JPH08324924A - リニアモータエレベータ - Google Patents

リニアモータエレベータ

Info

Publication number
JPH08324924A
JPH08324924A JP7131908A JP13190895A JPH08324924A JP H08324924 A JPH08324924 A JP H08324924A JP 7131908 A JP7131908 A JP 7131908A JP 13190895 A JP13190895 A JP 13190895A JP H08324924 A JPH08324924 A JP H08324924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
secondary conductor
cylindrical secondary
iron core
linear motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7131908A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuki Nakajima
島 厳 中
Masashi Shudo
藤 正 志 首
Toshiaki Nakagawa
川 俊 明 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7131908A priority Critical patent/JPH08324924A/ja
Publication of JPH08324924A publication Critical patent/JPH08324924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁力による円筒形2次導体や鉄心のたわみ
を防止し、消費電力の増加を防ぐことのできる、製作容
易で、且つ安全性の向上を図ることのできるリニアモー
タエレベータを提供する。 【構成】 昇降路の上部に設けられた滑車に主索を巻架
し、この主索の一端に乗りかごを取り付け、他端につり
合いおもりを取り付ける。また、乗りかご又はつり合い
おもりのいずれか一方に鉄心を備えたステータを設け、
このステータに挿通された円筒形2次導体を昇降路内に
垂設する。さらに、ステータと前記円筒形2次導体との
離間距離を一定に維持するためのガイド手段をステータ
に設ける。このガイド手段は、鉄心に絶縁的に設けられ
円筒2次導体に当接されたギャップローラを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動源としてリニアモ
ータを採用したリニアモータエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】建物を建設する場合、日照権の関係から
高さ制限を受けることがある。このため、エレベータを
備えた建物において、昇降路の最上部に機械室を設置す
ることができない場合がある。特に、建物の北側部分は
北側斜線規制を受けるため、この部分に機械室を突出し
て設けることが困難であった。そこで、このような建設
設計上の制約に対処するため一つの方策として、建物の
屋上に機械室を設ける必要がない油圧エレベータを採用
する場合があった。
【0003】しかし、最近では、油圧エレベータよりも
消費電力が少なく、低騒音で、昇降工程を増やすことが
でき、定格速度も上げることができるリニアモータを使
ったエレベータが開発され、一部実用化されている。
【0004】図9(b)は、このリニアモータエレベー
タの一例を示した図であり、図9(a)は図9(b)の
A−A断面図である。図9(a)及び図9(b)に示し
たように、昇降路34の最上部にはみぞ形鋼で形成され
た一対のビーム36が、図9(a)において紙面に垂直
な方向に2組架設されている。対をなす各ビーム36の
間には、一対のシーブ35が、各ビーム36に貫設され
た軸とこの軸に挿入された軸受(図示を省略)を介して
回転自在かつ対称的に取り付けられている。ビーム36
の下方には、ビーム36よりも大形のみぞ形鋼で形成さ
れた一対の梁37が、図9(a)において紙面と平行な
方向に対称的に架設されている。
【0005】一方、昇降路34のピットには、ベース4
5が据え付けボルト(図示を省略)を介して敷設されて
おり、このベース45の両端部には上端に雄ねじが形成
されたねじ棒43の下端が固定されている。
【0006】昇降路34の上部に設けられた梁37と昇
降路34のピットに設けられたべーす45との間には、
昇降路内を上下に延びる円筒形の2次導体4が介装され
ている。なお、図9(a)及び図9(b)において円筒
形2次導体4の外径は、ビーム36、梁37等の他の部
材と比べて太く誇張して表現されている。円筒形2次導
体4の上端には取付プレート40が溶接固定されてお
り、この取付プレート40は梁37の下面にボルト(図
示を省略)によって固定されている。一方、円筒形2次
導体4の下端にはブラケット41が溶接固定されてい
