JPH0832494A - ハンズフリー通話装置 - Google Patents

ハンズフリー通話装置

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JPH0832494A
JPH0832494A JP6161522A JP16152294A JPH0832494A JP H0832494 A JPH0832494 A JP H0832494A JP 6161522 A JP6161522 A JP 6161522A JP 16152294 A JP16152294 A JP 16152294A JP H0832494 A JPH0832494 A JP H0832494A
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signal
voice
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microphone
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JP6161522A
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English (en)
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Koji Higuchi
晃二 樋口
Takashi Shiono
高志 塩野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • H04M9/082Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近端側の周囲騒音を送話信号から除去できる
ハンズフリー通話装置を得る。 【構成】 受話信号を再生するスピーカー51と、送話
信号を出力するマイク52と、上記スピーカーから上記
マイクに伝搬する反響エコー62を除去するエコーキャ
ンセラー55と、上記マイクに入力される周囲の騒音6
3のレベルを監視する騒音レベル監視回路2と、上記マ
イクに入力される音声信号61のレベルを監視する音声
レベル監視回路3と、騒音レベルが音声レベルよりも高
いときにアッテネータ10の減衰量を増加させる信号を
発生する比較器4とから構成された音声検出器11とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エコーキャンセラー
を備えたハンズフリー通話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のハンズフリー通話装置の
構成例である。同図において、51は受話信号用スピー
カー、52は送話信号用マイク、53は送話側出力端
子、54は受話側入力端子、55は受話信号用スピーカ
ー51から送話信号用マイク52に回り込んでくる音響
エコー62を消去する音響エコーキャンセラー、56は
送話側入力端子53から受話側入力端子54へ回り込ん
でくる回線エコー60を消去する回線エコーキャンセラ
ー、57はハイブリッドトランス等の2線−4線変換器
である。
【0003】次に、動作について説明する。2線−4線
変換器57を介して受話側入力端子54に入力された受
話信号は、受話信号用スピーカー51へ出力されるとと
もに、音響エコーキャンセラー55の参照信号入力とな
る。一方、送話信号用マイク52には近端話者の音声6
1が入力されるとともに、受話信号用スピーカー51か
らの音響エコー62及び近端側の周囲騒音63も入力さ
れる。この音響エコー62は通話の障害となるので、音
響エコーキャンセラー55が受話信号をもとに疑似エコ
ーを算出し、送話信号からこれを除去することにより音
響エコー62を消去する。
【0004】また、送話信号は、2線−4線変換器57
を介して出力されるとともに、回線エコーキャンセラー
56の参照信号入力となる。送話信号の一部は、2線−
4線変換器57を介して送話側入力端子53から受話側
入力端子54に回り込む回線エコー60となる。この回
線エコー60は通話の障害となるので、回線エコーキャ
ンセラー56が送話信号をもとに疑似エコーを算出し、
受話信号からこれを除去することにより回線エコー60
を消去する。以上のように、音響エコーキャンセラー5
