JPH08324675A - ワーク供給トレイ - Google Patents

ワーク供給トレイ

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JPH08324675A
JPH08324675A JP7131963A JP13196395A JPH08324675A JP H08324675 A JPH08324675 A JP H08324675A JP 7131963 A JP7131963 A JP 7131963A JP 13196395 A JP13196395 A JP 13196395A JP H08324675 A JPH08324675 A JP H08324675A
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work
tray
supply tray
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light source
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Takeshi Shoji
健 東海林
Yoshihiro Aizawa
吉弘 相澤
Kazuhiro Suzuki
一裕 鈴木
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク供給トレイ内のワークの位置または向
きを把握するための画像認識が確実に行なえるワーク供
給トレイを提供する。 【構成】 ワーク供給トレイTのワーク載置面Taに面
発光の光源としてEL発光体2が設けられている。本ワ
ーク供給トレイTには、ワーク載置面TaにワークWの
複数個を個々に仕切るための仕切り壁3aを有する仕切
り枠3が設けてあり、光源2にはトレイ1外方に設けら
れている電源から給電される給電端子2aが設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動組立機にワークを
供給するワーク供給トレイに関するものであり、特に
は、トレイ上のワークの位置または向きを画像認識によ
り把握するのに使用されているバックライト付きワーク
供給トレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動組立機においてワーク供給ト
レイに載置してあるワークを画像認識して位置または向
きを把握する場合、ワークを照明しながら画像認識が行
なわれる。ワークを照明する方法としては、例えば、自
動組立機のXYロボットに備え付けられたCCDカメラ
側から蛍光灯リングライトやハロゲンランプ光源の光フ
ァイバ等によってワークの上面へ落射照明が行なわれた
り、あるいは、ワーク供給トレイの下側に配設された光
源によるワーク下面からの透過照明が行なわれたりする
構成が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のワーク供給トレ
イは、それ自体に光源を有するものでなかった。したが
って、ワーク供給トレイにワークを載置して自動組立機
に供給する際、上述のようにワーク供給トレイの外部か
ら照明を行なってやる必要があり、これには以下のよう
な問題点を有していた。
【0004】すなわち、CCDカメラ側であるワークの
上面側から落射照明を行なう場合においては、CCDカ
メラ側に光源を持たせるので比較的容易に光源の設置が
可能であるが、画像認識のための画像データがワークの
色や材質または表面状態等に影響されてしまい、そのた
め2値化のためのレベル調整が困難であることが挙げら
れる。
【0005】そして、ワークの下面側から透過照明を行
なう場合においては、ワークの色や材質または表面状態
等の影響を受け難い利点があるが、ワーク供給トレイの
ワーク載置面に乳白板等の光透過性のものを使用する必
要があり、ワーク供給トレイの材質に制約が生じてしま
う。また、大型のワーク供給トレイを使用する場合にワ
ーク載置面全面を均一に照明することが困難であり、さ
らには、多段に重ねたワーク供給トレイを1つずつ引き
出すトレイ引き出し装置を設ける場合に、トレイ引き出
し装置の存在が影響して照明むらを生じ易い等の問題が
あった。
【0006】そこで本発明の目的は、ワーク供給トレイ
に載置されているワークの位置または向きを画像認識に
より把握するのに使用されるバックライト付きワーク供
給トレイを簡単な構成で安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ワークを載置して供給するワーク供給
トレイのワーク載置面に面発光の光源が設けられてい
る。本ワーク供給トレイには、好ましくは、ワーク載置
面にワークの複数個を個々に仕切るための仕切り壁を有
する仕切り枠が設けられる。さらに好ましくは、面発光
する光源にはトレイ外方に設けられている電源から給電
される給電端子が設けられる。さらに好ましくは、上記