る。このブラケット41の両端部には貫通穴が形成され
ており、これらの貫通穴にはねじ棒43が遊貫されてい
る。このねじ棒43の上端部にはナット44が螺着され
ており、このナット44とブラケット41との間には圧
縮されたコイルばね42が介装されている。そして、こ
の圧縮されたコイルばね42によってブラケット41が
下方に押し下げられ、このためブラケット41にその下
端が固着された円筒形2次導体4は下方に引っ張られ
る。このようにして円筒形2次導体を下方に引っ張るこ
とによって、円筒形2次導体4との間に働く電磁力によ
って昇降路34を昇降するつり合いおもり32による曲
がりを抑えている。
【0007】昇降路34の最上部に設けられた各シーブ
35には、主索33がそれぞれ巻き付けられている。こ
れらの主索33の一端には乗りかご31が取り付けられ
ており、他端にはつり合いおもり32が取り付けられて
いる。このつり合いおもり32の側面の上下にはガイド
ローラ47が設けられており、これらのガイドローラ4
7は昇降路34の対向する壁面にそれぞれ縦設された一
対のガイドレール46の表面に当接している。
【0008】なお、乗りかご31の側面の上下にも図示
しないガイドローラが設けられており、これらのガイド
ローラも昇降路34の対向する側面にそれぞれ縦設され
た図示しない一対のガイドレールの表面に当接してい
る。
【0009】図10は、図9(a)で示したつり合いお
もりを示す拡大詳細図である。つり合いおもり32の前
面側と後面側には、それぞれ鋼製の4本の縦骨48が平
行に設けられており、これらの縦骨48の各上端及び各
下端には、横方向に架設された端板49がボルト49a
によって固着されており、この端板49によって各縦骨
48が相互に固定されている。なお、つり合いおもり3
2の両側面においても、図示しない短い端板とボルトに
よって縦骨の各上端及び各下端が相互に固定されてい
る。
【0010】前面側と後面側にそれぞれ設けられた4本
の縦骨48のうち、図10において左側の一対の縦骨と
同右側の一対の縦骨の各縦骨間の下部には、複数の軟鋼
板を重ねて形成されたおもり50がそれぞれ設けられて
いる。これらのおもり50の上端は、各縦骨48の中間
部に締め付け固定された押さえ具60によって上方から
押さえられている。
【0011】左右端の一対の縦骨48の上下端の間に
は、あつい帯板62がそれぞれ溶接されており、これら
の帯板62の図10において紙面垂直方向の中間部に
は、取付ベースを介してレバー61の下端がボルトで固
定されている。これらのレバー61の上端には、上述し
たガイドローラ47がそれぞれ取り付けられている。
【0012】つり合いおもり32の中心部には、円筒状
のステータ1が押さえ具51を介して固定支持されてお
り、この円筒状ステータ1の中空部分を前述した円筒形
2次導体4が貫通している。ステータ1の上下の端面に
は、環状のローラベース52が複数のボルトでそれぞれ
固定されている。これらのローラベース52の外面側に
は、U次状のローラ軸受54が放射状かつ対称的に固定
されており、各ローラ軸受54にはローラ56がそれぞ
れ遊嵌されている。各ローラ56は、ローラ軸受54に
貫設されたローラ軸とこのローラ軸に圧入された軸受
(図示を省略)によって回転自在に支持され、かつ、円
筒形2次導体4に押圧されている。
【0013】ローラベース52には、T字形の一対の固
定具53が左右にそれぞれ対称的かつ放射状に設けられ
ており、これらの固定具53はローラベース52にボル
トで固定されている。各固定具53の先端は、縦骨48
に固定された押さえ具51の先端にそれぞれ遊嵌され、
押さえ具51に貫設されたねじ付き段付きピン55で押
さえ具51にそれぞれ固定されている。
【0014】これらのローラ軸受54とステータ1は、
つり合いおもり32に組み込まれる前に、予め円筒形2
次導体4と同一寸法の管を組み込んだ治具を使って組み
立てられ、ステータ1の内周と円筒形2次導体4とが同
軸となるように、ローラ56の位置がこのローラ56に
挿入されたローラ軸を微調整して組み立てられる。
【0015】図11は、図10に示したステータ1の一
部断面の拡大詳細図である。ステータ1は、鉄心2、円
筒コイル3、ボルト5、スタッド6、ナット6aで構成
され、円筒形2次導体との間に推力を発生させるように
なっている。鉄心2は、図13に示したように内周側に
くし状のスロット2bを有する鉄板2aを、そのスロッ
ト側を円筒形2次導体と同軸となるように積層して全体
として略直方体に形成されている。この鉄心2は、図1
2に示したように前記ローラベース52に複数のボルト
5で放射状かつ対称的に固定されており、鉄心2の各ス
ロット2bには円筒コイル3が挿入されている。そし
て、鉄心2の長手方向両端面には、対称的に形成された
4個の貫通穴を有するローラベース52がそれぞれ設け
られている。そして、両ローラベース52を連結するよ
うにしてスタッド6が貫通穴に挿入され、このスタッド
6の両端部に螺合されたナット6aを締め付けることに
よってローラベース52と鉄心2とが一体化され、ステ
ータ1が形成されている。
【0016】上述した従来のリニアモータエレベータに
