JPH08324765A - 計量ラインにおける被計量物の整列装置 - Google Patents

計量ラインにおける被計量物の整列装置

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JPH08324765A
JPH08324765A JP13388595A JP13388595A JPH08324765A JP H08324765 A JPH08324765 A JP H08324765A JP 13388595 A JP13388595 A JP 13388595A JP 13388595 A JP13388595 A JP 13388595A JP H08324765 A JPH08324765 A JP H08324765A
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transfer
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Application number
JP13388595A
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English (en)
Inventor
Tadashi Shirakawa
忠 白川
Yuzuru Hirayama
弓弦 平山
Masaaki Taya
昌亮 田屋
Kiyoshi Usami
潔 宇佐美
Katsunori Kutsukake
勝則 沓掛
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状がばらついており、寸法公差が大きく剛
性も低い、被計量物の個体を高速で搬送しながら、個体
の計量を確実に行うことができる装置を提供する。 【構成】 ガイドを備えた第1の搬送装置と、傾斜板
と、第1の搬送装置の搬送方向と垂直な搬送方向を持
ち、ガイドを備えた第2及び第3の搬送装置と、搬送方
向を変更する、ガイドを備えた第4の搬送装置と、互い
に異なる速度で運転される第5ないし第7の搬送装置
と、計量装置を備えた第8の搬送装置とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計量ラインにおける被
計量物の整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産ラインにおいて、製品又は半製品の
数、寸法、重量の測定など、すなわち計量を行うこと
は、製品の品質を保証するために重要である。製品又
は、半製品を高速で搬送しながら、搬送中に計量を行
う、計量ラインにおいては、搬送中に被計量物である製
品又は半製品を個体ごとに分離して、個体ごとに数、寸
法、重量の測定などの計量を行う必要がある。
【0003】従来、金属製品又は半製品等については、
ライン上に可動のストッパ等を設け、ストッパの位置を
製品又は半製品の寸法によって移動させる等の方法によ
り被計量物を固体ごとに分離し、その後に計量を行って
いた。金属製品等についてこのような方法が適用できる
のは、形状が一定であり、寸法の公差が小さくまた剛性
が高いという特性を利用できるためであった。
【0004】他方、特開平5-28331号公報は、カウント
コンベヤにおける計数装置を開示している。この装置
は、カウントコンベヤで同形多数の小型物品を計数する
際、コンベヤ上で側方にならぶ一部の物品を、前後に引
き離して計数するためのものである。ベルトコンベヤの
前側に、物品がベルト上の移動速度より高速で滑降する
角度に下向き傾斜する傾斜板を連接し、かつ傾斜板の後
端よりも前方において、その上面に、側方を向く計数用
の光電センサーを設けたものである。しかし、この装置
は、形状がほぼ一定のものの計数のみを行うためのもの
であり、重量の測定等を行うことはできない。一般的
に、重量の測定には、計数よりも時間がかかるため、重
量の測定のためには、搬送される個体の間隔を確実に、
一定間隔以上に空ける必要がある。また、この装置は、
形状がほぼ一定の個体のみを扱っている。したがって、
この装置を、形状がばらついている個体の搬送中の重量
の測定を含む計量にそのまま、利用することはできな
い。
【0005】たとえば、容器に収納されていないパン等
の食品等においては、形状が様々であり、寸法の公差も
大きく、また、剛性も低いので、先に説明した、可動の
ストッパ等の従来の方法で確実に個体ごとに分離するの
は、困難であった。このため、食品等の生産ラインにお
いては、人手によって、計量前に個体を整列する作業を
行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、食品等の
搬送・計量ラインにおいては、計量前に被計量物を人手
によって分離、整列させる必要があり、人件費がかか