光源はEL発光体が使用される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面に示した好適
な実施例にそって説明する。図1および図2に示すよう
に、本発明のワーク供給トレイTは、トレイ1の底面内
側部1aには面発光の光源2が発光面を上方に向けて敷
きつめてある。本実施例においては、面発光の光源2と
してはシート状のEL発光体2を採用しており、さらに
EL発光体2の上面には仕切り壁3aを有する仕切り枠
3が設けてある。仕切り枠3は、本実施例においてはE
L発光体2を保護する目的で底面3bを有するものを採
用してあり、したがって、少なくとも底面3bは透光性
材料で構成してある。また、面発光の光源であるEL発
光体2には、ステンレスまたはリン青銅等の金属弾性材
料で形成した給電端子2aが設けられていて、ワーク供
給トレイTの外方に設けられている電源(図示せず)か
ら給電を受けることによって発光するように構成されて
いる。
【0009】なお、本発明のワーク供給トレイTを構成
するトレイ1は特別な仕様で製作されたものでなく市販
のもので構わない。また、面発光の光源2の発光面に何
等かの保護手段が施されている場合は、ワーク載置面T
aに設ける仕切り枠3は底面3bを有するものでなくて
も構わない。
【0010】次に、本発明のワーク供給トレイTが使用
されているワーク供給ユニットAが備え付けてある自動
組立機について説明する。ワーク供給ユニットAについ
て説明する。図3に示すように、トレイマガジン4には
ワーク供給トレイTが多段にかつ各々別々に引き出し可
能に収納されている。トレイマガジン4は、トレイマガ
ジン4の枠体4aに取り付けられている直動ナット(図
示せず)が垂直方向に設けられている直動ガイド軸5に
軸支されており、また、トレイマガジン4上部に設置さ
れているモータ6からカップリング7を介して連結され
ているボールねじ8がトレイマガジン4の枠体4aに取
り付けられているボールねじナット(図示せず)と螺合
している。したがって、モータ6を回転させることによ
って以下で説明する引き出し装置Bと対向する位置に各
ワーク供給トレイTを垂直移動させることが可能であ
る。
【0011】自動組立機本体のベース9上のステージに
は、トレイマガジン4に収納されているワーク供給トレ
イTを1つずつステージ上に引き出すための引き出し装
置Bが設けられている。引き出し装置Bは、図4に示す
ように、ベース9上に設けられた直動ガイド軸10に軸
支されて摺動可能な直動ナット11上にコ字状の取付部
材12が設けてあり、取付部材12の上にはブラケット
13を介してチャック14が取り付けられている。チャ
ック14は先端部にワーク供給トレイTの前縁部を把持
するチャック爪15を有している。コ字状の取付部材1
2の側面にはモータ18が取り付けてあり、このモータ
のピニオン17が直動ガイド軸10に平行に設けられて
いるラック16に噛合している。引き出し装置Bの両側
には、ワーク供給トレイTの左右両サイドを図4左右方
向に移動自在にガイドし保持するレール19がレール取
付ブラケット20を介して設けられている。
【0012】引き出し装置Bによりステージ上に引き出
された状態にあるワーク供給トレイTのEL発光体2の
給電端子2aの上方にはプローブ21が設けてある。プ
ローブ21は図示しない電源にケーブル21aを介して
接続してあり、EL発光体2の給電端子2aに接離させ
るために、図示しないシリンダによって昇降可能に設け
てある。
【0013】その他、ステージの上方には、ワーク供給
トレイT上のワークWを画像認識する画像認識ユニット
CのCCDカメラ22がXYロボット23によってXY
方向に任意の位置に移動可能に設けられており、ワーク
供給トレイT上のワークWをチャックするチャックユニ
ットDのチャック24がスカラーロボット25によって
任意の平面位置および垂直方向に移動可能に設けられて
いる。
【0014】次に本実施例の動作について説明する。ワ
ーク供給トレイTの仕切り枠3の各仕切り壁3a内のそ
れぞれにワークを無作為に入れてあるワーク供給トレイ
Tがトレイマガジン4にセットされている。トレイマガ
ジン4の上方のモータ6が回転してトレイマガジン4が
垂直方向に移動し、ワーク供給トレイTが引き出し装置
Bと対向する位置に持ってこられる。引き出し装置Bの
モータ18が回転することによってラック16に噛合す
るピニオン17が回転してチャック14が前進し、チャ
ック爪15がトレイマガジン4内のワーク供給トレイT
の前縁部を把持する。モータ18が逆回転してチャック
14が後退すると、図4に示すようにワーク供給トレイ
Tはレール19にガイドされ保持されてステージ上に引
き出される。そこでトレイ1の外方に設けられている電
源に接続されているプローブ21が降下してステージ上
のワーク供給トレイTのEL発光体2の給電端子2aに
接触する。そのためEL発光体2が発光し、ワーク供給
準備完了状態になる。