5及び回線エコーキャンセラー56により音響エコー6
2、回線エコー60を消去するとともに、ハウリングを
抑圧することにより双方向同時通話を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のハ
ンズフリー通話装置において、次のような問題点があっ
た。第1に、送話側のパスが常に開いており、送話信号
用マイク52から入力された近端側の周囲騒音63が常
に遠端話者に聞こえるため、遠端話者にとって非常に耳
障りであった。
【0006】第2に、近端側の周囲騒音63がある場
合、音響エコーキャンセラー55のエコー消去能力が低
下し、音響エコー62が遠端側へ戻るため、通話品質が
低下する。
【0007】第3に、通話中に過大な入力が突発的に生
じた場合、音響エコーキャンセラー55は音響エコー6
2を完全に消去できず、残留エコーが遠端側へ戻るた
め、通話品質が低下する。また、近端、遠端の音響経路
においてループができてハウリングの原因となる。
【0008】第4に、回線エコー60の遅延時間が短い
場合(例えば30msec)、回線エコーキャンセラー
56が備えるメモリー容量は小さくてよく小規模の構成
ですむが、回線エコー60の遅延時間が長くなるにつ
れ、メモリー容量を増やす必要が生じ、コストアップに
つながる。
【0009】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、近端側の周囲騒音による影響を低減
できるとともに、近端側の周囲騒音がある場合の音響エ
コーキャンセラーのエコー消去能力の低下を防ぎ、騒音
下での明瞭度を改善することを目的とする。また、回線
エコーの消去を低コストで実現する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るハンズフ
リー通話装置は、受話信号を再生するスピーカーと、送
話信号を出力するマイクと、上記スピーカーから上記マ
イクに伝搬する反響エコーを除去するエコーキャンセラ
ーと、上記エコーキャンセラーの出力端の送話信号のレ
ベルを監視する音声検出器と、上記音声検出器の出力に
基づき上記送話信号を減衰させるアッテネータとを備え
たものである。
【0011】請求項2に係るハンズフリー通話装置は、
上記音声検出器を、上記マイクに入力される周囲の騒音
のレベルを監視する騒音レベル監視回路と、上記マイク
に入力される音声信号のレベルを監視する音声レベル監
視回路と、上記騒音レベル監視回路の出力と上記音声レ
ベル監視回路の出力とを比較し、騒音レベルが音声レベ
ルよりも高いときに上記アッテネータの減衰量を増加さ
せる信号を発生する比較器とから構成したものである。
【0012】請求項3に係るハンズフリー通話装置は、
上記エコーキャンセラーの出力端の送話信号を整流する
整流回路を備え、上記音声検出器は上記整流回路の出力
に基づき上記送話信号のレベルを監視するものである。
【0013】請求項4に係るハンズフリー通話装置は、
上記マイクが出力する送話信号の低周波成分を減衰させ
るハイパスフィルターと、上記エコーキャンセラーの出
力端の送話信号の高周波成分を減衰させるローパスフィ
ルターとを備えるものである。
【0014】請求項5に係るハンズフリー通話装置は、
上記ハイパスフィルターの特性と上記ローパスフィルタ
ーの特性とが、互いに逆周波数特性であるものである。
【0015】請求項6に係るハンズフリー通話装置は、
受話信号のレベルに基づき上記アッテネータを制御する
アッテネータ制御手段を備えたものである。
【0016】請求項7に係るハンズフリー通話装置は、
送話信号の非定常な信号のレベル及び受話信号のレベル
を監視するフィルター制御回路と、上記フィルター制御
回路の出力に基づき受話路にローパスフィルターを挿入
するフィルター回路とを備えたものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明においては、スピーカーが受話
信号を再生し、マイクが送話信号を出力し、エコーキャ
ンセラーが上記スピーカーから上記マイクに伝搬する反
響エコーを除去し、音声検出器が上記エコーキャンセラ
ーの出力端の送話信号のレベルを監視し、アッテネータ
が上記音声検出器の出力に基づき上記送話信号を減衰さ
せる。
【0018】請求項2の発明においては、上記音声検出
器の騒音レベル監視回路が上記マイクに入力される周囲
