JPH08324317A - シートクッションのサスペンション構造 - Google Patents

シートクッションのサスペンション構造

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Publication number
JPH08324317A
JPH08324317A JP7155599A JP15559995A JPH08324317A JP H08324317 A JPH08324317 A JP H08324317A JP 7155599 A JP7155599 A JP 7155599A JP 15559995 A JP15559995 A JP 15559995A JP H08324317 A JPH08324317 A JP H08324317A
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JP
Japan
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braking
seat cushion
spring
support member
seat
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JP7155599A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ogasawara
絋充 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型のシートサスペンション装置を用いるこ
となく、シートクッションでの振動の共振を抑制する。 【構成】 シートパッド22に内蔵されたインサートワイ
ヤ26およびS ばね20が、S ばね下方の支持部材14に対
し、タイラップ30によって連続して一体的に結束されて
いる。そして、支持部材14へのロータリーダンパー(制
動手段)16の連結、支持によって、ロータリーダンパー
からの制動力が、支持部材からシートクッション12に付
与可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の床下から
シートクッションに伝達される振動を減衰させるシート
クッションのサスペンション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自動車等のシートのシートク
ッションは、シートクッションフレームにウレタンフォ
ーム等からなるシートパッドを載置し、これらを表皮等
からなるトリムカバーで一体的に被覆して、着座者の尻
部、大腿部等を弾性的に支持可能に形成されている。
【0003】この種のシートクッションとして、たとえ
ば、着座者の尻部に対応する部分の所定範囲に複数本の
S ばねを並置、張設し、S ばね上面を含む着座面全面に
シートパッドを配置した構成が知られている。
【0004】このような構成では、シートパッドの弾性
に加えたS ばねの偏倚力のもとで、着座者の尻部に十分
なクッション性が得られるため、床下からシートクッシ
ョンに伝達される衝撃、振動等の緩衝がはかられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な、シートパッド、S ばねを併用したシートクッション
は、通常、3〜5Hz 付近の共振振動数を有するとされ、
この付近の周波数の振動が自動車等の走行時に床面から
シートクッションに伝達されると、シートクッションの
シートパッド、S ばね等が床面等の振動に共振する現象
が生じる。
【0006】ここで、この3〜5Hz の周波数の振動は、
着座者の上肢や内臓等の共振振動数とほぼ一致するた
め、自動車等の走行時の振動により、着座者がこの周波
数の振動を受けると、上肢、内臓等の共振により、着座
者が不快感を感じやすくなる。つまり、公知のシートク
ッションにおいては、特定の周波数の振動を受けること
によって、十分なクッション性にも拘らず、着座者の快
適性が損なわれる虞れがある。
【0007】ここで、たとえば、X リンク等を利用して
シートへの振動等を減衰可能としたシートサスペンショ
ン装置(X リンク式サスペンション)をシートに装着す
れば、シートクッションの共振が十分に抑制できる。し
かし、X リンク式サスペンションは大型で重く、価格も
高価になりやすいため、シートの全体的な小型軽量化等
の要求される乗用車等への適用は非常に困難となり、X
リンク式サスペンションでの共振の抑制が得られない。
【0008】この発明は、大型のシートサスペンション
装置を用いることなく、シートクッションでの振動の共
振を抑制するシートクッションのサスペンション構造の
提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、所定形状のインサートワイヤ
が、S ばねをシートクッションの前後方向で覆う位置で
シートパッドに内蔵されている。また、インサートワイ