おいては、ステータ1の内周の円筒コイル3を励磁する
ことによって発生した磁束により、円筒形2次導体4の
表面に渦電流が流れる。この渦電流と円筒コイル3の磁
束による電磁力でステータ1が円筒形2次導体4に沿っ
て移動し、このステータ1に固定されたつり合いおもり
32も昇降路内を昇降する。すると、このつり合いおも
り32の上部に一端が接続された主索33の他端に取り
付けられた乗りかご31も昇降し、エレベータは運転状
態となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のリニアモータエレベータは、エレベータの定格
積載荷重が増えると、それに比例してステータ1の長さ
も長くなる。このようにステータ1の長さが長くなる
と、ステータ1と円筒形2次導体4との間に働く電磁力
によって、図10で示した円筒形2次導体4のうちのス
テータ1に挿入された部分(破線で示した部分)の中央
部70がたわむおそれがある。このように円筒形2次導
体4がたわむと、ステータ1に働く駆動力の特性が変化
して、所定の昇降特性が損なわれ、エレベータの速度制
御の障害となる可能性がある。
【0018】このような不都合を回避するために、円筒
形2次導体4の外径を大きくして剛性を高め、電磁力に
よるたわみを低減させる方法が考えられるが、この方法
ではステータ1の内外径も大きくしなければならない。
ステータ1の内外径が大きくなると、所望の駆動力を得
るためにはステータ1の励磁電流を増やす必要があり、
このため消費電力が増大し、リニアモータエレベータの
特徴の一つである油圧エレベータよりも消費電力が少な
いという長所を損なってしまう可能性がある。
【0019】また、ステータの推力は、かごの定格に合
わせてその都度設計・製作されるのでステータの種別が
増え、また、受注毎に製作されるので製作設備も個別又
は小ロット対応となり、製作に時間がかかり、製造コス
トも増大する。このような不都合を回避するために、ス
テータの種別を減らして定格以下の積載荷重のかごにも
適用する方法が考えられるが、この方法では最低の定格
のかごに組み込まれた場合には効率が低下するおそれが
ある。
【0020】そこで、本発明の目的は、電磁力による円
筒形2次導体や鉄心のたわみを防止し、消費電力の増加
を防ぐことのできる、製作容易で、且つ安全性の向上を
図ることのできるリニアモータエレベータを提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るリニアモータエレベータは、昇降路の上部に設けられ
た滑車に巻架された主索と、この主索の一端に取り付け
られた乗りかごと、前記主索の他端に取り付けられたつ
り合いおもりと、前記乗りかご又は前記つり合いおもり
のいずれか一方に設けられ鉄心を備えたステータと、前
記昇降路内に垂設され前記ステータに挿通された円筒形
2次導体と、前記ステータにこのステータと前記円筒形
2次導体との離間距離を一定に維持するためのガイド手
段とを設け、このガイド手段は前記鉄心に絶縁的に設け
られたギャップローラを有し、このギャップローラを前
記円筒形2次導体に当接したことを特徴とする。
【0022】請求項2記載のリニアモータエレベータ
は、前記鉄心の内側に凹部を形成し、この凹部に前記ガ
イド手段を設けたことを特徴とする。
【0023】請求項3記載のリニアモータエレベータ
は、昇降路の上部に設けられた滑車に巻架された主索
と、この主索の一端に取り付けられた乗りかごと、前記
主索の他端に取り付けられたつり合いおもりと、前記乗
りかご又は前記つり合いおもりのいずれか一方に設けら
れ鉄心を備えたステータと、前記昇降路内に垂設され前
記ステータに挿通された円筒形2次導体と、前記ステー
タにこのステータと前記円筒形2次導体との離間距離を
一定に維持するためのガイド手段とを設け、このガイド
手段は前記鉄心の内側面に設けられた絶縁部材からな
り、この絶縁部材を前記円筒形2次導体に当接したこと
を特徴とする。
【0024】請求項4記載のリニアモータエレベータ
は、昇降路の上部に設けられた滑車に巻架された主索
と、この主索の一端に取り付けられた乗りかごと、前記
主索の他端に取り付けられたつり合いおもりと、前記乗
りかご又は前記つり合いおもりのいずれか一方に設けら
れたステータと、前記昇降路内に垂設され前記ステータ
に挿通された円筒形2次導体とを備え、前記円筒形2次
導体の外周面に絶縁部材を設け、この絶縁部材と前記ス
テータの内側面とが接触するようにしたことを特徴とす
る。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明によるリニアモータエレベ
ータにおいては、ステータで発生した磁束によって円筒
形2次導体の表面に渦電流が流れ、この渦電流と磁束に
よる電磁力によってステータに推力が作用する。する
と、このステータが取り付けられた乗りかご又はつり合
いおもりが、円筒形2次導体に沿って昇降路内を昇降す
る。ここで、乗りかごとつり合いおもりは、滑車を介し
て主索で連結されているので、両者は昇降路内を互いに
逆方向に昇降する。