の騒音のレベルを監視し、音声レベル監視回路が上記マ
イクに入力される音声信号のレベルを監視し、比較器が
上記騒音レベル監視回路の出力と上記音声レベル監視回
路の出力とを比較し、騒音レベルが音声レベルよりも高
いときに上記アッテネータの減衰量を増加させる信号を
発生する。
【0019】請求項3の発明においては、整流回路が上
記エコーキャンセラーの出力端の送話信号を整流し、上
記音声検出器が上記整流回路の出力に基づき上記送話信
号のレベルを監視する。
【0020】請求項4の発明においては、ハイパスフィ
ルターが上記マイクが出力する送話信号の低周波成分を
減衰させ、ローパスフィルターが上記エコーキャンセラ
ーの出力端の送話信号の高周波成分を減衰させる。
【0021】請求項5の発明においては、上記ローパス
フィルターが上記ハイパスフィルターの出力を補償する
ことにより、送話信号の周波数特性を均一にする。
【0022】請求項6の発明においては、アッテネータ
制御手段が受話信号のレベルに基づき上記アッテネータ
を制御する。
【0023】請求項7の発明においては、フィルター制
御回路が送話信号の非定常な信号のレベル及び受話信号
のレベルを監視し、フィルター回路が、上記フィルター
制御回路の出力に基づき受話路にローパスフィルターを
挿入する。
【0024】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この実施例1のハンズフリー通話装置の
構成を示す図である。同図において、1は送話信号を交
流信号から直流信号に変換する整流回路、2は直流信号
から騒音レベルを検出する騒音レベル監視回路である。
騒音レベル監視回路2は、整流回路1の出力が入力され
る抵抗201、一端が抵抗201に接続され、他端が出
力端となる抵抗202、抵抗202に並列に接続された
ダイオード203、一端が抵抗201の出力端に接続さ
れ、他端が接地されているコンデンサ205、一端が抵
抗202の出力端に接続され、他端が接地されているコ
ンデンサ204とから構成されている。3は直流信号か
ら音声レベルを検出する音声レベル監視回路である。音
声レベル監視回路3は、抵抗301とコンデンサ302
とを備え、ローパスフィルターを構成している。4は騒
音レベルと音声レベルとを比較する比較器である。これ
ら、整流回路1、騒音レベル監視回路2、音声レベル監
視回路3、比較器4は、送話信号中から音声信号61の
レベルと近端側の周囲騒音63のレベルとを検出・比較
する音声検出器11を構成する。10は音声検出器11
の出力に基づき送話信号を減衰させるアッテネータ、5
1は受話信号用スピーカー、52は送話信号用マイク、
53は送話側出力端子、54は受話側入力端子、55は
受話信号用スピーカー51から送話信号用マイク52に
回り込んでくる音響エコーを消去する音響エコーキャン
セラー、57はハイブリッドトランス等の2線−4線変
換器である。
【0025】次に、動作について説明する。話者の音声
61は送話信号用マイク52により送話信号に変換され
る。この送話信号は、音響エコーキャンセラー55によ
り受話信号用スピーカ51から送話信号用マイク52に
回り込む音響エコー62が消去された後にアッテネータ
10及び音声検出器11に入力される。このときの送話
信号には、近端の話者の音声61の信号と近端側の周囲
騒音63の信号とが含まれる。
【0026】音声検出器11に入力された送話信号は、
まず、整流回路1により交流信号から直流信号に変換さ
れる。この直流信号は、騒音レベル監視回路2及び音声
レベル監視回路3に入力される。
【0027】騒音レベル監視回路2は、整流回路1の出
力に基づき定常的に変化する騒音のレベルを監視する。
具体的には、抵抗201、抵抗202、コンデンサ20
4、コンデンサ205は、遅い立ち上がり(例えば2〜
3秒)の特性を有し、一方、抵抗201、ダイオード2
03、コンデンサ204、205は、速い立ち下がり
(例えば0.1秒)の特性を有する。この監視された騒
音のレベルは比較器4に対して出力される。
【0028】一方、音声監視回路3は、整流回路1の出
力に基づき速い立ち上がりあるいは立ち下がり特性(例
えば数ミリ秒)を有し、非定常的に変化する音声61の
レベルを監視する。音声のレベルは比較器4に対して出
力される。
【0029】比較器4は、騒音レベル監視回路2の出力
と音声レベル監視回路3の出力を比較し、音声のレベル