ヤ、S ばねの対応箇所が、S ばね下方の左右位置に配置
された線状の一対の支持部材に対し、結束手段によって
連続して一体的に結束されている。
【0010】そして、支持部材への制動手段の連結、支
持によって、制動手段の制動力が、支持部材からシート
クッションに付与可能となっている。
【0011】
【作用】この構成では、床面等からシートクッションに
入力された振動が、支持部材を経て制動手段によって制
動されるため、制動手段による振動の減衰により、床面
からシートクッションへの振動伝達率が低減される。従
って、着座者の上肢、内臓等に不快感を与える周波数で
のシートクッションの共振が生じ難くなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、この発明に係るシート
クッションのサスペンション構造10は、シートクッショ
ン12に生じる上下方向の振動を支持部材14で外部に取り
出し、制動手段16によって減衰するように構成されてい
る。
【0014】図1に加えて図2を見るとわかるように、
シートクッション12は、たとえば、骨格をなすシートク
ッションフレーム18を備えている。シートクッションフ
レーム18においては、着座者の尻部に対応する箇所、つ
まりは後部の所定範囲に複数本、たとえば、3本のS ば
ね20が、シートクッション12の前後方向に並置されて、
幅方向の左右サイド間に架設されている。そして、シー
トクッションフレーム18にシートパッド22を載置すると
ともに、シートクッションフレーム、シートパッドを表
皮等からなるトリムカバー24で一体に被覆することによ
って、着座者の尻部、大腿部等を弾性的に支持可能なシ
ートクッション12が形成されている。
【0015】なお、図2に示すように、S ばね20の配置
されないシートクッションフレーム18の前部において
は、載置プレート25がシートクッションフレームと一体
に設けられている。
【0016】ここで、図1、図2に示すように、この発
明のサスペンション構造10においては、インサートワイ
ヤ26が、シートクッションフレームのS ばね20を前後方
向に覆う位置で、シートパッド22に予め内蔵され、イン
サートワイヤに連続する凹部28が、シートパッドの下面
の所定箇所にそれぞれ設けられている。そして、制動手
段16により制動力の付与された支持部材14が、S ばね20
の下方に配置され、インサートワイヤ26、S ばねが、シ
ートパッドの凹部28に整列する位置で、支持部材に、結
束手段30によって連続して一体的に結束されている。
【0017】支持部材14として、たとえば、シートクッ
ション12の前後方向に延出されて左右位置に離反された
左右一対の線状片が利用でき、支持部材は、シートクッ
ションの前後方向に並置されたS ばね20を連続して支持
可能に、前後方向に延びて配設されている。
【0018】また、結束手段30として、たとえば、タイ
ラップと称される結束バンドが利用でき、このライラッ
プでの結束によって、支持部材が、シートパッド22を部
分的に挟み込んだインサートワイヤ26、S ばねと共に一
体的に結束される。
【0019】なお、ここでは、タイラップを結束手段30
として例示しているが、結束手段は、インサートワイヤ
26、S ばね20および支持部材14を連続して一体的に結束
可能であれば足りるため、タイラップに限定されず、た
とえば、他の結束バンドやループタイ等を結束手段とし
て利用してもよい。
【0020】支持部材14は、たとえば、シートクッショ
ン12の幅方向でのS ばね20の有効範囲の3分割位置に離
反してそれぞれ配置され、各側方に折曲、延出された延
出片14a を一体に有して形成されるとともに、左右の支
持部材間が連結片32によって一体的に連結されている。
【0021】なお、実施例においては、支持部材の延出
片14a が支持部材14と同様の線材から形成されている。
【0022】そして、支持部材の延出片14a の端末に、
制動手段16が連結されている。制動手段16として、たと
えば、油圧等のもとで回動方向への力に対して制動力を
発生可能に構成された、いわゆるロータリーダンパーが
利用でき、ロータリーダンパーの伝達軸16a に、支持部
材の延出片14a の端末が、ジョイント34を介して一体的
に回動可能に連結されている。
【0023】なお、ロータリーダンパー(制動手段)16
は、シートクッションフレーム18の左右サイドの側端に
固着、垂設されたブラケット35にそれぞれ固定される。
【0024】このような構成において、自動車の走行時
等での振動が、床面等からシートクッション12に上下方
向の振動として入力されると、着座者とシートパッド2
2、および、S ばね20が、入力振動のもとで一体的に上
下動する。すると、シートパッドのインサートワイヤ2
6、S ばね20にタイラップ30によって結束された支持部
材14が、この振動のもとで、ロータリーダンパー16に連
結された延出片14a の端末を中心として一体的に回動し