【0026】このように、ステータと円筒形2次導体と
の間に作用する電磁力によってエレベータが運転される
が、この電磁力がステータ及び円筒形2次導体をたわま
せるように作用した場合でも、ステータと円筒形2次導
体との離間距離は、ステータの鉄心に絶縁的に設けられ
たギャップローラを備えたガイド手段によって常に一定
に維持される。
【0027】請求項2記載の発明によるリニアモータエ
レベータにおいては、ステータ及び円筒形2次導体をた
わませるように電磁力が作用した場合でも、ステータの
鉄心の内側に形成された凹部に設けられたガイド手段に
よって、ステータと円筒形2次導体との離間距離が常に
一定に維持される。
【0028】請求項3記載の発明によるリニアモータエ
レベータにおいては、ステータ及び円筒形2次導体をた
わませるように電磁力が作用した場合でも、ステータの
鉄心の内側面に設けられた絶縁部材によって、ステータ
と円筒形2次導体との離間距離が常に一定に維持され
る。
【0029】請求項4記載の発明によるリニアモータエ
レベータにおいては、ステータ及び円筒形2次導体をた
わませるように電磁力が作用した場合でも、円筒形2次
導体の外周面に設けられた絶縁部材によって、ステータ
と円筒形2次導体との離間距離が常に一定に維持され
る。
【0030】
【実施例】以下、本発明によるリニアモータエレベータ
の第1の実施例について、図面を参照して説明する。図
1は、本実施例のリニアモータエレベータのステータ7
を示した部分外形図である。なお、図11に示した従来
のリニアモータエレベータのステータと同一の構成部材
には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0031】図1に示したように、本実施例のリニアモ
ータエレベータのステータ7は、鉄心8、円筒コイル
3、ボルト5、スタッド6、ナット6aに加えて、ガイ
ド装置17を備えている。以下、このガイド装置17に
ついて説明する。
【0032】鉄心8の両側には各一対の支持板16が添
接されており、各支持板16には長穴12が鉄心8の長
手方向に直交する方向に延びるようにして穿設されてい
る。また、各長穴12には取付ボルト14が貫通して鉄
心8の両側に螺装されており、この取付ボルト14は支
持板16の固定位置を長穴12で調節できるようになっ
ている。また、支持板16の中程には、各ギャップロー
ラ10が円筒形2次導体4に当接するようにして回転自
在に軸装されている。ここで、ギャップローラ10は絶
縁材料で形成されており、このため鉄心8と円筒形2次
導体4との間の電気的絶縁が維持されている。
【0033】図2は、図1に示したステータ7の部分断
面平面図である。図2において符号Aは鉄心8と円筒形
2次導体4との離間距離を示し、この離間距離Aは各ギ
ャップローラ10によって約2mm程度に規制されてい
る。また、各支持板16の傍らの鉄心8には、各取付ボ
ルト14によって固定板13が添接されており、各固定
板13には各調整ねじ15が各支持板16の固定位置を
調整するようにして螺装されている。
【0034】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。乗りかご31を昇降させる際には、円筒コイル
3に電流を流して電磁力を発生させ、この電磁力によっ
て乗りかご31を昇降させるための起動力となる推力を
生じさせる。そして、この推力によって乗りかご31と
つり合いおもり32とが互いに逆方向に昇降する。
【0035】このようにして乗りかご31及びつり合い
おもり32が昇降するが、つり合いおもり32に設けら
れたステータ7は円筒形2次導体4に当接して回転自在
に軸装されたギャップローラ10を備えており、このギ
ャップローラ10によって鉄心8と円筒形2次導体4と
の離間距離Aが約2mm程度に規制される。このため、
鉄心8や円筒形2次導体4に対してこれらをたわませる
ような力が発生しても、ギャップローラ10の反力によ
って鉄心8と円筒形2次導体4とが常に正確な離間距離
Aを維持し、両者が接触するようなことがない。
【0036】次に、本発明によるリニアモータエレベー
タの第2の実施例について図面を参照して説明する。図
3は、本実施例のリニアモータエレベータのステータ7
aを示した部分断面図である。図3に示したように、鉄
心8aのくし状スロットの内周部に複数の切欠部24を
形成し、これらの切欠部24の内側端面にはコ字状のロ
ーラ軸受21が調整ねじ22を介して螺装されている。
ローラ軸受21には、ギャップローラ20が円筒形2次
導体4に当接するようにして回転自在に軸装されてい
る。これらのギャップローラ20は、円筒形2次導体4
及び鉄心8aに対して対称的且つ放射状に配設されてい
る。ここで、ギャップローラ20は絶縁材料で形成され
ており、このため鉄心8aと円筒形2次導体4との間の
電気的絶縁は維持されている。
【0037】図4は、図3に示したステータ7aの部分
断面平面図である。図4において符号Bは鉄心8aと円
筒形2次導体4との離間距離を示し、この離間距離Bは
ギャップローラ20によって約2mm程度に規制されて
いる。また、ローラ軸受21の傍らの鉄心8aに螺装さ