が騒音のレベルより高いときにハイレベルの信号を出力
し、音声のレベルが騒音のレベルより低いときにローレ
ベルの信号を出力する。この比較器4の出力信号は、ア
ッテネータ10の制御入力信号(コントロール信号)と
なる。
【0030】アッテネータ10は、このコントロール信
号がハイレベルの時にゲインOdB(減衰なし)とな
り、ローレベルの時にマイナスのゲイン(例えば−15
dB)となる。したがって、音声検出器11の検出結果
に基づきアッテネータ10が制御されることにより、音
声のような非定常的な信号のレベルが騒音のような定常
的な信号のレベルより大きいときには送話信号用マイク
52の出力を減衰させずに遠端側に送出する。逆に、音
声信号が騒音信号よりも小さいときには送話信号用マイ
ク52の出力を減衰させてから遠端側に送出する。
【0031】以上のように、この実施例1によるハンズ
フリー通話装置は、送話信号を監視し、騒音のような定
常的な信号が音声のような非定常的な信号のレベルより
大きいときに通話路にアッテネータを挿入し、逆に、非
定常的な信号が大きいときにアッテネータを解除してパ
スを開くことにより、送話側のパスを適宜開閉するの
で、近端側の周囲騒音が大きいときでも遠端話者に近端
側の周囲騒音が聞こえず、遠端話者にとって非常に聞き
やすくなる。
【0032】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
について説明する。図2は、この実施例2のハンズフリ
ー通話装置の構成を示す図である。同図において、12
は送話信号用マイク52からの送話信号のうちの低周波
成分を減衰させ、高周波成分のみを通過させた後に音響
エコーキャンセラー55に出力するハイパスフィルタ
ー、13は音響エコーキャンセラー55の出力信号のう
ちの高周波成分を減衰させ、低周波成分のみを通過させ
た後にアッテネータ10に出力するローパスフィルター
である。アッテネータ10、音声検出器11、受話信号
用スピーカー51、送話信号用マイク52、送話側出力
端子53、受話側入力端子54、音響エコーキャンセラ
ー55、2線−4線変換器57は、図1に示したものと
同じものである。
【0033】次に、動作について説明する。近端側の周
囲騒音63がある程度大きいと、送話信号用マイク52
に入力される音響エコー62のS/Nが低下する。S/
Nが低下した状態では音響エコーキャンセラー55によ
り音響エコー62を完全に除去するのは困難である。と
ころで、近端側の周囲騒音63のスペクトルは、主に低
周波領域に集中している。そこで音響エコーキャンセラ
ー55の前段において低周波成分を除去すれば音響エコ
ー62のS/Nが向上し、音響エコー62を十分に除去
することができる。
【0034】送話信号用マイク52からの送話信号は、
まずハイパスフィルター12(例えばカットオフ周波数
1kHz)へ入力され、近端側の周囲騒音63の低周波
成分を除去した後に音響エコーキャンセラー55に対し
出力される。上述のとおり、近端側の周囲騒音63は低
周波領域に集中しているので、ハイパスフィルター12
により近端側の周囲騒音63のほとんどが除去され、音
響エコー62のS/Nが向上し、音響エコー62の消去
量が増大する。
【0035】音響エコーキャンセラー55の出力は音声
検出器11に入力される。音声検出器11とアッテネー
タ10は上記実施例1の場合と同様の動作をする。同時
に、音響エコーキャンセラー55の出力は、ハイパスフ
ィルター12と全く逆の周波数特性をもつローパスフィ
ルター13に入力される。すなわち、ローパスフィルタ
ー13は、ハイパスフィルター12により減衰された低
周波成分を補償して、減衰されなかった高周波成分との
バランスを元に戻すように作用する。ローパスフィルタ
ー13を通すことによりハイパスフィルター12により
影響を受けた送話信号の周波数特性をもとの状態へ戻し
てからアッテネータ10に対し出力する。
【0036】以上のようにこの実施例2のハンズフリー
通話装置によれば、音響エコーキャンセラーの前段に近
端側の周囲騒音を除去するハイパスフィルターを備える
ので、近端側の周囲騒音がある場合でも音響エコーのS
/Nが高くなり、音響エコーキャンセラーの消去能力が
高まり、通話品質が向上する。
【0037】また、音響エコーキャンセラーの後段にハ
イパスフィルターと逆の周波数特性をもつローパスフィ
