-1:2973,1708, 1645, 1535,
1372, 1317,1188, 1036, 833
【0868】
【参考例13】2−t−ブチル−5−[(1E)−3−ヒドロキシ−1
−プロペニル]−1−ニトロベンゼン 参考例12で得た化合物20.5g(74mmol)を
用いて実施例2と同様の方法によって目的化合物15.
1gを油状物質として得た。
【0869】IRスペクトル (CHCl3)cm-1:3614,29
74, 1531, 1373, 1088, 970
【0870】
【参考例14】2−t−ブチル−5−[(1E)−3−t−ブチルジメ
チルシリルオキシプロペニル]−1−ニトロベンゼン 参考例13で得た化合物14.5g(62mmol)の
N,N−ジメチルホルムアミド溶液140mlに、氷冷
下塩化t−ブチルジメチルシラン11.6g(77mm
ol)、次いでトリエチルアミン7.8g(77mmo
l)、4−ジメチルアミノピリジン0.76g(6.2
mmol)を順次加え1時間攪拌した。反応液を氷水に
そそぎエーテルで抽出し10%塩酸、飽和重曹水、飽和
食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに
付し酢酸エチル−ヘキサンで溶出し目的化合物21gを
結晶として得た。
【0871】mp 33 〜 34 ℃(酢酸エチル−ヘキ
サン) IRスペクトル (KBr)cm-1:2956,2929, 2858, 1531,
1373, 1257,1071, 837, 775
【0872】
【参考例15】2−t−ブチル−5−(3−t−ブチルジメチルシリル
オキシプロピル)アニリン 参考例14の化合物16.0gのエーテル800ml溶
液に10%パラジウム炭素8.0gを加え水素気流下室
温で3時間攪拌した。反応液をロ過後溶媒を留去し残渣
をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:10)で溶出し目的化
合物12.5gを油状物質を得た。
【0873】NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm
:0.05(6H,s),0.91(9H,s),1.41(9H,s),1.78 〜1.85(2
H,m),2.53 〜2.57(2H,m),3.64(2H,t,J=6Hz),3.77(2H,b
r.s),6.49(1H,d,J=2Hz),6.58(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.13(1
H,d,J=8Hz) IRスペクトル (CHCl3)cm-1:2957,2931, 28
59, 1621, 1101, 837
【0874】
【参考例16】3−フェニルオクタン酸 (i)3−フェニルオクタン酸エチルエステル 1Mペンチルマグネシウム プロミド テトラヒドロフ
ラン溶液40mlを氷冷し、ヨウ化第一銅3.80g
(20mmol)を加え5分間同温度で攪拌した。次い
でケイ皮酸 エチル エステル1.76g(10mmo
l)及びトリメチルシリル クロリド3.2ml(25
mmol)のテトラヒドロフラン6ml溶液を同温度で
5分間で加え、さらに10分間攪拌した。反応液を飽和
塩化アンモニウム水溶液に注ぎよく攪拌した後、混合物
をセライトを用いロ過し不溶物を除去した。ロ液を酢酸
エチルで2回抽出し、抽出液を水洗、乾燥し溶媒を留去
した。残渣をシリカゲル120gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(20:1)
で溶出しエステル誘導体2.04g(収率82%)を油
状物質として得た。
【0875】IRスペクトル(liquid fil
m)cm−1:1736, 1603, 1495, 1454, 1419,1373, 1
335, 1298, 1257, 1161, 1113, 1036 (ii)(i)で得られた化合物2.03g(8.19m
mol)のエタノール20ml溶液に水酸化ナトリウム
979mg(24.5mmol)の水5ml溶液を加え
室温で終夜攪拌した。反応液を希塩酸で酸性にしエーテ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥した
後、溶媒を留去し1.80g(定量的収率)の目的化合
物を油状物質として得た。
【0876】IRスペクトル(neat)cm -1:1709, 160
3, 1495, 1454, 1412, 1294,1284, 1223, 1169, 1113,
1076
【0877】
【参考例17】6−シクロペンチル−3−(2,3−メチレンジオキシ
フェニル)ヘキサン酸 3−シクロペンチルプロピルマグ
ネシウム ブロミドを用い、参考例2と同様の方法によ
って2−[1−(2,3−メチレンジオキシフェニル)
−4−シクロペンチルブチル]マロン酸 ジエチルエス
テルを得、それを用いさらに参考例3と同様の方法によ
って目的化合物を油状物質として得た。
【0878】IRスペクトル(film)cm -1:1709, 145
7, 1356, 1293, 1252, 1059,942, 834, 774, 729
【0879】
【参考例18】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
フェニルオクタンアミド 実施例27の化合物500mg(1.31mmol)及
び4−メチルモルホリン−1−オキシド237mg
(2.03mmol)の塩化メチレン10ml溶液にモ
レキュラーシーブ4A 1gを加え10分間攪拌した。
ついで過ルテニウム酸 テトラプロピルアンモニウム2
3.7mg(0.067mmol)を加えさらに1時間
攪拌した。反応混合物にエーテルを加え、用いたモレキ
ュラーシーブをロ過して除き、ロ液を飽和亜硫酸ナトリ
ウム水溶液、及び飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を
留去し、残渣をシリカゲル25gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(1:1)で
溶出して428mg(収率86%)の目的物を結晶とし
て得た。
【0880】mp138 〜139 ℃(エーテル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.76〜0.92
(3H,m),1.08 〜1.36(6H,m),1.26(9H,s),1.61〜1.84(2H,
m),2.60(1H,dd,J=9Hz,14.5Hz),2.78(1H,dd,J=5Hz,14.5H
z),3.17 〜3.32(1H,m),6.90(1H,s),7.17〜7.39(5H,m),
7.48(1H,d,J=8.5Hz),7.62(1H,d,J=8.5Hz),7.86(1H,s),
9.90(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3213, 3177,
1703, 1649, 1607, 1543,14
95, 1419, 1381, 1290, 123
4, 1080
【0881】
【参考例19】N−[2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
エチル)フェニル]−3−(2−メトキシフェニル)オ
クタンアミド (i)N−[2−t−ブチル−5−(E−2−エトキシ
カルボニルエテニル)フ ェニル]−3−(2−メトキシ
フェニル)オクタンアミド ヘキサンで2回洗浄した55%油性水素化ナトリウム1
05mg(2.40mmol)にN,N−ジメチルホル
ムアミド2mlを加え、氷冷してさらに2−ジエトキシ
ホスホリル酢酸エチルエステル540mg(2.40m
mol)のN,N−ジメチルホルムアミド2ml溶液を
滴下した。滴下終了後、室温に戻し10分間攪拌し、再
び氷冷して参考例8と同様の方法によって得られたN−
(2−tブチル−5−ホルミルフェニル)−3−(2−
メトキシフェニル)オクタンアミド820mg(2.0
0mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド4ml溶
液を3分間で滴下し、同温度で10分、室温で20分間
攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え反応を終
結させ、エーテルで抽出した。抽出液を水、飽和食塩水
で順次洗浄し乾燥後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ル45gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しヘキ
サン−酢酸エチル(3:1)で溶出して943mg(収
率98%)の不飽和エステルを油状物質として得た。
【0882】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.79〜0.92(3H,m),1.09 〜1.32(6H,m),1.29(9H,s),
1.34(3H,t,J=7Hz),1.66 〜1.83(2H,m),2.62 〜2.83(2H,
m),3.60(1H,quintet,J=7.5Hz),3.80(3H,s),4.25(2H,qua
rtet,J=7Hz),6.34(1H,d,J=16Hz),6.82〜7.46(8H,m),7.5
5(1H,d,J=16Hz) IRスペクトル(liquid film)cm-1:1713, 1651, 151
6, 1493, 1464,1414, 1365, 1317, 1290, 1269, 1240,
1176, 1034 (ii)(i)で得られた化合物943mg(1.97m
mol)のエタノール20ml溶液に10%Pd−C触
媒283mgを加え水素気流下2時間30分激しく攪拌
した。反応液をセライトを用いロ過し、触媒を塩化メチ
レンで洗浄した。洗液とロ液を合わせ溶媒を留去し、得
られた残渣をシリカゲル45gを用いるカラムクロマト
グラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(7:2)で溶
出して932mg(収率98%)の目的化合物を油状物
質として得た。
【0883】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.77〜0.91(3H,m),1.08 〜1.41(6H,m),1.24(3H,t,J=
7Hz),1.27(9H,s),1.68 〜1.84(2H,m),2.56(2H,t,J=7.5H
z),2.52〜2.83(2H,m),2.85(2H,t,J=7.5Hz),3.60(1H,qui
nt,J=7.5Hz),3.80(3H,s),4.13(2H,quartet,J=7Hz),6.81
〜7.29(8H,m) IRスペクトル(liquid film)cm-1:1736, 1653, 151
8, 1493, 1464,1418, 1371, 1290, 1242, 1180, 1161,
1053, 1032
【0884】
【参考例20】N−[2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
エチル)フェニル]−3−(4−メトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例8と同様の方法よって得られたN−(2−t−ブ
チル−5−ホルミルフェニル)−3−(4−メトキシフ
ェニル)オクタンアミドを用い、参考例19と同様の方
法によって目的化合物を結晶として得た。
【0885】mp123.5 〜125.5 ℃(塩化メチレン−ヘ
キサン) IRスペクトル(KBr)cm-1:3225, 1736, 1647, 1612,
1538, 1514, 1373,1247, 1181, 1040, 829
【0886】
【参考例21】N−[2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)フェニル]−6−シクロペンチル−3
−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘキサンアミ
参考例17で得られた化合物を用い、参考例5と同様の
方法によって目的化合物をアモルファス状物質として得
た。
【0887】IRスペクトル(KBr)cm-1:1649, 1526,
1457, 1364, 1252, 1106, 1071,943, 837, 776
【0888】
【参考例22】N−[2−t−ブチル−5−[(3E)−4−エトキシ
カルボニルブテニル]フェニル]−3−(2,3−メチ
レンジオキシフェニル)オクタンアミド オキサリルクロリド85.3μl(1.0mmol)を
無水塩化メチレン1mlに溶解し、−78℃でジメチル
スルホキシド87μl(1.2mmol)の無水塩化メ
チレン1ml溶液を3分間で滴下した。10分後実施例
5で得た化合物の塩化メチレン3ml溶液を3分間で滴
下した。そのまま−78℃で15分間攪拌した後トリエ
チルアミン0.34ml(2.4mmol)を加え、さ
らに20分間攪拌した後0℃で1時間攪拌した。反応終
了後、水を加えて酢酸エチルで抽出し、飽和重曹水、飽
和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、粗製の
アルデヒド体を得た。このアルデヒド体を精製せずに用
い、参考例9と同様の方法によって目的化合物を油状物
質として得た。
【0889】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960, 293
2, 1706, 1679, 1458, 1063
【0890】
【参考例23】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2,4,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド 実施例11で得た化合物を用いて参考例8と同様の方法
によって目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0891】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2961, 293
5, 1670, 1608, 1592, 1467,1456, 1421, 1153, 1124
【0892】
【参考例24】N−[2−t−ブチル−5−[(E)−2−エトキシカ
ルボニルエテニル]フェニル]−3−(2,4,6−ト
リメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例23の化合物を用いて参考例9と同様の方法によ
って目的化合物を無色油状物質として得た。
【0893】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960, 293
1, 1705, 1640, 1608, 1592,1467, 1456, 1418, 1153,
1124
【0894】
【参考例25】2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シメチル)アニリン (i)2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチル−1−ニ
トロベンゼン 4−t−ブチル−3−ニトロ安息香酸6.0g(26.
9mmol)及びトリエチルアミン3.12g(30.