れた調整ねじ22によってローラ軸受21の固定位置を
調節することができる。
【0038】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。複数のギャップローラ20は円筒形2次導体4
及び鉄心8aに対して対称的且つ放射状に配設されてい
るので、円筒形2次導体4の表面における各ギャップロ
ーラ20の滑りは防止される。さらに、鉄心8aと円筒
形2次導体4との離間距離Bは、ギャップローラ20に
よって約2mm程度に規制されるので、鉄心8aや円筒
形2次導体4に対してこれらをたわませるような力が発
生しても、ギャップローラ20の反力によって鉄心8a
と円筒形2次導体4とが常に正確な離間距離Bを維持
し、両者が接触するようなことがない。
【0039】次に、本発明によるリニアモータエレベー
タの第3の実施例について図面を参照して説明する。図
5は、本実施例のリニアモータエレベータのステータ7
bを示した部分断面図である。図5に示したように、本
実施例の鉄心8bは、図11に示した従来のリニアモー
タエレベータの鉄心2のくし状スロットの内周縁部に厚
さCの絶縁物25を設けた構成となっている。そして、
この絶縁部25は円筒形2次導体4の外周面に常に当接
されている。
【0040】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。くし状スロットの内周縁部に設けられた厚さC
の絶縁物25が円筒形2次導体4の外周面に常に当接さ
れているので、鉄心8bや円筒形2次導体4に対してこ
れらをたわませるような力が発生してもこれらがたわむ
ことがなく、鉄心8bと円筒形2次導体4との衝突的な
接触を回避することができる。また、絶縁物25の厚さ
Cを十分に薄くすることによってステータ7bの内外径
が減少し、所望の駆動力を得るためのステータ7bの励
磁電流が少なくて済み、消費電力を低減することができ
る。
【0041】次に、本発明によるリニアモータエレベー
タの第4の実施例について図面を参照して説明する。図
7は、本実施例のリニアモータエレベータの円筒形2次
導体4a、及びステータ1を示した部分断面図である。
本実施例の円筒形2次導体4aは、図11に示した従来
のリニアモータエレベータの円筒形2次導体4の外周部
全体に厚さDの絶縁物25aを設けた構成となってお
り、ステータ1の内面はこの絶縁物25aに常に当接さ
れている。
【0042】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。ステータ1の内面は絶縁物25aに常に当接さ
れているので、ステータ1と円筒形2次導体4aとの衝
突的な接触を防止することができ、ステータ1を円筒形
2次導体4aに沿って円滑に走行させることができる。
また、ステータ1と円筒形2次導体4aとを組み立てる
際に両者の軸心を合致させる作業が不要となるので、組
立作業の軽減化を図ることができる。また、絶縁物25
aの厚さCを十分に薄くすることによってステータ7b
の内外径が減少し、所望の駆動力を得るためのステータ
7bの励磁電流が少なくて済み、消費電力を低減するこ
とができる。さらに、絶縁物25aを円筒形2次導体4
aに設けるようにしたので、多種多様なエレベータの乗
りかごの定格に対して、異なる長さのステータへの特別
な加工や組立が不要であり、作業負荷や製造コストの軽
減を図ることができる。
【0043】なお、上述した実施例ではいずれもリニア
モータをつり合いおもり側に設けるようにしたが、乗り
かご側にリニアモータを設けた場合でも上記実施例を同
様に適用することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によるリニアモータ
エレベータによれば、ステータと円筒形2次導体との離
間距離はステータの鉄心に絶縁的に設けられたギャップ
ローラを備えたガイド手段によって常に一定に維持され
るので、エレベータの定格積載荷重が増加した場合でも
円筒形2次導体及びステータを大型化する必要がなく、
このため、消費電力の増加を防ぐことができ、製作容易
で、且つ安全性の向上を図ることができる。
【0045】請求項2記載の発明によるリニアモータエ
レベータによれば、ステータの鉄心の内側に形成された
凹部に設けられたガイド手段によってステータと円筒形
2次導体との離間距離が常に一定に維持されるので、エ
レベータの定格積載荷重が増加した場合でも円筒形2次
導体及びステータを大型化する必要がなく、このため、
消費電力の増加を防ぐことができ、製作容易で、且つ安
全性の向上を図ることができる。
【0046】請求項3記載の発明によるリニアモータエ
レベータによれば、ステータの鉄心の内側面に設けられ
た絶縁部材によってステータと円筒形2次導体との離間
距離が常に一定に維持されるので、エレベータの定格積
載荷重が増加した場合でも円筒形2次導体及びステータ
を大型化する必要がなく、このため、消費電力の増加を
防ぐことができ、製作容易で、且つ安全性の向上を図る
ことができる。
【0047】請求項4記載の発明によるリニアモータエ