り、また、作業条件もよくないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、食品等の搬送・計量
ラインにおいて、計量前に被計量物を人手にらずに分
離、整列させることができる装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
装置は、ガイドを備えた第1の搬送装置と、第1の搬送
装置の先端に、第1の搬送装置の搬送方向と予め定めら
れた角度の搬送方向を持つように、第1の搬送装置より
も低い位置に設置され、ガイドを備え、第1の搬送装置
以上の速度で運転される第2の搬送装置と、第1の搬送
装置と第2の搬送装置との間に設けられた傾斜板と、第
2の搬送装置の先端に、第2の搬送装置と同一の搬送方
向を持つように設置され、第2の搬送装置の運転速度よ
りも低速で運転される搬送装置と、低速で運転される搬
送装置の先端に、低速で運転される搬送装置と同一の搬
送方向を持つように設置され、低速で運転される搬送装
置よりも高速で運転されるの搬送装置と、高速で運転さ
れる搬送装置の先端に、高速で運転される搬送装置と同
一の搬送方向を持つように設置され、高速で運転される
搬送装置よりもさらに高速で運転される、計量装置を備
えた搬送装置とを含むことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明の装置は、ガイドを
備えた第1の搬送装置と、第1の搬送装置の先端に、第
1の搬送装置の搬送方向と予め定められた角度の搬送方
向を持つように、第1の搬送装置よりも低い位置に設置
され、ガイドを備え、第1の搬送装置以上の速度で運転
される第2の搬送装置と、第1の搬送装置と第2の搬送
装置との間に設けられた傾斜板と、第2の搬送装置の先
端に第2の搬送装置と同一の搬送方向を持つように設置
され、ガイドを備え、第2の搬送装置の搬送速度以上の
速度で運転される第3の搬送装置と、第3の搬送装置の
先端に、第3の搬送装置の搬送方向を予め定められた角
度だけ変更するように設置され、ガイドを備えた第4の
搬送装置と、第4の搬送装置の先端に、第4の搬送装置
の出側の搬送方向と同一の搬送方向を持つように設置さ
れた第5の搬送装置と、第5の搬送装置の先端に、第5
の搬送装置と同一の搬送方向を持つように設置され、第
5の搬送装置の運転速度よりも低速で運転される第6の
搬送装置と、第6の搬送装置の先端に、第6の搬送装置
と同一の搬送方向を持つように設置され、第6の運転装
置よりも高速で運転される第7の搬送装置と、第7の搬
送装置の先端に、第7の搬送装置と同一の搬送方向を持
つように設置され、第7の搬送装置よりもさらに高速で
運転される、計量装置を備えた第8の搬送装置とを含む
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明の装置は、第3の搬
送装置のガイドがガイドローラであることを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明の装置は、第4の搬
送装置が、第3の搬送装置の搬送方向を変更するように
円弧をなしており、第4の搬送装置の速度及びガイドの
位置が、搬送装置の入り側及び出側において、円弧の半
径上の位置における搬送速度が第3及び第5の搬送装置
の搬送速度と等しくなるように決定されることを特徴と
する。
【0012】請求項5に記載の発明の装置は、各搬送装
置がベルトコンベヤであることを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明の装置は、第1の搬
送装置の搬送方向と第2の搬送装置の搬送方向とが直角
をなし、第2の搬送装置のガイドと傾斜板との距離が、
被計量物を一つずつ切り出すように、被計量物の大きさ
によって決定されることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明の装置は、第1の搬
送装置のガイドが搬送方向に対して斜めに配列された複
数のガイドローラからなることを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明の装置は、第1の搬
送装置のガイドが搬送方向と直角に配置された可動遮蔽
板からなることを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明の装置は、第1の搬
送装置が入り側の搬送装置と、入り側の搬送装置の出側
に、入り側の搬送装置よりも低い位置に設けられた出側
の搬送装置とに分割され、入り側の搬送装置の出側に、
被計量物を出側の搬送装置に導くための板と、周囲にス
ポンジを装着したロールとを設け、板とスポンジとの間
に被計量物を挟み込むことによって、被計量物を整列さ
せることを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明の装置は、第2の