9mmol)のテトラヒドロフラン60ml溶液に、氷
冷下、クロルギ酸エチル3.12g(28.8mmo
l)のテトラヒドロフラン10ml溶液を10分間で滴
下した。同温度で45分間撹拌した後、反応液をセライ
トで濾過し、さらに沈澱をテトラヒドロフランで洗浄し
た。濾液と洗液を合わせた溶液を、氷冷下、水素化ホウ
素ナトリウム3.76g(99.5mmol)のテトラ
ヒドロフラン40mlと水40mlの混合液に25分間
で滴下し、さらに2時間同温度で撹拌した。反応液を濃
縮し、テトラヒドロフランをできるだけ留去した。残渣
をエーテル−水に分配し、水層よりエーテル抽出を行っ
た。有機層を合わせ、水で2回、飽和食塩水で1回洗浄
し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲル100gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサ
ン(20:80〜30:70)で溶出し5.24g(9
3%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0895】(ii)2−t−ブチル−5−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル)−1−ニトロベンゼン (i)で得られた化合物5.24g(25.0mmo
l)の塩化メチレン50ml溶液に氷冷下t−ブチルジ
メチルシリルクロリド4.15g(27.5mmo
l)、トリエチルアミン3.85ml(27.6mmo
l)及び4−N,N−ジメチルアミノピリジン815m
g(0.503mmol)を加えた。反応温度を室温に
戻し40分間撹拌した。反応液をヘキサン−エーテル
(1:1)で希釈し、水、希塩酸、水、重ソウ水、飽和
食塩水で順次洗浄した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル
100gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し塩化
メチレン−ヘキサン(1:1)で溶出し8.04g(収
率99%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0896】(iii) (ii)で得られた化合物25.1
9g(77.9mmol)のメタノール270ml溶液
に亜鉛末81g(1.24mmol)を加え、さらに氷
冷下酢酸10.8mlを加えた。発熱が収った後、3時
間加熱還流した。反応温度を室温に戻し、セライトを用
い濾過した。亜鉛をメタノールで洗い、洗液と濾液を合
わせ、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、
飽和重ソウ水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶
媒を留去し22.9g(定量的収率)の目的化合物を油
状物質として得た。本化合物は精製せず次の反応に用い
た。
【0897】IRスペクトル(liquid film): 3493, 338
5, 1622, 1572, 1508, 1470, 1464,1423, 1367, 1304,
1255, 1095
【0898】
【参考例26】N−〔2−t−ブチル−5−(3−t−ブチルジメチル
シリルオキシプロピル)フェニル〕−3−(3,4,5
−トリメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例4で得られた化合物4e及び参考例15で得られ
た化合物を用いて参考例10と同様の方法を用いること
により目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0899】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2958, 293
2, 2859, 1678, 1591, 1510, 1464,1423, 1130, 1103,
1006, 837
【0900】
【参考例27】N−〔2−t−ブチル−5−[3−[3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピオニルオキシ]プロピル]フェ
ニル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド こはく酸モノベンジルエステル141mg(0.68m
mol)および触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド
の塩化メチレン溶液4.0mlを氷冷し、塩化オキサリ
ル118μl(1.4mmol)を5分間で滴下し、室
温にもどした後さらに30分間撹拌した。反応後溶媒を
留去した後残渣を2mlの塩化メチレンに溶解した。こ
の溶液を実施例5で得た化合物206mg(0.45m
mol)およびトリエチルアミン190μl(1.4m
mol)の塩化メチレン4ml溶液に氷冷下5分間で滴
下した。室温にもどしさらに10分間撹拌した後溶媒を
留去した。残渣に酢酸エチルを加え、10%塩酸、飽和
重曹水および飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を
留去した後残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグ
ラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:
2)で溶出し、263mg(収率91%)の目的化合物
を油状物質として得た。
【0901】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
2, 1732, 1679, 1457, 1421, 1353,1161, 1063
【0902】
【参考例28】N−〔2−t−ブチル−5−[3−[2−(ベンジルオ
キシカルボニル)アセチルオキシ]プロピル]フェニ
ル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オク
タンアミド マロン酸モノベンジルエステル76mg(0.40mm
ol)、実施例5で得られた化合物218mg(0.4
8mmol)、及び4−ジメチルアミノピリジン95m
g(0.78mmol)のテトラヒドロフラン5ml溶
液に室温で1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド塩酸塩75mg(0.39mmo
l)を加え窒素気流下16時間撹拌した。さらにマロン
酸モノベンジルエステル151mg(0.78mmo
l)、4−ジメチルアミノピリジン95mg(0.78
mmol)、及び1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩75mg(0.39
mmol)を加え16時間撹拌した。反応液に酢酸エチ
ルを加え、10%塩酸、水、飽和重曹水、及び飽和食塩
水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカ
ゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:2)で溶出し目的化合物288mg
(収率95%)を無色油状物質として得た。
【0903】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
2, 1749, 1732, 1680, 1457, 1149,1063, 1029, 941
【0904】
【参考例29】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−[4−(ベンジルオ
キシカルボニルメチルベンゾイルオキシ]プロピル〕
フェニル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド 4−ベンジルオキシカルボニルメチル安息香酸204m
g(0.76mmol)のベンゼン3ml溶液に窒素気
流下トリエチルアミン0.35ml(2.53mmo
l)、クロロリン酸ジエチル0.15ml(1.0mm
ol)を順次加え室温で一時間撹拌した。この溶液に4
−ジメチルアミノピリジン75mg(0.51mmo
l)、実施例5で得られた化合物229mg(0.51
mmol)のベンゼン3ml溶液を順次加え室温で45
分間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、水、
10%塩酸水溶液、飽和重曹水、及び飽和食塩水で順次
洗浄した。乾燥後溶媒を留去し残渣をシリカゲルを用い
るカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキ
サン(1:5)で溶出し目的化合物314mg(収率8
8%)を無色油状物質として得た。
【0905】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
2, 1717, 1679, 1614, 1457, 1420,1279, 1182, 1156,
1123, 1064
【0906】
【参考例30】N−〔2−t−ブチル−5−[3−[3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピオニルオキシ]プロピル]フェ
ニル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド 実施例13で得られた化合物及びこはく酸モノベンジル
エステルを用いて参考例29と同様の方法を用いること
により目的化合物を無色油状物質として得た。NMRス
ペクトル(400MHz,CDCl3)δppm : 0.77〜0.88(3H,m), 1.
11〜1.41(7H,m), 1.25(9H,s), 1.62〜1.79(2H,m), 1.85
〜1.92(2H,m), 2.57〜2.69(6H,m), 2.71(2H,d,J=7Hz),
3.58 〜3.66(1H,m), 3.82(3H,s), 3.84(3H,s), 4.08
(2H,t,J=6Hz), 6.77(1H,d,J=8Hz), 6.84(1H,d,J=8Hz),
6.91 〜6.93(1H,m), 7.03(1H,t,J=8Hz), 7.12(1H,br.
s), 7.22(1H,d,J=8Hz), 7.30(1H,br.s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 2934, 1732, 167
8, 1479, 1272, 1162,1073, 1005
【0907】
【参考例31】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−[3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピオニルオキシ]プロピル]フェ
ニル〕−3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 実施例8で得られた化合物及びこはく酸モノベンジルエ
ステルを用いて参考例29と同様の方法を用いることに
より目的化合物を無色油状物質として得た。
【0908】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
4, 1732, 1678, 1600, 1496, 1466,1419, 1275, 1162,
1097, 1017
【0909】
【参考例32】2−i−プロピル−6−クロロメチルアニリン塩酸塩 (i)2−i−プロピル−6−メチルチオメチルアニリ
2−i−プロピルアニリン11.2g(82.9mmo
l)とジメチルスルフィド7.22g(116mmo
l)の塩化メチレン200ml溶液にN−クロロスクシ
ンイミド15.51g(116mmol)を内温15〜
20℃に保ちながら20分間で加えた。15分後にトリ
エチルアミン11.73g(116mmol)を加え9
時間加熱還流した。溶媒を留去しエーテルを加え、生じ
た不溶物を濾過した。濾液を濃縮し得られた残渣をシリ
カゲル300gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、ヘキサン−塩化メチレン(4:0〜4:1)で溶出
してスルフィド誘導体10.45g(65%)を油状物
質として得た。
【0910】IRスペクトル(liquid film)cm-1: 3447,
3354, 1623, 1460, 1447, 1280, 1268, 1242, 1049, 7
47 (ii)2−i−プロピル−6−メチルスルフィニルメチ
ルアニリン (i)で得られた化合物10.21g(52.3mmo
l)、炭酸ナトリウム5.31g(50mmol)の塩
化メチレン200ml懸濁液を氷冷し、70%m−クロ
ロ過安息香酸12.9g(52.3mmol)を15分
間で加え、さらに1時間30分同温度で撹拌した。反応
混合物を塩化メチレンで希釈し飽和重曹水、亜硫酸ナト
リウム水溶液、水で洗浄した。溶媒を留去し、残渣をエ
ーテル−ジイソプロピルエーテルで再結晶し7.74g
の一番晶を得た。母液を濃縮し、さらに同溶媒で再結晶
をくり返すことによって、さらに0.75gのs−オキ
シド誘導体を得た。合計収量8.49g(収率77
%)。
【0911】mp 91〜91.5℃(塩化メチレン−
ジイソプロピルエーテル) IRスペクトル(KBr) cm-1: 3465, 3367, 1644, 1461,
1437, 1417, 1018, 948, 752 (iii) 2−i−プロピル−6−クロロメチルアニリン
塩酸塩 (ii)の化合物7.74gの1,2−ジクロロエタン8
0ml溶液を50℃に加熱し、ガス導入管を用い塩化水
素ガスを35分間通じた。室温に冷却し、ヘキサン50
mlを加えた。析出した結晶を濾過した後、結晶をヘキ
サンで洗浄し7.78g(収率96%)のアニリンの塩
酸塩を粉末として得た。
【0912】本化合物は精製せず次の工程で用いた。
【0913】
【参考例33】3−(2−メトキシカルボニルフェニル)オクタン酸2−ベンジルオキシカルボニル−3−(2−メトキ
シカルボニルフェニル)オクタン酸 ベンジル エステ
臭化銅(1)・ジメチルスルフィド錯体51mg(0.
25mmol)のテトラヒドロフラン2ml懸濁液を−
78℃に冷却し、攪拌しながら2M臭化n−ペンチルマ
グネシウム エチルエーテル溶液0.40ml(0.8
0mmol)を2分間かけて加え同温度で40分間攪拌
した。このようにして得られる有機銅を含む懸濁液に、
サリチル酸メチルエステル及びマロン酸ジベンジルエス
テルを用い参考例1と同様の方法によって得られる3−
(2−メトキシカルボニルフェニル)−2−ベンジルオ
キシカルボニル−2−プロペン酸ベンジルエステル21
7mg(0.504mmol)のテトラヒドロフラン4
ml溶液を12分間で滴下し同温度で30分間攪拌し
た。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応を停止し
た後、反応液を酢酸エチルで希釈し、水、飽和食塩水で
順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲル(20g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−n−ヘキサン(1:4)で溶出し205
mg(収率81%)の目的物を無色粘稠性物質として得
た。
【0914】IRスペクトル(film)cm-1:1730,1497,1455,
1377,1269,1156,1079,1003,750,699 ii 3−(2−メトキシカルボニルフェニル)オクタン
iで得られた化合物3.63g(7.22mmol)の
メタノール20ml溶液に10%パラジウム−炭素触媒
323mgを加え水素雰囲気下室温で40分間激しく攪
拌した。触媒を濾去後、溶媒を留去して得た粘稠性の残
渣2.55gをキシレン50mlに溶解し45分間加熱
還流した。溶媒を減圧留去して得た残渣を6%(w/
w)含水シリカゲル(100g)を用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1
から1:0)で溶出し1.95g(収率97%)の目的
物を無色油状物として得た。
【0915】IRスペクトル(film)cm-1:1725,1489,1435,
1266,1194,1134,1106,1079,762,720 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82(3H,t,J=6H
z),1.06 〜1.30(6H,m),1.64 〜1.72(2H,m),2.64(1H,dd,
J=8Hz,15Hz),2.65(1H,dd,J=8Hz,15Hz),3.89(3H,s),3.95
〜4.06(1H,m),7.22 〜7.35(2H,m),7.43 〜7.49(1H,m),
7.72 〜7.76(1H,m)
【0916】
【参考例34a】N−〔2−t−ブチル−5−(2−t−ブチルジメチル
シリルオキシ−1,1− ジメチルエチル)フェニル〕−
3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンア ミド 参考例42で得られた化合物352mg(1.05mm
ol)およびピリジン1.0mlのジクロロメタン2m
l溶液に、参考例4iの化合物294mg(1.05m
mol)、塩化オキサリル0.18ml(2.1mmo
l)及び触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドより調
製した酸クロリドのジクロロメタン6ml溶液を加え室
温で70分間攪拌した。反応液を酢酸エチル−n−ヘキ
サン(1:1)で希釈し、水、飽和食塩水で順次洗浄し
た。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカゲル(2
5g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−n−ヘキサン(1:4)で溶出し620mg
(収率99%)の目的物を無色油状物質として得た。
【0917】IRスペクトル(film)cm-1:1651,1613,150
7,1466,1289,1258,1208,1158,1094,835 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:-0.05(6H,s),0.84
(9H,s),0.88(3H,t,J=6Hz),1.18〜1.30(6H,m),1.23(6H,
s),1.26(9H,s),1.65 〜1.78(2H,m),2.65(1H,dd,J=7Hz,1
4Hz),2.73(1H,dd,J=9Hz,14Hz),3.43 〜3.55(1H,m),3.45
(2H,s),3.77(6H,s),6.42 〜6.48(2H,m),7.03(1H,br.s),
7.08 〜7.25(4H,m) 参考例34aと同様の方法によって、参考例39及び参
考例25で得られた化合物を用い、参考例34bの化合
物を得た。
【0918】また参考例34bと同様の方法によって参
考例33で得られた化合物を用い34cを得た。
【0919】
【化48】
【0920】
【表5】 参考例番号 R2a2b mp(℃)(再結晶溶媒) ──────────────────────────────────── 34b 2-OMe 4-OCH2Ph 88 〜90(ヘキサン) 34c 2-COOMe H 132 〜133 (酢酸エチル−ヘキサン) ──────────────────────────────────── 34b:NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.08(6H,
s),0.85(3H,t,J=6Hz),0.93(9H,s),1.20 〜1.28(6H,m),
1.27(9H,s),1.66〜1.79(2H,m),2.57 〜2.82(2H,m),3.43
〜3.57(1H,m),3.76(3H,s),4.66(2H,s),5.02(2H,s),6.5
0〜6.56(2H,m),7.04 〜7.16(3H,m),7.25 〜7.46(7H,m) IRスペクトル:3262,1647,1612,1506,1463,1257,1201,11
06,837,776,695 34c:NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.09(6H,
s),0.82(3H,t,J=6Hz),0.93(9H,s),1.13 〜1.24(6H,m),
1.35(9H,s),1.77〜1.90(2H,m),2.57(1H,dd,J=8Hz,14H
z),2.83(1H,dd,J=6Hz,14Hz),3.87(3H,s),3.98〜4.09(1
H,m),4.65(2H,s),7.09〜7.15(2H,m),7.26 〜7.56(4H,
m),7.80 〜7.83(1H,m),8.00(1H,br.s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1721,1642,1543,1364,1248,11
85,1107,1075,839,778
【0921】
【参考例35】4−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド 2,4−ジベンジルオキシベンズアルデヒド18.21
g(57.2mmol)のベンゼン100mlとエーテ
ル15mlの混合溶液に臭化マグネシウム・エーテル錯
体17.74g(68.7mmol)を加え、40℃で
10時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し2N塩
酸で1回、水で2回、飽和食塩水で1回洗浄した。乾燥
後溶媒を留去し、残渣をシリカゲル750gを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル
(1:1)で溶出し目的化合物12.8g(収率98
%)を結晶として得た。
【0922】mp 79.5〜80℃(ジクロロメタン−ヘキサ
ン) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:5.12(2H,s),6.51
(1H,d,J=3Hz),6.62(1H,dd,J=3Hz,9Hz),7.32〜7.47(6H,
m),9.72(1H,s),11.48(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1628,1577,1507,1341,1227,12
19,1186,1119,1008,763,648
【0923】
【参考例36】4−ベンジルオキシ−2−メトキシベンズアルデヒド 参考例35で得られた化合物12.58g(56.0m
mol)及びヨウ化メチル7.0ml(112mmo
l)のアセトン100ml溶液に炭酸カリウム9.2g
(112mmol)を加え45℃で4.5時間攪拌し
た。反応液をロ過し、ロ液を濃縮した後、酢酸エチルを
加え、2N苛性ソーダ水溶液で1回、水で2回、飽和食
塩水で1回洗浄した。乾燥後、溶媒を留去しヘキサンを
加えヘキサン不溶分を酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し
5.1gの目的物を得た。母液を濃縮し同溶媒で再結晶
することによりさらに3.1gを得た。合計収量6.2
g(収率60%) mp 95.5〜97.5℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:3.89(3H,s),5.13
(2H,s),6.54(1H,d,J=2Hz),6.63(1H,dd,J=2Hz,9Hz),7.35
〜7.46(5H,m),7.81(1H,d,J=9Hz),10.29(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1665,1596,1425,1263,1215,11
76,1100,1000,832,726
【0924】
【参考例37】3−(2−メトキシ−4−ベンジルオキシフェニル)−
2−エトキシカルボニル −2−プロペン酸 エチル エ
ステル 参考例1と同様の方法によって、参考例36の化合物を
用い結晶として目的化合物を得た。
【0925】mp 75〜77℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:1.27(3H,t,J=7H
z),1.32(3H,t,J=7Hz),3.82(3H,s),4.28(2H,quart,J=7H
z),4.30(2H,quart,J=7Hz),5.08(2H,s),6.49〜6.55(2H,
m),7.33 〜7.45(6H,m),8.04(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1718,1607,1508,1284,1254,12
15,1206,1119,1007,823,729
【0926】
【参考例38】3−(2−メトキシ−4−ベンジルオキシフェニル)−
2−エトキシカルボニル オクタン酸 エチル エステル 1Mペンチルマグネシウムブロミド テトラヒドロフラ
ン溶液81.6ml(81.6mmol)に、室温下参
考例37で得られた化合物20.9g(54.4mmo
l)のエーテル70ml溶液を15分間で滴下し、さら
に10分間攪拌した。反応液を希塩酸を含む氷水の中に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、飽和食塩水
で順次洗浄し、乾燥した後溶媒を留去した。残渣をシリ
カゲル800gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)で溶出し、10.