レベータによれば、円筒形2次導体の外周面に設けられ
た絶縁部材によってステータと円筒形2次導体との離間
距離が常に一定に維持されるので、エレベータの定格積
載荷重が増加した場合でも円筒形2次導体及びステータ
を大型化する必要がなく、このため、消費電力の増加を
防ぐことができ、製作容易で、且つ安全性の向上を図る
ことができる。さらに、円筒形2次導体の外周面に、ス
テータの内側面と接触するように絶縁部材を設けたの
で、ステータと円筒形2次導体とを組み立てる際に両者
の軸心を合致させる作業が不要となり、組立作業の軽減
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアモータエレベータの第1実
施例の要部を示した部分外形図。
【図2】同実施例の要部を示した部分断面平面図。
【図3】本発明によるリニアモータエレベータの第2実
施例の要部を示した部分外形図。
【図4】同実施例の要部を示した部分断面図。
【図5】本発明によるリニアモータエレベータの第3実
施例の要部を示した部分外形図。
【図6】同実施例の要部を示した部分断面図。
【図7】本発明によるリニアモータエレベータの第4実
施例の要部を示した部分外形図。
【図8】同実施例の要部を示した部分断面図。
【図9】従来のリニアモータエレベータの一例を示した
図。
【図10】図9のA−A線断面図。
【図11】同従来のリニアモータエレベータのつり合い
おもりを示した詳細図。
【図12】同従来のリニアモータエレベータのステータ
を示した部分断面図。
【図13】同従来のリニアモータエレベータのステータ
を示した部分断面図。
【図14】同従来のリニアモータエレベータのステータ
の鉄心を示した斜視図。
【符号の説明】
1、7、7a、7b ステータ 2、8、8a、8b 鉄心 3 円筒コイル 4、4a 円筒形2次導体 10、20 ギャップローラ 11、14 取付ボルト 12 長穴 13 固定板 15、22 調整ねじ 16 支持板 17、23 ガイド装置 21 ローラ軸受 24 切欠部 25、25a 絶縁物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路の上部に設けられた滑車に巻架され
    た主索と、この主索の一端に取り付けられた乗りかご
    と、前記主索の他端に取り付けられたつり合いおもり
    と、前記乗りかご又は前記つり合いおもりのいずれか一
    方に設けられ鉄心を備えたステータと、前記昇降路内に
    垂設され前記ステータに挿通された円筒形2次導体と、
    前記ステータにこのステータと前記円筒形2次導体との
    離間距離を一定に維持するためのガイド手段とを設け、
    このガイド手段は前記鉄心に絶縁的に設けられたギャッ
    プローラを有し、このギャップローラを前記円筒形2次
    導体に当接したことを特徴とするリニアモータエレベー
    タ。
  2. 【請求項2】前記鉄心の内側に凹部を形成し、この凹部
    に前記ガイド手段を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のリニアモータエレベータ。
  3. 【請求項3】昇降路の上部に設けられた滑車に巻架され
    た主索と、この主索の一端に取り付けられた乗りかご
    と、前記主索の他端に取り付けられたつり合いおもり
    と、前記乗りかご又は前記つり合いおもりのいずれか一
    方に設けられ鉄心を備えたステータと、前記昇降路内に
    垂設され前記ステータに挿通された円筒形2次導体と、
    前記ステータにこのステータと前記円筒形2次導体との
    離間距離を一定に維持するためのガイド手段とを設け、
    このガイド手段は前記鉄心の内側面に設けられた絶縁部
    材からなり、この絶縁部材を前記円筒形2次導体に当接
    したことを特徴とするリニアモータエレベータ。
  4. 【請求項4】昇降路の上部に設けられた滑車に巻架され
    た主索と、この主索の一端に取り付けられた乗りかご
    と、前記主索の他端に取り付けられたつり合いおもり
    と、前記乗りかご又は前記つり合いおもりのいずれか一
    方に設けられたステータと、前記昇降路内に垂設され前
    記ステータに挿通された円筒形2次導体とを備え、前記
    円筒形2次導体の外周面に絶縁部材を設け、この絶縁部
    材と前記ステータの内側面とが接触するようにしたこと
    を特徴とするリニアモータエレベータ。