ルターを備えるので、送話信号に対するハイパスフィル
ターの影響を補償することができ、通話品質に悪影響を
与えることはない。
【0038】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
について説明する。図3は、この実施例3のハンズフリ
ー通話装置の構成を示す図である。同図において、14
は受話信号を増幅する増幅器、15は増幅器14の出力
に基づきアッテネータ10のコントロール信号を減衰す
るアッテネータ制御回路である。アッテネータ制御回路
15は、トランジスタ17、増幅器14の出力をトラン
ジスタ17のベースに供給する抵抗16及びトランジス
タ17によりアッテネータ10用コントロール信号を制
御する抵抗18とから構成されている。
【0039】また、同図において、アッテネータ10、
音声検出器11、ハイパスフィルター12、ローパスフ
ィルター13、受話信号用スピーカー51、送話信号用
マイク52、送話側出力端子53、受話側入力端子5
4、音響エコーキャンセラー55、2線−4線変換器5
7は、図2に示したものと同じものである。
【0040】次に、動作について説明する。受話側入力
端子54から入力される受話信号が過大なとき、あるい
は過渡的な信号であるとき、音響エコーキャンセラー5
5は音響エコー62を消去しきれないことがある。この
ように、音響エコー62が送話信号に重畳された場合、
音声検出回路11は音響エコー62を近端の音声61と
誤って判断してハイレベルの信号を出力し、アッテネー
タ10の減衰量をOdBとしてしまうので、音響エコー
62の影響を受けて通話品質が低下する。図3のアッテ
ネータ制御回路15は、このような場合に音響エコー6
2による影響を低減するためのものである。
【0041】増幅器14により増幅された受話信号は抵
抗16を介してトランジスタ17のベースに入力され
る。受話信号が過大なとき、トランジスタ17がONに
なってアッテネータ10の制御入力をローレベルとする
ので、アッテネータ10によりローパスフィルター13
の出力の送話信号が減衰される。なお、アッテネータ1
0の制御入力にはハイレベルの音声検出回路11の出力
も供給されているが、アッテネータ制御回路15の方が
駆動能力が高いのでアッテネータ10の制御入力はロー
レベルになる。
【0042】以上のようにこの実施例3のハンズフリー
通話装置によれば、受話信号のレベルを監視し、その信
号のレベルに応じてアッテネータの減衰量を増加させる
ように制御するアッテネータ制御回路を備えたので、受
話信号が過大なときでも音響エコーを消去することがで
きる。また、ハウリングが発生した場合にもループゲイ
ンが下がるのでハウリングを抑圧することができる。
【0043】実施例4.次に、この発明の実施例4を図
について説明する。図4は、この実施例4のハンズフリ
ー通話装置の構成を示す図である。同図において、28
は送話路に非定常な信号(例えば音声)が存在し、か
つ、送話信号レベルに同期して受話信号のレベルが過大
なときに回線エコーを除去するフィルターを動作させる
フィルター制御回路である。フィルター制御回路28
は、トランジスタ20、アッテネータ制御回路15の出
力をトランジスタ20のベースに供給する抵抗19、ト
ランジスタ20のコレクタに接続されたコンデンサ2
1、抵抗22及び23とからなる。24はフィルター制
御回路28に基づき動作し、受話信号から過大な信号を
除去するフィルター回路である。フィルター回路24
は、フィルター制御回路28の出力を受けてオン/オフ
するトランジスタ25、トランジスタ25がオンのとき
にローパスフィルター回路として機能するコンデンサ2
6、抵抗27とからなる。
【0044】また、同図において、アッテネータ10、
音声検出器11、ハイパスフィルター12、ローパスフ
ィルター13、増幅器14、アッテネータ制御回路1
5、受話信号用スピーカー51、送話信号用マイク5
2、送話側出力端子53、受話側入力端子54、音響エ
コーキャンセラー55、2線−4線変換器57は、図3
に示したものと同じものである。
【0045】次に、動作について説明する。送話路に非
定常な信号(例えば音声)が存在すると音声検出回路1
1の出力はハイレベルとなる。このとき回線エコー60
が大きいと、増幅器14の出力を受けてアッテネータ制
御回路15のトランジスタ17がONする。アッテネー