8g(収率43%)の目的物を油状物質として得た。
【0927】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.81
(3H,t,J=7Hz),0.95(3H,t,J=7Hz),1.02〜1.30(7H,m),1.2
7(3H,t,J=7Hz),1.48〜1.62(1H,m),1.67 〜1.84(1H,m),
3.57(1H,dt,J=3Hz,11Hz),3.78(3H,s),3.88(2H,quart,J=
7Hz),4.21(2H,quart,J=7Hz),5.02(2H,s),6.44〜6.51(2
H,m),7.00(1H,d,J=8Hz),7.28〜7.45(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:1753,173
2,1613,1586,1505,1464,145
5,1370,1260,1161,1018
【0928】
【参考例39】3−(4−ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)オ
クタン酸 参考例38の化合物を用い、参考例3と同様の方法によ
って目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0929】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
0.83(3H,t,J=7Hz),1.13 〜1.29(6H,m),1.57 〜1.70(2H,
m),2.60 〜2.67(2H,m),3.40(1H,quint,J=7Hz),3.76(3H,
s),5.03(2H,s),6.48〜6.53(2H,m),6.99 〜7.04(1H,m),
7.29 〜7.47(5H,m) IRスペクトル(film) cm-1:2361,1707,1613,1505,1455,1
291,1200,1161,1038,735,697
【0930】
【参考例40】N−〔2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)メチルフェニ ル〕−3−(4−ヒドロキシ−
2−メトキシフェニル)オクタンアミド 参考例34bの化合物85mg(0.13mmol)の
エタノール8ml溶液に10%パラジウム−炭素触媒1
18mgを加え、水素気流下2時間激しく攪拌した。反
応液をロ過して触媒を除き、溶媒を留去した。残渣をシ
リカゲル8gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し
ヘキサン−酢酸エチル(5:1)で溶出し29mg(収
率40%)の目的物を結晶として得た。
【0931】mp 102 〜105 ℃(ヘキサン−酢酸エチ
ル) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.08(6H,s),0.83
(3H,t,J=6Hz),0.93(9H,s),1.08 〜1.33(6H,m),1.27(9H,
s),1.58〜1.77(2H,m),2.56 〜2.80(2H,m),3.47(1H,quin
t,J=8Hz),3.72(3H,s),4.64(2H,s),5.57(1H,s),6.25 〜
6.40(2H,m),6.94〜7.37(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:3287,165
7,1615,1510,1468,1292,125
6,1198,1107,837,777
【0932】
【参考例41】2−t−ブチル−5−シアノメチル−1−ニトロベンゼ
参考例25のiで得られた化合物1.12g(5.35
mmol)のジクロロメタン20ml溶液に、氷冷下メ
シルクロリド629mg(5.49mmol)、次いで
トリエチルアミン566mg(5.60mmol)を加
え、同温度で1時間攪拌した。反応液に水を加え反応を
終結させ、ジクロロメタンを留去した。残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、水で3回洗浄して溶媒を留去した。このよ
うにして得られたメシル化物をN,N−ジメチルホルム
アミド10mlに溶解しシアン化ナトリウム313mg
(6.39mmol)、次いでヨウ化ナトリウム1.2
0g(8.00mmol)を加え、室温で終夜攪拌し
た。反応液を酢酸エチルで希釈し、水で数回、飽和食塩
水で1回洗浄し、乾燥した後溶媒を留去した。残渣をシ
リカゲル20gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
しヘキサン−アセトン(8:1〜5:1)で溶出し目的
化合物1.10g(収率95%)を油状物質として得
た。
【0933】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:
1.40(9H,s),3.77(2H,s),7.28〜7.62(3H,m)
【0934】
【参考例42】2−t−ブチル−5−(2−t−ブチルジメチルシリル
オキシ−1,1−ジメチ ルエチル)アニリン2−(4−t−ブチル−3−ニトロフェニル)−2
−メチルプロピオニトリル カリウムt−ブトキシド2.15g(19.2mmo
l)のテトラヒドロフラン20ml溶液を−60℃に冷
却し、参考例41で得られた化合物1.66g(7.6
1mmol)のテトラヒドロフラン10ml溶液を4分
間かけて滴下した。続いてヨウ化メチル1.4ml(6
7.5mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド30
mlを加え0℃まで昇温しながら100分間攪拌した。
ヨウ化メチル2.8ml(135mmol)およびカリ
ウムt−ブトキシド2.73g(24.3mmol)を
加え0℃でさらに20分間攪拌後、飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え反応を停止した。反応液を水中に注ぎ酢
酸エチル−n−ヘキサン−ジクロロメタン(25:7
5:10)で抽出し、抽出液を水、飽和食塩水で順次洗
浄した。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣を酢酸エチル
−n−ヘキサンより再結晶し1.79g(収率95%)
の目的物を薄い黄色のプリズム状結晶として得た。
【0935】IRスペクトル(KBr) cm-1:2239,1530,1502,
1372,1250,1144,1064,898,838,826 ii 2−(4−t−ブチル−3−ニトロフェニル)−2
−メチルプロパノール iで得られた化合物1.70g(6.90mmol)、
水4ml、濃硫酸4mlの混合物を170℃で2時間激
しく攪拌した。冷後、反応液を氷水中にあけエチルエー
テルで抽出し、抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄し
た。乾燥後、溶媒を留去して得た結晶1.86gをテト
ラヒドロフラン20mlに溶解しボラン・ジメチルスル
フィド錯体0.8ml(8.0mmol)を5分間かけ
て滴下し、さらに20分間加熱還流した。冷後、メタノ
ール2mlを滴下して反応を停止し、さらに室温で80
分間攪拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣を酢酸エ
チル−n−ヘキサン(1:1)で希釈し、水、飽和食塩
水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣を
シリカゲル(50g)を用いるカラムクロマトグラフィ
ーに付し酢酸エチル−n−ヘキサン(1:2)で溶出し
1.48g(収率83%)の目的物を淡黄色のプリズム
状結晶として得た。
【0936】mp 92〜94℃(イソプロピルエーテル−n
−ヘキサン) IRスペクトル(KBr) cm-1:3321,1527,1365,1255,1050,98
0,837,772,755,674 iii 2−t−ブチル−5−(2−t−ブチルジメチルシ
リルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−1−ニトロベ
ンゼン iiで得られた化合物1.37g(5.45mmol)、
t−ブチルジメチルシリルクロリド945mg(6.2
7mmol)および4−ジメチルアミノピリジン67m
g(0.545mmol)のジクロロメタン5ml溶液
にトリエチルアミン0.90ml(6.46mmol)
のジクロロメタン2ml溶液を加え室温で12時間攪拌
した。反応液を酢酸エチル−n−ヘキサン(1:3)で
希釈し、1N塩酸、氷水、飽和重曹水、飽和食塩水で順
次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して1.98g(収率
99%)の目的物を薄い黄色油状物質として得た。
【0937】IRスペクトル(film)cm-1:1532,1472,1368,
1254,1100,837,756,673 iV 2−t−ブチル−5−(2−t−ブチルジメチルシ
リルオキシ−1,1−ジメチルエチル)アニリン iii で得られた化合物1.98g(5.42mmol)
のメタノール25ml溶液に亜鉛末7.13g(10
9.1mmol)を加え氷冷下酢酸1.8mlを滴下し
た。同温度で10分間、室温で40分間、50℃で2時
間攪拌した。冷後、反応液を酢酸エチルで希釈し、固形
物を濾去後、濾液を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチル
で希釈し、希塩化アンモニウム水溶液、水、飽和重曹
水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し
て得た残渣をシリカゲル(50g)を用いるカラムクロ
マトグラフィーに付し酢酸エチル−n−ヘキサン(1:
10)で溶出し1.80g(収率98%)の目的物を無
色油状物質として得た。
【0938】IRスペクトル(film)cm-1:3492,3384,1621,
1561,1509,1472,1414,1312,1256,1094 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:-0.04(6H,s),0.87
(9H,s),1.25(6H,s),1.40(9H,s),3.48(2H,s),3.76(1H,b
r.s),6.65(1H,d,J=2Hz),6.74(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.15(1
H,d,J=8Hz)
【0939】
【参考例43】N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(3−ベンジルオキ
シカルボニルプロピオニ ルオキシ)−1,1−ジメチル
エチル〕フェニル〕−3−(2,4−ジメトキシ フェニ
ル)オクタンアミド 実施例75で得られた化合物348mg(0.719m
mol)、こはく酸、モノベンジルエステル228mg
(1.10mmol)、4−ジメチルアミノピリジン1
76mg(1.44mmol)および、1−エチル−3
−(ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩2
11mg(1.10mmol)のジクロロメタン10m
l溶液を室温で12時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、1N塩酸、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順
次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリカ
ゲル(40g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−ジクロロメタン(1:9)で溶出し47
5mg(収率98%)の目的物を無色粘稠性物質として
得た。
【0940】IRスペクトル(film)cm-1:1738,1661,1613,
1586,1507,1466,1262,1210,1158,1036 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=6H
z),1.05 〜1.30(6H,m),1.27(15H,s),1.65 〜1.75(2H,
m),2.60 〜2.78(2H,m),2.63(4H,s),3.44〜3.55(1H,m),
3.77(6H,s),4.05(2H,s),5.11(2H,s),6.43〜6.48(2H,m),
7.04 〜7.13(3H,m),7.23 〜7.38(7H,m)
【0941】
【参考例44】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(3−ベンジルオキ
シカルボニルプロピオニ ルオキシ)ブチル〕フェニル〕
−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタン アミド 実施例70で得られた化合物を用い、参考例43と同様
の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0942】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77
〜0.92(3H,m),1.21(3H,d,J=7Hz),1.11〜1.32(6H,m),1.2
6(9H,s),1.62〜1.94(4H,m),2.42 〜2.81(8H,m),3.43 〜
3.57(1H,m),3.77(6H,s),4.84〜5.00(1H,m),5.14(2H,s),
6.41〜6.52(2H,m),6.86 〜7.42(10H,m) IRスペクトル(liquid film)cm−1:1
734,1657,1612,1585,1506,1
456,1418,1377,1288,1261,1
209,1159,1130,1036
【0943】
【参考例45】2,3−メチレンジオキシベンズアルデ
ヒドのかわりに置換ベンズアルデヒドを用い参考例1と
同様の方法によって対応するプロペン酸誘導体を得た。
それらを用いさらに参考例2及び3と同様の方法によっ
て目的とするカルボン酸45a〜bを得た。
【0944】
【化49】
【0945】
【表6】 参考例 R2a2b2c2d mp(℃) IRスペクトル(c
m-1) 番号 (再結晶溶媒)(測定溶媒等) ──────────────────────────────────── 45a 4-Cl H H H 75-76 2924,2858,1698,1495, (AcOEt-Hex) 1319,1267,1095,1015, 932,826 45b 2-OCH2CH=CH2 3-Me H H 油状物質 1709,1466,1422,1258, 1188,1092,990,928, 785,762 ────────────────────────────────────
【0946】
【参考例46】5−アセチル−2−t−ブチル−1−ニトロベンゼン3−(4−t−ブチル−3−ニトロフェニル)−3
−オキソプロピオン酸エチルエステル 臭化マグネシウム・エチルエーテル錯体12.50g
(48.4mmol)および、マロン酸モノエチルエス
テルカリウム塩16.00g(94.00mmol)の
テトラヒドロフラン120ml懸濁液を室温で2時間攪
拌した。このように得られた懸濁液に4−t−ブチル−
3−ニトロ安息香酸10.48g(46.9mmol)
および、カルボニルジイミダゾール8.50g(52.