ようとする。
【0025】しかしながら、この発明においては、支持
部材14にロータリーダンパー16からの制動力が付与され
ているため、ロータリーダンパーの制動力のもとで、支
持部材の回動、つまりはS ばね20、シートパッド22、ひ
いては着座者の尻部の上下動に制動力が作用されること
になる。つまり、ロータリーダンパー16による制動力に
付与により、シートクッション12に作用する振動が減衰
されるため、図3の実線で示すこの発明での振動曲線と
破線で示す従来の振動曲線とを比較するとよくわかるよ
うに、共振点での振動伝達率が十分に低減化される。
【0026】上記のように、この発明のシートクッショ
ンのサスペンション構造10によれば、床面等からの振動
が、十分に減衰されてシートクッション12に伝達される
ため、共振点付近でのシートクッションの振動が十分に
抑制できる。そのため、着座者の上肢、内臓等への不快
な振動が低減でき、着座者の快適性が向上される。
【0027】また、X リンクを利用してシートクッショ
ンの全体を支持する公知のシートサスペンション装置と
異なり、この発明においては、着座者の尻部に対応する
部分の振動のみに制動を加えることで、共振点付近の振
動の減衰をはかっている。つまり、この発明では、着座
者の尻部の位置するシートクッション12の後部のみにお
いてサスペンション構造10を構成すれば足りるととも
に、シートクッション12の下方位置に配置できるため、
シートの高さの抑制、および、全体的な小型軽量化が十
分にはかられる。
【0028】従って、シートの全体的な小型軽量化、高
さの抑制等の要求される乗用車のシートにおいても、十
分適用可能なサスペンション構造10が提供できる。
【0029】そして、着座者の尻部に位置する部分は、
最も振動倍率の大きく、かつ、生体負荷に効果のある部
分であるため、着座者の上肢、内臓等の振動の低減を目
的とするこの発明においては、十分な効果が期待でき
る。
【0030】ここで、図1に示すように、実施例におい
ては、インサートワイヤ26とS ばね20との間に、シート
パッド22を部分的に挟み込んでインサートワイヤ、S ば
ねおよび支持部材14間を一体に結束している。このよう
な構成によれば、インサートワイヤ26だけでなく、シー
トパッド22にも、ロータリーダンパー16からの制動力が
付与されてインサートワイヤ、シートパッドがほぼ一体
に振動されるため、インサートワイヤ周辺への負荷の集
中的な作用が十分に抑制され、インサートワイヤ周辺
の、いわゆるパッド切れが防止できる。
【0031】従って、インサートワイヤ26、S ばね20間
にシートパッド22を部分的に挟み込むことによって、安
全性および振動の減衰の確実性が向上される。
【0032】そして、この実施例においては、支持部材
14と同様の線材からなる延出片14aを介して、支持部
材、ロータリーダンパー16間が連結されている。この構
成では、延出片14a が、負荷の作用によるたわみの可能
なトーションばねとして機能し、着座者の尻部等からの
荷重の作用のもとで若干のたわみを生じるため、着座時
におけるソフト感が着座者の尻部に付与される。従っ
て、着座時におけるソフト感が、シートクッション12に
確保できる。
【0033】ここで、上記のような線材に限定されず、
たとえば、図4に示すように、剛性の高いプレート状片
を延出片14a として利用すれば、着座時における延出片
のたわみは生じない。従って、支持部材の延出片14a を
プレート状片とすれば、尻部の硬い、いわゆるハード感
がシートクッション12に得られる。
【0034】つまり、支持部材の延出片14a の材質を変
更することで、着座者の尻部に対応するシートクッショ
ン12の後部に得られる着座感が選択、設定できる。その
ため、装着される自動車のタイプによる変更が可能とな
るため、サスペンション構造10の適用範囲が容易に拡大
できる。
【0035】ここで、実施例においては、ロータリーダ
ンパー16を制動手段として利用しているが、シートクッ
ション12に伝達される振動を減衰、制動可能であれば足
りるため、これに限定されず、たとえば、図5、図6に
示すようなブレーキユニット36を、制動手段として支持
部材14に連結する構成としてもよい。
【0036】図5に示すように、ブレーキユニット(制
動手段)36を有する構成においても、シートパッド22に
インサートワイヤ26が内蔵され、インサートワイヤ、S
ばね20が、シートパッドを部分的に挟み込んで、タイラ
ップ30によって支持部材14に連続して一体的に結束され
ている。
【0037】そして、図5に加えて図7を見るとわかる
ように、シートクッション12の左右サイド方向に延出さ
れた制動アーム38が、支持部材14に対し、取り付けリン
グ40を介して回動自在に連結され、制動アームの端末
に、制動手段となるブレーキユニット36が設けられてい
る。
【0038】なお、制動アーム38の端末は、シートクッ
ションフレーム18の下端に固着されたブラケット42に対