JP7131908A 1995-05-30 1995-05-30 リニアモータエレベータ Pending JPH08324924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7131908A JPH08324924A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 リニアモータエレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7131908A JPH08324924A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 リニアモータエレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08324924A true JPH08324924A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15068994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7131908A Pending JPH08324924A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 リニアモータエレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08324924A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070333A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 鉄塔の昇降装置
EP3418242A1 (en) * 2017-06-21 2018-12-26 KONE Corporation Mover of an electric linear motor for an elevator and an elevator
CN119532089A (zh) * 2024-12-09 2025-02-28 中国长江电力股份有限公司 一种基于动态跟踪测量的水轮机定转子装配间隙控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070333A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 鉄塔の昇降装置
EP3418242A1 (en) * 2017-06-21 2018-12-26 KONE Corporation Mover of an electric linear motor for an elevator and an elevator
WO2018234034A1 (en) * 2017-06-21 2018-12-27 Kone Corporation Mover of an electric linear motor for an elevator and an elevator
CN119532089A (zh) * 2024-12-09 2025-02-28 中国长江电力股份有限公司 一种基于动态跟踪测量的水轮机定转子装配间隙控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2501392B2 (ja) エレベ―タ
CN1024334C (zh) 直线电动机电梯
EP1547959A2 (en) Mounting for an elevator traction machine
US20120112577A1 (en) Elevator machine with external rotor and motor within traction sheave
JPH0745314B2 (ja) エレベータ巻上機
CN1057240A (zh) 线性电动机电梯
KR100208483B1 (ko) 원통형 리니어모터
US5086881A (en) Elevator driven by a flat linear motor
JPH05252724A (ja) エレベータ用リニアモータ
JPH05186165A (ja) リニアモータ駆動方式エレベータ装置
US5736693A (en) Elevator door drive using dual secondary linear induction motor
JPH08324924A (ja) リニアモータエレベータ
CN111655604A (zh) 线性电动机
US10138091B2 (en) Variable linear motor gap
JPH05207726A (ja) リニアモータ
CN110518777B (zh) 一种双边动初级式直线电机及其气隙稳定控制机构
JPH0753165A (ja) リニアモータ駆動エレベータおよびその案内レール
WO2002027901A1 (en) Linear motor for a lift
EP0678471A2 (en) Linear motor elevator
EP4625770A1 (en) Secondary part of an ironless linear motor and ironless linear motor
CN114172332B (zh) 一种永磁电机定转子合装装置及方法
KR0146084B1 (ko) 엘리베이터용 리니어 모터
JPH02310278A (ja) リニアモーター駆動エレベーター
JPH0881158A (ja) エレベータ用円筒形リニヤモータ
KR940011705B1 (ko) 엘리베이터용 리니어유도전동기