4mmol)のアセトニトリル100ml溶液を50℃
で1時間攪拌して得た溶液を15分間かけて加えた。室
温で75分間攪拌後、減圧下濃縮して得た残渣を希塩化
アンモニウム水溶液中にあけ酢酸エチルで抽出した。抽
出液を2N塩酸、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗
浄した。乾燥後、溶媒を留去して13.90g(定量的
収率)の目的物を淡黄色の油状物として得た。
【0947】IRスペクトル(film)cm-1:1742,1694,1630,
1538,1422,1370,1260,1203,1061,1028 ii 5−アセチル−2−t−ブチル−1−ニトロベンゼ
iで得られた化合物13.90g(46.9mmo
l)、濃塩酸30ml、水60mlおよび、酢酸100
mlの混合物を2時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮
して得た残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン(1:2)で
希釈し、水で1回、飽和重曹水で3回、さらに飽和食塩
水で洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して得た残渣をシリ
カゲル(250g)を用いるカラムクロマトグラフィー
に付し酢酸エチル−n−ヘキサン(15:85)で溶出
し10.23g(収率98.6%)の目的物を淡黄色油
状物質として得た。
【0948】IRスペクトル(film)cm-1:1694,1611,1536,
1370,1296,1246,1057,976,903,837
【0949】
【参考例47】2−t−ブチル−5−アセチルアニリン 参考例42のivと同様の方法によって、参考例46の化
合物を用い目的化合物を結晶として得た。
【0950】mp 80〜82℃(酢酸エチル−ヘキサン) IRスペクトル(KBr) cm-1:3501,3383,1676,1633,1599,14
22,1325,1302,1281,1237 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:1.43(9H,s),2.54
(3H,s),3.96(2H,br.s),7.24〜7.31(3H,m)
【0951】
【参考例48】3−(5−ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)オ
クタン酸2−ヒドロキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸ベン
ジルエステル 2,5−ジベンジルオキシ安息香酸ベンジルエステル1
74mg(0.41mmol)のベンゼン4ml溶液に
臭化マグネシウムエーテル錯体127mg(0.49m
mol)を加え70℃にて4時間攪拌した。室温にもど
しジエチルエーテルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水で
順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留
去し残渣をシリカゲル10gを用いるカラムクロマトグ
ラフィーに付し、塩化メチレン−n−ヘキサン(4:6
〜1:1)で溶出して得られる画分をジエチルエーテル
−n−ヘキサンで再結晶し目的物109mg(収率79
%)を結晶として得た。
【0952】mp 69〜70℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:5.00(2H,s),5.37
(2H,s),6.92(1H,d,J=9Hz),7.15(1H,dd,J=3Hz,9Hz),7.28
〜7.47(11H,m),10.36(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3032,2963,2874,1672,1612,14
89,1472,1452,1389,1375,1333,1284,1246,1228,1209,11
96,1066,1016 ii 2−メトキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸ベンジ
ルエステル iで得られた化合物41.42g(0.12mol)の
N,N−ジメチルホルムアミド100ml溶液に炭酸カ
リウム17.12g(0.12mol)とヨウ化メチル
87.92g(0.62mol)を加え80℃で9時間
攪拌した。酢酸エチルで希釈し水層が中性になるまで水
洗しさらに飽和食塩水で洗浄した。
【0953】無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留
去し残渣をシリカゲル1kgを用いるカラムクロマトグ
ラフィーに付しn−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)で
溶出し目的物38.8g(収率89%)を油状物質とし
て得た。
【0954】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:3.86
(3H,s),5.02(2H,s),5.34(2H,s),6.92(1H,d,J=9Hz),7.09
(1H,dd,J=3Hz,9Hz),7.26〜7.47(10H,m),7.46(1H,d,J=3H
z) IRスペクトル(liquid film)cm-1:3065,3032,2945,1728,
1583,1500,1456,1419,1377,1284,1240,1203,1068,1028 iii 2−メトキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸 iiで得られた化合物24.02g(69.0mmol)
のメタノール120ml溶液に5N水酸化ナトリウム水
溶液27.6ml(138mmol)を加え3時間加熱
還流を行った。室温にもどした後水を加え濃塩酸で酸性
とし酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で4回
洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し
残渣をジクロロメタン−ジエチルエーテルで再結晶し目
的物17.10g(収率96%)を結晶として得た。
【0955】mp 113 〜114 ℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:4.04(3H,s),5.08
(2H,s),7.01(1H,d,J=9Hz),7.19(1H,dd,J=3Hz,9Hz),7.27
〜7.48(5H,m),7.79(1H,d,J=3Hz),10.73 〜11.15(1H,b
r.s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1709,1500,1464,1456,1431,13
62,1284,1263,1227,1209,1026,1011 iv N,O−ジメチル−(2−メトキシ−4−ベンジル
オキシフェニル)カルボヒドロキサム酸 iii で得られた化合物16.79g(65.0mmo
l)のジクロロメタン84ml溶液を氷冷下、塩化オキ
サリル11.5ml(130mmol)ついでN,N−
ジメチルホルムアミドを1滴加え、同温度で10分間、
室温で1時間攪拌した。溶媒を留去して得られる酸塩化
物を再びジクロロメタン160mlに溶かし氷冷下にて
N,O−ジメチルヒドロキシアミン・塩酸塩7.61g
(78.0mmol)とピリジン15.7ml(195
mmol)を加え30分間攪拌した。ジエチルエーテル
で希釈し希塩酸、2N水酸化ナトリウム水溶液、水、飽
和食塩水で順次洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去し残渣をジクロロメタン−ジエチルエーテル
で再結晶し目的物18.57g(収率94%)を結晶と
して得た。
【0956】mp 86〜87℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:3.09〜3.43(3H,b
r.s),3.33〜3.74(3H,br.s),3.80(3H,s),5.02(2H,s),6.8
1〜7.01(3H,m),7.27 〜7.45(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1630,1504,1470,1454,1431,13
81,1302,1275,1228,1186,1024 v 5−ベンジルオキシ−1−(1−オキソヘキシル)
−2−メトキシベンゼン 1.0Mn−ペンチルマグネシウムブロミド テトラヒ
ドロフラン溶液184.9ml(185mmol)をテ
トラヒドロフラン50mlで希釈し塩−氷で冷却してIV
で得られた化合物18.57g(61.6mmol)の
テトラヒドロフラン50ml溶液を内温0℃〜2℃で1
5分間かけて滴下しさらに同温度で1時間攪拌した。氷
冷した5%塩酸エタノール溶液200mlの中に反応液
を注ぎ反応を停止させ、ジエチルエーテルで抽出した。
抽出液を水次いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル400
gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しn−ヘキサ
ン−ジクロロメタン(1:2)で溶出し18.75g
(収率98%)の目的物を結晶として得た。
【0957】mp 39℃〜40℃(n−ヘキサン) NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.90(3H,t,J=7H
z),1.23 〜1.42(2H,m),1.56 〜1.76(2H,m),2.95(2H,t,J
=7Hz),3.85(3H,s),5.04(2H,s),6.90(2H,d,J=9Hz),7.06
(1H,dd,J=3Hz,9Hz),7.26 〜7.48(6H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2949,2862,1664,1580,1491,14
56,1421,1279,1219,1171,1049,1020 vi 3−(2−メトキシ−5−ヒドロキシフェニル)オ
クタン酸エチルエステル n−ヘキサンで2回洗浄した55%油性水素化ナトリウ
ム3.90g(89.2mmol)のテトラヒドロフラ
ン100ml懸濁液に氷冷下ジエチルホスホノ酢酸エチ
ルエステル20.00g(89.2mmol)のテトラ
ヒドロフラン80ml溶液を10分間で滴下した。室温
にもどし20分間攪拌し再び氷冷してVで得られた化合
物18.39g(59.4mmol)を4回に分けて加
えた。4時間加熱還流した後室温にもどしジエチルエー
テルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣38.
67gを得た。これを再びエタノール200mlに溶か
し、10%パラジウム−炭素触媒6.81gを加え水素
雰囲気下室温にて4時間30分攪拌をした。セライトを
用いて触媒をロ過した後溶媒を留去し残渣をシリカゲル
400gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しジク
ロロメタン−酢酸エチル(20:1)で溶出し目的物1
5.36g(収率87%)を油状物質とした。
【0958】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=7Hz),1.05 〜1.33(6H,m),1.16(3H,t,J=7Hz),1.
52〜1.73(2H,m),2.59(2H,d,J=7Hz),3.46(1H,quint,J=7H
z),3.76(3H,s),4.05(2H,quart,J=7Hz),4.72(1H,s),6.59
〜6.67(2H,m),6.69 〜6.76(1H,m) vii 3−(2−メトキシ−5−ベンジルオキシフェニ
ル)オクタン酸エチルエステル viで得られた化合物2.58g(8.76mmol)の
アセトン50ml溶液に炭酸セシウム2.86g(8.
77mmol)と臭化ベンジル3.00g(17.6m
mol)のアセトン10ml溶液を加え5時間加熱還流
した。室温にもどしジエチルエーテルで希釈し水次いで
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去し残渣をシリカゲル100gを用いるカラム
クロマトグラフィーに付しジクロロメタン−n−ヘキサ
ン(3:2)で溶出し目的物2.84g(収率84%)
を油状物質として得た。
【0959】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83
(3H,t,J=7Hz),1.03 〜1.32(6H,m),1.16(3H,t,J=7Hz),1.