搬送装置のガイドがガイドローラであることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明の装置においては、ガイ
ドを備えた第1の搬送装置によって、被計量物を搬送方
向に大体、整列させる。つぎに、傾斜板と第2の搬送装
置のガイドとの間に、被計量物を個体ごとに取り込み、
第2の搬送装置によって第1の搬送装置と異なった方向
に、第1の搬送装置以上の速度で搬送することによっ
て、被計量物の個体を切り出す。さらに、第2の搬送装
置よりも低速で運転される搬送装置上で、被計量物は、
密な状態となる。その後、被計量物は、より高速で運転
される搬送装置によって一定の間隔に引き離される。こ
の状態において、被計量物の個体は、一定の間隔をおい
て搬送方向に一列に整列される。この後、計量装置を備
えた搬送装置は、被計量物を個体ごとに確実に計量す
る。
【0019】請求項2に記載の発明の装置においては、
ガイドを備えた第1の搬送装置によって、被計量物を搬
送方向に大体、整列させる。つぎに、傾斜板と第2の搬
送装置のガイドとの間に、被計量物を個体ごとに取り込
み、第2の搬送装置によって第1の搬送装置と異なった
方向に、第1の搬送装置以上の速度で搬送することによ
って、被計量物の個体を切り出す。第2の搬送装置以上
の速度で運転される第3の搬送装置及び搬送方向を変え
ながら搬送を行うガイドを備えた第4の搬送装置によっ
て、被計量物の個体の切り出しが確実に行われ、被計量
物の個体は、搬送方向に確実に整列される。第5、第6
及び第7の搬送装置は、搬送速度が夫々異なっている。
すなわち、第6の搬送装置は、第5の搬送装置より低速
であり、第7の搬送装置は、第6の搬送装置よりも高速
である。したがって、搬送方向に一列に整列された被計
量物は、第6の搬送装置上で密な状態となる。その後、
第7の搬送装置によって一定の間隔に引き離される。こ
の状態において、被計量物の個体は、一定の間隔をおい
て搬送方向に一列に整列される。この後、計量装置を備
えた第8の搬送装置は、被計量物を個体ごとに確実に計
量する。
【0020】請求項3に記載の発明の装置においては、
第3の搬送装置のガイドがガイドローラによって構成さ
れているので、被計量物の個体の切り離しが確実に行わ
れる。
【0021】請求項4に記載の発明の装置においては、
第4の搬送装置が、第3の搬送装置の搬送方向を変更す
るように円弧をなしており、第4の搬送装置の速度及び
ガイドの位置が、搬送装置の入り側及び出側において、
円弧の半径上の位置における搬送速度が第3及び第5の
搬送装置の搬送速度と等しくなるように構成されている
ので、被計量物を確実に一列に整列させることができ
る。
【0022】請求項5に記載の発明の装置においては、
搬送装置がベルトコンベヤによって構成されているの
で、確実に搬送を行うことができる。
【0023】請求項6に記載の発明の装置においては、
第1の搬送装置の搬送方向と第2の搬送装置の搬送方向
とが直角をなし、第2の搬送装置のガイドと傾斜板との
距離が、被計量物を一つずつ切り出すように、被計量物
の大きさによって決定されるので、被計量物の切り出し
を確実に行うことができる。
【0024】請求項7に記載の発明の装置においては、
第1の搬送装置のガイドが搬送方向に対して斜めに配列
された複数のガイドローラから構成されているので、特
に丸型の被計量物を整列させることができる。
【0025】請求項8に記載の発明の装置においては、
第1の搬送装置のガイドが搬送方向と直角に配置された
可動遮蔽板から構成されているので、特に棒型の被計量
物を整列させることができる。
【0026】請求項9に記載の発明の装置においては、
第1の搬送装置が入り側の搬送装置と、入り側の搬送装
置の出側に、入り側の搬送装置よりも低い位置に設けら
れた出側の搬送装置とに分割され、入り側の搬送装置の
出側に、被計量物を出側の搬送装置に導くための板と、
周囲にスポンジを装着したロールとを設け、板とスポン
ジとの間に被計量物を挟み込むように構成されているの
で、整列されている被計量物が、乱れるのを防止でき
る。
【0027】請求項10に記載の発明の装置において
は、第2の搬送装置のガイドがガイドローラによって構
成されているので、被計量物の個体の切り離しが確実に
行われる。
【0028】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。本実施例は、丸型や棒型のパンを搬送しながら計量
するラインを対象とする。図1は、本発明の被計量物の
整列装置の構成を示す図である。図1において、1から
8は、第1から第8の搬送装置を夫々示す。具体的に、
搬送装置は、ベルトコンベヤである。特に、第4の搬送
装置4は、搬送方向を変化させる、いわゆるカーブコン
ベヤである。また、8は、計量装置を備えた搬送装置で
ある。ここでは、計量装置として秤量装置を例として説
明する。一定の間隔を開けて搬送される個体の重量を搬
送しながら測定する装置である。具体的には、たとえ