タ制御回路15の出力はフィルター制御回路28に入力
され、内部の抵抗19を介してトランジスタ20のベー
スに入力されるから、フィルター制御回路28のトラン
ジスタ20がONする。フィルター回路24のトランジ
スタ25は、フィルター制御回路28の出力を受けてO
Nになる。これにより、受話路にコンデンサ26と抵抗
27とからなるローパスフィルターが受話側入力端子5
4と音響エコーキャンセラー55の入力との間に入り、
回線エコー60を低減し、音響エコーキャンセラー55
の誤動作を防ぐとともに、ハウリングの発生を防止す
る。
【0046】なお、コンデンサ26と抵抗27とからな
るローパスフィルタの動作特性は、音声検出回路11の
出力レベルに基づきフィルター制御回路28のトランジ
スタ20の出力端子側に接続されている抵抗22、23
の値を変えることにより、またローパスフィルターの特
性そのものは、コンデンサ26、抵抗27の値を変えて
時定数を変えることにより調整できる。
【0047】以上のように、この実施例4によれば、送
話信号に非定常な信号(例えば音声)が存在し、かつ、
送話信号レベルに同期した受話信号のレベルがあるレベ
ル以上であるとき、受話路にローパスフィルターを挿入
するので、従来のメモリを用いて構成された回線エコー
キャンセラーを用いることなく、回線エコーを低減する
とともに、送受話路のループゲインを下げてハウリング
を防止することができる。なお、遠端話者、近端話者が
同時に話した場合、送・受信号に相関がなく、送話信号
レベルと受話信号レベルが同期しないので、受話路にロ
ーパスフィルターが挿入されることなく送・受同時通話
が可能である。
【0048】また、上記実施例4における音声検出器1
1、ハイパスフィルター12、ローパスフィルタ13、
アッテネータ制御回路15、フィルター制御回路28、
フィルター回路24は、全てアナログ回路により構成さ
れているので、メモリ等を用いたデジタル回路により構
成する場合と比べ、回路を簡単かつ安価に実現すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、受話信号を再生するスピーカーと、送話信号を出力
するマイクと、上記スピーカーから上記マイクに伝搬す
る音響エコーを除去するエコーキャンセラーと、上記エ
コーキャンセラーの出力端の送話信号のレベルを監視す
る音声検出器と、上記音声検出器の出力に基づき上記送
話信号を減衰させるアッテネータとを備えたので、送話
側のパスを適宜開閉することができ、通話品質が向上す
る。
【0050】また、請求項2の発明によれば、上記音声
検出器を、上記マイクに入力される周囲の騒音のレベル
を監視する騒音レベル監視回路と、上記マイクに入力さ
れる音声信号のレベルを監視する音声レベル監視回路
と、上記騒音レベル監視回路の出力と上記音声レベル監
視回路の出力とを比較し、騒音レベルが音声レベルより
も高いときに上記アッテネータの減衰量を増加させる信
号を発生する比較器とから構成したので、近端側の周囲
騒音が大きいときでも遠端話者に近端側の周囲騒音が聞
こえず、遠端話者にとって非常に聞きやすくなる。
【0051】また、請求項3の発明によれば、上記エコ
ーキャンセラーの出力端の送話信号を整流する整流回路
を備え、上記音声検出器は上記整流回路の出力に基づき
上記送話信号のレベルを監視するので、音声検出器の構
成が簡単になる。
【0052】また、請求項4の発明によれば、上記マイ
クが出力する送話信号の低周波成分を減衰させるハイパ
スフィルターと、上記エコーキャンセラーの出力端の送
話信号の高周波成分を減衰させるローパスフィルターと
を備えるので、近端側の周囲騒音がある場合でも音響エ
コーのS/Nが高くなり、音響エコーキャンセラーの消
去能力が高まり、通話品質が向上する。
【0053】また、請求項5の発明によれば、上記ハイ
パスフィルターの特性と上記ローパスフィルターの特性
とが、互いに逆周波数特性であるので、送話信号に対す
るハイパスフィルターの影響を補償することができ、通
話品質に悪影響を与えることを防止できる。
【0054】また、請求項6の発明によれば、受話信号
のレベルに基づき上記アッテネータを制御するアッテネ
ータ制御手段を備えたので、受話信号が過大なときでも
音響エコーを消去することができ、通話品質が向上す
る。
【0055】また、請求項7の発明によれば、送話信号