し、たとえば、段付きボルトからなる取り付けボルト44
によって回動可能に連結されている。取り付けボルト44
は、ナット43の螺着のもとで、ブラケット42に対して固
定される。
【0039】そして、ブレーキユニット36が、制動アー
ム端末の取り付けボルト44を利用して、制動アーム38に
制動力を付与可能に形成されている。
【0040】図6、図7に示すように、ブレーキユニッ
ト36は、たとえば、制動アーム38の端末を挟持可能な一
対のブレーキコマ46を有して形成されている。ここで、
取り付けボルト44の段部44a は非円形の回り止め形状に
形成され、対応する形状の挿通孔46a との組み合わせの
もとで、ブレーキコマ46は取り付けボルト、つまりはブ
ラケット42に対して回転不能に取り付けられている。
【0041】そして、いずれかのブレーキコマ46に挟持
方向への偏倚力を付与するばね部材48が、取り付けボル
トの段部44a の回りに配設されている。ばね部材48とし
て、取り付けボルトの段部44a に巻装された3枚の皿ば
ねが利用でき、3枚の皿ばねの組み合わせにより発生す
る偏倚力が、ワッシャ50を介して取り付けボルト44のヘ
ッドサイドのブレーキコマ46に付与可能となっている。
【0042】このような構成では、上下方向の振動がシ
ートパッド22、S ばね20、つまりは着座者の尻部に対応
するシートクッション12の後部に伝達されると、支持部
材14の上下動に伴って、制動アーム38が取り付けボルト
44を中心として前後方向に回動しようとする。しかしな
がら、制動アーム38の端部を挟持したブレーキコマ46
は、ブラケット42に固定された取り付けボルト44に対し
て回動不能に係合されているため、ブレーキコマ、制動
アームの当接面間に、ばね部材48の偏倚力のもとでの摩
擦力が作用し、この摩擦力のもとで、ブレーキコマに対
する制動アームの回動に対して制動力が作用する。
【0043】つまり、このブレーキユニット36を制動手
段とする構成においても、床面等からの振動が、ブレー
キユニットによって十分に減衰されてシートクッション
12に伝達されるため、共振点付近でのシートクッション
の振動が十分に抑制できる。従って、着座者の上肢、内
臓等への不快な振動を低減するという前記実施例と同様
の効果が確保でき、着座者の快適性が同様に向上され
る。
【0044】ここで、取り付けリング40を支持部材14に
対して軸線方向の所定範囲内でスライド可能、つまりは
制動アーム38を支持部材の軸線方向にスライド可能とす
ることが好ましい。
【0045】このように、取り付けリング40、つまりは
制動アーム38を支持部材14に対してスライド可能とすれ
ば、着座者の着座姿勢や荷重の作用位置等により変動す
るシートクッション12の座面形状の変化に対応した支持
部材の傾斜等が、支持部材に対する制動アームのスライ
ドのもとで吸収できる。つまり、シートクッション12に
座面形状の変化が生じても、制動アーム38に無理な力が
作用しないため、支持部材14およびブラケット42に対す
る制動アームの円滑な回動が確保できる。
【0046】従って、制動アーム38の円滑な回動のもと
で、ブレーキユニット36からの制動力が損なわれずにシ
ートクッション12に作用し、シートクッションの上下方
向の制動に対する高い信頼性が確保できる。
【0047】そして、この構成においても、支持部材1
4、ブレーキユニット36が、シートクッション12の下部
に配置できるとともに、シートクッションの振動に伴う
制動アーム38の揺動を確保可能な程度のスペースが制動
アームの下方に確保できれば足りるため、サスペンショ
ン構造10の薄型化、小型化が容易にはかられる。従っ
て、シートの全体的な薄型化の要求される乗用車等のシ
ートにも十分に適用可能なサスペンション構造10が、こ
の構成においても容易に確保できる。
【0048】ところで、上述した2種の実施例において
は、延出片14a や制動アーム38の回動に対して制動力を
付与することで、シートクッション12に作用する上下方
向の振動を減衰、低減可能としているが、これに限定さ
れず、たとえば、シートクッションの上下方向の振動に
伴う垂直移動に対して、制動力を付与可能とする構成と
してもよい。
【0049】図8に示すように、支持部材14は、シート
パッドのインサートワイヤ26、S ばね20とタイラップ30
によって連続して一体的に連結されている。ここで、こ
の構成においては、支持部材14が、ほぼ中央で円柱状の
支持コマ52に巻装して設けられ、下方に延出された制動
ロッド54が、支持コマに対し、スプリングピン等の係止
部材56によって、揺動自在に連結されている。
【0050】そして、この構成においては、シートクッ
ション12の上下方向の振動に伴う、垂直方向への制動ロ
ッド54の移動に対して制動力を付与可能な制動ユニット
58が、制動手段として、制動ロッドの回りに配置されて
いる。
【0051】図8に加えて図9を見るとわかるように、