【0015】この状態でCCDカメラ22がXYロボッ
ト23によってXY方向に移動し、ワーク供給トレイT
上のワークWを画像認識する。画像認識により得られた
データに基づいて、チャック24がスカラーロボット2
5によって平面方向および垂直方向に移動してワークW
を適確にチャックする。チャックされたワークWは目的
の場所に運ばれて組立装入される。
【0016】1つのワーク供給トレイTのワークWの全
てが組立装入されると、プローブ21が上昇させられ、
引き出し装置Bは空のワーク供給トレイTをトレイマガ
ジン4の元の場所に戻す。チャック爪15が空のワーク
供給トレイTを開放して干渉しない位置まで引いた状態
で、トレイマガジン4の上方のモータ6が回転してトレ
イマガジン4が垂直方向に移動し、ワークWが入ってい
る次のワーク供給トレイTが引き出し装置Bと対向する
位置に持ってこられる。以降、同様に組立作業が行なわ
れる。
【0017】本実施例によれば、CCDカメラ22がワ
ーク供給トレイT上のワークWを画像認識する際の照明
は、EL発光体2を用いて行なわれる透過照明であるの
で、ワーク供給トレイT全面を均一に照明でき、したが
って、良好な条件で確実に画像認識を行なうことが可能
となる。
【0018】
【発明の効果】本発明の構成によれば、CCDカメラが
ワーク供給トレイ上のワークを画像認識する際の照明を
面発光の光源を用いて行なっているため、大型のもので
あってもワーク供給トレイ全面を均一に照明でき、良好
な条件でワークの位置または向きを把握するための画像
認識を確実に行なうことが可能となる。さらには、ワー
ク供給トレイを引き出す装置側に光源を設ける必要がな
く省スペース化を図ることが可能であり、トレイ自体に
光源を持たせていないので市販のトレイを使用可能であ
るという効果がある。
【0019】そして、上記ワーク供給トレイにワークの
複数個を個々に仕切るための仕切り壁を有する仕切り枠
を設けることによって能率良く画像認識を行なうことが
可能となり、仕切り壁とともに底面を有していて、少な
くとも底面は透明な材料で構成してある仕切り枠を採用
すれば面発光の光源を保護する効果も得られることにな
る。
【0020】また、トレイ外方に設けられている電源か
ら給電される給電端子を面発光の光源に設けているた
め、ワーク供給トレイ一つ一つに電源を設けておくこと
なく給電手段の共用化を図れ、もちろん節電にもつなが
ることになる。
【0021】面発光の光源としてEL発光体を用いれば
小型、特には薄型にワーク供給トレイを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク供給トレイの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1に示すワーク供給トレイの分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示すワーク供給トレイを使用した自動組
立機の一実施例を説明する図である。
【図4】ワーク供給トレイを断面で示した図3の一部拡
大図である。
【符号の説明】
1 トレイ 2 面発光の光源(EL発光体) 2a 給電端子 3 仕切り枠 3a 仕切り壁 T ワーク供給トレイ Ta ワーク載置面 W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置して供給するワーク供給ト
    レイであって、ワーク載置面には面発光の光源が設けら
    れていることを特徴とするワーク供給トレイ。
  2. 【請求項2】 上記ワーク載置面には上記ワークの複数
    個を個々に仕切るための仕切り壁を有する仕切り枠が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のワーク
    供給トレイ。
  3. 【請求項3】 上記光源にはトレイ外方に設けられてい
    る電源から給電される給電端子が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のワーク供給トレイ。
  4. 【請求項4】 上記光源はEL発光体であることを特徴
    とする請求項1または3に記載のワーク供給トレイ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179345A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Lintec Corp 収納トレー及び搬送容器

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JP2009179345A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Lintec Corp 収納トレー及び搬送容器

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