ば、アンリツ(株)製オートチェッカー KW643AE 等を
使用することができる。計量装置は、この他に、光電ス
イッチを使用した計数装置、光源と受光センサとを備え
た光学式の寸法測定装置等であってもよい。いずれの場
合も、一定の間隔を開けて個体が搬送されることによ
り、確実に計量が行われる。9は、第1及び第2の搬送
装置の間に設置された傾斜板を示す。10及び11は、
第2及び第3の搬送装置に備えられたガイドローラを示
す。ガイドローラ11は、図に示すように搬送方向に対
して斜めに設置してもよい。ガイドローラ11及び12
は、モータによってそれぞれの搬送装置と同じ速度で駆
動される。12は、第4の搬送装置に備えられたガイド
を示す。ガイド12は、搬送装置4上に設けられる。ガ
イド12の、カーブコンベヤ4上の入り出側の位置は、
その位置における搬送速度が、搬送装置4を一定の速度
で運転した場合に、搬送装置3及び5と夫々等しくなる
ように決定するのが好ましい。
【0029】つぎに、装置の作用の概要について説明す
る。本発明の装置は、食品などの生産ラインの最終工程
において、高速で搬送される個体を搬送方向に一列に整
列させ、かつ間隔を空けることによって、高速搬送中に
計量するために提供される。計量は、食品などの製品の
品質管理のために行われ、公差を超える製品は、出荷前
に抜き取られる。
【0030】本発明の装置の作用は、大きく四つに分け
られる。第1の作用は、第1の搬送装置1によって行わ
れ、食品などの個体を搬送方向に大体整列させる。この
場合には、個体は、完全に一列に整列されるまでにはい
たらない。第2の作用は、傾斜板9及び第2から第4の
搬送装置によって行われ、個体を搬送方向に一列に整列
させる。第3の作用は、一列に整列された個体間に一定
値以上の間隔を設ける。第4の作用は、一定の間隔を空
けて一列に整列された個体を計量する。これら四つの作
用は、全て高速で個体を搬送しながら行われる。
【0031】つぎに、それぞれの作用について、詳細に
説明する。第1の搬送装置1における整列は、ガイドに
よって行われる。図2は、個体が丸型の場合のガイドを
示す。ガイドは、搬送方向に対して斜めに配置されたガ
イドローラ13a、13b、13c、13である。搬送
装置の入り側では、丸型のパンが搬送方向と垂直方向に
整列されている。搬送装置1の搬送速度を毎分20mと
して、ガイドローラ13a、13b、13c、13は、
例えば、夫々毎分30m、10m、25m、25mの速
度で駆動される。丸型の個体は、これらのガイドローラ
に沿って搬送されながら、図に示すように整列される。
被計量物の状況により、ガイドローラ13c及び13は
省略してもよい。図3は、個体が棒型の場合のガイドを
示す。ガイドは、搬送方向と直角に配置された可動遮蔽
板14である。棒状の個体は、遮蔽板によって搬送方向
と直角に配置され、整列される。遮蔽板の材質は、例え
ば、テフロンを使用する。さらに、図4に示す構成につ
いて説明する。第1の搬送装置1が入り側の搬送装置1
aと、入り側の搬送装置の出側に、入り側の搬送装置よ
りも低い位置に設けられた出側搬送装置1bとに分割さ
れ、入り側の搬送装置1aの出側に、被計量物を出側の
搬送装置1bに導くための板17と、周囲にスポンジ1
6を装着したロール15とを設け、板17とスポンジ1
6との間に個体21を挟み込むことによって、整列した
個体の列の乱れを防止する。
【0032】つぎに、傾斜板9及び第2の搬送装置の作
用について、図5に基づいて説明する。図5(a)は、
平面図、図5(b)(c)は側面図を示す。図5(b)
に示すように、個体は、第1の搬送装置1から傾斜板9
を経由して第2の搬送装置2にいたる。第2の搬送装置
2に設けられたガイドローラ10は、第2の搬送装置2
の搬送方向と垂直の方向に移動させることができる。ガ
イドローラ10の位置は、傾斜板9との間に、個体の一
つ分の空間を設けるように設定される。この空間に個体
21が入ると、個体21は、第2の搬送装置2の搬送方
向に搬送される。ガイドローラ10は、搬送装置2と同
じ速度で同じ方向に駆動される。
【0033】個体は、搬送装置2から搬送装置3さらに
搬送装置4へ搬送され、この間に完全に一列に整列され
る。
【0034】搬送装置5、6及び7においては、一列に
整列された個体の間隔が一定とされる。各搬送装置の搬
送速度を表1に示す。表1は、被計量物が棒型のパンと
丸型のパンの場合の搬送速度を示す。搬送装置5乃至7
については、6は5よりも低く、7の速度は6の速度よ
りも高く設定される。搬送装置6において個体の間隔を
密とした後に搬送装置7で一定の間隔に引き離しが行わ
れる。
【0035】その後、搬送装置8によって一定の間隔に
引き離された個体の計量が行われる。
【0036】
【表1】
【0037】さらに、本装置によって、例えば、丸型の
パンや棒型のパン等、種々の製品のロットを処理する場
合について以下に説明する。ロットが替わる場合には、