51〜1.68(2H,m),2.58(2H,d,J=7Hz),3.48(1H,quint,J=7H
z),3.77(3H,s),4.04(2H,quart,J=7Hz),5.00(2H,s),6.73
〜6.81(3H,m),7.27 〜7.47(5H,m) viii 3−(2−メトキシ−5−ベンジルオキシフェニ
ル)オクタン酸 vii で得られた化合物18.88g(49.1mmo
l)のエタノール溶液に5N水酸化ナトリウム水溶液1
9.6ml(98.2mmol)を加え1時間加熱還流
した。ジエチルエーテル−n−ヘキサン(1:1)で希
釈し2N水酸化ナトリウム水溶液で2回抽出した。抽出
液を合わせ濃塩酸で酸性にしてジエチルエーテルで抽出
し水次いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去し目的物17.52g(定量的収
率)を油状物質として得た。
【0960】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82
(3H,t,J=7Hz),1.01 〜1.33(6H,m),1.52 〜1.71(2H,m),
2.59(1H,dd,J=7Hz,16Hz),2.65(1H,dd,J=7Hz,16Hz),3.46
(1H,quintet,J=7Hz),3.75(3H,s),5.00(2H,s),6.74〜6.8
2(3H,m),7.27 〜7.47(5H,m) IRスペクトル(liq.film)cm-1:1707,1608,1587,1499,146
4,1423,1379,1221,1180,1045,1028
【0961】
【参考例49】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−〔3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピ オニルオキシ〕プロピル〕フェ
ニル〕−3−(2,4,6−トリメトキシフェニ ル)オ
クタンアミド 実施例30の化合物を用いて参考例27と同様の方法を
用いることにより目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0962】IRスペクトル(CHCl) cm−1
2960,2936,1732,1676,1608,
1592,1155,1125
【0963】
【参考例50】N−〔2−t−ブチル−5−メトキシカルボニルフェニ
ル〕−3−(2,3−メ チレンジオキシフェニル)オク
タンアミド 実施例1で得られた化合物1.20g(2.82mmo
l)のアセトン100ml溶液に0.7Mジョーンズ試
薬6mlを加え室温で1時間攪拌した。反応終了後アセ
トンを減圧で留去した後、水50mlを加え、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した。乾燥
後、溶媒を留去し、残渣をメタノール10ml、酢酸エ
チル1mlに溶解し、トリメチルシリルジアゾメタンの
10%n−ヘキサン溶液6.5mlを加え室温で1時間
攪拌した。溶媒を減圧で留去した後残渣をシリカゲルを
用いるカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸
エチル(5:1)で溶出し目的化合物を400mg(収
率31%)を無色泡状物質として得た。
【0964】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2958,2932,1
721,1683,1458,1412,1302,1126,1063,939
【0965】
【参考例51】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−〔3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピ オニルオキシ〕エチル〕フェニ
ル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オク タンア
ミド 実施例49で得られた化合物を用いて参考例27と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0966】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,173
2,1683,1479,1272,1162,1006
【0967】
【参考例52】N−〔2−t−ブチル−5−(3−メトキシカルボニル
エチル)フェニル〕−3 −(2,3−メチレンジオキシ
フェニル)オクタンアミド オキサリルクロリド0.08mlの塩化メチレン1ml
溶液を−78°に冷却し、ジメチルスルホキシド0.8
mlの塩化メチレン1ml溶液を滴下した。10分後実
施例5で得られた化合物200mg(0.44mmo
l)の塩化メチレン3ml溶液を滴下した。−78°で
15分間攪拌した後トリエチルアミン0.31mlを加
え、0°に昇温して30分間攪拌した。水を加えた後酢
酸エチルで抽出し、抽出液を10%塩酸、飽和重曹水、
飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を減圧で留去し
泡状物質208mgを得た。
【0968】この化合物208mg(0.46mmo
l)、リン酸二水素ナトリウム二水和物72mg、2−
メチル−2−ブテン162mgの水1ml及びt−ブタ
ノール5mlの混合溶液に80%亜塩素酸ナトリウム1
82mgの水1ml溶液を加え室温で1時間攪拌した。
0°に冷却し10%塩酸を加えた後酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し乾燥後減圧で溶媒を留
去した。残渣をメタノール4mlに溶解し、トリメチル
シリルジアゾメタン10%n−ヘキサン溶液0.8ml
を加え室温で1時間攪拌した。さらにトリメチルシリル
ジアゾメタン10%n−ヘキサン溶液0.8mlを加え
15分間攪拌した後減圧で溶媒を留去した。残渣を酢酸
エチルに溶解し水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄
し乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル
(3:1)で溶出し目的化合物120mg(収率56
%)を無色泡状物質として得た。
【0969】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2958,2932,173
3,1679,1458,1060,940,830
【0970】
【参考例53】N−〔2−t−ブチル−5−メトキシカルボニルフェニ
ル〕−3−(2,3−ジ メトキシフェニル)オクタンア
ミド 実施例12で得られた化合物を用いて参考例50と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0971】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2958,2934,172
1,1685,1477,1438,1412,1302,1270,1125,1006
【0972】
【参考例54】N−〔2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
エチル)フェニル〕−3 −(2,3−ジメトキシフェニ
ル)オクタンアミド 55%油性水素化ナトリウム76mg(1.73mmo
l)のN,N−ジメチルホルムアミド3ml懸濁液に、
氷冷下2−ジエトキシホスホリル酢酸エチルエステル
0.34ml(1.73mmol)を5分間で滴下し、
室温に戻して30分間攪拌した。再び氷冷し参考例8で
得られた化合物381mg(0.87mmol)のN,
N−ジメチルホルムアミド3ml溶液を5分間で滴下
し、さらに室温で17時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ルで希釈し、水で数回、飽和食塩水で1回洗浄し、乾燥
後溶媒を留去した。残渣をエタノール20ml溶液に1
0%パラジウム−炭素触媒100mgを加え、3時間水
素気流下激しく攪拌した。反応液をセライトを用いてロ
過し、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を合わ
せ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いるカラム
クロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:
2)で溶出し426mg(収率96%)の目的化合物を
油状物質として得た。
【0973】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,172
7,1678,1479,1266,1007
【0974】
【参考例55】N−〔2−t−ブチル−5−〔3−〔3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピ オニルオキシ〕ブチル〕フェニ
ル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オク タンア
ミド 実施例60で得られた化合物を用いて参考例27と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質と
して得た。
【0975】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2934,172
9,1678,1479,1273,1165,1006
【0976】
【参考例56】2,3−エチレンジオキシベンズアルデヒド 2,3−ジヒドロキシベンズアルデヒド4.09g(2
9.6mmol)、炭酸セシウム29.6g(91.0
mmol)、1,2−ジブロモエタン8.34g(4
4.6mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液
を110°で2時間加熱攪拌した。冷後濾過により不溶
物を取り除いた。不溶物を酢酸エチルで十分に洗浄し
た。濾液を減圧下濃縮し残渣に先の洗浄液を加え、生じ
た不溶物を濾過により取り除いた。濾液を水、飽和食塩
水で洗浄し乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲルを用
いたカラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エ
チル(4:1)で溶出し、3.99g(収率82%)の
目的物を無色の結晶として得た。
【0977】mp 60〜62° IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2884,1687,1601,1481,1287,
1087
【0978】
【参考例57】3−(2−メトキシエトキシメトキシメチル)ベンジル
アルコール 55%油性水素化ナトリウム174mg(4.0mmo
l)テトラヒドロフラン懸濁液3mlに氷冷下1,3−
ベンゼンジメタノール500mg(3.6mmol)の
テトラヒドロフラン溶液を滴下した後室温に戻し30分
間攪拌した。反応液に氷冷下塩化メトキシエトキシメチ
ル541mg(4.3mmol)を加え室温に戻した後
1.5時間攪拌した。反応後氷水を加え酢酸エチルで抽
出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を留
去し、残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフ
ィーに付しヘキサン−酢酸エチル(2:1〜1:1)で
溶出し目的物404mg(収率49%)を無色油状物質
として得た。
【0979】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3610,2934,289
0,1111,1049
【0980】
【参考例58】3−(2−メトキシエトキシメトキシメチル)ベンズア
ルデヒド 参考例57で得られた化合物を用いて実施例41と同様
の方法を用いることにより目的化合物を無色油状物質と
して得た。
【0981】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2933,2893,273
5,1699,1609,1591,1050
【0982】
【参考例59】N−〔2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
−2,2−ジフルオロ− 1−ヒドロキシエチル)フェニ
ル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オク タンア
ミド 亜鉛末118mgのテトラヒドロフラン5ml懸濁液を
加熱還流しながら実施例111で得られた化合物397
mg(0.9mmol)およびブロモジフルオロ酢酸エ
チルエステル0.17ml(1.4mmol)のテトラ
ヒドロフラン5ml溶液を5分間で滴下した。2時間還
流した後さらにブロモジフルオロ酢酸エチルエステル
0.17ml(1.4mmol)を加え1時間加熱還流
した。冷後1M硫酸水素カリウムおよび酢酸エチルを加
え、飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を留去し残渣を
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付しヘ
キサン−酢酸エチル(2:1)で溶出し404mg(収
率79%)の目的物を無色泡状物質として得た。
【0983】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3606,3424,296
1,2934,1770,1679,1479,1307,1273,1070,1007
【0984】
【参考例60】N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモ−2−エトキ
シカルボニル−2,2− ジフルオロエチル)フェニル〕
−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例59で得られた化合物300mg(0.53mm
ol)及び四臭化炭素441mg(1.33mmol)
のベンゼン9ml溶液に、氷冷下トリフェニルホスフィ
ン349mg(1.33mmol)を加え、室温でさら
に1時間攪拌した。反応液を塩化メチレンで希釈し、飽
和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥した後、溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラ
フィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶出し
266mg(収率80%)の目的物を無色油状物質とし
て得た。
【0985】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,177
5,1760,1685,1479,1304,1272,1060,1007
【0986】
【参考例61】N−〔2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
−2,2−ジフルオロエ チル)フェニル〕−3−(2,
3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例60で得られた化合物264mg(0.42mm
ol)、水素化トリブチルスズ0.45ml(1.68
mmol)、アゾビスイソブチロニトリル7mgのベン
ゼン5ml溶液を30分間加熱還流した。反応後溶媒を
留去し残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフ
ィーに付しヘキサン−酢酸エチル(5:1〜2:1)で
溶出して212mg(収率92%)の目的物を無色油状
物質として得た。
【0987】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961,2934,176
4,1680,1479,1276,1070,1007
【0988】
【参考例62】N−〔2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
エチル)フェニル〕−3 −(2,3−エチレンジオキシ
フェニル)オクタンアミド 実施例105で得られた化合物を用いて参考例54と同
様の方法を用いることにより目的化合物を無色泡状物質
として得た。
【0989】IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2931,172
7,1678,1474,1283,1260,1090
【0990】
【参考例63】3−〔4−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニ
ル〕オクタン酸3−〔4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)メ
チルフェニル〕−2−メトキシカルボニルオクタン酸メ
チルエステル 参考例1と同様の方法により、4−(t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)メチルベンズアルデヒド及びジメチル
マロン酸を用い3−〔4−(t−ブチルジメチルシリル
オキシ)メチルフェニル〕−2−メトキシカルボニル−
2−プロペン酸メチルエステルを得、これをさらに参考
例2の方法によってオクタン酸誘導体に導いた。
【0991】油状物質 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.08(6H,s),0.80
(3H,t,J=7Hz),0.93(9H,s),1.00 〜1.35(6H,m),1.50 〜
1.70(2H,m),3.25 〜3.40(1H,m),3.42(3H,s),3.64(1H,d,
J=11Hz),3.77(3H,s),4.70(2H,s),7.13(2H,d,J=8Hz),7.2
3(2H,d,J=8Hz) ii 3−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−2−メト
キシカルボニルオクタン酸メチルエステル 実施例75と同様の方法により、iで得られた化合物の
脱シリル化を行い、アルコール誘導体を油状物質として
得た。
【0992】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.80
(3H,t,J=7Hz),0.95 〜1.35(6H,m),1.55 〜1.70(2H,m),
3.30 〜3.40(1H,m),3.44(3H,s),3.65(1H,d,J=11Hz),3.7
8(3H,s),4.66(2H,d,J=3.5Hz),7.18(2H,d,J=8Hz),7.29(2
H,d,J=8Hz) iii 3−〔4−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェ
ニル〕−2−メトキシカルボニルオクタン酸メチルエス
テル iiで得られた化合物800mg(2.48mmol)及
びトリエチルアミン0.69ml(4.96mmol)
のジクロロメタン20ml溶液を氷冷し、メタンスルフ
ォン酸無水物519mg(2.98mmol)を加え
た。反応温度を室温に戻し30分間攪拌した後、溶媒を
留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和食塩水で2
回洗浄した。乾燥後溶媒を留去しメシル化物を得た。こ
のようにして得られたメシル化物のN,N−ジメチルホ
ルムアミド5ml溶液に、ジメチルアミン塩酸塩304
mg(3.72mmol)のN,N−ジメチルホルムア
ミド20ml溶液、トリエチルアミン0.69ml
(4.96mmol)、及び炭酸カリウム1.03g
(7.44mmol)を加え、50℃で1時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和重曹水、次いで
飽和食塩水で洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシ
リカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付しメタ
ノール−ジクロロメタン(5:100)で溶出し油状物
質としてN,N−ジメチル誘導体470mg(収率54
%)を得た。
【0993】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79
(3H,t,J=7Hz),0.95 〜1.30(6H,m),1.55 〜1.70(2H,m),
2.22(6H,s),3.25〜3.40(1H,m),3.38(2H,s),3.40(3H,s),
3.64(1H,d,J=11Hz),3.77(3H,s),7.13(2H,d,J=8Hz),7.21
(2H,d,J=8Hz) iv 3−〔4−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェ
ニル〕オクタン酸 iii で得られた化合物を用い参考例3と同様の方法に従
い、目的化合物を結晶として得た。
【0994】NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85
(3H,t,J=6Hz),1.05 〜1.35(6H,m),1.50 〜1.70(2H,m),
2.32(6H,s),2.40〜2.75(2H,m),3.00 〜3.25(1H,m),3.67
(2H,AB quart,J=12Hz),7.16(2H,d,J=8Hz),7.26(2H,d,J=
8Hz) 塩酸塩:mp 153 〜156 ℃
【0995】
【参考例64】N−〔2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)メチルフェニ ル〕−3−〔4−(N’,N’
−ジメチルアミノメチル)フェニル〕オクタンア ミド 参考例63の化合物の塩酸塩210mg(6.69mm
ol)のジクロロメタン6ml懸濁液に氷冷下塩化オキ
サリル0.23ml(2.68mmol)及び触媒量の
N,N−ジメチルホルムアミドを加え、さらに反応温度
を室温に戻し30分間攪拌した。溶媒、過剰の試薬を留
去し、残渣にベンゼンを加えて再度留去した。再びベン
ゼンを加え残存する塩化オキサリルとベンゼンと共に留
去し、酸塩化物を得た。
【0996】参考例25の化合物177mg(6.02
mmol)及びトリエチルアミン0.28ml(2.0
1mmol)のジクロロメタン5ml溶液に、氷冷下先
に得た酸塩化物のジクロロメタン2ml溶液を滴下し、
氷冷で1時間室温で1時間半攪拌した。反応液を酢酸エ
チルで希釈し飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。
乾燥後溶媒を留去し結晶を得た。この結晶を−78℃に
冷却したジイソプロピルエーテルで洗浄し、182mg
(収率55%)の目的物を得た。
【0997】mp 142 〜143 ℃ NMR スペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.09(6H,s),0.82
(3H,t,J=5Hz),0.94(9H,s),1.05 〜1.35(15H,m),1.60〜
1.80(2H,m),2.22(6H,s),2.50〜2.75(2H,m),3.15〜3.30
(1H,m),3.39(2H,s),4.66(2H,s),6.85(1H,s),7.05〜7.35
(6H,m)
【0998】
【参考例65】N−〔2−t−ブチル−5−〔1−〔3−(ベンジルオ
キシカルボニル)プロピ オニルオキシ〕エチル〕フェニ
ル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル )オク
タンアミド 実施例55で得られた化合物を用いて参考例27と同様
の方法によって、目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0999】IRスペクトル(CHCl) cm−1
2960,2933,1732,1682,1457,
1162,1063
【1000】
【参考例66】参考例48と同様な方法によって、参考
例66a及び66bの化合物を得た。
【1001】
【化50】
【1002】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2 mp(℃) IRスペクトル(c
m-1) 番 号 (再結晶溶媒) ──────────────────────────────────── 66a 2-i-プロピルオキシ 油状物質 1707,1611,1584,1503,1455, -4- ベンジルオキシ 1428,1381,1376,1289,1187, 1165(liq.film) 66b 4-スルホニルメチル 104.5 〜 3071,1702,1595,1423,1312, 106 1241,1148,952,775,551(KBr) (ヘキサン− 酢酸エチル) ────────────────────────────────────
【1003】
【参考例67】N−(2−t−ブチル−5−メトキシカルボニルフェニ
ル)−3−(2−i−プロピルオキシ−4−ベンジルオ
キシフェニル)オクタンアミド 参考例87及び66aの化合物を用い、実施例98と同
様な方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【1004】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:0.78-0.91(3H,m),1.11-1.36(9H,m),1.26(9H,s),1.33
(3H,d,J=6Hz),1.63-1.84(2H,m),2.62-2.87(2H,m),3.39-
3.54(1H,m),3.86(3H,s),4.52(1H,septet,J=6Hz),5.01(2
H,s),6.44-7.90(12H,m). IRスペクトル(KBr)cm-1:1723,1653,1609,1503,143
5,1374,1300,1248,1188,1121.