制動ユニット58は、アッパー、ロアの一対のケース60U、
60L 内に、制動ロッド54に対する制動面62を筒状部64a
の内面に持つ上下一対の制動コマ64U、64L 、および、各
制動コマを離反方向に偏倚するばね部材66をそれぞれ内
蔵して形成されている。なお、制動コマ64U、64L は、フ
ランジ64b の設けられた端末を対向させて、制動ロッド
54の回りに配置されている。
【0052】アッパー、ロアのケース60U、60L は、たと
えば、底部の挿通孔60a の回りにテーパ面68を有してい
ずれも形成されている。ここで、一対の制動コマ64U、64
L は、たとえば、制動ロッド54に摺接する制動面62を筒
状部64a 内面に、ケースのテーパ面68に対応する逆テー
パ面70を筒状部の端部外周面にそれぞれ有して形成され
ている。そして、たとえば、所定間隔離反した複数のス
リット72が制動コマの筒状部64a に設けられ、スリット
によって制動面62の径を縮小可能に、制動コマ64U、64L
は形成されている。
【0053】つまり、制動コマ64U、64L は、ケースのテ
ーパ面68に対して押し込まれたとき、テーパ面に沿った
逆テーパ面の移動のもとで、制動面62の径を縮小可能と
するように構成されている。
【0054】なお、制動ユニット58は、アッパー、ロア
のケース60U、60L のフランジ74、75による挿通孔76の周
縁の挟持によって、シートクッションフレーム18のブラ
ケット78に取り付けられている。
【0055】また、ばね部材66として、たとえば、制動
ロッド54に巻装された圧縮コイルばねが利用できる。
【0056】たとえば、図8において、上下方向の振動
が床面等からシートクッション12に伝達されると、結束
されたシートパッド22、S ばね20、支持部材14と共に、
制動ロッド54が上下動する。
【0057】ここで、制動コマ64U、64L は、ばね部材66
の偏倚力のもとでケースのテーパ面68に対する押し込み
方向にそれぞれ偏倚されているため、偏倚力のもとでの
テーパ面に対する逆テーパ面70の移動により、制動コマ
の制動面、制動ロッドの周面間に、適当な摩擦力が作用
し、この摩擦力のもとで、制動コマが制動ロッドと共に
上下動しようとする。
【0058】たとえば、制動ロッド54が上方に移動する
と、制動コマ64U、64L が制動ロッドと共に上方に移動し
ようとする。しかしながら、下方の制動コマ64L はケー
スのテーパ面からの離反方向に移動するため、上方への
制動ロッド54の移動の際においては、上方の制動コマ64
U のみが、制動ロッドと共に対応方向に移動する。
【0059】上方に移動した制動ロッド54は、アッパー
のケースのテーパ面68に押し込まれる。すると、この押
し込みのもとで、制動コマ64U の逆テーパ面70がケース
のテーパ面68に沿って移動するため、制動コマの制動面
62の径が縮小されて、制動ロッド54が、制動コマの制動
面によって挟持され、この挟持により、制動ロッドに制
動力が付与されて、シートクッション12に作用する上下
方向の振動が減衰、低減される。
【0060】また、これとは逆に、シートクッション12
に作用した振動のもとで、制動ロッド54が下方に移動す
ると、下方に制動コマ64L のみが、制動ロッドと共に対
応方向に移動して、ロアのケースのテーパ面68に押し込
まれる。すると、上記の上方の制動コマ64U の場合と同
様に、この押し込みのもとで、制動コマ64L の制動面62
の径が縮小されて、制動ロッド54が、制動コマの制動面
によって挟持され、この挟持によって、シートクッショ
ン12に作用する上下方向の振動が減衰、低減される。
【0061】つまり、この制動ユニット58を制動手段と
する構成においても、床面等からの振動の減衰により、
共振点付近でのシートクッションの振動が十分に抑制で
きるため、着座者の上肢、内臓等への不快な振動を低減
するという前記実施例と同様の効果が確保でき、着座者
の快適性が同様に向上される。
【0062】そして、制動ロッド54が、支持部材14に対
し、支持コマ52を介して揺動自在に連結されているた
め、着座者の着座姿勢や荷重の作用位置等により変動す
るシートクッション12の座面形状の変化に対応した支持
部材の傾斜等が、支持部材に対する制動ロッド54の揺動
のもとで吸収できる。つまり、シートクッション12に座
面形状の変化が生じても、制動ロッド54に無理な力が作
用しないため、制動ユニット58に対する制動ロッドの円
滑な移動が確保できる。
【0063】従って、制動ロッド54の円滑な回動のもと
で、制動ユニット58からの制動力が損なわれずにシート
クッション12に作用し、シートクッションの上下方向の
制動に対する高い信頼性が確保できる。
【0064】そして、この構成においても、支持部材1
4、制動ユニット58が、シートクッション12の下部に配
置できるとともに、シートクッションの振動に伴う制動
ロッド54の上下動を確保可能な程度のスペースが制動ロ