搬送装置1のガイドの種類、搬送装置2のガイドローラ
10の位置、さらに各搬送装置の運転速度を変更する。
搬送装置1のガイド13や14は、着脱式としてもよい
し、常時双方とも上部に設置しておいて、使用する方を
降下させてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の装置によれば、
形状がばらついており、寸法公差が大きく剛性も低い、
被計量物の個体の切り出しが確実に行われ、被計量物の
個体は、一定の間隔をおいて搬送方向に確実に一列に整
列される。したがって、個体を高速で搬送しながら、個
体の計量を確実に行うことができる。
【0039】請求項2に記載の発明の装置によれば、形
状がばらついており、寸法公差が大きく剛性も低い、被
計量物の個体の切り出しが確実に行われ、被計量物の個
体は、一定の間隔をおいて搬送方向に確実に一列に整列
される。したがって、個体を高速で搬送しながら、個体
の計量を確実に行うことができる。
【0040】請求項3に記載の発明の装置によれば、第
3の搬送装置のガイドがガイドローラであるので、被計
量物の個体の整列を確実に行うことができる。
【0041】請求項4に記載の発明の装置によれば、第
4の搬送装置が、第3の搬送装置の搬送方向を変更する
ように円弧を有しており、第4の搬送装置の速度及び前
記ガイドの位置が、前記搬送装置の入り側及び出側にお
いて、前記円弧の半径上の位置における搬送速度が第3
及び第5の搬送装置の搬送速度と等しくなるように構成
されているので、被計量物を確実に一列に整列させるこ
とができる。
【0042】請求項5に記載の発明の装置によれば、搬
送装置がベルトコンベヤによって構成されているので、
確実に搬送を行うことができる。
【0043】請求項6に記載の発明の装置によれば、第
1の搬送装置の搬送方向と第2の搬送装置の搬送方向と
が直角をなし、第2の搬送装置のガイドと傾斜板との距
離が、被計量物を一つずつ切り出すように、被計量物の
大きさによって決定されるので、被計量物の切り出しを
確実に行うことができる。
【0044】請求項7に記載の発明の装置によれば、第
1の搬送装置のガイドが搬送方向に対して斜めに配列さ
れた複数のガイドローラから構成されているので、特に
丸型の被計量物を整列させることができる。
【0045】請求項8に記載の発明の装置によれば、第
1の搬送装置のガイドが搬送方向と直角に配置された可
動遮蔽板から構成されているので、特に棒型の被計量物
を整列させることができる。
【0046】請求項9に記載の発明の装置によれば、入
り側の搬送装置の出側に、被計量物を前記出側の搬送装
置に導くための板と、周囲にスポンジを装着したロール
とを設け、前記板と前記スポンジとの間に被計量物を挟
み込むように構成されているので、被計量物を整列させ
ることができる。
【0047】請求項10に記載の発明の装置によれば、
第2の搬送装置のガイドがガイドローラであるので、被
計量物の個体の整列を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整列装置の一実施例の全体の構成を示
す図である。
【図2】本発明の第1の搬送装置の一実施例の構成を示
す図である。
【図3】本発明の第1の搬送装置の一実施例の構成を示
す図である。
【図4】本発明の第1の搬送装置の一実施例の構成を示
す図である。
【図5】本発明の傾斜板及び第2の搬送装置の一実施例
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の搬送装置 2 第2の搬送装置 3 第3の搬送装置 4 第4の搬送装置 5 第5の搬送装置 6 第6の搬送装置 7 第7の搬送装置 8 第8の搬送装置 9 傾斜板 10、11、12、13、14 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 潔 静岡県島田市大柳1177番地の1 味の素フ ローズンベーカリー株式会社内 (72)発明者 沓掛 勝則 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号 味 の素株式会社食品総合研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量ラインにおける被計量物の整列装置
    であって、 ガイドを備えた第1の搬送装置と、 第1の搬送装置の先端に、第1の搬送装置の搬送方向と
    予め定められた角度の搬送方向を持つように、第1の搬
    送装置よりも低い位置に設置され、ガイドを備え、第1
    の搬送装置以上の速度で運転される第2の搬送装置と、 第1の搬送装置と第2の搬送装置との間に設けられた傾
    斜板と、 第2の搬送装置の先端に、第2の搬送装置と同一の搬送
    方向を持つように設置され、第2の搬送装置の運転速度
    よりも低速で運転される搬送装置と、 前記低速で運転される搬送装置の先端に、前記低速で運