【1005】
【参考例68】参考例4と同様な方法によって、参考例
68a及び68bの化合物を得た。
【1006】
【化51】
【1007】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2 mp(℃) IRスペクトル(cm-1) 番 号 (再結晶溶媒) ─────────────────────────────────── 68a 2-メチルチオ 68〜69 1707,1587,1470,1441,1433, (エーテル− 1412,1309,1263,1242,1180, ヘキサン) 1099(KBr) 68b 2-メトキシ-4- 油状物質 2679,1707,1595,1493,1401, メチルチオ 1244,1134,1036,955,880, 808(liq.film) ────────────────────────────────────
【1008】
【参考例69】N−〔2−t−ブチル−5−(1−t−ブチルジメチル
シリルオキシエチル)フェニル〕−3−(2−メトキシ
−4−シアノフェニル)オクタンアミド (i)N−〔2−t−ブチル−5−(1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシエチ ル)フェニル〕−3−(2−メ
トキシ−4−ホルミルフェニル)オクタンアミド 参考例70a及び参考例88の化合物を用い、実施例1
43と同様の方法によって目的化合物を泡状物質として
得た。
【1009】IRスペクトル(film)cm-1:1692,1653,
1603,1464,1420,1256,1115,1038,835,780. (ii)N−〔2−t−ブチル−5−(1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル)フェニル〕−3−〔2−メ
トキシ−4−(ヒドロキシイミノメチル)フェニル〕オ
クタンアミド iで得られた化合物を用い、実施例140と同様の方法
によって目的化合物を泡状物質として得た。
【1010】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:-0.03(3H,s),0.04(3H,s),0.80-0.87(3H,m),0.89(9H,
s),1.20-1.30(6H,m),1.27(9H,s),1.36(3H,d,J=6Hz),1.7
0-1.80(2H,m),2.37-2.79(2H,m),3.57-3.68(1H,m),3.83
(3H,s),4.79(1H,quartet,J=6Hz),7.03-7.43(7H,m),8.08
(1H,s). IRスペクトル(KBr)cm-1:3282,1655,1463,1415,125
4,1098,1040,981,835,777. (iii )N−〔2−t−ブチル−5−(1−t−ブチル
ジメチルシリルオキシエチル)フェニル〕−3−(2−
メトキシ−4−シアノフェニルオクタンアミド iiで得られた化合物を用い、参考例86のiii と同様の
方法によって目的化合物を粘稠性物質として得た。
【1011】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:-0.02(3H,s),0.04(3H,s),0.80-0.90(3H,m),0.90(9H,
s),1.18-1.30(6H,m),1.28(9H,s),1.37(3H,d,J=6Hz),1.7
0-1.80(2H,m),2.60-2.77(2H,m),3.63-3.75(1H,m),3.85
(3H,s),4.80(1H,quartet,J=6Hz),6.99-7.31(7H,m). IRスペクトル(film)cm-1:2230,1651,1520,1464,14
08,1260,1115,1038,930,835.
【1012】
【参考例70】3−〔2−メトキシ−4−(1,3−ジ
オキソラン−2−イル)メチルフェニル〕オクタン酸
3.33g(10.3mmol)のアセトン50ml溶
液にトシル酸−水和物120mg(0.63mmol)
を加え室温で19時間撹拌した。溶媒を留去し、残渣を
含水シリカゲル(シリカゲルに水6%(V/W)を加え
調製したもの)100gを用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し参考例70aの化合物2.56g(収率89
%)を得た。参考例70aと同様の方法によって70b
の化合物を得た。
【1013】
【化52】
【1014】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2 形 状 IRスペクトル(cm-1) 番 号 ──────────────────────────────────── 70a CH3 油状物質 1707,1603,1580,1501,1464, 1422,1389,1260,1038,824 (liq.film) 70b CH2 CH3 油状物質 1701,1601,1580,1500,1431, 1389,1290,1257,1163,1126, 1115,1043(liq.film) ────────────────────────────────────
【1015】
【参考例71】N−〔2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボニル
エチル)フェニル〕−3−(2,3,4−トリメトキシ
フェニル)オクタンアミド 実施例8で得られたアルデヒド体を用いて参考例54と
同様の方法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【1016】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2961,2934,
1727,1677,1495,1466,1420,1298,1276,1260,1097,1017.
【1017】
【参考例72】N−〔2−t−ブチル−5−(3−t−ブチルジメチル
シリルオキシプロピル)フェニル〕−3−〔3−(2−
メトキシエトキシメトキシメチル)フェニル〕オクタン
アミド 参考例6nの化合物と、参考例15で得られた化合物を
用いて、参考例10と同様の方法によって目的化合物を
無色油状物質として得た。
【1018】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2957,2931,
2860,1678,1608,1568,1473,1420,1101,1049,837.
【1019】
【参考例73】1−(1−ヒドロキシヘキシル)−2−トリフルオロメ
チルベンゼン 2−トリフルオロメチルベンズアルデヒド0.76ml
(5.74mmol)のテトラヒドロフラン28ml溶
液に金属リチウム139mg(20.1mmol)とn
−ペンチルブロミド1.07ml(8.61mmol)
を加え氷水を入れた超音波洗浄器につけて窒素気流下2
時間30分超音波を照射した。メタノール7mlを加え
再び30分間超音波を照射した後、反応液に水を加え酢
酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し乾燥
後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムク
ロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2
0〜1:10)で溶出し751mg(収率53%)の目
的化合物を油状物質として得た。
【1020】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3610,2959,
2932,2862,1456,1315,1164,1127,1060,1036.
【1021】
【参考例74】1−(1−オキソヘキシル)−2−トリフルオロメチル
ベンゼン 参考例73で得られた化合物5.62g(22.8mm
ol)を用いて参考例52と同様の方法によって目的化
合物を無色油状物質として得た。
【1022】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960,2934,
2874,2862,1706,1317,1275,1174,1138,1066,1035,845.
【1023】
【参考例75】3−(2−トリフルオロメチルフェニル)オクタン酸エ
チルエステル 参考例74で得られた化合物8.25g(33.8mm
ol)を用いて参考例48−viと同様の方法によって目
的化合物を無色油状物質として得た。
【1024】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2960,2933,
2862,1728,1456,1379,1371,1314,1262,1160,1127,1099,
1061,1038.
【1025】
【参考例76】3−(2−トリフルオロメチルフェニル)オクタン酸 参考例75で得られた化合物9.28g(29.3mm
ol)を用いて参考例48−VIIIと同様の方法によって
目的化合物を結晶として得た。
【1026】m.p72−73℃(ヘキサン) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3515,2959,2932,2863,17
45,1712,1609,1585,1494,1456,1414,1314,1161,1128,10
61,1038.
【1027】
【参考例77】N−t−ブチルオキシカルボニル−〔2−t−ブチル−
5−(3−t−ブチルジメチルシリルオキシプロピ
ル)〕アニリン 参考例15で得られた化合物2.00gのジオキサン2
0ml溶液にジ−t−ブチルジカーボネート2.04g
を加え90℃で20時間撹拌した。溶媒を留去し残渣を
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、
酢酸エチル−ヘキサン(1:10)で溶出し目的化合物
と少量のジ−t−ブチルジカーボネートの混合物を油状
物質として2.85g得た。この混合物をさらに精製す
ることなく次の反応に用いた。
【1028】
【参考例78】N−t−ブチルオキシカルボニル−〔2−t−ブチル−
5−(3−ヒドロキシプロピル)〕アニリン 参考例77で得られた混合物2.85gのメタノール4
0ml溶液にP−トルエンスルホン酸−水和物を触媒量
加え、室温で15分間超音波を照射した。溶媒を留去し
残渣に酢酸エチルを加え、飽和重曹水及び飽和食塩水で
順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
を用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−
ヘキサン(1:5〜1:2)で溶出して目的化合物1.
88g(参考例77からの収率98%)を結晶として得
た。
【1029】m.p93−94℃(ヘキサン−塩化メチ
レン) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3627,3482,2
973,2878,1725,1568,1515,1
479,1452,1369,1159,1091,1
049,1029.
【1030】
【参考例79】N−t−ブチルオキシカルボニル−〔2−t−ブチル−
5−(3−オキソプロピル)〕アニリン 参考例78で得られた化合物2.68g(8.73mm
ol)を用いて参考例52と同様の方法によって目的化
合物を結晶として得た。
【1031】m.p98−99℃(ヘキサン−酢酸エチ
ル) IRスペクトル(CHCl)cm−1:3485,2974,28
76,1725,1569,1524,1480,1450,1426,1394,1369,1159,10
49.
【1032】
【参考例80】N−t−ブチルオキシカルボニル−〔2−t−ブチル−
5−(3−ヒドロキシブチル)〕アニリン 参考例79で得られた化合物2.58g(8.45mm
ol)を用いて実施例26と同様の方法によって目的化
合物を油状物質として得た。
【1033】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3616,3483,
2973,1726,1568,1515,1480,1453,1424,1394,1370,1159,
1049.
【1034】
【参考例81】N−t−ブチルオキシカルボニル−〔2−t−ブチル−
5−(3−オキソブチル)〕アニリン 参考例80で得られた化合物1.84g(5.74mm
ol)を用いて参考例52と同様の方法によって目的化
合物を油状物質として得た。
【1035】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3483,
2974,1721,1617,1569,1518,
1480,1450,1425,1394,1369,
1159,1049.
【1036】
【参考例82】2−t−ブチル−5−(3−オキソブチル)アニリン 参考例81で得られた化合物1.07g(3.38mm
ol)を4N塩化水素ジオキサン溶液10mlに溶解し
30分間撹拌した。溶媒を留去しシリカゲルを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチルで溶出し26
6mg(収率36%)の目的化合物を油状物質として得
た。
【1037】IRスペクトル(CHCl)cm−1
2968,2961,1714,1662,1621,1566,1509,1422,1367,1182,
1162.
【1038】
【参考例83】N−〔2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)フェニル〕−3−(2−トリフルオロ
フェニル)オクタンアミド 参考例76で得られたオクタン酸と参考例25で得られ
たアニリン体を用い参考例5と同様の方法によって目的
化合物を泡状物質として得た。
【1039】IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2959,2932,
2860,1683,1608,1573,1515,1472,1422,1367,1314,1161,
1124,1037,839.
【1040】
【参考例84】N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2−トリフルオロフェニル)オクタンア
ミド 参考例83で得られた化合物を用い実施例10と同様の
方法によって目的化合物を結晶として得た。
【1041】m.p147−147.5℃(ヘキサン−
酢酸エチル) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3608,3461,2
961,2933,2874,1683,1608,1
572,1518,1478,1456,1423,1
314,1161,1125,1037.