ッドの下方に確保できれば足りるため、サスペンション
構造10の薄型化、小型化が容易にはかられる。従って、
シートの全体的な薄型化の要求される乗用車等のシート
にも十分に適用可能なサスペンション構造10が、この構
成においても容易に確保できる。
【0065】ところで、この制動ユニット58において
は、制動ロッド54の移動方向によって、制動力を付与す
る制動コマ64U、64L が切り換えられる。つまり、制動コ
マの制動面62に、大きな摩擦力が常時作用する構成と異
なり、この構成では、制動ロッドの移動方向に対応した
サイドの制動コマの制動面のみに、その都度の摩擦力が
作用するにすぎないため、制動面の摩耗等が比較的少な
くなる。
【0066】従って、制動コマ64U、64の寿命の延長が期
待でき、制動手段となる制動ユニット58の信頼性が十分
に高く維持できる。
【0067】ここで、実施例においては、支持部材14
を、シートクッション12の幅方向でのS ばね20の有効範
囲の3分割位置に離反して配置しているが、着座者の尻
部に対応する部分を下方から支持可能であれば足りるた
め、これに限定されない。
【0068】しかしながら、シートクッション12の幅方
向でのS ばね20の有効範囲の3分割位置に、支持部材14
をそれぞれ配置すれば、着座者からの荷重をほぼ均等に
支持できるため、左右の支持部材に対応するそれぞれの
制動手段に、ほぼ同等の制動力が得られる。つまり、支
持部材14からシートクッション12に付与される制動力の
差異が生じ難くなるため、着座者に違和感を与えること
もなく、この点においても、着座者の快適性が向上され
る。
【0069】なお、この発明は、乗用車等のシートのサ
スペンション構造として最適であるとはいえ、これに限
定されず、たとえば、トラック、バス等の他の自動車や
電車、飛行機、船舶等のシートのシートクッションに、
この発明のサスペンション構造を応用してもよい。
【0070】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0071】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートク
ッションのサスペンション構造によれば、床面等からの
振動が、十分に減衰されてシートクッションに伝達され
るため、共振点付近でのシートクッションの振動が十分
に抑制できる。そのため、着座者の上肢、内臓等への不
快な振動が低減でき、着座者の快適性が向上される。
【0072】そして、シートクッションの下方に配置で
きるため、シートの高さの抑制、および、全体的な小型
軽量化の要求される乗用車のシートに十分適用可能なサ
スペンション構造が、容易に確保できる。
【0073】更に、最も振動倍率が大きく、かつ、生体
負荷に効果のある着座者の尻部に対応する部分に支持部
材を配置しているため、小型のサスペンション構造にも
拘らず、着座者の上肢、内臓等の振動を低減する効果が
十分に期待できる。
【0074】また、インサートワイヤとS ばねとの間
に、シートパッドを部分的に挟み込んで支持部材に一体
的に結束すれば、インサートワイヤ、シートパッドがほ
ぼ一体に振動されるため、インサートワイヤ周辺への負
荷の集中的な作用が十分に抑制される。従って、インサ
ートワイヤ周辺のパッド切れが防止でき、安全性および
振動の減衰の確実性が向上される。
【0075】そして、制動手段をロータリーダンパーと
し、支持部材の延出片の材質を変更することで、着座者
の尻部に対応するシートクッションの後部に得られる着
座感として、ソフト、ハードのいずれかが選択、設定で
きる。そのため、装着される自動車のタイプによる着座
感の変更が可能となるため、サスペンション構造の適用
範囲が容易に拡大できる。
【0076】また、ブレーキユニットを制動手段とする
構成においても、上記と同様の効果が得られ、着座者の
快適性が向上される。そして、このブレーキユニットに
よれば、制動アームの端部を一対のブレーキコマで挟持
するとともに、ブレーキコマに偏倚力を付与すれば足り
るため、構成を複雑化することなく、適切な制動力の得
られるブレーキユニットが容易に確保できる。
【0077】更に、ブレーキユニットを利用する構成に
おいて、制動アームを支持部材に対してスライド可能と
すれば、シートクッションに座面形状の変化が生じて
も、制動アームに無理な力が作用しないため、支持部材
およびブラケットに対する制動アームの円滑な回動が確
保できる。従って、制動アームの円滑な回動のもとで、
ブレーキユニットからの制動力が損なわれずにシートク
ッションに作用し、シートクッションの上下方向の制動
に対する高い信頼性が確保できる。
【0078】また、制動ユニットを制動手段とする構成
においても、上記と同様の効果が得られ、着座者の快適
性が向上される。そして、この制動ユニットによれば、
制動ロッドの移動方向によって、制動力を付与する制動
コマが切り換えられるため、制動面の摩耗等が比較的少
なくなる。従って、制動コマの寿命の延長が期待でき、