    転される搬送装置と同一の搬送方向を持つように設置さ
    れ、前記低速で運転される搬送装置よりも高速で運転さ
    れる搬送装置と、 前記高速で運転される搬送装置の先端に、前記高速で運
    転される搬送装置と同一の搬送方向を持つように設置さ
    れ、前記高速で運転される搬送装置よりもさらに高速で
    運転される、計量装置を備えた搬送装置とを備えた、被
    計量物の整列装置。
  2. 【請求項2】 計量ラインにおける被計量物の整列装置
    であって、 ガイドを備えた第1の搬送装置と、 第1の搬送装置の先端に、第1の搬送装置の搬送方向と
    予め定められた角度の搬送方向を持つように、第1の搬
    送装置よりも低い位置に設置され、ガイドを備え、第1
    の搬送装置以上の速度で運転される第2の搬送装置と、 第1の搬送装置と第2の搬送装置との間に設けられた傾
    斜板と、 第2の搬送装置の先端に第2の搬送装置と同一の搬送方
    向を持つように設置され、ガイドを備え、第2の搬送装
    置の搬送速度以上の速度で運転される第3の搬送装置
    と、 第3の搬送装置の先端に、第3の搬送装置の搬送方向を
    予め定められた角度だけ変更するように設置され、ガイ
    ドを備えた第4の搬送装置と、 第4の搬送装置の先端に、第4の搬送装置の出側の搬送
    方向と同一の搬送方向を持つように設置された第5の搬
    送装置と、 第5の搬送装置の先端に、第5の搬送装置と同一の搬送
    方向を持つように設置され、第5の搬送装置の運転速度
    よりも低速で運転される第6の搬送装置と、 第6の搬送装置の先端に、第6の搬送装置と同一の搬送
    方向を持つように設置され、第6の運転装置よりも高速
    で運転される第7の搬送装置と、 第7の搬送装置の先端に、第7の搬送装置と同一の搬送
    方向を持つように設置され、第7の搬送装置よりもさら
    に高速で運転される、計量装置を備えた第8の搬送装置
    とを備えた、被計量物の整列装置。
  3. 【請求項3】 第3の搬送装置のガイドがガイドローラ
    である、請求項2に記載の被計量物の整列装置。
  4. 【請求項4】 第4の搬送装置が、第3の搬送装置の搬
    送方向を変更するように円弧をなしており、第4の搬送
    装置の速度及び前記ガイドの位置が、前記搬送装置の入
    り側及び出側において、前記円弧の半径上の位置におけ
    る搬送速度が第3及び第5の搬送装置の搬送速度と等し
    くなるように決定されることを特徴とする、請求項2又
    は請求項3に記載の被計量物の整列装置。
  5. 【請求項5】 前記各搬送装置がベルトコンベヤであ
    る、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の被計
    量物の整列装置。
  6. 【請求項6】 第1の搬送装置の搬送方向と第2の搬送
    装置の搬送方向とが直角をなし、第2の搬送装置の前記
    ガイドと前記傾斜板との距離が、被計量物を一つずつ切
    り出すように、被計量物の大きさによって決定されるこ
    とを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項
    に記載の被計量物の整列装置。
  7. 【請求項7】 第1の搬送装置のガイドが搬送方向に対
    して斜めにに配列された複数のガイドローラからなる、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の被計量物
    の整列装置。
  8. 【請求項8】 第1の搬送装置のガイドが搬送方向と直
    角に配置された可動遮蔽板からなる、請求項1から請求
    項6のいずれか一項に記載の被計量物の整列装置。
  9. 【請求項9】 第1の搬送装置が入り側の搬送装置と、
    前記入り側の搬送装置の出側に、前記入り側の搬送装置
    よりも低い位置に設けられた出側の搬送装置とに分割さ
    れ、前記入り側の搬送装置の出側に、被計量物を前記出
    側の搬送装置に導くための板と、周囲にスポンジを装着
    したロールとを設け、前記板と前記スポンジとの間に被
    計量物を挟み込むことによって、被計量物を整列させ
    る、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の被計
    量物の整列装置。
  10. 【請求項10】 第2の搬送装置のガイドがガイドロー
    ラである、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載
    の被計量物の整列装置。
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