【1042】
【参考例85】N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニル)−3−
(2−トリフルオロメチルフェニル)オクタンアミド 参考例84で得られた化合物を用い参考例8と同様の方
法によって目的化合物を泡状物質として得た。
【1043】IRスペクトル(CHCl)cm−1
3469,2962,2933,2873,1699,1609,1571,1515,1475,1456,
1425,1378,1314,1161,1125,1076,1037.
【1044】
【参考例86】3−(2,4−ジメトキシ−5−シアノフェニル)オク
タン酸 (i)3−(2,4−ジメトキシ−4−ホルミルフェニ
ル)オクタン酸メチルエ ステル 3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタン酸メチル
エステル11.56g(39.3mmol)及びジクロ
ロメチルメチルエーテル13.54g(117.8mm
ol)のジクロロメタン100ml溶液を塩−氷浴で冷
却し、四塩化チタン12.9ml(118mmol)を
10分間で加え、さらに同温度で40分間撹拌した。氷
−水を加え反応を停止させ、エーテルで抽出した。抽出
液を希重曹水次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥した後溶
媒を留去した。残渣をシリカゲル250gを用いるカラ
ムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル
(1:0〜1:2)で溶出し11.70g(収率92
%)の目的化合物を油状物質として得た。
【1045】IRスペクトル(liq.film)cm-1:1738,1
673,1607,1497,1467,1607,1497,1467,1438,1276,1211,1
029. (ii)3−〔2,4−ジメトキシ−4−(ヒドロキシイ
ミノメチル)フェニル〕オクタン酸メチルエステル iで得られた化合物を用い、実施例140と同様の方法
によって収率99%で目的化合物を油状物質として得
た。
【1046】IRスペクトル(liq.film)cm-1:1736,1
610,1576,1502,1466,1439,1296,1207,1161,1128,1109,1
034. (iii )3−(2,4−ジメトキシ−4−シアノフェニ
ル)オクタン酸メチルエステル iiで得られた化合物520mg(1.54mmol)、
トリフェニルホスフィン1.21g(4.61mmo
l)及びトリエチルアミン468mg(4.62mmo
l)のジクロロメタン10ml溶液に四臭化炭素613
mg(1.85mmol)を加え室温で20分間撹拌し
た。反応液をエーテルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水
で順次洗浄して乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲル20gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しジ
クロロメタンで溶出して目的化合物490mg(収率9
9%)を油状物質として得た。
【1047】IRスペクトル(liquid film)cm-1:222
2,1736,1610,1576,1504,1466,1439,1321,1284,1213,116
3,1128,1107,1028. (iv)3−(2,4−ジメトキシ−5−シアノフェニ
ル)オクタン酸 iii で得られた化合物481mg(1.5mmol)の
メタノール10ml溶液に5N苛性ソーダ水溶液0.6
mlを加え60℃で1時間撹拌した。溶媒を留去し、残
渣に希塩酸を加え酸性とし、エーテルで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄した後、乾燥し溶媒を留去して目
的化合物を粘稠性物質として得た。
【1048】IRスペクトル(neat)cm-1:2222,1707,
1610,1576,1504,1468,1439,1406,1321,1284,1128,1107,
1028.
【1049】
【参考例87】2−t−ブチル−5−メトキシカルボニルアニリン (i)4−t−ブチル−3−ニトロ安息香酸メチルエス
テル 4−t−ブチル−3−ニトロ安息香酸20.9g(0.
094mol)のジクロロメタン200ml溶液に、氷
冷下、オキサリルクロリド13ml(0.15mo
l)、ついで、N,N−ジメチルホルムアミド0.3m
lを加えた後、反応温度を室温に戻し4時間撹拌した。
過剰の試薬と溶媒を留去し、残渣を再度ジクロロメタン
150mlに溶解し、氷冷下ピリジン19ml(0.2
5mol)及びメタノール6.0ml(0.15mo
l)を加え30分間撹拌した。反応温度を室温に戻しさ
らに30分間撹拌を行った。反応液に水を加えて反応を
停止させ溶媒を留去した。残渣より酢酸エチルで抽出
し、抽出液を2N塩酸、水、飽和重曹水、水で順次洗浄
した後、溶媒を留去し22.7gの目的化合物を油状物
質として得た。
【1050】IRスペクトル(liquid film)cm-1:173
1,1618,1536,1437,1371,1298,1266,1248,1124. (ii)2−t−ブチル−5−メトキシカルボニルアニリ
参考例4の化合物22.7gのメタノール400ml溶
液に亜鉛末40g及び酢酸8mlを加え40分間撹拌し
た。再び亜鉛末26.6g(総量66.6g(1.02
mol))を加え1時間半にわたって酢酸20mlを滴
下し、さらに2時間撹拌した。反応液を酢酸エチル−ヘ
キサン(10:1)で希釈し、セライトを用いてロ過し
た。ロ液を濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え溶解し、飽
和塩化アンモニウム水溶液で2回、飽和重曹水で1回、
水で1回洗浄した。溶媒を留去して得られた残渣をシリ
カゲル150gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
しヘキサン−酢酸エチル(30:1〜4:1)で溶出し
16.5g(参考例4で用いた原料からの収率、85
%)の目的化合物を油状物質として得た。
【1051】NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm
:1.43(9H,s),3.88(3H,s),3.93(2H,br.s),7.26-7.41(3
H,m). IRスペクトル(liquid film)cm-1:3499,338
7,3237,1715,1626,1568,143
7,1418,1308,1239,1123.
【1052】
【参考例88】2−t−ブチル−5−(1−t−ブチルジメチルシリル
オキシエチル)アニリン 参考例47の化合物6.50g(34.0mmol)の
メタノール30ml溶液に水素化ホウ素ナトリウム1.
29g(34.1mmol)を氷冷下加え、そのまま1
時間撹拌した。希塩酸を加え反応液を中和し、エーテル
で抽出した。抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗浄し乾
燥した後、溶媒を留去した。残渣をN,N−ジメチルホ
ルムアミド30mlに溶解させ、t−ブチルジメチルシ
リルクロリド6.15g(40.8mmol)、トリエ
チルアミン4.13g(40.8mmol)及び4−
N,N−ジメチルアミノピリジン830mg(6.8m
mol)を加えて15時間撹拌した。反応液に水を加え
エーテルで抽出し、抽出液を水で数回、次いで飽和食塩
水で洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲル
300gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン−酢酸エチル(15:1)で溶出して目的化合物
9.33g(2工程収率89%)を油状物質として得
た。
【1053】NMRスペクトル(270MHz,CDC
) δppm :-0.01(3H,s),0.04(3H,s),0.90(9H,s),
1.38(3H,t,J=6Hz),1.40(9H,s),3.20-4.07(2H,br.),4.76
(1H,quartet,J=6Hz),6.62(1H,d,J=2Hz),6.65(1H,dd,J=2
Hz,8Hz),7.14(1H,d,J=8Hz). IRスペクトル(liq.film)cm-1:1620,1570,1504,147
2,1421,1365,1255,1200,1184,1095.
【1054】
【発明の効果】本発明の化合物は優れたACAT阻害活
性を示した。また、経口吸収性も高く、毒性も少なかっ
た。従って、動脈硬化症の治療剤、予防剤として有用で
ある。本発明の化合物(I)の投与形態としては、例え
ば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロップ
剤等による経口投与又は注射剤若しくは坐剤等による非
経口投与を挙げることができる。これらの製剤は、賦形
剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味矯臭剤等の
添加剤を用いて周知の方法で製造される。その使用量は
症状、年齢等により異なるが、1 日10−1000 mg
体重、好適には、1 日20−500 mg 体重を通常成人
に対して、1日1回又は数回に分けて投与することがで
きる。
【1055】以下に、本発明の効果を試験例を用いて、
具体的に説明する。
【1056】
【試験例】
(方法)β-Very low density lipoprotein(β-VLDL)の
調製:2%コレステロール食を2週間負荷した日本白色
種ウサギを1晩絶食し、EDTA(最終濃度、5mM )を抗凝
固剤として採血を行なった。得られた血漿より、Hatch
およびLees等の方法[Hatch,FT.and Lees,RS.,Adv.Lipid
Res.,6,1-68,1968]に従いβ-VLDL (d<1.006g/ml) を調
製し、150mM NaClを含む10mMリン酸ナトリウム緩衝液(p
H 7.4)により透析して(4℃)実験に使用した。
【1057】マクロファージの調製:マクロファージ
(Mφ)を、Edelson およびCohn等の方法[Edelson,PJ.
and Cohn,ZA.,1976,in IN VITRO Methods in Cell-Medi
ated and Tumor Immunity,eds.Bloon,BR and David,J
R.,(Academic,New York),330-340.]に従い無刺激の雌DD
Y マウス(体重20-30g) の腹腔より生理食塩水(PBS) を
用いて集めた。これらをプールし、4℃、400Xg で10
分間遠心分離することによりMφを集めた後、同じ操作
を用いてPBS で1度洗浄を行なった。Mφを10%(vol
/vol) 子牛血清(FCS),penicillin(100 units/ml)および
streptomycin(100μg/ml) を含むDulbecco's modified
Eagle's 培地(DMEM)に、細胞数が 3×106cells/ml にな
るように懸濁した。細胞懸濁液、1mlずつを35×10mmの
プラスチックのペトリ皿に接種し、CO2 インキュベータ
ー(5% CO2/95% air)に移し、37℃で2時間培養を行なっ
た。PBS で2度洗浄を行なった後、実験に使用した。
【1058】MφにおけるACAT阻害活性の測定: Mφに
おけるACAT阻害活性はBrown 等の方法[Brown,MS.,Golds
tein JL.,Krieger,M.,Ho,YK.and Anderson,RGW.(1979)
J.Cell Biol.,82,597-613.]に従って測定した。β-VLDL
(最終濃度50μg/mlコレステロール)、[14C]oleate/
アルブミン(最終濃度:0.2mMオレイン酸、0.6mg/mlアル
ブミン)およびエタノールに溶解した試験化合物をMφ
に添加した後、CO2 インキュベーターで3時間培養し
た。細胞をPBS を用いて3回洗浄した後、1mlのhexane
/isopropanol(3:2,vol/vol) により脂質を抽出した。抽
出物を窒素気流下で蒸発乾固させた後、シリカゲル薄層
クロマトグラフを用い、hexane:diethylether:acetic a
cid=85:15:1 の展開溶媒によりCholesteryl [14C]oleat
e を分画した。対照群と試験化合物添加群におけるChol
esteryl [14C]oleate 画分の放射活性を比較することに
より、ACAT活性の50%阻害するのに必要な被検化
合物の濃度IC50を算出し、表7に示した。
【1059】
【表7】 ─────────────────────────── 実施例番号 ACAT阻害活性IC50(ng/ml) ─────────────────────────── 5 12.6 6 19.4 7 8.9 11 4.2 12 5.7 13 10.3 23 3.6 29 20.4 48 7.3 49 5.9 53 16.8 59 16.6 61 4.3 66 10.0 67 6.9 75 10.4 91 9.2 109 9.0 115 5.5 116 9.0 133 3.3 134 5.0 147 11.1 155 2.7 ─────────────────────────── 表7に示した通り、本発明の化合物は優れたACAT阻
害活性を示した。
【1060】本発明の化合物(I) の投与形態としては、
例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロ
ップ剤等による経口投与を挙げることができる。これら
の製剤は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、
矯味矯臭剤等の添加剤を用いて周知の方法で製造され
る。その使用量は症状、年齢等により異なるが、1 日1
−500 mg/kg体重、好適には、1 日1−100 mg/kg
体重を通常成人に対して、1日1回又は数回に分けて投
与することができる。
【1061】以下に、製剤例を示し、さらに具体的に説
明する。
【1062】(製剤例1)ハ−ドカプセル剤 標準二分式ハ−ドゼラチンカプセルの各々に、100 mgの
粉末状の実施例18の化合物、150 mgのラクト−ス、50
mg のセルロ−ス及び6 mgのステアリン酸マグネシウム
を充填することにより、単位カプセルを製造し、洗浄
後、乾燥する。
【1063】(製剤例2)ソフトカプセル剤 消化性油状物、例えば、大豆油、綿実油又はオリ−ブ油
中に入れた、実施例18の化合物の混合物を調製し、正
置換ポンプでゼラチン中に注入して、100 mgの活性成分
を含有するソフトカプセルを得、洗浄後、乾燥する。
【1064】(製剤例3)錠剤 常法に従って、100 mgの実施例18の化合物、0.2 mgの
コロイド性二酸化珪素、5 mgのステアリン酸マグネシウ
ム、275 mgの微結晶性セルロ−ス、11 mg のデンプン及
び98.8 mg のラクト−スを用いて製造する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 323/56 7419−4H C07C 323/56 C07D 233/60 104 C07D 233/60 104 295/10 295/10 Z 317/60 317/60 319/18 319/18 C07F 7/10 C07F 7/10 D // A61K 31/165 ABX A61K 31/165 ABX 31/17 31/17 31/195 AED 31/195 AED 31/335 31/335 31/36 ADN 31/36 ADN 31/415 31/415 31/535 31/535 31/66 31/66 C12N 9/99 C12N 9/99 (72)発明者 小田 晃造 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 笠井 隆 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 島田 神生 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 石原 貞夫 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 斎藤 冨士夫 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 大畑 靖雄 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 古賀 貞一郎 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 北沢 栄一 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 徳井 太郎 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1aは炭素数1乃至12個のアルキル基又は炭
    素数3乃至7個のシクロアルキル部分及び炭素数1乃至
    4個のアルキル部分からなるシクロアルキル−アルキル
    基を示し、R1bは水素原子又はR1aと同一の基を示し、
    2a、R2b、R2c及びR2dは同一又は異なって、水素原
    子、保護されていてもよい水酸基、アミノ基、シアノ
    基、ニトロ基、炭素数1乃至12個のアルキル基、1乃
    至5個のフッ素原子で置換された炭素数1乃至4個のア
    ルキル基、炭素数1乃至10個のアルコキシ基、炭素数
    2乃至5個のアルコキシカルボニル基、フェニル基に置
    換基を有してもよい炭素数7乃至12個のアラルキルオ
    キシ基、炭素数1乃至6個のアルキルチオ基、炭素数1
    乃至6個のアルキルスルフィニル基、炭素数1乃至6個
    のアルキルスルホニル基、ヒドロキシイミノメチル基、
    ハロゲノ基、炭素数1乃至4個のアルキルで置換された
    モノ若しくはジアルキルアミノ基、炭素数1乃至4個の
    アルキルで置換されたモノ若しくはジアルキルアミノ基
    若しくは無置換のアミノ基を末端に置換基として有する
    炭素数1乃至4個のアルキル基又は下記α群の式(I
    I)若しくは(III)[下記α群の式(II)若しく
    は(III)中、A1 は単結合、1乃至2個の弗素原子
    を有していてもよい炭素数1乃至6個のアルキレン基又
    は炭素数2乃至5個のアルケニレン基を示し、R5a及び
    5bは水素原子又は炭素数1乃至4個のアルキル基を示