制動手段となる制動ユニットの信頼性が十分に高く維持
できる。
【0079】更に、シートクッションの幅方向でのS ば
ねの有効範囲の3分割位置に、支持部材をそれぞれ配置
すれば、着座者からの荷重をほぼ均等に支持できるた
め、左右の支持部材に対応するそれぞれの制動手段に、
ほぼ同等の制動力が得られる。従って、支持部材からシ
ートクッションに付与される制動力の差異が生じ難くな
り、着座者に違和感を与えることもなく、この点におい
ても、着座者の快適性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るシートクッションの
サスペンション構造の概略縦断面図である。
【図2】シートクッションのサスペンション構造の概略
分解斜視図である。
【図3】この発明のサスペンンション構造、および、従
来のシートクッションにおける、それぞれの振動曲線で
ある。
【図4】支持部材の延出片の変形例を示す、シートクッ
ションのサスペンション構造の図1に対応する概略縦断
面図である。
【図5】ブレーキユニットを制動手段とした変形例を示
す、シートクッションのサスペンション構造の図1に対
応する概略縦断面図である。
【図6】ブレーキユニット(制動手段)の概略縦断面図
である。
【図7】ブレーキユニット(制動手段)の概略分解斜視
図である。
【図8】制動ユニットを制動手段とした変形例を示す、
シートクッションのサスペンション構造の拡大縦断面図
である。
【図9】制動ユニット(制動手段)の概略分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 シートクッションのサスペンション構造 12 シートクッション 14 支持部材 16 制動手段(ロータリーダンパー) 18 シートクッションフレーム 20 S ばね 22 シートパッド 26 インサートワイヤ 30 結束手段(タイラップ) 36 ブレーキユニット(制動手段) 38 制動アーム 46 ブレーキコマ 48 ばね部材 54 制動ロッド 58 制動ユニット(制動手段) 60U、60L アッパー、ロアのケース 62 制動面 64U、64L 上下の制動コマ 66 ばね部材 68 ケースのテーパ面 70 制動コマの逆テーパ面 72 スリット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、着座者の尻部を支持する所
    定範囲に複数本のSばねが並置、張設され、S ばね上面
    を含む着座面全面へのシートパッドの配置によって着座
    者の尻部、大腿部を弾性的に支持可能に形成されたシー
    トクッションにおいて、 所定形状のインサートワイヤが、S ばねをシートクッシ
    ョンの前後方向で覆う位置でシートパッドに内蔵され、
    インサートワイヤ、S ばねの対応箇所が、S ばね下方の
    左右位置に配置された線状の一対の支持部材に対し、結
    束手段によって連続して一体的に結束されるとともに、 支持部材への制動手段の連結、支持によって、制動手段
    からの制動力を支持部材からシートクッションに付与可
    能としたことを特徴とするシートクッションのサスペン
    ション構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも、着座者の尻部を支持する所
    定範囲に複数本のSばねが並置、張設され、S ばね上面
    を含む着座面全面へのシートパッドの配置によって着座
    者の尻部、大腿部を弾性的に支持可能に形成されたシー
    トクッションにおいて、 所定形状のインサートワイヤが、S ばねをシートクッシ
    ョンの前後方向で覆う位置でシートパッドに内蔵され、
    シートパッドを部分的に挟持したインサートワイヤ、S
    ばねの対応箇所が、S ばね下方の左右位置に配置された
    線状の一対の支持部材に対し、結束手段によって連続し
    て一体的に結束され、 支持部材が、特定方向に延出された延出片を一体に有し
    て形成されるとともに、支軸の回動に対して制動力を発
    生可能なロータリーダンパーが、延出片に制動力を付与
    する制動手段として、支持部材の延出片の端末に設けら
    れたことを特徴とするシートクッションのサスペンショ
    ン構造。
  3. 【請求項3】 支持部材の延出片が、たわみの可能な線
    材から形成された請求項2記載のシートクッションのサ
    スペンション構造。
  4. 【請求項4】 支持部材の延出片が、剛性の高いプレー
    ト状のアームから形成された請求項2記載のシートクッ
    ションのサスペンション構造。
  5. 【請求項5】 少なくとも、着座者の尻部を支持する所
    定範囲に複数本のSばねが並置、張設され、S ばね上面
    を含む着座面全面へのシートパッドの配置によって着座
    者の尻部、大腿部を弾性的に支持可能に形成されたシー