の非定常な信号のレベル及び受話信号のレベルを監視す
るフィルター制御回路と、上記フィルター制御回路の出
力に基づき受話路にローパスフィルターを挿入するフィ
ルター回路とを備えたので、回線エコーが低減できると
ともに、ハウリングを防止することができ、通話品質が
向上する。さらに、遠端話者、近端話者の同時通話も可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるハンズフリー通話
装置の機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2によるハンズフリー通話
装置の機能ブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3によるハンズフリー通話
装置の機能ブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4によるハンズフリー通話
装置の機能ブロック図である。
【図5】 従来のハンズフリー通話装置の機能ブロック
図である。
【符号の説明】
1 整流回路、2 騒音レベル監視回路、3 音声レベ
ル監視回路、4 比較器、10 アッテネータ、11
音声検出器、12 ハイパスフィルター、13ローパス
フィルター、14 増幅器、15 アッテネータ制御回
路、24 フィルター回路、28 フィルター制御回
路、51 受話信号用スピーカー、52送話信号用マイ
ク、53 送話側出力端子、54 受話側入力端子、5
5 音響エコーキャンセラー、56 回線エコーキャン
セラー、57 2線−4線変換器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話信号を再生するスピーカーと、送話
    信号を出力するマイクと、上記スピーカーから上記マイ
    クに伝搬する反響エコーを除去するエコーキャンセラー
    と、上記エコーキャンセラーの出力端の送話信号のレベ
    ルを監視する音声検出器と、上記音声検出器の出力に基
    づき上記送話信号を減衰させるアッテネータとを備えた
    ハンズフリー通話装置。
  2. 【請求項2】 上記音声検出器を、上記マイクに入力さ
    れる周囲の騒音のレベルを監視する騒音レベル監視回路
    と、上記マイクに入力される音声信号のレベルを監視す
    る音声レベル監視回路と、上記騒音レベル監視回路の出
    力と上記音声レベル監視回路の出力とを比較し、騒音レ
    ベルが音声レベルよりも高いときに上記アッテネータの
    減衰量を増加させる信号を発生する比較器とから構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のハンズフリー通話装
    置。
  3. 【請求項3】 上記エコーキャンセラーの出力端の送話
    信号を整流する整流回路を備え、上記音声検出器は上記
    整流回路の出力に基づき上記送話信号のレベルを監視す
    ることを特徴とする請求項2記載のハンズフリー通話装
    置。
  4. 【請求項4】 上記マイクが出力する送話信号の低周波
    成分を減衰させるハイパスフィルターと、上記エコーキ
    ャンセラーの出力端の送話信号の高周波成分を減衰させ
    るローパスフィルターとを備えることを特徴とする請求
    項1記載のハンズフリー通話装置。
  5. 【請求項5】 上記ハイパスフィルターの特性と上記ロ
    ーパスフィルターの特性とが、互いに逆周波数特性であ
    ることを特徴とする請求項4記載のハンズフリー通話装
    置。
  6. 【請求項6】 受話信号のレベルに基づき上記アッテネ
    ータを制御するアッテネータ制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のハンズフリー通話装置。
  7. 【請求項7】 送話信号の非定常な信号のレベル及び受
    話信号のレベルを監視するフィルター制御回路と、上記
    フィルター制御回路の出力に基づき受話路にローパスフ
    ィルターを挿入するフィルター回路とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のハンズフリー通話装置。
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