    し、R6 は水素原子、ホスフォノ基、水酸基の保護基又
    は一般式 【化2】 で示される基(式中、z1 は0又は1を示し、z2
    0,1又は2を示し、X1は酸素原子、硫黄原子、スル
    フィニル基、スルフォニル基又はフェニレン基を示し
    {但し、z2 が2のときは、X1 の少なくとも1つはフ
    ェニレン基である}、z3 は0又は1乃至4の整数を示
    し、R7 はカルボキシ基、NR8 9 基{R8及びR9
    は同一又は異なって水素原子又は炭素数1乃至4個のア
    ルキル基を示す}、あるいは、酸素原子{環上の炭素原
    子といっしょにカルボニル基を形成する場合に限る}又
    は炭素数1乃至4個のアルキル基で置換されていてもよ
    く、かつ、1乃至2個の酸素原子又は窒素原子を含んだ
    5又は6員環のヘテロシクリル基を示す。又、(CH2)z1
    及び(CH2)z3 の(CH2) のいずれかがアミノ基若しくは炭
    素数1乃至4個のアルキル基で置換されていてもよ
    い。)を示す]で示される基、あるいは隣接するR2a
    びR2bが一緒になって形成する炭素数1乃至3個のアル
    キレンジオキシ基を示し、R3 は炭素数1乃至6個のア
    ルキル基を示し、R4 は下記α群から選択される基(α
    群中、A1 、R5a、R5b及びR6 は前述のものと同意義
    を示し、A2 は1乃至2個の弗素原子を有していてもよ
    い炭素数1乃至6個のアルキレン基又は炭素数2乃至5
    個のアルケニレン基を示し、A3 は炭素数1乃至6個の
    アルキレン基を示し(但し、A2 及びA3 の炭素数の合
    計は10以下である。)、Xは酸素原子、NH基、炭素
    数1乃至4個のアルキルイミノ基、スルフィニル基又は
    スルホニル基を示す)を示し、nは0又は1を示す。]
    で表わされる化合物及びその塩。 [α群] 【化3】
  2. 【請求項2】一般式(I)において、R1aが炭素数4乃
    至8個のアルキル基であり、R1bが水素原子である請求
    項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】一般式(I)において、nが0である請求
    項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】一般式(I)において、R3 が炭素数2乃
    至6個のアルキル基である請求項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】一般式(I)において、R3 がtert−
    ブチル基である請求項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】一般式(I)において、R4 が炭素数1乃
    至5個のヒドロキシアルキル基又はカルボニル基で中断
    されていてもよい炭素数2乃至5個のアルキル基である
    請求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】一般式(I)において、R4 がヒドロキシ
    メチル、2−ヒドロキシエチル、1−メチル−2−ヒド
    ロキシエチル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチ
    ル、1−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−1−プロ
    ペニル、1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロ
    ピル、3−ヒドロキシプロピル、2,2−ジメチル−3
    −ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、3−ヒ
    ドロキシブチル、5−ヒドロキシペンチル、6−ヒドロ
    キシヘキシル、(2−ヒドロキシエトキシ)メチル、
    (3−ヒドロキシプロポキシ)メチル、(2−ヒドロキ
    シプロポキシ)メチル、1−ヒドロキシ−1−メチルエ
    チル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3−ヒド
    ロキシ−3−メチルブチル、2,2−ジフルオロ−3−
    ヒドロキシプロピル又は2,2−ジフルオロ−3−ヒド
    ロキシ−3−メチルブチル基;これらヒドロキシ基を有
    する置換基のヒドロキシ基が下記式(X) 、(XVIII) 、(X
    IX)、(XX)、(XXIII) 、(XXIV)、(XXV) 若しくは(XXVI)
    で示されるアシル基によりアシル化された置換基;ホル
    ミル、アセチル、プロピオニル、2−オキソプロピル、
    3−オキソプロピル、3−オキソブチル、4−オキソブ
    チル、(2−オキソプロポキシ)メチル又は(3−オキ
    ソブチルオキシ)メチル基である請求項1に記載の化合
    物。 【化4】
  8. 【請求項8】一般式(I)において、R4 がヒドロキシ
    メチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピ
    ル、3−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシエチル、1
    −ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシ−2
    −メチルプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチルブチ
    ル、アセチル、2−オキソプロピル又は3−オキソブチ
    ル基である請求項1に記載の化合物。
  9. 【請求項9】一般式(I)において、R4 が炭素数1乃
    至5個の保護されたヒドロキシアルキル基であり、該保
    護基が下記式(X),(XIX) 又は(XXIV)である請求項1に記
    載の化合物。 【化5】
  10. 【請求項10】請求項9におけるヒドロキシアルキル基
    がヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒド
    ロキシプロピル、3−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキ
    シエチル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒ
    ドロキシ−2−メチルプロピル又は3−ヒドロキシ−3
    −メチルブチルである化合物。
  11. 【請求項11】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dのいずれか一つが、メトキシ基、ヒドロキシ
    基、シアノ基、トリフルオロメチル基又はアセチル基で
    ある請求項1に記載の化合物。
  12. 【請求項12】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dのいずれか一つが、メトキシ基、ヒドロキシ
    基、シアノ基、トリフルオロメチル基又はアセチル基で
    ある請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの二つがメトキシ基であり、他の二つが水素
    である請求項1に記載の化合物。
  14. 【請求項14】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの三つがメトキシ基であり、他の一つが水素
    である請求項1に記載の化合物。
  15. 【請求項15】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの一つがトリフルオロメチル基であり、他の
    三つが水素である請求項1に記載の化合物。
  16. 【請求項16】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの一つがメトキシ基であり、他の一つがヒド
    ロキシ基であり、残りの二つが水素である請求項1に記
    載の化合物。
  17. 【請求項17】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの二つがメトキシ基であり、他の一つがアセ
    チル基であり、残りの一つが水素である請求項1に記載
    の化合物。
  18. 【請求項18】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c及びR2dの隣接する二つが一緒になって、メチレンジ
    オキシ基又はエチレンジオキシ基であり、他の二つが水
    素である請求項1に記載の化合物。
  19. 【請求項19】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c、R2d及びこれらが結合するフェニル基の組み合わせ
    が、2−ヒドロキシフェニル、2−メトキシフェニル、
    3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2−フ
    ルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−ジメチルア
    ミノフェニル、3−ジメチルアミノフェニル、4−(ジ
    メチルアミノメチル)フェニル、2−メチルフェニル、
    2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル、4−ヒドロキ
    シ−2−メトキシフェニル、5−ヒドロキシ−2−メト
    キシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4−
    ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、
    2,3,4−トリメトキシフェニル、2,4,5−トリ
    メトキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニ
    ル、2,4,6−トリメトキシフェニル、2,3,5−
    トリメトキシフェニル、2,3,4,5−テトラメトキ
    シフェニル、2,3−メチレンジオキシフェニル、2,
    3−エチレンジオキシフェニル、3,4−エチレンジオ
    キシフェニル、2−(ヒドロキシメチル)フェニル、3
    −(ヒドロキシメチル)フェニル、3−(1−ヒドロキ
    シエチル)フェニル、3−(1−ヒドロキシ−1−メチ
    ルエチル)フェニル、2−アセチルフェニル、3−[1
    −(3−カルボキシプロピオニルオキシ)エチル]フェ
    ニル、2−メチルチオフェニル、2−メトキシ−4−メ
    チルチオフェニル、2−メトキシ−4−メチルスルフィ
    ニルフェニル、2−メトキシ−4−メチルスルホニルフ
    ェニル、2−メトキシ−4−エチルスルホニルフェニ
    ル、2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニ
    ル、2−メトキシ−4−シアノフェニル、2,4−ジメ
    トキシ−5−シアノフェニル、2,3−ジメトキシ−5
    −シアノフェニル、2,4−ジメトキシ−5−アセチル
    フェニル、2,4−ジメトキシ−5−(1−ヒドロキシ
    エチル)フェニル、2,4−ジメトキシ−5−〔1−
    (3−カルボキシプロピオニルオキシ)エチル〕フェニ
    ル、2−トリフルオロメチルフェニル、3−トリフルオ
    ロメチルフェニル又は4−トリフルオロメチルフェニル
    基である請求項1に記載の化合物。
  20. 【請求項20】一般式(I)において、R2a、R2b、R
    2c、R2d及びこれらが結合するフェニル基の組み合わせ
    が、4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル、2,3−
    ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、
    2,3,4−トリメトキシフェニル、2,4,5−トリ
    メトキシフェニル、2,3−メチレンジオキシフェニ
    ル、2,3−エチレンジオキシフェニル、2−メトキシ
    −4−シアノフェニル、2,4−ジメトキシ−5−アセ
    チルフェニル又は2−トリフルオロメチルフェニル基で
    ある請求項1に記載の化合物。
  21. 【請求項21】下記から選択される請求項1に記載の化
    合物;N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエ
    チル)フェニル]−3−(2,4−ジメトキシフェニ
    ル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル−5−(1
    −ヒドロキシエチル)フェニル]−N′−〔2−(2,
    4−ジメトキシフェニル)ヘプチル〕尿素、N−[2−
    t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]
    −3−(2,4−ジメトキシフェニル)ヘプタンアミ
    ド、N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)
    フェニル]−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オク
    タンアミド、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロ
    キシエチル)フェニル]−3−(2,3−ジメトキシフ
    ェニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル−5−
    (1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2,3,
    4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド、N−[2
    −t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニ
    ル]−3−(2,4,5−トリメトキシフェニル)オク
    タンアミド、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロ
    キシエチル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
    キシフェニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル
    −5−[3−(3−カルボキシプロピオニルオキシ)プ
    ロピル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシ
    フェニル)オクタンアミド ナトリウム塩、N−[2−
    t−ブチル−5−[1−(3−カルボキシプロピオニル
    オキシ)エチル]フェニル]−3−(2,3−ジメトキ
    シフェニル)オクタンアミド ナトリウム塩、N−[2
    −t−ブチル−5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチ
    ル)フェニル]−3−(2,3−エチレンジオキシフェ
    ニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル−5−
    (アセチル)フェニル]−3−(2,4−ジメトキシフ
    ェニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル−5−
    (1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−3
    −(2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド、N
    −[2−t−ブチル−5−[3−(3−カルボキシプロ
    ピオニルオキシ)ブチル]フェニル]−3−(2,3−
    ジメトキシフェニル)オクタンアミドナトリウム塩、N
    −[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メチ
    ルエチル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
    シフェニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル−
    5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)フェニル]
    −3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン
    アミド、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシ
    エチル)フェニル]−3−(2−メトキシ−4−ヒドロ
    キシフェニル)オクタンアミド、N−[2−t−ブチル
    −5−[1−(3−カルボキシプロピオニルオキシ)エ
    チル]フェニル]−3−(2,4−ジメトキシフェニ
    ル)オクタンアミド ナトリウム塩、N−[2−t−ブ
    チル−5−(アセチル)フェニル]−3−(2−メトキ
    シ−4−ヒドロキシフェニル)オクタンアミド、N−
    [2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシエチル)フェ
    ニル]−3−(2−メトキシ−4−シアノフェニル)オ
    クタンアミド、N−[2−t−ブチル−5−(1−ヒド
    ロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−3−(2−ト
    リフルオロメチルフェニル)オクタンアミド。
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WO1999009002A1 (fr) * 1997-08-18 1999-02-25 Sankyo Company, Limited Derives de phenol

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