    トクッションにおいて、 所定形状のインサートワイヤが、S ばねをシートクッシ
    ョンの前後方向で覆う位置でシートパッドに内蔵され、
    シートパッドを部分的に挟持したインサートワイヤ、S
    ばねの対応箇所が、S ばね下方の左右位置に配置された
    線状の一対の支持部材に対し、結束手段によって連続し
    て一体的に結束され、 支持部材が、特定方向に延出された回動自在な制動アー
    ムを有して形成されるとともに、回動力を低減させるブ
    レーキユニットが、制動アームに制動力を付与する制動
    手段として、支持部材の延出片の端末に設けられたこと
    を特徴とするシートクッションのサスペンション構造。
  6. 【請求項6】 制動手段となるブレーキユニットが、ブ
    ラケットに対して固定、延出された段付きボルトからな
    る取り付けボルトと;取り付けボルトの回りで回動不能
    に設けられ、取り付けボルトの軸線に沿った移動のもと
    で支持部材の制動アームの端末を挟持する一対のブレー
    キコマと;挟持方向への偏倚力をブレーキコマに付与す
    るばね手段と;を具備し、一対のブレーキコマによる、
    ばね手段の偏倚力のもとでの制動アームの端末の挟持に
    よって、制動アームの回動に対する制動力を発生可能に
    構成された請求項5記載のシートクッションのサスペン
    ション構造。
  7. 【請求項7】 制動アームが、支持部材の軸線方向にス
    ライド可能に設けられた請求項5または6記載のシート
    クッションのサスペンション構造。
  8. 【請求項8】 少なくとも、着座者の尻部を支持する所
    定範囲に複数本のSばねが並置、張設され、S ばね上面
    を含む着座面全面へのシートパッドの配置によって着座
    者の尻部、大腿部を弾性的に支持可能に形成されたシー
    トクッションにおいて、 所定形状のインサートワイヤが、S ばねをシートクッシ
    ョンの前後方向で覆う位置でシートパッドに内蔵され、
    シートパッドを部分的に挟持したインサートワイヤ、S
    ばねの対応箇所が、S ばね下方の左右位置に配置された
    線状の一対の支持部材に対し、結束手段によって連続し
    て一体的に結束され、 支持部材が、下方に延出された制動ロッドを揺動自在に
    有して形成されるとともに、制動ロッドの軸線方向への
    移動に対して制動力を付与する制動ユニットが、制動手
    段として、制動ロッドの回りに設けられたことを特徴と
    するシートクッションのサスペンション構造。
  9. 【請求項9】 制動手段となる制動ユニットが、底部の
    挿通孔の回りにテーパ面を有するアッパー、ロアの一対
    のケースと;制動ロッドに摺接する制動面を内面に、ケ
    ースのテーパ面に対応する逆テーパ面を対向端の外周面
    にそれぞれ有し、スリットによって制動面の径を縮小可
    能に形成された上下一対の制動コマと;一対の制動コマ
    間に介在されて、各制動コマを対応するケースのテーパ
    面方向にそれぞれ偏倚するばね部材と:を具備し、 制動ロッドの移動方向に対応した制動コマのみを制動ロ
    ッド、制動面間の摩擦力のもとで対向するテーパ面に押
    し込み、テーパ面に沿った逆テーパ面の移動のもとでの
    制動面の径の縮小に伴う制動ロッドの挟持によって、対
    応方向への制動ロッドの移動に対する制動力を制動ロッ
    ドに付与可能に構成された請求項8記載のシートクッシ
    ョンのサスペンション構造。
  10. 【請求項10】 支持部材が、シートクッションの幅方
    向でのS ばねの有効範囲の3分割位置に離反して配置さ
    れた請求項1ないし9のいずれか記載のシートクッショ
    ンのサスペンション構造。
JP7155599A 1995-05-31 1995-05-31 シートクッションのサスペンション構造 Pending JPH08324317A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223508A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Naka Ind Ltd 避難装置における下方蓋の取付構造
JP2016185751A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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JP2006223508A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Naka Ind Ltd 避難装置における下方蓋の取付構造
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